JPH06115149A - 巻線装置 - Google Patents
巻線装置Info
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- JPH06115149A JPH06115149A JP29194092A JP29194092A JPH06115149A JP H06115149 A JPH06115149 A JP H06115149A JP 29194092 A JP29194092 A JP 29194092A JP 29194092 A JP29194092 A JP 29194092A JP H06115149 A JPH06115149 A JP H06115149A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 記録電極用線材を保持する溝の加工精度が悪
くても巻線作業が確実に行えるようにする。 【構成】 線材保持用溝309を検出して1溝ごとに検
出信号を出力する検出手段1と、前記検出手段1と連動
してその直線変位量を測定し変位信号を出力する測長手
段2と、前記溝検出信号と関連付けて前記変位信号を記
憶し前記線材保持用溝309の実際の位置を求めるデー
タ処理手段3とを有し、溝検出手段1から検出信号が出
力されたときの測長手段2の測定値を記憶すれば、ピッ
チ誤差を含んだ実際の線材保持用溝309の位置が検出
手段の直線移動量として1溝ごとに計測される。そこ
で、得られた測定データを基に線材の軸方向(キャビテ
ィ溝305を横切る方向と直交する方向)への移動量を
制御して巻線すれば、巻線作業時に溝位置が狂っていて
も、実際の溝位置を求めて線材が正確に誘導され所定の
溝に確実に配置することができる。
くても巻線作業が確実に行えるようにする。 【構成】 線材保持用溝309を検出して1溝ごとに検
出信号を出力する検出手段1と、前記検出手段1と連動
してその直線変位量を測定し変位信号を出力する測長手
段2と、前記溝検出信号と関連付けて前記変位信号を記
憶し前記線材保持用溝309の実際の位置を求めるデー
タ処理手段3とを有し、溝検出手段1から検出信号が出
力されたときの測長手段2の測定値を記憶すれば、ピッ
チ誤差を含んだ実際の線材保持用溝309の位置が検出
手段の直線移動量として1溝ごとに計測される。そこ
で、得られた測定データを基に線材の軸方向(キャビテ
ィ溝305を横切る方向と直交する方向)への移動量を
制御して巻線すれば、巻線作業時に溝位置が狂っていて
も、実際の溝位置を求めて線材が正確に誘導され所定の
溝に確実に配置することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電記録方式の記録ヘ
ッドとして好適な多針記録ヘッドの製造に使用する巻線
装置に関する。更に詳述すると、本発明は、記録電極用
の線材を成形型の線材保持用溝の該当する部位に配列す
る巻線装置の改良に関する。
ッドとして好適な多針記録ヘッドの製造に使用する巻線
装置に関する。更に詳述すると、本発明は、記録電極用
の線材を成形型の線材保持用溝の該当する部位に配列す
る巻線装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】静電記録方式に用いられる同一面制御形
の多針記録ヘッドは、一般に、図9に示すように、一定
間隔で高密度に配置された2列の記録電極101a,1
01bとこれに対応する2列の制御電極102a,10
2bとを電気絶縁性樹脂等の電極支持ブロック103に
よって固め、各記録電極101a,101b並びに制御
電極102a,102bを一旦配線基板104上に結線
してから外部の駆動回路等に接続するように構成されて
いる。
の多針記録ヘッドは、一般に、図9に示すように、一定
間隔で高密度に配置された2列の記録電極101a,1
01bとこれに対応する2列の制御電極102a,10
2bとを電気絶縁性樹脂等の電極支持ブロック103に
よって固め、各記録電極101a,101b並びに制御
電極102a,102bを一旦配線基板104上に結線
してから外部の駆動回路等に接続するように構成されて
いる。
【0003】このような構造の多針記録ヘッドは、従
来、例えば図7に示すような複数種のピン302,30
3,304とキャビティ溝305及び突堤部306,3
07,308を有する成形型301を利用して製造可能
である(特開平2−239953号)。図示の成形型3
01は、2つの多針記録ヘッドを同時に得る2個取り用
成形型であり、2個の成形型301,301を突合せて
使用する割型を構成する。この一対の成形型301,3
01は同じ構造を成し、それぞれの成形型301,30
1に図7の一方の制御電極102a若しくは102bを
装着すると共に一方の記録電極101a若しくは101
bを構成する線材310を巻きつけている。そして、こ
れら一対の成形型301,301を突合せた際に形成さ
れる1つの空間に記録電極101a,101bと制御電
極102a,102bとが互いに平行でかつ一定の位置
関係を以って配置され、その周りに電極支持ブロック1
03を構成する樹脂を注入し得るように設けられてい
る。
来、例えば図7に示すような複数種のピン302,30
3,304とキャビティ溝305及び突堤部306,3
07,308を有する成形型301を利用して製造可能
である(特開平2−239953号)。図示の成形型3
01は、2つの多針記録ヘッドを同時に得る2個取り用
成形型であり、2個の成形型301,301を突合せて
使用する割型を構成する。この一対の成形型301,3
01は同じ構造を成し、それぞれの成形型301,30
1に図7の一方の制御電極102a若しくは102bを
装着すると共に一方の記録電極101a若しくは101
bを構成する線材310を巻きつけている。そして、こ
れら一対の成形型301,301を突合せた際に形成さ
れる1つの空間に記録電極101a,101bと制御電
極102a,102bとが互いに平行でかつ一定の位置
関係を以って配置され、その周りに電極支持ブロック1
03を構成する樹脂を注入し得るように設けられてい
る。
【0004】そこで、1つの成形型301には、いずれ
か一方の制御電極102a若しくは102bを収容しか
つこの制御電極102a若しくは102bと記録電極1
01a若しくは101bを固めるための樹脂を注入する
キャビティ溝305が2本平行に形成され、そのキャビ
ティ溝305とキャビティ溝305との間及び各キャビ
ティ溝305,305の外側に突堤部306,307,
308を形成し、これら突堤部306,307,308
に記録電極101a若しくは101bとなる線材310
を保持させるための線材保持用溝309,…,309を
一定ピッチで形成している。この成形型301の場合、
突堤部307,308の更に外側に方向付けピン302
と束ねピン303及びターンピン304を設け、これら
ピン302,303,304を利用して張り渡す線材の
位置並びに向きを変えるようにしている。線材310
は、両側の方向付けピン302,302の間において、
キャビティ溝305,305を横切るように張り渡さ
れ、キャビティ溝305とキャビティ溝305との間の
突堤部306並びに両キャビティ溝305,305の外
側の突堤部307,308に形成された線材保持用溝3
09,…,309によって保持されている。この成形型
301への線材310の巻きつけは、図8に示すよう
に、線材ガイド手段311の軸方向への往復直線運動と
成形型301の揺動とを利用して機械的に行なわれる。
即ち、成形型301に線材310の巻始め端を固着した
後、この成形型301を揺動させると共にこれに同期さ
せて線材ガイド手段311で供給する線材310の軸方
向移動を制御することによって、所定のピン302,3
03,304及び線材保持用溝309,…,309に線
材310を引っ掛けるようにしている。このとき、線材
310の軸方向への移動量の制御は設計上求められる溝
位置に基づいて行なわれる。したがって、各突堤部30
6,307,308に形成される線材保持用溝309,
…,309のピッチが不正確であると、自動巻線時に線
材310が所定の線材保持用溝309に確実に嵌入され
ない自体を惹き起こす虞がある。そこで、従来は、この
突堤部に形成される溝はNC旋盤等で切削されて高精度
なものとされていた。
か一方の制御電極102a若しくは102bを収容しか
つこの制御電極102a若しくは102bと記録電極1
01a若しくは101bを固めるための樹脂を注入する
キャビティ溝305が2本平行に形成され、そのキャビ
ティ溝305とキャビティ溝305との間及び各キャビ
ティ溝305,305の外側に突堤部306,307,
308を形成し、これら突堤部306,307,308
に記録電極101a若しくは101bとなる線材310
を保持させるための線材保持用溝309,…,309を
一定ピッチで形成している。この成形型301の場合、
突堤部307,308の更に外側に方向付けピン302
と束ねピン303及びターンピン304を設け、これら
ピン302,303,304を利用して張り渡す線材の
位置並びに向きを変えるようにしている。線材310
は、両側の方向付けピン302,302の間において、
キャビティ溝305,305を横切るように張り渡さ
れ、キャビティ溝305とキャビティ溝305との間の
突堤部306並びに両キャビティ溝305,305の外
側の突堤部307,308に形成された線材保持用溝3
09,…,309によって保持されている。この成形型
301への線材310の巻きつけは、図8に示すよう
に、線材ガイド手段311の軸方向への往復直線運動と
成形型301の揺動とを利用して機械的に行なわれる。
即ち、成形型301に線材310の巻始め端を固着した
後、この成形型301を揺動させると共にこれに同期さ
せて線材ガイド手段311で供給する線材310の軸方
向移動を制御することによって、所定のピン302,3
03,304及び線材保持用溝309,…,309に線
材310を引っ掛けるようにしている。このとき、線材
310の軸方向への移動量の制御は設計上求められる溝
位置に基づいて行なわれる。したがって、各突堤部30
6,307,308に形成される線材保持用溝309,
…,309のピッチが不正確であると、自動巻線時に線
材310が所定の線材保持用溝309に確実に嵌入され
ない自体を惹き起こす虞がある。そこで、従来は、この
突堤部に形成される溝はNC旋盤等で切削されて高精度
なものとされていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、NC旋
盤などで多針記録ヘッドの記録電極程度のピッチ及び溝
幅で多数の溝を切削する場合、多大な時間を要し成形型
の製造コストを極めて高価なものとする問題がある。例
えば、1つの成形型に約7000本あまりの線材保持用
溝(線材径0.0635mm中)を0.127mmの溝
ピッチで切削する場合、1本の線材保持用溝309を切
削するのに2秒〜3秒程度で完了したとしても約4時間
〜6時間程度を必要とする。このため、1セットの成形
型(2本)を製作するのに約8時間〜12時間程度を必
要とし、成形型を非常に高価なものとしてしまう。ま
た、線材保持用溝を正確に一定ピッチで切削できたとし
ても、長さ1m余りのアルミ型材では溝加工時と巻線時
に10℃程度でも温度差が生じた場合、長さが232μ
m(線材径の約3倍)程度狂うため、線材保持用溝30
9の実際の位置と設計上の位置とがずれ巻線を行うこと
が不可能になってしまう。そこで、厳しく温度管理され
た作業空間を必要とし、設備コストも嵩んでしまう。
盤などで多針記録ヘッドの記録電極程度のピッチ及び溝
幅で多数の溝を切削する場合、多大な時間を要し成形型
の製造コストを極めて高価なものとする問題がある。例
えば、1つの成形型に約7000本あまりの線材保持用
溝(線材径0.0635mm中)を0.127mmの溝
ピッチで切削する場合、1本の線材保持用溝309を切
削するのに2秒〜3秒程度で完了したとしても約4時間
〜6時間程度を必要とする。このため、1セットの成形
型(2本)を製作するのに約8時間〜12時間程度を必
要とし、成形型を非常に高価なものとしてしまう。ま
た、線材保持用溝を正確に一定ピッチで切削できたとし
ても、長さ1m余りのアルミ型材では溝加工時と巻線時
に10℃程度でも温度差が生じた場合、長さが232μ
m(線材径の約3倍)程度狂うため、線材保持用溝30
9の実際の位置と設計上の位置とがずれ巻線を行うこと
が不可能になってしまう。そこで、厳しく温度管理され
た作業空間を必要とし、設備コストも嵩んでしまう。
【0006】そこで、本発明者等はこの線材保持用溝を
転造によって製作することを考えた。転造の場合、約7
000本あまりの溝を加工するにも1分程度の時間しか
必要としない。しかし、転造の場合、溝ピッチが僅かに
狂いそれが累積して全体で相当の溝ピッチのずれとなっ
て現れる問題がある。しかも、そのピッチの狂いが一様
であるとは限らない。そこで、実際に成形型を転造によ
って製作しそれに巻線機を用いて一定ピッチで記録電極
用線材を所定の線材保持用溝内に配線しようとする際、
線材保持用溝内に線材を正しく設置することが困難とな
り、巻線を不可能にしてしまう。
転造によって製作することを考えた。転造の場合、約7
000本あまりの溝を加工するにも1分程度の時間しか
必要としない。しかし、転造の場合、溝ピッチが僅かに
狂いそれが累積して全体で相当の溝ピッチのずれとなっ
て現れる問題がある。しかも、そのピッチの狂いが一様
であるとは限らない。そこで、実際に成形型を転造によ
って製作しそれに巻線機を用いて一定ピッチで記録電極
用線材を所定の線材保持用溝内に配線しようとする際、
線材保持用溝内に線材を正しく設置することが困難とな
り、巻線を不可能にしてしまう。
【0007】本発明は、溝ピッチが狂っていても線材を
該当する溝に正確に導くことができる巻線装置を提供す
ることを目的とする。
該当する溝に正確に導くことができる巻線装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明は、電極を固める樹脂を注入するキャビティ
溝の両側に該溝を横切る方向に一定ピッチで記録電極用
線材を架設させる線材保持用溝を有する突堤部を設けた
多針記録ヘッド成形型に前記線材を巻回する巻線装置に
おいて、前記線材保持用溝を検出して1溝ごとに検出信
号を出力する検出手段と、前記検出手段と連動してその
直線変位量を測定し変位信号を出力する測長手段と、前
記溝検出信号と関連付けて前記変位信号を記憶し前記線
材保持用溝の実際の位置を求めるデータ処理手段とを有
することとしている。
め、本発明は、電極を固める樹脂を注入するキャビティ
溝の両側に該溝を横切る方向に一定ピッチで記録電極用
線材を架設させる線材保持用溝を有する突堤部を設けた
多針記録ヘッド成形型に前記線材を巻回する巻線装置に
おいて、前記線材保持用溝を検出して1溝ごとに検出信
号を出力する検出手段と、前記検出手段と連動してその
直線変位量を測定し変位信号を出力する測長手段と、前
記溝検出信号と関連付けて前記変位信号を記憶し前記線
材保持用溝の実際の位置を求めるデータ処理手段とを有
することとしている。
【0009】また、本発明は、溝検出手段としてロータ
リーエンコーダが、測長手段としてマグネスケールの使
用が好ましい。
リーエンコーダが、測長手段としてマグネスケールの使
用が好ましい。
【0010】
【作用】したがって、溝検出手段から検出信号が出力さ
れたときの測長手段の測定値を記憶すれば、ピッチ誤差
を含んだ実際の線材保持用溝の位置が検出手段の直線移
動量として1溝ごとに計測される。そこで、この測定デ
ータを基に線材の軸方向(キャビティ溝を横切る方向と
直交する方向)への移動量を制御して巻線すれば、線材
が線材保持用溝に正確に誘導される。
れたときの測長手段の測定値を記憶すれば、ピッチ誤差
を含んだ実際の線材保持用溝の位置が検出手段の直線移
動量として1溝ごとに計測される。そこで、この測定デ
ータを基に線材の軸方向(キャビティ溝を横切る方向と
直交する方向)への移動量を制御して巻線すれば、線材
が線材保持用溝に正確に誘導される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の構成を図面に示す実施例に基
づいて詳細に説明する。尚、本実施例では、特に限定さ
れるものではないが、図7に示す巻線機構に本発明を適
用したものを一例として挙げている。
づいて詳細に説明する。尚、本実施例では、特に限定さ
れるものではないが、図7に示す巻線機構に本発明を適
用したものを一例として挙げている。
【0012】本発明の巻線装置は、成形型301に加工
された線材保持用溝309の実際の溝位置を計測して溝
ピッチひいては巻線位置の補正データを作成する補正機
構部と、この補正機構部により制御・誘導され巻線を実
行する巻線機構部により構成されている。
された線材保持用溝309の実際の溝位置を計測して溝
ピッチひいては巻線位置の補正データを作成する補正機
構部と、この補正機構部により制御・誘導され巻線を実
行する巻線機構部により構成されている。
【0013】巻線機構部は、例えば図7に示すように、
成形型301を支持して揺動させる駆動手段312と成
形型301に沿って軸方向(キャビティ溝305を横切
る方向と直交する方向)に線材310を移動させて供給
する線材ガイド手段311とから構成されている。成形
型301は極めて精度良く設けられた両端の支持軸31
3を利用して図示していない軸受などに回転自在に支持
され、モータ駆動回路314とパルスモータ315とか
ら成る成形型駆動手段312によって選択的に正逆回転
させられる。また、線材ガイド手段311は、成形型3
01の支持軸313と平行に配置されたねじ送り機構3
16とこのねじ送り機構316によって直線往復動させ
られる線材供給用のノズル317とから成っている。ノ
ズル317には線材供給手段のボビン318から引き出
された線材310が通されている。ボビン318に巻か
れている線材310は必要に応じて巻き解き機構を介し
て引き出されている。また、図示していない巻き解き機
構とノズル317との間にはノズル317が往復移動す
るときの線材310の緩みを吸収すると共に成形型30
1に巻きかけられる線材310に適宜の張力を与えるバ
ックテンション機構319が設けられている。尚、ねじ
送り機構316のねじ軸320はモータ駆動回路321
でその回転方向と回転数が制御されるパルスモータ32
2によって正逆回転駆動される。また、成形型301の
正逆回転と線材ガイド手段311の往復動は互いに同期
する。その制御信号はマイコンを含む制御手段323か
ら出力される。制御手段323は成形型301の回転角
度を検知する手段(図示省略)からの信号とノズル31
7の位置を検知する手段(図示省略)の信号を取込んで
成形型301の回転に連動させてノズル317の位置を
制御する。ノズル317は、例えば1番目、129番
目、257番目、…、6913番目の合計55箇所の線
材保持用溝309に1箇所のピン304に絡まる線材3
10を次々に巻掛けるように巻線する。そして、128
本のピン304に55本ずつの線材を分けて掛けるよう
にして7040本の線材保持用溝309に線材310を
巻掛ける。
成形型301を支持して揺動させる駆動手段312と成
形型301に沿って軸方向(キャビティ溝305を横切
る方向と直交する方向)に線材310を移動させて供給
する線材ガイド手段311とから構成されている。成形
型301は極めて精度良く設けられた両端の支持軸31
3を利用して図示していない軸受などに回転自在に支持
され、モータ駆動回路314とパルスモータ315とか
ら成る成形型駆動手段312によって選択的に正逆回転
させられる。また、線材ガイド手段311は、成形型3
01の支持軸313と平行に配置されたねじ送り機構3
16とこのねじ送り機構316によって直線往復動させ
られる線材供給用のノズル317とから成っている。ノ
ズル317には線材供給手段のボビン318から引き出
された線材310が通されている。ボビン318に巻か
れている線材310は必要に応じて巻き解き機構を介し
て引き出されている。また、図示していない巻き解き機
構とノズル317との間にはノズル317が往復移動す
るときの線材310の緩みを吸収すると共に成形型30
1に巻きかけられる線材310に適宜の張力を与えるバ
ックテンション機構319が設けられている。尚、ねじ
送り機構316のねじ軸320はモータ駆動回路321
でその回転方向と回転数が制御されるパルスモータ32
2によって正逆回転駆動される。また、成形型301の
正逆回転と線材ガイド手段311の往復動は互いに同期
する。その制御信号はマイコンを含む制御手段323か
ら出力される。制御手段323は成形型301の回転角
度を検知する手段(図示省略)からの信号とノズル31
7の位置を検知する手段(図示省略)の信号を取込んで
成形型301の回転に連動させてノズル317の位置を
制御する。ノズル317は、例えば1番目、129番
目、257番目、…、6913番目の合計55箇所の線
材保持用溝309に1箇所のピン304に絡まる線材3
10を次々に巻掛けるように巻線する。そして、128
本のピン304に55本ずつの線材を分けて掛けるよう
にして7040本の線材保持用溝309に線材310を
巻掛ける。
【0014】ここで、線材ガイド手段311の往復動の
制御は、線材保持用溝309の設計上の位置によっての
み制御されず、次の補正機構部において求められた実測
データに基づく補正を加えて行なわれる。
制御は、線材保持用溝309の設計上の位置によっての
み制御されず、次の補正機構部において求められた実測
データに基づく補正を加えて行なわれる。
【0015】補正機構は、図1に示すように、線材保持
用溝309を検出して1溝ごとに検出信号を出力する検
出手段1(以下溝検出手段という)と、この溝検出手段
1と連動してその直線変位量を測定し変位信号を出力す
る測長手段2と、溝検出手段1から得られる溝検出信号
に関連付けて変位信号を記憶し線材保持用溝の実際の位
置を求めるデータ処理手段3とから構成されている。本
実施例の場合、溝検出手段1としては光学式ロータリー
エンコーダが、測長手段2としてはマグネスケール(磁
気式測長器)2が使用されている。
用溝309を検出して1溝ごとに検出信号を出力する検
出手段1(以下溝検出手段という)と、この溝検出手段
1と連動してその直線変位量を測定し変位信号を出力す
る測長手段2と、溝検出手段1から得られる溝検出信号
に関連付けて変位信号を記憶し線材保持用溝の実際の位
置を求めるデータ処理手段3とから構成されている。本
実施例の場合、溝検出手段1としては光学式ロータリー
エンコーダが、測長手段2としてはマグネスケール(磁
気式測長器)2が使用されている。
【0016】ロータリーエンコーダ1は、成形型301
の線材保持用溝309と噛み合う歯形状の凹凸が形成さ
れたホイール11が回転軸12に固着され、このホイー
ル11が線材保持用溝309と噛み合って回転すること
によって入力が得られるように設けられている。本実施
例ではエンコーダ1に1回転で2000個のパルス信号
が出力されるものを採用している。そこで、ホイール1
1の外周面に形成されている歯形状の凸起13を200
0個にし、かつその凸起13と凸起13とのピッチPT
を線材保持用溝の溝ピッチPと同じにすれば(PT =
P)、ホイール11が線材保持用溝309の1つ1つと
完全に噛み合う状態で成形型301の突堤部308の上
を転動し、1溝ごとにパルス信号が1つ出力される。例
えば、線材保持用溝309の溝ピッチPが127μmで
あれば、直径約80mm(D=0.127×2000/
π)のホイール11の外周面にエンコーダ1の1回転当
りの出力パルス数と同一数(2000個)の凸起13が
一定ピッチで形成されている。なお、ホイール11の凸
起13の数、ホイール外径寸法、エンコーダ1の1回転
当りの出力パルス数及び出力タイミングの条件等は、線
材保持用溝309の位置検出を行い易くするために設定
された一例であり、特に上述の条件に限定されるもので
はない。
の線材保持用溝309と噛み合う歯形状の凹凸が形成さ
れたホイール11が回転軸12に固着され、このホイー
ル11が線材保持用溝309と噛み合って回転すること
によって入力が得られるように設けられている。本実施
例ではエンコーダ1に1回転で2000個のパルス信号
が出力されるものを採用している。そこで、ホイール1
1の外周面に形成されている歯形状の凸起13を200
0個にし、かつその凸起13と凸起13とのピッチPT
を線材保持用溝の溝ピッチPと同じにすれば(PT =
P)、ホイール11が線材保持用溝309の1つ1つと
完全に噛み合う状態で成形型301の突堤部308の上
を転動し、1溝ごとにパルス信号が1つ出力される。例
えば、線材保持用溝309の溝ピッチPが127μmで
あれば、直径約80mm(D=0.127×2000/
π)のホイール11の外周面にエンコーダ1の1回転当
りの出力パルス数と同一数(2000個)の凸起13が
一定ピッチで形成されている。なお、ホイール11の凸
起13の数、ホイール外径寸法、エンコーダ1の1回転
当りの出力パルス数及び出力タイミングの条件等は、線
材保持用溝309の位置検出を行い易くするために設定
された一例であり、特に上述の条件に限定されるもので
はない。
【0017】ここで、エンコーダ1のホイール11の回
転とパルスの出力との関係について更に具体的に説明す
ると、例えば次のような関係となる。いま、ホイール1
1の回転にともなうエンコーダ1の水平移動がホイール
11側から見て左から右の場合には正転、右から左への
場合を逆転とする。図3及び図4の黒く塗りつぶし示し
た歯車の位置関係を基準として、正転の場合には(図4
から図3への移動)、図5に示すようなエンコーダの出
力(A相、B相)が得られるので、パルスの立上がりを
検出することによって、1溝分の移動量を測定すること
ができる。また、逆転の場合には、図6に示すようなエ
ンコーダの出力(B相、A相)が得られるので、パルス
の立上がりを検出することによって1溝分の移動量を測
定することができる。即ち、溝の本数はA相、B相の相
関関係とパルスの立上がりを測定することにより正確に
数えることができる。例えばパルスの中心位置は、A相
パルスとB相パルスの論理積により得られたパルスの中
心とする。よってエンコーダ1の出力パルスから線材保
持用溝309の位置を知ることができる。この出力パル
スは、出力線12を介してデータ処理装置3へ入力され
る。
転とパルスの出力との関係について更に具体的に説明す
ると、例えば次のような関係となる。いま、ホイール1
1の回転にともなうエンコーダ1の水平移動がホイール
11側から見て左から右の場合には正転、右から左への
場合を逆転とする。図3及び図4の黒く塗りつぶし示し
た歯車の位置関係を基準として、正転の場合には(図4
から図3への移動)、図5に示すようなエンコーダの出
力(A相、B相)が得られるので、パルスの立上がりを
検出することによって、1溝分の移動量を測定すること
ができる。また、逆転の場合には、図6に示すようなエ
ンコーダの出力(B相、A相)が得られるので、パルス
の立上がりを検出することによって1溝分の移動量を測
定することができる。即ち、溝の本数はA相、B相の相
関関係とパルスの立上がりを測定することにより正確に
数えることができる。例えばパルスの中心位置は、A相
パルスとB相パルスの論理積により得られたパルスの中
心とする。よってエンコーダ1の出力パルスから線材保
持用溝309の位置を知ることができる。この出力パル
スは、出力線12を介してデータ処理装置3へ入力され
る。
【0018】マグネスケール2は、磁気目盛りが形成さ
れたスケール21と、スケール21上を摺動して磁気目
盛を読み取る磁気ヘッドなどの変位センサ22とから構
成されている。そこで、スケール21を成形型301に
沿って平行に設置する一方、変位センサ22をブラケッ
ト23などでロータリーエンコーダ1に取付け、ロータ
リーエンコーダ1と連動して水平移動し得るように設置
されている。したがって、マグネスケール2によって測
定される直線変位量は、ロータリーエンコーダ1の直線
変位量である。変位センサ22が読み取った変位信号は
パルス信号として出力線23を介してデータ処理装置3
へ入力される。
れたスケール21と、スケール21上を摺動して磁気目
盛を読み取る磁気ヘッドなどの変位センサ22とから構
成されている。そこで、スケール21を成形型301に
沿って平行に設置する一方、変位センサ22をブラケッ
ト23などでロータリーエンコーダ1に取付け、ロータ
リーエンコーダ1と連動して水平移動し得るように設置
されている。したがって、マグネスケール2によって測
定される直線変位量は、ロータリーエンコーダ1の直線
変位量である。変位センサ22が読み取った変位信号は
パルス信号として出力線23を介してデータ処理装置3
へ入力される。
【0019】データ処理装置3は、ロータリーエンコー
ダ1の出力したパルス信号(溝検出信号)とマグネスケ
ール2の変位センサ22が出力した変位信号とを受信す
る。そして、溝位置を示すロータリーエンコーダ1から
のパルスが出力されたときのマグネスケール2の測定値
(読み)を記憶する。これによって、ロータリーエンコ
ーダ1のホイール11の凸起13が線材保持用溝309
に完全に嵌まり込んだときの位置即ち実際の溝位置1溝
分移動するのに要したロータリーエンコーダ1の直線変
位量即ち実際の溝間距離が得られる。そこで、この実測
値に含まれる溝ピッチの誤差分を設計上の溝位置と比較
して求め、これを補正値として線材送り手段311の制
御系に入力し、設計上の溝位置に基づいて制御されるノ
ズル317の送り量に補正をかけながら巻線を実行する
か、あるいは上述の実測データと巻線スケジュールに基
づいてノズル317の送り量を決定して直接線材送り手
段311を制御するようにしても良い。尚、測定しよう
とする溝の終端位置は、予め溝数を入力しておくか、リ
ミットスイッチあるいは溝の有無を光学的方法等によっ
てチェックすることによって検出できる。
ダ1の出力したパルス信号(溝検出信号)とマグネスケ
ール2の変位センサ22が出力した変位信号とを受信す
る。そして、溝位置を示すロータリーエンコーダ1から
のパルスが出力されたときのマグネスケール2の測定値
(読み)を記憶する。これによって、ロータリーエンコ
ーダ1のホイール11の凸起13が線材保持用溝309
に完全に嵌まり込んだときの位置即ち実際の溝位置1溝
分移動するのに要したロータリーエンコーダ1の直線変
位量即ち実際の溝間距離が得られる。そこで、この実測
値に含まれる溝ピッチの誤差分を設計上の溝位置と比較
して求め、これを補正値として線材送り手段311の制
御系に入力し、設計上の溝位置に基づいて制御されるノ
ズル317の送り量に補正をかけながら巻線を実行する
か、あるいは上述の実測データと巻線スケジュールに基
づいてノズル317の送り量を決定して直接線材送り手
段311を制御するようにしても良い。尚、測定しよう
とする溝の終端位置は、予め溝数を入力しておくか、リ
ミットスイッチあるいは溝の有無を光学的方法等によっ
てチェックすることによって検出できる。
【0020】次に、巻線手順の実施例を図8のフローチ
ャートに基づいて具体的に説明する。
ャートに基づいて具体的に説明する。
【0021】まず、エンコーダ1のホイール11を線材
保持用溝309と噛み合わせ、突堤部308の原点に設
置しデータ処理装置の記憶部をリセットする(ステップ
S1)。次に、エンコーダ1を水平移動させホイール1
1を突堤部308の上で転動させる(ステップS2)。
データ処理装置3は、エンコーダ1のパルス信号とマグ
ネスケール2の変位信号とを受信する(ステップS
3)。データ処理装置3はロータリーエンコーダ(溝検
出手段)1からパルスが出力されたときのマグネスケー
ル(測長手段)2の測定値を読み取り、パルス信号毎に
記憶する(ステップS4)。最終目標位置まで、即ち突
堤部308の終端部まで移動したか否かを判断し(ステ
ップ5)、終端へ至っていない場合にはステップ2へジ
ャンプし、上記ステップS2の移動からステップS4の
記憶の動作を最終位置まで繰り返す(ステップS5)。
保持用溝309と噛み合わせ、突堤部308の原点に設
置しデータ処理装置の記憶部をリセットする(ステップ
S1)。次に、エンコーダ1を水平移動させホイール1
1を突堤部308の上で転動させる(ステップS2)。
データ処理装置3は、エンコーダ1のパルス信号とマグ
ネスケール2の変位信号とを受信する(ステップS
3)。データ処理装置3はロータリーエンコーダ(溝検
出手段)1からパルスが出力されたときのマグネスケー
ル(測長手段)2の測定値を読み取り、パルス信号毎に
記憶する(ステップS4)。最終目標位置まで、即ち突
堤部308の終端部まで移動したか否かを判断し(ステ
ップ5)、終端へ至っていない場合にはステップ2へジ
ャンプし、上記ステップS2の移動からステップS4の
記憶の動作を最終位置まで繰り返す(ステップS5)。
【0022】ステップS1からステップS5までの測定
作業が終了した後、これによって得られた溝位置に関す
るデータに基づいて巻線作業を開始する。例えば、線材
を供給すべき線材保持用溝までの基準点からの設計上の
移動距離にデータ処理装置3に記憶された該当する線材
保持用溝の実際の溝位置までの移動距離の誤差分を補正
し、算出された位置データを基に線材ガイド手段311
の送りを制御し、巻線作業を行う(ステップ6)。また
は、ステップ5までで得られた溝位置データに基づいて
線材を供給すべき線材保持用溝までの基準点からのノズ
ル317の移動量を決定して制御することによって実行
する。このとき、ノズル317の移動量をマグネスケー
ルで測定し、その測定値に基づいてノズル317の移動
を制御しても良い。
作業が終了した後、これによって得られた溝位置に関す
るデータに基づいて巻線作業を開始する。例えば、線材
を供給すべき線材保持用溝までの基準点からの設計上の
移動距離にデータ処理装置3に記憶された該当する線材
保持用溝の実際の溝位置までの移動距離の誤差分を補正
し、算出された位置データを基に線材ガイド手段311
の送りを制御し、巻線作業を行う(ステップ6)。また
は、ステップ5までで得られた溝位置データに基づいて
線材を供給すべき線材保持用溝までの基準点からのノズ
ル317の移動量を決定して制御することによって実行
する。このとき、ノズル317の移動量をマグネスケー
ルで測定し、その測定値に基づいてノズル317の移動
を制御しても良い。
【0023】尚、上述の実施例は本発明の好適な実施の
一例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形実施が可能
である。例えば、本実施例では巻線保持用溝309の位
置とエンコーダ1のパルス出力とは1:1で対応させて
いるが、場合によっては溝から溝へ移る間に複数のパル
スを出力させるようにしても良い。勿論、この場合にも
溝位置を特定できるパルスが特定できれば、例えば何番
目のパルスであるか定まっていれば何等問題ない。
一例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形実施が可能
である。例えば、本実施例では巻線保持用溝309の位
置とエンコーダ1のパルス出力とは1:1で対応させて
いるが、場合によっては溝から溝へ移る間に複数のパル
スを出力させるようにしても良い。勿論、この場合にも
溝位置を特定できるパルスが特定できれば、例えば何番
目のパルスであるか定まっていれば何等問題ない。
【0024】また、本実施例では溝検出手段1として光
学式ロータリーエンコーダを用いているがこれに特に限
定されず、光学式センサにより線材保持用溝のエッジを
検出することによって溝位置を求めることなどができ
る。更に、測長手段2として、マグネスケールを用いて
いるが、これに特に限定されず光学式スケールやねじ式
スケールなどを用いても良い。また、巻線機も実施例に
掲げた形式の物にこだわらない。
学式ロータリーエンコーダを用いているがこれに特に限
定されず、光学式センサにより線材保持用溝のエッジを
検出することによって溝位置を求めることなどができ
る。更に、測長手段2として、マグネスケールを用いて
いるが、これに特に限定されず光学式スケールやねじ式
スケールなどを用いても良い。また、巻線機も実施例に
掲げた形式の物にこだわらない。
【0025】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の巻線装置は、線材保持用溝を検出して1溝ごとに検出
信号を出力する検出手段と、前記検出手段と連動してそ
の直線変位量を測定し変位信号を出力する測長手段と、
前記溝検出信号と関連付けて前記変位信号を記憶し前記
線材保持用溝の実際の位置を求めるデータ処理手段とを
有するようにしているので、巻線作業時に溝位置が狂っ
ていても、実際の溝位置を求めて所定の溝に確実に線材
を配置することができる。したがって、本発明による
と、溝位置が高精度に加工されていなくとも確実に巻線
作業を実行できるので、溝加工に転造技術を採用するこ
とが可能であると共に、溝加工時と巻線時とで環境温度
に変化があったとしても巻線直前の実際の溝位置を検出
して巻線できるため巻線が不可能となることがない。
の巻線装置は、線材保持用溝を検出して1溝ごとに検出
信号を出力する検出手段と、前記検出手段と連動してそ
の直線変位量を測定し変位信号を出力する測長手段と、
前記溝検出信号と関連付けて前記変位信号を記憶し前記
線材保持用溝の実際の位置を求めるデータ処理手段とを
有するようにしているので、巻線作業時に溝位置が狂っ
ていても、実際の溝位置を求めて所定の溝に確実に線材
を配置することができる。したがって、本発明による
と、溝位置が高精度に加工されていなくとも確実に巻線
作業を実行できるので、溝加工に転造技術を採用するこ
とが可能であると共に、溝加工時と巻線時とで環境温度
に変化があったとしても巻線直前の実際の溝位置を検出
して巻線できるため巻線が不可能となることがない。
【図1】本発明の巻線装置の巻線ピッチ補正機構部の一
実施例を示した斜視図である。
実施例を示した斜視図である。
【図2】図1のA部を拡大して示した図である。
【図3】図1のホイールと溝との噛み合い状態を拡大し
た説明図である。
た説明図である。
【図4】図3のホイールと溝との噛み合い状態を変化さ
せた説明図である。
せた説明図である。
【図5】エンコーダの正転時の出力信号の一例を示した
図である。
図である。
【図6】エンコーダの逆転時の出力信号の一例を示した
図である。
図である。
【図7】多針記録ヘッドの成形型及び巻線機構部を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図8】巻線装置の動作を示したフローチャートであ
る。
る。
【図9】従来の多針記録ヘッドの概略構造を示す斜視図
である。
である。
1 溝検出手段(ロータリーエンコーダ) 2 測長手段(マグネスケール) 3 データ処理手段(装置) 301 成形型 305 キャビティ溝 306,307,308 突堤部 309 線材保持用溝 310 線材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】 そこで、1つの成形型301には、いず
れか一方の制御電極102a若しくは102bを収容し
かつこの制御電極102a若しくは102bと記録電極
101a若しくは101bを固めるための樹脂を注入す
るキャビティ溝305が2本平行に形成され、そのキャ
ビティ溝305とキャビティ溝305との間及び各キャ
ビティ溝305,305の外側に突堤部306,30
7,308を形成し、これら突堤部306,307,3
08に記録電極101a若しくは101bとなる線材3
10を保持させるための線材保持用溝309,…,30
9を一定ピッチで形成している。この成形型301の場
合、突堤部307,308の更に外側に方向付けピン3
02と束ねピン303及びターンピン304を設け、こ
れらピン302,303,304を利用して張り渡す線
材の位置並びに向きを変えるようにしている。線材31
0は、両側の方向付けピン302,302の間におい
て、キャビティ溝305,305を横切るように張り渡
され、キャビティ溝305とキャビティ溝305との間
の突堤部306並びに両キャビティ溝305,305の
外側の突堤部307,308に形成された線材保持用溝
309,…,309によって保持されている。この成形
型301への線材310の巻きつけは、図7に示すよう
に、線材ガイド手段311の軸方向への往復直線運動と
成形型301の揺動とを利用して機械的に行なわれる。
即ち、成形型301に線材310の巻始め端を固着した
後、この成形型301を揺動させると共にこれに同期さ
せて線材ガイド手段311で供給する線材310の軸方
向移動を制御することによって、所定のピン302,3
03,304及び線材保持用溝309,…,309に線
材310を引っ掛けるようにしている。このとき、線材
310の軸方向への移動量の制御は設計上求められる溝
位置に基づいて行なわれる。したがって、各突堤部30
6,307,308に形成される線材保持用溝309,
…,309のピッチが不正確であると、自動巻線時に線
材310が所定の線材保持用溝309に確実に嵌入され
ない自体を惹き起こす虞がある。そこで、従来は、この
突堤部に形成される溝はNC旋盤等で切削されて高精度
なものとされていた。
れか一方の制御電極102a若しくは102bを収容し
かつこの制御電極102a若しくは102bと記録電極
101a若しくは101bを固めるための樹脂を注入す
るキャビティ溝305が2本平行に形成され、そのキャ
ビティ溝305とキャビティ溝305との間及び各キャ
ビティ溝305,305の外側に突堤部306,30
7,308を形成し、これら突堤部306,307,3
08に記録電極101a若しくは101bとなる線材3
10を保持させるための線材保持用溝309,…,30
9を一定ピッチで形成している。この成形型301の場
合、突堤部307,308の更に外側に方向付けピン3
02と束ねピン303及びターンピン304を設け、こ
れらピン302,303,304を利用して張り渡す線
材の位置並びに向きを変えるようにしている。線材31
0は、両側の方向付けピン302,302の間におい
て、キャビティ溝305,305を横切るように張り渡
され、キャビティ溝305とキャビティ溝305との間
の突堤部306並びに両キャビティ溝305,305の
外側の突堤部307,308に形成された線材保持用溝
309,…,309によって保持されている。この成形
型301への線材310の巻きつけは、図7に示すよう
に、線材ガイド手段311の軸方向への往復直線運動と
成形型301の揺動とを利用して機械的に行なわれる。
即ち、成形型301に線材310の巻始め端を固着した
後、この成形型301を揺動させると共にこれに同期さ
せて線材ガイド手段311で供給する線材310の軸方
向移動を制御することによって、所定のピン302,3
03,304及び線材保持用溝309,…,309に線
材310を引っ掛けるようにしている。このとき、線材
310の軸方向への移動量の制御は設計上求められる溝
位置に基づいて行なわれる。したがって、各突堤部30
6,307,308に形成される線材保持用溝309,
…,309のピッチが不正確であると、自動巻線時に線
材310が所定の線材保持用溝309に確実に嵌入され
ない自体を惹き起こす虞がある。そこで、従来は、この
突堤部に形成される溝はNC旋盤等で切削されて高精度
なものとされていた。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
Claims (2)
- 【請求項1】 電極を固める樹脂を注入するキャビティ
溝の両側に該溝を横切る方向に一定ピッチで記録電極用
線材を架設させる線材保持用溝を有する突堤部を設けた
多針記録ヘッド成形型に前記線材を巻回する巻線装置に
おいて、前記線材保持用溝を検出して1溝ごとに検出信
号を出力する検出手段と、前記検出手段と連動してその
直線変位量を測定し変位信号を出力する測長手段と、前
記溝検出信号と関連付けて前記変位信号を記憶し前記線
材保持用溝の実際の位置を求めるデータ処理手段とを有
することを特徴とする巻線装置。 - 【請求項2】 前記線材保持用溝の検出手段がロータリ
ーエンコーダであり、前記測長手段がマグネスケールで
あることを特徴とする請求項1記載の巻線装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4291940A JP2801999B2 (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | 巻線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4291940A JP2801999B2 (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | 巻線装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06115149A true JPH06115149A (ja) | 1994-04-26 |
| JP2801999B2 JP2801999B2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=17775431
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4291940A Expired - Fee Related JP2801999B2 (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | 巻線装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2801999B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03161362A (ja) * | 1989-11-21 | 1991-07-11 | Sankyo Seiki Mfg Co Ltd | 多針記録ヘッド製造用巻線機 |
-
1992
- 1992-10-07 JP JP4291940A patent/JP2801999B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03161362A (ja) * | 1989-11-21 | 1991-07-11 | Sankyo Seiki Mfg Co Ltd | 多針記録ヘッド製造用巻線機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2801999B2 (ja) | 1998-09-21 |
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