JPH061134Y2 - 温熱体 - Google Patents

温熱体

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JPH061134Y2
JPH061134Y2 JP1987020606U JP2060687U JPH061134Y2 JP H061134 Y2 JPH061134 Y2 JP H061134Y2 JP 1987020606 U JP1987020606 U JP 1987020606U JP 2060687 U JP2060687 U JP 2060687U JP H061134 Y2 JPH061134 Y2 JP H061134Y2
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JP
Japan
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crystallization
solution
electric heater
bag
heat
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JP1987020606U
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JPS63127618U (ja
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忠昭 野田
徹 浜
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Sekisui Kasei Co Ltd
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Sekisui Kasei Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 <技術分野> この考案は身体の採暖用等に用いる温熱体に関する。
<従来技術> 従来におけるこの種の温熱体(蓄熱体)については、凝
固(結晶化)、融解の繰り返しにより熱を授受する蓄熱
材を収納した容器内に、電気ヒータと、蓄熱材の結晶化
促進のための発核材を収容してあるものが開発されてい
る(特開昭60-13877号参照)。
この従来技術の場合、電気ヒータのプラグを抜き、通電
を停止すると、直ちに蓄熱材は温度低下を来たして(約
56〜58℃位)、発核材を核として蓄熱材の結晶化が開始
されることになる。
従って、蓄熱材を結晶発熱化させないで維持しようとす
るためには常に電気ヒータに対して通電しておかねばな
らない不便と、不経済性が伴なう問題点があった。
<目的> そこで、この考案においては、蓄熱材の結晶化発熱開始
を電気ヒータと関係なく行ない得るようにして上記従来
技術の問題点を解消することを目的としている。
<構成> 上記考案目的を達成するための構成としては、過冷却可
能で、過冷却状態から結晶化させると発熱する溶液を収
容した袋状体の内部に、外部からの操作によって溶液を
活性化して結晶化を開始させる結晶化開始具を収容して
あり、この袋状体の表裏の少なくとも一方には上記溶液
を加熱できる電気ヒータを有し、さらにこれら袋状体お
よび電気ヒータを外装体で包被してあるとともに、上記
結晶化開始具は、筒状の保持体に少なくとも一部が起伏
自在になるよう弾性片を保持させてあり、弾性片には起
伏作用時に上記溶液が流通活性化できる孔等の流通部を
有していることを特徴とするものである。
上記結晶化開始具(結晶化誘発具)によって、結晶発熱
化の開始タンミングを自由に選択できて、従来の発核材
のごとく電気ヒータの通電を止めると直ちに蓄熱材の結
晶発熱化が開始するといったことがないようにしてい
る。
<実施例> 次いで、この考案の実施例について図を参照しながら以
下に説明する。
第1図の(10)はこの考案の温熱体の全体を指しており、
第2図に示すごとく過冷却可能で、過冷却状態から結晶
化させると発熱する溶液(a)を収容した耐熱性の蓄熱袋
状体(11)と、蓄熱袋状体(11)の表裏少なくとも一方外側
から加熱できる電気ヒータ(12)、さらにこれら蓄熱袋状
体(11)および電気ヒータ(12)を外側から包被する外装体
(13)を具有している。また蓄熱袋状体(11)内には上記過
冷却可能な溶液(a)を結晶化のために活性化できる結晶
化開始具(結晶化誘発具)(14)を有しており、この結晶
化開始具(14)は外装体(13)の上から押さえても作用し易
いような一定位置に設けておくことが望ましく外装体(1
3)に適宜な目印(40)を施し、外装体(13)を薄くしておく
と尚至便である。
上記蓄熱袋状体(11)内に収容してある、過冷却可能で、
過冷却状態から結晶化させると発熱する溶液(a)は、酢
酸ナトリウムの水溶液等過冷却した溶液を活性化させる
ことにより容易に結晶化できる公知の溶液が収容され
る。
また耐熱性の袋状体(11)は、酢酸ナトリウム水溶液等の
結晶化すると発熱する液には侵されなく、しかも結晶固
化後に再使用のために電気ヒータ(12)にて溶かす際の袋
状体(11)の加熱温度に耐えるものが必要であり、例えば
PVCその他耐熱性のある合成樹脂シートにて形成する
のが好ましい。
次に電気ヒータ(12)については、サーモスタット(20)を
有していて、例えば前記酢酸ナトリウム水溶液の場合融
解温度58℃以上好ましくは65℃以上に加熱可能な面状発
熱体が好ましく、(21)は、この電気ヒータ用の挿込みプ
ラグを示している。
さらに外装体(13)については、それ自体に適宜厚みの断
熱材(23)を有するほか、電気ヒータ(12)との間に断熱フ
ェルト等の断熱材を介在させて実施してもよい。
また蓄熱袋状体(11)内に収容してある結晶化開始具(14)
については、第3図および第4図に図示するように、筒
状の保持体(15)に、少なくとも一部が起伏自在になるよ
う弾性片(16)を保持させてあるもので、保持体(15)が合
成樹脂で弾性片(16)がバネ状金属板の場合、弾性片(16)
の周辺部が保持体(15)内に埋没できるインサート成形さ
れたものを用いることができる。また弾性片(16)にはピ
ンホール状の孔、極細の溝等の流通部(17)が形成してあ
って、弾性片(16)の起伏作用時に液が流通活性化できる
ような流通部であればよい。
なお、筒状の保持体(15)の外形は、円形、楕円、角形等
自由に実施できるが、尖鋭な形状でない方が袋状体(11)
を破らないためにも好ましい。
<使用方法> 蓄熱袋状体(11)内の過冷却可能な溶液(a)を結晶化させ
て発熱させるには、結晶化開始具(14)を用いて溶液を活
性化させればよい。図の例示の場合、結晶化開始具(14)
の弾性片(16)を外装体(13)の外側から袋状体(11)を通し
て押さえて1〜数回起伏作用を行なうと、保持体(15)内
では弾性片(16)の孔、溝等の流通部(17)を境にして局部
的圧縮等急激な変化を生じさせ、結晶化が開始して、瞬
時に結晶化を全体に波及すると共に発熱することにな
る。
発熱使用後に、結晶化を解いて原状の溶液に復帰させる
には、電気ヒータ(12)に通電して蓄熱袋状体(11)を加熱
してやれば(融解温度以上)、結晶が融解することにな
る。一旦融解すると、プラグを抜いて電気ヒータ(12)へ
の通電を止めて過冷却可能な溶液(a)の温度が低下して
も、次に結晶化開始具(14)を作用させない限り、融解し
たままの状態を保つことができ、結晶化開始具(14)は室
温等の常温下で自由に作用させることができることにな
る(第5図参照)。
<効果> この考案による温熱体によると、電気ヒータへの通電を
止めると、従来の発核材入りの蓄熱体のごとく直ちに蓄
熱体が結晶化を開始するものでなく、電気ヒータにて一
旦融解状態に戻れば、電気ヒータへの通電を止めても過
冷却可能な溶液は結晶化を生じず、結晶化が抑制された
状態のまま温度低下することになり、結晶化開始具を作
用させない限り、融解状態を維持することになる。
従って、過冷却可能な溶液を結晶化させていない融解状
態に維持しておくための電気ヒータの通電は必要なくな
り、経済的であると共に一旦融解後は、必要時にのみ結
晶化発熱を開始させることができる点で非常に使用し易
い利点がある。
またこの考案では、袋状体の内部に収容した結晶化開始
具が、筒状の保持体に少なくとも一部が起伏自在になる
よう弾性片を保持させてあり、かつ弾性片には起伏作用
時に過冷却可能な溶液が流通活性化できる流通部を有し
ているので、この結晶化開始具を外装体の外側から1〜
数回起伏作用するだけで、上記溶液を効率良く結晶化で
きるという利点もある。
そのため、湯たんぽ代りの温熱具等身体採暖のための温
熱体として安全で使用至便な好適品となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案品の斜視図、第2図は断面図、第3図
は結晶化開始具の平面図、第4図は前図に対する断面
図、第5図は酢酸ナトリウム水溶液を用いて室温で結晶
発熱を開始させる一例を示すグラフ図である。 (10)…温熱体、(11)…蓄熱袋状体、 (12)…電気ヒータ、(13)…外装体、 (14)…結晶化開始具、 (a)…過冷却可能で、過冷却状態から結晶化させると発
熱する溶液。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】過冷却可能で、過冷却状態から結晶化させ
    ると発熱する溶液を収容した袋状体の内部に、外部から
    の操作によって溶液を活性化して結晶化を開始させる結
    晶化開始具を収容してあり、この袋状体の表裏の少なく
    とも一方には上記溶液を加熱できる電気ヒータを有し、
    さらにこれら袋状体および電気ヒータを外装体で包被し
    てあるとともに、上記結晶化開始具は、筒状の保持体に
    少なくとも一部が起伏自在になるよう弾性片を保持させ
    てあり、弾性片には起伏作用時に上記溶液が流通活性化
    できる孔等の流通部を有していることを特徴とする温熱
    体。
  2. 【請求項2】電気ヒータが面状発熱体からなる上記実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の温熱体。
JP1987020606U 1987-02-13 1987-02-13 温熱体 Expired - Lifetime JPH061134Y2 (ja)

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JPS63127618U JPS63127618U (ja) 1988-08-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS601020A (ja) * 1983-05-25 1985-01-07 Fuji Heavy Ind Ltd バス用暖房装置
JPS6013877A (ja) * 1983-07-04 1985-01-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 蓄熱体
JPS60234659A (ja) * 1984-05-07 1985-11-21 松下電器産業株式会社 潜熱蓄熱装置

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