JPH0610662U - 燃焼器具のパッキン材 - Google Patents
燃焼器具のパッキン材Info
- Publication number
- JPH0610662U JPH0610662U JP106628U JP10662891U JPH0610662U JP H0610662 U JPH0610662 U JP H0610662U JP 106628 U JP106628 U JP 106628U JP 10662891 U JP10662891 U JP 10662891U JP H0610662 U JPH0610662 U JP H0610662U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass fiber
- packing material
- layer
- fiber
- front side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 title claims abstract description 81
- 238000012856 packing Methods 0.000 title claims abstract description 61
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 title claims abstract description 39
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 claims abstract description 72
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims abstract description 58
- 239000010410 layer Substances 0.000 claims abstract description 53
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 claims abstract description 47
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims abstract description 22
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 claims abstract description 20
- 238000004080 punching Methods 0.000 claims abstract description 15
- 239000012784 inorganic fiber Substances 0.000 claims description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 9
- 238000007789 sealing Methods 0.000 abstract description 8
- 230000032798 delamination Effects 0.000 abstract description 7
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 12
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 9
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 7
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 7
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 6
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 5
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 5
- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 description 4
- 239000004917 carbon fiber Substances 0.000 description 4
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 4
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 3
- 239000011491 glass wool Substances 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 239000011229 interlayer Substances 0.000 description 2
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 2
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 2
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical compound C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 2
- 244000043261 Hevea brasiliensis Species 0.000 description 1
- 239000004820 Pressure-sensitive adhesive Substances 0.000 description 1
- 208000003251 Pruritus Diseases 0.000 description 1
- 229920002472 Starch Polymers 0.000 description 1
- XTXRWKRVRITETP-UHFFFAOYSA-N Vinyl acetate Chemical compound CC(=O)OC=C XTXRWKRVRITETP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N acrylic acid group Chemical group C(C=C)(=O)O NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000003522 acrylic cement Substances 0.000 description 1
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000011152 fibreglass Substances 0.000 description 1
- 239000000834 fixative Substances 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 230000007803 itching Effects 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 229920003052 natural elastomer Polymers 0.000 description 1
- 229920001194 natural rubber Polymers 0.000 description 1
- 239000012044 organic layer Substances 0.000 description 1
- 239000003208 petroleum Substances 0.000 description 1
- 239000005011 phenolic resin Substances 0.000 description 1
- 229920001084 poly(chloroprene) Polymers 0.000 description 1
- 239000005060 rubber Substances 0.000 description 1
- 229920002050 silicone resin Polymers 0.000 description 1
- 229920002379 silicone rubber Polymers 0.000 description 1
- 239000004945 silicone rubber Substances 0.000 description 1
- 235000019698 starch Nutrition 0.000 description 1
- 239000008107 starch Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Gasket Seals (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃焼器具のパッキン材において、離型紙を剥
がすときの層間剥離を防ぎ、燃焼器具の被取付箇所を充
分にシールし、表側が燃焼器具に付着するのを防ぎ、も
って燃焼器具を分解する際の裂けを防止し、その後の継
続使用を図る。 【構成】 ガラス繊維綿状体2と、該ガラス繊維綿状体
2の表側に層状に重ねられた有機繊維よりなる不織布3
と、ガラス繊維綿状体2のガラス繊維と不織布3の有機
繊維とが同時ニードルパンチ加工により絡み合ってでき
た繊維結合部4とから断熱シール層5が形成される。断
熱シール層5の表側には燃焼器具10に対する付着性の
低い分離層6が設けられ、該断熱シール層5の裏側には
粘着層8が設けられるとともに、該粘着層8に離型紙9
が当てられる。
がすときの層間剥離を防ぎ、燃焼器具の被取付箇所を充
分にシールし、表側が燃焼器具に付着するのを防ぎ、も
って燃焼器具を分解する際の裂けを防止し、その後の継
続使用を図る。 【構成】 ガラス繊維綿状体2と、該ガラス繊維綿状体
2の表側に層状に重ねられた有機繊維よりなる不織布3
と、ガラス繊維綿状体2のガラス繊維と不織布3の有機
繊維とが同時ニードルパンチ加工により絡み合ってでき
た繊維結合部4とから断熱シール層5が形成される。断
熱シール層5の表側には燃焼器具10に対する付着性の
低い分離層6が設けられ、該断熱シール層5の裏側には
粘着層8が設けられるとともに、該粘着層8に離型紙9
が当てられる。
Description
【0001】
本考案は、ボイラー、給湯湯沸器、暖房器具等の燃焼器具(燃料はガス、石油 等)に使用されるパッキン材に関するものである。
【0002】
従来の燃焼器具のパッキン材には、次のようなものがある。 (1) ガラス繊維の長繊維よりなるグラスウールをニードルパンチ加工によりフェ ルト状のマット(以下、グラスウールマットという。)とし、その裏側に粘着層 及び離型紙を付けてなるパッキン材。一般に、粘着層及び離型紙を付けると、離 型紙を剥がすときにガラス繊維が二層状に剥離する現象(以下、層間剥離という 。)が起こりやすいが、前記ニードルパンチ加工を行えば、ガラス繊維同志が厚 さ方向に絡み合うため、この層間剥離をある程度は防ぐことができる。
【0003】 (2) ガラス繊維、セラミック繊維、ロック繊維等の無機繊維の長繊維又は短繊維 を抄紙法により薄板状に成形したパッキン材。この「抄紙法」とは、液体中に無 機繊維をバインダーと共に分散させ、該無機繊維を紙を抄くように掬い上げ、こ れを乾燥させて無機繊維間をバインダーにより接着する方法である。
【0004】
ところが、上記(1) のパッキン材においても、ガラス繊維の絡み合いによる結 合力が小さかったり、ガラス繊維がニードルパンチ加工時に折れたりすることも あり、層間剥離を防止するには未だ不充分であった。また、層間剥離を防止する 目的で粘着剤を多く付着させると、粘着剤がガラス繊維に浸透して、製造工程等 で圧縮されると形態が復元しにくくなる。また、同じ目的でフェノール樹脂系等 のバインダーを多量に使用してガラス繊維間の接着力を強化すると、該バインダ ーが加熱時に燃え上がるため、耐火性を要求される燃焼器具のパッキン材には適 さなくなる。
【0005】 なお、繊維径7〜13μm程度の一般的なガラス繊維を使用すると、圧縮時の 空隙率が大きいため、ガス漏れの心配がある。そこで、繊維径5μm以下の長繊 維のガラス繊維を使用すると、空隙率は小さくなるが、今度は製綿や整綿が難し くなる。
【0006】 次に、上記(2) のパッキン材は、空隙率が小さいためその空隙によるガス漏れ は少ないが、無機繊維の動きがバインダーにより拘束されるため、脆い性質があ る。また、この無機繊維は主として表面と平行方向に並び、厚さ方向にはあまり 絡み合わないため、特に厚さ方向の引っ張りに弱く、仮にこのパッキン材の表面 に粘着層及び離型紙を付けても、該離型紙を剥がすときに無機繊維が層間剥離し てしまう。また、このパッキン材は、平板状で全体が硬いため、被取付箇所に凹 みや隙間が存在する場合に、その隙間に入り込んで充分にシールすることができ ない。
【0007】 そこで、本出願人は先に、ガラス繊維の綿状体と有機繊維の不織布とが重ねら れて同時ニードルパンチ加工され、さらに綿状体又は不織布の表面に粘着剤が塗 布され、該粘着剤には離型紙が当てられた燃焼器具のパッキン材を出願した(実 願平2−97832号)。このパッキン材では、同時ニードルパンチ加工で不織 布の有機繊維と綿状体のガラス繊維とを厚さ方向に絡み合わせることにより、同 方向の結合力を強化しているので、離型紙を剥がすときのガラス繊維の層間剥離 が防止される。また、柔軟性に富み、被取付箇所のシール性も高くなる。
【0008】 ところが、先の出願のパッキン材は、表側に有機繊維で構成される不織布又は 繊維結合部の端部が露出している。そのため、例えばパッキン材の裏側を燃焼器 具の本体に貼着し、表側を燃焼器具の蓋体に当接させて使用した場合、燃焼器具 全体が加熱されると、表側の不織布又は繊維結合部の端部の有機繊維(例えば、 ポリエステル繊維の融点は260℃)が蓋体に熱融着し、結局パッキン材の両側 とも燃焼器具に付着した状態となる。そのため、燃焼器具の点検等のため本体か ら蓋体を取り外すときに、該パッキン材が裂けてしまい、その後パッキン材を継 続使用できないという問題が残っていた。
【0009】 本考案の目的は、上記問題を解決し、離型紙を剥がすときにガラス繊維が層間 剥離を起こさず、燃焼器具の被取付箇所の色々な形状に合わせて取り付けること ができ、被取付箇所に存在する凹みや隙間にも入り込んで充分にシールすること ができるだけでなく、表側が燃焼器具に付着せず、もって点検等のため燃焼器具 を分解する際にも裂けることがなく、その後も継続使用できる燃焼器具のパッキ ン材を提供することにある。
【0010】
上記目的を達成するために、請求項1記載の燃焼器具のパッキン材は、ガラス 繊維よりなるガラス繊維綿状体と、該ガラス繊維綿状体の表側、裏側又は内部に 層状に重ねられた有機繊維よりなる不織布と、前記ガラス繊維綿状体のガラス繊 維と不織布の有機繊維とが同時ニードルパンチ加工により絡み合ってできた繊維 結合部とから断熱シール層が形成され、該断熱シール層の表側には燃焼器具の被 取付箇所に対する付着性の低い分離層が設けられ、該断熱シール層の裏側には粘 着層が設けられるとともに、該粘着層に離型紙が当てられてなるものとした。
【0011】 ここで、「分離層」とは、燃焼器具からの熱で溶けたり炭化したりしないため に被取付箇所に対して付着しにくい材質、又は、たとえ熱で溶けたり炭化したり したとしても被取付箇所に対して付着しにくい材質からなる層をいい、例えば、 アルミニウム箔、ステンレス鋼箔、セラミックシート、ガラスクロス、ガラス繊 維綿等によるものを挙げることができる。また、「裏側」とは、燃焼器具の被取 付箇所に対して付着した状態で当接させたい側をいい、「表側」とは、同じく付 着しない状態で当接させたい側をいう。
【0012】 また、「ガラス繊維綿状体」のガラス繊維は、短繊維(グラスウール)が好ま しい。短繊維であれば繊維径の小さいものであっても製綿や整綿が行えるからで ある。よって、その繊維径は平均値で1〜5μmのものが好ましい。この繊維径 が1μm未満ではガラス繊維1本当たりの強度が弱く弾力性がなくなり、また、 5μmを超えると繊維が硬くなり作業者の皮膚を刺激してかゆみを生じることが あるとともに、圧縮されたときときに空隙率が大きいためガス漏れが多くなるか らである。また、ガラス繊維の密度は10kg/m3 以上が好ましい。この密度 が10kg/m3 未満では圧縮されたときの復元性が悪くなるため、充分にシー ルすることができない場合があるからである。
【0013】 前記「不織布」の有機繊維としては、ポリエステル繊維を例示することができ る。また、不織布の重量は10〜100g/m2 が好ましい。この重量が10g /m2 未満では繊維の強度が弱く、100g/m2 を超えると繊維の抵抗が大き くなりニードルパンチ加工が難しくなるからである。また、「粘着層」としては 、アクリル系、ポリエステル系の粘着剤を塗布して形成したものを例示すること ができる。
【0014】 次に、請求項2の燃焼器具のパッキン材は、ガラス繊維よりなるガラス繊維綿 状体と、該ガラス繊維綿状体の表側、裏側又は内部に層状に重ねられた無機繊維 よりなる不織布と、前記ガラス繊維綿状体のガラス繊維と不織布の無機繊維とが 同時ニードルパンチ加工により絡み合ってできた繊維結合部とから断熱シール層 が形成され、該断熱シール層の裏側には粘着層が設けられるとともに該粘着層に 離型紙が当てられてなるものとした。ここで、「無機繊維」としては、例えばカ ーボン繊維、セラミック繊維、アルミナ繊維等を挙げることができる。
【0015】
請求項1記載の燃焼器具のパッキン材によれば、前記繊維結合部において、不 織布の有機繊維がガラス繊維綿状体に入り込んでそのガラス繊維と厚さ方向に絡 み合っている。この不織布の有機繊維はガラス繊維よりもニードルパンチ加工に より絡んだときに折れたり切れたりしにくいため、ガラス繊維だけをニードルパ ンチ加工したときよりも厚さ方向の結合力が増加し、同方向の引張りに強くなる 。そのため、ガラス繊維綿状体又は不織布の表面に設けた粘着層から離型紙を剥 がすときに、その力でガラス繊維綿状体のガラス繊維が層間剥離するようなこと はない。
【0016】 また、ガラス繊維の動きが有機繊維と絡み合った繊維結合部においてわずかに 拘束されているだけなので、燃焼器具の被取付箇所の色々な形状に合わせて柔軟 に変形させて取り付けることができ、さらに取付後の厚さの復元性により、被取 付箇所に存在する凹みや隙間にも入り込んで充分にシールすることができる。
【0017】 さらに、断熱シール層の表側に設けられた分離層は、燃焼器具からの熱により 溶けたり炭化したりしない。そのため、例えば、粘着層の設けられた該パッキン 材の裏側を燃焼器具の本体に貼着し、表側を燃焼器具の蓋体に当接させて使用し た場合、燃焼器具全体が加熱され、たとえ表側の不織布又は繊維結合部の端部の 有機繊維が熱で溶けたとしても、分離層は蓋体に付着しない。従って、点検等の ため本体から蓋体を取り外すときに、分離層は蓋体から容易に分離するので、パ ッキン材は裂けない。
【0018】 次に、請求項2記載の燃焼器具のパッキン材によれば、前記繊維結合部におい て、不織布の無機繊維がガラス繊維綿状体に入り込んで、その厚さ方向に絡みあ っている。なお、表側に不織布又は繊維結合部の端部が露出するが、不織布の無 機繊維は燃焼器具からの熱程度では溶けない。従って、上記のような格別の分離 層を設けなくても、上記と同様の場合において、パッキン材の表側は蓋体に付着 しない。よって、本体から蓋体を取り外すときに、パッキン材は裂けない。
【0019】
以下、本考案を具体化した第一実施例について、図1及び図2を参照して説明 する。本実施例のパッキン材1は、繊維径の平均値3μm・密度19kg/m3 のガラス繊維よりなるガラス繊維綿状体2と、該ガラス繊維綿状体2の裏側に層 状に重ねられた重量30g/m2 のポリエステル繊維100%よりなる不織布3 と、前記ガラス繊維綿状体2のガラス繊維と不織布3のポリエステル繊維とが不 織布3側からの同時ニードルパンチ加工により絡み合ってできた繊維結合部4と から形成された断熱シール層5を含んでいる。この同時ニードルパンチ加工は、 ガラス繊維綿状体2に不織布3を重ね、不織布3側から鉤付きのニードルを打ち 込むことにより行われたものである。
【0020】 この断熱シール層5の表側には厚さ50μmのアルミニウム箔からなる分離層 6がポリエステル系の接着剤7により貼着されている。また、断熱シール層5の 裏側にはアクリル系の粘着剤が塗布されてなる粘着層8が設けられ、該粘着層8 には離型紙9が当てられている。
【0021】 本実施例のパッキン材1によれば、前記繊維結合部4において、不織布3のポ リエステル繊維がガラス繊維綿状体2に入り込んでそのガラス繊維と厚さ方向に 絡み合っている。このとき、不織布3のポリエステル繊維はガラス繊維よりもニ ードルパンチ加工により絡んだときに折れたり切れたりしにくいため、ガラス繊 維だけをニードルパンチ加工したときよりも厚さ方向の結合力が増加し、同方向 の引張りに強くなっている。そのため、断熱シール層5の下面に付けた粘着層8 から離型紙9を剥がすときに、その力でガラス繊維綿状体2のガラス繊維が層間 剥離するようなことがない。
【0022】 また、ガラス繊維の動きがポリエステル繊維と絡み合った繊維結合部4におい てわずかに拘束されているだけなので、燃焼器具10の被取付箇所の色々な形状 に合わせて柔軟に変形させて取り付けることができる。また、ガラス繊維綿状体 2は取付後の厚さ復元性が良いため、例えば被取付箇所に凹みや隙間が生じてい る場合でも、該凹みや隙間に入り込んで、被取付箇所を充分にシールする。
【0023】 そして、本実施例のパッキン材1を、例えば図2に示すような燃焼器具10の 本体11と蓋体12との間に取り付けたとする。この場合、裏側の剥離紙9を剥 がした粘着層8をより高温側となる本体11に貼着し、表側を蓋体12に当接さ せ、本体11と蓋体12とをボルト13及びナット14により締め付ける。さて 、本体11からの熱はガラス繊維綿状体2により遮断されるため裏側の不織布3 には伝わりにくい。とはいえ、蓋体12も輻射熱、熱風等により加熱されるため 、表側の不織布3のポリエステル繊維が熱で溶けることもある。しかし、分離層 6はさらに高温(アルミニウム箔の融点は約660℃)でなければ溶けないため 、該表側は蓋体12に付着しない。従って、点検等のため本体11から蓋体12 を取り外すときに、分離層6は蓋体12から容易に分離するため、パッキン材1 は裂けないで、その後も継続使用できる。
【0024】 次に、図3に示す第二実施例の燃焼器具のパッキン材21は、断熱シール層2 2の裏側のみに不織布3が設けられ、断熱シール層22の表面にステンレス鋼箔 からなる分離層23が設けられている点においてのみ第一実施例と相違する。こ のパッキン材21によれば、繊維結合部4の表側端部にある不織布3のポリエス テル繊維が熱で溶けたとしても、分離層23は溶けたり炭化したりしないため、 燃焼器具に対して付着しない。なお、本実施例のパッキン材21は、その表側を 燃焼器具のより高温側に当接させて、不織布3を保護することが好ましい。
【0025】 次に、図4に示す第三実施例のパッキン材31は、二枚のガラス繊維綿状体2 の間に不織布3を挾み込み、ガラス繊維綿状体2の両側から同時ニードルパンチ 加工することにより断熱シール層32が形成されている点においてのみ第一実施 例と相違している。このパッキン材31においては、燃焼器具の被取付箇所の両 側がいずれも高温になる場合であっても、その熱は両側のガラス繊維綿状体2に より遮断されて内部の不織布3に伝わりにくいため、第一実施例よりもさらに不 織布3が溶けにくい。
【0026】 次に、図5〜図7に示す第四実施例のパッキン材41は、分離層42としてニ ードルパンチ加工のない厚さ約15mmのガラス繊維綿を使用している点におい てのみ第一実施例と相違する。なお、同図では説明の都合上、パッキン材41の 裏側を上に、表側を下に図示している。
【0027】 本実施例のパッキン材41の使用例を、図6及び図7を参照して説明する。被 取付箇所である燃焼器具の本体11の接合面には三対の突起部43が突設され、 これらの突起部43には各々空気パイプ44が挾まれている。この本体11の上 にリング状に形成されたパッキン材41を、分離層42側を下にして重ね、さら に蓋体12を重ねてボルト13で締付ける。このとき、図7に示すように、厚い 分離層42により突起部43や空気パイプ44の出っ張りが吸収されて、該本体 11と蓋体12の間は隙間なくシールされる。また、点検等のため本体11から 蓋体12を取り外すときに、分離層42は本体11から容易に分離するため、パ ッキン材41は裂けないで、その後も継続使用できる。
【0028】 次に、図8に示す第五実施例のパッキン材51は、前記各実施例のような分離 層を設けない代わりに、断熱シール層53の不織布52をポリエステル繊維でな くカーボン繊維よりなるものとした点においてのみ第一実施例と相違する。この 不織布52は、断熱シール層53の表側に限らず、裏側又は内部に設けることも できる。
【0029】 このパッキン材51は、前記繊維結合部54において、不織布52のカーボン 繊維がガラス繊維綿状体2に入り込んで、その厚さ方向に絡みあっている。なお 、表側に不織布52が露出するが、不織布52のカーボン繊維は燃焼器具10か らの熱程度では溶けない。従って、例えば図2に示すような燃焼器具10の本体 11と蓋体12との間にパッキン材51を取り付けた場合において、格別の分離 層を設けなくても、パッキン材51の表側は蓋体12に付着しない。よって、本 体11から蓋体12を取り外すときに、パッキン材51は裂けないで、その後も 継続使用できる。
【0030】 なお、本考案は前記実施例の構成に限定されず、例えば不織布に固定剤を被覆 又は含浸させる等、考案の趣旨から逸脱しない範囲で任意に変更して具体化する こともできる。この固定剤としては、例えば塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、 シリコーン樹脂等の各種樹脂、天然ゴム、シリコーンゴム、クロロプレンゴム等 の各種ゴム、澱粉等を挙げることができる。この固定剤により、燃焼器具のパッ キン材の切断加工時の変形や不織布のほつれを防ぐことができる。
【0031】
本考案の燃焼器具のパッキン材は、上記の通り構成されているので、離型紙を 剥がすときにガラス繊維が層間剥離を起こさず、燃焼器具の被取付箇所の色々な 形状に合わせて取り付けることができ、被取付箇所に存在する凹みや隙間にも入 り込んで充分にシールすることができるだけでなく、表側が燃焼器具に付着せず 、もって点検等のため燃焼器具を分解する際にも裂けることがなく、その後も継 続使用できるという優れた効果を奏する。
【図1】本考案を具体化した第一実施例のパッキン材を
示す拡大断面図である。
示す拡大断面図である。
【図2】同じく使用状態を示す拡大断面図である。
【図3】第二実施例のパッキン材を示す拡大断面図であ
る。
る。
【図4】第三実施例のパッキン材を示す拡大断面図であ
る。
る。
【図5】第四実施例のパッキン材を示す拡大断面図であ
る。
る。
【図6】同じく取付方法を示す分解斜視図である。
【図7】同じく取付状態を示す拡大断面図である。
【図8】第五実施例のパッキン材を示す拡大断面図であ
る。
る。
1 パッキン材 2 ガラス繊維綿
状体 3 不織布 4 繊維結合部 5 断熱シール層 6 分離層 8 粘着層 9 離型紙 10 燃焼器具 21 パッキン材 22 断熱シール層 23 分離層 31 パッキン材 32 断熱シール
層 41 パッキン材 42 分離層 51 パッキン材 52 不織布 53 断熱シール層 54 繊維結合部
状体 3 不織布 4 繊維結合部 5 断熱シール層 6 分離層 8 粘着層 9 離型紙 10 燃焼器具 21 パッキン材 22 断熱シール層 23 分離層 31 パッキン材 32 断熱シール
層 41 パッキン材 42 分離層 51 パッキン材 52 不織布 53 断熱シール層 54 繊維結合部
Claims (2)
- 【請求項1】 ガラス繊維よりなるガラス繊維綿状体
と、該ガラス繊維綿状体の表側、裏側又は内部に層状に
重ねられた有機繊維よりなる不織布と、前記ガラス繊維
綿状体のガラス繊維と不織布の有機繊維とが同時ニード
ルパンチ加工により絡み合ってできた繊維結合部とから
断熱シール層が形成され、該断熱シール層の表側には燃
焼器具の被取付箇所に対する付着性の低い分離層が設け
られ、該断熱シール層の裏側には粘着層が設けられると
ともに、該粘着層に離型紙が当てられてなる燃焼器具の
パッキン材。 - 【請求項2】 ガラス繊維よりなるガラス繊維綿状体
と、該ガラス繊維綿状体の表側、裏側又は内部に層状に
重ねられた無機繊維よりなる不織布と、前記ガラス繊維
綿状体のガラス繊維と不織布の無機繊維とが同時ニード
ルパンチ加工により絡み合ってできた繊維結合部とから
断熱シール層が形成され、該断熱シール層の裏側には粘
着層が設けられるとともに、該粘着層に離型紙が当てら
れてなる燃焼器具のパッキン材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991106628U JPH089488Y2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 燃焼器具のパッキン材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991106628U JPH089488Y2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 燃焼器具のパッキン材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0610662U true JPH0610662U (ja) | 1994-02-10 |
| JPH089488Y2 JPH089488Y2 (ja) | 1996-03-21 |
Family
ID=14438380
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991106628U Expired - Lifetime JPH089488Y2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 燃焼器具のパッキン材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH089488Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02114867U (ja) * | 1989-02-28 | 1990-09-13 |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP1991106628U patent/JPH089488Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02114867U (ja) * | 1989-02-28 | 1990-09-13 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH089488Y2 (ja) | 1996-03-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4870548B2 (ja) | 汚染防止装置の端部コーンまたは装着マットを固定するための断熱および/または装着構造体 | |
| AU736786B2 (en) | Thermal and acoustical insulating shield | |
| AU773694B2 (en) | Improved thermal and acoustical insulating shield | |
| US20190315100A1 (en) | Fire-rated roofing system | |
| KR960704614A (ko) | 고온 가스 여과용 고효율 필터 직물(High Efficiency Filter Fabric for Hot Gas Filtration) | |
| JPH089488Y2 (ja) | 燃焼器具のパッキン材 | |
| JP3530739B2 (ja) | 耐熱パッキン材 | |
| JP2004150619A (ja) | 耐火二層管接続用目地 | |
| JPH0646997Y2 (ja) | 燃焼器具のパッキン材 | |
| JPH07300912A (ja) | 耐火被覆部材 | |
| JPH06316988A (ja) | 断熱材、折板および折板の製造方法 | |
| GB2174335A (en) | Firewall | |
| JPH08325908A (ja) | 燃焼器具の断熱マット | |
| JPH0646998Y2 (ja) | 燃焼器具のパッキン材 | |
| JPH11131700A (ja) | 金属複合屋根材 | |
| RU13763U1 (ru) | Термозвукоизоляционный и фильтрующий материал | |
| JPH078987Y2 (ja) | 室外湯沸器の排気口用断熱防水パッキン | |
| JPH0634101Y2 (ja) | 鉄道車両用の不燃性断熱材 | |
| JP3253139U (ja) | 耐火シート | |
| CN113165330B (zh) | 垫材料、其制造方法、无机粘合剂片材、污染控制装置和隔热结构 | |
| JPH05144555A (ja) | 埋設用ヒータ | |
| JPS60109811A (ja) | 熱接着プレス加工装置 | |
| JPH0444353Y2 (ja) | ||
| JPS62153174A (ja) | 建材用ガラス繊維マツト断熱材 | |
| JP3067037U (ja) | 簡易型ガスケット |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |