JPH06110787A - 半導体記憶装置およびその記憶制御方法 - Google Patents

半導体記憶装置およびその記憶制御方法

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JPH06110787A
JPH06110787A JP4256392A JP25639292A JPH06110787A JP H06110787 A JPH06110787 A JP H06110787A JP 4256392 A JP4256392 A JP 4256392A JP 25639292 A JP25639292 A JP 25639292A JP H06110787 A JPH06110787 A JP H06110787A
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JP
Japan
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data
memory
priority
address
storage
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Application number
JP4256392A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Murakami
弘志 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Priority to JP4256392A priority Critical patent/JPH06110787A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 セットアソシアティブ方式のキャッシュコン
トローラメモリにおいて、効果的なパージ/フリーズ制
御が実行される半導体記憶装置を得る。 【構成】 パージ/フリーズ命令および指定する優先順
位がレジスタ4に書込まれると、パージ・フリーズ制御
部5はLRUメモリ優先順位情報更新制御部6を制御す
ることにより、LRUメモリ3内の優先順位情報を操作
し、最適なパージ・フリーズ状態を設定する。パージ処
理の場合、パージ・フリーズ制御部5はタグメモリ1内
にあるバリッドビットを操作しタグアドレスに対応する
データを無効にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、キャッシュメモリや
タグメモリおよびそれらの制御部を同一半導体集積回路
装置内に搭載したキャッシュコントローラメモリと呼ば
れる半導体記憶装置およびその記憶制御方法に関するも
のであり、特にセット・アソシアティブ方式を採用した
キャッシュコントローラメモリとその記憶データの制御
方式の改良を図ったものに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ本体に装備するメモリ・シ
ステムは低コスト,高性能,大容量の3つの要求を同時
に満足する必要があるが、アクセスタイムが短い高性能
のメモリはコストが高く、逆に低コストで大容量を装備
できるメモリはアクセスタイムが長い。このため、1種
類のメモリで上記の3つの要求を満たすことは困難であ
り、複数種類のメモリを組合せることによって、最適な
メモリシステムを構築する、メモリ・ハイアラーキ(記
憶階層)方式が以前から行なわれている。
【0003】即ち、アクセス頻度の高いデータや近い将
来アクセスされる可能性の大きいデータほどメモリ・ハ
イアラーキの内側に置き、逆に、あまりアクセスされな
いデータは外側のレベルに置く。これにより、メモリ・
システム全体として、高性能化,低コスト化,大容量化
という相反する要求を同時に満たすことができる。
【0004】このようなメモリ・ハイアラーキのなか
で、キャッシュメモリはCPUと主メモリの間に置か
れ、実効的に高速かつ中容量の主メモリがあるかのよう
に動作するものであり、これにより、上述のような相反
する要求を満足しつつ、主メモリの高速化を事実上達成
することができる。
【0005】ところで、近年の半導体集積回路技術の進
歩により32ビットCPUが1チップ化されて、そのキ
ャッシュメモリもCPUチップに内蔵されるようになっ
た。また、キャッシュメモリとそのタグメモリおよびそ
れらの制御部を同一半導体装置内に搭載したものも出現
している。このようなキャッシュメモリとタグメモリお
よびその制御部を同一チップ内に搭載した半導体記憶装
置を上述のようにキャッシュコントローラメモリと呼ん
でいる。
【0006】図6はこのような、キャッシュメモリやタ
グメモリおよびそれらの制御部を同一半導体集積回路装
置内に搭載したキャッシュコントローラメモリと呼ばれ
る半導体記憶装置の従来のシステム構成を示すブロック
ダイアグラムである。図において、1はキャッシュデー
タのキャッシュメモリにおける記憶アドレスをそのデー
タとして記憶するタグメモリであり、本来のタグアドレ
スのメモリの他バリッドビットが追加されている。な
お、バリッドビットとは、現在記憶しているタグアドレ
スが有効か無効かを示すビットである。2はキャッシュ
データを記憶するデータメモリであり、SRAM等の高
速アクセスが可能な半導体メモリで構成されている。な
お、このデータメモリ2やタグメモリ1中の破線で囲ん
だ部分は256エントリのなかの1つのエントリを示す
ものである。14はCPUの指示によりデータメモリ2
に記憶されたデータを無効化(パージ)するか書換え禁
止(フリーズ)にするかを設定するためのパージ・フリ
ーズレジスタ、15はこのパージ・フリーズレジスタ1
4に設定されたデータを用いて、LRU(Least Recent
ly Used )アルゴリズムに基づきタグメモリ1のバリッ
ドビットの書換えを行なうLRUパージ・フリーズ制御
部、16はこのLRUパージ・フリーズ制御部15の制
御により、LRUメモリ3に記憶された優先順位情報の
書換えを行なうLRUメモリ優先順位情報更新制御部、
3は優先順位情報を記憶するLRUメモリ、7は外部の
CPUやDMAコントローラから与えられるアドレスと
このアドレスによりタグメモリ1から読出されたアドレ
スデータとを比較し、キャッシュヒットか否かを判定す
るアドレスコンパレータ、18はこのアドレスコンパレ
ータ7の比較結果や外部からのタイミング制御用のリー
ドイネーブル信号等に応じて、キャッシュメモリ2やセ
レクタ19の入出力を制御する制御回路、19は制御部
18の制御に応じて外部からのデータをキャッシュメモ
リ2のどのウエイに入力するかを切り換えるセレクタで
ある。
【0007】次に動作について説明する。CPU,DM
Aコントローラ等により外部から与えられたアドレスは
タグメモリ1に与えられて、ここでデータメモリ2のア
ドレスに変換されるとともに、アドレスコンパレータ7
に入力される。また、各データの優先順位情報はLRU
メモリ3に記憶される。アドレスコンパレータ7はこの
外部から入力されたアドレスとデータメモリ2のアドレ
スとを比較し、キャッシュヒットかミスヒットかを判定
する。キャッシュヒットであればデータメモリ2のデー
タを外部のCPUに出力し、ミスヒットであれば、主記
憶の内容をデータメモリ2に読込む。
【0008】また、CPUからのパージ・フリーズ命令
はパージ・フリーズレジスタ4に書き込まれる。LRU
パージ・フリーズ制御部15は、この情報に従って、L
RUメモリ優先順位情報更新制御部16を制御すること
により、LRUメモリ3内の優先順位情報を操作し、自
動的にパージ・フリーズ状態を設定する。またパージ処
理の場合は、同時にLRUパージ・フリーズ制御部15
はタグメモリ1内にあるバリッドビットを操作し、タグ
アドレスに対応するデータを無効にする。
【0009】図5に、この従来のキャッシュコンローラ
メモリのパージ/フリーズ機能の概要を示す。パージと
は上述のように、キャッシュメモリに保持されたデータ
を無効にすることであり、また、フリーズとは上述のよ
うにキャッシュメモリに保持されたデータを書換え禁止
にすることである。
【0010】一例として、このキャッシュコントローラ
メモリは、3ウェイ・セットアソシアティブ方式で構成
され、そのデータのリプレイスアルゴリズムとして、最
も長く使用されなかったデータを置き換えの対象とする
LRU(Least Reacently Used) アルゴリズムを採用し
ているものとし、主記憶とキャッシュの更新は、書き込
み動作をキャッシュ・メモリに対してのみ行なうコピー
・バック方式を採用し、かつキャッシュデータは、既に
データメモリのウェイWAY−A,WAY−B,WAY
−Cにそれぞれ取り込まれているものとする。また、各
ウェイの使用度の優先順位がリプレイス情報としてLR
Uメモリ3に記憶される。
【0011】この図5において、LRUメモリ3に記憶
された優先順位情報は図中の1番上のエントリ3aで
は、ウェイCからB,Aの順で優先順位が高くなるよう
に記憶されている。従って、このLRUメモリ3のエン
トリに対応するデータメモリ2のウェイA,B,Cのウ
ェイのエントリ2Aa,2Ba,2Caでは優先順位が
それぞれ優先順位1,優先順位2,優先順位3となって
いる。
【0012】ところで、この従来方式においては、デー
タのパージ/フリーズはハードウェアのウェイ単位での
み制御されており、図5の例ではウェイWAY−Aのみ
がパージの対象となっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】セットアソシアティブ
方式で構成された従来のキャッシュシステムでは、一般
的にデータメモリがウェイ単位で命令キャッシュ,デー
タキャッシュに割付けることができるため、データ領
域,命令領域単位でパージ/フリーズを制御することが
できる。しかし、この従来の記憶制御方式では、ユーザ
はエントリ毎の各ウェイの優先順位を把握できないた
め、パージ/フリーズに最適なウェイを外部から指定す
ることは不可能であるという問題点があった。
【0014】例えば、ある演算処理のユーザプログラム
でデータ処理をする場合、シーケンスS1でデータ群D
1を処理し、シーケンスS2でデータ群D2を処理す
る。このプログラム中のシーケンスS1,S2で共通の
データ群D3を使用するような場合、従来の制御方式で
は頻繁に参照されるデータ群D3のようなデータのみを
フリーズすることは不可能であった。また、データ領域
を全てパージしてしまうと優先順位の高いデータ群D3
まで無効データとなってしまう。このように従来の記憶
制御方式では高度な最適制御は行われていなかった。
【0015】本発明は、上記のような従来のものの問題
点に鑑みてなされたもので、キャッシュコントローラ内
部に記憶されているリプレイス情報に着目し、この情報
をもとに自動的に各ウェイの優先順位を考慮し、従来方
式以上に効果的なパージ/フリーズ制御を実行できる半
導体記憶装置およびその記憶制御方法を提供することを
目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体記
憶装置は、タグアドレスを記憶する手段と、タグアドレ
スに対応するデータを記憶する手段と、前記タグアドレ
ス記憶手段によって保持されているアドレスと新たに入
力されたアドレスを比較する手段と、このアドレス比較
手段によって検出された比較判定信号にもとづき、本半
導体記憶装置の次の動作を制御する手段と、前記タグア
ドレスおよび当該タグアドレスに対応するデータが使用
された順序に応じて優先順位を各ウェイに与える手段
と、この優先順位を記憶する手段と、前記優先順位記憶
手段が記憶する優先順位情報に基づいて記憶データのリ
プレイスを制御する手段と、優先順位にもとづいて前記
記憶データリプレイス制御手段,および前記タグアドレ
ス記憶手段を制御する手段とを備え、そのマッピング方
式としてセット・アソシアティブ方式を採用した半導体
記憶装置において、外部からの命令によって前記記憶デ
ータに与えられた優先順位情報に従って記憶データを制
御し、各エントリ毎にウェイ単位で最適な前記記憶デー
タを自動的に選択し、パージまたはフリーズに設定する
機能を設けたものである。
【0017】また、この発明に係る半導体記憶装置の記
憶制御方法は、タグアドレスを記憶するタグアドレス記
憶手段と、このタグアドレスに対応するデータを記憶す
るデータ記憶手段と、前記タグアドレス記憶手段によっ
て保持されているアドレスと、新たにアドレス入力端子
より入力されたアドレスとを比較するアドレス比較手段
と、このアドレス比較手段によって検出された比較判定
信号に応じて、本半導体記憶装置の次の動作を制御する
制御手段と、該制御手段の制御のもとに、前記タグアド
レスおよび当該タグアドレスに対応するデータが過去に
使用された履歴に応じて優先順位を各ウェイに与える優
先順位変更手段と、前記優先順位を記憶する優先順位記
憶手段と、該優先順位記憶手段が記憶する優先順位情報
に基づいて、新しい記憶データをどのウェイに書き込む
かを制御する記憶データ・リプレイス制御手段と、優先
順位情報に基づいて前記記憶データ・リプレイス制御手
段及び前記タグアドレスの有効/無効を制御する無効制
御手段とを備え、そのマッピング方式としてセット・ア
ソシアティブ方式を採用した半導体記憶装置において、
外部から記憶データを無効または書き換え禁止に設定す
る際に、記憶データに与えられた優先順位情報を利用し
て最適なウェイを各エントリ毎に自動的に選択するよう
にしたものである。
【0018】
【作用】この発明における半導体記憶装置においては、
キャッシュコントローラメモリにおいて、外部より任意
の優先順位を指定することにより、キャッシュコントロ
ーラメモリ内部に持つエントリ毎のウェイ単位で与えら
れた優先順位情報に従って自動的に最適なデータを各エ
ントリ毎にウェイ単位でパージまたはフリーズするの
で、図4に示すように、この優先順位を考慮して最適な
ウェイが自動的に選択されるように制御する。
【0019】また、この発明における半導体記憶装置の
記憶制御方法においては、外部から記憶データを無効ま
たは書き換え禁止に設定する際に、記憶データに与えら
れた優先順位情報を利用して最適なウェイを各エントリ
毎に自動的に選択するので、優先順位を考慮して最適な
ウェイが自動的に選択される。
【0020】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1にこの発明の一実施例によるキャッシュコン
トローラメモリのブロック図を示す。図において、1は
キャッシュデータのキャッシュメモリにおける記憶アド
レスをそのデータとして記憶するタグメモリ(アドレス
記憶手段)であり、本来のタグデータの他にバリッドビ
ットが追加されている。2はキャッシュデータを記憶す
るデータメモリ(データ記憶手段)であり、高速アクセ
スが可能なSRAM等の半導体メモリで構成されてい
る。4はCPUの指示によりデータメモリ2に記憶され
たデータを無効化(パージ)するか書換え禁止(フリー
ズ)にするかを設定するとともに、CPUが指定する優
先順位を設定するためのパージ・フリーズレジスタ、5
はこのパージ・フリーズレジスタ4に設定されたデータ
を用いて、LRU(Least Recently Used )アルゴリズ
ムに基づきタグメモリ1のバリッドビットの書換えを行
なうLRUパージ・フリーズ制御部(無効制御手段)、
6はこのLRUパージ・フリーズ制御部5の制御によ
り、LRUメモリ3に記憶された優先順位情報の書換え
を行なうLRUメモリ優先順位情報更新制御部(優先順
位変更手段)、3は優先順位情報を記憶するLRUメモ
リ(優先順位記憶手段)、7はCPUやDMAコントロ
ーラから与えられるアドレスとこのアドレスによりタグ
メモリ1から読出されたアドレスデータとを比較し、キ
ャッシュヒットか否かを判定するアドレスコンパレータ
(アドレス比較手段)、8はこのアドレスコンパレータ
7の比較結果やLRUメモリ3から出力された優先順位
情報、さらには外部からのタイミング制御用のリードイ
ネーブル信号等に応じて、キャッシュメモリ2やセレク
タ9の入出力を制御する制御回路(制御手段)、9は外
部からのデータをキャッシュメモリ2のどのウェイに入
力するかを切り換えるセレクタである。
【0021】次に動作について説明する。CPU,DM
Aコントローラ等により外部から与えられたアドレスは
タグメモリ1に与えられて、ここでデータメモリ2のア
ドレスに変換されるとともに、アドレスコンパレータ7
に入力される。また、各データの優先順位情報はLRU
メモリ3に記憶される。アドレスコンパレータ7はこの
外部から入力されたアドレスとデータメモリ2のアドレ
スとを比較し、キャッシュヒットかミスヒットかを判定
する。キャッシュヒットであればデータメモリ2のデー
タを外部のCPUに出力し、ミスヒットであれば、主記
憶の内容をデータメモリ2に読込む。
【0022】また、CPUからのパージ・フリーズ命令
及びCPUの命令により指定する優先順位はパージ・フ
リーズレジスタ4に書き込まれる。LRUパージ・フリ
ーズ制御部5は、この情報に従って、LRUメモリ優先
順位情報更新制御部6を制御することにより、LRUメ
モリ3内の優先順位情報を操作し、自動的に最適なパー
ジ・フリーズ状態を設定する。またパージ処理の場合
は、同時にLRUパージ・フリーズ制御部5はタグメモ
リ1内にあるバリッドビットを操作し、タグアドレスに
対応するデータを無効にする。
【0023】以上の動作は従来装置とほぼ同様である
が、本実施例では、パージ・フリーズ制御部が、外部か
ら指定された優先順位情報に応じて以下に示すような処
理を実行するため、パージ・フリーズ制御を最適に行な
うことができ、これにより、ヒット率を向上させること
ができ、システムのスループットを高くすることができ
る。
【0024】図2に、本実施例におけるLRUパージ・
フリーズ制御部のフリーズ処理のフローを示す。まず、
フリーズの対象となる優先順位をパージ・フリーズレジ
スタから読み出す(21)。次にLRUメモリから全エ
ントリを順に優先順位情報を読み出し(22)、該当す
る優先順位のウェイは必ず他のウェイより優先順位が高
くなるように設定する(23,24)。ただし、その
際、優先順位が高くなるように毎回設定するのではな
く、優先順位情報を読み出すときのみ疑似的に優先順位
が高いかのようにみせる処理を施す。例えばウェイAに
フリーズしておきたいデータがあるとき、ウェイDがヒ
ットしたとしてもウェイAの優先順位を疑似的に高めて
おくことにより、ウェイAのデータにプロテクトをかけ
ることができる。これは、使用しないデータは優先順位
が自動的に下がるというハードウエア上の制約があるか
らである。
【0025】また、図3に、本実施例におけるLRUパ
ージ・フリーズ制御部のパージ処理のフローを示す。ま
ず、パージの対象となる優先順位をパージ・フリーズレ
ジスタから読み出す(31)。次に、LRUメモリから
全エントリを順に優先順位情報を読み出し(32)、該
当する優先順位のウェイは優先順位が最下位になるよう
に優先順位情報を操作し更新する(33,34)。次
に、タグメモリ内にあるバリッドビットをインバリッド
にし、該当するデータを無効にする(35)。
【0026】本実施例は、以上のような記憶制御手順を
実行することにより、図4における斜線を付した部分、
即ち、この例においては、ウェイ2A,2B,2Cのう
ちの優先順位3に該当するエントリ2Bb,2Bc,2
Ca,…のみをパージ/フリーズすることができ、上述
のような、頻繁に参照されるデータ群D3のようなデー
タのみをパージ/フリーズすることが可能となる。
【0027】従って、ユーザが使用するプログラムに応
じた最適なキャッシュデータのみを常時キャッシュに保
持することができ、キャッシュメモリを有するCPUシ
ステムのスループットを向上させることができる。
【0028】なお、上記実施例では、キャッシュコント
ローラメモリの場合について説明したが、データメモ
リ,タグメモリ,コントローラがそれぞれ別個のチップ
で構成されているものでもよく、上記実施例と同様の効
果を奏する。
【0029】また、CPUチップに内蔵されたキャッシ
ュやキャッシュと主記憶であるDRAMとを同一チップ
に搭載したキャッシュDRAMにも適用でき、上記実施
例と同様の効果を奏する。
【0030】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る半導体記
憶装置によれば、タグアドレスを記憶するタグアドレス
記憶手段と、該タグアドレスに対応するデータを記憶す
るデータ記憶手段と、前記タグアドレス記憶手段によっ
て保持されているアドレスと、新たにアドレス入力端子
より入力されたアドレスとを比較するアドレス比較手段
と、このアドレス比較手段によって検出された比較判定
信号に応じて、本半導体記憶装置の次の動作を制御する
制御手段と、該制御手段の制御のもとに、前記タグアド
レスおよび当該タグアドレスに対応するデータが過去に
使用された履歴に応じて優先順位を各ウェイに与える優
先順位変更手段と、前記優先順位を記憶する優先順位記
憶手段と、該優先順位記憶手段が記憶する優先順位情報
に基づいて、新しい記憶データをどのウェイに書き込む
かを制御する記憶データ・リプレイス制御手段と、優先
順位情報に基づいて前記記憶データ・リプレイス制御手
段および前記タグアドレスの有効/無効を制御する無効
制御手段とを有し、そのマッピング方式としてセット・
アソシアティブ方式を採用した半導体記憶装置におい
て、前記優先順位変更手段は前記優先順位をエントリ毎
に各ウェイに与え、前記制御手段は前記優先順位をも参
照して次の動作を制御し、かつ前記無効制御手段は外部
から指定された優先順位情報に基づいて前記記憶データ
・リプレイス制御手段および前記タグアドレスの有効/
無効を制御するものとすることにより、前記優先順位記
憶手段に蓄えられた優先順位情報に従ってリプレイス制
御を外部から制御し、各エントリ毎にウェイ単位で前記
記憶データを無効または書き換え禁止に設定できるよう
にしたので、各データの優先順位を考慮してユーザが使
用するプログラムに応じて最適なキャッシュデータのみ
を自動的に常時キャッシュに保持することができ、キャ
ッシュのヒット率を向上させることができるという効果
がある。
【0031】また、この発明に係る半導体記憶装置の記
憶制御方法によれば、タグアドレスを記憶するタグアド
レス記憶手段と、該タグアドレスに対応するデータを記
憶するデータ記憶手段と、前記タグアドレス記憶手段に
よって保持されているアドレスと、新たにアドレス入力
端子より入力されたアドレスとを比較するアドレス比較
手段と、このアドレス比較手段によって検出された比較
判定信号に応じて、本半導体記憶装置の次の動作を制御
する制御手段と、該制御手段の制御のもとに、前記タグ
アドレスおよび当該タグアドレスに対応するデータが過
去に使用された履歴に応じて優先順位を各ウェイに与え
る優先順位変更手段と、前記優先順位を記憶する優先順
位記憶手段と、該優先順位記憶手段が記憶する優先順位
情報に基づいて、新しい記憶データをどのウェイに書き
込むかを制御する記憶データ・リプレイス制御手段と、
優先順位情報に基づいて前記記憶データ・リプレイス制
御手段及び前記タグアドレスの有効/無効を制御する無
効制御手段とを有し、そのマッピング方式としてセット
・アソシアティブ方式を採用した半導体記憶装置の記憶
制御方法において、外部から記憶データを無効または書
き換え禁止に設定する際に、記憶データに与えられた優
先順位情報を利用して最適なウェイを各エントリ毎に自
動的に選択するようにしたので、優先順位を考慮して最
適なウェイが自動的に選択され、キャッシュのヒット率
を向上させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による、LRU情報を利用
したパージ/フリーズ制御を行うキャッシュコントロー
ラメモリのシステムのブロック構成を示す図である。
【図2】この発明の一実施例におけるLRUパージ/フ
リーズ制御部のフリーズ処理を示すフロー図である。
【図3】この発明の一実施例における、LRUパージ/
フリーズ制御部のパージ処理を示すフロー図である。
【図4】この発明の一実施例における、各記憶データの
優先順位を考慮したパージ/フリーズの制御の概要を示
す図である。
【図5】従来のウェイ単位でのパージ/フリーズの制御
の概要を示す図である。
【図6】従来のキャッシュコントローラメモリのシステ
ムのブロック構成を示す図である。
【符号の説明】
1 タグメモリ 2 データメモリ 3 LRUメモリ 4 パージ・フリーズレジスタ 5 パージ・フリーズ制御部 6 LRUメモリ優先順位情報更新制御部 7 アドレスコンパレータ 8 制御部 9 セレクタ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】図6はこのような、キャッシュメモリやタ
グメモリおよびそれらの制御部を同一半導体集積回路装
置内に搭載したキャッシュコントローラメモリと呼ばれ
る半導体記憶装置の従来のシステム構成を示すブロック
ダイアグラムである。図において、1はキャッシュデー
タのキャッシュメモリにおける記憶アドレスをそのデー
タとして記憶するタグメモリであり、本来のタグアドレ
スのメモリの他バリッドビットが追加されている。な
お、バリッドビットとは、現在記憶しているタグアドレ
スが有効か無効かを示すビットである。2はキャッシュ
データを記憶するデータメモリであり、SRAM等の高
速アクセスが可能な半導体メモリで構成されている。な
お、このデータメモリ2やタグメモリ1中の破線で囲ん
だ部分は256エントリのなかの1つのエントリを示す
ものである。14はCPUの指示によりデータメモリ2
に記憶されたデータを無効化(パージ)するか書換え禁
止(フリーズ)にするかを設定するためのパージ・フリ
ーズレジスタ、15はこのパージ・フリーズレジスタ1
4に設定されたデータを用いて、LRU(Least Recent
ly Used )アルゴリズムに基づきタグメモリ1のバリッ
ドビットの書換えを行なうLRUパージ・フリーズ制御
部、16はこのLRUパージ・フリーズ制御部15の制
およびアドレスコンパレータ7より出力されるヒット
/ミス情報により、LRUメモリ3に記憶された優先順
位情報の書換えを行なうLRUメモリ優先順位情報更新
制御部、3は優先順位情報を記憶するLRUメモリ、7
は外部のCPUやDMAコントローラから与えられるア
ドレスとこのアドレスによりタグメモリ1から読出され
たアドレスデータとを比較し、キャッシュヒットか否か
を判定するアドレスコンパレータ、18はこのアドレス
コンパレータ7の比較結果や外部からのタイミング制御
用のリードイネーブル信号等に応じて、キャッシュメモ
リ2やセレクタ19の入出力を制御する制御回路、19
は制御部18の制御に応じて外部からのデータをキャッ
シュメモリ2のどのウエイに入力するかを切り換える
セレクタである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】次に動作について説明する。CPU,DM
Aコントローラ等により外部から与えられたアドレスは
タグメモリ1に与えられて、ここでデータメモリ2のア
ドレスに変換されるとともに、アドレスコンパレータ7
に入力される。また、各データの優先順位情報はLRU
メモリ3に記憶される。アドレスコンパレータ7はこの
外部から入力されたアドレスとタグメモリのアドレス
とを比較し、キャッシュヒットかキャッシュミスかを判
定する。CPUのリード動作において、キャッシュヒッ
トであればデータメモリ2のデータを外部のCPUに出
力し、キャッシュミスであれば、主記憶の内容をデータ
メモリ2に読込む。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】また、CPUからのパージ・フリーズ命令
はパージ・フリーズレジスタ4に書き込まれる。LRU
パージ・フリーズ制御部15は、この情報に従って、L
RUメモリ優先順位情報更新制御部16を制御すること
により、LRUメモリ3内の優先順位情報を操作し、自
動的にパージ・フリーズ状態を設定する。またパージ処
理の場合は、同時にLRUパージ・フリーズ制御部15
はタグメモリ1内にあるバリッドビットを操作し、タグ
アドレスおよびそのタグメモリに対応するデータを無効
にする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】一例として、このキャッシュコントローラ
メモリは、3ウェイ・セットアソシアティブ方式で構成
され、そのデータのリプレイスアルゴリズムとして、最
も長く使用されなかったデータを置き換えの対象とする
LRU(Least Reacently Used) アルゴリズムを採用し
ているものとし、CPUによる主記憶とキャッシュの更
新は、書き込み動作をキャッシュ・メモリと本記憶とを
同時に行なうライト・スルー方式を採用し、かつキャッ
シュデータは、既にデータメモリのウェイWAY−A,
WAY−B,WAY−Cにそれぞれ取り込まれているも
のとする。また、各ウェイの使用度の優先順位がリプレ
イス情報としてLRUメモリ3に記憶される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】
【実施例】 実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1にこの発明の一実施例によるキャッシュコン
トローラメモリのブロック図を示す。図において、1は
キャッシュデータのキャッシュメモリにおける記憶アド
レスをそのデータとして記憶するタグメモリ(アドレス
記憶手段)であり、本来のタグデータの他にバリッドビ
ットが追加されている。2はキャッシュデータを記憶す
るデータメモリ(データ記憶手段)であり、高速アクセ
スが可能なSRAM等の半導体メモリで構成されてい
る。4はCPUの指示によりデータメモリ2に記憶され
たデータを無効化(パージ)するか書換え禁止(フリー
ズ)にするかを設定するとともに、CPUが指定する優
先順位を設定するためのパージ・フリーズレジスタ、5
はこのパージ・フリーズレジスタ4に設定されたデータ
を用いて、LRU(Least Recently Used )アルゴリズ
ムに基づきタグメモリ1のバリッドビットの書換えを行
なうLRUパージ・フリーズ制御部(無効制御手段)、
6はこのLRUパージ・フリーズ制御部5の制御によ
り、LRUメモリ3に記憶された優先順位情報の書換え
を行なうLRUメモリ優先順位情報更新制御部(優先順
位変更手段)、3は優先順位情報を記憶するLRUメモ
リ(優先順位記憶手段)、7はCPUやDMAコントロ
ーラから与えられるアドレスとこのアドレスによりタグ
メモリ1から読出されたアドレスデータとを比較し、キ
ャッシュヒットか否かを判定するアドレスコンパレータ
(アドレス比較手段)、8はこのアドレスコンパレータ
7の比較結果やLRUメモリ3から出力された優先順位
情報、さらには外部からのタイミング制御用のリードイ
ネーブル信号等に応じて、キャッシュメモリ2やセレク
タ9の入出力を制御する制御回路(制御手段)、9は外
部からのデータをキャッシュメモリ2のどのウェイに入
するか、またどのウェイのデータを出力するかを切り
換えるセレクタである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】次に動作について説明する。CPU,DM
Aコントローラ等により外部から与えられたアドレスは
タグメモリ1に与えられて、ここでデータメモリ2のア
ドレスに変換されるとともに、アドレスコンパレータ7
に入力される。また、各データの優先順位情報はLRU
メモリ3に記憶される。アドレスコンパレータ7はこの
外部から入力されたアドレスとタグメモリのアドレス
とを比較し、CPUのリード動作において、キャッシュ
ヒットであればデータメモリ2のデータを外部のCPU
に出力し、キャッシュミスであれば、主記憶の内容をデ
ータメモリ2に読込む。
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タグアドレスを記憶するタグアドレス記
    憶手段と、 該タグアドレスに対応するデータを記憶するデータ記憶
    手段と、 前記タグアドレス記憶手段によって保持されているアド
    レスと、新たにアドレス入力端子より入力されたアドレ
    スとを比較するアドレス比較手段と、 このアドレス比較手段によって検出された比較判定信号
    に応じて、本半導体記憶装置の次の動作を制御する制御
    手段と、 該制御手段の制御のもとに、前記タグアドレスおよび当
    該タグアドレスに対応するデータが過去に使用された履
    歴に応じて優先順位を各ウェイに与える優先順位変更手
    段と、 前記優先順位を記憶する優先順位記憶手段と、 該優先順位記憶手段が記憶する優先順位情報に基づい
    て、新しい記憶データをどのウェイに書き込むかを制御
    する記憶データ・リプレイス制御手段と、 優先順位情報に基づいて前記記憶データ・リプレイス制
    御手段及び前記タグアドレスの有効/無効を制御する無
    効制御手段とを備え、 そのマッピング方式としてセット・アソシアティブ方式
    を採用した半導体記憶装置において、 前記優先順位変更手段は前記優先順位をエントリ毎に各
    ウェイに与え、 前記制御手段は前記優先順位をも参照して次の動作を制
    御し、 かつ前記無効制御手段は外部から指定された優先順位情
    報に基づいて前記記憶データ・リプレイス制御手段およ
    び前記タグアドレスの有効/無効を制御するものとし、 前記優先順位記憶手段に蓄えられた優先順位情報に従っ
    てリプレイス制御を外部から制御し、各エントリ毎にウ
    ェイ単位で前記記憶データを無効または書き換え禁止に
    設定できることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 タグアドレスを記憶するタグアドレス記
    憶手段と、 該タグアドレスに対応するデータを記憶するデータ記憶
    手段と、 前記タグアドレス記憶手段によって保持されているアド
    レスと、新たにアドレス入力端子より入力されたアドレ
    スとを比較するアドレス比較手段と、 このアドレス比較手段によって検出された比較判定信号
    に応じて、本半導体記憶装置の次の動作を制御する制御
    手段と、 該制御手段の制御のもとに、前記タグアドレスおよび当
    該タグアドレスに対応するデータが過去に使用された履
    歴に応じて優先順位を各ウェイに与える優先順位変更手
    段と、 前記優先順位を記憶する優先順位記憶手段と、 該優先順位記憶手段が記憶する優先順位情報に基づい
    て、新しい記憶データをどのウェイに書き込むかを制御
    する記憶データ・リプレイス制御手段と、 優先順位情報に基づいて前記記憶データ・リプレイス制
    御手段および前記タグアドレスの有効/無効を制御する
    無効制御手段とを備え、 そのマッピング方式としてセット・アソシアティブ方式
    を採用したキャッシュメモリの記憶制御方法において、 外部から記憶データを無効または書き換え禁止に設定す
    る際に、記憶データに与えられた優先順位情報を利用し
    て最適なウェイを各エントリ毎に自動的に選択すること
    を特徴とする半導体記憶装置の記憶制御方法。
JP4256392A 1992-09-25 1992-09-25 半導体記憶装置およびその記憶制御方法 Pending JPH06110787A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5897651A (en) * 1995-11-13 1999-04-27 International Business Machines Corporation Information handling system including a direct access set associative cache and method for accessing same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5897651A (en) * 1995-11-13 1999-04-27 International Business Machines Corporation Information handling system including a direct access set associative cache and method for accessing same

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