JPH0610621Y2 - 連続溶融メッキ装置 - Google Patents

連続溶融メッキ装置

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JPH0610621Y2
JPH0610621Y2 JP1988146165U JP14616588U JPH0610621Y2 JP H0610621 Y2 JPH0610621 Y2 JP H0610621Y2 JP 1988146165 U JP1988146165 U JP 1988146165U JP 14616588 U JP14616588 U JP 14616588U JP H0610621 Y2 JPH0610621 Y2 JP H0610621Y2
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JP
Japan
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snout
plating bath
steel strip
plating
weir
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JP1988146165U
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JPH0266666U (ja
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富男 近藤
睦雄 相良
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Nippon Steel Corp
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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  • Coating With Molten Metal (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、スナウトと称されるダクトにて、メッキ浴に
進入する鋼帯の進入路を外気から遮断するようにした連
続溶融メッキ装置に関する。
〔従来の技術〕
連続溶融メッキ装置でメッキ鋼板を製造する場合、素材
である冷延鋼板の加工硬化を取り除き、且つその表面を
還元浄化するために、素材鋼板をメッキ前に還元性雰囲
気の焼鈍炉で処理するのが通例になっている。
このような連続溶融メッキ装置では、第3図に示すよう
に、連続焼鈍炉1から出た鋼板2がスナウト3内を通っ
てメッキ浴7中に浸漬された後、シンクロール4、スナ
ップロール5を経てメッキ浴7外へ引き出され、更に浴
外のノズル8にて表面に余剰に付着したメッキ浴が吹払
われて、鋼板2表面に所定厚みのメッキが施される。ス
ナウト3は、上端が焼鈍炉1の出口に接続され、下端が
メッキ浴中に浸漬されることにより、メッキ浴7に進入
する鋼帯2の進入路を外気から遮断し、焼鈍炉1内と同
様の還元性雰囲気に保持して、鋼帯2の表面酸素化を防
止している。
ところで、従来より、溶融亜鉛メッキにおいては、鋼帯
に対する亜鉛の密着性を向上させる目的で、メッキ浴に
微量のAl添加を行っている。このAlは鋼帯より析出
するFeと反応して、FeAlを形成し、所謂トッ
プドロスとして浴面上に浮遊させる。更に浴面上には鋼
帯により炉内から運ばれた異物や、スナウト内での亜鉛
蒸気等も浮遊異物として存在している。
スナウトが存在していなければ、これらの異物は浴面上
を拡散するし、また、たとえ鋼帯のメッキ浴への進入位
置近くに集中したとしても、簡単に除去することができ
る。しかし、スナウトが存在していると、これらの異物
は全てメッキ浴への鋼帯進入位置近くに集中し、メッキ
直前の鋼帯に付着したり、鋼帯の浴中侵入に伴って浴中
に巻込まれて浴内を進行中の鋼帯に付着する。その結
果、不メッキやドロス付着よる押込疵等のメッキ欠陥が
発生する。したがって、品質維持のためには、これらの
異物をスナウト内から適宜外部へ除去することが必要に
なる。
この異物を除去する技術としては、例えば特公昭63−
49743号公報に、スナウトを浴面から僅かに引き上
げ、スナウト中に不活性ガスを流通させながら、スナウ
ト内の浴面上に溜まった異物を外部へ取り除くスナウト
内の異物除去方法が開示されている。これによると、ス
ナウト内を外気条件に置換する必要がなく、焼鈍炉内へ
の酸素の吸い込みもなく、除去作業も容易になるので、
作業時間は確かに短縮される。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、異物除去がにあたってはラインを停止すること
が必要であり、この異物除去のためライン停止は、多い
場合は1週間に2回程度に及び、生産性を阻害する大き
な要因になっている。また、異物除去のたびごとに、ス
ナウト内を不活性ガスで置換しなければならず、異物除
去が頻繁に行われることから、このガス置換に要するコ
ストも莫大になっている。
一方、ラインを停止することなく、異物を除去する装置
としては、スナウト内のメッキ浴を、鋼帯の巾方向両側
に一対に設けた吸引ダクトで吸い込み、該ダクトを通し
てスナウト外部へ吐き出すことによって、スナウト内の
メッキ浴に鋼帯巾方向の流れを生じさせ、この流れに沿
ってスナウト内の浮遊異物をスナウト外部へ連続的に排
出除去する装置が知られている。
しかし、この装置では、スナウト内の浮遊異物が、鋼帯
の巾方向に流れるメッキ浴に沿ってスナウト内をダクト
に向かって移動するため、鋼帯のメッキ表面に“横ス
ジ”と称する疵を生じる虞があった。鋼帯の中央部付近
に浮遊する異物は、鋼帯の両側部に位置する吸引ダクト
の吸い込み力がバランスして、除去されない事態を生じ
ることも多々あった。
本考案は、斯かる状況に鑑みなされたもので、スナウト
外への異物除去を行わなくても長期間メッキ操業を継続
でき、しかも“横スジ”等の表面疵が生じず、異物の残
留も生じない連続溶融メッキ装置を提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案のメッキ装置は、メッキ浴に進入する鋼帯の進入
路を外気から遮断するスナウトを備えた連続溶融メッキ
装置であって、スナウト内のメッキ浴をメッキ浴近傍に
おいて鋼帯側とスナウト側とに仕切る堰、およびその堰
内にメッキ浴を供給して堰内の異物をメッキ浴とともに
堰とスナウトとの間に排出するメッキ浴供給手段を備え
ている。
〔作用〕
本考案のメッキ装置においては、メッキ操業にともなっ
て堰内に生じる異物が、堰内へのメッキ浴の供給により
メッキ操業中に堰とスナウトとの間に排除される。これ
により、メッキ浴面の鋼帯進入位置近傍が清浄に保持さ
れるので、スナウト内の異物を外部へ排出せずに長期間
メッキ操業を継続することができる。
また、鋼帯側メッキ浴のオーバーフローによって、鋼帯
側メッキ浴には、鋼帯側からその外側、すなわちスナウ
ト側のメッキ浴に向かって流動するメッキ浴流が生じ
る。鋼帯側メッキ浴面に浮遊する異物は、このメッキ浴
流に沿ってスナウト側メッキ浴に排出されるのであり、
鋼帯の巾方向には流れない。したがって、鋼帯のメッキ
表面に“横スジ”疵を生じることがない、また、浮遊異
物が排出されずに、鋼帯側メッキ浴面内に残留し続ける
ような事態も生じない。
〔実施例〕
以下に本考案を実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本考案を実施したメッキ装置の一例についてそ
の要部(スナウト部分)を示す縦断側面図、第2図は第
1図のA−A線断面矢視図である。
本実施例のメッキ装置には、スナウト11が所定傾斜角
で配設されている。このスナウト11は、下端をメッキ
浴中に浸漬し、その上端は焼鈍炉の出口に接続されてい
る。スナウト11の下端部12は、耐熱性の蛇腹13を
介してスナウト本体部14に接続され、スクリュウジャ
ッキ、ラックピニヨン、シリンダー等による駆動機構1
5により所定の傾斜角のままで上下動するようになって
いる。この上下動によりスナウト11の下端は、メッキ
浴中に浸漬し、また浴面上に引き上げられる。焼鈍炉を
出た鋼帯2は、このスナウト11内を進行しメッキ浴中
に進入する。
上記スナウト11の下端部12内には、鋼帯2に平行す
る2枚の堰16,16が設けられている。これらの堰1
6,16は、鋼帯2とスナウト11の鋼帯対向面110
との間において、メッキ浴をその浴面付近で鋼帯2側と
スナウト11側とに分割しており、その両側端はスナウ
ト下端部12の両側面に固着されている。
鋼帯2と堰16との間には、パイプ17が下方より挿入
され、その先端はメッキ浴面下で、堰16の下端より上
方に位置している。このパイプ17は、スナウト11の
下端下方を経由して、基端をスナウト11外に配設され
たポンプ18に接続させている。パイプ17およびポン
プ18はメッキ浴供給手段を構成していて、ポンプ18
を駆動することにより、メッキ浴をスナウト11外から
パイプ17を介してスナウト11内の鋼帯2と堰16と
の間に供給する。このメッキ浴供給手段は、第2図に示
されるように、鋼帯2を挟んでそれぞれの側に鋼帯幅方
向に2段に設けられている。
本実施例のメッキ装置においてメッキ操業を行うには、
スナウト11の下端部12を降下させ、その下端をメッ
キ浴に浸漬させてシールする。この状態で、堰16は上
端部がメッキ浴面より突出する。スナウト11内が焼鈍
炉内と同一の還元性雰囲気に保持された状態で鋼帯2
は、このスナウト11内を通って焼鈍炉からメッキ浴に
進入する。メッキ操業の進行にともなって、スナウト1
1内のメッキ浴面上にトップドロスが生じ、更に炉内か
ら運ばれてきたりスナウト11内で金属蒸気より生じた
異物もスナウト11内のメッキ浴面上に浮遊してくる。
これらの異物は主に鋼帯2と堰16,16との間、すな
わち堰16,16の内側に溜まる。
しかるに、本実施例のメッキ装置においては、スナウト
11外のメッキ浴がポンプ18の駆動によりパイプ17
を経て鋼帯2と堰16,16との間に下方より吐出され
る。この吐出により、鋼帯2と堰16,16との間にお
いてはメッキ浴面が上昇し、堰16,16とスナウト1
1の鋼帯対向面110との間にメッキ浴がオーバーフロ
ーする。このオーバーフローにより、鋼帯側メッキ浴に
は、鋼帯側からスナウト側メッキ浴に向かって流動する
メッキ浴流が生じる。鋼帯2と堰16,16との間のメ
ッキ浴面上に浮遊する異物は、堰16,16とスナウト
11の鋼帯対向面110との間に排出される。ここに排
出された異物は、スナウト11にあっても鋼帯のメッキ
品質には影響を与えない。従って、異物をスナウト11
外へ排出しなくても、長期間メッキ操業を継続すること
が可能となる。堰16,16内へのメッキ浴供給は、メ
ッキ操業中に連続して行ってもよいし、間欠的に行って
もよい。
上記実施例では、堰がスナウトの両側面間に架設されて
いるが、適当な支持部材をスナウトとの間に架設するこ
とにより、スナウト内で鋼帯を包囲するように堰を設け
ることも可能である。
〔考案の効果〕
本考案のメッキ装置は、スナウト外への異物除去を行わ
なくても長期間メッキ操業を継続して行うことができ
る。従って、スナウト外への異物排出回数が激減し、ス
ナウト外への異物排出にともなうライン停止およびガス
置換の回数が激減し、メッキコストの大幅な削減を可能
にする。
また、メッキ鋼帯の表面に異物による“横スジ”等の疵
が生じず、異物の除去能力不足による残留も生じない。
従って、品質の良いメッキ鋼帯を安定して得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施したメッキ装置の一例についてそ
の要部を示す縦断側面図、第2図は第1図のA−A線断
面矢視図、第3図はメッキ装置の一般構造を示す模式側
面図である。 図中、11:スナウト、16:堰、17,18:メッキ
浴供給手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】メッキ浴に進入する鋼帯の進入路を外気か
    ら遮断するスナウトを備えた連続溶融メッキ装置であっ
    て、メッキ浴中に浸漬するスナウト下端部内に、鋼帯の
    両面と平行に設けられ、スナウト内のメッキ浴面をメッ
    キ浴近傍において鋼帯側とスナウト側とに仕切る堰、お
    よびその堰内の鋼帯側メッキ浴中にその下方よりスナウ
    ト外部のメッキ浴を供給して堰内の異物をメッキ浴とと
    もに、堰上にオーバーフローさせ、堰外のスナウト側メ
    ッキ浴面に排出するメッキ浴供給手段を備えていること
    を特徴とする連続溶融メッキ装置。
JP1988146165U 1988-11-09 1988-11-09 連続溶融メッキ装置 Expired - Lifetime JPH0610621Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988146165U JPH0610621Y2 (ja) 1988-11-09 1988-11-09 連続溶融メッキ装置

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JP1988146165U JPH0610621Y2 (ja) 1988-11-09 1988-11-09 連続溶融メッキ装置

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Publication Number Publication Date
JPH0266666U JPH0266666U (ja) 1990-05-21
JPH0610621Y2 true JPH0610621Y2 (ja) 1994-03-16

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ID=31415400

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JP1988146165U Expired - Lifetime JPH0610621Y2 (ja) 1988-11-09 1988-11-09 連続溶融メッキ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0126764Y2 (ja) * 1986-03-11 1989-08-10

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JPH0266666U (ja) 1990-05-21

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