JPH0611740B2 - N−(l−アスパルチル)アミノアルコール誘導体およびそれを含有する甘味料 - Google Patents
N−(l−アスパルチル)アミノアルコール誘導体およびそれを含有する甘味料Info
- Publication number
- JPH0611740B2 JPH0611740B2 JP63158034A JP15803488A JPH0611740B2 JP H0611740 B2 JPH0611740 B2 JP H0611740B2 JP 63158034 A JP63158034 A JP 63158034A JP 15803488 A JP15803488 A JP 15803488A JP H0611740 B2 JPH0611740 B2 JP H0611740B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- methyl
- aspartyl
- amino
- compound
- norbornyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q11/00—Preparations for care of the teeth, of the oral cavity or of dentures; Dentifrices, e.g. toothpastes; Mouth rinses
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23G—COCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
- A23G3/00—Sweetmeats; Confectionery; Marzipan; Coated or filled products
- A23G3/34—Sweetmeats, confectionery or marzipan; Processes for the preparation thereof
- A23G3/346—Finished or semi-finished products in the form of powders, paste or liquids
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; PREPARATION OR TREATMENT THEREOF
- A23L27/00—Spices; Flavouring agents or condiments; Artificial sweetening agents; Table salts; Dietetic salt substitutes; Preparation or treatment thereof
- A23L27/30—Artificial sweetening agents
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/30—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
- A61K8/40—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing nitrogen
- A61K8/44—Aminocarboxylic acids or derivatives thereof, e.g. aminocarboxylic acids containing sulfur; Salts; Esters or N-acylated derivatives thereof
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23G—COCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
- A23G2200/00—COCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF containing organic compounds, e.g. synthetic flavouring agents
- A23G2200/06—COCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF containing organic compounds, e.g. synthetic flavouring agents containing beet sugar or cane sugar if specifically mentioned or containing other carbohydrates, e.g. starches, gums, alcohol sugar, polysaccharides, dextrin or containing high or low amount of carbohydrate
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Birds (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Nutrition Science (AREA)
- Seasonings (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、優れた甘味特性を有し、酸性水溶液中での安
定性に優れた甘味料として、広く食品,医薬品などに使
用可能な(2R,3R)−3−N−(L−アスパルチル)ア
ミノ−1−(1−または3−メチル−2−ノルボルニ
ル)−2−ブタノールおよびそれを含有する甘味料に関
する。
定性に優れた甘味料として、広く食品,医薬品などに使
用可能な(2R,3R)−3−N−(L−アスパルチル)ア
ミノ−1−(1−または3−メチル−2−ノルボルニ
ル)−2−ブタノールおよびそれを含有する甘味料に関
する。
[従来の技術] 蔗糖は良好な甘味料として最も広く用いられ、このほか
果糖,異性化糖,ブドウ糖のごとき糖類、ソルビトー
ル,マンニトールのごとき糖アルコール類、グリチルリ
チン、ステビオサイド,ソーマチンのごとき天然甘味物
質、サッカリンナトリウム,サイクラミン酸ナトリウ
ム,アセサルファムK(3,4−ジヒドロ−6−メチル−
1,2,3−オキサチアジン−4−オン−2,2−ジオキシドの
カリウム塩),アスパルテームのごとき人工甘味物質が
甘味料して用いられてきている。
果糖,異性化糖,ブドウ糖のごとき糖類、ソルビトー
ル,マンニトールのごとき糖アルコール類、グリチルリ
チン、ステビオサイド,ソーマチンのごとき天然甘味物
質、サッカリンナトリウム,サイクラミン酸ナトリウ
ム,アセサルファムK(3,4−ジヒドロ−6−メチル−
1,2,3−オキサチアジン−4−オン−2,2−ジオキシドの
カリウム塩),アスパルテームのごとき人工甘味物質が
甘味料して用いられてきている。
近年、虫歯およびカロリー摂取過多を主因とする肥満お
よび糖尿病,心臓病,高血圧症,腎臓病などの患者が増
大しつつある。これら患者のため、また健康保全のため
に低カロリー性甘味料が求められ、そのための多くの試
みが為され、商品としても市場に登場してきている。し
かしながら、人工甘味料は毒性の問題から種々規制を受
けており、また天然甘味料は甘味の質および後味等に欠
点が有すると共に高価であり、満足しうるものがない。
よび糖尿病,心臓病,高血圧症,腎臓病などの患者が増
大しつつある。これら患者のため、また健康保全のため
に低カロリー性甘味料が求められ、そのための多くの試
みが為され、商品としても市場に登場してきている。し
かしながら、人工甘味料は毒性の問題から種々規制を受
けており、また天然甘味料は甘味の質および後味等に欠
点が有すると共に高価であり、満足しうるものがない。
最近、L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチル
エステル(以下、アスパルテームまたはAPMと称
す。)が使用許可され、人工甘味料の主流になりつつあ
る。
エステル(以下、アスパルテームまたはAPMと称
す。)が使用許可され、人工甘味料の主流になりつつあ
る。
このAPMで代表されるジペプチド類は、有吉;『化学
総説』No.14,85〜128 (1976),IWAMURA:J.Med.Che
m.24,572〜583(1981)、A. Vanan der Heijdenら;Chemi
cal Senses and Flavor,4(2),141〜152(1979)によって5
00種以上のものが報告されているが、その甘味度は蔗糖
の500倍以上あるものは極めて少ない。また、これらジ
ペプチド類はエステルであり、水溶液中で加水分解やア
スアラギン酸残基のアミノ基と脱アルコール反応を生起
してジケトピペラジン誘導体に変化するため、甘味が消
失、あるいは変質してしまうことが多い。
総説』No.14,85〜128 (1976),IWAMURA:J.Med.Che
m.24,572〜583(1981)、A. Vanan der Heijdenら;Chemi
cal Senses and Flavor,4(2),141〜152(1979)によって5
00種以上のものが報告されているが、その甘味度は蔗糖
の500倍以上あるものは極めて少ない。また、これらジ
ペプチド類はエステルであり、水溶液中で加水分解やア
スアラギン酸残基のアミノ基と脱アルコール反応を生起
してジケトピペラジン誘導体に変化するため、甘味が消
失、あるいは変質してしまうことが多い。
現在、報告されているジペプチドエステル類のうち、最
も甘味度の高い化合物は藤野らによって報告されたL−
アスパルチル−DL−アミノマロン酸メチルフェンチルジ
エステル(特公昭52-34622号,特開昭49-30566号,Che
m.Pharm.Bull.24(9),2112(1976))であり、その安定性
は80℃,pH4においてAPMよりも劣っている。一方、
これら問題点を解決すべく、最近特開昭62-30748号には
アルキル置換シクロアルキルまたはビシクロアルキル置
換アミノアルコールまたはアミノケトンのL−アミノカ
ルボン酸アミド類が甘味度において蔗糖の30〜600倍を
有することが報告されている。またL−アスパルチル−
D−アミノ酸の分枝鎖アミド類(特開昭56-127339号)
や(S)−3−アミノ−4−[(S,S)−1−(1−ヒドロキ
シエチル)アルキルアミノ]−4−オキソ酪酸化合物
(米国特許第4423029 号)も報告されているが、甘味度
において200〜300倍であり、十分に満足しうるものでは
ない。
も甘味度の高い化合物は藤野らによって報告されたL−
アスパルチル−DL−アミノマロン酸メチルフェンチルジ
エステル(特公昭52-34622号,特開昭49-30566号,Che
m.Pharm.Bull.24(9),2112(1976))であり、その安定性
は80℃,pH4においてAPMよりも劣っている。一方、
これら問題点を解決すべく、最近特開昭62-30748号には
アルキル置換シクロアルキルまたはビシクロアルキル置
換アミノアルコールまたはアミノケトンのL−アミノカ
ルボン酸アミド類が甘味度において蔗糖の30〜600倍を
有することが報告されている。またL−アスパルチル−
D−アミノ酸の分枝鎖アミド類(特開昭56-127339号)
や(S)−3−アミノ−4−[(S,S)−1−(1−ヒドロキ
シエチル)アルキルアミノ]−4−オキソ酪酸化合物
(米国特許第4423029 号)も報告されているが、甘味度
において200〜300倍であり、十分に満足しうるものでは
ない。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は、甘味質が蔗糖に類似し、その甘味度が
高く、低カロリーでしかも酸性水溶液中で安定な化合物
および該化合物を含有する甘味料を提供することにあ
る。
高く、低カロリーでしかも酸性水溶液中で安定な化合物
および該化合物を含有する甘味料を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明者らはL−アスパルチル−D−アラニンのエステ
ル類、特にフェンチルアルコールとのエステルが一般に
高い甘味度を示すことを見い出し、さらに、このエステ
ル部を他の官能基、例えば水酸基に変換させれば、甘味
度,安定性ともに優れた化合物が得られると考え、多く
の研究を重ねた結果、フェンチル基を有するアミノアル
コール誘導体とL−アスパラギン酸を縮合させたL−ア
スパルチルフェンチルアミノアルコール誘導体を合成
し、評価した。その結果、このL−アスパルチルフェン
チルアミノアルコール誘導体が高い甘味度と優れた甘味
特性を有し、しかも、水への溶解性および酸性水溶液中
の安定性が極めて優れていることを見い出し、本発明者
らは特許出願(特開昭63-39846号)した。
ル類、特にフェンチルアルコールとのエステルが一般に
高い甘味度を示すことを見い出し、さらに、このエステ
ル部を他の官能基、例えば水酸基に変換させれば、甘味
度,安定性ともに優れた化合物が得られると考え、多く
の研究を重ねた結果、フェンチル基を有するアミノアル
コール誘導体とL−アスパラギン酸を縮合させたL−ア
スパルチルフェンチルアミノアルコール誘導体を合成
し、評価した。その結果、このL−アスパルチルフェン
チルアミノアルコール誘導体が高い甘味度と優れた甘味
特性を有し、しかも、水への溶解性および酸性水溶液中
の安定性が極めて優れていることを見い出し、本発明者
らは特許出願(特開昭63-39846号)した。
引き続き研究を重ね、本発明者らは次式(i)の(a),
(b)位の絶対配置が甘味を持つか、持たないかの本質で
あることを見い出した。一例をあげれば以下のごとくで
ある。
(b)位の絶対配置が甘味を持つか、持たないかの本質で
あることを見い出した。一例をあげれば以下のごとくで
ある。
一般式: においてR1がメチル基,R2がフェンチル基である場合に
ついて次の試験結果を得た(以下、ラセミ体をRSと記
す。)。
ついて次の試験結果を得た(以下、ラセミ体をRSと記
す。)。
(a) (b) 甘味度 RS RS 1,800 S R 0 S S 0 R S 0 R R 12,500 このように、(a),(b)の絶対配置が(R,R)表示で表わされ
るものが優れ、(RS,RS)の表示のものがこれに次ぎ、(S,
S);(S,R);(R,S)の表示で表わされるものは殆ど甘味を
示さない。なお、(a),(b)の絶対配置の決定について
は、アミノアルコール誘導体を酒石酸により分割し、以
下のp−ブロモ安息香酸アミド誘導体(次式(ii)で示
す。)としてX線による結晶構造解析により決定した。
なお、…は紙面より下方を、は紙面より上方を示す。
るものが優れ、(RS,RS)の表示のものがこれに次ぎ、(S,
S);(S,R);(R,S)の表示で表わされるものは殆ど甘味を
示さない。なお、(a),(b)の絶対配置の決定について
は、アミノアルコール誘導体を酒石酸により分割し、以
下のp−ブロモ安息香酸アミド誘導体(次式(ii)で示
す。)としてX線による結晶構造解析により決定した。
なお、…は紙面より下方を、は紙面より上方を示す。
また、甘味質と構造との相関について研究し、特に前記
式(i)のR2部との相関においていくつかの知見を得
た。すなわち、甘味質の評価を甘味発見が早く、後残り
が少ないものを良し(換言すれば、蔗糖に似た甘味質)
とし、ノルボルナン骨格を例にとって評価を試みた結
果、優れたものの順に記すと次のごとくであった。
式(i)のR2部との相関においていくつかの知見を得
た。すなわち、甘味質の評価を甘味発見が早く、後残り
が少ないものを良し(換言すれば、蔗糖に似た甘味質)
とし、ノルボルナン骨格を例にとって評価を試みた結
果、優れたものの順に記すと次のごとくであった。
本発明者らは、かかる知見に基づき甘味特性、特に甘味
度,甘味質に対する化学構造およびその立体構造の関係
を種々検討の結果、(2R,3R)−3−N−(L−アスパ
ルチル)アミノ−1−(1−または3−メチル−2−ノ
ルボルニル)−2−ブタノール化合物が優れた甘味特性
を有することを見い出し、ここに本発明を完成した。
度,甘味質に対する化学構造およびその立体構造の関係
を種々検討の結果、(2R,3R)−3−N−(L−アスパ
ルチル)アミノ−1−(1−または3−メチル−2−ノ
ルボルニル)−2−ブタノール化合物が優れた甘味特性
を有することを見い出し、ここに本発明を完成した。
すなわち、本発明は(2R,3R)−3−N−(L−アスパ
ルチル)アミノ−1−(1−または3−メチル−2−ノ
ルボルニル)−2−ブタノールおよび該化合物を含有す
る甘味料を提供するものである。
ルチル)アミノ−1−(1−または3−メチル−2−ノ
ルボルニル)−2−ブタノールおよび該化合物を含有す
る甘味料を提供するものである。
ところで、1−または3−メチル−2−ノルボルニル骨
格においては、次の図に示される光学異性体が存在し得
る。
格においては、次の図に示される光学異性体が存在し得
る。
これら1−または3−メチル−2−ノルボルニル光学異
性体の各々から導き得る(2R,3R)−3−N−(L−ア
スパルチル)アミノ−(1−または3−メチル−2−ノ
ルボルニル)−2−ブタノールについては、適切な出発
原料を用いることにより製造されうる。
性体の各々から導き得る(2R,3R)−3−N−(L−ア
スパルチル)アミノ−(1−または3−メチル−2−ノ
ルボルニル)−2−ブタノールについては、適切な出発
原料を用いることにより製造されうる。
例えば、本発明の化合物の範囲に属する(2R,3R)−3
−N−(L−アスパルチル)アミノ−[(1S,2S)-1−メ
チル−2−ノルボルニル]−2−ブタノールもしくは
(2R,3R)−3−N−(L−アスパルチル)アミノ−
[(2S,3R)-3−メチル−2−ノルボルニル]−2−ブタ
ノールの合成法について以下の式[A]および式[B]
により説明する。なお、式中のTsはパラトルエンスルホ
ニル基を、Cbzはカルボベンゾキシ基を、Bzはベンジル
基を示す。
−N−(L−アスパルチル)アミノ−[(1S,2S)-1−メ
チル−2−ノルボルニル]−2−ブタノールもしくは
(2R,3R)−3−N−(L−アスパルチル)アミノ−
[(2S,3R)-3−メチル−2−ノルボルニル]−2−ブタ
ノールの合成法について以下の式[A]および式[B]
により説明する。なお、式中のTsはパラトルエンスルホ
ニル基を、Cbzはカルボベンゾキシ基を、Bzはベンジル
基を示す。
式[A] 式[A]に示したように、(2R,3R)−3−N−(L−ア
スパルチル)アミノ−1−[(1S,2S)-1−メチル−2−
ノルボルニル]−2−ブタノールは、ノルボルナノン
(I)にメチルマグネシウムヨウ化物を反応させて2−
メチル−2−ノルボルナノール(II)を得、これに酢酸
と75%硫酸溶液を反応させ2−アセトキシ−1−メチル
ノルボルナン(III)を導き、水素化アルミニウムリチ
ウムにより1−メチル−2−ノルボルナノール(IV)に
導き、次いで酵素による分割[Christian Triantaphylid
esら:Tetrahedron Letters,vol.26,No.15,1857(1985)]
を行い(1S)−1−メチル−2−ノルボルナノール(V)
を得る。この光学活性アルコール(V)を重クロム酸ピ
リジン錯体を用いて酸化し、(1S)−1−メチル−2−ノ
ルボルナノン(VI)とし、これにn−ブチルリチウムの
存在下メチルトリフェニルホスホニウムブロマイドを反
応させ2−メチレン−ノルボルナン(VII)を経て過酢
酸でエポキシ体とし、三フッ化ホウ素エーテル錯体で処
理して(1S,2S)-1−メチル−2−ノルボルニルアルデヒ
ド(VIII)を得、還元して(1S,2S)-1−メチル−2−ヒ
ドロキシメチルノルボルナン(IX)とする。
スパルチル)アミノ−1−[(1S,2S)-1−メチル−2−
ノルボルニル]−2−ブタノールは、ノルボルナノン
(I)にメチルマグネシウムヨウ化物を反応させて2−
メチル−2−ノルボルナノール(II)を得、これに酢酸
と75%硫酸溶液を反応させ2−アセトキシ−1−メチル
ノルボルナン(III)を導き、水素化アルミニウムリチ
ウムにより1−メチル−2−ノルボルナノール(IV)に
導き、次いで酵素による分割[Christian Triantaphylid
esら:Tetrahedron Letters,vol.26,No.15,1857(1985)]
を行い(1S)−1−メチル−2−ノルボルナノール(V)
を得る。この光学活性アルコール(V)を重クロム酸ピ
リジン錯体を用いて酸化し、(1S)−1−メチル−2−ノ
ルボルナノン(VI)とし、これにn−ブチルリチウムの
存在下メチルトリフェニルホスホニウムブロマイドを反
応させ2−メチレン−ノルボルナン(VII)を経て過酢
酸でエポキシ体とし、三フッ化ホウ素エーテル錯体で処
理して(1S,2S)-1−メチル−2−ノルボルニルアルデヒ
ド(VIII)を得、還元して(1S,2S)-1−メチル−2−ヒ
ドロキシメチルノルボルナン(IX)とする。
次いで、このアルコール体(IX)をパラトルエンスルホ
ニルクロライドでトシル化体(X)とし、これにシアン
化ナトリウムを反応させ(1S,2S)-1−メチル−2−シア
ノメチルノルボルナン(XI)に転化した後、ジイソブチ
ルアルミニウムヒドリド(DIBAH)で還元し、(1S,2S)-1−
メチルノルボルナン−2−アセトアルデヒド(XII)を
得る。これにニトロエタンとアルドール縮合を行って1
−[(1S,2S)−1−メチル−2−ノルボルニル]−3−
ニトロ−2−ブタノール(XIII)を得、次いでラネーニ
ッケルを還元して1−[(1S,2S)−1−メチル−2−ノ
ルボルニル]−3−アミノ−2−ブタノールのジアステ
レオマー(XIV)を得る。これを(+)および(-)酒石酸に
て分割して(2R,3R)体(XV)を得る。
ニルクロライドでトシル化体(X)とし、これにシアン
化ナトリウムを反応させ(1S,2S)-1−メチル−2−シア
ノメチルノルボルナン(XI)に転化した後、ジイソブチ
ルアルミニウムヒドリド(DIBAH)で還元し、(1S,2S)-1−
メチルノルボルナン−2−アセトアルデヒド(XII)を
得る。これにニトロエタンとアルドール縮合を行って1
−[(1S,2S)−1−メチル−2−ノルボルニル]−3−
ニトロ−2−ブタノール(XIII)を得、次いでラネーニ
ッケルを還元して1−[(1S,2S)−1−メチル−2−ノ
ルボルニル]−3−アミノ−2−ブタノールのジアステ
レオマー(XIV)を得る。これを(+)および(-)酒石酸に
て分割して(2R,3R)体(XV)を得る。
このようにして得た1−[(1S,2S)−1−メチル−2−
ノルボルニル]-(2R,3R)−3−アミノ−2−ブタノール
(XV)とカルボベンゾキシ−L−アスパラギン酸モノベ
ンジルエステルにN−ヒドロキシ−5−ノルボルネン−
2,3-ジカルボキシイミドをジシクロヘキシルカルボジイ
ミドにより縮合させた活性エステルを反応せしめ、(2R,
3R)-3−N−(カルボベンゾキシ−L−アスパルチル−
β−ベンジルエステル)アミノ−1−[(1S,2S)−1−
メチル−2−ノルボルニル]−2−ブタノール(XVI)
とし、これをパラジウム炭素で還元によって保護基を脱
離することにより、本発明の化合物である(2R,3R)−3
−N−(L−アスパルチル)アミノ−1−[(1S,2S)-1
−メチル−2−ノルボルニル]−2−ブタノール(XVI
I)を得る。
ノルボルニル]-(2R,3R)−3−アミノ−2−ブタノール
(XV)とカルボベンゾキシ−L−アスパラギン酸モノベ
ンジルエステルにN−ヒドロキシ−5−ノルボルネン−
2,3-ジカルボキシイミドをジシクロヘキシルカルボジイ
ミドにより縮合させた活性エステルを反応せしめ、(2R,
3R)-3−N−(カルボベンゾキシ−L−アスパルチル−
β−ベンジルエステル)アミノ−1−[(1S,2S)−1−
メチル−2−ノルボルニル]−2−ブタノール(XVI)
とし、これをパラジウム炭素で還元によって保護基を脱
離することにより、本発明の化合物である(2R,3R)−3
−N−(L−アスパルチル)アミノ−1−[(1S,2S)-1
−メチル−2−ノルボルニル]−2−ブタノール(XVI
I)を得る。
式[B] 一方、(2R,3R)-3−N−(L−アスパルチル)アミノ−
1−[(2R,3R)-3−メチル−2−ノルボルニル]−2−
ブタノールは、式[B]に示したように、容易に入手で
きる(+)-カンファ−10−スルホン酸(アルドリッチ社
製)(I′)を出発物質として文献の方法に準拠し[Wo
lfgang Oppdzerら;Helvetica Chemica Acta Vol.67.13
97(1984)およびTetrahedron Vol42.4035(1986)]、まず
五塩化リンおよびアンモニアを反応させ(+)-カンファ−
10−スルホン酸アミド(II′)とし、これにナトリウム
メチラートを反応させて分子内イミン(III′)とし、
不飽和結合を水素化アルミニウムリチウムで還元してサ
ルタム(IV′)とする。次いで、クロトン酸クロライド
を反応させてアシル化体(V′)とする。これにシクロ
ペンタジエンをディールスアルダー反応させて付加体
(VI′)を合成し、水素化アルミニウムリチウムでカン
ファン環部分を脱離して(5S,6R)-6−メチル−5−ヒド
ロキシメチル−2−ノルボルネン(VII′)を得、次い
でこれをパラジウム炭素で接触還元して(2S,3R)-2−ヒ
ドロキシメチル−3−メチルノルボルナン(VIII′)を
得る。これを前記(1S,2S)-2−ヒドロキシメチル−1−
メチルノルボルナン(XI)と同様に処理して本発明の化
合物である(2S,3R)-3−N−(L−アスパルチル)アミ
ノ−1−[(2S,3R)-3−メチル−2−ノルボルニル]−
2−ブタノール(XVI′)を得る。
1−[(2R,3R)-3−メチル−2−ノルボルニル]−2−
ブタノールは、式[B]に示したように、容易に入手で
きる(+)-カンファ−10−スルホン酸(アルドリッチ社
製)(I′)を出発物質として文献の方法に準拠し[Wo
lfgang Oppdzerら;Helvetica Chemica Acta Vol.67.13
97(1984)およびTetrahedron Vol42.4035(1986)]、まず
五塩化リンおよびアンモニアを反応させ(+)-カンファ−
10−スルホン酸アミド(II′)とし、これにナトリウム
メチラートを反応させて分子内イミン(III′)とし、
不飽和結合を水素化アルミニウムリチウムで還元してサ
ルタム(IV′)とする。次いで、クロトン酸クロライド
を反応させてアシル化体(V′)とする。これにシクロ
ペンタジエンをディールスアルダー反応させて付加体
(VI′)を合成し、水素化アルミニウムリチウムでカン
ファン環部分を脱離して(5S,6R)-6−メチル−5−ヒド
ロキシメチル−2−ノルボルネン(VII′)を得、次い
でこれをパラジウム炭素で接触還元して(2S,3R)-2−ヒ
ドロキシメチル−3−メチルノルボルナン(VIII′)を
得る。これを前記(1S,2S)-2−ヒドロキシメチル−1−
メチルノルボルナン(XI)と同様に処理して本発明の化
合物である(2S,3R)-3−N−(L−アスパルチル)アミ
ノ−1−[(2S,3R)-3−メチル−2−ノルボルニル]−
2−ブタノール(XVI′)を得る。
本発明の化合物(2S,3R)−3−N−(L−アスパルチ
ル)アミノ−1−(1−または3−メチル−2−ノルボ
ルニル)−2−ブタノールは、無色無臭の粉末で容易に
水に溶解する。その希釈水溶液は、蔗糖に極めて良く類
似した甘味特性を有し、苦味,嫌味,後味の悪さ等の不
快感をほとんど感じさせない。甘味質の結果について
は、後記第1表に記した通りである。特に本発明の化合
物の特徴は、酸性水溶液中での安定性が優れており、熱
安定性も良い点である。
ル)アミノ−1−(1−または3−メチル−2−ノルボ
ルニル)−2−ブタノールは、無色無臭の粉末で容易に
水に溶解する。その希釈水溶液は、蔗糖に極めて良く類
似した甘味特性を有し、苦味,嫌味,後味の悪さ等の不
快感をほとんど感じさせない。甘味質の結果について
は、後記第1表に記した通りである。特に本発明の化合
物の特徴は、酸性水溶液中での安定性が優れており、熱
安定性も良い点である。
本発明の化合物は、一般に甘味料が添加使用させる各種
の食品,飲料,歯磨,煙草,化粧品などに形状を問わず
広く用いられる。例えば、果汁,ジュース,サイダーな
どを含む清涼飲料,乳酸菌飲料,炭酸飲料類並びにこれ
らの粉末飲料類、清酒,合成酒,果実酒,みりんなどの
酒類、アイスクリーム,シャーベットなどの冷菓類、シ
ロップ漬菓実類、味噌,醤油,ソース,食用酢,ドレッ
シング,マヨネーズ,ケチャップなどの調味料類、米
菓,パン,洋菓子,ビスケット,クラッカーなどの菓子
類、チョコレート、チューインガム、ゼリー、ようか
ん、ジャム、マーマレード、調整粉乳、各種佃煮、缶詰
類、農産畜肉珍味類、ベーコン,ハム,ソーセージなど
の食肉製品,蒲鉾,竹輪などの魚肉練製品、複合調味
料、口紅、経口医薬品などがあげられる。
の食品,飲料,歯磨,煙草,化粧品などに形状を問わず
広く用いられる。例えば、果汁,ジュース,サイダーな
どを含む清涼飲料,乳酸菌飲料,炭酸飲料類並びにこれ
らの粉末飲料類、清酒,合成酒,果実酒,みりんなどの
酒類、アイスクリーム,シャーベットなどの冷菓類、シ
ロップ漬菓実類、味噌,醤油,ソース,食用酢,ドレッ
シング,マヨネーズ,ケチャップなどの調味料類、米
菓,パン,洋菓子,ビスケット,クラッカーなどの菓子
類、チョコレート、チューインガム、ゼリー、ようか
ん、ジャム、マーマレード、調整粉乳、各種佃煮、缶詰
類、農産畜肉珍味類、ベーコン,ハム,ソーセージなど
の食肉製品,蒲鉾,竹輪などの魚肉練製品、複合調味
料、口紅、経口医薬品などがあげられる。
本発明の化合物は、粉末状のまま或いは適当な溶媒を用
いて溶液状とするなど適宜の手段を用いて使用すること
ができ、添加量は使用する本発明の化合物の種類,その
使用目的,対象,添加手段,併用する甘味料や調味料の
種類,量などにより適宜選択すれば良い。
いて溶液状とするなど適宜の手段を用いて使用すること
ができ、添加量は使用する本発明の化合物の種類,その
使用目的,対象,添加手段,併用する甘味料や調味料の
種類,量などにより適宜選択すれば良い。
[実施例] 次に、実施例,参考例及び使用例を以て本発明を詳細に
説明する。
説明する。
実施例1 1-1) 2−メチル−2−ノルボルネオール(II)の合成 窒素気流下、無水エーテル600ml中、マグネシウムの削
り屑96g(4.0モル)およびヨウ化メチル553.0g(3.9
モル)から常法で製造したグリニヤー試薬に、ノルボル
ナノン(I)225.0g(2.05モル)(アルドリッチ社
製)を室温にて滴加後、1晩室温にて撹拌する。反応液
を飽和塩化アンモニウム水溶液800mlに注加し、有機層
を分液した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。エー
テルを留去し、残渣を減圧蒸留して沸点75℃/18mmHgの
無色油状物として目的化合物(II)250.1g(理論収率9
7%)を得た。
り屑96g(4.0モル)およびヨウ化メチル553.0g(3.9
モル)から常法で製造したグリニヤー試薬に、ノルボル
ナノン(I)225.0g(2.05モル)(アルドリッチ社
製)を室温にて滴加後、1晩室温にて撹拌する。反応液
を飽和塩化アンモニウム水溶液800mlに注加し、有機層
を分液した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。エー
テルを留去し、残渣を減圧蒸留して沸点75℃/18mmHgの
無色油状物として目的化合物(II)250.1g(理論収率9
7%)を得た。
1-2) 1−メチル−2−ノルボルニルアセテート(II
I)の合成 上記1-1)で得たアルコール体(II)240.0g(1.9モル)
および氷酢酸500mlに75%硫酸1mlを加え、60℃で3時
間撹拌する。冷却後、水3で反応液を希釈し、炭酸ナ
トリウムにて中和する。
I)の合成 上記1-1)で得たアルコール体(II)240.0g(1.9モル)
および氷酢酸500mlに75%硫酸1mlを加え、60℃で3時
間撹拌する。冷却後、水3で反応液を希釈し、炭酸ナ
トリウムにて中和する。
更に、エーテル300mlにて3回抽出し、無水硫酸マグネ
シウムにて乾燥、エーテルを留去し、残渣を減圧下蒸留
して沸点82〜83℃/17mmHgの無色油状物として目的化合
物(III)297.2g(論理収率93%)を得た。
シウムにて乾燥、エーテルを留去し、残渣を減圧下蒸留
して沸点82〜83℃/17mmHgの無色油状物として目的化合
物(III)297.2g(論理収率93%)を得た。
1-3) 1−メチル−2−ノルボルネオール(IV)の合成 窒素気流下、無水エーテル800mlに水素化アルミニウム
リチウム65.2g(1.7モル)の懸濁液に、上記1-2)で得
たアセテート体(III)290.0g(1.73モル)を無水エー
テル300mlに溶解した液を室温にて滴加する。その後、
6時間加熱還流し1晩室温にて撹拌する。次に、反応混
合物に氷冷下、5%硫酸水溶液500mlを撹拌しながらゆ
っくり滴加する。エーテル層を分液し、無水硫酸マグネ
シウムにて乾燥、エーテルを留去し残渣を減圧下蒸留し
て沸点83℃/20mmHgの無色油状物として目的化合物(I
V)209g(論理収率96%)を得た。
リチウム65.2g(1.7モル)の懸濁液に、上記1-2)で得
たアセテート体(III)290.0g(1.73モル)を無水エー
テル300mlに溶解した液を室温にて滴加する。その後、
6時間加熱還流し1晩室温にて撹拌する。次に、反応混
合物に氷冷下、5%硫酸水溶液500mlを撹拌しながらゆ
っくり滴加する。エーテル層を分液し、無水硫酸マグネ
シウムにて乾燥、エーテルを留去し残渣を減圧下蒸留し
て沸点83℃/20mmHgの無色油状物として目的化合物(I
V)209g(論理収率96%)を得た。
1-4) (1S)−1−メチル−2−ノルボルネオール(V)
の合成 上記1-3)で得たアルコール体(IV)209g(1.66モル)
およびラウリン酸322g(1.66モル)をn−ヘキサン660
mlに溶解し、リパーゼMY(各糖産業社製)66gを加
え、撹拌下35〜40℃に3日間反応させる。酵素を別
後、n−ヘキサンを留去し、残渣を減圧下蒸留して沸点
80〜82℃/19mmHgの目的光学活性アルコール体(V)7
9.0g(理論収率76%)を得た。
の合成 上記1-3)で得たアルコール体(IV)209g(1.66モル)
およびラウリン酸322g(1.66モル)をn−ヘキサン660
mlに溶解し、リパーゼMY(各糖産業社製)66gを加
え、撹拌下35〜40℃に3日間反応させる。酵素を別
後、n−ヘキサンを留去し、残渣を減圧下蒸留して沸点
80〜82℃/19mmHgの目的光学活性アルコール体(V)7
9.0g(理論収率76%)を得た。
1-5) (1S)−1−メチル−2−ノルボルナノン(VI)の
合成 上記1-4)で得た光学活性アルコール体(V)79.6g(0.
63モル)を塩化メチレン300mlに溶解し、重クロム酸ピ
リジン304g(0.81モル)および塩化メチレン700mlの懸
濁液に室温にて滴加する。その後、撹拌下3日間反応さ
せ、反応混合物をエーテル1で希釈後、セライトを通
じ過する。液を無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、
溶媒を留去し残渣を減圧下蒸留して沸点70℃/20mmHgの
無色油状物として目的化合物(VI)を50.4g(理論収率
64.5%)を得た。
合成 上記1-4)で得た光学活性アルコール体(V)79.6g(0.
63モル)を塩化メチレン300mlに溶解し、重クロム酸ピ
リジン304g(0.81モル)および塩化メチレン700mlの懸
濁液に室温にて滴加する。その後、撹拌下3日間反応さ
せ、反応混合物をエーテル1で希釈後、セライトを通
じ過する。液を無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、
溶媒を留去し残渣を減圧下蒸留して沸点70℃/20mmHgの
無色油状物として目的化合物(VI)を50.4g(理論収率
64.5%)を得た。
[α]▲20 D▼=+32.0゜(c=3.09,CHCl3) 1-6) (1S)−2−メチレン−ノルボルナン(VII)を合
成 無水条件下、室温にてn−ブチルリチウム(15%ヘキサ
ン溶液)260mlおよびエーテル500mlの混合溶液にメチル
トリフェニルホスホニウムブロマイド143g(0.4モル)
を30分かけて加える。その後、室温にて4時間撹拌を続
けた後、上記1-5)で得たケトン体(VI)を50.0g(0.4
モル)を滴加し、一昼夜加熱撹拌する。反応混合物を室
温に戻し、生成したトリフェニルスルホスフィンオキシ
ドを過分離する。液に水350mlを加え、有機層を分
液、無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、溶媒を留去し、
残渣を減圧下蒸留して沸点135〜137℃の無色油状物とし
て目的化合物(VII)31.8g(理論収率65%)を得た。
成 無水条件下、室温にてn−ブチルリチウム(15%ヘキサ
ン溶液)260mlおよびエーテル500mlの混合溶液にメチル
トリフェニルホスホニウムブロマイド143g(0.4モル)
を30分かけて加える。その後、室温にて4時間撹拌を続
けた後、上記1-5)で得たケトン体(VI)を50.0g(0.4
モル)を滴加し、一昼夜加熱撹拌する。反応混合物を室
温に戻し、生成したトリフェニルスルホスフィンオキシ
ドを過分離する。液に水350mlを加え、有機層を分
液、無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、溶媒を留去し、
残渣を減圧下蒸留して沸点135〜137℃の無色油状物とし
て目的化合物(VII)31.8g(理論収率65%)を得た。
1-7) (1S,2S)-1−メチル−2−ノルボルニルアルデヒ
ド(VIII)の合成 上記1-6)で得たアルケン体(VII)31.0g(0.25モ
ル),炭酸ナトリウム48.6g(0.46モル)および塩化メ
チレン100mlに10℃で40%過酢酸70gを滴加する。その
後、室温にて一晩撹拌したのち反応混合物を水500mlに
注加する。有機層をモール塩飽和水溶液にて3回洗浄
後、水洗、無水硫酸マグネシウムにて乾燥する。溶媒を
留去し、黄色油状物38.6gを得た。これにベンゼン450m
lおよび三フッ化ホウ素エーテル錯体13mlを加え、1分
間激しく撹拌する。反応液に水450mlを加え、有機層を
分液する。水洗後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥す
る。溶媒留去後、減圧下蒸留して沸点75℃/15mmHgの無
色油状物として目的化合物(VIII)20.1g(理論収率58
%)を得た。
ド(VIII)の合成 上記1-6)で得たアルケン体(VII)31.0g(0.25モ
ル),炭酸ナトリウム48.6g(0.46モル)および塩化メ
チレン100mlに10℃で40%過酢酸70gを滴加する。その
後、室温にて一晩撹拌したのち反応混合物を水500mlに
注加する。有機層をモール塩飽和水溶液にて3回洗浄
後、水洗、無水硫酸マグネシウムにて乾燥する。溶媒を
留去し、黄色油状物38.6gを得た。これにベンゼン450m
lおよび三フッ化ホウ素エーテル錯体13mlを加え、1分
間激しく撹拌する。反応液に水450mlを加え、有機層を
分液する。水洗後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥す
る。溶媒留去後、減圧下蒸留して沸点75℃/15mmHgの無
色油状物として目的化合物(VIII)20.1g(理論収率58
%)を得た。
1-8) (1S,2S)-1−メチル−2−ヒドロキシメチルノル
ボルナン(IX)の合成 窒素気流下無水エーテル100mlに水素化アルミニウムリ
チウム1.9g(50ミリモル)の懸濁液に上記1-7)で得た
アルデヒド(VIII)20.1g(0.15モル)を無水エーテル
20mlに溶解した液を室温にて滴加する。その後、6時間
加熱還流し、反応混合物を水冷し5%硫酸100mlをゆっ
くり滴加する。エーテル層を分液し、無水硫酸マグネシ
ウムにて乾燥、エーテルを留去し残渣を減圧下蒸留して
沸点65〜68℃/1mmHgの無色油状物として目的化合物(I
X)19.6g(理論収率96%)を得た。
ボルナン(IX)の合成 窒素気流下無水エーテル100mlに水素化アルミニウムリ
チウム1.9g(50ミリモル)の懸濁液に上記1-7)で得た
アルデヒド(VIII)20.1g(0.15モル)を無水エーテル
20mlに溶解した液を室温にて滴加する。その後、6時間
加熱還流し、反応混合物を水冷し5%硫酸100mlをゆっ
くり滴加する。エーテル層を分液し、無水硫酸マグネシ
ウムにて乾燥、エーテルを留去し残渣を減圧下蒸留して
沸点65〜68℃/1mmHgの無色油状物として目的化合物(I
X)19.6g(理論収率96%)を得た。
1-9) (1S,2S)-1−メチル−2−シアノメチルノルボル
ナン(XI)の合成 窒素気流下、上記1-8)で得たアルコール体(IX)19.0g
(0.14モル)およびp−トルエンスルホニルクロライド
54.3g(0.28モル)を乾燥ピリジン200mlに溶解し、10
℃で8時間撹拌する。反応混合物を水に注加し、ベンゼ
ン150mlで抽出する。1N塩酸で洗浄、水洗後、無水硫
酸マグネシウムにて乾燥する。溶媒を留去し、無色油状
のトシレート(X)39.9g(理論収率100%)を得た。
ナン(XI)の合成 窒素気流下、上記1-8)で得たアルコール体(IX)19.0g
(0.14モル)およびp−トルエンスルホニルクロライド
54.3g(0.28モル)を乾燥ピリジン200mlに溶解し、10
℃で8時間撹拌する。反応混合物を水に注加し、ベンゼ
ン150mlで抽出する。1N塩酸で洗浄、水洗後、無水硫
酸マグネシウムにて乾燥する。溶媒を留去し、無色油状
のトシレート(X)39.9g(理論収率100%)を得た。
次に、このトシレート(X)39.9g(0.14モル)とシア
ン化ナトリウム7.6g(0.16モル)をジメチルスルホキ
シド850mlに溶解し、90℃で5時間反応させた。反応混
合物を飽和塩化アンモニウム水400mlに注加し、塩化メ
チレン150mlで2回抽出し、有機層を水にて7回洗浄
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥、溶媒を留去して無色
油状のニトリル誘導体(XI)19.5g(理論収率98%)を
得た。
ン化ナトリウム7.6g(0.16モル)をジメチルスルホキ
シド850mlに溶解し、90℃で5時間反応させた。反応混
合物を飽和塩化アンモニウム水400mlに注加し、塩化メ
チレン150mlで2回抽出し、有機層を水にて7回洗浄
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥、溶媒を留去して無色
油状のニトリル誘導体(XI)19.5g(理論収率98%)を
得た。
1-10) (1S,2S)-1−メチルノルボルナン−2−アセト
アルデヒド(XII)の合成 窒素気流下、上記1-9)で得たニトリル体(XI)19.5g
(0.13モル)を無水エーテル200mlに溶解し、これに室
温にて1Mジイソブチルアルミニウムヒドリドのヘキサ
ン溶液160mlを滴加する。その後、1時間撹拌し、反応
液を氷水に注加し、1N塩酸にて酸性とする。有機層を
分液し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥、溶媒を留去
し、残渣を減圧下蒸留して沸点45〜47℃/0.5mmHgの無色
油状物として目的化合物(XII)19.0g(理論収率96
%)を得た。
アルデヒド(XII)の合成 窒素気流下、上記1-9)で得たニトリル体(XI)19.5g
(0.13モル)を無水エーテル200mlに溶解し、これに室
温にて1Mジイソブチルアルミニウムヒドリドのヘキサ
ン溶液160mlを滴加する。その後、1時間撹拌し、反応
液を氷水に注加し、1N塩酸にて酸性とする。有機層を
分液し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥、溶媒を留去
し、残渣を減圧下蒸留して沸点45〜47℃/0.5mmHgの無色
油状物として目的化合物(XII)19.0g(理論収率96
%)を得た。
1-11) 1−[(1S,2S)−1−メチル−2−ノルボルニ
ル]−3−ニトロ−2−ブタノール(XIII)の合成 上記1-10)で得たアセトアルデヒド体(XII)38.0g(0.
25モル)を窒素気流中、イソプロピルアルコール60mlに
溶解し、これにフッ化カリウム1.62g(28ミリモル)お
よびニトロエタン26.7g(0.35モル)を加え、室温で一
晩撹拌する。反応混合物をエーテル350mlに注加し、有
機層を分液する。この有機層を水洗、0.5N塩酸で洗浄
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥して溶媒を留去して無
色油状物の目的化合物(XIII)55.9g(論理収率97%)
を得た。
ル]−3−ニトロ−2−ブタノール(XIII)の合成 上記1-10)で得たアセトアルデヒド体(XII)38.0g(0.
25モル)を窒素気流中、イソプロピルアルコール60mlに
溶解し、これにフッ化カリウム1.62g(28ミリモル)お
よびニトロエタン26.7g(0.35モル)を加え、室温で一
晩撹拌する。反応混合物をエーテル350mlに注加し、有
機層を分液する。この有機層を水洗、0.5N塩酸で洗浄
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥して溶媒を留去して無
色油状物の目的化合物(XIII)55.9g(論理収率97%)
を得た。
1-12) 1−[(1S,2S)−1−メチル−2−ノルボルニ
ル]−3−アミノ−2−ブタノール(XIV)の合成 1のオートクレーブに上記1-11)で得たニトロアルコ
ール誘導体(XIII)10g(44ミリモル)をエタノール40
0mlに溶解し、これにラネーニッケルのエタノール懸濁
液8gを加え、水素ガスを25kg/cm2Gの圧力で封入し、
室温にて8時間反応させる。反応終了後、触媒を別
し、液を減圧下濃縮し、残渣を減圧蒸留して沸点108
〜111℃/1mmHgの無色油状の目的化合物(XIV)7.2g
(理論収率83%)を得た。
ル]−3−アミノ−2−ブタノール(XIV)の合成 1のオートクレーブに上記1-11)で得たニトロアルコ
ール誘導体(XIII)10g(44ミリモル)をエタノール40
0mlに溶解し、これにラネーニッケルのエタノール懸濁
液8gを加え、水素ガスを25kg/cm2Gの圧力で封入し、
室温にて8時間反応させる。反応終了後、触媒を別
し、液を減圧下濃縮し、残渣を減圧蒸留して沸点108
〜111℃/1mmHgの無色油状の目的化合物(XIV)7.2g
(理論収率83%)を得た。
1-13) (2R,3R)-1−[(1S,2S)−1−メチル−2−ノル
ボルニル]−3−アミノ−2−ブタノール(XV)の合成 上記1-12)で得たアミノアルコール誘導体(XIV)45.0g
(0.23モル)を200mlのエタノールに(+)酒石酸34.1g
(0.23モル)を溶解したエタノール溶液に加え、50℃で
1時間反応させる。反応液は減圧下溶媒を留去し、融点
160〜162℃の粗結晶79.1gを得た。これを熱エタノール
にて再結晶を4回繰り返し9.9gの精製結晶を得た。こ
の結晶を炭酸カリウム水にて充分にアルカリ性にし、塩
化メチレン50mlで2回抽出する。抽出液を無水硫酸マグ
ネシウムにて乾燥した後、溶媒留去し無色の油状物5.89
g(15.7ミリモル)を得た。得られた無色油状物に50ml
のエタノールに(-)酒石酸2.36g(15.7ミリモル)を溶
解したエタノール溶液を加え、50℃で1時間反応させ
る。反応液を減圧下濃縮して得られた粗結晶を熱エタノ
ールにて4回再結晶を繰り返す。得られた精製結晶を炭
酸カリウム水にて充分にアルカリ性にし、前記と同様な
処理を行って無色油状物として0.15g(0.17ミリモル)
の表記化合物(XV)を得た。本化合物の特性値は以下の
通りである。
ボルニル]−3−アミノ−2−ブタノール(XV)の合成 上記1-12)で得たアミノアルコール誘導体(XIV)45.0g
(0.23モル)を200mlのエタノールに(+)酒石酸34.1g
(0.23モル)を溶解したエタノール溶液に加え、50℃で
1時間反応させる。反応液は減圧下溶媒を留去し、融点
160〜162℃の粗結晶79.1gを得た。これを熱エタノール
にて再結晶を4回繰り返し9.9gの精製結晶を得た。こ
の結晶を炭酸カリウム水にて充分にアルカリ性にし、塩
化メチレン50mlで2回抽出する。抽出液を無水硫酸マグ
ネシウムにて乾燥した後、溶媒留去し無色の油状物5.89
g(15.7ミリモル)を得た。得られた無色油状物に50ml
のエタノールに(-)酒石酸2.36g(15.7ミリモル)を溶
解したエタノール溶液を加え、50℃で1時間反応させ
る。反応液を減圧下濃縮して得られた粗結晶を熱エタノ
ールにて4回再結晶を繰り返す。得られた精製結晶を炭
酸カリウム水にて充分にアルカリ性にし、前記と同様な
処理を行って無色油状物として0.15g(0.17ミリモル)
の表記化合物(XV)を得た。本化合物の特性値は以下の
通りである。
旋光度[α]▲20 D▼=+0.42゜(c=0.5,メタノール) NMR (CDCl3,δ): 1.08 (3H,s,環内CH3 基) 1.11 (3H,d,J=6.5Hz, 2.77〜2.84 (1H,m, 3.19〜3.25 (1H,m, 1-14) (2R,3R)-3−N−(カルボベンゾキシ−L−ア
スパルチル−β−ベンジルエステル)アミノ−1−[(1
S,2S)−1−メチル−2−ノルボルニル]−2−ブタノ
ール(XVI)の合成 N−カルボンベゾキシ−L−アスパラギン酸−β−ベン
ジルエステル0.27g(0.76ミリモル)(国産化学社製)
をジオキサン10mlに溶解し、N−ヒドロキシ−5−ノル
ボルネン−2,3−ジカルボキシイミド(ペプチド研究所
製)0.14g(0.76ミリモル)を加え、氷冷下撹拌しなが
らジシクロヘキシルカルボジイミド0.17g(0.83ミリモ
ル)を加える。室温に戻し、4時間撹拌を続けた。生成
したジシクロヘキシル尿素を別し、この液に上記1-
13)で得たアミノアルコール体(XV)0.15g(0.76ミリ
モル)をジオキサン3mlに溶解した液を冷却下、撹拌し
ながら加える。次いで、室温に戻し、一晩撹拌しながら
反応を完結させる。溶媒を留去し、残渣を酢酸エチル30
mlに溶かし、10%クエン酸,4%重曹水,飽和食塩水の
順に洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥する。溶媒
を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
で精製して無色油状の表記化合物(XVI) 0.22g(理論
収率86%)を得た。
スパルチル−β−ベンジルエステル)アミノ−1−[(1
S,2S)−1−メチル−2−ノルボルニル]−2−ブタノ
ール(XVI)の合成 N−カルボンベゾキシ−L−アスパラギン酸−β−ベン
ジルエステル0.27g(0.76ミリモル)(国産化学社製)
をジオキサン10mlに溶解し、N−ヒドロキシ−5−ノル
ボルネン−2,3−ジカルボキシイミド(ペプチド研究所
製)0.14g(0.76ミリモル)を加え、氷冷下撹拌しなが
らジシクロヘキシルカルボジイミド0.17g(0.83ミリモ
ル)を加える。室温に戻し、4時間撹拌を続けた。生成
したジシクロヘキシル尿素を別し、この液に上記1-
13)で得たアミノアルコール体(XV)0.15g(0.76ミリ
モル)をジオキサン3mlに溶解した液を冷却下、撹拌し
ながら加える。次いで、室温に戻し、一晩撹拌しながら
反応を完結させる。溶媒を留去し、残渣を酢酸エチル30
mlに溶かし、10%クエン酸,4%重曹水,飽和食塩水の
順に洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥する。溶媒
を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
で精製して無色油状の表記化合物(XVI) 0.22g(理論
収率86%)を得た。
1-15) (2R,3R)-3−N−(L−アスパルチル)アミノ
−1−[(1S,2S)−1−メチル−2−ノルボルニル]−
2−ブタノール(XVII)の合成 上記1-14)で得た(2R,3R)-3−N−(カルボベンゾキシ
−L−アスパルチル−β−ベンジルエステル)アミノ−
1−[(1S,2S)−1−メチル−2−ノルボルニル]−2
−ブタノール(XVI)0.22g(0.41ミリモル)をメタノ
ール10mlに溶解し、パラジウム黒の存在下、室温にて4
時間接触還元を行った。反応終了後、触媒を別し、メ
タノールを減圧下留去する。この残渣にn−ヘキサンを
適量加え、表記化合物(XVII)の結晶0.12g(理論収率
94%)を得た。本化合物の特性値は以下の通りである。
−1−[(1S,2S)−1−メチル−2−ノルボルニル]−
2−ブタノール(XVII)の合成 上記1-14)で得た(2R,3R)-3−N−(カルボベンゾキシ
−L−アスパルチル−β−ベンジルエステル)アミノ−
1−[(1S,2S)−1−メチル−2−ノルボルニル]−2
−ブタノール(XVI)0.22g(0.41ミリモル)をメタノ
ール10mlに溶解し、パラジウム黒の存在下、室温にて4
時間接触還元を行った。反応終了後、触媒を別し、メ
タノールを減圧下留去する。この残渣にn−ヘキサンを
適量加え、表記化合物(XVII)の結晶0.12g(理論収率
94%)を得た。本化合物の特性値は以下の通りである。
融 点:147〜150℃ 旋光度 [α]▲20 D▼=+0.68゜(c=0.5,メタノール) Ms :294 (M+-18),235,161,141,125,70,44(ベー
ス) NMR (CD3OD,δ) :(ASPはアスパルチル基を表わ
す。) 1.08 (3H,s,環内CH3基) 1.14 (3H,d,J=6.7Hz, 2.88 (2H,m,Asp-β-CH 2) 3.52 (1H,m, 3.84 (1H,m, 4.18 (1H,m,Asp-α-CH) 実施例2 2-1)(2S,3R)−3−メチル−2−ヒドロキシメチルノル
ボルナン(VIII′)の合成 (1S)−(+)−カンファ−10−スルホン酸(I′)(アル
ドリッチ社製)より製造した(5S,6R)-5−ヒドロキシメ
チル−6−メチル−2−ノルボルネン(VII′)40.5g
(0.29モル)をメタノール250mlに溶解し、パラジウム
黒の存在下、常法により室温で10時間撹拌し、接触還元
を行った。反応終了後、触媒を別し、メタノールを減
圧下に留去した。残渣を減圧蒸留し、沸点97〜99℃/16m
mHgの無色油状物の目的化合物(VIII′)39.5g(理論
収率95%)を得た。
ス) NMR (CD3OD,δ) :(ASPはアスパルチル基を表わ
す。) 1.08 (3H,s,環内CH3基) 1.14 (3H,d,J=6.7Hz, 2.88 (2H,m,Asp-β-CH 2) 3.52 (1H,m, 3.84 (1H,m, 4.18 (1H,m,Asp-α-CH) 実施例2 2-1)(2S,3R)−3−メチル−2−ヒドロキシメチルノル
ボルナン(VIII′)の合成 (1S)−(+)−カンファ−10−スルホン酸(I′)(アル
ドリッチ社製)より製造した(5S,6R)-5−ヒドロキシメ
チル−6−メチル−2−ノルボルネン(VII′)40.5g
(0.29モル)をメタノール250mlに溶解し、パラジウム
黒の存在下、常法により室温で10時間撹拌し、接触還元
を行った。反応終了後、触媒を別し、メタノールを減
圧下に留去した。残渣を減圧蒸留し、沸点97〜99℃/16m
mHgの無色油状物の目的化合物(VIII′)39.5g(理論
収率95%)を得た。
2-1)(2S,3R)−3−メチル−2−シアノメチルノルボル
ナン(X′)の合成 窒素気流下、上記2-1)で得たノルボルナン誘導体(VII
I′)39.5g(0.28モル)およびp−トルエンスルホニ
ルクロライド113g(0.59モル)を乾燥ピリジン400mlに
溶解し、10℃で8時間撹拌した。反応終了後、反応混合
物を水に注加し、ベンゼン300mlで抽出し、1N塩酸で
洗浄、水洗後、無水芒硝にて乾燥した。溶媒を留去し、
無色油状のトシレート(IX′)82.3g(理論収率100
%)を得た。次に、窒素気流下、このトシレート(I
X′)82.3g(0.28モル)とシアン化ナトリウム15.7g
(0.32モル)をジメチルスルホキシド750mlに溶解し、9
0℃で5時間反応させた。反応混合物を飽和塩化アンモ
ニウム水溶液800mlに注加し、塩化メチレン300mlで2回
抽出した。有機層を水にて7回洗浄した後、無水硫酸マ
グネシウムにて乾燥し、溶媒を留去して無色油状のニト
リル誘導体(X′)40.2g(理論収率96%)を得た。
ナン(X′)の合成 窒素気流下、上記2-1)で得たノルボルナン誘導体(VII
I′)39.5g(0.28モル)およびp−トルエンスルホニ
ルクロライド113g(0.59モル)を乾燥ピリジン400mlに
溶解し、10℃で8時間撹拌した。反応終了後、反応混合
物を水に注加し、ベンゼン300mlで抽出し、1N塩酸で
洗浄、水洗後、無水芒硝にて乾燥した。溶媒を留去し、
無色油状のトシレート(IX′)82.3g(理論収率100
%)を得た。次に、窒素気流下、このトシレート(I
X′)82.3g(0.28モル)とシアン化ナトリウム15.7g
(0.32モル)をジメチルスルホキシド750mlに溶解し、9
0℃で5時間反応させた。反応混合物を飽和塩化アンモ
ニウム水溶液800mlに注加し、塩化メチレン300mlで2回
抽出した。有機層を水にて7回洗浄した後、無水硫酸マ
グネシウムにて乾燥し、溶媒を留去して無色油状のニト
リル誘導体(X′)40.2g(理論収率96%)を得た。
2-3) (2S,3R)−3−メチルノルボルナン−2−アセトア
ルデヒド(XI′)の合成 窒素気流下、上記2-2)で得たニトリル誘導体(X′)4
0.2g(0.27モル)を無水エーテル500mlに溶解し、これ
に室温にて1N ジイソブチルアルミニウムヒドリドの
ヘキサン溶液330mlを滴加した。滴加後、1時間撹拌し
たのち、反応液を氷水に注加し、1N塩酸にて酸性とし
た。エーテル層を分液し、無水硫酸マグネシウムにて乾
燥した後、エーテルを留去した。残渣は減圧下に蒸留
し、沸点90〜92℃/15mmHgのアセトアルデヒド誘導体(X
I′)30.4g(理論収率83%)を得た。
ルデヒド(XI′)の合成 窒素気流下、上記2-2)で得たニトリル誘導体(X′)4
0.2g(0.27モル)を無水エーテル500mlに溶解し、これ
に室温にて1N ジイソブチルアルミニウムヒドリドの
ヘキサン溶液330mlを滴加した。滴加後、1時間撹拌し
たのち、反応液を氷水に注加し、1N塩酸にて酸性とし
た。エーテル層を分液し、無水硫酸マグネシウムにて乾
燥した後、エーテルを留去した。残渣は減圧下に蒸留
し、沸点90〜92℃/15mmHgのアセトアルデヒド誘導体(X
I′)30.4g(理論収率83%)を得た。
2-4) 1−[2S,3R)−3−メチル−2−ノルボルニル]
−3−ニトロ−2−ブタノール−(XII′)の合成 上記2-3)で得たアセトアルデヒド誘導体(XI′)34.4g
(0.23モル)を窒素気流中イソプロピルアルコール50ml
に溶解し、これにフッ化カリウム1.47g(25ミリモル)
およびニトロエタン24.2g(0.32モル)を加え室温で一
晩撹拌した。反応混合物をエーテル300mlに注加し、エ
ーテル抽出した後有機層を分液した。この有機層を水洗
し、0.5N塩酸にて洗浄した後、無水硫酸マグネシウム
で乾燥し、エーテルを留去し、目的とする無色油状のニ
トロアルコール誘導体(XII′)50.6g(理論収率97
%)を得た。
−3−ニトロ−2−ブタノール−(XII′)の合成 上記2-3)で得たアセトアルデヒド誘導体(XI′)34.4g
(0.23モル)を窒素気流中イソプロピルアルコール50ml
に溶解し、これにフッ化カリウム1.47g(25ミリモル)
およびニトロエタン24.2g(0.32モル)を加え室温で一
晩撹拌した。反応混合物をエーテル300mlに注加し、エ
ーテル抽出した後有機層を分液した。この有機層を水洗
し、0.5N塩酸にて洗浄した後、無水硫酸マグネシウム
で乾燥し、エーテルを留去し、目的とする無色油状のニ
トロアルコール誘導体(XII′)50.6g(理論収率97
%)を得た。
2-5) 1−[(2S,3R)−3−メチル−2−ノルボルニ
ル]−3−アミノ−2−ブタノール(XIII′)の合成 1のオートクレーブに上記2-4)で得たニトロアルコー
ル誘導体(XII′)10g(44ミリモル)をエタノール400
mlに溶解し、これにラネーニッケルのエタノール懸濁液
8gを加え、水素ガスを25kg/cm2Gの圧力で封入し、室
温にて8時間反応させた。反応終了後、触媒を別し、
液は減圧下に濃縮し、残渣を蒸留して沸点93〜103℃/
1mmHgの無色油状のアミノアルコール誘導体(XIII′)
7.0g(理論収率81%)を得た。
ル]−3−アミノ−2−ブタノール(XIII′)の合成 1のオートクレーブに上記2-4)で得たニトロアルコー
ル誘導体(XII′)10g(44ミリモル)をエタノール400
mlに溶解し、これにラネーニッケルのエタノール懸濁液
8gを加え、水素ガスを25kg/cm2Gの圧力で封入し、室
温にて8時間反応させた。反応終了後、触媒を別し、
液は減圧下に濃縮し、残渣を蒸留して沸点93〜103℃/
1mmHgの無色油状のアミノアルコール誘導体(XIII′)
7.0g(理論収率81%)を得た。
2-6) (2R,3R)-1−[(2S,3R)−3−メチル−2−ノル
ボルニル]−3−アミノ−2−ブタノール(XIV′)の
分割 上記2-5)で得たアミノアルコール誘導体(XIII′)33.0
g(0.17モル)を150mlのエタノールに(+)酒石酸25.2g
(0.17モル)を溶解したエタノール溶液に加え、50℃で
1時間反応させた。反応液は減圧下に溶媒を留去し、融
点154〜156℃の粗結晶58.2gを得た。これを熱エタノー
ルにて再結晶を6回繰り返し3.16gの精製結晶を得、こ
の結晶を炭酸カリウム水にて充分にアルカリ性にし、塩
化メチレン50mlで2回抽出した。抽出液は無水硫酸マグ
ネシウムにて乾燥した後、溶媒を留去して無色油状の表
記化合物(XIV′)1.64g(8.3ミリモル)を得た。本化
合物の特性値は以下の通りである。
ボルニル]−3−アミノ−2−ブタノール(XIV′)の
分割 上記2-5)で得たアミノアルコール誘導体(XIII′)33.0
g(0.17モル)を150mlのエタノールに(+)酒石酸25.2g
(0.17モル)を溶解したエタノール溶液に加え、50℃で
1時間反応させた。反応液は減圧下に溶媒を留去し、融
点154〜156℃の粗結晶58.2gを得た。これを熱エタノー
ルにて再結晶を6回繰り返し3.16gの精製結晶を得、こ
の結晶を炭酸カリウム水にて充分にアルカリ性にし、塩
化メチレン50mlで2回抽出した。抽出液は無水硫酸マグ
ネシウムにて乾燥した後、溶媒を留去して無色油状の表
記化合物(XIV′)1.64g(8.3ミリモル)を得た。本化
合物の特性値は以下の通りである。
旋光度:[α]▲20 D▼=+19.3゜(c=1,エタノール) NMR (CDCl2,δ): 0.95 (3H,s,環内CH 3基), 1.10 (3H,d,J=6.6Hz, 2.71〜2.78 (1H,m, 3.17〜3.22 (1H,m, 2-7) (2R,3R)−3−N−(カルボベンゾキシ−L−ア
スパルチル−β−ベンジルエステル)アミノ−1−[(2
S,3R)−3−メチル−2−ノルボルニル]−2−ブタノ
ール(XV′)の合成 カルボベンゾキシ−L−アスパラギン酸−β−ベンジル
エステル2.97g(8.3ミリモル)(国産化学社製)をジ
オキサン70mlに溶解し、N−ヒドロキシ−5−ノルボル
ネン−2,3−ジカルボキシイミド(ペプチド研究所製)
1.50g(8.3ミリモル)を加え、氷冷下撹拌しながらジ
シクロヘキシルカルボジイミド1.90g(9.1ミリモル)
を加えた。室温に戻し4時間撹拌を続けた。生成したジ
シクロヘキシル尿素を別し、この液に上記2-6)で得
たアミノアルコール誘導体(XIV′)1.64g(8.3ミリモ
ル)をジオキサン10mlに溶解した液を氷冷下、撹拌しな
がら加えた。室温に戻し一晩撹拌しながら反応を完結さ
せた。溶媒を留去し残渣を酢酸エチル200mlに溶かし、1
0%クエン酸水,4%重曹水,飽和食塩水の順に洗い、
無水芒硝にて乾燥した。溶媒を留去し、残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーで精製して無色油状の表記
化合物(XV′)2.33g(理論収率83%)を得た。
スパルチル−β−ベンジルエステル)アミノ−1−[(2
S,3R)−3−メチル−2−ノルボルニル]−2−ブタノ
ール(XV′)の合成 カルボベンゾキシ−L−アスパラギン酸−β−ベンジル
エステル2.97g(8.3ミリモル)(国産化学社製)をジ
オキサン70mlに溶解し、N−ヒドロキシ−5−ノルボル
ネン−2,3−ジカルボキシイミド(ペプチド研究所製)
1.50g(8.3ミリモル)を加え、氷冷下撹拌しながらジ
シクロヘキシルカルボジイミド1.90g(9.1ミリモル)
を加えた。室温に戻し4時間撹拌を続けた。生成したジ
シクロヘキシル尿素を別し、この液に上記2-6)で得
たアミノアルコール誘導体(XIV′)1.64g(8.3ミリモ
ル)をジオキサン10mlに溶解した液を氷冷下、撹拌しな
がら加えた。室温に戻し一晩撹拌しながら反応を完結さ
せた。溶媒を留去し残渣を酢酸エチル200mlに溶かし、1
0%クエン酸水,4%重曹水,飽和食塩水の順に洗い、
無水芒硝にて乾燥した。溶媒を留去し、残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーで精製して無色油状の表記
化合物(XV′)2.33g(理論収率83%)を得た。
2-8) (2R,3R)−3−N−(L−アスパルチル)アミノ
−1−[(2S,3R)−3−メチル−2−ノルボルニル]−
2−ブタノール(XVI′)の合成 上記2-7)で得た(2R,3R)−3−N−(カルボベンゾキシ
−L−アスパルチル−β−ベンジルエステル)アミノ−
1−[(2S,3R)−3−メチル−2−ノルボルニル]−2
−ブタノール(XV′)2.31g(4.3ミリモル)をメタノ
ール40mlに溶解し、パラジウム黒の存在下室温にて4時
間接触還元を行った。反応終了後、触媒を別し、メタ
ノールを減圧下に留去した。この残渣にn−ヘキサンを
適量加え表記化合物の結晶(XVI′)1.21g(理論収率9
0%)を得た。本化合物の特性値は以下のとおりであ
る。
−1−[(2S,3R)−3−メチル−2−ノルボルニル]−
2−ブタノール(XVI′)の合成 上記2-7)で得た(2R,3R)−3−N−(カルボベンゾキシ
−L−アスパルチル−β−ベンジルエステル)アミノ−
1−[(2S,3R)−3−メチル−2−ノルボルニル]−2
−ブタノール(XV′)2.31g(4.3ミリモル)をメタノ
ール40mlに溶解し、パラジウム黒の存在下室温にて4時
間接触還元を行った。反応終了後、触媒を別し、メタ
ノールを減圧下に留去した。この残渣にn−ヘキサンを
適量加え表記化合物の結晶(XVI′)1.21g(理論収率9
0%)を得た。本化合物の特性値は以下のとおりであ
る。
融 点:127〜133℃ 旋光度:[α]▲20 D▼=+23.8゜(c=1.0,メタノール) Ms :294 (M+-18),235,162,142,125,88,70,44(ベー
ス), NMR (CD3OD,δ): 0.95 (3H,s,環内CH3基), 1.16 (3H,d,J=6.9Hz, 2.86 (2H,m,Asp-β-CH2), 3.53 (1H,m, 3.93 (1H,m, 4.16 (1H,m,Asp-α-CH) 実施例3 上記実施例2の2-8)で得た(2R,3R)-3−N−(L−アス
パルチル)アミノ−1−[(2S,3R)−3−メチル−2−
ノルボルニル]−2−ブタノール(XVI′)(以下、化
合物Aと称す。),前記実施例1の1-15)で得た(2S,3
R)-3−N−(L−アスパルチル)アミノ−1−[(1S,2
S)−1−メチル−2−ノルボルニル]−2−ブタノール
(XVII)(以下、化合物Bと称す。),APMおよび蔗
糖をそれぞれ水に溶解し、熟練したフレーバーリスト5
名をパネラーとして極限法によりその閾値を求めた。そ
の結果を第1表に示した。
ス), NMR (CD3OD,δ): 0.95 (3H,s,環内CH3基), 1.16 (3H,d,J=6.9Hz, 2.86 (2H,m,Asp-β-CH2), 3.53 (1H,m, 3.93 (1H,m, 4.16 (1H,m,Asp-α-CH) 実施例3 上記実施例2の2-8)で得た(2R,3R)-3−N−(L−アス
パルチル)アミノ−1−[(2S,3R)−3−メチル−2−
ノルボルニル]−2−ブタノール(XVI′)(以下、化
合物Aと称す。),前記実施例1の1-15)で得た(2S,3
R)-3−N−(L−アスパルチル)アミノ−1−[(1S,2
S)−1−メチル−2−ノルボルニル]−2−ブタノール
(XVII)(以下、化合物Bと称す。),APMおよび蔗
糖をそれぞれ水に溶解し、熟練したフレーバーリスト5
名をパネラーとして極限法によりその閾値を求めた。そ
の結果を第1表に示した。
実施例4 化合物A,化合物BおよびAPM並びに特開昭49-30566
号に開示されたL−アスパルチル−DL−アミノマロン酸
メチルフェンチルエステル(以下、AMFと略称す。)
の4者を各々0.2%濃度で0.1Mリン酸緩衝液(ph4.0)
に溶解し、80℃に保持して経時的に高速液体クロマトグ
ラフィーで残存率を測定し、その安定性を比較した。そ
の結果を第1図に示した。図から明らかなように、本発
明化合物は対照化合物に比較して安定性において優れて
いた。
号に開示されたL−アスパルチル−DL−アミノマロン酸
メチルフェンチルエステル(以下、AMFと略称す。)
の4者を各々0.2%濃度で0.1Mリン酸緩衝液(ph4.0)
に溶解し、80℃に保持して経時的に高速液体クロマトグ
ラフィーで残存率を測定し、その安定性を比較した。そ
の結果を第1図に示した。図から明らかなように、本発
明化合物は対照化合物に比較して安定性において優れて
いた。
実施例5 本発明者らは、絶対配置(a),(b)が(RS,RS)のものおよび
(S,S)のものを試作し、甘味度並びに甘味質について評
価した。
(S,S)のものを試作し、甘味度並びに甘味質について評
価した。
甘味質の評価は以下の如く行った。
ブドウ糖 200 g クエン酸 1.5g コーラエッセンス 2 ml 水 400 ml に1600mlの炭酸水を加えて標準飲料を製造した。これに
各種甘味化合物を各使用濃度に従って加え、37℃に26日
間保存したものを評価用飲料とした。これを9名のパネ
ラーにて試飲し、下記1〜9の評価点にて採点を行い、
その平均値を以て評価した。その結果を第2表に示し
た。
各種甘味化合物を各使用濃度に従って加え、37℃に26日
間保存したものを評価用飲料とした。これを9名のパネ
ラーにて試飲し、下記1〜9の評価点にて採点を行い、
その平均値を以て評価した。その結果を第2表に示し
た。
評価点 1:極端に悪い 2:より悪い 3:悪い 4:やや劣る 5:良い 6:より良い 7:美味しい 8:より美味しい 9:極上 この結果より明らかなように(S,S)体は殆ど甘味を感
じさせず、(RS,RS)体は(R,R)体に比し甘味度が落ち
るのみならず、甘味質においても劣っていた。これら甘
味化合物の商品化という観点から見るならば、適度の甘
味度を有し、且つ優れた甘味質を持つことが要求されて
おり、本発明の化合物はこれらの要件を満足させ得るも
のといえる。
じさせず、(RS,RS)体は(R,R)体に比し甘味度が落ち
るのみならず、甘味質においても劣っていた。これら甘
味化合物の商品化という観点から見るならば、適度の甘
味度を有し、且つ優れた甘味質を持つことが要求されて
おり、本発明の化合物はこれらの要件を満足させ得るも
のといえる。
参考例1-1 (2S,3S)-1−[(2S,3R)−3−メチル−2−ノルボルニ
ル]−3−アミノ−2−ブタノールの分割 実施例2の2-6)の操作中に得た粗結晶58.2gを95%熱エ
タノールにて再結晶を2回繰返した段階にて、この2回
目の母液を濃縮して5.1gの結晶を得た。これを95%熱
エタノールにて3回再結晶を繰返し、融点200〜201℃の
酒石酸塩の精製結晶0.85gを得た。
ル]−3−アミノ−2−ブタノールの分割 実施例2の2-6)の操作中に得た粗結晶58.2gを95%熱エ
タノールにて再結晶を2回繰返した段階にて、この2回
目の母液を濃縮して5.1gの結晶を得た。これを95%熱
エタノールにて3回再結晶を繰返し、融点200〜201℃の
酒石酸塩の精製結晶0.85gを得た。
次に、この結晶を炭酸カリウム水で充分にアルカリ性と
し、塩化メチレン50mlで2回抽出し、抽出液は無水硫酸
マグネシウムにて乾燥した後、溶媒を留去して油状物0.
44g(2.2ミリモル)を得た。本化合物の特性値は以下
のとおりである。
し、塩化メチレン50mlで2回抽出し、抽出液は無水硫酸
マグネシウムにて乾燥した後、溶媒を留去して油状物0.
44g(2.2ミリモル)を得た。本化合物の特性値は以下
のとおりである。
NMR (CDCl3,δ): 0.92 (3H,s,環内CH3基), 1.11(3H,d,J=6.5Hz, 2.68〜2.75 (1H,m, 3.11〜3.16 (1H,m, 参考例1-2 (2S,3S)−3−N−(L−アスパルチル)アミノ−1−
[(2S,3R)−3−メチル−2−ノルボルニル]−2−ブ
タノールの合成 参考例1-1で得た(2S,3S)-1−[(2S,3R)−3−メチル−
2−ノルボルニル]−3−アミノ−2−ブタノールを前
記実施例2の2-7)と同様に操作して(2S,3S)-3−N−
(カルボベンゾキシ−L−アスパルチル−β−ベンジル
エステル)アミノ−1−[(2S,3R)−3−メチル−2−
ノルボルニル]−2−ブタノールとなし、続いて前記実
施例2の2-8)と同様に操作して表記化合物を得た。本品
は甘味を殆ど感じさせない。本化合物の特性値は以下の
とおりである。
[(2S,3R)−3−メチル−2−ノルボルニル]−2−ブ
タノールの合成 参考例1-1で得た(2S,3S)-1−[(2S,3R)−3−メチル−
2−ノルボルニル]−3−アミノ−2−ブタノールを前
記実施例2の2-7)と同様に操作して(2S,3S)-3−N−
(カルボベンゾキシ−L−アスパルチル−β−ベンジル
エステル)アミノ−1−[(2S,3R)−3−メチル−2−
ノルボルニル]−2−ブタノールとなし、続いて前記実
施例2の2-8)と同様に操作して表記化合物を得た。本品
は甘味を殆ど感じさせない。本化合物の特性値は以下の
とおりである。
融 点:150〜154℃ 旋光度:[α]▲20 D▼=-30.0゜(c=1.0,メタノール) Ms :295,235,159,143,125,70,4(ベース) NMR (CD3OD,δ): 0.92 (3H,s,環内CH 3基), 1.19 (3H,d,J=6.9Hz, 2.95 (2H,m,Asp-β-CH 2), 3.48 (1H,m, 3.95 (1H,m, 4.22 (1H,m,Asp-α-CH) 参考例2 3−N−(L−アスパルチル)アミノ−1−d−α−フ
ェンチル−2−ブタノールの合成 d−フェンコン214g(1.4モル)とメチルトリフェニル
ホスホニウムブロマイド500gとを反応させ、1,3,3−ト
リメチル−2−メチレンビシクロ[2.2.1]ヘブタンと
なし、これに合成ガスを反応させて沸点75℃/1mmHgのフ
ェンチルアセトアルデヒドを得た。これをニトロエタン
とアルドール縮合した後、ラネーニッケル触媒下、水素
添加して沸点96〜103℃1/mmHgの1−フェンチル−3
−アミノ−2−ブタノールを得た。これを前記実施例2
の2-7)と同様に操作して3−N−(カルボベンゾキシ−
L−アスパルチル−β−ベンジルエステル)アミノ−1
−フェンチル−2−ブタノールとなし、次いで前記実施
例2の2-8)と同様に処理して融点129〜136℃の表記化合
物(以下、化合物Cと称す。)を得た。
ェンチル−2−ブタノールの合成 d−フェンコン214g(1.4モル)とメチルトリフェニル
ホスホニウムブロマイド500gとを反応させ、1,3,3−ト
リメチル−2−メチレンビシクロ[2.2.1]ヘブタンと
なし、これに合成ガスを反応させて沸点75℃/1mmHgのフ
ェンチルアセトアルデヒドを得た。これをニトロエタン
とアルドール縮合した後、ラネーニッケル触媒下、水素
添加して沸点96〜103℃1/mmHgの1−フェンチル−3
−アミノ−2−ブタノールを得た。これを前記実施例2
の2-7)と同様に操作して3−N−(カルボベンゾキシ−
L−アスパルチル−β−ベンジルエステル)アミノ−1
−フェンチル−2−ブタノールとなし、次いで前記実施
例2の2-8)と同様に処理して融点129〜136℃の表記化合
物(以下、化合物Cと称す。)を得た。
使用例 使用に便ならしめるため、化合物Aおよび化合物B各1
gをブドウ糖99gに良く混合し、1%濃度の粉末試料と
して用いた。使用例中の添加量はこの1%濃度品の量で
ある。
gをブドウ糖99gに良く混合し、1%濃度の粉末試料と
して用いた。使用例中の添加量はこの1%濃度品の量で
ある。
使用例1 氷 菓 粉末水飴 180 g 増粘剤 3 g クエン酸 2 g 食 塩 0.1g ストロベリーエッセンス 1 ml 化合物A 8 g 上記に水を加えて1000gとした。
上記処方に従い原液を作り、これを凍結してストロベリ
ーの氷菓を得た。このものは爽やかな甘味を感じさせ、
美味であった。
ーの氷菓を得た。このものは爽やかな甘味を感じさせ、
美味であった。
使用例2 無果汁炭酸飲料 ブドウ糖 200 g クエン酸 1.5g レモンエッセンス 2 ml 化合物B 4.6g 上記に水を加えて400mlとなし、これに1600ml炭酸水を
加えて炭酸飲料を製造した。この飲料の甘味の質は砂糖
に似て良好であった。
加えて炭酸飲料を製造した。この飲料の甘味の質は砂糖
に似て良好であった。
使用例3 練歯磨 リン酸水素カルシウム 500 g カルボキシメチルセルロース 11 g ソジウムラウリルサルフェート 15 g グリセリン 250 g 化合物A 0.4g ツースペーストフレーバー 9.5g 安息香酸ナトリウム 0.5g 上記に水を加え1000gとした。
上記処方に従い諸成分をブランダー中で混和して練歯磨
を作った。これを使用したところ、苦味のない、爽やか
な甘味を示し良好な結果を得た。
を作った。これを使用したところ、苦味のない、爽やか
な甘味を示し良好な結果を得た。
使用例4 シャーベット 粉末水飴 210 g 安定剤 3 g クエン酸 1 g 化合物B 5.5g 黄色5号 適量 オレンジフレーバー 1 g 上記に水を加え1000gとした。
上記処方に従い配合物をフリーザーにかけ、シャーベッ
トを作った。このものは上白糖を用いた通常のシャーベ
ットと比較して呈味的に遜色のないものであった。
トを作った。このものは上白糖を用いた通常のシャーベ
ットと比較して呈味的に遜色のないものであった。
[発明の効果] 本発明は、立体特異性をもった3−N−(L−アスパル
チル)アミノアルコール誘導体およびそれを含有する甘
味料を提供するものである。この化合物は甘味の質が蔗
糖に類似し、甘味度も高く、酸性水溶液中で安定である
ので、甘味料として利用面で制限されることなく、広い
分野で使用出来る。
チル)アミノアルコール誘導体およびそれを含有する甘
味料を提供するものである。この化合物は甘味の質が蔗
糖に類似し、甘味度も高く、酸性水溶液中で安定である
ので、甘味料として利用面で制限されることなく、広い
分野で使用出来る。
第1図は本発明の化合物の水溶液のpH4.0,80℃におけ
る安定性を示す図である。 図中、Aは(2R,3R)-3−N−(L−アスパルチル)アミ
ノ−1−[(2S,3R)−3−メチル−2−ノルボルニル]
−2−ブタノール、Bは(2R,3R)-3−N−(L−アスパ
ルチル)アミノ−1−[(1S,2S)−1−メチル−2−ノ
ルボルニル]−2−ブタノール、Cは3−N−(L−ア
スパルチル)アミノ−1−フェンチル−2−ブタノー
ル、APMはアスパルテームおよびAMFはL−アスパ
ルチル−DL−アミノマロン酸メチルフェンチルエステル
を表わす。
る安定性を示す図である。 図中、Aは(2R,3R)-3−N−(L−アスパルチル)アミ
ノ−1−[(2S,3R)−3−メチル−2−ノルボルニル]
−2−ブタノール、Bは(2R,3R)-3−N−(L−アスパ
ルチル)アミノ−1−[(1S,2S)−1−メチル−2−ノ
ルボルニル]−2−ブタノール、Cは3−N−(L−ア
スパルチル)アミノ−1−フェンチル−2−ブタノー
ル、APMはアスパルテームおよびAMFはL−アスパ
ルチル−DL−アミノマロン酸メチルフェンチルエステル
を表わす。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長倉 晟 東京都大田区蒲田5―36―31 高砂香料工 業株式会社蒲田事業所内 (72)発明者 鶴田 治樹 東京都大田区蒲田5―36―31 高砂香料工 業株式会社蒲田事業所内
Claims (2)
- 【請求項1】(2R,3R)−3−N−(L−アスパルチ
ル)アミノ−1−(1−または3−メチル−2−ノルボ
ルニル)−2−ブタノール。 - 【請求項2】(2R,3R)−3−N−(L−アスパルチ
ル)アミノ−1−(1−または3−メチル−2−ノルボ
ルニル)−2−ブタノールを含有することを特徴とする
甘味料。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63158034A JPH0611740B2 (ja) | 1987-09-29 | 1988-06-28 | N−(l−アスパルチル)アミノアルコール誘導体およびそれを含有する甘味料 |
| EP88308956A EP0310341B1 (en) | 1987-09-29 | 1988-09-27 | N-(l-aspartyl)amino alcohol derivatives and sweetener containing the same |
| DE8888308956T DE3879349T2 (de) | 1987-09-29 | 1988-09-27 | N-(l-aspartyl)aminoalkohol-derivate und diese enthaltende suessmittel. |
| US08/254,442 US5463118A (en) | 1987-09-29 | 1994-06-02 | N-(l-aspartyl)amino alcohol derivative and sweetener containing the same |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24257387 | 1987-09-29 | ||
| JP62-242573 | 1988-04-21 | ||
| JP63-96859 | 1988-04-21 | ||
| JP9685988 | 1988-04-21 | ||
| JP63158034A JPH0611740B2 (ja) | 1987-09-29 | 1988-06-28 | N−(l−アスパルチル)アミノアルコール誘導体およびそれを含有する甘味料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0236162A JPH0236162A (ja) | 1990-02-06 |
| JPH0611740B2 true JPH0611740B2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=27308230
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63158034A Expired - Lifetime JPH0611740B2 (ja) | 1987-09-29 | 1988-06-28 | N−(l−アスパルチル)アミノアルコール誘導体およびそれを含有する甘味料 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5463118A (ja) |
| EP (1) | EP0310341B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0611740B2 (ja) |
| DE (1) | DE3879349T2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5073400A (en) * | 1990-07-18 | 1991-12-17 | Sun-Maid Growers Of California | Softness and flavor retention in raisins |
| JPH09323966A (ja) * | 1996-01-12 | 1997-12-16 | Ajinomoto Co Inc | 新規アスパルチルアミド誘導体及び甘味剤 |
| US9101160B2 (en) | 2005-11-23 | 2015-08-11 | The Coca-Cola Company | Condiments with high-potency sweetener |
| US8017168B2 (en) | 2006-11-02 | 2011-09-13 | The Coca-Cola Company | High-potency sweetener composition with rubisco protein, rubiscolin, rubiscolin derivatives, ace inhibitory peptides, and combinations thereof, and compositions sweetened therewith |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU472355B2 (en) * | 1972-07-17 | 1976-05-20 | Takeda Chemical Industries, Ltd | Dipeptide esters and production thereof |
| US4654439A (en) * | 1985-05-24 | 1987-03-31 | General Foods Corporation | L-aminodicarboxylic acid amides of alkoxyalkylamines |
| JPS6230748A (ja) * | 1985-05-24 | 1987-02-09 | ジエネラル フ−ヅ コ−ポレ−シヨン | 置換アミンのl−アミノカルボン酸アミド |
| JPS6339846A (ja) * | 1986-08-01 | 1988-02-20 | Takasago Corp | L−アスパルチルフエンチルアミノアルコ−ル誘導体 |
-
1988
- 1988-06-28 JP JP63158034A patent/JPH0611740B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1988-09-27 DE DE8888308956T patent/DE3879349T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1988-09-27 EP EP88308956A patent/EP0310341B1/en not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-06-02 US US08/254,442 patent/US5463118A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0310341A3 (en) | 1990-01-10 |
| DE3879349D1 (de) | 1993-04-22 |
| US5463118A (en) | 1995-10-31 |
| EP0310341A2 (en) | 1989-04-05 |
| JPH0236162A (ja) | 1990-02-06 |
| EP0310341B1 (en) | 1993-03-17 |
| DE3879349T2 (de) | 1993-08-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA1174691A (en) | Non-nutritive sweeteners | |
| US4338346A (en) | Non-nutritive sweetener | |
| US5286509A (en) | L-aspartyl-D-α-aminoalkanoyl-(S)-N-alpha-alkylbenzyl amides useful as artificial sweeteners | |
| RU2107071C1 (ru) | Производные аспартама или их физиологически приемлемые соли, способ их получения, подслащивающее средство | |
| US9486395B2 (en) | Synthetic spilanthol and use thereof | |
| US20070202188A1 (en) | Use of alkene carboxlic acid n alkylamides as flavouring agents | |
| US3798204A (en) | Aspartyl-(o-alkyl)-serine methyl ester sweeteners | |
| CA1263404A (fr) | PROCEDE POUR LA PREPARATION DE EDULCORANTS DERIVANT DE LA GLYCINE ET DE LA .beta.-ALANINE ET PROCEDE POUR EDULCORER DES PRODUITS DIVERS AVEC DE TELS AGENTS EDULCORANTS | |
| JPH0611740B2 (ja) | N−(l−アスパルチル)アミノアルコール誘導体およびそれを含有する甘味料 | |
| US3959245A (en) | L-Aspartyl-aminomalonic acid methyl 2-methylcyclohexyl diester | |
| JPS61200999A (ja) | アスパルチルアラニンの2−ピナニルまたはフエンチルエステル | |
| US3801563A (en) | Novel dipeptide esters containing l-aspartic acid | |
| US4883888A (en) | Oxa-fenchyl amines useful for preparing high intensity sweeteners | |
| JPS6339846A (ja) | L−アスパルチルフエンチルアミノアルコ−ル誘導体 | |
| CA1146591A (en) | Non-nutritive sweetener | |
| JPH09507076A (ja) | 人工甘味料として有用なL−アスパルチル−D−α−アミノアルカノイル−(S)−N−α−アルキルベンジルアミド類の合成のための新規な中間体 | |
| JPS61291597A (ja) | L−アスパルチル−D−アラニン−(−),α−フエンチルエステル | |
| JPS61291596A (ja) | L−アスパルチル−D−アラニン−(+),β−フエンチルエステル | |
| US4677126A (en) | Oxa-fenchyl esters and amides of alpha-L-aspartyl-D-phenylglycine | |
| JPH0689028B2 (ja) | L―アスパルチル―α―カルバモイルグリシンエステルおよびこれを含有する甘味料 | |
| WO1997029122A1 (fr) | ACIDE N-(3,3-DIMETHYLBUTYL)-L-ASPARTYL-D-α-AMINOALCANOIQUE N-(S)-1-PHENYL-1-ALCANAMIDE UTILE COMME AGENT EDULCORANT | |
| JPH0723396B2 (ja) | α―L―アスパルチル―D―フェニルグリシンのオキサーアェンチルエステル | |
| JPS6339896A (ja) | L−アスパルチルセリンメチルエステルのo−フエンチルエ−テル | |
| JP3151110B2 (ja) | 1−エチル−5−アルコキシ−2−ピロリドン類 | |
| EP0779296A2 (en) | D-alpha-aminoalkanoyl-(S)-N-alpha-alkylbenzyl amides useful as intermediates for artificial sweeteners |