JPH0611023A - 農作業車の伝動装置 - Google Patents
農作業車の伝動装置Info
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- JPH0611023A JPH0611023A JP16914192A JP16914192A JPH0611023A JP H0611023 A JPH0611023 A JP H0611023A JP 16914192 A JP16914192 A JP 16914192A JP 16914192 A JP16914192 A JP 16914192A JP H0611023 A JPH0611023 A JP H0611023A
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Abstract
チの摩擦接続作用の改良を図る。 【構成】農作業車の作動状態の各要素によって演算予測
を行い、この予測値によって変速シフト時における切替
クラッチ3の接続圧力が最適となる昇圧カーブ4を選択
しうる農作業車の伝動装置の構成とする。
Description
に関し、トラクタ等農作業車の切替クラッチの摩擦接続
圧力を、そのときの農作業車の作動状態の諸条件を演算
して最適の接続状態となるように自動的に制御させうる
もの等に利用できる。
業車、例えばトラクタ等における走行速度の変速形態
は、近時トランスミッションに自動変速機構を組込み、
変速シフト操作や切替スイッチの入切操作を電子制御に
より自動的に行う自動変速制御が試みられるようになっ
てきた。このような自動変速制御は、切替クラッチの摩
擦接続圧力を電磁比例圧力制御弁による油圧力の制御に
よって、作業者の手動操作感覚に比して遜色のない接続
状態とするよう、接続始めでは接続時のショックを軽減
させるために弱い圧力で若干滑らしながら接続を行い、
接続後は滑りを防止するために圧力を除々に昇圧させる
ようにするものである。
は、自動変速機構の副変速部の高速・低速の切替えに対
応させて固定した二種類のカーブを用いているものが多
く、これらの昇圧カーブでは、農作業車の発進時つまり
切替クラッチの接続始めのショックの軽減が優先される
ため、作業時や走行時の自動変速操作に時間が掛かりす
ぎる不具合があった。
御時における切替クラッチの摩擦接続圧力を、そのとき
の農作業車の作動状態の各要素により演算を行って、最
適の接続状態が得られるよう自動的に制御しようとする
ものである。
構を有するトランスミッション1に、油圧力を制御する
電磁比例圧力制御弁2によって摩擦接続圧力を自動的に
制御する切替クラッチ3を内装した農作業車において、
この農作業車のエンジン回転数、変速シフト位置、車輪
の転がり状態の各要素によって演算予測を行い、この予
測値により該切替クラッチ3の接続圧力が最適となる昇
圧カーブ4を選択しうる農作業車の伝動装置の構成とす
る。
車における発進操作や自動変速機構による変速シフト操
作により、前進または後進に応じた切替クラッチ3の入
り、切りの操作が自動的に行われる。この切替クラッチ
3の入り操作において、農作業車の作動状態、つまりエ
ンジン回転数と変速シフト位置から演算される車輪の理
論回転数と、車軸等から検出される車輪の転がり状態と
によって、切替クラッチ3接続時のショックの発生度合
いを予測し、この予測値により、例えば図6に示す如
く、別に設定された数種類に仕分けした昇圧カーブ4の
中から、接続時のショックが少なくしかも一番早く接続
できるカーブを選択し、この選択されたカーブにより電
磁比例圧力制御弁2を作用させて、切替クラッチ3の接
続圧力をこのときの農作業車の作動状態に最適の接続状
態となるよう自動的に昇圧制御することができる。
に、このときの農作業車の作動状態の各要素により演算
を行い予測した予測値によって、別に設定された昇圧カ
ーブ4の中から選択した最適のカーブにより、切替クラ
ッチ3を昇圧接続させることによって接続時のショック
が少なくしかも一番早く接続させることができる。この
ため従来のように、切替クラッチ3の接続始めのショッ
クの軽減が優先されることにより、作業時や走行時の自
動変速操作に時間が掛かりすぎるという不具合がなく、
作業者の手動操作感覚に合致したショックの少ない素早
い接続ができうるものである。
具体的に説明する。本発明を実施するトラクタは、図1
に示す如く、トランスミッション1の内部に、その入力
側からエンジンの動力を伝達する入力クラッチ5を経て
前後進の切替えを行う切替クラッチ3を設け、この切替
クラッチ3からギヤトレーンによる自動変速機構の主変
速部6及び副変速部7を経て後輪デフ装置8へ伝動連結
すると共に、該副変速部7から前輪クラッチ9を経て4
WD装置10を設け、この4WD装置10から前輪駆動
軸へ伝動連結して構成する。この4WD装置10は、前
輪と後輪とほぼ同速駆動とする通常の4WD駆動と、旋
回時における前輪を後輪よりも高速駆動とする前輪変速
の4WDとに切換制御される。
Oクラッチ11を経てPTO変速部12へ伝動連結して
構成する。このトラクタの制御を行う自動制御回路は、
図2に示す如く、中心にコントローラ13を設け、この
コントローラ13の入力側へ、エンジンの回転数を検出
するエンジン回転センサ14と、車輪の回転数を検出す
る車輪回転センサ15と、前記主変速部6のシフト位置
を検出する主変速シフト位置センサ16と、前記副変速
部7のシフト位置を検出する副変速シフト位置センサ1
7と、前後進の切替えを行う前後進切替レバーの操作位
置を検出する前後進レバー位置センサ18と、該副変速
部7の変速操作を行う副変速シフトレバー19に設けた
該主変速部6の変速操作を行う主変速シフトスイッチ2
0と、該副変速シフトレバー19のシフト通路21に設
けた該副変速シフトレバー19のシフト操作を検出する
副変速シフトレバーセンサ22とを接続すると共に、出
力側へ、該主変速部6の変速シフトを行う1−2速シフ
ト電磁弁23及び3−4速シフト電磁弁24と、前後進
の切替えを行う前後進切替電磁弁25と、油圧力の昇圧
を行う電磁比例圧力制御弁2と、エンジン始動時該前後
進切替レバーが中立位置にないときは始動させないよう
にするセフティリレー26とを接続して構成する。
示す如く、中立位置を挟んで1速と2速をシフトする該
1−2速シフト電磁弁23とシンクロ油圧シリンダ27
とを接続し、同じく中立位置を挟んで3速と4速をシフ
トする該3−4速シフト電磁弁24とシンクロ油圧シリ
ンダ28とを接続する。また、前記副変速部7の変速シ
フト構成は、図4に示す如く、前記副変速シフトレバー
19の操作により、H速とL速、M速とLL速を各々シ
フトするH−L速、M−LL速の各シフト電磁弁とシン
クロ油圧シリンダ(図示省略)とを接続する。
行う前記切替クラッチ3と前記前後進切替電磁弁25と
を接続し、この前後進切替電磁弁25と前記電磁比例圧
力制御弁2とを接続して構成する。該切替クラッチ3の
接続圧力を、このトラクタの作動状態の各要素、即ちエ
ンジン回転数、変速シフト位置から演算される車輪の理
論回転数と、車輪回転センサ15によって検出される車
輪の転がり状態とによって予測される、該切替クラッチ
3接続時のショック発生度合と接続を完了するに要する
時間を、例えば図5に示す如く、縦軸に圧力の強さをと
り横軸にその経過時間をとった図表によって、そのとき
の条件、つまり発進する場合、走行中のシフトアップに
よる車輪の転がりが大きい場合と小さい場合、走行中の
急激なシフトダウンや下り坂の場合等において、最少の
ショックと最短の時間で接続できる接続圧力の状態を数
種類(本案ではA,B,C,Dの4種類)に仕分けして
昇圧カーブ4を設定する。この昇圧カーブ4はこの4種
類に限定することなく、自由に設定できるものである。
する。エンジンから伝達される動力を、トラクタ作動中
は入力クラッチ5により常時接続状態とさせ、この入力
クラッチ5から伝達される動力を切替クラッチ3の接続
により主変速部6に伝達する。該主変速部6は、図4に
示す如く、副変速シフトレバー19に設けた主変速シフ
トスイッチ20の操作によって、1速及び2速は1−2
速シフト電磁弁23とシンクロ油圧シリンダ27を作用
させ、3速及び4速は3−4速シフト電磁弁24とシン
クロ油圧シリンダ28を作用させて変速を行い、副変速
部7へ動力を伝達する。
9の操作により、H速、M速、L速、LL速を各シフト
電磁弁とシンクロ油圧シリンダを作用させて変速を行
う。該主変速部6と該副変速部7との組合せにより16
段程度の変速を行うことができる。この自動変速機構は
該主変速部6及び該副変速部7ともシンクロギヤ変速を
行うものであるから、該主変速部6は該主変速シフトス
イッチ20の操作時において、また該副変速部7は該副
変速シフトレバー19がシフト通路21の副変速レバー
センサ22を押圧してONさせることにより、該切替ク
ラッチ3を必ず「切」操作した後、変速シフトを行うよ
う制御される。
伝達されると共に、該副変速部7から分岐された動力は
前輪クラッチ9を経て4WD装置10から前輪駆動軸へ
伝達される。また、前記入力クラッチ5から分岐された
動力はPTOクラッチ11を経てPTO変速部12へ伝
達される。トラクタの発進時や該主変速部6及び該副変
速部7の変速シフト時には、前記切替クラッチ3の「入
切」操作が自動的に行われるが、この切替クラッチ3の
接続状態について、図6に示すフローチャートにより説
明する。
置センサ16及び副変速シフト位置センサ17の読み込
みを行い、ついでシフト変更完了かどうかのチェックを
行う。このチェックポイントでYESの場合は、エンジ
ン回転数と変速シフト位置より車輪の理論回転数の演算
を行い、ついで該切替クラッチ3の昇圧開始かどうかの
チェックを行う。このチェックポイントでYESの場合
は、エンジン回転数、変速シフト位置、車輪の転がり状
態から予測される、該切替クラッチ3が最少のショック
と最短の時間で接続できる昇圧カーブ4の決定を行う。
ついでこの予測値に基づいて電磁比例圧力制御弁2の昇
圧出力決定を行い、この決定に基づいて出力する。
際、このチェックポイントでNOの場合は、該電磁比例
圧力制御弁2の出力ポイントへジャンプさせる。また、
前記昇圧開始チェックの際、このチェックポイントでN
Oの場合は、昇圧中であるかどうかのチェックを行い、
このチェックポイントYESの場合は、該電磁比例圧力
制御弁2の昇圧出力決定ポイントへジャンプさせ、NO
の場合は、昇圧完了かどうかのチェックを行う。このチ
ェックポイントでYESの場合は、該電磁比例圧力制御
弁2を昇圧出力させ、NOの場合は、昇圧出力をOFF
させる。
て、昇圧カーブ4を選択するための、前記コントローラ
13の演算による前記切替クラッチ3の接続圧力の昇圧
状態の予測値を、予め設定された昇圧カーブ4の選択表
により、該コントローラ13による予測値の演算を省略
して、より一層該切替クラッチ3の接続時間を短縮する
ようにしてもよい。
ト位置の極低速、低速、中速、高速の4項目(16段変
速)に、発進する場合を(T)、走行中のシフトアップ
による車輪の転がりが小さい場合を(S)、大きい場合
を(R)、走行中の急激なシフトダウンや下り坂の場合
を(Z)とする4項目を、夫々下位に展開させて編成し
た16項目を縦欄にとり、横欄にエンジン回転数を高、
中、低、極低の4項目をとって組合せるもので、この縦
欄と横欄の各座標に前記昇圧カーブ4の各カーブ(A,
B,C,D)に該当する予測値を記号化して設定するも
のである。
による検出と油圧シリンダ等のアクチュエータの作用に
よって電子制御が行われるものであるが、これらセンサ
類に異常が発生したときは変速シフト作用が不能となっ
てしまう虞れがある。そこでセンサ類の異常時には、変
速シフトの情報無しで的確にシフト可能なアクチュエー
タの作用完了時間を可能な限り短時間に設定する必要が
あるが、逆に短か過ぎた場合はシフト不能となるため、
正常動作時の作用完了時間の最大値(タイマー値)を前
記コントローラ13に記憶させておき、センサ類の異常
時にはこの記憶値(タイマー値)に基づいてアクチュエ
ータの出力を行うことにより、シフト不能等の不具合を
回避することができる。
側面図。
ク図。
の作用状態を示す油圧回路図。
の概略線図。
フローチャート図。
択表図。
Claims (1)
- 【請求項1】 自動変速機構を有するトランスミッショ
ン1に、油圧力を制御する電磁比例圧力制御弁2によっ
て摩擦接続圧力を自動的に制御する切替クラッチ3を内
装した農作業車において、この農作業車のエンジン回転
数、変速シフト位置、車輪の転がり状態の各要素によっ
て演算予測を行い、この予測値により該切替クラッチ3
の接続圧力が最適となる昇圧カーブ4を選択しうる農作
業車の伝動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16914192A JP3659594B2 (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 農作業車の伝動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16914192A JP3659594B2 (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 農作業車の伝動装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000352912A Division JP3503590B2 (ja) | 2000-11-20 | 2000-11-20 | 農作業車の伝動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0611023A true JPH0611023A (ja) | 1994-01-21 |
| JP3659594B2 JP3659594B2 (ja) | 2005-06-15 |
Family
ID=15881050
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16914192A Expired - Fee Related JP3659594B2 (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 農作業車の伝動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3659594B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002156035A (ja) * | 2000-11-20 | 2002-05-31 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | 作業車両の前後進切換装置 |
| JP2007285313A (ja) * | 2006-04-12 | 2007-11-01 | Iseki & Co Ltd | 作業車両用クラッチ制御装置 |
| JPWO2006118139A1 (ja) * | 2005-04-27 | 2008-12-18 | Tcm株式会社 | クラッチ制御装置およびクラッチ制御方法 |
-
1992
- 1992-06-26 JP JP16914192A patent/JP3659594B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002156035A (ja) * | 2000-11-20 | 2002-05-31 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | 作業車両の前後進切換装置 |
| JPWO2006118139A1 (ja) * | 2005-04-27 | 2008-12-18 | Tcm株式会社 | クラッチ制御装置およびクラッチ制御方法 |
| JP4903692B2 (ja) * | 2005-04-27 | 2012-03-28 | 日立建機株式会社 | クラッチ制御装置およびクラッチ制御方法 |
| US8290670B2 (en) | 2005-04-27 | 2012-10-16 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Clutch control device and clutch control method |
| JP2007285313A (ja) * | 2006-04-12 | 2007-11-01 | Iseki & Co Ltd | 作業車両用クラッチ制御装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3659594B2 (ja) | 2005-06-15 |
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