JPH06108194A - 絞り加工及び引抜き加工用の堅固な成形し得る等方性アルミニウム合金 - Google Patents
絞り加工及び引抜き加工用の堅固な成形し得る等方性アルミニウム合金Info
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- JPH06108194A JPH06108194A JP24331392A JP24331392A JPH06108194A JP H06108194 A JPH06108194 A JP H06108194A JP 24331392 A JP24331392 A JP 24331392A JP 24331392 A JP24331392 A JP 24331392A JP H06108194 A JPH06108194 A JP H06108194A
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Landscapes
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 下記組成(重量%)を有する、絞り加工及び
/又は引抜き加工のAl基合金。 Fe≦0.25,Si≦0.25,Mn0.8〜1.
6,Mg0.7〜2.5,Cu0.20〜0.6,Cr
0〜0.35,Ti0〜0.1,V0〜0.1、他の元
素それぞれ≦0.05、合計≦0.15を含有し、残り
がAlであるか、Fe0.7〜1.5,Si≦0.4,
Mn≦0.8,Mg1.5〜3,Cu0〜0.6,Cr
0〜0.35,Ti0〜0.1,V0〜0.1、他の元
素それぞれ≦0.05、合計≦0.15を含有し、残り
がAlである合金。 【効果】 より軽く、強い引抜き加工した缶を、材料を
節約して、慣用の合金(3004/3104)と同等の
生産プログラムに従って製造できる。
/又は引抜き加工のAl基合金。 Fe≦0.25,Si≦0.25,Mn0.8〜1.
6,Mg0.7〜2.5,Cu0.20〜0.6,Cr
0〜0.35,Ti0〜0.1,V0〜0.1、他の元
素それぞれ≦0.05、合計≦0.15を含有し、残り
がAlであるか、Fe0.7〜1.5,Si≦0.4,
Mn≦0.8,Mg1.5〜3,Cu0〜0.6,Cr
0〜0.35,Ti0〜0.1,V0〜0.1、他の元
素それぞれ≦0.05、合計≦0.15を含有し、残り
がAlである合金。 【効果】 より軽く、強い引抜き加工した缶を、材料を
節約して、慣用の合金(3004/3104)と同等の
生産プログラムに従って製造できる。
Description
【0001】本発明は、高い機械的強度、良好な等方性
(低い耳指数)及び良好な冷間成形性を有する、絞り加
工及び/又は引抜き加工用アルミニウム基合金に関す
る。
(低い耳指数)及び良好な冷間成形性を有する、絞り加
工及び/又は引抜き加工用アルミニウム基合金に関す
る。
【0002】アルミニウム協会名称による3004又は
3104合金が引抜き加工による缶体の製造に通常使用
されていることは知られている。
3104合金が引抜き加工による缶体の製造に通常使用
されていることは知られている。
【0003】現在の開発では、機械的により強く、所与
の用途に対して壁の厚さを低減し得、かつより等方性、
換言すれば合金の有用性を向上させるため絞り加工及び
/又は引抜き加工の場合に低い耳指数を有し、同時に冷
間成形性を十分に保持する合金が探求されている。前記
の慣用の合金では、最初と最後の2つの性質とが比較的
両立し難いからである。
の用途に対して壁の厚さを低減し得、かつより等方性、
換言すれば合金の有用性を向上させるため絞り加工及び
/又は引抜き加工の場合に低い耳指数を有し、同時に冷
間成形性を十分に保持する合金が探求されている。前記
の慣用の合金では、最初と最後の2つの性質とが比較的
両立し難いからである。
【0004】US−A−4318755号には、この型
の合金が記載されているが、それらの冷間加工状態の機
械的特性は比較的普通で、R:280〜300MPa、
E0.2:250〜280MPa及び伸び率:2〜4%
であり、良好な等方性を保持しながら絞り加工及び引抜
き加工による許容し得る程度の成形性が保証されてい
る。
の合金が記載されているが、それらの冷間加工状態の機
械的特性は比較的普通で、R:280〜300MPa、
E0.2:250〜280MPa及び伸び率:2〜4%
であり、良好な等方性を保持しながら絞り加工及び引抜
き加工による許容し得る程度の成形性が保証されてい
る。
【0005】本発明の高度の機械的特性、良好な等方性
及び良好な成形性を有するアルミニウム基合金は、2つ
の別個な種類に属し、(I)は慣用の3004合金から
誘導されるものであり、(II)は本質的にFe及びMg
の添加物を含有する。
及び良好な成形性を有するアルミニウム基合金は、2つ
の別個な種類に属し、(I)は慣用の3004合金から
誘導されるものであり、(II)は本質的にFe及びMg
の添加物を含有する。
【0006】本発明合金は、2つの基本的な分析上の特
徴、すなわちFe含量は低いがMn含量は慣用的である
こと及びMn含量は低いがFeは高いことにより先行技
術とは区別される。その上に、Cu含量は比較的高いこ
とが好ましい。
徴、すなわちFe含量は低いがMn含量は慣用的である
こと及びMn含量は低いがFeは高いことにより先行技
術とは区別される。その上に、Cu含量は比較的高いこ
とが好ましい。
【0007】更に正確には、本発明合金は重量%で下記
組成を有する: (I) (II) Fe ≦0.25 0.7〜1.5 Si ≦0.25 ≦0.4 Mn 0.8〜1.6 ≦0.8 Mg 0.7〜2.5 1.5〜3 Cu 0〜0.6 0〜0.6 Cr 0〜0.35 0〜0.35 Ti 0〜0.1 0〜0.1 V 0〜0.1 0〜0.1 不可避不純物 それぞれ ≦0.05重量% ≦0.05 合計 ≦0.15重量% ≦0.15 Al 残部 残部 組成物(I)では、0.20重量%以上、更には0.2
5重量%以上のCu含量が好ましい。同様に、0.20
重量%以下、更には0.15重量%未満のFe含量が好
ましい。
組成を有する: (I) (II) Fe ≦0.25 0.7〜1.5 Si ≦0.25 ≦0.4 Mn 0.8〜1.6 ≦0.8 Mg 0.7〜2.5 1.5〜3 Cu 0〜0.6 0〜0.6 Cr 0〜0.35 0〜0.35 Ti 0〜0.1 0〜0.1 V 0〜0.1 0〜0.1 不可避不純物 それぞれ ≦0.05重量% ≦0.05 合計 ≦0.15重量% ≦0.15 Al 残部 残部 組成物(I)では、0.20重量%以上、更には0.2
5重量%以上のCu含量が好ましい。同様に、0.20
重量%以下、更には0.15重量%未満のFe含量が好
ましい。
【0008】更に、一次化合物の粗析出物は後続の圧延
及び/又は絞り加工と引抜き加工の作業中有害であり、
欠陥を誘発するので、これらの粗析出物を避けるために
Mn、Fe及びMgの含量を制限するのが好ましいこと
が認められた。この場合、次の関係が認められる: %Mn+0.9%Fe+0.3%Mg≦1.9。
及び/又は絞り加工と引抜き加工の作業中有害であり、
欠陥を誘発するので、これらの粗析出物を避けるために
Mn、Fe及びMgの含量を制限するのが好ましいこと
が認められた。この場合、次の関係が認められる: %Mn+0.9%Fe+0.3%Mg≦1.9。
【0009】同様に、高度の等方性を保持しながら、中
間焼鈍をしないで(最初の厚さ−最終の厚さ)/最初の
厚さで定義される冷間変形度を50%より高いか、又は
60%若しくは65%より高くするためには、組成物
(I)に関して次の関係: %Mn−2.25%Fe≧0.50 を考慮しなければならない。
間焼鈍をしないで(最初の厚さ−最終の厚さ)/最初の
厚さで定義される冷間変形度を50%より高いか、又は
60%若しくは65%より高くするためには、組成物
(I)に関して次の関係: %Mn−2.25%Fe≧0.50 を考慮しなければならない。
【0010】各含量の限界は以下の理由により決められ
る。
る。
【0011】Fe≧0.25及び/又はSi≧0.25
である組成物(I)では、均質化又は加熱及び熱間圧延
後の顕微鏡写真組織に「白い帯(white band
s)」が出現し、これらのゾーンではMn含量が低く、
従って材料の異方性が助長される。
である組成物(I)では、均質化又は加熱及び熱間圧延
後の顕微鏡写真組織に「白い帯(white band
s)」が出現し、これらのゾーンではMn含量が低く、
従って材料の異方性が助長される。
【0012】Mn及びMgの含量の下限は、十分な機械
的強度を得るために決められる。一方、1.6重量%を
越えるMnでは、圧延又は絞り加工及び/又は引抜き加
工時の成形性に関して有害な一次金属間粒子が現われ、
Mg≧2.5重量%では、引抜き加工中に欠陥、たとえ
ばダイ(リングとも呼ばれる)上への付着及び過度に高
い異方性が現われる。
的強度を得るために決められる。一方、1.6重量%を
越えるMnでは、圧延又は絞り加工及び/又は引抜き加
工時の成形性に関して有害な一次金属間粒子が現われ、
Mg≧2.5重量%では、引抜き加工中に欠陥、たとえ
ばダイ(リングとも呼ばれる)上への付着及び過度に高
い異方性が現われる。
【0013】Cu含量は、食品缶詰製造基準(1987
年8月27日制令)を満たすには0.6重量%以下に保
つが、コーティングの焼付けにより望ましい高度の機械
的特性を得るには0.20重量%より高く、更には0.
25重量%より高くすることが好ましい。
年8月27日制令)を満たすには0.6重量%以下に保
つが、コーティングの焼付けにより望ましい高度の機械
的特性を得るには0.20重量%より高く、更には0.
25重量%より高くすることが好ましい。
【0014】Cr含量が0.35重量%を超えると、損
傷のため成形性に有害な粗い一次金属間化合物が現われ
る。Ti及びVの含量の上限はこれと同じ理由により決
められる。
傷のため成形性に有害な粗い一次金属間化合物が現われ
る。Ti及びVの含量の上限はこれと同じ理由により決
められる。
【0015】好ましい組成物は、1.2〜1.6重量%
のMn、0.8〜1.2重量%のMg、0.2〜0.6
重量%のCu及び0.25重量%までのCrを含有す
る。
のMn、0.8〜1.2重量%のMg、0.2〜0.6
重量%のCu及び0.25重量%までのCrを含有す
る。
【0016】組成物(II)に関しては、Mn含量を好ま
しくは0.40重量%以下、より好ましくは0.35重
量%以下に保つ。同様に、Fe含量は好ましくは1.0
5重量%以上、より好ましくは1.10重量%以上に保
つ。これらの2つの尺度は好ましくは組合せることもで
きる。
しくは0.40重量%以下、より好ましくは0.35重
量%以下に保つ。同様に、Fe含量は好ましくは1.0
5重量%以上、より好ましくは1.10重量%以上に保
つ。これらの2つの尺度は好ましくは組合せることもで
きる。
【0017】組成物(II)における各含量の限界は次の
理由により決められる。
理由により決められる。
【0018】Fe含量が0.7重量%以下では、異方性
の問題の増大(45°の大きな耳)と引抜き加工時の付
着の欠陥が観察される。1.5重量%を超えると、圧延
及び絞り加工及び/又は引抜き加工の作業により粗い一
次相と損傷が現われる。
の問題の増大(45°の大きな耳)と引抜き加工時の付
着の欠陥が観察される。1.5重量%を超えると、圧延
及び絞り加工及び/又は引抜き加工の作業により粗い一
次相と損傷が現われる。
【0019】Mn含量が0.8重量%を超えると、損傷
により圧延及び/又は絞り加工及び引抜き加工に対して
有害な粗い粒子が現われる。
により圧延及び/又は絞り加工及び引抜き加工に対して
有害な粗い粒子が現われる。
【0020】Mg含量が1.5重量%未満の場合、機械
的特性は不十分である。3重量%より大きい場合、異方
性が大き過ぎて引抜き加工中に付着型の欠陥が認められ
る。
的特性は不十分である。3重量%より大きい場合、異方
性が大き過ぎて引抜き加工中に付着型の欠陥が認められ
る。
【0021】Cu含量は食品缶詰製造基準を満たすため
に0.6重量%以下に保つ。
に0.6重量%以下に保つ。
【0022】Cr含量が0.35重量%を超えると、成
形性(損傷)に有害な一次析出物が現われる。Ti及び
Vの含量の上限はこれと同じ理由により決められる。
形性(損傷)に有害な一次析出物が現われる。Ti及び
Vの含量の上限はこれと同じ理由により決められる。
【0023】好ましい組成物は1.1〜1.4重量%の
Fe、1.6〜2.5重量%のMg及び0.25重量%
までのCrを含有する。
Fe、1.6〜2.5重量%のMg及び0.25重量%
までのCrを含有する。
【0024】本発明合金の使用は3004及び3104
合金と同様であって、合金(I)の中間焼鈍の必要性に
関して以外は、実施例に詳細に明らかにする通りであ
る。
合金と同様であって、合金(I)の中間焼鈍の必要性に
関して以外は、実施例に詳細に明らかにする通りであ
る。
【0025】従って、製造プログラムは基本的に次の作
業から成り、これにより絞り加工及び引抜き加工の作業
に適するブランクを得る: − 一般に半連続的インゴット鋳造又は直接ストリップ
鋳造による、鋳造; − 均質化又は加熱; − 中間厚さへの熱間圧延; − 任意に中間焼鈍を伴う冷間圧延。
業から成り、これにより絞り加工及び引抜き加工の作業
に適するブランクを得る: − 一般に半連続的インゴット鋳造又は直接ストリップ
鋳造による、鋳造; − 均質化又は加熱; − 中間厚さへの熱間圧延; − 任意に中間焼鈍を伴う冷間圧延。
【0026】冷間変形度が中間焼鈍を用いないでも50
%、更には60%若しくは65%を越えるならば、製品
は良好な等方性を保持することに注目しなければならな
い。
%、更には60%若しくは65%を越えるならば、製品
は良好な等方性を保持することに注目しなければならな
い。
【0027】慣用の3004合金と本発明合金(I)と
の基本的な相違は限定されたFe及び/又はSi含量に
あり、これにより熱間圧延製品(一般に3mmより大き
い厚さを有するシート又はストリップ)は全く異なる顕
微鏡写真組織を有する。
の基本的な相違は限定されたFe及び/又はSi含量に
あり、これにより熱間圧延製品(一般に3mmより大き
い厚さを有するシート又はストリップ)は全く異なる顕
微鏡写真組織を有する。
【0028】慣用の3004合金は、樹枝状晶間ゾーン
に存する粗い一次金属間析出物と粒内二次析出物のほか
に、樹枝状晶間ゾーンに析出物のない微細な「白い帯」
を含む組織の存在を特徴とする。これに対して、本発明
合金は同様なミクロ組織を有するが「白い帯」は全く存
在しない。
に存する粗い一次金属間析出物と粒内二次析出物のほか
に、樹枝状晶間ゾーンに析出物のない微細な「白い帯」
を含む組織の存在を特徴とする。これに対して、本発明
合金は同様なミクロ組織を有するが「白い帯」は全く存
在しない。
【0029】従って、本発明合金は、インゴット段階か
らAl基マトリックス中に一次及び二次析出物が非常に
均一に分布していることを特徴とする。
らAl基マトリックス中に一次及び二次析出物が非常に
均一に分布していることを特徴とする。
【0030】図1,2及び3は、それぞれ熱間圧延粗製
状態における慣用の3004合金(実施例0)並びに本
発明の実施例1(又は3)及び2で得られた合金の40
0倍の倍率の顕微鏡写真である。
状態における慣用の3004合金(実施例0)並びに本
発明の実施例1(又は3)及び2で得られた合金の40
0倍の倍率の顕微鏡写真である。
【0031】図4は、慣用の3004合金(太線)及び
本発明合金(細線)の、約95μm幅を有する樹枝状晶
の横断面の樹枝状晶間ゾーンから計算した距離(μm)
の関数としての析出物の分布(体積%)を示すグラフで
ある。
本発明合金(細線)の、約95μm幅を有する樹枝状晶
の横断面の樹枝状晶間ゾーンから計算した距離(μm)
の関数としての析出物の分布(体積%)を示すグラフで
ある。
【0032】
【実施例】以下の実施例により、基準として採用した3
004合金と比較して本発明について更に説明する。
004合金と比較して本発明について更に説明する。
【0033】これらの実施例で、得られた材料の特性
を、牽引(横断方向)の機械的特性、下記定義のホーン
(horn)指数X45/90、及び下記定義のLDR
及びLIRの数値によって示す。
を、牽引(横断方向)の機械的特性、下記定義のホーン
(horn)指数X45/90、及び下記定義のLDR
及びLIRの数値によって示す。
【0034】ホーン含量:
【0035】
【数1】
【0036】ここで、
【0037】
【数2】
【0038】であり、Hは圧延方向と角度αをなす方向
の円筒形成形加工品の高さであって、Hは
の円筒形成形加工品の高さであって、Hは
【0039】
【数3】
【0040】(nは極値の数=2×耳の数である)によ
り定義される円筒形成形加工品の高さの平均値である。
NFA規格50−301,1976年6月参照。
り定義される円筒形成形加工品の高さの平均値である。
NFA規格50−301,1976年6月参照。
【0041】LDR(limiting drawin
g ratio)は所定の絞り加工条件、即ち潤滑、ブ
ランク押え圧力、ポンチの形状(丸型)、シート(ブラ
ンク)の厚さ等の下に破壊が出現しない比、最大ブラン
クφ/ポンチφである。
g ratio)は所定の絞り加工条件、即ち潤滑、ブ
ランク押え圧力、ポンチの形状(丸型)、シート(ブラ
ンク)の厚さ等の下に破壊が出現しない比、最大ブラン
クφ/ポンチφである。
【0042】LIR(limiting ironin
g ratio)(%)は工具の形状(ダイ/ポン
チ)、潤滑、初期厚さ、通過数(一般に3)等の所定条
件下に欠陥が出現せずに円筒のポンチ上の引抜き加工を
可能にする比: LIR=100(eo −ef )/eo の公称値であって、eo は壁の初期厚さであり、ef は
最終厚さである。
g ratio)(%)は工具の形状(ダイ/ポン
チ)、潤滑、初期厚さ、通過数(一般に3)等の所定条
件下に欠陥が出現せずに円筒のポンチ上の引抜き加工を
可能にする比: LIR=100(eo −ef )/eo の公称値であって、eo は壁の初期厚さであり、ef は
最終厚さである。
【0043】次の実施例(1〜5)により、基準として
採用した合金3004(実施例0)に対して本発明を説
明する。実施例1〜3は組成物(I)、実施例4及び5
は組成物(II)に関する。
採用した合金3004(実施例0)に対して本発明を説
明する。実施例1〜3は組成物(I)、実施例4及び5
は組成物(II)に関する。
【0044】表1に示す化学組成を有する合金を110
0×300×2650mm3 の板に鋳造し、均質化又は
加熱し、皮むきし、3mmの厚さまで熱間圧延し、任意
に中間焼鈍を行って0.3mmの厚さに冷間圧延した。
条件の詳細を表2に記す(状態H1x)。
0×300×2650mm3 の板に鋳造し、均質化又は
加熱し、皮むきし、3mmの厚さまで熱間圧延し、任意
に中間焼鈍を行って0.3mmの厚さに冷間圧延した。
条件の詳細を表2に記す(状態H1x)。
【0045】ワニスの焼付けのシミュレーションを20
4℃に10分間保持することにより行った(状態H2
8)。
4℃に10分間保持することにより行った(状態H2
8)。
【0046】得られた結果を表3に示す。
【0047】次のことが知見された: − 実施例1は高度の機械的特性と低い異方性を示し、
3004に匹敵する成形性を有する。
3004に匹敵する成形性を有する。
【0048】− 実施例2は良好な成形性と非常に高度
の機械的特性を示し、等方性は3004よりも遥かに大
きい。
の機械的特性を示し、等方性は3004よりも遥かに大
きい。
【0049】− 実施例3は特に高い等方性を示し、機
械的強度と成形性の特性は3004と同等である。
械的強度と成形性の特性は3004と同等である。
【0050】− 実施例4及び5は、特に高度の機械的
特性を示し、等方性及び成形性は3004と少くとも同
等である。
特性を示し、等方性及び成形性は3004と少くとも同
等である。
【0051】本発明は引抜き加工した缶、特に飲料缶の
製造に主として使用され、より軽く及び/又はより強い
缶を、材料を非常に節約して、慣用の合金(3004〜
3104)と全く類似の生産プログラムを用い、中間焼
鈍を避けることにより生産プログラムを簡易化して製造
することができる。
製造に主として使用され、より軽く及び/又はより強い
缶を、材料を非常に節約して、慣用の合金(3004〜
3104)と全く類似の生産プログラムを用い、中間焼
鈍を避けることにより生産プログラムを簡易化して製造
することができる。
【0052】
【表1】
【0053】
【表2】
【0054】
【表3】
【図1】慣用の3004合金(実施例0)の金属組織を
示す顕微鏡写真である。
示す顕微鏡写真である。
【図2】本発明合金(実施例1又は3)の金属組織を示
す顕微鏡写真である。
す顕微鏡写真である。
【図3】本発明合金(実施例2)の金属組織を示す顕微
鏡写真である。
鏡写真である。
【図4】慣用の3004合金と本発明合金における析出
物の分布を示すグラフである。
物の分布を示すグラフである。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
Claims (17)
- 【請求項1】 Fe≦0.25重量%、Si≦0.25
重量%、Mn0.8〜1.6重量%、Mg0.7〜2.
5重量%、Cu0.20〜0.6重量%、Cr0〜0.
35重量%、Ti0〜0.1重量%、V0〜0.1重量
%、他の元素それぞれ≦0.05重量%、合計≦0.1
5重量%を含有し、残りがAlであることを特徴とす
る、絞り加工及び/又は引抜き加工用Al基合金。 - 【請求項2】 Fe含量が0.20重量%未満であるこ
とを特徴とする、請求項1に記載の合金。 - 【請求項3】 Fe含量が0.15重量%未満であるこ
とを特徴とする、請求項1に記載の合金。 - 【請求項4】 Cu含量が0.25重量%より高いこと
を特徴とする、請求項1又は3の一項に記載の合金。 - 【請求項5】 %Mn+0.9%Fe+0.3%Mg≦
1.9であることを特徴とする、請求項1〜4の一項に
記載の合金 - 【請求項6】 Mn1.2〜1.6重量%、Mg0.8
〜1.2重量%、Cu0.2〜0.6重量%及びCr
0.25重量%以下を含有することを特徴とする、請求
項1〜5の一項に記載の合金。 - 【請求項7】 %Mn−2.25%Fe≧0.50であ
ることを特徴とする、請求項1〜6の一項に記載の合
金。 - 【請求項8】 均質化状態又は熱間圧延状態において、
その組織が均一に分布した一次及び二次析出物を含有す
るAl基マトリックスから成り、白い帯は存在しないこ
とを特徴とする、請求項1〜7の一項に記載の合金。 - 【請求項9】 Fe≦0.25重量%、Si≦0.25
重量%、Mn0.8〜1.6重量%、Mg0.7〜2.
5重量%、Cu0〜0.6重量%、Cr0〜0.35重
量%、Ti0〜0.1重量%、V0〜0.1重量%、他
の元素それぞれ≦0.05重量%、合計≦0.15重量
%を含有し、残りがAlである合金の鋳造、均質化又は
加熱、熱間圧延、中間焼鈍なしの冷間圧延から成るAl
合金の圧延ストリップを得る方法であって、 %Mn−2.25%Fe≧0.50 であり、かつ冷間変形度が50%より高いことを特徴と
する前記方法。 - 【請求項10】 Fe0.7〜1.5重量%、Si≦
0.4重量%、Mn≦0.8重量%、Mg1.5〜3重
量%、Cu0〜0.6重量%、Cr0〜0.35重量
%、Ti0〜0.1重量%、V0〜0.1重量%、他の
元素それぞれ≦0.05重量%、合計≦0.15重量%
を含有し、残りがAlであることを特徴とする、絞り加
工及び/又は引抜き加工用Al基合金。 - 【請求項11】 次式: %Mn+0.9%Fe+0.3%Mg≦1.9 の関係が得られることを特徴とする、慣用の半連続鋳造
又は連続ストリップ鋳造方法により得られる、請求項1
0に記載の合金。 - 【請求項12】 Mn≦0.40重量%であることを特
徴とする、請求項10又は11に記載の合金。 - 【請求項13】 Mn≦0.35重量%であることを特
徴とする、請求項12に記載の合金。 - 【請求項14】 Fe≧1.05重量%であることを特
徴とする、請求項10〜13の一項に記載の合金。 - 【請求項15】 Fe≧1.10重量%であることを特
徴とする、請求項14に記載の合金。 - 【請求項16】 Fe1.1〜1.4重量%、Mg1.
6〜2.5重量%及びCr0.25重量%以下を含有す
ることを特徴とする、請求項9〜15の一項に記載の合
金。 - 【請求項17】 Fe0.7〜1.5重量%、Si0.
4重量%以下、Mg1.5〜3重量%、Cu0.6重量
%以下、Cr0.35重量%以下、Ti0.1重量%以
下、V0.1重量%以下、不純物それぞれ0.05重量
%以下、合計0.15重量%以下を含有するAl合金の
鋳造、均質化又は加熱、熱間圧延、中間焼鈍なしの冷間
圧延から成り、冷間変形度が50%より高いことを特徴
とする、Al合金の圧延ストリップを得る方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24331392A JPH06108194A (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | 絞り加工及び引抜き加工用の堅固な成形し得る等方性アルミニウム合金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24331392A JPH06108194A (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | 絞り加工及び引抜き加工用の堅固な成形し得る等方性アルミニウム合金 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06108194A true JPH06108194A (ja) | 1994-04-19 |
Family
ID=17101980
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24331392A Pending JPH06108194A (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | 絞り加工及び引抜き加工用の堅固な成形し得る等方性アルミニウム合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06108194A (ja) |
-
1992
- 1992-09-11 JP JP24331392A patent/JPH06108194A/ja active Pending
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