JPH06109103A - エンジン点火系の駆動機構 - Google Patents
エンジン点火系の駆動機構Info
- Publication number
- JPH06109103A JPH06109103A JP4254556A JP25455692A JPH06109103A JP H06109103 A JPH06109103 A JP H06109103A JP 4254556 A JP4254556 A JP 4254556A JP 25455692 A JP25455692 A JP 25455692A JP H06109103 A JPH06109103 A JP H06109103A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- driven shaft
- auxiliary gear
- screw
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P7/00—Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices
- F02P7/10—Drives of distributors or of circuit-makers or -breakers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H55/00—Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
- F16H55/02—Toothed members; Worms
- F16H55/17—Toothed wheels
- F16H55/18—Special devices for taking up backlash
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H55/00—Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
- F16H55/02—Toothed members; Worms
- F16H55/22—Toothed members; Worms for transmissions with crossing shafts, especially worms, worm-gears
- F16H55/24—Special devices for taking up backlash
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 内燃機関用点火装置の駆動部に関し、耐久性
を損なうことなく、約2倍の角加速度又は約2倍の回転
体慣性モーメントに対応可能な装置を提供する 【構成】 駆動軸1の動力がねじ歯車2,6を介して被
駆動軸4に伝達される。被駆動軸4側のねじ歯車6は、
被駆動軸4に固着された主歯車7と、被駆動軸4と共に
回転可能でスラスト方向に移動可能に嵌装された補助歯
車8とに分割される。主歯車7と補助歯車8とが接した
状態ではこれらの歯をずらしてある。補助歯車8・ハウ
ジング端面3a間には、圧縮ばね10及び回転摺動抵抗
を発生させる摺動板9が介在する。補助歯車8が駆動軸
側のねじ歯車2によりハウジング方向(歯ずれが小さく
なる方向)に押されてねじ歯車2と被駆動軸側のねじ歯
車7,8とが噛み合う。
を損なうことなく、約2倍の角加速度又は約2倍の回転
体慣性モーメントに対応可能な装置を提供する 【構成】 駆動軸1の動力がねじ歯車2,6を介して被
駆動軸4に伝達される。被駆動軸4側のねじ歯車6は、
被駆動軸4に固着された主歯車7と、被駆動軸4と共に
回転可能でスラスト方向に移動可能に嵌装された補助歯
車8とに分割される。主歯車7と補助歯車8とが接した
状態ではこれらの歯をずらしてある。補助歯車8・ハウ
ジング端面3a間には、圧縮ばね10及び回転摺動抵抗
を発生させる摺動板9が介在する。補助歯車8が駆動軸
側のねじ歯車2によりハウジング方向(歯ずれが小さく
なる方向)に押されてねじ歯車2と被駆動軸側のねじ歯
車7,8とが噛み合う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの点火系に使
用される点火配電器、クランク角センサ等の駆動機構に
係り、特に動力伝達系としてねじ歯車を用いた駆動機構
に関する。
用される点火配電器、クランク角センサ等の駆動機構に
係り、特に動力伝達系としてねじ歯車を用いた駆動機構
に関する。
【0002】
【従来の技術】点火配電器、クランク角センサ等は、こ
れらの装置の回転シャフトにねじ歯車を介してエンジン
のクランク軸の回転が伝達されるが、この種のねじ歯車
は、製作上の都合、及び構造的にもバックラッシュが大
きくなり易い。
れらの装置の回転シャフトにねじ歯車を介してエンジン
のクランク軸の回転が伝達されるが、この種のねじ歯車
は、製作上の都合、及び構造的にもバックラッシュが大
きくなり易い。
【0003】一方、エンジンのクランク軸(駆動軸)
は、気筒内爆発等による回転変動により角加速度が発生
するが、被駆動軸となる回転シャフトには慣性モーメン
トがあり、そのため前記バックラッシュによって、駆動
軸,被駆動軸同士の歯面間で衝突を起こし、点火時期が
不安定になったり騒音、摩耗、破損の要因となってい
る。
は、気筒内爆発等による回転変動により角加速度が発生
するが、被駆動軸となる回転シャフトには慣性モーメン
トがあり、そのため前記バックラッシュによって、駆動
軸,被駆動軸同士の歯面間で衝突を起こし、点火時期が
不安定になったり騒音、摩耗、破損の要因となってい
る。
【0004】この対策を図るために、例えば、特公昭5
1−27814号公報や特開平3−290059号公報
に開示されるように、被駆動軸側のねじ歯車を該被駆動
軸に固着される歯車(主歯車)と被駆動軸に遊嵌された
歯車(補助歯車)とに分割し、これらの歯車をバックラ
ッシュ分だけずらしつつ補助歯車に回転方向のばね力を
付勢し、このようにして、主歯車,補助歯車の歯同士で
駆動軸側のねじ歯車の歯を挾んでバックラッシュをなく
したり、特公昭60−24311号公報や特開昭59−
63367号公報に開示されるように、被駆動軸と一体
回転する摺動板をこの軸を支持するハウジング端面にば
ね力で圧接することにより、被駆動軸に回転摩擦力を発
生させて被駆動軸の回転トルクを増大させ、被駆動軸系
の慣性モーメントによる自走を抑えるものがある。
1−27814号公報や特開平3−290059号公報
に開示されるように、被駆動軸側のねじ歯車を該被駆動
軸に固着される歯車(主歯車)と被駆動軸に遊嵌された
歯車(補助歯車)とに分割し、これらの歯車をバックラ
ッシュ分だけずらしつつ補助歯車に回転方向のばね力を
付勢し、このようにして、主歯車,補助歯車の歯同士で
駆動軸側のねじ歯車の歯を挾んでバックラッシュをなく
したり、特公昭60−24311号公報や特開昭59−
63367号公報に開示されるように、被駆動軸と一体
回転する摺動板をこの軸を支持するハウジング端面にば
ね力で圧接することにより、被駆動軸に回転摩擦力を発
生させて被駆動軸の回転トルクを増大させ、被駆動軸系
の慣性モーメントによる自走を抑えるものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなバックラ
ッシュ対策手段のうち、前者の方式は、駆動軸側の角加
速度や被駆動軸側の慣性モーメントが大きくなるほど、
バックラッシュをなくすためのばね力(補助歯車を回転
方向に付勢するばね力)を大きくするために、歯車同士
の面圧が大きくなり、一方、後者の方式でもばね力を大
きくして摺動面の面圧(回転体摩擦力)を大きくするた
め、歯車や摩擦力発生部の摩耗という問題が発生し、そ
の対策には自ずと限界がある。
ッシュ対策手段のうち、前者の方式は、駆動軸側の角加
速度や被駆動軸側の慣性モーメントが大きくなるほど、
バックラッシュをなくすためのばね力(補助歯車を回転
方向に付勢するばね力)を大きくするために、歯車同士
の面圧が大きくなり、一方、後者の方式でもばね力を大
きくして摺動面の面圧(回転体摩擦力)を大きくするた
め、歯車や摩擦力発生部の摩耗という問題が発生し、そ
の対策には自ずと限界がある。
【0006】本発明は以上の点に鑑みてなされ、その目
的は、簡略化,合理化された機構により且つ耐久性を損
なうことなく、従来のバックラッシュ対策手段以上に大
きな角加速度及び慣性モーメントに対応可能な点火系の
駆動機構を提供することにある。
的は、簡略化,合理化された機構により且つ耐久性を損
なうことなく、従来のバックラッシュ対策手段以上に大
きな角加速度及び慣性モーメントに対応可能な点火系の
駆動機構を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、基本的には次のように構成する。なお、構
成要素に付した符号は、図1の実施例の符号を便宜上引
用したものである。
するために、基本的には次のように構成する。なお、構
成要素に付した符号は、図1の実施例の符号を便宜上引
用したものである。
【0008】すなわち、本発明は、エンジンに固定され
たハウジング3、このハウジングに軸支されたエンジン
点火系のシャフト(被駆動軸)4を備え、互いに軸線が
交わるねじ歯車2,6を介して被駆動軸4にエンジンの
クランク軸(駆動軸)1の回転を伝達するエンジン点火
系の駆動機構において、被駆動軸4側のねじ歯車6は、
該被駆動軸に固着された歯車(以下、主歯車と称する)
7と、該被駆動軸と共に回転可能でスラスト方向に移動
可能に嵌装された歯車(以下、補助歯車と称する)8と
に分割され、この主歯車7と補助歯車8とが接した状態
ではこれらの歯をずらして補助歯車8がハウジング3の
端面3aと対向配置され、補助歯車8・ハウジング端面
3a間には、弾性部材10及び弾性部材10の力でハウ
ジング端面3aに直接或いは間接的に当接して回転摺動
抵抗(回転摩擦力)を発生させる摺動板9が介在し、前
記補助歯車8が駆動軸側のねじ歯車2によりハウジング
方向(歯ずれが小さくなる方向)に弾性部材10の力に
抗して押されてねじ歯車2と被駆動軸側のねじ歯車7,
8とが噛み合うように構成した。弾性部材10として
は、例えば圧縮ばねが使用される。
たハウジング3、このハウジングに軸支されたエンジン
点火系のシャフト(被駆動軸)4を備え、互いに軸線が
交わるねじ歯車2,6を介して被駆動軸4にエンジンの
クランク軸(駆動軸)1の回転を伝達するエンジン点火
系の駆動機構において、被駆動軸4側のねじ歯車6は、
該被駆動軸に固着された歯車(以下、主歯車と称する)
7と、該被駆動軸と共に回転可能でスラスト方向に移動
可能に嵌装された歯車(以下、補助歯車と称する)8と
に分割され、この主歯車7と補助歯車8とが接した状態
ではこれらの歯をずらして補助歯車8がハウジング3の
端面3aと対向配置され、補助歯車8・ハウジング端面
3a間には、弾性部材10及び弾性部材10の力でハウ
ジング端面3aに直接或いは間接的に当接して回転摺動
抵抗(回転摩擦力)を発生させる摺動板9が介在し、前
記補助歯車8が駆動軸側のねじ歯車2によりハウジング
方向(歯ずれが小さくなる方向)に弾性部材10の力に
抗して押されてねじ歯車2と被駆動軸側のねじ歯車7,
8とが噛み合うように構成した。弾性部材10として
は、例えば圧縮ばねが使用される。
【0009】
【作用】駆動軸1側のねじ歯車2と被駆動軸4のねじ歯
車6(7,8)との噛み合い時に、被駆動軸側の補助歯
車8は、弾性部材10の弾性力に抗して主歯車7との歯
ずれが小さくなる方向(この方向はハウジング3に向い
たスラスト方向である)に押される。これにより、補助
歯車8は常に弾性部材10からの押圧を受けて、その歯
の一面(主歯車7が駆動軸側のねじ歯車2と接する面と
反対側の面)が駆動軸1側のねじ歯車2と接触すること
になり、その結果、補助歯車8がねじ歯車2,6のバッ
クラッシュを吸収する。
車6(7,8)との噛み合い時に、被駆動軸側の補助歯
車8は、弾性部材10の弾性力に抗して主歯車7との歯
ずれが小さくなる方向(この方向はハウジング3に向い
たスラスト方向である)に押される。これにより、補助
歯車8は常に弾性部材10からの押圧を受けて、その歯
の一面(主歯車7が駆動軸側のねじ歯車2と接する面と
反対側の面)が駆動軸1側のねじ歯車2と接触すること
になり、その結果、補助歯車8がねじ歯車2,6のバッ
クラッシュを吸収する。
【0010】また、上記の如き補助歯車8が駆動軸のね
じ歯車2に押されることで、弾性部材10の弾性力(例
えば、ばね力)がハウジング端面3a側に作用し、この
力で摺動板9がハウジング3一端面に直接或いは他の部
材を介して間接的に圧接する。その結果、摺動板9が被
駆動軸側のねじ歯車6(7,8)と共に回転すると、摺
動抵抗を発生し、被駆動軸4及びねじ歯車6全体の慣性
モーメントを小さくすることができる。
じ歯車2に押されることで、弾性部材10の弾性力(例
えば、ばね力)がハウジング端面3a側に作用し、この
力で摺動板9がハウジング3一端面に直接或いは他の部
材を介して間接的に圧接する。その結果、摺動板9が被
駆動軸側のねじ歯車6(7,8)と共に回転すると、摺
動抵抗を発生し、被駆動軸4及びねじ歯車6全体の慣性
モーメントを小さくすることができる。
【0011】したがって、上記の各作用が協働すること
で、バックラッシュに起因するねじ歯車間の衝突緩和を
充分に図り得る。この衝突緩和に要する摺動抵抗及び歯
面面圧は、従来のバックラッシュを無くす方式や摺動抵
抗方式等の単独機能に比べ半減させることができ、換言
すれば、従来の約2倍の角加速度又は回転体慣性モーメ
ントにも対応可能となる。また、本実施例では、弾性部
材10がバックラッシュ吸収と摺動抵抗発生のために兼
用できるので、部品点数を少なくし、機構の簡略化及び
合理化を実現する。
で、バックラッシュに起因するねじ歯車間の衝突緩和を
充分に図り得る。この衝突緩和に要する摺動抵抗及び歯
面面圧は、従来のバックラッシュを無くす方式や摺動抵
抗方式等の単独機能に比べ半減させることができ、換言
すれば、従来の約2倍の角加速度又は回転体慣性モーメ
ントにも対応可能となる。また、本実施例では、弾性部
材10がバックラッシュ吸収と摺動抵抗発生のために兼
用できるので、部品点数を少なくし、機構の簡略化及び
合理化を実現する。
【0012】
【実施例】本発明の実施例を図面により説明する。
【0013】図1は本発明の第1実施例を示す要部断面
図、図2は図1の外観図、図3は上記実施例の全体構成
図である。本実施例は、点火系として点火信号発生装置
内蔵の点火配電器を例示する。
図、図2は図1の外観図、図3は上記実施例の全体構成
図である。本実施例は、点火系として点火信号発生装置
内蔵の点火配電器を例示する。
【0014】まず、図3により、本実施例の全体概要に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0015】配電器のハウジング3は、フランジ3bを
ボルト等で締付けることでエンジン(図示省略)に固定
される。4はエンジン点火系のシャフトで、ハウジング
3内に挿通されて軸受メタル14を介して軸支され、ハ
ウジング3に内蔵された点火信号発生装置4のシグナル
ロータを駆動する。軸受メタル14は、ハウジング一端
3aに圧入固定してある。
ボルト等で締付けることでエンジン(図示省略)に固定
される。4はエンジン点火系のシャフトで、ハウジング
3内に挿通されて軸受メタル14を介して軸支され、ハ
ウジング3に内蔵された点火信号発生装置4のシグナル
ロータを駆動する。軸受メタル14は、ハウジング一端
3aに圧入固定してある。
【0016】シャフト4には、互いに軸線が所定の角度
で交叉するねじ歯車2,6を介してエンジンのクランク
軸1の回転が伝達される。
で交叉するねじ歯車2,6を介してエンジンのクランク
軸1の回転が伝達される。
【0017】ここで、本実施例のねじ歯車系及びバック
ラッシュ対策手段について図1及び図2により詳述す
る。
ラッシュ対策手段について図1及び図2により詳述す
る。
【0018】駆動側のねじ歯車2はクランク軸1の一端
に固着してある。一方、被駆動側のシャフト4に配置し
たねじ歯車6は、主歯車7と補助歯車8とで構成され
る。主歯車7はその一端面(補助歯車8寄り端面)が、
駆動軸側のねじ歯車2との噛合点P近くに位置するよう
にして固着される。この固着は、主歯車7と一体成形し
たスリーブ7Aをシャフト4にリベット13止めするこ
とで行われる。
に固着してある。一方、被駆動側のシャフト4に配置し
たねじ歯車6は、主歯車7と補助歯車8とで構成され
る。主歯車7はその一端面(補助歯車8寄り端面)が、
駆動軸側のねじ歯車2との噛合点P近くに位置するよう
にして固着される。この固着は、主歯車7と一体成形し
たスリーブ7Aをシャフト4にリベット13止めするこ
とで行われる。
【0019】補助歯車8は、ハウジング端面3aと対向
して遊嵌状態で配置され、その一端にスリーブ8Aが一
体成形してあり、このスリーブ8Aにスラスト方向に向
いたスリット(ガイド溝)15が形成され、このスリッ
ト15がシャフト4に圧入固定したピン12に係合する
ことで、補助歯車8がシャフト4と共に回転可能でスラ
スト方向にスリット15に案内されて移動可能にしてあ
る。主歯車7と補助歯車8とは、対向する端面同士が接
した状態では、図2に示すように互いの歯17,18を
寸法Sだけずらしてあり、この歯ずれSにより、駆動側
のねじ歯車2が主歯車7,補助歯車8と噛み合う時に、
補助歯車8がハウジング3側に向けてスラスト移動力を
受けるようにしてある。
して遊嵌状態で配置され、その一端にスリーブ8Aが一
体成形してあり、このスリーブ8Aにスラスト方向に向
いたスリット(ガイド溝)15が形成され、このスリッ
ト15がシャフト4に圧入固定したピン12に係合する
ことで、補助歯車8がシャフト4と共に回転可能でスラ
スト方向にスリット15に案内されて移動可能にしてあ
る。主歯車7と補助歯車8とは、対向する端面同士が接
した状態では、図2に示すように互いの歯17,18を
寸法Sだけずらしてあり、この歯ずれSにより、駆動側
のねじ歯車2が主歯車7,補助歯車8と噛み合う時に、
補助歯車8がハウジング3側に向けてスラスト移動力を
受けるようにしてある。
【0020】補助歯車8・ハウジング端面3a間には、
シャフト4に嵌装した圧縮ばね10及び摺動板9を介在
させ、圧縮ばね10の力で摺動板9をハウジング端面3
aに軸受メタル14を介して間接的に当接させている。
この摺動板9は、スラスト方向に向いたスリット11付
きのスリーブ9aが一体成形され、このスリット11は
前記補助歯車8側のスリット15と重なるよう位置合わ
せして、スリット11もピン12と係合することで、摺
動板9がシャフト4と一体に回転可能としてあり、この
回転により回転摺動抵抗が発生する。
シャフト4に嵌装した圧縮ばね10及び摺動板9を介在
させ、圧縮ばね10の力で摺動板9をハウジング端面3
aに軸受メタル14を介して間接的に当接させている。
この摺動板9は、スラスト方向に向いたスリット11付
きのスリーブ9aが一体成形され、このスリット11は
前記補助歯車8側のスリット15と重なるよう位置合わ
せして、スリット11もピン12と係合することで、摺
動板9がシャフト4と一体に回転可能としてあり、この
回転により回転摺動抵抗が発生する。
【0021】上記構成をなすことにより、クランク軸1
側のねじ歯車2とシャフト4のねじ歯車6(7,8)と
の噛み合い時に、シャフト4側の補助歯車8は、圧縮ば
ね10のばね力に抗して主歯車7との歯ずれが小さくな
る方向(この方向はハウジング3に向いたスラスト方向
である)に押される。これにより、補助歯車8は常に圧
縮ばね10からのばね圧(押圧)を受けて、その歯の一
面(主歯車7がねじ歯車2と接する面と反対側の面)が
駆動軸1側のねじ歯車2と接触する。
側のねじ歯車2とシャフト4のねじ歯車6(7,8)と
の噛み合い時に、シャフト4側の補助歯車8は、圧縮ば
ね10のばね力に抗して主歯車7との歯ずれが小さくな
る方向(この方向はハウジング3に向いたスラスト方向
である)に押される。これにより、補助歯車8は常に圧
縮ばね10からのばね圧(押圧)を受けて、その歯の一
面(主歯車7がねじ歯車2と接する面と反対側の面)が
駆動軸1側のねじ歯車2と接触する。
【0022】その結果、補助歯車8がねじ歯車2,6の
バックラッシュを常に零とするように吸収する。
バックラッシュを常に零とするように吸収する。
【0023】また、上記の如き補助歯車8が駆動軸のね
じ歯車2に押されることで、圧縮ばね10のばね力がハ
ウジング端面3a側に作用し、この力で摺動板9が軸受
メタル14に押圧され面圧を発生し、シャフト4の回転
時に摺動板9と軸受メタル14との接触部の摩擦係数と
によって回転摩擦力を発生する。
じ歯車2に押されることで、圧縮ばね10のばね力がハ
ウジング端面3a側に作用し、この力で摺動板9が軸受
メタル14に押圧され面圧を発生し、シャフト4の回転
時に摺動板9と軸受メタル14との接触部の摩擦係数と
によって回転摩擦力を発生する。
【0024】本実施例によれば、補助歯車8,ばね1
0,摺動板9が機構的に係合し合うことで、被駆動軸4
側に回転摩擦力を発生すると共に、ねじ歯車2,6のバ
ックラッシュを零にするという2つの機能を得る。その
結果、簡略化,合理化された機構により、バックラッシ
ュに起因するねじ歯車間の衝突緩和を充分に図り得る。
この衝突緩和に要する摺動抵抗及び歯面面圧は、発明の
作用の項でも述べたように、従来の摺動抵抗方式やバッ
クラッシュ防止方式の技術に比べ、約2倍の角加速度又
は回転体慣性モーメントにも対応可能となる。
0,摺動板9が機構的に係合し合うことで、被駆動軸4
側に回転摩擦力を発生すると共に、ねじ歯車2,6のバ
ックラッシュを零にするという2つの機能を得る。その
結果、簡略化,合理化された機構により、バックラッシ
ュに起因するねじ歯車間の衝突緩和を充分に図り得る。
この衝突緩和に要する摺動抵抗及び歯面面圧は、発明の
作用の項でも述べたように、従来の摺動抵抗方式やバッ
クラッシュ防止方式の技術に比べ、約2倍の角加速度又
は回転体慣性モーメントにも対応可能となる。
【0025】次に本発明の第2実施例を図4により説明
する。図中、第1実施例と同一符号は同一或いは共通す
る要素を示す。
する。図中、第1実施例と同一符号は同一或いは共通す
る要素を示す。
【0026】本実施例において、第1実施例と異なる点
は、摺動板9,主歯車7及び補助歯車8の結合構造にあ
る。
は、摺動板9,主歯車7及び補助歯車8の結合構造にあ
る。
【0027】すなわち、本実施例では、シャフト4側の
主歯車7及び補助歯車8の内周にスラスト方向に延びる
ガイドピン係合溝20,21を各々設け、この各ガイド
ピン係合溝22、23をつなぐようにガイドピン22を
組込む。このようにして、補助歯車8は主歯車7に、主
歯車7及びシャフト4と共に回転可能で、スラスト方向
に拘束を受けないで係合し、シャフト4上をスラスト方
向に移動可能となる。一方、摺動板9には、スリーブ9
a′が一体成形され、スリーブ9a′がシャフト4に嵌
装され、このスリーブ外周に圧縮ばね10を嵌装した。
スリーブ9a′には突起9a′−1が形成され、突起9
a′−1が補助歯車8のスリーブ8Aに設けスリット1
5に係合している。他は第1実施例と同じである。
主歯車7及び補助歯車8の内周にスラスト方向に延びる
ガイドピン係合溝20,21を各々設け、この各ガイド
ピン係合溝22、23をつなぐようにガイドピン22を
組込む。このようにして、補助歯車8は主歯車7に、主
歯車7及びシャフト4と共に回転可能で、スラスト方向
に拘束を受けないで係合し、シャフト4上をスラスト方
向に移動可能となる。一方、摺動板9には、スリーブ9
a′が一体成形され、スリーブ9a′がシャフト4に嵌
装され、このスリーブ外周に圧縮ばね10を嵌装した。
スリーブ9a′には突起9a′−1が形成され、突起9
a′−1が補助歯車8のスリーブ8Aに設けスリット1
5に係合している。他は第1実施例と同じである。
【0028】しかして、本実施例においても、第1実施
例と同様に補助歯車8が駆動軸1側のねじ歯車2に対す
るバックラッシュを吸収し、摺動板9が摺動抵抗を発生
して、第1実施例と同様の効果を奏する。また、第1実
施例で採用したシャフト4へのガイドピン12取付穴加
工作業が廃止でき、又、ガイドピン圧入作業も廃止で
き、組立作業の簡便化を図り得る。
例と同様に補助歯車8が駆動軸1側のねじ歯車2に対す
るバックラッシュを吸収し、摺動板9が摺動抵抗を発生
して、第1実施例と同様の効果を奏する。また、第1実
施例で採用したシャフト4へのガイドピン12取付穴加
工作業が廃止でき、又、ガイドピン圧入作業も廃止で
き、組立作業の簡便化を図り得る。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、補助歯車
8,弾性部材10,摺動板9が機構的に関係し合うこと
で、簡略化,合理化された機構により、耐久性を損なう
ことなく、従来のバックラッシュ対策手段以上に大きな
角加速度及び慣性モーメントに対応可能な点火系の駆動
機構を提供することができる。
8,弾性部材10,摺動板9が機構的に関係し合うこと
で、簡略化,合理化された機構により、耐久性を損なう
ことなく、従来のバックラッシュ対策手段以上に大きな
角加速度及び慣性モーメントに対応可能な点火系の駆動
機構を提供することができる。
【図1】本発明の第1実施例を示す要部断面図
【図2】図1に示す装置に外観図
【図3】第1実施例の全体構成図
【図4】本発明の第2実施例を示す要部断面図
1…駆動軸、2…駆動軸側のねじ歯車、3…ハウジン
グ、4…被駆動軸、6(7,8)…被駆動軸側のねじ歯
車(主歯車,補助歯車)、9…摺動板、10…弾性部材
(圧縮ばね)、11,15…スリット、12…係合ピン
グ、4…被駆動軸、6(7,8)…被駆動軸側のねじ歯
車(主歯車,補助歯車)、9…摺動板、10…弾性部材
(圧縮ばね)、11,15…スリット、12…係合ピン
Claims (4)
- 【請求項1】 エンジンに固定されたハウジング
(3)、このハウジングに軸支されたエンジン点火系の
シャフト(以下、被駆動軸と称する)(4)を備え、互
いに軸線が交わるねじ歯車(2),(6)を介して前記
被駆動軸(4)にエンジンのクランク軸(以下、駆動軸
と称する)(1)の回転を伝達するエンジン点火系の駆
動機構において、 前記被駆動軸(4)側のねじ歯車(6)は、該被駆動軸
に固着された歯車(以下、主歯車と称する)(7)と、
該被駆動軸と共に回転可能でスラスト方向に移動可能に
嵌装された歯車(以下、補助歯車と称する)(8)とに
分割され、この主歯車(7)と補助歯車(8)とが接し
た状態ではこれらの歯をずらして補助歯車(8)がハウ
ジング(3)の端面(3a)と対向配置され、補助歯車
(8)・ハウジング端面(3a)間には、弾性部材(1
0)及び弾性部材(10)の力でハウジング端面(3
a)に直接或いは間接的に当接して回転摺動抵抗を発生
させる摺動板(9)が介在し、前記補助歯車(8)が駆
動軸側の前記ねじ歯車(2)によりハウジング方向(歯
ずれが小さくなる方向)に弾性部材(10)の力に抗し
て押されてねじ歯車(2)と被駆動軸側のねじ歯車
(7),(8)とが噛み合うように構成したことを特徴
とするエンジン点火系の駆動機構。 - 【請求項2】 請求項1において、前記補助歯車(8)
の一端には、スリット(15)を有するスリーブ(8
A)が形成され、一方、前記摺動板(9)には、前記補
助歯車(8)側のスリット(15)と重なるスリット
(11)を有する突起片(9a)が形成され、これらの
スリット(15)(11)が前記被駆動軸(4)側に固
定したピン(12)と係合して、前記補助歯車(8)及
び摺動板(9)を前記被駆動軸(4)と共に回転可能に
したことを特徴とするエンジン点火系の駆動機構。 - 【請求項3】 請求項1において、前記補助歯車(8)
が前記主歯車(7)にスラスト方向の拘束を受けないで
該主歯車(7)と共に回転するように係合され、且つ前
記摺動板(9)が前記補助歯車(8)に補助歯車(8)
と共に回転するように係合してあることを特徴とするエ
ンジン点火系の駆動機構。 - 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれか1項
において、前記弾性部材(10)は圧縮ばねより成るこ
とを特徴とするエンジン点火系の駆動機構。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4254556A JPH06109103A (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | エンジン点火系の駆動機構 |
| US08/107,582 US5343836A (en) | 1992-09-24 | 1993-08-18 | Drive mechanism of engine ignition system |
| DE4328587A DE4328587A1 (de) | 1992-09-24 | 1993-08-25 | Antriebsmechanismus eines Motorzündsystems |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4254556A JPH06109103A (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | エンジン点火系の駆動機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06109103A true JPH06109103A (ja) | 1994-04-19 |
Family
ID=17266689
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4254556A Pending JPH06109103A (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | エンジン点火系の駆動機構 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5343836A (ja) |
| JP (1) | JPH06109103A (ja) |
| DE (1) | DE4328587A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100489387B1 (ko) * | 2001-02-06 | 2005-05-16 | 현대자동차주식회사 | 차동 장치의 기어 백래쉬 조절 장치 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1114765B1 (en) * | 1999-12-08 | 2006-09-06 | Alps Electric Co., Ltd. | Angle sensor which makes it possible to prevent rattling caused by backlash between gears inside the angle sensor |
| CN105090370A (zh) * | 2015-06-30 | 2015-11-25 | 杭州轰驰科技有限公司 | 一种减速传动装置 |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3662726A (en) * | 1970-04-13 | 1972-05-16 | Gen Motors Corp | Distributor drive arrangement |
| JPS5912728B2 (ja) * | 1974-08-31 | 1984-03-26 | 新日本製鐵株式会社 | 耐爪とび性のすぐれた深絞りアルミキルドホ−ロ−用鋼板の製造方法 |
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| JPS5943258A (ja) * | 1982-09-03 | 1984-03-10 | Hitachi Ltd | ギヤ−機構 |
| JPS5963367A (ja) * | 1982-10-04 | 1984-04-11 | Nippon Denso Co Ltd | 内燃機関用点火配電器 |
| JPS59126074A (ja) * | 1983-01-06 | 1984-07-20 | Nissan Motor Co Ltd | デイストリビユ−タの駆動ギヤ装置 |
| JPH03290059A (ja) * | 1990-02-22 | 1991-12-19 | Mitsubishi Electric Corp | 内燃機関点火用配電器 |
| JP2620571B2 (ja) * | 1990-04-06 | 1997-06-18 | 株式会社日立製作所 | 自動車のアイドルスピードコントロールバルブ |
-
1992
- 1992-09-24 JP JP4254556A patent/JPH06109103A/ja active Pending
-
1993
- 1993-08-18 US US08/107,582 patent/US5343836A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-08-25 DE DE4328587A patent/DE4328587A1/de not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100489387B1 (ko) * | 2001-02-06 | 2005-05-16 | 현대자동차주식회사 | 차동 장치의 기어 백래쉬 조절 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE4328587A1 (de) | 1994-03-31 |
| US5343836A (en) | 1994-09-06 |
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