JPH0612476U - めっき浴液の蒸発濃縮並びに蒸発水回収装置 - Google Patents
めっき浴液の蒸発濃縮並びに蒸発水回収装置Info
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- JPH0612476U JPH0612476U JP5150592U JP5150592U JPH0612476U JP H0612476 U JPH0612476 U JP H0612476U JP 5150592 U JP5150592 U JP 5150592U JP 5150592 U JP5150592 U JP 5150592U JP H0612476 U JPH0612476 U JP H0612476U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 めっき浴槽から発生する水蒸気及びミストを
回収し、無色の気体として大気中へ放出することがで
き、クロムミストの完全除去及び大気中への水分の放出
量を減少させることができるめっき浴液の蒸発濃縮並び
に蒸発水回収装置を提供する。 【構成】 めっき浴槽1から発生する水蒸気及びミスト
を含む気体をめっき浴液と接触させて蒸発濃縮する蒸発
濃縮部6の後段に、クーラー18を備えた水シャワー式の
スクラバ6を接続し、ここで回収された水を水洗回収槽
3を介してめっき浴槽1へ戻す。
回収し、無色の気体として大気中へ放出することがで
き、クロムミストの完全除去及び大気中への水分の放出
量を減少させることができるめっき浴液の蒸発濃縮並び
に蒸発水回収装置を提供する。 【構成】 めっき浴槽1から発生する水蒸気及びミスト
を含む気体をめっき浴液と接触させて蒸発濃縮する蒸発
濃縮部6の後段に、クーラー18を備えた水シャワー式の
スクラバ6を接続し、ここで回収された水を水洗回収槽
3を介してめっき浴槽1へ戻す。
Description
【0001】
本考案は、特にクロムめっき装置に使用されるめっき浴液の蒸発濃縮並びに蒸 発水回収装置に関するものである。
【0002】
従来から、クロムめっき装置にはめっき浴液の蒸発濃縮のための装置が設置さ れている。この装置は実公昭57-58217号公報に示されるように、めっき浴槽の上 部のダクトから吸引された水蒸気及びミストを含む気体を充填床に導き、その上 方から熱交換器により加熱されためっき浴液をシャワーのように散布してめっき 浴液と接触させ、ミスト中に含まれている成分を回収するとともに、めっき浴液 を濃縮する装置である。そして回収液は、めっき浴槽に戻されるようになってい る。
【0003】 ところが、めっき浴槽の温度は約55℃に保たれており、充填床を通過した後の ガスは温度が約45℃で湿度が100 %の状態であるため、大気中に放出されると冷 却されて湯気となり、特に大気温の低い冬季は大量の白煙状の排気が生じて視覚 的に公害を印象付けるおそれがあった。また、充填床で除去できなかったクロム ミストが微量に含まれるとこの排気が黄色となり、極めて印象の悪いものであっ た。更に多量の水分が大気中へ放出されてしまうため、水の補充量が多く必要と なるという問題もあった。
【0004】
本考案は上記した従来の問題点を解決して、めっき浴槽から発生するミストを 回収するとともにめっき浴液を蒸発濃縮したうえ、クロムミストを完全に除去す ることにより無色の排気として大気中へ放出することができ、更に大気中への水 分の放出量を減少させることもできるめっき浴液の蒸発濃縮並びに蒸発水回収装 置を提供するために完成されたものである。
【0005】
上記の課題を解決するためになされた本考案は、めっき浴槽の上部から吸引さ れた気体をめっき浴液のシャワーと接触させて蒸発濃縮を行う蒸発濃縮部の後段 に、クーラーを備えた水シャワー式のスクラバを接続するとともに、スクラバ室 からの回収水を回収槽を経てめっき浴槽へ返流するようにしたことを特徴とする ものである。
【0006】
以下に本考案を図示の実施例によって更に詳細に説明する。 図1において、1はクロムめっき用のめっき浴槽、2はめっき浴液の組成を調 整するためのクッションタンク、3はめっき浴槽1から取り出したワークを水洗 する水洗回収槽であって、回収された水を供給するようにしている。また4はめ っきされたワークを水洗する水洗槽である。 このめっき浴槽1の上方には局所排気装置を兼ねた吸引ダクト5が設けられて おり、めっき浴槽1から発生する水蒸気とメッキ浴液のミストとを含む気体を吸 引している。
【0007】 6はこのようにしてめっき浴槽1の上方から吸引されたミストを回収し、めっ き浴液を蒸発濃縮するための蒸発濃縮部である。この蒸発濃縮部6の内部には充 填床7とネット8とが設けられている。そしてポンプ9によりクッションタンク 2から吸引されためっき浴液を熱交換器10により加熱したうえ、ノズル11から充 填床7の前面でシャワー状に散布するようになっている。この結果、気体中のミ ストの大部分はシャワーとの接触によってたたき落とされ、濃縮されて蒸発濃縮 部6の底部に落下し、配管12を介してめっき浴槽1へ戻される。この蒸発濃縮部 6は従来から設けられていたものと特に変わる点はない。
【0008】 さて先に述べた通り、この蒸発濃縮部6を通過した気体は温度が約45℃で湿度 が100 %の状態にある。そこで本考案では蒸発濃縮部6の後段に、水回収とクロ ムミストの完全な除去を目的とした水シャワー式のスクラバ13を設けてある。 実施例のスクラバ13は、内部に多数のネット14を備えるとともに、ネット14の 前面に散布するための2種類のノズル15、16を備えている。ノズル15は給水用の もので、クッションタンク2の液面計23と連動し、その液面が低下したときに給 水を行う。またノズル16はスクラバ13内の水をポンプ17により吸引し、スクラバ 13へ循環させるためのものであるが、この循環経路中にはクーラー18が設けられ ており、温度計19により測定される循環水の温度を常に10〜15℃程度の低温に保 っている。このクーラー18の作用については後述する。
【0009】 なお、20は吸引ファン、21は排気ダクトであり、スクラバ13を通過した気体を 大気中へ放出するためのものである。また、スクラバ13の底部に溜まった水は配 管22によって水洗回収槽3へ戻されている。
【0010】
このように構成された本考案の装置では、めっき浴槽1の上方から吸引された 水蒸気とめっき浴液のミストとを含む気体を吸引ファン20の吸引力により吸引ダ クト5から吸引し、まず蒸発濃縮部6においてノズル11から散布されるめっき浴 液と接触させる。これにより気体中のミストの大部分はシャワーとの接触によっ て除去され、配管12を介してめっき浴槽1へ戻される。
【0011】 蒸発濃縮部6を通過した気体は、次にスクラバ13に導かれる。前記したように このスクラバ13にはクーラー18が設けられており、スクラバ13のノズル16のシャ ワーを10〜15℃程度の低温に保持している。このため蒸発濃縮部6を通過した温 度が約45℃で湿度が100 %の状態にある気体はスクラバ13を通過する間に冷却さ れ、含有している水蒸気の約75%を凝結させて水として回収することができる。 またこれと同時に蒸発濃縮部6では除去しきれなかったクロムミストを完全に除 去することができる。そして回収水は配管22を介して水洗回収槽3へ戻され、更 にクッションタンク2へ戻される。
【0012】 この結果、スクラバ13を通過して大気中へ放出される気体は低温で水蒸気含有 量の低い空気となり、外気温が低い冬季においても白い湯気を発生することがな い。またクロムミストによる着色もなく、外観的にも、環境的にも清浄なものと なる。
【0013】
以上に説明したように、本考案のめっき浴液の蒸発濃縮並びに蒸発水回収装置 によれば、めっき浴槽から発生する水蒸気及びミスト中から水分を多量に回収し て再利用できるうえ、冬季においても大気中への排気を無色とすることができ、 またクロムめっきの場合にもクロムミストを完全に除去することができる。よっ て本考案は従来の問題点を解消したものとして、その実用的価値は極めて大きい ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す断面図である。
1 めっき浴槽 3 水洗回収槽 6 蒸発濃縮部 13 スクラバ 18 クーラー
Claims (1)
- 【請求項1】 めっき浴槽の上部から吸引された気体を
めっき浴液のシャワーと接触させて蒸発濃縮を行う蒸発
濃縮部の後段に、クーラーを備えた水シャワー式のスク
ラバを接続するとともに、スクラバ室からの回収水を回
収槽を経てめっき浴槽へ返流するようにしたことを特徴
とするめっき浴液の蒸発濃縮並びに蒸発水回収装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992051505U JP2558666Y2 (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | めっき浴液の蒸発濃縮並びに蒸発水回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992051505U JP2558666Y2 (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | めっき浴液の蒸発濃縮並びに蒸発水回収装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0612476U true JPH0612476U (ja) | 1994-02-18 |
| JP2558666Y2 JP2558666Y2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=12888858
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992051505U Expired - Fee Related JP2558666Y2 (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | めっき浴液の蒸発濃縮並びに蒸発水回収装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2558666Y2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5141148A (ja) * | 1974-10-01 | 1976-04-06 | Torao Ishida | Jidokitosurubeenojusurubeenmoota |
| JPS5178779A (ja) * | 1974-12-30 | 1976-07-08 | Kemikaru Saabisu Kogyo Kk | Hakuennoshujinhooyobisonosochi |
| JPS5758217U (ja) * | 1980-09-22 | 1982-04-06 |
-
1992
- 1992-07-22 JP JP1992051505U patent/JP2558666Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5141148A (ja) * | 1974-10-01 | 1976-04-06 | Torao Ishida | Jidokitosurubeenojusurubeenmoota |
| JPS5178779A (ja) * | 1974-12-30 | 1976-07-08 | Kemikaru Saabisu Kogyo Kk | Hakuennoshujinhooyobisonosochi |
| JPS5758217U (ja) * | 1980-09-22 | 1982-04-06 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2558666Y2 (ja) | 1997-12-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970822 |
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