JPH06118274A - 光ファイバフェルールの製造方法 - Google Patents
光ファイバフェルールの製造方法Info
- Publication number
- JPH06118274A JPH06118274A JP28959392A JP28959392A JPH06118274A JP H06118274 A JPH06118274 A JP H06118274A JP 28959392 A JP28959392 A JP 28959392A JP 28959392 A JP28959392 A JP 28959392A JP H06118274 A JPH06118274 A JP H06118274A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ferrule
- ferrule material
- optical fiber
- tubular body
- outer diameter
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 寸法精度に優れた光ファイバフェルールを効
率よく製造する方法を提供する。 【構成】 光ファイバを挿通する粗孔2をあけたフェル
ール素材1の外周の最大外径部位をフラット部を有する
非円形状となし、このフェルール素材1を、内面が前記
フェルール素材1の最大外径部位と同じ断面形状の筒状
体7内に押入れて、筒状体7の回転を、筒状体7の内面
とフェルール素材1外面との当接によりフェルール素材
1に伝達して、固定材の使用を不要となす。前記フェル
ール素材1の先後端部に夫々形成した凸凹部を順次嵌入
して複数のフェルール素材を拘束して粗孔2を直線状に
保持し、内面の研磨精度を上げる。前記内面研磨後のフ
ェルール素材を軸回転自在に支持し、このフェルール素
材の非円形状最大外径部位の所定位置に、回転体に取付
けたアームの一端を密接させて回転を伝達して、研削加
工の段取りを簡略化する。
率よく製造する方法を提供する。 【構成】 光ファイバを挿通する粗孔2をあけたフェル
ール素材1の外周の最大外径部位をフラット部を有する
非円形状となし、このフェルール素材1を、内面が前記
フェルール素材1の最大外径部位と同じ断面形状の筒状
体7内に押入れて、筒状体7の回転を、筒状体7の内面
とフェルール素材1外面との当接によりフェルール素材
1に伝達して、固定材の使用を不要となす。前記フェル
ール素材1の先後端部に夫々形成した凸凹部を順次嵌入
して複数のフェルール素材を拘束して粗孔2を直線状に
保持し、内面の研磨精度を上げる。前記内面研磨後のフ
ェルール素材を軸回転自在に支持し、このフェルール素
材の非円形状最大外径部位の所定位置に、回転体に取付
けたアームの一端を密接させて回転を伝達して、研削加
工の段取りを簡略化する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、寸法精度に優れた光フ
ァイバフェルールを効率よく製造する方法に関する。
ァイバフェルールを効率よく製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバフェルールは、光ファイバを
固定して、光ファイバ同士の光結合を適正になす為の光
ファイバ固定具で、その構造は、光ファイバ心線を保持
する大径孔と、前記光ファイバ心線の端部の被覆を剥い
で露出させた光ファイバを固定する小径孔を直線状に連
設したものである。そして、フェルールの光ファイバを
固定する小径孔、つまり光ファイバ挿通孔は、光ファイ
バ同士の光結合性を高める為に、内面が高精度に研磨さ
れる。
固定して、光ファイバ同士の光結合を適正になす為の光
ファイバ固定具で、その構造は、光ファイバ心線を保持
する大径孔と、前記光ファイバ心線の端部の被覆を剥い
で露出させた光ファイバを固定する小径孔を直線状に連
設したものである。そして、フェルールの光ファイバを
固定する小径孔、つまり光ファイバ挿通孔は、光ファイ
バ同士の光結合性を高める為に、内面が高精度に研磨さ
れる。
【0003】ところで、従来の光ファイバフェルールは
次の方法により内面研磨がなされていた。即ち、図4に
示したように、内径が光ファイバの外径より若干小さい
粗孔2を有する、両端面がフラットな断面円形のフェル
ール素材1の複数本を、前記粗孔2に、図示しないピア
ノ線を通して数珠繋ぎして筒状体7内に入れ、各々のフ
ェルール素材1の軸心を筒状体7の中心軸と合致させた
状態で、前記フェルール素材1と筒状体7との間隙に半
田やワックス等の固定材8を注入し、これを凝固させて
固定し、次にこの筒状体7内に固定したフェルール素材
1の粗孔2に、図示しないワイヤーを研磨剤を塗布して
走行させるとともに、前記筒状体7を軸回転させて筒状
体7内部のフェルール素材1の粗孔2内面を研磨してい
た。この内面研磨後のフェルール素材1は、図5に示し
たように、フェルール素材1の粗孔2の両端部に研削盤
の心押しセンタ9を押し込んで、フェルール素材1を軸
回転自在に支持し、フェルール素材1の端部にケレ11と
称する突起12の付いた環状固定具をネジ止めし、前記突
起12に回転体10に取りつけたアーム13を取りつけて前記
フェルール素材1を回転させ、この回転するフェルール
素材1の外周面に砥石14を当てて研削加工がなされてい
た。
次の方法により内面研磨がなされていた。即ち、図4に
示したように、内径が光ファイバの外径より若干小さい
粗孔2を有する、両端面がフラットな断面円形のフェル
ール素材1の複数本を、前記粗孔2に、図示しないピア
ノ線を通して数珠繋ぎして筒状体7内に入れ、各々のフ
ェルール素材1の軸心を筒状体7の中心軸と合致させた
状態で、前記フェルール素材1と筒状体7との間隙に半
田やワックス等の固定材8を注入し、これを凝固させて
固定し、次にこの筒状体7内に固定したフェルール素材
1の粗孔2に、図示しないワイヤーを研磨剤を塗布して
走行させるとともに、前記筒状体7を軸回転させて筒状
体7内部のフェルール素材1の粗孔2内面を研磨してい
た。この内面研磨後のフェルール素材1は、図5に示し
たように、フェルール素材1の粗孔2の両端部に研削盤
の心押しセンタ9を押し込んで、フェルール素材1を軸
回転自在に支持し、フェルール素材1の端部にケレ11と
称する突起12の付いた環状固定具をネジ止めし、前記突
起12に回転体10に取りつけたアーム13を取りつけて前記
フェルール素材1を回転させ、この回転するフェルール
素材1の外周面に砥石14を当てて研削加工がなされてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
内面研磨法では、筒状体内へのフェルールの固定を半田
やワックス等の固定材を用いて行うので、固定材の加熱
溶融、前記溶融体の注入、内面研磨後の固定材除去とい
う煩雑な工程を要し作業性に劣るものであった。又内面
研磨後のフェルールの外周を研削加工する工程では、フ
ェルールに回転を伝達する為のケレ(突起付き環状体)
をフェルール1本毎に取付ける手間を要した。
内面研磨法では、筒状体内へのフェルールの固定を半田
やワックス等の固定材を用いて行うので、固定材の加熱
溶融、前記溶融体の注入、内面研磨後の固定材除去とい
う煩雑な工程を要し作業性に劣るものであった。又内面
研磨後のフェルールの外周を研削加工する工程では、フ
ェルールに回転を伝達する為のケレ(突起付き環状体)
をフェルール1本毎に取付ける手間を要した。
【0005】
【課題を解決する為の手段】本発明はこのような状況に
鑑み鋭意研究を行った結果なされたもので、その目的と
するところは、内面研磨及び外周研削を高精度に、効率
よくなし得る光ファイバフェルールの製造方法を提供す
ることにある。即ち、本発明は、光ファイバを挿通する
粗孔をあけたフェルール素材の外周の最大外径部位をフ
ラット部を有する非円形状に形成し、且つ前記フェルー
ル素材の先後端部をそれぞれ凸凹状に形成し、このフェ
ルール素材の複数本を、内面の断面形状がフェルール素
材の最大外径部位の断面形状と同じ形状の筒状体内に、
前方のフェルール素材の後端凹部に後方のフェルール素
材の先端凸部を嵌入させて順次押入れ、次いで前記筒状
体を回転させつつ、前記筒状体内の複数のフェルール素
材の粗孔に研磨剤を塗布したワイヤーを走行させて前記
粗孔内面を研磨し、次いで、前記フェルール素材を軸回
転が自在な状態に支持し、この軸回転自在に支持したフ
ェルール素材の非円形状部位の所定位置に回転体に取り
付けたアームの一端を密接させてフェルール素材を回転
させて外周を研削加工することを特徴とするものであ
る。
鑑み鋭意研究を行った結果なされたもので、その目的と
するところは、内面研磨及び外周研削を高精度に、効率
よくなし得る光ファイバフェルールの製造方法を提供す
ることにある。即ち、本発明は、光ファイバを挿通する
粗孔をあけたフェルール素材の外周の最大外径部位をフ
ラット部を有する非円形状に形成し、且つ前記フェルー
ル素材の先後端部をそれぞれ凸凹状に形成し、このフェ
ルール素材の複数本を、内面の断面形状がフェルール素
材の最大外径部位の断面形状と同じ形状の筒状体内に、
前方のフェルール素材の後端凹部に後方のフェルール素
材の先端凸部を嵌入させて順次押入れ、次いで前記筒状
体を回転させつつ、前記筒状体内の複数のフェルール素
材の粗孔に研磨剤を塗布したワイヤーを走行させて前記
粗孔内面を研磨し、次いで、前記フェルール素材を軸回
転が自在な状態に支持し、この軸回転自在に支持したフ
ェルール素材の非円形状部位の所定位置に回転体に取り
付けたアームの一端を密接させてフェルール素材を回転
させて外周を研削加工することを特徴とするものであ
る。
【0006】以下に本発明にて用いるフェルール素材の
態様を図1イ,ロを参照して具体的に説明する。図イに
示したフェルール素材は、断面円形のフェルール素材1
の芯部に粗孔2が形成されており、前記フェルール素材
1の先後端部に夫々凸凹部3,4が形成されている。又
このフェルール素材1の後方に非円形状最大外径部位5
が形成されている。又図ロに示したフェルール素材1は
後端部に立方形状の突部6を上下対象に2個形成して非
円形状最大外径部位5となしたものである。
態様を図1イ,ロを参照して具体的に説明する。図イに
示したフェルール素材は、断面円形のフェルール素材1
の芯部に粗孔2が形成されており、前記フェルール素材
1の先後端部に夫々凸凹部3,4が形成されている。又
このフェルール素材1の後方に非円形状最大外径部位5
が形成されている。又図ロに示したフェルール素材1は
後端部に立方形状の突部6を上下対象に2個形成して非
円形状最大外径部位5となしたものである。
【0007】このフェルール素材の粗孔は、図2に例示
した方法により内面研磨される。即ち、断面六角の最大
外径部位5を有するフェルール素材(図1イ)の複数本
を、内面の断面形状が前記フェルール素材1の最大外径
部位5と同じ六角形状の筒状体7内に、前方のフェルー
ル素材1の後端凹部4に後方のフェルール素材1の先端
凸部3を嵌入させて順次押入れ、このフェルール素材1
を筒状体7を回転させることにより回転させ、又フェル
ール素材1の粗孔2内に図示しない研磨用ワイヤーを走
行させて粗孔2内面を研磨する。筒状体内に押入れたフ
ェルール素材は、筒状体の両端に蓋をネジ込んで固定す
るか、筒状体内の両端のフェルール素材を筒状体の外側
からネジ止めして固定される。
した方法により内面研磨される。即ち、断面六角の最大
外径部位5を有するフェルール素材(図1イ)の複数本
を、内面の断面形状が前記フェルール素材1の最大外径
部位5と同じ六角形状の筒状体7内に、前方のフェルー
ル素材1の後端凹部4に後方のフェルール素材1の先端
凸部3を嵌入させて順次押入れ、このフェルール素材1
を筒状体7を回転させることにより回転させ、又フェル
ール素材1の粗孔2内に図示しない研磨用ワイヤーを走
行させて粗孔2内面を研磨する。筒状体内に押入れたフ
ェルール素材は、筒状体の両端に蓋をネジ込んで固定す
るか、筒状体内の両端のフェルール素材を筒状体の外側
からネジ止めして固定される。
【0008】このようにして断面六角の最大外径部位を
有するフェルール素材を、前記フェルール素材の最大外
径部位と同じ内面形状の筒状体内に押入れ、前記筒状体
内面とフェルール素材外面とを円周方向に当接させるこ
とにより、筒状体の回転をフェルール素材に伝達するの
で、筒状体とフェルール素材との間を固定材を注入し固
定して回転を伝達する方法に比べて手間が省ける。又フ
ェルール素材は、先後端の凸凹部が相互に嵌合している
ので、断面方向の動きが拘束され、従ってフェルール素
材の粗孔は直線状に保持されて、内面が精度よく研磨さ
れる。前記フェルール素材の先後端部の断面形状は円錐
状を始め、角錐状等任意の形状が適用される。
有するフェルール素材を、前記フェルール素材の最大外
径部位と同じ内面形状の筒状体内に押入れ、前記筒状体
内面とフェルール素材外面とを円周方向に当接させるこ
とにより、筒状体の回転をフェルール素材に伝達するの
で、筒状体とフェルール素材との間を固定材を注入し固
定して回転を伝達する方法に比べて手間が省ける。又フ
ェルール素材は、先後端の凸凹部が相互に嵌合している
ので、断面方向の動きが拘束され、従ってフェルール素
材の粗孔は直線状に保持されて、内面が精度よく研磨さ
れる。前記フェルール素材の先後端部の断面形状は円錐
状を始め、角錐状等任意の形状が適用される。
【0009】次に、この内面研磨後のフェルール素材
は、図3に示した方法により外周が研削加工される。先
ず、フェルール素材1を、前記フェルール素材1の粗孔
2両端部に研削盤の心押しセンタ9の先端を夫々押込ん
で軸回転自在に支持し、この軸回転自在に支持したフェ
ルール素材1の断面六角形状部位5の角部に、回転体10
に取り付けた2本のアーム13の一端を両側から挟みつけ
るようにして密接させてフェルール素材1に回転を伝達
させて外周を研削加工する。このように回転体10に取り
付けたアーム13の一端をフェルール素材1の所定部位に
密接させてフェルール素材1に回転を伝達するので、ケ
レを取り付ける従来法に比べて外周研削の段取りが簡略
になされる。又アームの一端を密接させるフェルール素
材部位は、角部に限らずフラット部であっても差し支え
ない。
は、図3に示した方法により外周が研削加工される。先
ず、フェルール素材1を、前記フェルール素材1の粗孔
2両端部に研削盤の心押しセンタ9の先端を夫々押込ん
で軸回転自在に支持し、この軸回転自在に支持したフェ
ルール素材1の断面六角形状部位5の角部に、回転体10
に取り付けた2本のアーム13の一端を両側から挟みつけ
るようにして密接させてフェルール素材1に回転を伝達
させて外周を研削加工する。このように回転体10に取り
付けたアーム13の一端をフェルール素材1の所定部位に
密接させてフェルール素材1に回転を伝達するので、ケ
レを取り付ける従来法に比べて外周研削の段取りが簡略
になされる。又アームの一端を密接させるフェルール素
材部位は、角部に限らずフラット部であっても差し支え
ない。
【0010】
【作用】本発明方法では、光ファイバを挿通する粗孔を
あけたフェルール素材の外周の最大外径部位をフラット
部を有する非円形状に形成し、これを内面の断面形状が
フェルール素材の最大外径部位の断面形状と同じ筒状体
内に挿入するので、筒状体の回転が、筒状体内面とフェ
ルール素材外面との当接によりフェルール素材に伝達さ
れ、固定材の使用が不要となる。又前記フェルール素材
の先後端部をそれぞれ凸凹状に形成し、このフェルール
素材の複数本を、筒状体に、前記フェルール素材の後端
凹部に後方のフェルール素材の先端凸部を嵌入させて順
次押入れるので、フェルール素材同士が拘束しあって、
粗孔が直線状に保持され、内面研磨が精度よくなされ
る。前記内面研磨後のフェルール素材を軸回転自在に支
持したのち、このフェルール素材の非円形状最大外径部
位の所定位置に回転体に取り付けたアームの一端を密接
させてフェルール素材を回転させるので、研削加工の際
のケレの取り付けが不要となり、研削加工の段取りが簡
略化される。
あけたフェルール素材の外周の最大外径部位をフラット
部を有する非円形状に形成し、これを内面の断面形状が
フェルール素材の最大外径部位の断面形状と同じ筒状体
内に挿入するので、筒状体の回転が、筒状体内面とフェ
ルール素材外面との当接によりフェルール素材に伝達さ
れ、固定材の使用が不要となる。又前記フェルール素材
の先後端部をそれぞれ凸凹状に形成し、このフェルール
素材の複数本を、筒状体に、前記フェルール素材の後端
凹部に後方のフェルール素材の先端凸部を嵌入させて順
次押入れるので、フェルール素材同士が拘束しあって、
粗孔が直線状に保持され、内面研磨が精度よくなされ
る。前記内面研磨後のフェルール素材を軸回転自在に支
持したのち、このフェルール素材の非円形状最大外径部
位の所定位置に回転体に取り付けたアームの一端を密接
させてフェルール素材を回転させるので、研削加工の際
のケレの取り付けが不要となり、研削加工の段取りが簡
略化される。
【0011】
【実施例】以下に本発明を実施例により詳細に説明す
る。 実施例1 図1イに示したフェルール素材1の20本を、図2に示し
た方法により内面を研磨し、次いで内面研磨したフェル
ール素材を図3に示した方法により外周を研削加工し
て、光ファイバフェルールを作製した。 比較例1 実施例1において、フェルール素材の先後端部に凸凹部
を形成しない両端フラットなフェルール素材を用いた他
は、実施例1と同じ方法により光ファイバフェルールを
製造した。 比較例2 図4に示したように、粗孔を有する、断面が円形の、両
端がフラットなフェルール素材を、内断面円形の筒状体
内に挿入し、両者を接着剤にて固定して内面を研磨し、
内面研磨後図5に示した方法によりケレを取りつけて外
周を研削加工して光ファイバフェルールを製造した。得
られた光ファイバフェルールについて、光ファイバ挿通
孔(研磨後の粗孔)の真円度を調査した。結果を作業時
間を併記して表1に示した。真円度はフェルール端面に
おける光ファイバ挿通孔の最大径と最小径の比で示し
た。
る。 実施例1 図1イに示したフェルール素材1の20本を、図2に示し
た方法により内面を研磨し、次いで内面研磨したフェル
ール素材を図3に示した方法により外周を研削加工し
て、光ファイバフェルールを作製した。 比較例1 実施例1において、フェルール素材の先後端部に凸凹部
を形成しない両端フラットなフェルール素材を用いた他
は、実施例1と同じ方法により光ファイバフェルールを
製造した。 比較例2 図4に示したように、粗孔を有する、断面が円形の、両
端がフラットなフェルール素材を、内断面円形の筒状体
内に挿入し、両者を接着剤にて固定して内面を研磨し、
内面研磨後図5に示した方法によりケレを取りつけて外
周を研削加工して光ファイバフェルールを製造した。得
られた光ファイバフェルールについて、光ファイバ挿通
孔(研磨後の粗孔)の真円度を調査した。結果を作業時
間を併記して表1に示した。真円度はフェルール端面に
おける光ファイバ挿通孔の最大径と最小径の比で示し
た。
【0012】
【表1】
【0013】表1より明らかなように、本発明方法品の
No1は、肉厚変動幅が小さく、又作業時間も短かった。
これに対し、比較例品のNo2は、フェルール素材の先後
端部に凸凹部を形成しなかった為、研磨中フェルール素
材の先端部が周方向に移動して粗孔を直線状に保持でき
ず、得られたフェルールの肉厚に変動が生じた。又No3
は、内面研磨の際に固定材を用い、外周の研削加工にケ
レを用いた為に、本発明方法に比べて3倍の作業時間が
掛かった。
No1は、肉厚変動幅が小さく、又作業時間も短かった。
これに対し、比較例品のNo2は、フェルール素材の先後
端部に凸凹部を形成しなかった為、研磨中フェルール素
材の先端部が周方向に移動して粗孔を直線状に保持でき
ず、得られたフェルールの肉厚に変動が生じた。又No3
は、内面研磨の際に固定材を用い、外周の研削加工にケ
レを用いた為に、本発明方法に比べて3倍の作業時間が
掛かった。
【0014】
【効果】以上述べたように、本発明方法によれば、寸法
精度に優れた光ファイバフェルールを効率よく製造する
ことができ、工業上顕著な効果を奏する。
精度に優れた光ファイバフェルールを効率よく製造する
ことができ、工業上顕著な効果を奏する。
【図1】本発明方法にて用いるフェルール素材の態様を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図2】本発明方法における内面研磨法の態様を示す説
明図である。
明図である。
【図3】本発明方法における外周研削加工法の態様を示
す説明図である。
す説明図である。
【図4】従来の内面研磨法の説明図である。
【図5】従来の外周研削加工法の説明図である。
1 フェルール素材 2 粗孔 3 先端凸部 4 後端凹部 5 非円形状最大外径部位 6 突起部 7 筒状体 8 固定材 9 心押しセンタ 10 回転体 11 ケレ 12 突起 13 アーム 14 砥石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 邦夫 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 光ファイバを挿通する粗孔をあけたフェ
ルール素材の外周の最大外径部位をフラット部を有する
非円形状に形成し、且つ前記フェルール素材の先後端部
をそれぞれ凸凹状に形成し、このフェルール素材の複数
本を、内面の断面形状がフェルール素材の最大外径部位
の断面形状と同じ形状の筒状体内に、前方のフェルール
素材の後端凹部に後方のフェルール素材の先端凸部を嵌
入させて順次押入れ、次いで前記筒状体を回転させつ
つ、前記筒状体内の複数のフェルール素材の粗孔に研磨
剤を塗布したワイヤーを走行させて前記粗孔内面を研磨
し、次いで、前記フェルール素材を軸回転が自在な状態
に支持し、この軸回転自在に支持したフェルール素材の
非円形状部位の所定位置に回転体に取り付けたアームの
一端を密接させてフェルール素材を回転させて外周を研
削加工することを特徴とする光ファイバフェルールの製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28959392A JPH06118274A (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | 光ファイバフェルールの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28959392A JPH06118274A (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | 光ファイバフェルールの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06118274A true JPH06118274A (ja) | 1994-04-28 |
Family
ID=17745250
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28959392A Pending JPH06118274A (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | 光ファイバフェルールの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06118274A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN117111216A (zh) * | 2023-08-07 | 2023-11-24 | 华中科技大学 | 光纤纤芯非圆加工方法、设备及非圆纤芯熔接方法 |
-
1992
- 1992-10-02 JP JP28959392A patent/JPH06118274A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN117111216A (zh) * | 2023-08-07 | 2023-11-24 | 华中科技大学 | 光纤纤芯非圆加工方法、设备及非圆纤芯熔接方法 |
| CN117111216B (zh) * | 2023-08-07 | 2024-06-04 | 华中科技大学 | 光纤纤芯非圆加工方法、设备及非圆纤芯熔接方法 |
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