JPH06116064A - 下絵付けセラミック着色層形成用の熱転写シート及び該熱転写シートを利用する下絵付けセラミック着色層の形成方法 - Google Patents
下絵付けセラミック着色層形成用の熱転写シート及び該熱転写シートを利用する下絵付けセラミック着色層の形成方法Info
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- JPH06116064A JPH06116064A JP29083092A JP29083092A JPH06116064A JP H06116064 A JPH06116064 A JP H06116064A JP 29083092 A JP29083092 A JP 29083092A JP 29083092 A JP29083092 A JP 29083092A JP H06116064 A JPH06116064 A JP H06116064A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】下絵付けセラミック着色層の形成工程におい
て、従来の熱転写シートを利用する場合の該セラミック
着色層の施釉、本焼成工程の前段の予備焼成工程を省略
し得る熱転写シート、及び、該熱転写シートを利用して
セラミック着色層を形成する方法を提供する。 【構成】表面が離型面とされている基材シートと、該基
材シートの離型面に形成されている親水性樹脂を含有す
る剥離層と、該剥離層の表面に形成されている焼成用顔
料を着色剤として含有する着色層とを具備する下絵付け
セラミック着色層形成用の熱転写シート、及び、該熱転
写シートの転写層を基体の表面に転写した後、透明な水
性釉薬を施し、さらに、そのまま本焼成を行なうことか
らなる下絵付けセラミック着色層の形成方法。
て、従来の熱転写シートを利用する場合の該セラミック
着色層の施釉、本焼成工程の前段の予備焼成工程を省略
し得る熱転写シート、及び、該熱転写シートを利用して
セラミック着色層を形成する方法を提供する。 【構成】表面が離型面とされている基材シートと、該基
材シートの離型面に形成されている親水性樹脂を含有す
る剥離層と、該剥離層の表面に形成されている焼成用顔
料を着色剤として含有する着色層とを具備する下絵付け
セラミック着色層形成用の熱転写シート、及び、該熱転
写シートの転写層を基体の表面に転写した後、透明な水
性釉薬を施し、さらに、そのまま本焼成を行なうことか
らなる下絵付けセラミック着色層の形成方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、陶磁器成形体や金属成
形体等の表面にセラミック着色層を下絵付けとして形成
する際に利用する熱転写シート、及び、該熱転写シート
を利用する下絵付けセラミック着色層の形成方法に関す
る。
形体等の表面にセラミック着色層を下絵付けとして形成
する際に利用する熱転写シート、及び、該熱転写シート
を利用する下絵付けセラミック着色層の形成方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】熱転写シートを利用することによって陶
磁器成形体や金属成形体等による基体の表面にセラミッ
ク着色層を下絵付けで形成する手段として、例えば特開
昭53−54211号公報等に開示されているように、
表面が離型面とされている基材シートと、該基材シート
の離型面に形成されている剥離層と、該剥離層の表面に
形成されている焼成用顔料を着色剤として含有する着色
層とを具備する熱転写シートを利用し、該熱転写シート
の転写層である焼成用顔料を着色剤として含有する着色
層と剥離層とを基体の表面に熱転写した後、一旦予備焼
成を行なうことによって基体の表面の着色層から樹脂ビ
ヒクルを昇華または燃焼させて除去し、しかる後に、透
明な水性釉薬を施し、さらに本焼成を行なう方法があ
る。
磁器成形体や金属成形体等による基体の表面にセラミッ
ク着色層を下絵付けで形成する手段として、例えば特開
昭53−54211号公報等に開示されているように、
表面が離型面とされている基材シートと、該基材シート
の離型面に形成されている剥離層と、該剥離層の表面に
形成されている焼成用顔料を着色剤として含有する着色
層とを具備する熱転写シートを利用し、該熱転写シート
の転写層である焼成用顔料を着色剤として含有する着色
層と剥離層とを基体の表面に熱転写した後、一旦予備焼
成を行なうことによって基体の表面の着色層から樹脂ビ
ヒクルを昇華または燃焼させて除去し、しかる後に、透
明な水性釉薬を施し、さらに本焼成を行なう方法があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の熱転写シートを
利用して陶磁器成形体や金属成形体等による基体の表面
に下絵付けセラミック着色層を形成する方法において
は、熱転写シートによる転写層の転写後に、これを予備
焼成すること無く水性釉薬を施すと、転写層による撥液
性により水性釉薬が撥かれてしまい、均一な釉薬層を形
成することができない。
利用して陶磁器成形体や金属成形体等による基体の表面
に下絵付けセラミック着色層を形成する方法において
は、熱転写シートによる転写層の転写後に、これを予備
焼成すること無く水性釉薬を施すと、転写層による撥液
性により水性釉薬が撥かれてしまい、均一な釉薬層を形
成することができない。
【0004】したがって、転写層の転写後に前段の予備
焼成工程を行ない、さらに、水性釉薬の塗布後に後段の
本焼成工程を行なうことからなる2段階の焼成を行なっ
ており、このための手間が極めて煩雑で、かつ、このこ
とが経費の嵩む要因となっている。
焼成工程を行ない、さらに、水性釉薬の塗布後に後段の
本焼成工程を行なうことからなる2段階の焼成を行なっ
ており、このための手間が極めて煩雑で、かつ、このこ
とが経費の嵩む要因となっている。
【0005】これに対して本発明は、従来の熱転写シー
トを利用する場合の下絵付けセラミック着色層の形成工
程における前段の焼成工程を省略し得る熱転写シート及
び該熱転写シートを利用する下絵付けセラミック着色層
の形成方法を提供する。
トを利用する場合の下絵付けセラミック着色層の形成工
程における前段の焼成工程を省略し得る熱転写シート及
び該熱転写シートを利用する下絵付けセラミック着色層
の形成方法を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の下絵付
けセラミック着色層形成用の熱転写シートは、表面が離
型面とされている基材シートと、該基材シートの離型面
に形成されている剥離層と、該剥離層の表面に形成され
ている焼成用顔料を着色剤として含有する着色層とを具
備しており、前記剥離層が親水性樹脂を含有する樹脂層
からなる。
けセラミック着色層形成用の熱転写シートは、表面が離
型面とされている基材シートと、該基材シートの離型面
に形成されている剥離層と、該剥離層の表面に形成され
ている焼成用顔料を着色剤として含有する着色層とを具
備しており、前記剥離層が親水性樹脂を含有する樹脂層
からなる。
【0007】請求項2の発明の下絵付けセラミック着色
層形成用の熱転写シートは、請求項1の発明の熱転写シ
ートにおいて、剥離層が10重量%以上の親水性樹脂を
含有する樹脂層からなる。
層形成用の熱転写シートは、請求項1の発明の熱転写シ
ートにおいて、剥離層が10重量%以上の親水性樹脂を
含有する樹脂層からなる。
【0008】請求項3の発明の下絵付けセラミック着色
層形成用の熱転写シートは、請求項1または請求項2の
発明の熱転写シートにおいて、剥離層における親水性樹
脂がポリエチレングリコールメタクリレート樹脂からな
る。
層形成用の熱転写シートは、請求項1または請求項2の
発明の熱転写シートにおいて、剥離層における親水性樹
脂がポリエチレングリコールメタクリレート樹脂からな
る。
【0009】請求項4の発明の熱転写シートを利用する
下絵付けセラミック着色層の形成方法は、表面が離型面
とされている基材シートと、該基材シートの離型面に形
成されている親水性樹脂を含有する樹脂層からなる剥離
層と、該剥離層の表面に形成されている焼成用顔料を着
色剤として含有する着色層とを具備する熱転写シートを
利用するもので、該熱転写シートの転写層である焼成用
顔料を着色剤として含有する着色層と剥離層とを基体の
表面に熱転写した後、熱転写された転写層の上に透明な
水性釉薬を施し、これを焼成することによってセラミッ
ク着色層を得ることからなる。
下絵付けセラミック着色層の形成方法は、表面が離型面
とされている基材シートと、該基材シートの離型面に形
成されている親水性樹脂を含有する樹脂層からなる剥離
層と、該剥離層の表面に形成されている焼成用顔料を着
色剤として含有する着色層とを具備する熱転写シートを
利用するもので、該熱転写シートの転写層である焼成用
顔料を着色剤として含有する着色層と剥離層とを基体の
表面に熱転写した後、熱転写された転写層の上に透明な
水性釉薬を施し、これを焼成することによってセラミッ
ク着色層を得ることからなる。
【0010】前記構成による本発明の下絵付けセラミッ
ク着色層形成用の熱転写シートにおいて、基材シートに
は、該基材シートの表面が着色層や剥離層からなる転写
層との間の離型性に対して良好な性質を有しているシー
トが利用され、例えば、上質紙,薄葉紙,グラシン紙等
の紙や厚さ5〜200μ程度のプラスチックフィルム等
が利用される。なお、プラスチックフィルムとしては、
例えば、ポリエチレンテレフタレート,ポリブチレンテ
レフタレート,ポリエチレンテレフタレート・イソフタ
レート共重合体等のポリエステル系樹脂フィルム、ポリ
エチレン,ポリプロピレン,ポリメチルペンテン等のポ
リオレフィン系樹脂フィルム、ポリ弗化ビニル,ポリ弗
化ビニリデン,ポリ4弗化エチレン,エチレン・4弗化
エチレン共重合体等によるポリ弗化エチレン系樹脂フィ
ルム、ナイロン−6,ナイロン−6,6等によるポリア
ミド系樹脂フィルム、ポリ塩化ビニル,塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合体,エチレン−ビニルアルコール共重合
体,ポリビニルアルコール等のビニル系樹脂フィルム、
三酢酸セルロール,セロファン等によるセルロース系フ
ィルム、ポリメタクリル酸メチル,ポリメタクリル酸エ
チル,ポリアクリル酸ブチル等によるアクリル系樹脂フ
ィルム、ポリスチレン,ポリカーボネート,ポリアリレ
ート,ポリイミド等による樹脂フィルム等が利用され
る。
ク着色層形成用の熱転写シートにおいて、基材シートに
は、該基材シートの表面が着色層や剥離層からなる転写
層との間の離型性に対して良好な性質を有しているシー
トが利用され、例えば、上質紙,薄葉紙,グラシン紙等
の紙や厚さ5〜200μ程度のプラスチックフィルム等
が利用される。なお、プラスチックフィルムとしては、
例えば、ポリエチレンテレフタレート,ポリブチレンテ
レフタレート,ポリエチレンテレフタレート・イソフタ
レート共重合体等のポリエステル系樹脂フィルム、ポリ
エチレン,ポリプロピレン,ポリメチルペンテン等のポ
リオレフィン系樹脂フィルム、ポリ弗化ビニル,ポリ弗
化ビニリデン,ポリ4弗化エチレン,エチレン・4弗化
エチレン共重合体等によるポリ弗化エチレン系樹脂フィ
ルム、ナイロン−6,ナイロン−6,6等によるポリア
ミド系樹脂フィルム、ポリ塩化ビニル,塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合体,エチレン−ビニルアルコール共重合
体,ポリビニルアルコール等のビニル系樹脂フィルム、
三酢酸セルロール,セロファン等によるセルロース系フ
ィルム、ポリメタクリル酸メチル,ポリメタクリル酸エ
チル,ポリアクリル酸ブチル等によるアクリル系樹脂フ
ィルム、ポリスチレン,ポリカーボネート,ポリアリレ
ート,ポリイミド等による樹脂フィルム等が利用され
る。
【0011】基材シートの離型面、すなわち、剥離層が
形成される面には、転写層との間の離型性を高める離型
層を形成する等の離型処理が必要に応じて施される。例
えば、弗素系樹脂,各種のワックス,シリコーン等によ
る離型剤を、アクリル系樹脂,繊維素系樹脂,ビニル系
樹脂等をビヒクルとする塗料に添加したコーティング剤
による塗膜を形成したり、あるいは、離型性樹脂、例え
ば、弗素系樹脂、シリコーン,メラミン系樹脂,エポキ
シ樹脂,ポリエステル樹脂,電離放射線架橋型の多官能
アクリレート樹脂等による押し出し皮膜を形成する等の
手段により、離型層が形成される。
形成される面には、転写層との間の離型性を高める離型
層を形成する等の離型処理が必要に応じて施される。例
えば、弗素系樹脂,各種のワックス,シリコーン等によ
る離型剤を、アクリル系樹脂,繊維素系樹脂,ビニル系
樹脂等をビヒクルとする塗料に添加したコーティング剤
による塗膜を形成したり、あるいは、離型性樹脂、例え
ば、弗素系樹脂、シリコーン,メラミン系樹脂,エポキ
シ樹脂,ポリエステル樹脂,電離放射線架橋型の多官能
アクリレート樹脂等による押し出し皮膜を形成する等の
手段により、離型層が形成される。
【0012】基材シートの離型面に形成される剥離層
は、親水性樹脂を含有する樹脂層からなり、焼成用顔料
を着色剤として含有する着色層と共に転写層となるもの
で、剥離層自体に柔軟性を付与する等の目的で疎水性樹
脂との混合樹脂層として形成されることが好ましい。し
かしながら、剥離層中における親水性樹脂の含有量の割
合いが10重量%未満になると、剥離層の表面における
親水性の程度が低くなり初期の目的を達成し得なくなる
ため、親水性樹脂は剥離層中において10重量%以上で
あることが好ましい。
は、親水性樹脂を含有する樹脂層からなり、焼成用顔料
を着色剤として含有する着色層と共に転写層となるもの
で、剥離層自体に柔軟性を付与する等の目的で疎水性樹
脂との混合樹脂層として形成されることが好ましい。し
かしながら、剥離層中における親水性樹脂の含有量の割
合いが10重量%未満になると、剥離層の表面における
親水性の程度が低くなり初期の目的を達成し得なくなる
ため、親水性樹脂は剥離層中において10重量%以上で
あることが好ましい。
【0013】この剥離層は、通常1〜10μ程度の厚さ
に形成されるものであり、剥離層における親水性樹脂と
しては、例えば、ポリエチレングリコール樹脂,ポリエ
チレングリコールメタクリレート樹脂,ビスコース,ポ
リビニルアルコール樹脂,ポリビニルアミン樹脂,ポリ
ビニルメトキシアセタール樹脂,ポリアクリル酸樹脂,
ポリビニルピロリドン樹脂,ポリアクリル酸ナトリウム
樹脂等が利用される。
に形成されるものであり、剥離層における親水性樹脂と
しては、例えば、ポリエチレングリコール樹脂,ポリエ
チレングリコールメタクリレート樹脂,ビスコース,ポ
リビニルアルコール樹脂,ポリビニルアミン樹脂,ポリ
ビニルメトキシアセタール樹脂,ポリアクリル酸樹脂,
ポリビニルピロリドン樹脂,ポリアクリル酸ナトリウム
樹脂等が利用される。
【0014】これらの親水性樹脂のなかでも、水性釉薬
の撥き防止性、塗工,印刷適性、本焼成工程での昇華又
は燃焼によって発生する気体に起因する釉薬層の発泡や
変色等を伴う化学反応が抑えられる等の点から、ポリエ
チレングリコールメタクリレート樹脂が最も好ましい。
ビヒクル中のポリエチレングリコールメタクリレート樹
脂の含有量が10重量%未満になると剥離層の撥液防止
効果が不十分になる。また、ポリエチレングリコールメ
タアクリレート樹脂は硬く脆いため、これがビヒクル中
の50重量%を超えると、転写シートの製造工程や転写
シートによる転写工程等で剥離層に亀裂が発生し易くな
る。このため、ポリエチレングリコールメタクリレート
樹脂は、ビヒクル中の10〜50重量%の範囲内で使用
されるのが好適である。
の撥き防止性、塗工,印刷適性、本焼成工程での昇華又
は燃焼によって発生する気体に起因する釉薬層の発泡や
変色等を伴う化学反応が抑えられる等の点から、ポリエ
チレングリコールメタクリレート樹脂が最も好ましい。
ビヒクル中のポリエチレングリコールメタクリレート樹
脂の含有量が10重量%未満になると剥離層の撥液防止
効果が不十分になる。また、ポリエチレングリコールメ
タアクリレート樹脂は硬く脆いため、これがビヒクル中
の50重量%を超えると、転写シートの製造工程や転写
シートによる転写工程等で剥離層に亀裂が発生し易くな
る。このため、ポリエチレングリコールメタクリレート
樹脂は、ビヒクル中の10〜50重量%の範囲内で使用
されるのが好適である。
【0015】これらの親水性樹脂に混合される疎水性樹
脂としては、アクリル酸エステル系樹脂,メタクリル酸
エステル系樹脂,これらの共重合樹脂,ブチラール樹
脂,アルキッド樹脂,フェノール樹脂,ユリア樹脂,メ
ラミン樹脂,ポリエステル樹脂,メラミン−アルキッド
樹脂,塩化ビニル樹脂等が利用される。
脂としては、アクリル酸エステル系樹脂,メタクリル酸
エステル系樹脂,これらの共重合樹脂,ブチラール樹
脂,アルキッド樹脂,フェノール樹脂,ユリア樹脂,メ
ラミン樹脂,ポリエステル樹脂,メラミン−アルキッド
樹脂,塩化ビニル樹脂等が利用される。
【0016】親水性樹脂を含有する樹脂層からなる剥離
層の表面に形成される着色層は、焼成によって昇華又は
燃焼するビヒクルとインキの粘度調整用の溶剤と焼成用
顔料とを含有するインキによって得られる。
層の表面に形成される着色層は、焼成によって昇華又は
燃焼するビヒクルとインキの粘度調整用の溶剤と焼成用
顔料とを含有するインキによって得られる。
【0017】焼成によって昇華又は燃焼するビヒクルに
は、例えば、アクリル酸エステル系樹脂,メタクリル酸
系樹脂,これらの共重合樹脂,ブチラール樹脂,セルロ
ース系樹脂,アルキッド系樹脂,ポリエチレンオキサイ
ド樹脂,フェノール樹脂,ユリア樹脂,メラミン樹脂,
ポリエステル樹脂,メラミン・アルキッド樹脂,ビニル
系樹脂,マレイン酸系樹脂等が利用される。
は、例えば、アクリル酸エステル系樹脂,メタクリル酸
系樹脂,これらの共重合樹脂,ブチラール樹脂,セルロ
ース系樹脂,アルキッド系樹脂,ポリエチレンオキサイ
ド樹脂,フェノール樹脂,ユリア樹脂,メラミン樹脂,
ポリエステル樹脂,メラミン・アルキッド樹脂,ビニル
系樹脂,マレイン酸系樹脂等が利用される。
【0018】また、インキの粘度調整用の溶剤には、例
えば、ペンタン,ヘキサン,ヘプタン,オクタン,ある
いはこれらの混合液であるガソリン,石油,ベンジン,
ミネラルスピリット,石油ナフサ等の脂肪族炭化水素
類、ベンゼン,トルエン,キシレン,シクロヘキサン,
エチルベンゼン等の芳香族炭化水素類、トリクロロエチ
レン,パークロロエチレン,クロロホルム,四塩化炭素
等のハロゲン化炭化水素類,メチルアルコール,エチル
アルコール,プロピルアルコール,ブチルアルコール,
アミルアルコール,ベンジルアルコール,ジアセトンア
ルコール等の一価のアルコール類、エチレングリコー
ル,プロピレングリコール,グリセリン等の多価アルコ
ール類,アセトン,メチルエチルケトン,メチルイソブ
チルケトン,シクロヘキサノン,メチルシクロヘキサノ
ン,イソホロン等のケトン類、エチルエーテル,イソプ
ロピルエーテル,エチレングリコール・モノ・メチルエ
ーテル,エチレングリコール・モノ・エチルエーテル,
ジエチレングリコール・モノ・メチルエーテル,ジエチ
レングリコール・モノ・エチルエーテル,ジエチレング
リコール・モノ・ブチルエーテル,ジエチレングリコー
ル・ジ・ブチルエーテル等のエーテル類、エチレングリ
コール・モノ・メチルエーテル・アセテート,エチレン
グリコール・モノ・エチルエーテル・アセテート,ジエ
チレングリコール・モノ・メチルアセテート,ジエチレ
ングリコール・モノ・エチルエーテル・アセテート,ジ
エチレングリコール・モノ・ブチルエーテル・アセテー
ト等の酢酸エステル類、酪酸エステル等のエステル類、
ニトロ炭化水素類、ニトリル類、アミン類、その他アセ
タール類、酸類、フラン類等の単独あるいは混合溶剤等
が利用される。
えば、ペンタン,ヘキサン,ヘプタン,オクタン,ある
いはこれらの混合液であるガソリン,石油,ベンジン,
ミネラルスピリット,石油ナフサ等の脂肪族炭化水素
類、ベンゼン,トルエン,キシレン,シクロヘキサン,
エチルベンゼン等の芳香族炭化水素類、トリクロロエチ
レン,パークロロエチレン,クロロホルム,四塩化炭素
等のハロゲン化炭化水素類,メチルアルコール,エチル
アルコール,プロピルアルコール,ブチルアルコール,
アミルアルコール,ベンジルアルコール,ジアセトンア
ルコール等の一価のアルコール類、エチレングリコー
ル,プロピレングリコール,グリセリン等の多価アルコ
ール類,アセトン,メチルエチルケトン,メチルイソブ
チルケトン,シクロヘキサノン,メチルシクロヘキサノ
ン,イソホロン等のケトン類、エチルエーテル,イソプ
ロピルエーテル,エチレングリコール・モノ・メチルエ
ーテル,エチレングリコール・モノ・エチルエーテル,
ジエチレングリコール・モノ・メチルエーテル,ジエチ
レングリコール・モノ・エチルエーテル,ジエチレング
リコール・モノ・ブチルエーテル,ジエチレングリコー
ル・ジ・ブチルエーテル等のエーテル類、エチレングリ
コール・モノ・メチルエーテル・アセテート,エチレン
グリコール・モノ・エチルエーテル・アセテート,ジエ
チレングリコール・モノ・メチルアセテート,ジエチレ
ングリコール・モノ・エチルエーテル・アセテート,ジ
エチレングリコール・モノ・ブチルエーテル・アセテー
ト等の酢酸エステル類、酪酸エステル等のエステル類、
ニトロ炭化水素類、ニトリル類、アミン類、その他アセ
タール類、酸類、フラン類等の単独あるいは混合溶剤等
が利用される。
【0019】さらに、焼成用顔料としては、例えば、 Fe,Cr,Znの酸化物・・・・・・・・褐色 Zn,Co,Al,Siの酸化物・・・・・・・・青色 Ti,Zn,Co,Ni,Crの酸化物・・・・・・・・緑色 Ti,Ba,Ni,Pb,Sbの酸化物・・・・・・・・黄色 Cd,Se,Sの酸化物・・・・・・・・赤色 Fe,Cu,Mn,Cr,Coの酸化物・・・・・・・・黒色 等をはじめ、CdS,CaO等の遷移金属の酸化物等か
らなる通常の陶磁器等の下絵付けに使用されている顔料
が利用される。
らなる通常の陶磁器等の下絵付けに使用されている顔料
が利用される。
【0020】特に高温度焼成用としては、青(Co)、
緑(Cr)、茶(Fe,Ni,Cr,Co,Sb)、黄
(Ti,Sb)、黒(Fe,Mn)等が利用される。
緑(Cr)、茶(Fe,Ni,Cr,Co,Sb)、黄
(Ti,Sb)、黒(Fe,Mn)等が利用される。
【0021】さらに、所望に応じて焼成用顔料に添加さ
れるガラス質としては、例えば、PbO・・・・78%,S
iO2 ・・・・10%,B2 O3 ・・・・12%からなる低融点
ガラスや、PbO−S2 O3 系、PbO−B2 O3 −S
iO2 系、PbO−ZnO−B2 O3 系、SnO2 −T
iO2 −SiO2 −PbO−CdO系等による粒径2〜
30μ程度のものが利用される。
れるガラス質としては、例えば、PbO・・・・78%,S
iO2 ・・・・10%,B2 O3 ・・・・12%からなる低融点
ガラスや、PbO−S2 O3 系、PbO−B2 O3 −S
iO2 系、PbO−ZnO−B2 O3 系、SnO2 −T
iO2 −SiO2 −PbO−CdO系等による粒径2〜
30μ程度のものが利用される。
【0022】なお、着色層の形成に利用される焼成用顔
料は、焼成によって得られた顔料という意味では無く、
焼成工程を受けることによって基体の表面に定着し、目
的の色彩に呈色する作用を有する顔料のことである。
料は、焼成によって得られた顔料という意味では無く、
焼成工程を受けることによって基体の表面に定着し、目
的の色彩に呈色する作用を有する顔料のことである。
【0023】前記焼成用顔料を着色剤として含有する着
色層は、プリント模様状をなすものであっても、あるい
は、全面均一のベタ状態のものであっても良く、さらに
は、2層以上の着色層、例えば、剥離層の表面に直接形
成されているプリント模様状の着色層と、該着色層の上
にさらに全面ベタ状態に形成される隠蔽着色層との2層
からなるものでも良い。この着色層は、例えばグアビ
ア,シルクスクリーン等の諸種の印刷手法によって形成
される。
色層は、プリント模様状をなすものであっても、あるい
は、全面均一のベタ状態のものであっても良く、さらに
は、2層以上の着色層、例えば、剥離層の表面に直接形
成されているプリント模様状の着色層と、該着色層の上
にさらに全面ベタ状態に形成される隠蔽着色層との2層
からなるものでも良い。この着色層は、例えばグアビ
ア,シルクスクリーン等の諸種の印刷手法によって形成
される。
【0024】なお、焼成用顔料を着色剤として含有する
着色層をガラスが混入しているインキによって形成する
場合には、グラビア印刷法による着色層の形成は避けな
ければならないが、グラビア印刷法による着色層の形成
手段を利用し、しかも、表面がガラス質をなす着色層を
形成したい場合には、熱転写シートによる転写層の形成
工程に続いて塗布される水性釉薬としてガラス質が添加
されている水性釉薬を利用するようにすれば良い。
着色層をガラスが混入しているインキによって形成する
場合には、グラビア印刷法による着色層の形成は避けな
ければならないが、グラビア印刷法による着色層の形成
手段を利用し、しかも、表面がガラス質をなす着色層を
形成したい場合には、熱転写シートによる転写層の形成
工程に続いて塗布される水性釉薬としてガラス質が添加
されている水性釉薬を利用するようにすれば良い。
【0025】熱転写シートの着色層の上には、必要に応
じて接着層が形成される。この接着層は、加熱により溶
融して接着性を発現する感熱型、または圧力によって接
着する粘着剤型ものであり、かつ、焼成により昇華又は
燃焼する性質の物質を主成分として形成され、通常、ア
クリル系樹脂あるいはアクリル系樹脂を主体とする樹脂
で形成される。しかしながら、アクリル系樹脂のみで接
着層が形成される場合には、該接着層の昇華速度が速過
ぎるために、焼成用顔料を着色剤として含有する着色層
が突き破られて柄抜けが発生することがある。このた
め、アクリル系樹脂と相溶性のある昇華速度の遅い別の
樹脂との混合樹脂層として形成されることが好ましい。
じて接着層が形成される。この接着層は、加熱により溶
融して接着性を発現する感熱型、または圧力によって接
着する粘着剤型ものであり、かつ、焼成により昇華又は
燃焼する性質の物質を主成分として形成され、通常、ア
クリル系樹脂あるいはアクリル系樹脂を主体とする樹脂
で形成される。しかしながら、アクリル系樹脂のみで接
着層が形成される場合には、該接着層の昇華速度が速過
ぎるために、焼成用顔料を着色剤として含有する着色層
が突き破られて柄抜けが発生することがある。このた
め、アクリル系樹脂と相溶性のある昇華速度の遅い別の
樹脂との混合樹脂層として形成されることが好ましい。
【0026】また、接着層の厚さが厚くなり過ぎると焼
成工程において縮みが発生するため、接着層は1〜10
0μ程度の厚さに形成されていることが望ましい。さら
に、接着層には、焼成工程での収縮による塗膜割れを防
止する目的でガラスフリットが添加されていても良い。
成工程において縮みが発生するため、接着層は1〜10
0μ程度の厚さに形成されていることが望ましい。さら
に、接着層には、焼成工程での収縮による塗膜割れを防
止する目的でガラスフリットが添加されていても良い。
【0027】本発明の下絵付けセラミック着色層の形成
方法は、以上の構成による下絵付けセラミック着色層形
成用の熱転写シートにおける転写層を、熱転写法によっ
て基体の表面に転写した後、転写された熱転写層の上に
透明な水性釉薬を施し、次いでこれをそのまま本焼成す
ることからなる。
方法は、以上の構成による下絵付けセラミック着色層形
成用の熱転写シートにおける転写層を、熱転写法によっ
て基体の表面に転写した後、転写された熱転写層の上に
透明な水性釉薬を施し、次いでこれをそのまま本焼成す
ることからなる。
【0028】ここで使用する水性釉薬は、焼成によって
ガラス化すると同時に融着しガラス層を形成する性質の
ものであり、有鉛フリット釉,無鉛フリット釉,灰釉,
石灰釉,タルク釉,Ba系釉,還元系釉等が利用され、
溶融によって成分の大部分が硝子質となるものを主成分
とし、これに、カオリンなどのコロイド性の生原料を加
え、粉砕し、さらに水を加えた懸濁液の形態で適用され
る。なお、水性釉薬の適用後の焼成工程は、通常の釉薬
処理の場合と同様にして行なう。
ガラス化すると同時に融着しガラス層を形成する性質の
ものであり、有鉛フリット釉,無鉛フリット釉,灰釉,
石灰釉,タルク釉,Ba系釉,還元系釉等が利用され、
溶融によって成分の大部分が硝子質となるものを主成分
とし、これに、カオリンなどのコロイド性の生原料を加
え、粉砕し、さらに水を加えた懸濁液の形態で適用され
る。なお、水性釉薬の適用後の焼成工程は、通常の釉薬
処理の場合と同様にして行なう。
【0029】また、セラミック着色層を現出させる基体
は、例えば、素焼き陶磁器板や金属板等であるが、一般
的には、セラミック模様の形成工程中の焼成段階で劣化
することのない耐熱性を具備するものであれば特に限定
されるものではない。さらに、セラミック着色層を現出
させる基体の表面、すなわち、熱転写シートにおける転
写層が転写される面には、必要に応じて接着層が形成さ
れる。特に、熱転写シートとして接着層の存在しないも
のを利用する場合には、基体の表面に接着層を形成して
置くことが好ましい。
は、例えば、素焼き陶磁器板や金属板等であるが、一般
的には、セラミック模様の形成工程中の焼成段階で劣化
することのない耐熱性を具備するものであれば特に限定
されるものではない。さらに、セラミック着色層を現出
させる基体の表面、すなわち、熱転写シートにおける転
写層が転写される面には、必要に応じて接着層が形成さ
れる。特に、熱転写シートとして接着層の存在しないも
のを利用する場合には、基体の表面に接着層を形成して
置くことが好ましい。
【0030】
【実施例】以下、本発明の下絵付けセラミック着色層形
成用の熱転写シート及び該熱転写シートを利用する下絵
付けセラミック着色層の形成方法の具体的な構成を、実
施例に基づいて説明する。
成用の熱転写シート及び該熱転写シートを利用する下絵
付けセラミック着色層の形成方法の具体的な構成を、実
施例に基づいて説明する。
【0031】「実施例1」厚さ25μの2軸延伸ポリエ
チレンテレフタレートフィルムの表面に、アクリル系樹
脂「昭和インク (株) :SLM−C プライマーA」5
0重量部と、ポリエチレングリコールメタクリレート樹
脂35重量部との混合樹脂を塗膜形成成分とするコーテ
ィング剤を、グラビア印刷法によって塗工し、厚さ3μ
の剥離層を全面均一に形成した。
チレンテレフタレートフィルムの表面に、アクリル系樹
脂「昭和インク (株) :SLM−C プライマーA」5
0重量部と、ポリエチレングリコールメタクリレート樹
脂35重量部との混合樹脂を塗膜形成成分とするコーテ
ィング剤を、グラビア印刷法によって塗工し、厚さ3μ
の剥離層を全面均一に形成した。
【0032】次いで、該剥離層の上に、焼成用顔料を含
有しているアクリル系インキ「昭和インク (株) :SL
M−C」によるグラビア印刷模様を形成し、さらにその
上に、アクリル系接着剤「昭和インク (株) :SLM−
C HS」を全面に均一に塗布し、厚さ10μの接着層
を形成し、本発明の1実施例品である下絵付けセラミッ
ク着色層形成用の熱転写シートを得た。
有しているアクリル系インキ「昭和インク (株) :SL
M−C」によるグラビア印刷模様を形成し、さらにその
上に、アクリル系接着剤「昭和インク (株) :SLM−
C HS」を全面に均一に塗布し、厚さ10μの接着層
を形成し、本発明の1実施例品である下絵付けセラミッ
ク着色層形成用の熱転写シートを得た。
【0033】「実施例2」素焼陶板からなる基体の表面
に、前述の実施例1で得られた熱転写シートの接着層面
を接当した後、加熱したシリコンゴムローラの押圧での
熱圧により、前記熱転写シートにおける転写層、すなわ
ち、「接着層−焼成用顔料を含有しているグラビア印刷
模様層−剥離層」からなる転写層を転写した。
に、前述の実施例1で得られた熱転写シートの接着層面
を接当した後、加熱したシリコンゴムローラの押圧での
熱圧により、前記熱転写シートにおける転写層、すなわ
ち、「接着層−焼成用顔料を含有しているグラビア印刷
模様層−剥離層」からなる転写層を転写した。
【0034】しかる後に、素焼陶板の表面に転写した転
写層における剥離層の表面に、5重量%のZnO2 を混
合したPbO系の透明釉薬を、100g(dry)/m
2 の割合で塗布し、さらに、1000〜1200℃で1
時間の焼成を行なうことにより、素焼陶板の表面にセラ
ミック着色層を形成した。
写層における剥離層の表面に、5重量%のZnO2 を混
合したPbO系の透明釉薬を、100g(dry)/m
2 の割合で塗布し、さらに、1000〜1200℃で1
時間の焼成を行なうことにより、素焼陶板の表面にセラ
ミック着色層を形成した。
【0035】
【発明の作用,効果】本発明の下絵付けセラミック着色
層形成用の熱転写シートは、表面が離型面とされている
基材シートと、該基材シートの離型面に形成されている
剥離層と、該剥離層の表面に形成されている焼成用顔料
を着色剤として含有する着色層とを具備するもので、前
記剥離層が親水性樹脂を含有する樹脂層からなるもので
ある。
層形成用の熱転写シートは、表面が離型面とされている
基材シートと、該基材シートの離型面に形成されている
剥離層と、該剥離層の表面に形成されている焼成用顔料
を着色剤として含有する着色層とを具備するもので、前
記剥離層が親水性樹脂を含有する樹脂層からなるもので
ある。
【0036】前記構成による本発明の下絵付けセラミッ
ク着色層形成用の熱転写シートを利用して、セラミック
着色層を基体の表面に形成する方法においては、基体の
表面に転写層された転写層の撥液性能が抑えられている
ため、従来の下絵付けセラミック着色層形成用の熱転写
シートを利用する場合と比較して、熱転写シートの転写
層の転写後の予備焼成工程を省略することができる。
ク着色層形成用の熱転写シートを利用して、セラミック
着色層を基体の表面に形成する方法においては、基体の
表面に転写層された転写層の撥液性能が抑えられている
ため、従来の下絵付けセラミック着色層形成用の熱転写
シートを利用する場合と比較して、熱転写シートの転写
層の転写後の予備焼成工程を省略することができる。
【0037】すなわち、従来の下絵付けセラミック着色
層形成用の熱転写シートを利用するセラミック着色層の
形成工程においては、基体の表面に転写された転写層が
撥液性であることから、この転写層面に直接水性釉薬を
塗布すると、均一な厚さの釉薬層が得られなく、整然と
したセラミック着色層を形成することができない。この
ため、水性釉薬を塗布する前に転写層を予備焼成する工
程が必要であったが、本発明の下絵付けセラミック着色
層形成用の熱転写シートを利用する着色層の形成方法に
おいては、転写層の表面に均一な水性釉薬の塗布層を形
成し得るため、水性釉薬の塗布前の予備焼成工程を省略
することができ、そのための手間の煩雑性が無く、下絵
付けセラミック着色層の形成を容易に行なえる。
層形成用の熱転写シートを利用するセラミック着色層の
形成工程においては、基体の表面に転写された転写層が
撥液性であることから、この転写層面に直接水性釉薬を
塗布すると、均一な厚さの釉薬層が得られなく、整然と
したセラミック着色層を形成することができない。この
ため、水性釉薬を塗布する前に転写層を予備焼成する工
程が必要であったが、本発明の下絵付けセラミック着色
層形成用の熱転写シートを利用する着色層の形成方法に
おいては、転写層の表面に均一な水性釉薬の塗布層を形
成し得るため、水性釉薬の塗布前の予備焼成工程を省略
することができ、そのための手間の煩雑性が無く、下絵
付けセラミック着色層の形成を容易に行なえる。
【0038】また、本発明の熱転写シートを利用する下
絵付けセラミック着色層の形成方法は、本発明の熱転写
シートの特性を十分に生かすものであり、下絵付けセラ
ミック着色層の形成の際の焼成工程が水性釉薬の塗布後
の本焼成工程のみで良く、従来の熱転写シートを利用す
る下絵付けセラミック着色層の形成方法と比較して、焼
成工程を2回に分けて行なうような手間の煩雑さが無
く、基体に対する下絵付けセラミック着色層の形成を容
易かつ廉価に行なえる。
絵付けセラミック着色層の形成方法は、本発明の熱転写
シートの特性を十分に生かすものであり、下絵付けセラ
ミック着色層の形成の際の焼成工程が水性釉薬の塗布後
の本焼成工程のみで良く、従来の熱転写シートを利用す
る下絵付けセラミック着色層の形成方法と比較して、焼
成工程を2回に分けて行なうような手間の煩雑さが無
く、基体に対する下絵付けセラミック着色層の形成を容
易かつ廉価に行なえる。
Claims (4)
- 【請求項1】 表面が離型面とされている基材シート
と、該基材シートの離型面に形成されている剥離層と、
該剥離層の表面に形成されている焼成用顔料を着色剤と
して含有する着色層とを具備する下絵付けセラミック着
色層形成用の熱転写シートにおいて、前記剥離層が、親
水性樹脂を含有する樹脂層からなることを特徴とする下
絵付けセラミック着色層形成用の熱転写シート。 - 【請求項2】 剥離層が10重量%以上の親水性樹脂
を含有する樹脂層からなる請求項1記載の下絵付けセラ
ミック着色層形成用の熱転写シート。 - 【請求項3】 剥離層における親水性樹脂がポリエチ
レングリコールメタクリレート樹脂である請求項1また
は請求項2記載の下絵付けセラミック着色層形成用の熱
転写シート。 - 【請求項4】 表面が離型面とされている基材シート
と、該基材シートの離型面に形成されている親水性樹脂
を含有する樹脂層からなる剥離層と、該剥離層の表面に
形成されている焼成用顔料を着色剤として含有する着色
層とを具備する下絵付けセラミック着色層形成用の熱転
写シートを利用し、該熱転写シートの転写層である焼成
用顔料を着色剤として含有する着色層と剥離層とを基体
の表面に熱転写した後、熱転写された転写層の上に透明
な水性釉薬を施し、さらに、焼成を行なうことを特徴と
する熱転写シートを利用する下絵付けセラミック着色層
の形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29083092A JPH06116064A (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 下絵付けセラミック着色層形成用の熱転写シート及び該熱転写シートを利用する下絵付けセラミック着色層の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29083092A JPH06116064A (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 下絵付けセラミック着色層形成用の熱転写シート及び該熱転写シートを利用する下絵付けセラミック着色層の形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06116064A true JPH06116064A (ja) | 1994-04-26 |
Family
ID=17761039
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29083092A Pending JPH06116064A (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 下絵付けセラミック着色層形成用の熱転写シート及び該熱転写シートを利用する下絵付けセラミック着色層の形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06116064A (ja) |
-
1992
- 1992-10-05 JP JP29083092A patent/JPH06116064A/ja active Pending
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