JPH06119887A - 帯電防止膜及びその製造方法 - Google Patents
帯電防止膜及びその製造方法Info
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- JPH06119887A JPH06119887A JP28544592A JP28544592A JPH06119887A JP H06119887 A JPH06119887 A JP H06119887A JP 28544592 A JP28544592 A JP 28544592A JP 28544592 A JP28544592 A JP 28544592A JP H06119887 A JPH06119887 A JP H06119887A
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- JP
- Japan
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- antistatic film
- compound
- solution
- fine particles
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- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Non-Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】SbをドープしたSnO2 微粒子及びSnをド
ープしたIn2 O3 微粒子のうち少なくとも1種が分散
され、且つAl化合物を含有する溶液を塗布した後、加
熱且つ/又は紫外線を照射する。 【効果】低温で形成でき、且つ高強度を有する帯電防止
膜を提供できる。
ープしたIn2 O3 微粒子のうち少なくとも1種が分散
され、且つAl化合物を含有する溶液を塗布した後、加
熱且つ/又は紫外線を照射する。 【効果】低温で形成でき、且つ高強度を有する帯電防止
膜を提供できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はブラウン管パネル等の基
体表面に塗布される比較的低温での焼成でも高強度を発
現し得る帯電防止膜及び低反射帯電防止膜に関するもの
である。
体表面に塗布される比較的低温での焼成でも高強度を発
現し得る帯電防止膜及び低反射帯電防止膜に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】コーティングにより透明基体に様々な機
能を付与させる試みは、光学的機器においては言うまで
もなく、民生用機器においてもTV、コンピューター端
末の陰極線管(CRT)等においては低反射性、帯電防
止性付与等を目的として種々の試みが行われてきた。従
来の方法は例えば特開昭61-118931 号公報記載の如くブ
ラウン管表面に防眩効果をもたせるために表面に微細な
凹凸を有するSiO2 層を付着させたり、弗酸により表
面をエッチングして凹凸を設ける等の方法がなされてき
た。しかしこれらの方法は外部光を散乱させるノングレ
アー処理とよばれ、本質的に低反射層を設ける手法でな
いため、反射率の低減には限界があり、またブラウン管
などにおいては解像度を低下させる要因ともなってい
た。
能を付与させる試みは、光学的機器においては言うまで
もなく、民生用機器においてもTV、コンピューター端
末の陰極線管(CRT)等においては低反射性、帯電防
止性付与等を目的として種々の試みが行われてきた。従
来の方法は例えば特開昭61-118931 号公報記載の如くブ
ラウン管表面に防眩効果をもたせるために表面に微細な
凹凸を有するSiO2 層を付着させたり、弗酸により表
面をエッチングして凹凸を設ける等の方法がなされてき
た。しかしこれらの方法は外部光を散乱させるノングレ
アー処理とよばれ、本質的に低反射層を設ける手法でな
いため、反射率の低減には限界があり、またブラウン管
などにおいては解像度を低下させる要因ともなってい
た。
【0003】また帯電防止膜の付与においても多くの検
討がなされてきており、例えば特開昭63-76247号公報記
載の通り、ブラウン管パネル表面を350 ℃程度に加熱し
CVD法により酸化スズや酸化インジウム等の導電性酸
化物層を設ける方法が採用されている。
討がなされてきており、例えば特開昭63-76247号公報記
載の通り、ブラウン管パネル表面を350 ℃程度に加熱し
CVD法により酸化スズや酸化インジウム等の導電性酸
化物層を設ける方法が採用されている。
【0004】またゾルを用いた湿式コーティングによる
導電性付与の方法に付いても例えば特開昭62-278705 号
公報には結晶質の微結晶酸化スズ・アンチモンゾルを用
いる旨記載がある。しかしながら湿式コーティング法を
用いた場合低温での焼成は可能であるが、対擦傷性等の
機械的強度に劣る欠点があった。
導電性付与の方法に付いても例えば特開昭62-278705 号
公報には結晶質の微結晶酸化スズ・アンチモンゾルを用
いる旨記載がある。しかしながら湿式コーティング法を
用いた場合低温での焼成は可能であるが、対擦傷性等の
機械的強度に劣る欠点があった。
【0005】上述の方法のうち、CVD法によって帯電
防止膜を付与させる手法は装置コストがかかることに加
え、ブラウン管を高温加熱するためブラウン管内の蛍光
体の脱落を生じたり、寸法精度が低下する等の問題があ
った。またこの場合通常400℃程度の高温を必要とす
るため使用上の制限が生じていた。
防止膜を付与させる手法は装置コストがかかることに加
え、ブラウン管を高温加熱するためブラウン管内の蛍光
体の脱落を生じたり、寸法精度が低下する等の問題があ
った。またこの場合通常400℃程度の高温を必要とす
るため使用上の制限が生じていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来技術が有
していた前述の欠点を解消し、低温で焼成可能な高強度
を発現し得るコーティング材料及びそれを用いる帯電防
止膜とその製造方法に関する技術を新たに提供するもの
である。
していた前述の欠点を解消し、低温で焼成可能な高強度
を発現し得るコーティング材料及びそれを用いる帯電防
止膜とその製造方法に関する技術を新たに提供するもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち低温で焼成可能な導
電膜を作るためにはSbをドープしたSnO2 を含むゾ
ル液を用いる方法が有効であるが、機械的強度自体はC
VD法等に比べ不利である。そこで本発明は、Sbをド
ープしたSnO2 微粒子及びSnをドープしたIn2 O
3 微粒子のうち少なくとも1種が分散され、且つAl化
合物を含有する溶液を塗布した後、加熱且つ/又は紫外
線を照射することにより得られたことを特徴とする帯電
防止膜を提供するものである。
電膜を作るためにはSbをドープしたSnO2 を含むゾ
ル液を用いる方法が有効であるが、機械的強度自体はC
VD法等に比べ不利である。そこで本発明は、Sbをド
ープしたSnO2 微粒子及びSnをドープしたIn2 O
3 微粒子のうち少なくとも1種が分散され、且つAl化
合物を含有する溶液を塗布した後、加熱且つ/又は紫外
線を照射することにより得られたことを特徴とする帯電
防止膜を提供するものである。
【0008】本発明において本質的に導電性を発現する
材料はSnO2 、In2 O3 等の微粒子ゾルである。S
bをドープした結晶質SnO2 微粒子を分散させたゾル
液、及びSnをドープした結晶質In2 O3 微粒子を分
散させたゾル液では微粒子におけるドープ量としてはS
nO2 の場合、Sbが5〜20mol%好ましくは8〜
20mol%、In2 O3 の場合Snが1〜20mol
%好ましくは2〜15mol%の範囲であることが好ま
しい。また粒径としては20Å〜0.1μm好ましくは
50Å〜700Åであることが好ましい。
材料はSnO2 、In2 O3 等の微粒子ゾルである。S
bをドープした結晶質SnO2 微粒子を分散させたゾル
液、及びSnをドープした結晶質In2 O3 微粒子を分
散させたゾル液では微粒子におけるドープ量としてはS
nO2 の場合、Sbが5〜20mol%好ましくは8〜
20mol%、In2 O3 の場合Snが1〜20mol
%好ましくは2〜15mol%の範囲であることが好ま
しい。また粒径としては20Å〜0.1μm好ましくは
50Å〜700Åであることが好ましい。
【0009】これらの微粒子は後述のAl化合物或いは
In化合物、Sn化合物、Ti化合物を含む液に添加し
て分散させることも可能であるし、また単独のゾル液と
して調製し後述の液と混合することも可能である。単独
のゾル液として調製する場合の分散溶媒としては種々の
物が使用可能であり例えば水、アルコール、エステル、
エーテル、炭化水素等が好ましく使用可能である。分散
ゾル化の手法としては公知の種々の方法が採用できる。
例えば微粒子の懸濁液をサンドミル、ボールミル等の粉
砕機で処理することにより分散ゾルが得られる。
In化合物、Sn化合物、Ti化合物を含む液に添加し
て分散させることも可能であるし、また単独のゾル液と
して調製し後述の液と混合することも可能である。単独
のゾル液として調製する場合の分散溶媒としては種々の
物が使用可能であり例えば水、アルコール、エステル、
エーテル、炭化水素等が好ましく使用可能である。分散
ゾル化の手法としては公知の種々の方法が採用できる。
例えば微粒子の懸濁液をサンドミル、ボールミル等の粉
砕機で処理することにより分散ゾルが得られる。
【0010】また本発明で用いるAl化合物は高強度発
現のための必須材料である。Al化合物としては種々の
ものが採用可能であるが、少なくとも1部がキレート化
されている化合物を用いることが好ましい。キレート化
剤としてはβ−ジケトン類(例えばアセチルアセトン及
びその誘導体)、ケトエステル類(例えばアセトアセテ
ート及びその誘導体)が好ましく使用可能である。本発
明におけるAl化合物は塩化アルミニウム等の無機塩類
或いはAlアルコキサイド等を種々公知手法によってキ
レート化することにより容易に得られる。
現のための必須材料である。Al化合物としては種々の
ものが採用可能であるが、少なくとも1部がキレート化
されている化合物を用いることが好ましい。キレート化
剤としてはβ−ジケトン類(例えばアセチルアセトン及
びその誘導体)、ケトエステル類(例えばアセトアセテ
ート及びその誘導体)が好ましく使用可能である。本発
明におけるAl化合物は塩化アルミニウム等の無機塩類
或いはAlアルコキサイド等を種々公知手法によってキ
レート化することにより容易に得られる。
【0011】本発明における1部キレート化されたAl
化合物はアルコール、エステル、エーテル等に溶解して
用いることもでき、また出発原料にAlアルコキサイド
を用いその1部をキレート化した場合、前記溶液に塩
酸、硝酸或いはアンモニア水溶液を添加して加水分解す
ることもできる。
化合物はアルコール、エステル、エーテル等に溶解して
用いることもでき、また出発原料にAlアルコキサイド
を用いその1部をキレート化した場合、前記溶液に塩
酸、硝酸或いはアンモニア水溶液を添加して加水分解す
ることもできる。
【0012】また本発明においてはIn、Sn、Ti化
合物を補助成分として用いることが好ましいが、これら
は導電性の向上及び本発明の帯電防止膜を多層構成膜の
基体側層とした際に必要な高屈折率を得るために必要な
成分である。In、Sn及びTi化合物としては種々の
物が採用可能であり例えば塩化物、硝酸塩、硫酸塩、ア
ルコキサイド、キレート化合物等が挙げられる。
合物を補助成分として用いることが好ましいが、これら
は導電性の向上及び本発明の帯電防止膜を多層構成膜の
基体側層とした際に必要な高屈折率を得るために必要な
成分である。In、Sn及びTi化合物としては種々の
物が採用可能であり例えば塩化物、硝酸塩、硫酸塩、ア
ルコキサイド、キレート化合物等が挙げられる。
【0013】特にIn(C5 H7 O2 )n (OR)m
(但し、n+m=3、n=0〜3、m=0〜3、R:C
1〜C4のアルキル基)、Sn(C5 H7 O2 )n (O
R)m、Ti(C5 H7 O2 )n (OR)m (但し、n
+m=4、n=0〜4、m=0〜4、R:C1〜C4の
アルキル基)の化学式で示される化合物を用いた場合反
応性が高く、好ましく使用可能である。またこれらの塩
は前述の硝酸塩等の無機塩をC5 H7 O2 に溶解して合
成し使用することもできる。また他のキレート化剤を用
いることも可能である。
(但し、n+m=3、n=0〜3、m=0〜3、R:C
1〜C4のアルキル基)、Sn(C5 H7 O2 )n (O
R)m、Ti(C5 H7 O2 )n (OR)m (但し、n
+m=4、n=0〜4、m=0〜4、R:C1〜C4の
アルキル基)の化学式で示される化合物を用いた場合反
応性が高く、好ましく使用可能である。またこれらの塩
は前述の硝酸塩等の無機塩をC5 H7 O2 に溶解して合
成し使用することもできる。また他のキレート化剤を用
いることも可能である。
【0014】これらの物質は前述の液にそのまま添加す
ることもできるし、アルコール、エステル、エーテル等
に溶解して用いることもできる。また上記物質の内I
n、Sn化合物を混合して用いた場合一層低抵抗化でき
るので好ましい。この場合混合比はSnがInに対して
1〜20mol%好ましくは2〜15mol%の範囲に
あることが好ましい。
ることもできるし、アルコール、エステル、エーテル等
に溶解して用いることもできる。また上記物質の内I
n、Sn化合物を混合して用いた場合一層低抵抗化でき
るので好ましい。この場合混合比はSnがInに対して
1〜20mol%好ましくは2〜15mol%の範囲に
あることが好ましい。
【0015】SnO2 等の微粒子ゾルとAl化合物及び
In,Sn化合物の混合は公知の手法で行い得るが、全
成分を添加した場合の最終的な固形分量は酸化物換算で
0.1〜20重量%の範囲であることが好ましい。また
各成分の全固形分量に対する重量分率としてはSnO2
或いはIn2 O3 は50〜95%、Al化合物に由来す
るAl2 O3 は0.2〜40%であることが好ましい。
In,Sn化合物の混合は公知の手法で行い得るが、全
成分を添加した場合の最終的な固形分量は酸化物換算で
0.1〜20重量%の範囲であることが好ましい。また
各成分の全固形分量に対する重量分率としてはSnO2
或いはIn2 O3 は50〜95%、Al化合物に由来す
るAl2 O3 は0.2〜40%であることが好ましい。
【0016】ここでAl化合物の1部分を珪素化合物例
えばケイ酸エチル等のアルコキサイド或いはその加水分
解物で置き換えることも可能である。但しこの場合もA
l化合物に由来するAl2 O3 は全固形分量に対する重
量分率としては前記同様0.2重量%以上必要であり、
これ以下では強度が著しく減少するため好ましくない。
えばケイ酸エチル等のアルコキサイド或いはその加水分
解物で置き換えることも可能である。但しこの場合もA
l化合物に由来するAl2 O3 は全固形分量に対する重
量分率としては前記同様0.2重量%以上必要であり、
これ以下では強度が著しく減少するため好ましくない。
【0017】またIn、Sn、Ti化合物に由来する酸
化物の全固形分量に対する重量分率としては2〜50%
の範囲にあることが好ましい。
化物の全固形分量に対する重量分率としては2〜50%
の範囲にあることが好ましい。
【0018】膜の硬化法としては加熱による場合50℃
以上が必要であるが、上限は通常は基板に用いられるガ
ラス、プラスチック等の軟化点によって決定される。こ
の点も考慮すると好ましい温度範囲は100〜500℃
である。加熱により成膜する際の雰囲気としては特に制
限はなく、空気中、不活性雰囲気例えば窒素、Ar等が
好ましく用いられる。また真空、H2 等還元雰囲気を用
いることもできる。特に不活性、還元雰囲気を用いた場
合抵抗の低減に効果が有り好ましい。また膜の硬化法と
しては紫外線を照射する場合180〜490nmの波長
を有する紫外線を用いると好ましい。
以上が必要であるが、上限は通常は基板に用いられるガ
ラス、プラスチック等の軟化点によって決定される。こ
の点も考慮すると好ましい温度範囲は100〜500℃
である。加熱により成膜する際の雰囲気としては特に制
限はなく、空気中、不活性雰囲気例えば窒素、Ar等が
好ましく用いられる。また真空、H2 等還元雰囲気を用
いることもできる。特に不活性、還元雰囲気を用いた場
合抵抗の低減に効果が有り好ましい。また膜の硬化法と
しては紫外線を照射する場合180〜490nmの波長
を有する紫外線を用いると好ましい。
【0019】一般に、薄膜の光学的性能はその膜を構成
する屈折率と膜厚で決定される。ここで一定の屈折率n
s を有する基体上に屈折率nを有する薄膜を付着し、屈
折率n0 の媒質中より波長λの光が入射した場合のエネ
ルギー反射率Rは光が膜中を通過する際の位相差をΔと
するとΔ=4πnd/λ(d:膜厚) Δ=(2m+1)π、すなわち位相差Δが半波長の奇数
倍の時、極小値をとり、このとき R=((n2 −n0 ns )/(n2 +n0 ns ))2 ・・・(1)式 となる。
する屈折率と膜厚で決定される。ここで一定の屈折率n
s を有する基体上に屈折率nを有する薄膜を付着し、屈
折率n0 の媒質中より波長λの光が入射した場合のエネ
ルギー反射率Rは光が膜中を通過する際の位相差をΔと
するとΔ=4πnd/λ(d:膜厚) Δ=(2m+1)π、すなわち位相差Δが半波長の奇数
倍の時、極小値をとり、このとき R=((n2 −n0 ns )/(n2 +n0 ns ))2 ・・・(1)式 となる。
【0020】無反射条件を満たすには、(1)式におい
て、R=0とおき、 n=(n0 ns )1/2 ・・・(2) が必要とされる。(2)式を2層構成に拡張した場合、 ns n1 2=n2 2n0 ・・・(3) となる(n1 :媒質側層、n2 :基体側層)。
て、R=0とおき、 n=(n0 ns )1/2 ・・・(2) が必要とされる。(2)式を2層構成に拡張した場合、 ns n1 2=n2 2n0 ・・・(3) となる(n1 :媒質側層、n2 :基体側層)。
【0021】ここでn0 =1(空気)、ns =1.52
(ガラス)を(3)式に適用した場合、n2 /n1 =
1.23となり、この場合2層構成膜の最大の低反射性
が得られる。もちろんn2 /n1 =1.23を満たさな
くても2層膜の屈折率がこれに近い値をとれる場合低反
射性が発現される。従って単膜による低反射性を発現さ
せる場合は(2)式により近い屈折率を選択することが
望ましい。また、2層による低反射性を発現させる場合
は基体側に設ける高屈折率と媒質側に設ける低屈折率層
は両者の屈折率比ができるだけ1.23に近い値を選択
することが望ましい。
(ガラス)を(3)式に適用した場合、n2 /n1 =
1.23となり、この場合2層構成膜の最大の低反射性
が得られる。もちろんn2 /n1 =1.23を満たさな
くても2層膜の屈折率がこれに近い値をとれる場合低反
射性が発現される。従って単膜による低反射性を発現さ
せる場合は(2)式により近い屈折率を選択することが
望ましい。また、2層による低反射性を発現させる場合
は基体側に設ける高屈折率と媒質側に設ける低屈折率層
は両者の屈折率比ができるだけ1.23に近い値を選択
することが望ましい。
【0022】本発明における高強度を有する帯電防止膜
はSbドープSnO2 ゾル、且つ或いはSnドープIn
2 O3 と1部キレート化されたAl化合物と高屈折率を
有するIn(C5 H7 O2 )n (OR)m 、Sn(C5
H7 O2 )n (OR)m 、Ti(C5 H7 O2 )n (O
R)m 等の化合物を混合してなるため、上述の多層膜構
成における高屈折率膜として好ましく使用可能である。
本発明に於て多層膜及び単層膜の膜厚は従来から知られ
ている方法により定めることができる。
はSbドープSnO2 ゾル、且つ或いはSnドープIn
2 O3 と1部キレート化されたAl化合物と高屈折率を
有するIn(C5 H7 O2 )n (OR)m 、Sn(C5
H7 O2 )n (OR)m 、Ti(C5 H7 O2 )n (O
R)m 等の化合物を混合してなるため、上述の多層膜構
成における高屈折率膜として好ましく使用可能である。
本発明に於て多層膜及び単層膜の膜厚は従来から知られ
ている方法により定めることができる。
【0023】本発明の帯電防止膜は多層の低反射帯電防
止膜の製造にも応用できる。反射防止性能を有する多層
の低反射膜の構成としては、反射を防止したい波長をλ
として、基体側より高屈折率層−低屈折率層を光学厚み
λ/2−λ/4で形成した2層の低反射膜、基体側より
中屈折率層−高屈折率層−低屈折率層を光学厚みλ/4
−λ/2−λ/4で形成した3層の低反射膜、基体より
低屈折率層−中屈折率層−高屈折率層−低屈折率層をλ
/4−λ/4−λ/2−λ/4で形成した4層の低反射
膜が典型的な例として知られており、本発明においては
低屈折率層としては種々公知な低屈折率物質例えばSi
O2 、MgF2 等を用いて多層の低反射膜を製造するこ
とも可能である。
止膜の製造にも応用できる。反射防止性能を有する多層
の低反射膜の構成としては、反射を防止したい波長をλ
として、基体側より高屈折率層−低屈折率層を光学厚み
λ/2−λ/4で形成した2層の低反射膜、基体側より
中屈折率層−高屈折率層−低屈折率層を光学厚みλ/4
−λ/2−λ/4で形成した3層の低反射膜、基体より
低屈折率層−中屈折率層−高屈折率層−低屈折率層をλ
/4−λ/4−λ/2−λ/4で形成した4層の低反射
膜が典型的な例として知られており、本発明においては
低屈折率層としては種々公知な低屈折率物質例えばSi
O2 、MgF2 等を用いて多層の低反射膜を製造するこ
とも可能である。
【0024】2層低反射帯電防止膜の構成例としては基
体/本発明の帯電防止膜/MgF2且つ或いはSiO2
が挙げられる。特にSiO2 用いた場合2層膜の強度が
向上するため好ましい。低屈折率層として用いるSiO
2 を含む液としては特に制限はなく種々公知のものが好
ましく使用可能である。特に好ましくは珪酸エチル等ア
ルコキサイド或いはその加水分解物が挙げられる。
体/本発明の帯電防止膜/MgF2且つ或いはSiO2
が挙げられる。特にSiO2 用いた場合2層膜の強度が
向上するため好ましい。低屈折率層として用いるSiO
2 を含む液としては特に制限はなく種々公知のものが好
ましく使用可能である。特に好ましくは珪酸エチル等ア
ルコキサイド或いはその加水分解物が挙げられる。
【0025】更にZr(C5 H7 O2 )n (OR)m
(但し、n+m=4、n=1〜3、m=1〜3、R:C
1〜C4のアルキル基)を含む液を前記珪素化合物に添
加した場合も強度が向上するため好ましく使用可能であ
る。この場合Zr化合物の添加量は全固形分量に対して
0.5〜30重量%の範囲であることが好ましい。
(但し、n+m=4、n=1〜3、m=1〜3、R:C
1〜C4のアルキル基)を含む液を前記珪素化合物に添
加した場合も強度が向上するため好ましく使用可能であ
る。この場合Zr化合物の添加量は全固形分量に対して
0.5〜30重量%の範囲であることが好ましい。
【0026】本発明において単層又は多層の透明導電
膜、帯電防止膜或いは低反射帯電防止膜を形成する基体
としては特に限定されるものではなく目的に応じてソー
ダライムアルミノシリケートガラス、アルミノシリケー
トガラス、ホウ珪酸塩硝子、リチウイムアルミノシリケ
ートガラス、石英ガラスなどのガラス、綱玉等の単結
晶、マグネシア、サイアロン等の透光性セラミックス、
ポリカーボネート等のプラスチックなどが使用できる。
膜、帯電防止膜或いは低反射帯電防止膜を形成する基体
としては特に限定されるものではなく目的に応じてソー
ダライムアルミノシリケートガラス、アルミノシリケー
トガラス、ホウ珪酸塩硝子、リチウイムアルミノシリケ
ートガラス、石英ガラスなどのガラス、綱玉等の単結
晶、マグネシア、サイアロン等の透光性セラミックス、
ポリカーボネート等のプラスチックなどが使用できる。
【0027】基体への塗布方法はスピンコート法、ディ
ップ法、スプレー法、ロールコーター法、メニスカスコ
ーター法等種々考えられるが特にスピンコーター法は量
産性、再現性に優れ好ましくは採用可能である。かかる
方法によっては100〜1μm程度の厚さの膜が形成可
能である。
ップ法、スプレー法、ロールコーター法、メニスカスコ
ーター法等種々考えられるが特にスピンコーター法は量
産性、再現性に優れ好ましくは採用可能である。かかる
方法によっては100〜1μm程度の厚さの膜が形成可
能である。
【0028】
【作用】本発明におけるコーティング液を用いた場合低
温下での焼成で高強度が発現し得る理由は必ずしも明か
ではないが、本発明においては後述の実施例からも明か
な通り2層膜構成において基体側層を本発明の帯電防止
膜とし、低屈折率層をケイ酸エチルの加水分解物とした
場合特に高強度化が発現されている。この事実より推定
するとAlの正電荷が大きく影響しているものと考えら
れる。すなわち通常Al塩は中心金属のAlに起因する
高い陽電荷を帯びており、低屈折率層に代表的な陰電荷
物質であるSiO2 を用いた場合界面に静電的な結合を
生じ高強度化するものと考えられる。またこの場合Si
O2 の基体側層に対する塗れ性も向上し、実際の界面積
も増大すると考えられる。
温下での焼成で高強度が発現し得る理由は必ずしも明か
ではないが、本発明においては後述の実施例からも明か
な通り2層膜構成において基体側層を本発明の帯電防止
膜とし、低屈折率層をケイ酸エチルの加水分解物とした
場合特に高強度化が発現されている。この事実より推定
するとAlの正電荷が大きく影響しているものと考えら
れる。すなわち通常Al塩は中心金属のAlに起因する
高い陽電荷を帯びており、低屈折率層に代表的な陰電荷
物質であるSiO2 を用いた場合界面に静電的な結合を
生じ高強度化するものと考えられる。またこの場合Si
O2 の基体側層に対する塗れ性も向上し、実際の界面積
も増大すると考えられる。
【0029】
【実施例】以下に実施例により本発明を具体的に説明す
るが本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。得られた膜の評価法は下記の通りである。
るが本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。得られた膜の評価法は下記の通りである。
【0030】1)導電性評価 ハイレスタ抵抗測定器(三菱油化社製)を用い、相対湿
度30%以下の雰囲気中で膜表面の表面抵抗値を測定 2)視感反射率(2層製膜時) GAMMA分光反射スペクトル測定器により膜の400
nm〜700nmでの視感反射率を測定した。
度30%以下の雰囲気中で膜表面の表面抵抗値を測定 2)視感反射率(2層製膜時) GAMMA分光反射スペクトル測定器により膜の400
nm〜700nmでの視感反射率を測定した。
【0031】3)対擦傷性 1kg荷重下で消しゴム(LION社製50−50)で
膜表面を50回及び100回往復擦傷後その表面の傷の
有無を目視で確認した。評価基準は以下の通りとした。 ○:傷が全く付かない △:傷が多少付く ×:多くの傷が付くか膜が剥離
膜表面を50回及び100回往復擦傷後その表面の傷の
有無を目視で確認した。評価基準は以下の通りとした。 ○:傷が全く付かない △:傷が多少付く ×:多くの傷が付くか膜が剥離
【0032】[実施例1]Sbを15mol%ドープし
たSnO2 粉末(1次粒径100Å)を固形分20%と
なるように水中に分散し、サンドミルで解膠しゾルを得
た。このゾルをエタノールで固形分3%となるように希
釈した(A液)。トルエン−イソプロパノールを3:2
の体積比で混合した溶液にAl(C5 H7 O2 )3 をA
l2 O3 換算で3.0重量%となるように溶解した(B
液)。
たSnO2 粉末(1次粒径100Å)を固形分20%と
なるように水中に分散し、サンドミルで解膠しゾルを得
た。このゾルをエタノールで固形分3%となるように希
釈した(A液)。トルエン−イソプロパノールを3:2
の体積比で混合した溶液にAl(C5 H7 O2 )3 をA
l2 O3 換算で3.0重量%となるように溶解した(B
液)。
【0033】エタノールにIn(C5 H7 O2 )3 をI
n2 O3 換算で3.0重量%となるように添加した(C
液)。エタノールにSn(C5 H7 O2 )2 をIn2 O
3 換算で3.0重量%となるように添加した(D液)。
C液とD液をSn/Sn+In=5mol%となるよう
に混合した液(E液)10.0重量部をA液87.0重
量部に対して添加し更にB液を3重量部添加した後超音
波を1時間照射した(F液)。
n2 O3 換算で3.0重量%となるように添加した(C
液)。エタノールにSn(C5 H7 O2 )2 をIn2 O
3 換算で3.0重量%となるように添加した(D液)。
C液とD液をSn/Sn+In=5mol%となるよう
に混合した液(E液)10.0重量部をA液87.0重
量部に対して添加し更にB液を3重量部添加した後超音
波を1時間照射した(F液)。
【0034】F液をガラス板にスピンコーターを用い1
500rpmの回転速度で5秒間塗布し、その後180
℃で30分間加熱して帯電防止膜を得た。結果は表1に
示した。
500rpmの回転速度で5秒間塗布し、その後180
℃で30分間加熱して帯電防止膜を得た。結果は表1に
示した。
【0035】[実施例2]Ti(OC4 H9 )4 のエタ
ノール溶液(TiO2 換算固形分20重量%)にアセチ
ルアセトンをTi(OC4 H9 )4 に対して2mol比
添加し2時間撹拌した。その後、H2 OをTi(OC4
H9 )4 に対して2mol比添加し、更に1時間撹拌し
た液(G液)を、実施例1におけるE液の代りに用いた
以外は実施例1と同様に行った。
ノール溶液(TiO2 換算固形分20重量%)にアセチ
ルアセトンをTi(OC4 H9 )4 に対して2mol比
添加し2時間撹拌した。その後、H2 OをTi(OC4
H9 )4 に対して2mol比添加し、更に1時間撹拌し
た液(G液)を、実施例1におけるE液の代りに用いた
以外は実施例1と同様に行った。
【0036】[実施例3]E液とG液を重量比1:1で
混合した(H液)。A液80重量部にH液10重量部を
添加し、更にB液を3重量部添加した後超音波を1時間
照射した液をコート液として用いた以外は実施例1と同
様に行った。
混合した(H液)。A液80重量部にH液10重量部を
添加し、更にB液を3重量部添加した後超音波を1時間
照射した液をコート液として用いた以外は実施例1と同
様に行った。
【0037】[実施例4]Snを5mol%ドープした
In2 O3 粉末(1次粒径300Å)を固形分20%と
なるように水中に分散し、サンドミルで解膠しゾルを得
た。このゾルをエタノールで固形分3%となるように希
釈した液を実施例1におけるA液の代りに用いた以外は
実施例1と同様に行った。
In2 O3 粉末(1次粒径300Å)を固形分20%と
なるように水中に分散し、サンドミルで解膠しゾルを得
た。このゾルをエタノールで固形分3%となるように希
釈した液を実施例1におけるA液の代りに用いた以外は
実施例1と同様に行った。
【0038】[実施例5]A液50.0重量部にB液2
0.0重量部を添加し、更にE液を30重量%添加した
液をコート液として用いた以外は実施例1と同様に行っ
た。
0.0重量部を添加し、更にE液を30重量%添加した
液をコート液として用いた以外は実施例1と同様に行っ
た。
【0039】[実施例6]エタノールにSi(OEt)
4 をSiO2 換算で3.0重量%となるように添加し、
これに加水分解触媒として撹拌下で塩酸酸性水溶液をS
iO2 に対して9mol比滴下し、更に1時間撹拌した
(I液)。I液とB液を重量比1:1で混合した(J
液)。A液50.0重量部にB液20.0重量部を添加
し、更にJ液を30重量%添加した液をコート液として
用いた以外は実施例1と同様に行った。
4 をSiO2 換算で3.0重量%となるように添加し、
これに加水分解触媒として撹拌下で塩酸酸性水溶液をS
iO2 に対して9mol比滴下し、更に1時間撹拌した
(I液)。I液とB液を重量比1:1で混合した(J
液)。A液50.0重量部にB液20.0重量部を添加
し、更にJ液を30重量%添加した液をコート液として
用いた以外は実施例1と同様に行った。
【0040】[実施例7]実施例1で得た液をガラス板
にスピンコーターを用いて750rpmの回転速度で5
秒間塗布した後60℃で30分間乾燥し、その後実施例
6におけるI液を1500rpmの回転速度で5秒間塗
布し180℃で30分間焼成した。
にスピンコーターを用いて750rpmの回転速度で5
秒間塗布した後60℃で30分間乾燥し、その後実施例
6におけるI液を1500rpmの回転速度で5秒間塗
布し180℃で30分間焼成した。
【0041】[実施例8]実施例5で得た液をガラス板
にスピンコーターを用いて750rpmの回転速度で5
秒間塗布した後60℃で30分間乾燥し、その後実施例
6におけるI液を1500rpmの回転速度で5秒間塗
布し180℃で30分間焼成した。
にスピンコーターを用いて750rpmの回転速度で5
秒間塗布した後60℃で30分間乾燥し、その後実施例
6におけるI液を1500rpmの回転速度で5秒間塗
布し180℃で30分間焼成した。
【0042】[実施例9]Al(C6 H9 O3 )(OC
3 H7 )2 をAl2 O3 換算で3重量%となるようにイ
ソプロパノール中に溶解させた液を実施例1におけるB
液の代りに用いた以外は実施例1と同様に行った。
3 H7 )2 をAl2 O3 換算で3重量%となるようにイ
ソプロパノール中に溶解させた液を実施例1におけるB
液の代りに用いた以外は実施例1と同様に行った。
【0043】[実施例10]Al(OC3 H7 )3 をA
l2 O3 換算で3重量%となるようにイソプロパノール
中に溶解させた液に2倍molのC3 H8 O2 を添加し
2時間撹拌した。この溶液に加水分解触媒として撹拌下
で塩酸酸性水溶液をAl2 O3 に対して2mol比滴下
し、更に1時間撹拌した。この溶液を実施例1における
B液の代りに用いた以外は実施例1と同様に行った。
l2 O3 換算で3重量%となるようにイソプロパノール
中に溶解させた液に2倍molのC3 H8 O2 を添加し
2時間撹拌した。この溶液に加水分解触媒として撹拌下
で塩酸酸性水溶液をAl2 O3 に対して2mol比滴下
し、更に1時間撹拌した。この溶液を実施例1における
B液の代りに用いた以外は実施例1と同様に行った。
【0044】[比較例1]A液87.0重量部にE液1
0.0重量部を添加し、更にI液3.0重量部を添加し
た液をコート液とした以外は実施例1と同様に行った。
0.0重量部を添加し、更にI液3.0重量部を添加し
た液をコート液とした以外は実施例1と同様に行った。
【0045】[比較例2]A液50.0重量部にE液3
0.0重量部を添加し、更にI液20.0重量部を添加
した液をコート液とした以外は実施例1と同様に行っ
た。
0.0重量部を添加し、更にI液20.0重量部を添加
した液をコート液とした以外は実施例1と同様に行っ
た。
【0046】[比較例3]比較例1で得た液をガラス板
にスピンコーターを用いて750rpmの回転速度で5
秒間塗布した後60℃で30分間乾燥し、その後実施例
6におけるI液を1500rpmの回転速度で5秒間塗
布し180℃で30分間焼成した。
にスピンコーターを用いて750rpmの回転速度で5
秒間塗布した後60℃で30分間乾燥し、その後実施例
6におけるI液を1500rpmの回転速度で5秒間塗
布し180℃で30分間焼成した。
【0047】
【表1】
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、基体を高温に加熱する
ことなく、強固で且つ高導電性を有する透明導電膜を製
造し得る。本発明は生産性に優れ、且つ真空を必要とし
ないので装置も比較的簡単なものでよい。特にCRTの
フェイス面等の大面積の基体にも十分適用でき、量産可
能であり、工業的価値は非常に高い。
ことなく、強固で且つ高導電性を有する透明導電膜を製
造し得る。本発明は生産性に優れ、且つ真空を必要とし
ないので装置も比較的簡単なものでよい。特にCRTの
フェイス面等の大面積の基体にも十分適用でき、量産可
能であり、工業的価値は非常に高い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 啓介 神奈川県横浜市神奈川区羽沢町1150番地 旭硝子株式会社中央研究所内
Claims (6)
- 【請求項1】SbをドープしたSnO2 微粒子及びSn
をドープしたIn2 O3 微粒子のうち少なくとも1種が
分散され、且つAl化合物を含有する溶液を塗布した
後、加熱且つ/又は紫外線を照射することにより得られ
たことを特徴とする帯電防止膜。 - 【請求項2】SbをドープしたSnO2 微粒子及びSn
をドープしたIn2 O3 微粒子のうち少なくとも1種が
分散され、且つAl化合物を含有する溶液を塗布した
後、加熱且つ/又は紫外線を照射することを特徴する帯
電防止膜の製造方法。 - 【請求項3】SbをドープしたSnO2 微粒子及びSn
をドープしたIn2 O3 微粒子のうち少なくとも1種が
分散され、且つAl化合物を含有する溶液を基体あるい
は他層上に塗布した後、加熱且つ/又は紫外線を照射す
ることにより透明導電膜を形成し、次いでその上に珪素
化合物を含む液、或いは珪素化合物とZr(C5 H7O2
)n (OR)m (但し、n+m=4、n=1〜3、m
=1〜3、R:C1〜C4のアルキル基)とを含む液を
塗布した後、加熱且つ/又は紫外線を照射して低屈折率
膜を形成することにより、少なくとも2層からなり低反
射性を有する帯電防止膜を形成することを特徴とする低
反射帯電防止膜の製造方法。 - 【請求項4】Al化合物が、キレート化剤により、少な
くとも1部がキレート化されたAl化合物であることを
特徴とする請求項1の帯電防止膜、請求項2の帯電防止
膜の製造方法、又は請求項3の低反射帯電防止膜の製造
方法。 - 【請求項5】帯電防止膜を形成するために塗布する溶液
が、In(C5 H7 O2 )n (OR)m (但し、n+m
=3、n=0〜3、m=0〜3、R:C1〜C4のアル
キル基)、Sn(C5 H7 O2 )n (OR)n (但し、
n+m=4、n=0〜4、m=0〜4、R:C1〜C4
のアルキル基)、Sn(C5 H7 O2 )n (OR)
m(但し、n+m=2、n=0〜2、m=0〜2、R:
C1〜C4のアルキル基)、及びTi(C5 H7 O2 )
n (OR)m (但し、n+m=4、n=0〜4、m=0
〜4、R:C1〜C4のアルキル基)の化学式で示され
る化合物のうち少なくとも1種を含むことを特徴とする
請求項1の帯電防止膜、又は請求項2の帯電防止膜の製
造方法。 - 【請求項6】請求項3又は4の方法により製造された低
反射帯電防止膜を前表面に有する陰極線管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28544592A JPH06119887A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 帯電防止膜及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28544592A JPH06119887A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 帯電防止膜及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06119887A true JPH06119887A (ja) | 1994-04-28 |
Family
ID=17691612
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28544592A Withdrawn JPH06119887A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 帯電防止膜及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06119887A (ja) |
-
1992
- 1992-09-30 JP JP28544592A patent/JPH06119887A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991130 |