JPH0612418B2 - 改良されたハロゲン化銀ウオツシユ―アウトエレメント - Google Patents
改良されたハロゲン化銀ウオツシユ―アウトエレメントInfo
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- JPH0612418B2 JPH0612418B2 JP2293787A JP29378790A JPH0612418B2 JP H0612418 B2 JPH0612418 B2 JP H0612418B2 JP 2293787 A JP2293787 A JP 2293787A JP 29378790 A JP29378790 A JP 29378790A JP H0612418 B2 JPH0612418 B2 JP H0612418B2
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- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C5/00—Photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents
- G03C5/26—Processes using silver-salt-containing photosensitive materials or agents therefor
- G03C5/29—Development processes or agents therefor
- G03C5/315—Tanning development
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- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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- G03C1/00—Photosensitive materials
- G03C1/76—Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
- G03C1/95—Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers rendered opaque or writable, e.g. with inert particulate additives
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はハロゲン化銀ウオッシュ−アウトエレメントに
関し、さらに詳しくは画像域がタンニング現像により硬
化されるような、ウオッシュ−アウトエレメントに関す
るものである。なお詳細に、本発明はウオッシュ−アウ
トエレメント中にポリマの小粒子を含ませることによ
り、画像域と非画像域との間の区別が改良された、ハロ
ゲン化銀ウオッシュ−アウトエレメントを提供するもの
である。
関し、さらに詳しくは画像域がタンニング現像により硬
化されるような、ウオッシュ−アウトエレメントに関す
るものである。なお詳細に、本発明はウオッシュ−アウ
トエレメント中にポリマの小粒子を含ませることによ
り、画像域と非画像域との間の区別が改良された、ハロ
ゲン化銀ウオッシュ−アウトエレメントを提供するもの
である。
発明の背景 ウオッシュ−アウトシステムに有用な、写真ハロゲン化
銀−ゼラチンエレメントは従来から良く知られている。
これらのエレメントは、通常ハロゲン化銀−ゼラチン乳
剤層を含み、そして任意的に高濃度の画像を作るためカ
ーボンブラックを含んでいる。例えば、ピグメントまた
はカーボンブラックのような、着色材をもつ別個の、高
着色層を使用することもできる。
銀−ゼラチンエレメントは従来から良く知られている。
これらのエレメントは、通常ハロゲン化銀−ゼラチン乳
剤層を含み、そして任意的に高濃度の画像を作るためカ
ーボンブラックを含んでいる。例えば、ピグメントまた
はカーボンブラックのような、着色材をもつ別個の、高
着色層を使用することもできる。
ウオッシュ−アウトエレメントは、エレメント中に潜像
を生じさせるために、活性放射線の所望パターンにエレ
メントを露光して使用される。代表的に、これはマスク
を通じて、または放射線源を変調して露光することで行
われる。つぎに潜像はタンニング現像液を使用して現像
され、この現像液は乳剤層の露光された区域は硬化させ
るが、未露光域は硬化しないものである。つぎに未硬化
のゼラチンを水性の液でウオッシュアウトし、所望の像
を残留させる。
を生じさせるために、活性放射線の所望パターンにエレ
メントを露光して使用される。代表的に、これはマスク
を通じて、または放射線源を変調して露光することで行
われる。つぎに潜像はタンニング現像液を使用して現像
され、この現像液は乳剤層の露光された区域は硬化させ
るが、未露光域は硬化しないものである。つぎに未硬化
のゼラチンを水性の液でウオッシュアウトし、所望の像
を残留させる。
Friedel氏の米国特許第4,233,392号中に述べられている
ように、カーボンブラックが使用される銀の量をへらす
ため乳剤層中にしばしば加えられ、これによりウオッシ
ュ−アウトエレメントのコストが低下される。ウオッシ
ュ−アウトエレメントに対するこの他の最近の改良に
は、Ciskowski氏の米国特許第4,456,676号中に開示され
ているような、早まった硬化に対してエレメントを安定
にするための、アミン化合物およびコンプレックスの添
加が含まれる。
ように、カーボンブラックが使用される銀の量をへらす
ため乳剤層中にしばしば加えられ、これによりウオッシ
ュ−アウトエレメントのコストが低下される。ウオッシ
ュ−アウトエレメントに対するこの他の最近の改良に
は、Ciskowski氏の米国特許第4,456,676号中に開示され
ているような、早まった硬化に対してエレメントを安定
にするための、アミン化合物およびコンプレックスの添
加が含まれる。
永年にわたって行われた、ウオッシュ−アウトエレメン
トの多くの改良にも拘わらず、画像の安全性はウオッシ
ュ−アウトの工程中にまだ損われている。最終の画像が
鮮鋭なエッジをもつことが望まれている。しかしなが
ら、ウオッシュ−アウト工程は、乳剤の画像域と非画像
域との境界における選択性が小さい傾向があり、画像の
不鮮明さを生じることになる。この傾向は高速の商用現
像のように、ウオッシュ−アウト液が乳剤上に高速度で
スプレされるようなとき特に重大であり、この場合スプ
レがある角度でエレメントに当たるときは、画像域のア
ンダカットが生じよう。そこで、このようなウオッシュ
−アウトエレメントをさらに改良する必要がある。
トの多くの改良にも拘わらず、画像の安全性はウオッシ
ュ−アウトの工程中にまだ損われている。最終の画像が
鮮鋭なエッジをもつことが望まれている。しかしなが
ら、ウオッシュ−アウト工程は、乳剤の画像域と非画像
域との境界における選択性が小さい傾向があり、画像の
不鮮明さを生じることになる。この傾向は高速の商用現
像のように、ウオッシュ−アウト液が乳剤上に高速度で
スプレされるようなとき特に重大であり、この場合スプ
レがある角度でエレメントに当たるときは、画像域のア
ンダカットが生じよう。そこで、このようなウオッシュ
−アウトエレメントをさらに改良する必要がある。
発明の要点 ハロゲン化銀ウオッシュ−アウトエレメントの画質(例
えば、エッジ鮮鋭度)は、ハロゲン化銀−ゼラチン乳剤
層中に、可塑化されている疎水性の熱可塑性ポリマの水
性分散液を含むことにより、改良されるのがここに認め
られた。好ましいポリマ類はアクリレートおよび/また
はメタアクリレートのホモポリマおよびコポリマで、ホ
トポリマ用のバインダとして普通用いられているもので
ある。本発明の改良されたハロゲン化銀ウオッシュ−ア
ウトエレメントは、次のようにして作られる: (a)約35℃以上の温度において、ゼラチンの水性溶液を
調製し; (b)可塑剤と疎水性熱可塑性ポリマとの有機溶剤溶液を
調製し; (c)工程(a)の溶液中に工程(b)の溶液を混合し、この間
に前記有機溶剤を蒸発して、ゼラチン溶液中に可塑化さ
れているポリマ粒子の水中油滴分散物を形成させ; (d)ハロゲン化銀−ゼラチン乳剤中に工程(c)の分散物を
混合し;そして (e)支持体上に工程(d)の組成物を塗布する。
えば、エッジ鮮鋭度)は、ハロゲン化銀−ゼラチン乳剤
層中に、可塑化されている疎水性の熱可塑性ポリマの水
性分散液を含むことにより、改良されるのがここに認め
られた。好ましいポリマ類はアクリレートおよび/また
はメタアクリレートのホモポリマおよびコポリマで、ホ
トポリマ用のバインダとして普通用いられているもので
ある。本発明の改良されたハロゲン化銀ウオッシュ−ア
ウトエレメントは、次のようにして作られる: (a)約35℃以上の温度において、ゼラチンの水性溶液を
調製し; (b)可塑剤と疎水性熱可塑性ポリマとの有機溶剤溶液を
調製し; (c)工程(a)の溶液中に工程(b)の溶液を混合し、この間
に前記有機溶剤を蒸発して、ゼラチン溶液中に可塑化さ
れているポリマ粒子の水中油滴分散物を形成させ; (d)ハロゲン化銀−ゼラチン乳剤中に工程(c)の分散物を
混合し;そして (e)支持体上に工程(d)の組成物を塗布する。
発明の具体的説明 本発明の改良されたハロゲン化銀ウオッシュ−アウトエ
レメントは、通常のハロゲン化銀−ゼラチン乳剤層中に
分散した、可塑化されている疎水性熱可塑性ポリマの粒
子を有している。このポリマ粒子の存在は、活性放射線
に対してエレメントを露光した後で行われるウオッシュ
−アウト工程中に、画像の完全性(例えば、エッジ鮮鋭
度)を改善する役目を果たす。分散粒子の量は、多量で
あるとエレメントの未露光域を不要に硬化する傾向があ
り、画像の完全性は保たれているもののこれら区域のウ
オッシュ−アウトを困難とするから、一般に15重量%ま
たはこれ以下に制限されよう。
レメントは、通常のハロゲン化銀−ゼラチン乳剤層中に
分散した、可塑化されている疎水性熱可塑性ポリマの粒
子を有している。このポリマ粒子の存在は、活性放射線
に対してエレメントを露光した後で行われるウオッシュ
−アウト工程中に、画像の完全性(例えば、エッジ鮮鋭
度)を改善する役目を果たす。分散粒子の量は、多量で
あるとエレメントの未露光域を不要に硬化する傾向があ
り、画像の完全性は保たれているもののこれら区域のウ
オッシュ−アウトを困難とするから、一般に15重量%ま
たはこれ以下に制限されよう。
疎水性の熱可塑性ポリマは、一般にそのポリマがハロゲ
ン化銀−ゼラチン乳剤と両立性であるときは、本発明を
実行するために選ぶことができる。このように選ばれる
代表的なポリマには、ポリアクリレートとポリメタアク
リレート、ポリエステル(例えば、ポリアクリレート
類)、ポリイミド、塩化ビニリデンポリマとコポリマ、
およびビニルホモポリマとコポリマなどが含まれる。ホ
トポリマ組成物中でバインダとして用いられている、ア
クリレートおよび/またはメタアクリレートのホモポリ
マとコポリマとは、特に好都合に選定することができ
る。ポリメタアクリレートと、アクリレート、アクリル
酸、およびメタアクリレートを組み合わせたタポリマと
は特に好ましいものであり、エルバサイド (イー・ア
イ・デュポン・ド・ネモアーズ社製)およびカルボセッ
ト (ビー・エフ・グッドリッチ社製)の商品名の下に
市場で入手することができる。
ン化銀−ゼラチン乳剤と両立性であるときは、本発明を
実行するために選ぶことができる。このように選ばれる
代表的なポリマには、ポリアクリレートとポリメタアク
リレート、ポリエステル(例えば、ポリアクリレート
類)、ポリイミド、塩化ビニリデンポリマとコポリマ、
およびビニルホモポリマとコポリマなどが含まれる。ホ
トポリマ組成物中でバインダとして用いられている、ア
クリレートおよび/またはメタアクリレートのホモポリ
マとコポリマとは、特に好都合に選定することができ
る。ポリメタアクリレートと、アクリレート、アクリル
酸、およびメタアクリレートを組み合わせたタポリマと
は特に好ましいものであり、エルバサイド (イー・ア
イ・デュポン・ド・ネモアーズ社製)およびカルボセッ
ト (ビー・エフ・グッドリッチ社製)の商品名の下に
市場で入手することができる。
本発明を実施する際に、ポリマは可塑化されていないと
ウオッシュ−アウトエレメントの製造中に沈澱する傾向
があるから、可塑化された形で使用することが特に好ま
しい。有用なものとするには、ポリマの粒子がハロゲン
化銀ゼラチン乳剤層中に一様に分散していることが大切
である。疎水性熱可塑性ポリマ用の可塑剤は従来から良
く知られている。好ましいポリメタアクリレートホモポ
リマおよびコポリマ用の、有用な可塑剤にはアルキルお
よびジアルキルのフタレート、カプロレート、ホスフェ
ート(例えば、トリクレシルホスフェート)、その他が
含まれる。特に好ましい可塑剤はプラストホール 4141
で、これはトリエチレングリコールジカプロエートとト
リエチレングリコールジカプリレートの混合エステルか
らなり、シー・ピー・ホール社から入手することができ
る。一般に、可塑剤はポリマの1g当り約0.65〜1.40g
の範囲、また好ましく約0.8〜1.2gの範囲で存在する。
ウオッシュ−アウトエレメントの製造中に沈澱する傾向
があるから、可塑化された形で使用することが特に好ま
しい。有用なものとするには、ポリマの粒子がハロゲン
化銀ゼラチン乳剤層中に一様に分散していることが大切
である。疎水性熱可塑性ポリマ用の可塑剤は従来から良
く知られている。好ましいポリメタアクリレートホモポ
リマおよびコポリマ用の、有用な可塑剤にはアルキルお
よびジアルキルのフタレート、カプロレート、ホスフェ
ート(例えば、トリクレシルホスフェート)、その他が
含まれる。特に好ましい可塑剤はプラストホール 4141
で、これはトリエチレングリコールジカプロエートとト
リエチレングリコールジカプリレートの混合エステルか
らなり、シー・ピー・ホール社から入手することができ
る。一般に、可塑剤はポリマの1g当り約0.65〜1.40g
の範囲、また好ましく約0.8〜1.2gの範囲で存在する。
乳剤に対して画像濃度を強化し、そして銀の使用量を節
約するためにカーボンブラックを添加することができ
る。この目的のためには、Friedel氏の米国特許第4,23
3,392号中に述べられたような、安定化されたカーボン
ブラックが特に有用である。この代わりに、カーボンブ
ラックは乳剤層の下の別の層に加えることもでき、ウオ
ッシュ−アウトに際して濃度の同様の増加を達成でき
る。最適の結果を達成するために、カーボンブラックは
油滴分散物を含むハロゲン化銀−ゼラチン乳剤層に対し
て、直接に添加することが好ましい。カーボンブラック
は乳剤の465g当り0.03〜0.06gの範囲、好ましくは0.0
4〜0.05gの範囲で加えることができる。カーボンブラ
ックは、ウオッシュ−アウトエレメントのある種の利用
に対しては画像濃度の強化のため望ましいものである
が、印刷および転写のようなこの他の利用に対しては不
必要である。
約するためにカーボンブラックを添加することができ
る。この目的のためには、Friedel氏の米国特許第4,23
3,392号中に述べられたような、安定化されたカーボン
ブラックが特に有用である。この代わりに、カーボンブ
ラックは乳剤層の下の別の層に加えることもでき、ウオ
ッシュ−アウトに際して濃度の同様の増加を達成でき
る。最適の結果を達成するために、カーボンブラックは
油滴分散物を含むハロゲン化銀−ゼラチン乳剤層に対し
て、直接に添加することが好ましい。カーボンブラック
は乳剤の465g当り0.03〜0.06gの範囲、好ましくは0.0
4〜0.05gの範囲で加えることができる。カーボンブラ
ックは、ウオッシュ−アウトエレメントのある種の利用
に対しては画像濃度の強化のため望ましいものである
が、印刷および転写のようなこの他の利用に対しては不
必要である。
ウオッシュ−アウトエレメントを調製するため、最初に
は水性ゼラチン液とポリマ溶液とが別々に調製される。
水性ゼラチン溶液は、ゼラチンと水とを膨潤するのに充
分な時間混合し、最終的にゼラチンを溶解して調製す
る。ゼラチン溶液とともに使用する界面活性剤をこの液
中に含ませることができる。一般にこの工程はかくはん
により促進される。この工程はゼラチンが比較的可溶性
である、35℃以上の温度において行われる。得られる液
は、代表的には水100g当り約4.5〜6.5gのゼラチンを含
んでいる。
は水性ゼラチン液とポリマ溶液とが別々に調製される。
水性ゼラチン溶液は、ゼラチンと水とを膨潤するのに充
分な時間混合し、最終的にゼラチンを溶解して調製す
る。ゼラチン溶液とともに使用する界面活性剤をこの液
中に含ませることができる。一般にこの工程はかくはん
により促進される。この工程はゼラチンが比較的可溶性
である、35℃以上の温度において行われる。得られる液
は、代表的には水100g当り約4.5〜6.5gのゼラチンを含
んでいる。
ポリマ溶液は、適当な溶剤中に可塑化されている疎水性
の熱可塑性ポリマ(例えば、ホモまたはコポリマ)を溶
解することにより調製される。溶剤はこの工程中に引火
しない程度に充分高い沸点をもつべきであるが、このポ
リマ溶液と水性ゼラチン液とが分散物を形成するために
混合される次の工程中に、溶剤が容易に蒸発されるのに
充分な低い沸点でなければならない。好ましい可塑化さ
れたポリメチルメタアクリレートポリマ用の適当な溶剤
は、トリクロロエチレン、パークレン 、およびその他
のハロゲン化炭化水素類であり、メチレンクロライドが
好ましい。
の熱可塑性ポリマ(例えば、ホモまたはコポリマ)を溶
解することにより調製される。溶剤はこの工程中に引火
しない程度に充分高い沸点をもつべきであるが、このポ
リマ溶液と水性ゼラチン液とが分散物を形成するために
混合される次の工程中に、溶剤が容易に蒸発されるのに
充分な低い沸点でなければならない。好ましい可塑化さ
れたポリメチルメタアクリレートポリマ用の適当な溶剤
は、トリクロロエチレン、パークレン 、およびその他
のハロゲン化炭化水素類であり、メチレンクロライドが
好ましい。
溶剤中でポリマの溶解化と混合を容易にするため、この
工程中実質的に溶剤が蒸発する点にまで熱しないよう注
意するならば加熱をすることもできる。例えば、メチレ
ンクロライドでは温度は周囲温度以下に保持すべきであ
る。得られる液は一般に溶剤の100g当り約1.5〜4.5gの
ポリマを含んでいる。
工程中実質的に溶剤が蒸発する点にまで熱しないよう注
意するならば加熱をすることもできる。例えば、メチレ
ンクロライドでは温度は周囲温度以下に保持すべきであ
る。得られる液は一般に溶剤の100g当り約1.5〜4.5gの
ポリマを含んでいる。
このポリマ溶液は、水性ゼラチン液中の可塑化されてい
るポリマの均一な分散液を形成させるため、ポリマ溶剤
の蒸発を促進するための加熱とはげしいかくはんととも
に、水性ゼラチン液中に添加もしくは混合される。この
工程は一般に40℃以上、代表的には選定された特定の有
機溶剤に関連して42〜55℃の範囲内で行われる。この目
的のためには、高速混合相を形成するオステライザ混合
機(ジョンオスタ製作所製のインペリアル型)または類
似の装置のような、通常の実験室用混合装置を用いるこ
とができる。さらに大きいスケールの際は、カディミル
(カイネテイックディスパージョン社製)またはホモジ
ナイザ(APVガウリン社製)のような装置が、所要の温
度でこれらの成分を混合するために用いることができ
る。得られる生成物は、水性ゼラチンマトリクス中の油
状の可塑化されたポリマの一様な分散物である。この工
程は、分散物を生成するために使用する高い剪断力がハ
ロゲン化銀の感光性に悪い作用をするため、ハロゲン化
銀が加えられる前に行うことが大切である。
るポリマの均一な分散液を形成させるため、ポリマ溶剤
の蒸発を促進するための加熱とはげしいかくはんととも
に、水性ゼラチン液中に添加もしくは混合される。この
工程は一般に40℃以上、代表的には選定された特定の有
機溶剤に関連して42〜55℃の範囲内で行われる。この目
的のためには、高速混合相を形成するオステライザ混合
機(ジョンオスタ製作所製のインペリアル型)または類
似の装置のような、通常の実験室用混合装置を用いるこ
とができる。さらに大きいスケールの際は、カディミル
(カイネテイックディスパージョン社製)またはホモジ
ナイザ(APVガウリン社製)のような装置が、所要の温
度でこれらの成分を混合するために用いることができ
る。得られる生成物は、水性ゼラチンマトリクス中の油
状の可塑化されたポリマの一様な分散物である。この工
程は、分散物を生成するために使用する高い剪断力がハ
ロゲン化銀の感光性に悪い作用をするため、ハロゲン化
銀が加えられる前に行うことが大切である。
可塑化されているポリマの小滴が水性ゼラチン相中に充
分に分散した後、この分散物は通常の写真用ハロゲン化
銀−ゼラチンウオッシュ−アウト乳剤に対して添加され
る。乳剤はポジチブまたはネガチブ作動の系とすること
ができ、そしてウオッシュ−アウトエレメントに通常用
いられている普通のハロゲン化銀(例えば臭化銀、塩化
銀、ヨウ化銀、およびこれらの混合物)のどれでも使用
することができる。任意的に、乳剤はエレメントの光学
的濃度を増加させるため、カーボンブラックのようなピ
クメントを含むことができる。乳剤はまたハロゲン化銀
感光性組成物中に通常用いられている、増感剤、色素、
カブリ除去剤、湿潤剤および塗布助剤のような補助剤を
含有することができる。可塑化されているポリマの分散
物は、感光性のハロゲン化銀−ゼラチン乳剤に対して、
一般に乳剤の1g当り分散物の約0.15〜0.4gの範囲に、
好ましく0.25〜0.35gの範囲に加えられる。
分に分散した後、この分散物は通常の写真用ハロゲン化
銀−ゼラチンウオッシュ−アウト乳剤に対して添加され
る。乳剤はポジチブまたはネガチブ作動の系とすること
ができ、そしてウオッシュ−アウトエレメントに通常用
いられている普通のハロゲン化銀(例えば臭化銀、塩化
銀、ヨウ化銀、およびこれらの混合物)のどれでも使用
することができる。任意的に、乳剤はエレメントの光学
的濃度を増加させるため、カーボンブラックのようなピ
クメントを含むことができる。乳剤はまたハロゲン化銀
感光性組成物中に通常用いられている、増感剤、色素、
カブリ除去剤、湿潤剤および塗布助剤のような補助剤を
含有することができる。可塑化されているポリマの分散
物は、感光性のハロゲン化銀−ゼラチン乳剤に対して、
一般に乳剤の1g当り分散物の約0.15〜0.4gの範囲に、
好ましく0.25〜0.35gの範囲に加えられる。
分散された可塑化ポリマの小滴を含む、得られた乳剤は
ついで普通の支持体上に塗布される。有用な支持体には
紙または厚紙;セルローズアセテート、セルローズトリ
アセテートまたはポリエステルのようなフィルム;およ
び可撓性の、うすい金属シートなどが含まれる。寸法的
に安定な、熱固定ポリエチレンテレフタレートフィルム
を好都合に選定することができ、この場合フィルムは乳
剤の接着を良くするために、一般に樹脂で下引きをさ
れ、そしてうすい硬化したゼラチン層が上塗りされる。
この支持体上に乳剤を塗布した後、Friedel氏の米国特
許第4,233,392号中に述べられたような上塗り層を、感
光性乳剤を保護するために付与することができる。つい
でこのエレメントは乾燥される。
ついで普通の支持体上に塗布される。有用な支持体には
紙または厚紙;セルローズアセテート、セルローズトリ
アセテートまたはポリエステルのようなフィルム;およ
び可撓性の、うすい金属シートなどが含まれる。寸法的
に安定な、熱固定ポリエチレンテレフタレートフィルム
を好都合に選定することができ、この場合フィルムは乳
剤の接着を良くするために、一般に樹脂で下引きをさ
れ、そしてうすい硬化したゼラチン層が上塗りされる。
この支持体上に乳剤を塗布した後、Friedel氏の米国特
許第4,233,392号中に述べられたような上塗り層を、感
光性乳剤を保護するために付与することができる。つい
でこのエレメントは乾燥される。
この改良されたウオッシュ−アウトエレメントは、例え
ばCiskowski氏の米国特許第4,456,676号中に述べられて
いる方法を用いて、通常のようにイメージ化しそして現
像をすることができる。本発明のエレメントの画像の完
全性の改善は、そこに生成されているドットエッジの顕
微鏡的検査により知ることができる。対照例(例えば、
公知の乳剤)と比べて、本発明のエレメントにより与え
られる鮮鋭なエッジは、256×の拡大で明らかに立証さ
れる。この改善されたドットのエッジと質とは10%、50
%および90%の各ドットについて認められ、測定した各
ドットの完全なスペクトラムを示した。本発明のエレメ
ントにより作られるドットは、内側と外側の両方にさら
に一様な濃度をもち、そして公知のもので作られたのよ
りも小さい画像のひろがりを有している。
ばCiskowski氏の米国特許第4,456,676号中に述べられて
いる方法を用いて、通常のようにイメージ化しそして現
像をすることができる。本発明のエレメントの画像の完
全性の改善は、そこに生成されているドットエッジの顕
微鏡的検査により知ることができる。対照例(例えば、
公知の乳剤)と比べて、本発明のエレメントにより与え
られる鮮鋭なエッジは、256×の拡大で明らかに立証さ
れる。この改善されたドットのエッジと質とは10%、50
%および90%の各ドットについて認められ、測定した各
ドットの完全なスペクトラムを示した。本発明のエレメ
ントにより作られるドットは、内側と外側の両方にさら
に一様な濃度をもち、そして公知のもので作られたのよ
りも小さい画像のひろがりを有している。
本発明は複写、印刷および画像転写などの分野に産業上
の利用性を有している。ハロゲン化銀ウオッシュ−アウ
トフィルムは、例えば新聞業界で大量に用いられ、同様
に低コストのエレメントを必要とする他の分野でも用い
られている。
の利用性を有している。ハロゲン化銀ウオッシュ−アウ
トフィルムは、例えば新聞業界で大量に用いられ、同様
に低コストのエレメントを必要とする他の分野でも用い
られている。
本発明を以下の各実施例でさらに説明するが、発明がこ
れに限定されるものではない。
れに限定されるものではない。
実施例1 カーボンブラックのチップを、カーボンブラック(スタ
ーリングNS,カボット社製)45重量%と、メチル−メタ
アクリレート/エチルアクリレート/アクリル酸のアク
リル系タポリマ、カルボセット 525(ビー・エフ・グ
ッドリッチ社製)、酸価76〜85、分子量260,000の55重
量%とが、これら各成分を2重ロールでミリングするこ
とにより作った。このもののシートを所望のチップに破
砕した。
ーリングNS,カボット社製)45重量%と、メチル−メタ
アクリレート/エチルアクリレート/アクリル酸のアク
リル系タポリマ、カルボセット 525(ビー・エフ・グ
ッドリッチ社製)、酸価76〜85、分子量260,000の55重
量%とが、これら各成分を2重ロールでミリングするこ
とにより作った。このもののシートを所望のチップに破
砕した。
つぎに水性相は、蒸留水75g、ゼラチン4.5g、ポリビニ
ルピロリドンの40%溶液の1.9g、界面活性剤(トリトン
QS44、ロームアンドハース社製)0.4gおよびサポニン
活性剤の10%溶液の1.0gを混合して調製した。
ルピロリドンの40%溶液の1.9g、界面活性剤(トリトン
QS44、ロームアンドハース社製)0.4gおよびサポニン
活性剤の10%溶液の1.0gを混合して調製した。
有機相は、前記のカーボンチップ5.0gとプラストホール
4141可塑剤の3.2gとを、メチレンクロライド30gとメ
タノール3gの混合物中に溶解して調製した。35℃以上
の温度に保持した水性相を普通のオステライザ混合機中
に入れ、ついで有機相をこの水性相中にかくはんしなが
ら注加した。混合機中でかくはんを続けて有機溶剤を蒸
発させ、水性ゼラチン相中に分散した可塑化されている
ポリマの油滴を残留させる。溶剤の蒸発の完了後、得ら
れた分散物を写真用のハロゲン化銀−ゼラチン乳剤に添
加する。
4141可塑剤の3.2gとを、メチレンクロライド30gとメ
タノール3gの混合物中に溶解して調製した。35℃以上
の温度に保持した水性相を普通のオステライザ混合機中
に入れ、ついで有機相をこの水性相中にかくはんしなが
ら注加した。混合機中でかくはんを続けて有機溶剤を蒸
発させ、水性ゼラチン相中に分散した可塑化されている
ポリマの油滴を残留させる。溶剤の蒸発の完了後、得ら
れた分散物を写真用のハロゲン化銀−ゼラチン乳剤に添
加する。
写真用のハロゲン化銀−ゼラチン乳剤は全部臭化銀で、
グラフィック−アーツ型の乳剤が本発明の写真材料とし
て用いられた。この乳剤90gをゼラチン5.2g、蒸留水27
0g、アクリゾル WS50タテックス(ロームアンドハー
ス社)5g、水中においてポリエチレンオキサイド(分
子量1,000)8%およびベンゼンスルホン酸5%からな
る混合物13gおよびアセチルアミノフェノール溶液(エ
タノール95%とメタノール5%の混合物中の14%)8.4
mに加えた。
グラフィック−アーツ型の乳剤が本発明の写真材料とし
て用いられた。この乳剤90gをゼラチン5.2g、蒸留水27
0g、アクリゾル WS50タテックス(ロームアンドハー
ス社)5g、水中においてポリエチレンオキサイド(分
子量1,000)8%およびベンゼンスルホン酸5%からな
る混合物13gおよびアセチルアミノフェノール溶液(エ
タノール95%とメタノール5%の混合物中の14%)8.4
mに加えた。
ハロゲン化銀乳剤と有機分散物とが充分に混合した後、
この混合物をゼラチン下引層が塗布されている厚み4.0
ミル(0.10mm)の、普通の寸法的に安定なポリエチレンテ
レフタレートフィルム支持体上に塗布した。塗布量はAg
Brで表わして約18mg/cm2である。この層には前記のFri
edel氏の文献のスピロ−ビス−インダンタンニング現像
剤を含む、ポリビニルアルコール層を上塗りした。対照
用にするために、Friedel氏の文献中に述べられている
安定化されたカーボンブラックの同量を含んでいるが、
本発明の可塑化されたターポリマ分散物を含まない、前
記と同じハロゲン化銀−ゼラチン乳剤を塗布し、そして
上塗りしたものを調製した。この対照用と本発明のもの
との両方の試料を、10%、50%および90%のハーフトー
ンドットスクリンを用い、58cmの距離で水銀燈光源に対
して38秒の露光をした。露光後、画像は16%炭酸ナトリ
ウム溶液で未露光部分をウオッシュ−アウトし、そして
普通のチオ硫酸ナトリウムで定着することにより作成し
た。これらのすべての方法は前記のFriedel氏とCiscows
ki氏の文献中に詳細説明されている。本発明と対照例と
の両試料で形成された像を詳しく検査すると、本発明の
試料で作られたドットは対照例のものよりもずっと鮮鋭
でかつより明瞭であることが認められた。これはまたさ
らに耐久性でかつ容易に傷つくことなく、そして磨減と
ひっかきに対して耐性であった。高画質の他に強じん性
の改良が認められることは予想していなかったので、こ
れは驚くべき発見であった。
この混合物をゼラチン下引層が塗布されている厚み4.0
ミル(0.10mm)の、普通の寸法的に安定なポリエチレンテ
レフタレートフィルム支持体上に塗布した。塗布量はAg
Brで表わして約18mg/cm2である。この層には前記のFri
edel氏の文献のスピロ−ビス−インダンタンニング現像
剤を含む、ポリビニルアルコール層を上塗りした。対照
用にするために、Friedel氏の文献中に述べられている
安定化されたカーボンブラックの同量を含んでいるが、
本発明の可塑化されたターポリマ分散物を含まない、前
記と同じハロゲン化銀−ゼラチン乳剤を塗布し、そして
上塗りしたものを調製した。この対照用と本発明のもの
との両方の試料を、10%、50%および90%のハーフトー
ンドットスクリンを用い、58cmの距離で水銀燈光源に対
して38秒の露光をした。露光後、画像は16%炭酸ナトリ
ウム溶液で未露光部分をウオッシュ−アウトし、そして
普通のチオ硫酸ナトリウムで定着することにより作成し
た。これらのすべての方法は前記のFriedel氏とCiscows
ki氏の文献中に詳細説明されている。本発明と対照例と
の両試料で形成された像を詳しく検査すると、本発明の
試料で作られたドットは対照例のものよりもずっと鮮鋭
でかつより明瞭であることが認められた。これはまたさ
らに耐久性でかつ容易に傷つくことなく、そして磨減と
ひっかきに対して耐性であった。高画質の他に強じん性
の改良が認められることは予想していなかったので、こ
れは驚くべき発見であった。
実施例2 ポリメチルメタアクリレートホモポリマ(エルバサイト
2051、イー・アイ・デュポン・ド・ネモアーズ社製)
の3.0g、可塑剤(プラストホール 4141)の3.2gおよび
メチレンクロライドの20gとからなる有機相を調製し
た。水性相は蒸留水75g、ゼラチン4.5g、ポリビニルピ
ロリドンの40%水溶液の1.9g、界面活性剤トリトン QS
44の0.4gおよびサポニンの10%水溶液の1.0gを混合し
た。この水性相を40℃に加熱し、オステライザ混合機中
に入れた。有機相はこの温めた水性相に5分間かけて添
加した。有機相の添加が完了し有機溶剤を蒸発させた
後、水性相中に有機相が完全に油状分散しているのが認
められた。
2051、イー・アイ・デュポン・ド・ネモアーズ社製)
の3.0g、可塑剤(プラストホール 4141)の3.2gおよび
メチレンクロライドの20gとからなる有機相を調製し
た。水性相は蒸留水75g、ゼラチン4.5g、ポリビニルピ
ロリドンの40%水溶液の1.9g、界面活性剤トリトン QS
44の0.4gおよびサポニンの10%水溶液の1.0gを混合し
た。この水性相を40℃に加熱し、オステライザ混合機中
に入れた。有機相はこの温めた水性相に5分間かけて添
加した。有機相の添加が完了し有機溶剤を蒸発させた
後、水性相中に有機相が完全に油状分散しているのが認
められた。
臭化銀写真乳剤は以下のようにして作った: 前記の乳剤と水中の油滴分散物とをついで混合し、両面
に樹脂下引きをした寸法的に安定なポリエチレンテレフ
タレートフィルム支持体上に塗布をした。本発明の塗布
をする側には、樹脂下引層の上にうすい硬化したゼンチ
ン下塗り層を施してある。水中の油滴分散物を除いて、
その他の全成分を含む対照例乳剤も調製した。これら塗
膜は両方とも実施例1で述べたように上塗りをした。両
塗膜の試料はつぎに実施例1で述べたように露光をしそ
して処理を行った。これらの処理済みの試料について行
った検査で、本発明の塗膜は対照例のものよりもはるか
にすぐれた画像の完全性をもつことが示された。可塑剤
の重要性を立証するために、可塑剤(プラストホール
4141)の量を半分だけにした別の有機相を前記と同じよ
うにして作った。この有機相を前記したのと同じ水性相
に混合したとき、水中の油滴分散は不完全であった。
に樹脂下引きをした寸法的に安定なポリエチレンテレフ
タレートフィルム支持体上に塗布をした。本発明の塗布
をする側には、樹脂下引層の上にうすい硬化したゼンチ
ン下塗り層を施してある。水中の油滴分散物を除いて、
その他の全成分を含む対照例乳剤も調製した。これら塗
膜は両方とも実施例1で述べたように上塗りをした。両
塗膜の試料はつぎに実施例1で述べたように露光をしそ
して処理を行った。これらの処理済みの試料について行
った検査で、本発明の塗膜は対照例のものよりもはるか
にすぐれた画像の完全性をもつことが示された。可塑剤
の重要性を立証するために、可塑剤(プラストホール
4141)の量を半分だけにした別の有機相を前記と同じよ
うにして作った。この有機相を前記したのと同じ水性相
に混合したとき、水中の油滴分散は不完全であった。
実施例3 実施例1で調製したカーボンブラックチップの5.0g、可
塑剤プラストホール 4141の3.2g、メチレンクロライド
50g、メタノール15gおよびアセトン20mを混合して有
機相を作った。つぎに、水性相は蒸留水75g、ゼラチン
4.5g、ポリビニルピロリドンの40%水溶液1.9g、トリト
ン QS44の0.4gおよび界面活性剤としてのサポニン10%
水溶液の1.0gを混合することにより調製した。水中油滴
分散物は、水性相中に有機相を混合し、有機溶剤をゆっ
くりと蒸発させるための充分に加温することにより調製
される。この工程はフード中の混合機で行われる。
塑剤プラストホール 4141の3.2g、メチレンクロライド
50g、メタノール15gおよびアセトン20mを混合して有
機相を作った。つぎに、水性相は蒸留水75g、ゼラチン
4.5g、ポリビニルピロリドンの40%水溶液1.9g、トリト
ン QS44の0.4gおよび界面活性剤としてのサポニン10%
水溶液の1.0gを混合することにより調製した。水中油滴
分散物は、水性相中に有機相を混合し、有機溶剤をゆっ
くりと蒸発させるための充分に加温することにより調製
される。この工程はフード中の混合機で行われる。
写真用臭化銀ゼラチン乳剤は、カーボンブラックを加え
ない点を除いて実施例1で述べたようにして作った。こ
の乳剤の1部を、前記のようにポリエチレンテレフタレ
ートフィルム支持体上に塗布し、そして上塗りを対照例
として使用した。写真用臭化銀ゼラチン乳剤の別の部分
は水中油滴分散物と混合し、実施例1で述べたのと同じ
ように支持体上に塗布し、ついで上塗りをした。両塗膜
は前記のように乾燥し、露光し、現像をしそしてウオッ
シュをした。エレメント中にピグメントを含まないにも
かかわらず、本発明の水中油滴分散物を有する塗膜はド
ット性能の改善を示した。本発明フィルムからのドット
は対照例のものより良好な完全性を有していた。
ない点を除いて実施例1で述べたようにして作った。こ
の乳剤の1部を、前記のようにポリエチレンテレフタレ
ートフィルム支持体上に塗布し、そして上塗りを対照例
として使用した。写真用臭化銀ゼラチン乳剤の別の部分
は水中油滴分散物と混合し、実施例1で述べたのと同じ
ように支持体上に塗布し、ついで上塗りをした。両塗膜
は前記のように乾燥し、露光し、現像をしそしてウオッ
シュをした。エレメント中にピグメントを含まないにも
かかわらず、本発明の水中油滴分散物を有する塗膜はド
ット性能の改善を示した。本発明フィルムからのドット
は対照例のものより良好な完全性を有していた。
実施例4 モナーク1300カーボンブラック(カボット社製)の50
%、エルベロン 6307(イー・アイ・デュポン・ド・ネ
モアース社製)の7.5%、メチルメタアクリレート/n
−ブチルメタアクリレート/メタアクリル酸のタポリマ
(エルバサイト 2013、イー・アイ・デュポン・ド・ネ
モアース社製)の42.5%からなる、カーボンブラックチ
ップの20g、前記のプラスチホール 4141の5gおよび
メチレンクロライドの50gを混合して有機相を調製し
た。水性相は蒸留水75g、ゼラチン4.5g、ポリビニルピ
ロリドンの40%水溶液の1.9g、トリトン QS44の0.4gお
よび界面活性剤としてサポニン10%水溶液の1.0gを混合
して調製した。この2つの相を混合しそして有機溶剤を
蒸発して、実施例3で述べたように水中油滴分散物を形
成させた。その実施例中で述べたようにして、この水中
油滴分散物は同じような写真用臭化銀ゼラチン乳剤で、
カーボンブラックを含まないものに対して添加した。こ
の乳剤は前記のように塗布し、上塗りをし、乾燥し、露
光をし、現像しそしてウオッシュをした。ポリマを含む
油滴乳剤が余りにも多量に存在するため、画像域のウオ
ッシュ−アウトは生成しなかった。この実施例は油/ポ
リマの上限範囲を示している。すなわち、存在するハロ
ゲン化銀とゼラチンとの合計量を基準として、分散物中
のポリマを約15重量%以上にすることはできない。
%、エルベロン 6307(イー・アイ・デュポン・ド・ネ
モアース社製)の7.5%、メチルメタアクリレート/n
−ブチルメタアクリレート/メタアクリル酸のタポリマ
(エルバサイト 2013、イー・アイ・デュポン・ド・ネ
モアース社製)の42.5%からなる、カーボンブラックチ
ップの20g、前記のプラスチホール 4141の5gおよび
メチレンクロライドの50gを混合して有機相を調製し
た。水性相は蒸留水75g、ゼラチン4.5g、ポリビニルピ
ロリドンの40%水溶液の1.9g、トリトン QS44の0.4gお
よび界面活性剤としてサポニン10%水溶液の1.0gを混合
して調製した。この2つの相を混合しそして有機溶剤を
蒸発して、実施例3で述べたように水中油滴分散物を形
成させた。その実施例中で述べたようにして、この水中
油滴分散物は同じような写真用臭化銀ゼラチン乳剤で、
カーボンブラックを含まないものに対して添加した。こ
の乳剤は前記のように塗布し、上塗りをし、乾燥し、露
光をし、現像しそしてウオッシュをした。ポリマを含む
油滴乳剤が余りにも多量に存在するため、画像域のウオ
ッシュ−アウトは生成しなかった。この実施例は油/ポ
リマの上限範囲を示している。すなわち、存在するハロ
ゲン化銀とゼラチンとの合計量を基準として、分散物中
のポリマを約15重量%以上にすることはできない。
実施例5 Nottorf氏の米国特許第3,142,568号の記載に従って作っ
たラテックスポリマを、本発明において述べたポリマの
代わりに使用し、実験をした。この方法はNottorf氏の
文献の第3欄と第4欄の、方法A、BおよびCに述べら
れているものである。この物質は満足な水中油滴分散物
を作らず、これから塗布をしたフィルムエレメントは十
分なドット性能や完全性をもたないことが示された。こ
の実施例で用いられたラテックスポリマは親水性ポリマ
であり、本発明の実施に際しては疎水性ポリマを選択す
べきであることを示している。
たラテックスポリマを、本発明において述べたポリマの
代わりに使用し、実験をした。この方法はNottorf氏の
文献の第3欄と第4欄の、方法A、BおよびCに述べら
れているものである。この物質は満足な水中油滴分散物
を作らず、これから塗布をしたフィルムエレメントは十
分なドット性能や完全性をもたないことが示された。こ
の実施例で用いられたラテックスポリマは親水性ポリマ
であり、本発明の実施に際しては疎水性ポリマを選択す
べきであることを示している。
本発明の要旨およびその態様を以下に要約して示す。
1)少なくとも1つのハロゲン化銀−ゼラチン乳剤層を担
持する支持体からなる、ハロゲン化銀ウオッシュ−アウ
トエレメントにおいて、ハロゲン化銀−ゼラチン乳剤層
中に、可塑化されている疎水性の熱可塑性ポリマ水性分
散液を含むことにより、現像後の画像のエッジ鮮鋭度が
改良された、ハロゲン化銀ウオッシュ−アウトエレメン
ト。
持する支持体からなる、ハロゲン化銀ウオッシュ−アウ
トエレメントにおいて、ハロゲン化銀−ゼラチン乳剤層
中に、可塑化されている疎水性の熱可塑性ポリマ水性分
散液を含むことにより、現像後の画像のエッジ鮮鋭度が
改良された、ハロゲン化銀ウオッシュ−アウトエレメン
ト。
2)前記分散物は、乳剤の約15重量%までの分量で前記乳
剤中に存在するものである、前項1記載のエレメント。
剤中に存在するものである、前項1記載のエレメント。
3)前記熱可塑性ポリマは、アクリレートまたはメタアク
リレートのホモポリマもしくはコポリマである、前項2
記載のエレメント。
リレートのホモポリマもしくはコポリマである、前項2
記載のエレメント。
4)可塑剤がトリエチレングリコールジカプロエートとト
リエチレングリコールジカプレエートの混合エステルで
ある、前項3記載のエレメント。
リエチレングリコールジカプレエートの混合エステルで
ある、前項3記載のエレメント。
5)カーボンブラックがハロゲン化銀−ゼラチン乳剤層中
にまた存在するものである、前項1または3記載のエレ
メント。
にまた存在するものである、前項1または3記載のエレ
メント。
6)カーボンブラックは乳剤のグラム当り約35〜75gの範
囲で存在するものである、前項5記載のエレメント。
囲で存在するものである、前項5記載のエレメント。
7)カーボンブラックはハロゲン化銀−ゼラチン乳剤層と
支持体との間の別の層中に存在するものである、前項1
または3記載のエレメント。
支持体との間の別の層中に存在するものである、前項1
または3記載のエレメント。
8)可塑剤はポリマのグラム当り約0.65〜1.40gの範囲で
存在するものである、前項1または3記載のエレメン
ト。
存在するものである、前項1または3記載のエレメン
ト。
9)以下の各工程: (a)約35℃以上の温度において、ゼラチンと界面活性剤
との水性溶液を調製し; (b)可塑剤と疎水性熱可塑性ポリマとの有機溶剤溶液を
調製し; (c)工程(a)の溶液中に工程(b)の溶液を混合し、この間
に前記有機溶剤を蒸発して、ゼラチン溶液中に可塑化さ
れているポリマ粒子の水中油滴分散物を形成させ; (d)ハロゲン化銀−ゼラチン乳剤中に工程(c)の分散物を
混合し;そして (e)支持体上に工程(d)の組成物を塗布する、 ことからなる、改良された画像完全性をもつ高画質の、
写真用ハロゲン化銀−ゼラチンウオッシュ−アウトエレ
メントの製造方法。
との水性溶液を調製し; (b)可塑剤と疎水性熱可塑性ポリマとの有機溶剤溶液を
調製し; (c)工程(a)の溶液中に工程(b)の溶液を混合し、この間
に前記有機溶剤を蒸発して、ゼラチン溶液中に可塑化さ
れているポリマ粒子の水中油滴分散物を形成させ; (d)ハロゲン化銀−ゼラチン乳剤中に工程(c)の分散物を
混合し;そして (e)支持体上に工程(d)の組成物を塗布する、 ことからなる、改良された画像完全性をもつ高画質の、
写真用ハロゲン化銀−ゼラチンウオッシュ−アウトエレ
メントの製造方法。
10)工程(a)において選定される水とゼラチンとの量は、
水100g当り約4.5〜6.5gのゼラチンを含む液を形成す
るものである、前項9記載の方法。
水100g当り約4.5〜6.5gのゼラチンを含む液を形成す
るものである、前項9記載の方法。
11)工程(b)において選定される有機溶剤と疎水性熱可塑
性ポリマの量は、溶剤の100g当り約1.5〜4.5gのポリ
マを含む液を形成するものである、前項9記載の方法。
性ポリマの量は、溶剤の100g当り約1.5〜4.5gのポリ
マを含む液を形成するものである、前項9記載の方法。
12)工程(b)は約35℃以下で行われるものである、前項11
記載の方法。
記載の方法。
13)混合工程(c)は約40℃以上の温度において行われるも
のである、前項9記載の方法。
のである、前項9記載の方法。
14)温度が約42〜55℃の範囲内で行われるものである、
前項13記載の方法。
前項13記載の方法。
15)工程(d)において選定されるハロゲン化銀−ゼラチン
乳剤と分散物の量は、乳剤の1g当り可塑化された熱可
塑性ポリマ分散物の約0.15〜0.4gを含む乳剤を形成す
るものである、前項9記載の方法。
乳剤と分散物の量は、乳剤の1g当り可塑化された熱可
塑性ポリマ分散物の約0.15〜0.4gを含む乳剤を形成す
るものである、前項9記載の方法。
16)乳剤は、乳剤の1g当り可塑化されているアクリレ
ートまたはメタアクリレートのホモポリマもしくはコポ
リマの分散されたものの約0.25〜0.35gを含むものであ
る、前項9記載の方法。
ートまたはメタアクリレートのホモポリマもしくはコポ
リマの分散されたものの約0.25〜0.35gを含むものであ
る、前項9記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−18697(JP,A) 特開 昭60−17744(JP,A) 特開 昭59−52647(JP,A) 特公 平2−20969(JP,B2) 米国特許 4076531(US,A) 米国特許 4735887(US,A)
Claims (1)
- 【請求項1】少なくとも1つのハロゲン化銀−ゼラチン
乳剤層を担持する支持体からなる、ハロゲン化銀ウオッ
シュ−アウトエレメントにおいて、ハロゲン化銀−ゼラ
チン乳剤層中に、可塑化されている疎水性の熱可塑性ポ
リマ水性分散液を含むことにより、現像後の画像のエッ
ジ鮮鋭度が改良された、ハロゲン化銀ウオッシュ−アウ
トエレメント。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US430,137 | 1989-11-01 | ||
| US07/430,137 US4948701A (en) | 1989-11-01 | 1989-11-01 | Silver halide wash-out elements |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03209459A JPH03209459A (ja) | 1991-09-12 |
| JPH0612418B2 true JPH0612418B2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=23706207
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2293787A Expired - Lifetime JPH0612418B2 (ja) | 1989-11-01 | 1990-11-01 | 改良されたハロゲン化銀ウオツシユ―アウトエレメント |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4948701A (ja) |
| EP (1) | EP0429870A1 (ja) |
| JP (1) | JPH0612418B2 (ja) |
| AU (1) | AU617062B2 (ja) |
| CA (1) | CA2028961A1 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4948701A (en) * | 1989-11-01 | 1990-08-14 | E. I. Dupont De Nemours And Company | Silver halide wash-out elements |
| US5227278A (en) * | 1992-02-27 | 1993-07-13 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Positive-working, low silver wash-off contact film |
| JP2012194403A (ja) * | 2011-03-16 | 2012-10-11 | Fujifilm Corp | 黒白ハロゲン化銀感光材料 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4076531A (en) | 1975-07-30 | 1978-02-28 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Image anchorage in photographic films |
| US4735887A (en) | 1985-04-22 | 1988-04-05 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Wash-off film containing synthetic amphoteric polymers |
Family Cites Families (7)
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|---|---|---|---|---|
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| JPS52154627A (en) * | 1976-06-18 | 1977-12-22 | Fuji Photo Film Co Ltd | Silver halide light sensitive material |
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