JPH0611186Y2 - 合成樹脂二重被覆鋼管 - Google Patents

合成樹脂二重被覆鋼管

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JPH0611186Y2
JPH0611186Y2 JP10061289U JP10061289U JPH0611186Y2 JP H0611186 Y2 JPH0611186 Y2 JP H0611186Y2 JP 10061289 U JP10061289 U JP 10061289U JP 10061289 U JP10061289 U JP 10061289U JP H0611186 Y2 JPH0611186 Y2 JP H0611186Y2
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JP
Japan
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steel pipe
polyvinyl chloride
synthetic resin
chloride resin
soft
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JPH0339537U (ja
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力 田中
幸彦 原
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Takiron Co Ltd
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Takiron Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はモップの柄、各種工具類の柄や家具の部品等に
好適に使用される表面が柔らかく手触りの良い合成樹脂
発泡体を表層に有する二重被覆鋼管に関する。
〔従来の技術〕
従来、モップの柄や家具等に使用されている合成樹脂被
覆鋼管には、鋼管にメッキや合成樹脂被覆を施した美麗
な表面を有するものがあった。また、表面を柔らかい感
触にするため軟質の合成樹脂が被覆されているものもあ
る。また、変性ポリエチレンとポリエチレンを二層被覆
した鋼管は既に知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来のモップ,工具類の柄はカラフルで外観は美しい
が、手に持った感じが固くて手に馴染みにくく、また鋼
管の冷たさや硬さがそのまま伝わってくるもので、今一
歩改良の余地があった。
また、鋼管に軟質ビニル等を被覆しているものは、被覆
が破れやすく内部の金属面が簡単に露出し、錆びやすい
という問題があった。また、ポリエチレン等の二重被覆
をしたものは、下地層の変性ポリエチレンが特殊なもの
であるため高価であり、しかもポリエチレン自身が乳白
色であるため鮮やかな色彩が出せないという問題があっ
た。また、ポリ塩化ビニル発泡体を接着剤を介して直接
鋼管に押出被覆した場合、接着面に多数の気泡を含むた
め接着強度が小さく、剥離しやすいという問題があっ
た。接着剤を選択すれば接着強度がある程度大きくなる
ものもあるが、低速で押出被覆をしなければならないと
いう問題と作業性が悪いという問題があった。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記の問題を解決するために鋼管の外周に接着
剤を介して半硬質のポリ塩化ビニル樹脂を密着被覆し、
その外周に軟質ポリ塩化ビニル樹脂発泡体を融着した合
成樹脂二重被覆鋼管としたものである。
〔作用〕
本考案の構成によると、鋼管の外周に接着剤を介して半
硬質のポリ塩化ビニル樹脂を密着被覆し、その外周に軟
質ポリ塩化ビニル樹脂発泡体を融着しているので、表面
が柔らかく、滑りがなく、鋼管の冷たさはなく、しかも
手に握りやすい良好な感触を有するものとなる。また、
表面が柔らかいが故に傷は入りやすいが、内部の半硬質
のポリ塩化ビニル樹脂が密着被覆されているので、鋼管
まで傷が到達しにくく鋼管の発錆は防ぐことができる。
また、軟質発泡体層と半硬質の下地層とは同質のポリ塩
化ビニル樹脂であるため容易に融着一体化され得るた
め、表層の軟質ポリ塩化ビニル発泡体層が剥離すること
はない。しかもポリ塩化ビニルはポリエチレン樹脂など
のオレフィン系樹脂とは異なり、金属への接着が可能で
あるため、特殊な接着剤を使用することなく、押出被覆
する場合、そのラインスピードを上げることができるの
で、生産性が良く、作業性も良いものである。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す合成樹脂二重被覆鋼管
の断面図であり、第2図は第1図の部分拡大図である。
1は管径8〜40mmの鋼管であり、2は塩化ビニル−酢
酸ビニル系の接着剤であって半硬質のポリ塩化ビニル樹
脂層3を鋼管1に接着している。半硬質のポリ塩化ビニ
ル樹脂層としては、ポリ塩化ビニルに対して可塑剤を2
0〜40重量部加えたものであり、この場合DOPが好
適に使用される。被覆層の厚みは0.2〜0.4mmであ
り、0.2mm以下では鋼管1の保護層として不十分であ
り、0.4mm以上の厚みはその目的から不要である。
4は軟質ポリ塩化ビニル樹脂発泡体層であって、その厚
みは0.2〜2.0mmであるが、用途によって厚みは変
更可能である。但し、0.2mm以下では軟質発泡体とし
て、表層の柔らかさが発揮できないものである。また該
発泡体層に使用されるポリ塩化ビニル樹脂は、例えば重
合度3200、安定剤としてBa−Zn系、発泡剤とし
てアゾジカルボンアミド系のものが使用される。また可
塑剤はDOPをポリ塩化ビニル樹脂に対して80〜12
0重量部加えたものであり、発泡体としては発泡倍率を
1.2〜2.5倍としたものが望ましい。可塑剤は80
重量部以下では表層の軟らかさが不十分であり、120
重量部以上では軟らかくなり過ぎ、特に発泡体であるた
めその引裂強度がきわめて低いものとなり、使用上問題
がある。
本考案の製法について簡単に述べると、造管工程を経た
鋼管は塩化ビニル−酢酸ビニル系接着剤槽をくぐり抜
け、約155℃程度のクロスヘッドダイを通り半硬質ポ
リ塩化ビニル樹脂被覆が行われる。そして約135℃の
クロスヘッドダイを通過して軟質ポリ塩化ビニル樹脂発
泡体が第1層に融着被覆される。そして冷却工程を経
て、所望のサイズに切断される。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案の合成樹脂二重
被覆鋼管は、接着剤を介して半硬質のポリ塩化ビニル樹
脂を密着被覆し、その外周に軟質ポリ塩化ビニル樹脂発
泡体が融着されているので、表面はきわめてソフトで手
触りが良く、しかも発泡体であるため、なめらかである
にもかかわらず滑りがなく、モップ、工具等の柄や子供
用の玩具、家具、各種支柱等に使用した場合、すこぶる
握りやすく、作業のしやすいものとなり、また安全性の
高いものになるという効果を奏する。また表面に切り傷
が入った場合でも、内部の半硬質ポリ塩化ビニル樹脂層
が密着被覆されているので、従来のように簡単に被覆面
が破れたりすることがないという優れた効果を発揮する
ものである。また、軟質ポリ塩化ビニル発泡体層は発泡
しているため、それだけでは引裂強度があまり強いもの
ではないが、本考案では下地層の半硬質ポリ塩化ビニル
樹脂層と融着一体となっているため、裂離が起こらず、
該発泡体層の弱点を上手にカバーできるという優れた利
点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の合成樹脂二重被覆鋼管の一実施例を示
す断面図、第2図は第1図の部分拡大断面図である。 1…鋼管、2…接着剤、3…半硬質ポリ塩化ビニル樹
脂、4…軟質ポリ塩化ビニル樹脂発泡体層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鋼管の外周に接着剤を介して半硬質のポリ
    塩化ビニル樹脂を密着被覆し、その外周に軟質ポリ塩化
    ビニル樹脂発泡体層を融着したことを特徴とする合成樹
    脂二重被覆鋼管。
JP10061289U 1989-08-29 1989-08-29 合成樹脂二重被覆鋼管 Expired - Lifetime JPH0611186Y2 (ja)

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JPH0339537U JPH0339537U (ja) 1991-04-16
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