JPH06125013A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体装置及びその製造方法Info
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- JPH06125013A JPH06125013A JP5077697A JP7769793A JPH06125013A JP H06125013 A JPH06125013 A JP H06125013A JP 5077697 A JP5077697 A JP 5077697A JP 7769793 A JP7769793 A JP 7769793A JP H06125013 A JPH06125013 A JP H06125013A
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- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電気特性に優れ、高集積化に対応できる半導
体装置の構造及び製造工程の簡単な多層配線構造を有す
る半導体装置の製造方法を提供する。 【構成】半導体基板10上に下層の配線2と少なくとも
1層の層間絶縁膜3を介して上層の配線4を形成する。
上層の配線4を被覆するように上層の絶縁膜5を形成す
る。そして、上層及び下層の配線の間にダミー配線20
を挿入する。このダミー配線を含めて上層及び下層の配
線に絶縁膜5の上からコンタクト孔9を形成し、ここに
接続配線7を充填する。この接続配線が上層の配線と下
層の配線を確実に電気的接続する。
体装置の構造及び製造工程の簡単な多層配線構造を有す
る半導体装置の製造方法を提供する。 【構成】半導体基板10上に下層の配線2と少なくとも
1層の層間絶縁膜3を介して上層の配線4を形成する。
上層の配線4を被覆するように上層の絶縁膜5を形成す
る。そして、上層及び下層の配線の間にダミー配線20
を挿入する。このダミー配線を含めて上層及び下層の配
線に絶縁膜5の上からコンタクト孔9を形成し、ここに
接続配線7を充填する。この接続配線が上層の配線と下
層の配線を確実に電気的接続する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高集積化された半導体
装置の多層配線構造及びその製造方法に関するものであ
る。
装置の多層配線構造及びその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ICやLSI等の半導体装置の高密度、
高集積化が著しく進み、それにつれて配線構造も多層構
造が多く採用されている。この様な配線構造の多層化
は、配線面積を減少させてチップの増大化を防止し、平
均配線長を短くして配線抵抗による動作速度の遅延を抑
制し、自動配置配線等を可能にすることができる。以
下、従来の半導体装置の多層配線構造及びその製造工程
を2層Al配線構造を例に説明する。図11は、半導体
基板上の多層配線構造を示す断面図である。シリコン半
導体基板10上にはSiO2 膜などからなる絶縁膜1を
介してAlなどの下層の配線2を形成する。下層の配線
2は、SiO2 やその他の材料からなる下層の絶縁膜3
で被覆される。この絶縁膜は、その上にさらに上層の配
線を設けなければならないので、必要により平坦化す
る。平坦化には、通常ガラスフロー法やエッチバック法
など既存の技術を用いる。この後、フォトリソグラフィ
及びエッチングによって下層の絶縁膜3にコンタクト孔
9を形成する。この後Al膜を下層の絶縁膜3及びコン
タクト孔9にスパッタリング法などにより堆積し、パタ
ーニングして上層の配線4を形成する。そして、この上
にPSGやCVDSiO2 などの上層の絶縁膜5を堆積
させる(図11(a))。
高集積化が著しく進み、それにつれて配線構造も多層構
造が多く採用されている。この様な配線構造の多層化
は、配線面積を減少させてチップの増大化を防止し、平
均配線長を短くして配線抵抗による動作速度の遅延を抑
制し、自動配置配線等を可能にすることができる。以
下、従来の半導体装置の多層配線構造及びその製造工程
を2層Al配線構造を例に説明する。図11は、半導体
基板上の多層配線構造を示す断面図である。シリコン半
導体基板10上にはSiO2 膜などからなる絶縁膜1を
介してAlなどの下層の配線2を形成する。下層の配線
2は、SiO2 やその他の材料からなる下層の絶縁膜3
で被覆される。この絶縁膜は、その上にさらに上層の配
線を設けなければならないので、必要により平坦化す
る。平坦化には、通常ガラスフロー法やエッチバック法
など既存の技術を用いる。この後、フォトリソグラフィ
及びエッチングによって下層の絶縁膜3にコンタクト孔
9を形成する。この後Al膜を下層の絶縁膜3及びコン
タクト孔9にスパッタリング法などにより堆積し、パタ
ーニングして上層の配線4を形成する。そして、この上
にPSGやCVDSiO2 などの上層の絶縁膜5を堆積
させる(図11(a))。
【0003】配線が2層の場合にはこの上層の絶縁膜5
は、保護絶縁膜となるが、さらに層を重ねるなら、この
絶縁膜は層間絶縁膜となる。その場合は、上層の絶縁膜
5にコンタクト孔を形成し、第3の配線やさらに絶縁膜
を介して第4、第5の配線を形成する。また、他の方法
としては、下層の絶縁膜3にコンタクト孔を形成して下
層の配線2をコンタクト孔内に露出させる。そして、コ
ンタクト孔内に接続配線7となるタングステンを選択成
長させ、この後下層の絶縁膜3にAl膜を堆積し、パタ
ーニングして上層の配線4を形成する方法がある。上層
の配線4の上にはさらに、CVDSiO2 などの上層の
絶縁膜5を施す(図11(b))。配線をさらに重ねる
場合には、前記の例と同様に層間絶縁膜を形成する度に
コンタクト孔を形成し、ここに接続配線を堆積してい
く。このコンタクト孔を形成する他の従来例では、下層
の配線がゲート電極である場合に、このゲート電極と上
層の配線を電気的に接続する方法がある(特開昭63−
127551号公報参照)。コンタクト孔を上層の配線
の上に形成された上層の絶縁膜からゲート電極まで1度
に形成する方法である。このコンタクト孔内には例え
ば、タングステン(W)の選択成長により接続配線を成
長させる。
は、保護絶縁膜となるが、さらに層を重ねるなら、この
絶縁膜は層間絶縁膜となる。その場合は、上層の絶縁膜
5にコンタクト孔を形成し、第3の配線やさらに絶縁膜
を介して第4、第5の配線を形成する。また、他の方法
としては、下層の絶縁膜3にコンタクト孔を形成して下
層の配線2をコンタクト孔内に露出させる。そして、コ
ンタクト孔内に接続配線7となるタングステンを選択成
長させ、この後下層の絶縁膜3にAl膜を堆積し、パタ
ーニングして上層の配線4を形成する方法がある。上層
の配線4の上にはさらに、CVDSiO2 などの上層の
絶縁膜5を施す(図11(b))。配線をさらに重ねる
場合には、前記の例と同様に層間絶縁膜を形成する度に
コンタクト孔を形成し、ここに接続配線を堆積してい
く。このコンタクト孔を形成する他の従来例では、下層
の配線がゲート電極である場合に、このゲート電極と上
層の配線を電気的に接続する方法がある(特開昭63−
127551号公報参照)。コンタクト孔を上層の配線
の上に形成された上層の絶縁膜からゲート電極まで1度
に形成する方法である。このコンタクト孔内には例え
ば、タングステン(W)の選択成長により接続配線を成
長させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】多層配線構造における
配線間の接続は、従来から前述のような方法で行われて
いた。しかし、例えば、図11(a)に示すコンタクト
孔形成後スパッタリング法によって上層の配線を形成す
る方法では、コンタクト孔内にAlが均一に形成され
ず、配線の段切れが起こり、配線不良が問題となってい
る。この傾向は半導体装置の微細化が進んで、コンタク
ト孔の口径が小さくなり、さらに、多層配線の積層数が
増えていわゆるアスペクト比が増大するに連れて著しく
なる。また、図11(b)に示す選択成長による接続配
線を利用する方法では、コンタクト孔内に接続配線とな
るタングステンを選択成長させる際に、Alとの密着性
を良くするためにタングステン表面をArイオンで処理
した後上層の配線となるAl膜を形成しているが、この
Arイオン照射により半導体装置を構成するトランジス
タのゲート酸化膜が破壊される事がある。
配線間の接続は、従来から前述のような方法で行われて
いた。しかし、例えば、図11(a)に示すコンタクト
孔形成後スパッタリング法によって上層の配線を形成す
る方法では、コンタクト孔内にAlが均一に形成され
ず、配線の段切れが起こり、配線不良が問題となってい
る。この傾向は半導体装置の微細化が進んで、コンタク
ト孔の口径が小さくなり、さらに、多層配線の積層数が
増えていわゆるアスペクト比が増大するに連れて著しく
なる。また、図11(b)に示す選択成長による接続配
線を利用する方法では、コンタクト孔内に接続配線とな
るタングステンを選択成長させる際に、Alとの密着性
を良くするためにタングステン表面をArイオンで処理
した後上層の配線となるAl膜を形成しているが、この
Arイオン照射により半導体装置を構成するトランジス
タのゲート酸化膜が破壊される事がある。
【0005】さらに、前記他の従来例の上層の絶縁膜か
らゲート酸化膜までコンタクト孔を1度に形成する方法
では、接続配線を用いても成長と同時に上層の配線と下
層の配線とは接続されてしまうので上記のような問題は
生じないが、この場合は、次のような問題がある。図1
2は、この方法を説明する半導体装置の半導体基板の部
分断面図である。コンタクト孔9を形成するには、フォ
トエッチングにより、上層の絶縁膜5、上層の配線4及
び下層の絶縁膜3をエッチングして、下層の配線2の表
面を露出させる。そして、このコンタクト孔9内にタン
グステンの接続配線7を選択成長させる。この時コンタ
クト孔9内に露出している上層の配線4及び下層の配線
2は、成長種となり、タングステンは、ここから成長し
ていく。しかし、この方法は高集積化が進んでコンタク
ト孔のアスペクト比(深さd/幅W)が1以上に増大す
る半導体装置に適用することは困難である。
らゲート酸化膜までコンタクト孔を1度に形成する方法
では、接続配線を用いても成長と同時に上層の配線と下
層の配線とは接続されてしまうので上記のような問題は
生じないが、この場合は、次のような問題がある。図1
2は、この方法を説明する半導体装置の半導体基板の部
分断面図である。コンタクト孔9を形成するには、フォ
トエッチングにより、上層の絶縁膜5、上層の配線4及
び下層の絶縁膜3をエッチングして、下層の配線2の表
面を露出させる。そして、このコンタクト孔9内にタン
グステンの接続配線7を選択成長させる。この時コンタ
クト孔9内に露出している上層の配線4及び下層の配線
2は、成長種となり、タングステンは、ここから成長し
ていく。しかし、この方法は高集積化が進んでコンタク
ト孔のアスペクト比(深さd/幅W)が1以上に増大す
る半導体装置に適用することは困難である。
【0006】即ち、この方法では、成長種が2か所に在
るので、上層の配線4の成長種におけるタングステンの
成長が早いと、このタングステンはキャップ71になっ
てしまい、下層の配線2の成長種からはタングステンが
十分に成長せず、その結果、接続配線7は、2つに別れ
その間に空間が生じることがあった。さらに、従来方法
の問題は、配線の2層間を接続する度にその間の層間絶
縁膜をエッチングしてコンタクト孔を形成していかなけ
ればならなかったので、製造工程数が多くなることであ
った。本発明は、この様な事情によってなされたもので
あり、電気特性に優れ、高集積化に対応できる半導体装
置及び製造工程の簡単な多層配線構造を有する半導体装
置の製造方法を提供する事を目的にしている。
るので、上層の配線4の成長種におけるタングステンの
成長が早いと、このタングステンはキャップ71になっ
てしまい、下層の配線2の成長種からはタングステンが
十分に成長せず、その結果、接続配線7は、2つに別れ
その間に空間が生じることがあった。さらに、従来方法
の問題は、配線の2層間を接続する度にその間の層間絶
縁膜をエッチングしてコンタクト孔を形成していかなけ
ればならなかったので、製造工程数が多くなることであ
った。本発明は、この様な事情によってなされたもので
あり、電気特性に優れ、高集積化に対応できる半導体装
置及び製造工程の簡単な多層配線構造を有する半導体装
置の製造方法を提供する事を目的にしている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、多層配線の上
下に配置された配線間を電気的に接続するに際し、この
上下に配置された配線間にダミー配線を介在させること
を特徴としている。本発明の半導体装置は多層配線がそ
の上に形成された半導体基板と、前記半導体基板上に形
成されている前記多層配線の任意の下層の配線と、前記
下層の配線が被覆されるように前記半導体基板上に形成
された少なくとも1層からなる下層の絶縁膜と、前記下
層の絶縁膜の上に形成された前記多層配線の任意の上層
の配線と、前記上層の配線を被覆するように前記半導体
基板上に形成された上層の絶縁膜と、前記下層の絶縁膜
中に形成され、前記上層の配線と前記半導体基板表面又
は前記下層の配線との間に配置されているダミー配線
と、前記上層の絶縁膜、前記上層の配線、前記ダミー配
線及び前記下層の絶縁膜を通し、前記半導体基板表面又
は前記下層の配線が露出するように形成され、その側壁
において前記上層の配線及び前記ダミー配線が露出して
いるコンタクト孔内に充填していて前記上層の配線と前
記半導体基板表面又は前記下層の配線とを電気的に接続
する接続配線とを備えていることを特徴としている。
下に配置された配線間を電気的に接続するに際し、この
上下に配置された配線間にダミー配線を介在させること
を特徴としている。本発明の半導体装置は多層配線がそ
の上に形成された半導体基板と、前記半導体基板上に形
成されている前記多層配線の任意の下層の配線と、前記
下層の配線が被覆されるように前記半導体基板上に形成
された少なくとも1層からなる下層の絶縁膜と、前記下
層の絶縁膜の上に形成された前記多層配線の任意の上層
の配線と、前記上層の配線を被覆するように前記半導体
基板上に形成された上層の絶縁膜と、前記下層の絶縁膜
中に形成され、前記上層の配線と前記半導体基板表面又
は前記下層の配線との間に配置されているダミー配線
と、前記上層の絶縁膜、前記上層の配線、前記ダミー配
線及び前記下層の絶縁膜を通し、前記半導体基板表面又
は前記下層の配線が露出するように形成され、その側壁
において前記上層の配線及び前記ダミー配線が露出して
いるコンタクト孔内に充填していて前記上層の配線と前
記半導体基板表面又は前記下層の配線とを電気的に接続
する接続配線とを備えていることを特徴としている。
【0008】前記ダミー配線は、前記多層配線と前記接
続配線を介してのみ電気的に接続していることができ
る。前記ダミー配線は、複数の配線層からなることがで
きる。前記ダミー配線の配線層の内少なくとも1層は、
前記多層配線の内の1層から延在させることができる。
前記上層の配線又は前記下層の配線もしくはその双方に
はバイパスが形成されており、前記コンタクト孔は、そ
のバイパスに形成させることができる。また、本発明の
半導体装置の製造方法は、半導体基板に下層の配線を形
成する工程と、前記下層の配線が形成された前記半導体
基板上に絶縁膜を介してダミー配線を形成する工程と、
前記ダミー配線が形成された前記半導体基板上に絶縁膜
を介して上層の配線を形成する工程と、前記上層の配線
を被覆するように前記半導体基板に上層の絶縁膜を形成
する工程と、前記上層の絶縁膜、前記上層の配線、前記
上層の配線と下層の配線との間に形成された絶縁膜、前
記ダミー配線を順次エッチングして前記下層の配線又は
前記半導体基板表面を露出させ、前記上層の絶縁膜、前
記上層の配線、前記絶縁膜、前記ダミー配線及び前記下
層の配線又は前記半導体基板表面で囲まれたコンタクト
孔を形成する工程と、前記コンタクト孔内に露出してい
る前記上層の配線、前記ダミー配線及び前記下層の配線
又は前記半導体基板表面上に接続配線を選択成長させる
ことにより前記上層の配線、前記ダミー配線及び前記下
層の配線又は前記半導体基板表面とを電気的に接続する
工程とを備えていることを特徴としている。
続配線を介してのみ電気的に接続していることができ
る。前記ダミー配線は、複数の配線層からなることがで
きる。前記ダミー配線の配線層の内少なくとも1層は、
前記多層配線の内の1層から延在させることができる。
前記上層の配線又は前記下層の配線もしくはその双方に
はバイパスが形成されており、前記コンタクト孔は、そ
のバイパスに形成させることができる。また、本発明の
半導体装置の製造方法は、半導体基板に下層の配線を形
成する工程と、前記下層の配線が形成された前記半導体
基板上に絶縁膜を介してダミー配線を形成する工程と、
前記ダミー配線が形成された前記半導体基板上に絶縁膜
を介して上層の配線を形成する工程と、前記上層の配線
を被覆するように前記半導体基板に上層の絶縁膜を形成
する工程と、前記上層の絶縁膜、前記上層の配線、前記
上層の配線と下層の配線との間に形成された絶縁膜、前
記ダミー配線を順次エッチングして前記下層の配線又は
前記半導体基板表面を露出させ、前記上層の絶縁膜、前
記上層の配線、前記絶縁膜、前記ダミー配線及び前記下
層の配線又は前記半導体基板表面で囲まれたコンタクト
孔を形成する工程と、前記コンタクト孔内に露出してい
る前記上層の配線、前記ダミー配線及び前記下層の配線
又は前記半導体基板表面上に接続配線を選択成長させる
ことにより前記上層の配線、前記ダミー配線及び前記下
層の配線又は前記半導体基板表面とを電気的に接続する
工程とを備えていることを特徴としている。
【0009】
【作用】ダミー配線は接続配線が充填される絶縁膜のコ
ンタクト孔内に露出している。このため、接続配線は、
コンタクト孔内において、その内に露出する上層の配線
や下層の配線と同じ様に成長種になってそこからタング
ステンが選択的に成長を始め最終的に配線間が確実に電
気的に接続される。
ンタクト孔内に露出している。このため、接続配線は、
コンタクト孔内において、その内に露出する上層の配線
や下層の配線と同じ様に成長種になってそこからタング
ステンが選択的に成長を始め最終的に配線間が確実に電
気的に接続される。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。まず、図1乃至図5を参照して第1の実施例を説
明する。図1は、半導体装置の多層配線構造を示す図2
のA−A′部分の断面図、図2は、その配線部分を説明
する平面図である。そして、図3乃至図5は、その製造
工程断面図である。基板として、MOSトランジスタな
どが形成された素子領域(図示せず)を有するシリコン
半導体基板10を用意する。この基板10は、熱処理な
どにより形成された、例えば、SiO2 のような絶縁膜
1で被覆されている。この絶縁膜1の上に所定の配線パ
ターンを備えたAlなどの下層の配線2が形成され、こ
の下層の配線2を被覆するように半導体基板10の上に
は、例えば、CVDSiO2 のような下層の絶縁膜3が
形成されている。下層の絶縁膜3は、少なくとも1層の
絶縁膜からなり、その中にAlなどからなるダミー配線
20が配置されている。下層の絶縁膜3の表面には、所
定の配線パターンを備えたAlなどの上層の配線4が形
成されている。この配線は、CVDSiO2 のような上
層の絶縁膜5によって被覆保護されている。この構造に
おいて、上層の絶縁膜5から下層の配線2が露出される
まで1通したコンタクト孔9が形成されている。
する。まず、図1乃至図5を参照して第1の実施例を説
明する。図1は、半導体装置の多層配線構造を示す図2
のA−A′部分の断面図、図2は、その配線部分を説明
する平面図である。そして、図3乃至図5は、その製造
工程断面図である。基板として、MOSトランジスタな
どが形成された素子領域(図示せず)を有するシリコン
半導体基板10を用意する。この基板10は、熱処理な
どにより形成された、例えば、SiO2 のような絶縁膜
1で被覆されている。この絶縁膜1の上に所定の配線パ
ターンを備えたAlなどの下層の配線2が形成され、こ
の下層の配線2を被覆するように半導体基板10の上に
は、例えば、CVDSiO2 のような下層の絶縁膜3が
形成されている。下層の絶縁膜3は、少なくとも1層の
絶縁膜からなり、その中にAlなどからなるダミー配線
20が配置されている。下層の絶縁膜3の表面には、所
定の配線パターンを備えたAlなどの上層の配線4が形
成されている。この配線は、CVDSiO2 のような上
層の絶縁膜5によって被覆保護されている。この構造に
おいて、上層の絶縁膜5から下層の配線2が露出される
まで1通したコンタクト孔9が形成されている。
【0011】当然ダミー配線20も少なくとも1部はコ
ンタクト孔に含まれている。そしてこの中に、例えば、
タングステンのような高融点金属の接続配線7が充填し
ていて、上層の配線4と下層の配線2とが電気的に接続
されている。ダミー配線20は、この実施例ではこの接
続配線7を介して以外に他の配線との電気的な接続は無
く、四角形又は長方形のような形状を有しているが、本
発明は、このような形状に限定されるものではない。次
に、その製造方法について説明する。例えば、P型など
のシリコン半導体基板10に絶縁膜1を熱処理などによ
り形成し、その後、その上に約6000オングストロ−
ム厚のAl膜をスパッタリングなどにより形成し、これ
をパターニングして配線幅が1.2μm程度の下層のA
l配線2を形成する。その後、この上にCVD法により
SiO2 膜を形成し、これを平坦化して下層の配線2の
上にCVDSiO2 の層間絶縁膜31を形成する(図
3)。
ンタクト孔に含まれている。そしてこの中に、例えば、
タングステンのような高融点金属の接続配線7が充填し
ていて、上層の配線4と下層の配線2とが電気的に接続
されている。ダミー配線20は、この実施例ではこの接
続配線7を介して以外に他の配線との電気的な接続は無
く、四角形又は長方形のような形状を有しているが、本
発明は、このような形状に限定されるものではない。次
に、その製造方法について説明する。例えば、P型など
のシリコン半導体基板10に絶縁膜1を熱処理などによ
り形成し、その後、その上に約6000オングストロ−
ム厚のAl膜をスパッタリングなどにより形成し、これ
をパターニングして配線幅が1.2μm程度の下層のA
l配線2を形成する。その後、この上にCVD法により
SiO2 膜を形成し、これを平坦化して下層の配線2の
上にCVDSiO2 の層間絶縁膜31を形成する(図
3)。
【0012】ついで、層間絶縁膜31の上に約6000
オングストロ−ム厚のAl膜をスパッタリングなどによ
り形成し、これをパターニングして配線幅が1.2μm
程度のAlのダミー配線20を形成する。その後、ダミ
ー配線20を被覆するようにCVD法によりSiO2 膜
を形成し、これを平坦化してダミー配線20の上にCV
DSiO2 の層間絶縁膜32を形成する。ついで、層間
絶縁膜32の上に約6000オングストロ−ム厚のAl
膜をスパッタリングなどにより形成し、これをパターニ
ングして配線幅が1.2μm程度の上層のAl配線4を
形成する。その後、上層の配線4を被覆するようにCV
DSiO2 の上層の絶縁膜5を形成する(図4)。つい
で、フォトレジスト6を上層の絶縁膜5の上に塗布して
から、フォトリソグラフィによってこれをパターニング
する。そして、このパターニングされたフォトレジスト
6をマスクとし、Cl2 ガスやCHF3 ガスを主体にし
たRIEなどの異方性エッチングによって上層の絶縁膜
5の表面から下方へ下層の配線2が露出するまでエッチ
ングを行って、大体1.5μm角のコンタクト孔9を形
成する(図5)。図示のように、コンタクト孔9内に
は、それぞれ下層の配線2、ダミー配線20及び上層の
配線4がその側壁や底面に露出している。これら露出し
た配線部分が選択成長の成長種になる。
オングストロ−ム厚のAl膜をスパッタリングなどによ
り形成し、これをパターニングして配線幅が1.2μm
程度のAlのダミー配線20を形成する。その後、ダミ
ー配線20を被覆するようにCVD法によりSiO2 膜
を形成し、これを平坦化してダミー配線20の上にCV
DSiO2 の層間絶縁膜32を形成する。ついで、層間
絶縁膜32の上に約6000オングストロ−ム厚のAl
膜をスパッタリングなどにより形成し、これをパターニ
ングして配線幅が1.2μm程度の上層のAl配線4を
形成する。その後、上層の配線4を被覆するようにCV
DSiO2 の上層の絶縁膜5を形成する(図4)。つい
で、フォトレジスト6を上層の絶縁膜5の上に塗布して
から、フォトリソグラフィによってこれをパターニング
する。そして、このパターニングされたフォトレジスト
6をマスクとし、Cl2 ガスやCHF3 ガスを主体にし
たRIEなどの異方性エッチングによって上層の絶縁膜
5の表面から下方へ下層の配線2が露出するまでエッチ
ングを行って、大体1.5μm角のコンタクト孔9を形
成する(図5)。図示のように、コンタクト孔9内に
は、それぞれ下層の配線2、ダミー配線20及び上層の
配線4がその側壁や底面に露出している。これら露出し
た配線部分が選択成長の成長種になる。
【0013】ついで、フォトレジスト6を除去してか
ら、例えば、6弗化タングステン及び水素ガスを用いた
選択成長法により、ガス圧が約0.2torr、成長時間が
60分程度でタングステンを前述の成長種から成長させ
ていき、最終的に1つの接続配線7をコンタクト孔9に
形成する(図1)。ダミー配線は、その形状は任意であ
り、又、成長種としての役割を果たすことができれば、
コンタクト孔内にほんの一部露出していても十分であ
る。また、層間絶縁膜31、32は下層の絶縁膜3を構
成する。このダミー配線が存在するために、接続配線
は、均一に成長して、図12に示すようなコンタクト孔
内の上方にタングステンのキャップ71が形成されず、
電気特性の優れた配線接続が実現できる。又、配線形成
が終了してから必要な箇所に配線間の接続が適宜出来る
ようになる。ダミー配線は、図1のように1層だけでは
なく、2層、3層以上にすることにより、例えば、アス
ペクト比(d/W)が5以上のゲ−トアレイの多層配線
構造に適用することができる。
ら、例えば、6弗化タングステン及び水素ガスを用いた
選択成長法により、ガス圧が約0.2torr、成長時間が
60分程度でタングステンを前述の成長種から成長させ
ていき、最終的に1つの接続配線7をコンタクト孔9に
形成する(図1)。ダミー配線は、その形状は任意であ
り、又、成長種としての役割を果たすことができれば、
コンタクト孔内にほんの一部露出していても十分であ
る。また、層間絶縁膜31、32は下層の絶縁膜3を構
成する。このダミー配線が存在するために、接続配線
は、均一に成長して、図12に示すようなコンタクト孔
内の上方にタングステンのキャップ71が形成されず、
電気特性の優れた配線接続が実現できる。又、配線形成
が終了してから必要な箇所に配線間の接続が適宜出来る
ようになる。ダミー配線は、図1のように1層だけでは
なく、2層、3層以上にすることにより、例えば、アス
ペクト比(d/W)が5以上のゲ−トアレイの多層配線
構造に適用することができる。
【0014】次に、図6を参照して第2の実施例を説明
する。前記実施例では、ダミー配線は、他の多層配線と
は独立しており、単に接続配線を選択成長させるための
成長種に用いられるものである。この実施例は、ダミー
配線が多層配線の一部を利用することを特徴としてい
る。シリコン半導体基板10は、SiO2 のような絶縁
膜1で被覆されている。この絶縁膜1の上に所定の配線
パターンを備えたAlなどの下層の配線2が形成され、
この下層の配線2を被覆するように半導体基板10の上
には、CVDSiO2 のような層間絶縁膜31が形成さ
れている。層間絶縁膜31の上には、所定の配線パター
ンを有する第1のダミー配線21が形成されている。こ
のダミー配線21の上に層間絶縁膜32を介して所定の
配線パターンを有する第2のダミー配線22が形成され
ている。第2のダミー配線22は、層間絶縁膜33に被
覆され、その上には、所定の配線パターンを備えたAl
などの上層の配線4が形成されている。この配線はCV
DSiO2 のような上層の絶縁膜5によって被覆保護さ
れている。
する。前記実施例では、ダミー配線は、他の多層配線と
は独立しており、単に接続配線を選択成長させるための
成長種に用いられるものである。この実施例は、ダミー
配線が多層配線の一部を利用することを特徴としてい
る。シリコン半導体基板10は、SiO2 のような絶縁
膜1で被覆されている。この絶縁膜1の上に所定の配線
パターンを備えたAlなどの下層の配線2が形成され、
この下層の配線2を被覆するように半導体基板10の上
には、CVDSiO2 のような層間絶縁膜31が形成さ
れている。層間絶縁膜31の上には、所定の配線パター
ンを有する第1のダミー配線21が形成されている。こ
のダミー配線21の上に層間絶縁膜32を介して所定の
配線パターンを有する第2のダミー配線22が形成され
ている。第2のダミー配線22は、層間絶縁膜33に被
覆され、その上には、所定の配線パターンを備えたAl
などの上層の配線4が形成されている。この配線はCV
DSiO2 のような上層の絶縁膜5によって被覆保護さ
れている。
【0015】この構造において、上層の絶縁膜5から下
層の配線2が露出されるまで1通したコンタクト孔9が
形成されている。当然ダミー配線21、22も少なくと
も1部はコンタクト孔内壁に露出している。そして、こ
の中に、例えば、タングステンのような高融点金属の接
続配線7が充填されていて、上層の配線4と、第2のダ
ミー配線22と、第1のダミー配線21と、下層の配線
2とが電気的に接続されている。ダミー配線は、単なる
選択成長の成長種ではなく、多層配線の一部を構成して
いる。即ち、下層の配線2を多層配線の第1層目のAl
配線とすると、第1のダミー配線は、第2層目のAl配
線であり、第2のダミー配線は、第3層目のAl配線で
あり、上層の配線は第4層目のAl配線である。そし
て、この実施例では、4層の多層配線の相互接続が1度
のコンタクト孔形成によって容易に達成することができ
る。
層の配線2が露出されるまで1通したコンタクト孔9が
形成されている。当然ダミー配線21、22も少なくと
も1部はコンタクト孔内壁に露出している。そして、こ
の中に、例えば、タングステンのような高融点金属の接
続配線7が充填されていて、上層の配線4と、第2のダ
ミー配線22と、第1のダミー配線21と、下層の配線
2とが電気的に接続されている。ダミー配線は、単なる
選択成長の成長種ではなく、多層配線の一部を構成して
いる。即ち、下層の配線2を多層配線の第1層目のAl
配線とすると、第1のダミー配線は、第2層目のAl配
線であり、第2のダミー配線は、第3層目のAl配線で
あり、上層の配線は第4層目のAl配線である。そし
て、この実施例では、4層の多層配線の相互接続が1度
のコンタクト孔形成によって容易に達成することができ
る。
【0016】次に、図7を参照して第3の実施例を説明
する。この実施例では、下層の配線構造及びコンタクト
孔の形成方法に特徴がある。基板として、MOSトラン
ジスタなどが形成された素子領域(図示せず)を有する
シリコン半導体基板10を用意する。この基板10の絶
縁膜1の上に所定の配線パターンを備えたAlなどの下
層の配線2を形成する。この下層の配線2を被覆するよ
うに半導体基板10の上に、CVDSiO2 のような下
層の絶縁膜3を形成する。下層の絶縁膜3は、少なくと
も1層の絶縁膜からなり、その中にAlなどからなるダ
ミー配線20を配置形成する。下層の絶縁膜3の表面に
は、所定の配線パターンを備えたAlなどの上層の配線
4を形成する。この配線はCVDSiO2 のような上層
の絶縁膜5によって被覆保護されている。この構造にお
いて、上層の絶縁膜5から下層の配線2が露出されるま
で1通したコンタクト孔9を異方性エッチングにより形
成する。このとき下層の配線2もエッチングして下の絶
縁膜1を露出させる。この様に、下層の配線2をエッチ
ングするとコンタクト孔9の中に露出するこの配線の露
出面積が小さくなるが、選択成長を十分行うことができ
れば下層の配線を部分的にエッチング除去しても良いの
で、オーバーエッチングを無くすように配慮する必要は
ない。この中に、例えば、タングステンのような高融点
金属の接続配線7が充填していて、上層の配線4と下層
の配線2とが電気的に接続される。
する。この実施例では、下層の配線構造及びコンタクト
孔の形成方法に特徴がある。基板として、MOSトラン
ジスタなどが形成された素子領域(図示せず)を有する
シリコン半導体基板10を用意する。この基板10の絶
縁膜1の上に所定の配線パターンを備えたAlなどの下
層の配線2を形成する。この下層の配線2を被覆するよ
うに半導体基板10の上に、CVDSiO2 のような下
層の絶縁膜3を形成する。下層の絶縁膜3は、少なくと
も1層の絶縁膜からなり、その中にAlなどからなるダ
ミー配線20を配置形成する。下層の絶縁膜3の表面に
は、所定の配線パターンを備えたAlなどの上層の配線
4を形成する。この配線はCVDSiO2 のような上層
の絶縁膜5によって被覆保護されている。この構造にお
いて、上層の絶縁膜5から下層の配線2が露出されるま
で1通したコンタクト孔9を異方性エッチングにより形
成する。このとき下層の配線2もエッチングして下の絶
縁膜1を露出させる。この様に、下層の配線2をエッチ
ングするとコンタクト孔9の中に露出するこの配線の露
出面積が小さくなるが、選択成長を十分行うことができ
れば下層の配線を部分的にエッチング除去しても良いの
で、オーバーエッチングを無くすように配慮する必要は
ない。この中に、例えば、タングステンのような高融点
金属の接続配線7が充填していて、上層の配線4と下層
の配線2とが電気的に接続される。
【0017】次に、図8を参照して第4の実施例を説明
する。図は、半導体基板の平面図である。上層の配線又
は下層の配線あるいはその双方にバイパスを形成すれ
ば、コンタクト孔を形成する位置を決定する自由度が増
す。図では、下層の配線2にバイパス23を形成してい
る。このバイパス23の上に層間絶縁膜を介してダミー
配線20および上層の配線4を順次形成してから、上層
の絶縁膜5を形成し、この上からコンタクト孔9を形成
する(図5参照)。バイパスは、半導体基板上の任意の
マージン部分に形成することができるので、これを利用
することにより、半導体装置を設計する自由度が大きく
なる。
する。図は、半導体基板の平面図である。上層の配線又
は下層の配線あるいはその双方にバイパスを形成すれ
ば、コンタクト孔を形成する位置を決定する自由度が増
す。図では、下層の配線2にバイパス23を形成してい
る。このバイパス23の上に層間絶縁膜を介してダミー
配線20および上層の配線4を順次形成してから、上層
の絶縁膜5を形成し、この上からコンタクト孔9を形成
する(図5参照)。バイパスは、半導体基板上の任意の
マージン部分に形成することができるので、これを利用
することにより、半導体装置を設計する自由度が大きく
なる。
【0018】次いで、図9及び図10を参照して、本発
明に係る半導体装置の接続配線を形成するための他の方
法について説明する。図9は、半導体装置の半導体基板
の図10に示すB−B′部分の断面図であり、図10
は、その概略平面図を示している。集積回路やトランジ
スタ等が形成されているシリコン半導体基板10を熱酸
化処理などによるSiO2 の絶縁膜1で被覆し、その上
にスパッタリング法などで下層のAl配線2を形成す
る。その下層の配線2を被覆するようにCVDSiO2
の層間絶縁膜31を堆積させる。その後その上にほぼ四
角形のダミー配線20をスパッタリングで形成する。つ
ぎに、そのダミー配線20を被覆するようにCVDSi
O2 の層間絶縁膜32を形成する。層間絶縁膜31、3
2は下層の絶縁膜3を構成している。そして、この上に
スパッタリングなどで上層のAl配線4を形成する。上
層の配線4は、下層の配線とは、例えば、直角に交差す
るように形成する。この上にCVDSiO2 の上層の絶
縁膜5を形成する。この絶縁膜5の上にフォトレジスト
(図示せず)を塗布し、これをパターニングして絶縁膜
5をエッチングする所定の開口部を持ったマスクとす
る。
明に係る半導体装置の接続配線を形成するための他の方
法について説明する。図9は、半導体装置の半導体基板
の図10に示すB−B′部分の断面図であり、図10
は、その概略平面図を示している。集積回路やトランジ
スタ等が形成されているシリコン半導体基板10を熱酸
化処理などによるSiO2 の絶縁膜1で被覆し、その上
にスパッタリング法などで下層のAl配線2を形成す
る。その下層の配線2を被覆するようにCVDSiO2
の層間絶縁膜31を堆積させる。その後その上にほぼ四
角形のダミー配線20をスパッタリングで形成する。つ
ぎに、そのダミー配線20を被覆するようにCVDSi
O2 の層間絶縁膜32を形成する。層間絶縁膜31、3
2は下層の絶縁膜3を構成している。そして、この上に
スパッタリングなどで上層のAl配線4を形成する。上
層の配線4は、下層の配線とは、例えば、直角に交差す
るように形成する。この上にCVDSiO2 の上層の絶
縁膜5を形成する。この絶縁膜5の上にフォトレジスト
(図示せず)を塗布し、これをパターニングして絶縁膜
5をエッチングする所定の開口部を持ったマスクとす
る。
【0019】まず、このマスクを用いてCHF3 ガスを
主体にしたRIEなどの異方性エッチングにより上層の
絶縁膜5をエッチングし、上層の配線4が半分ほど露出
するまでこのエッチングを続ける。ついで、Cl2 ガス
を主体としたRIEにより上層の配線4を露出した部分
からエッチングをはじめ、前記所定の開口部の範囲で上
層の配線4が除去されるまで続ける。所定の開口部内で
上層の配線4が無くなった後は、この配線4の跡にした
がって層間絶縁膜32をダミー配線20が半分ほど露出
するまで自己整合的にCHF3 ガスを主体とするRIE
でエッチングを続ける。ダミー配線20が半分ほど露出
した後は、Cl2 ガスを主体としたRIEによりダミー
配線20を露出した部分からエッチングをはじめ、前記
所定の開口部の範囲でダミー配線20が除去されるまで
続ける。所定の開口部内でダミー配線20が無くなった
後は、この配線20及び前記上層の配線の跡にしたがっ
て層間絶縁膜31、32を自己整合的にCHF3 ガスを
主体とするRIEで下層の配線4が露出するまでエッチ
ングを続け、コンタクト孔9を形成する。
主体にしたRIEなどの異方性エッチングにより上層の
絶縁膜5をエッチングし、上層の配線4が半分ほど露出
するまでこのエッチングを続ける。ついで、Cl2 ガス
を主体としたRIEにより上層の配線4を露出した部分
からエッチングをはじめ、前記所定の開口部の範囲で上
層の配線4が除去されるまで続ける。所定の開口部内で
上層の配線4が無くなった後は、この配線4の跡にした
がって層間絶縁膜32をダミー配線20が半分ほど露出
するまで自己整合的にCHF3 ガスを主体とするRIE
でエッチングを続ける。ダミー配線20が半分ほど露出
した後は、Cl2 ガスを主体としたRIEによりダミー
配線20を露出した部分からエッチングをはじめ、前記
所定の開口部の範囲でダミー配線20が除去されるまで
続ける。所定の開口部内でダミー配線20が無くなった
後は、この配線20及び前記上層の配線の跡にしたがっ
て層間絶縁膜31、32を自己整合的にCHF3 ガスを
主体とするRIEで下層の配線4が露出するまでエッチ
ングを続け、コンタクト孔9を形成する。
【0020】次いで、このコンタクト孔9内に露出して
いる上層の配線4、ダミー配線20及び下層の配線2の
表面を成長種として選択成長を行ってタングステンの接
続配線7を形成する。最後に、この上層の絶縁膜5を被
覆するようにBPSGなどの保護絶縁膜8を形成する。
このような方法でコンタクト孔を形成するとその開口部
が、例えば、1.5μm角で形成しても最終的にはコン
タクト孔の断面積は、1.2μm角程度の配線幅程度に
小さく形成できる。即ち、フォトマスクを用いて開口部
分の断面積91を大きくし、次のエッチングでその断面
積92を上層の配線に合わせて縮小し、更に、ダミー配
線の大きさに合わせてその断面積93を小さくする事が
できる。この方法は半導体装置の微細加工処理に有利で
ある。
いる上層の配線4、ダミー配線20及び下層の配線2の
表面を成長種として選択成長を行ってタングステンの接
続配線7を形成する。最後に、この上層の絶縁膜5を被
覆するようにBPSGなどの保護絶縁膜8を形成する。
このような方法でコンタクト孔を形成するとその開口部
が、例えば、1.5μm角で形成しても最終的にはコン
タクト孔の断面積は、1.2μm角程度の配線幅程度に
小さく形成できる。即ち、フォトマスクを用いて開口部
分の断面積91を大きくし、次のエッチングでその断面
積92を上層の配線に合わせて縮小し、更に、ダミー配
線の大きさに合わせてその断面積93を小さくする事が
できる。この方法は半導体装置の微細加工処理に有利で
ある。
【0021】以上、前述の実施例では、配線材料にAl
を用いているが、本発明は、これに限らず、多結晶シリ
コン、Cu、高融点金属シリサイド、多結晶シリコンと
シリサイドの複合膜であるポリサイド膜などを利用する
ことができる。また、配線となるAl膜の下地層に窒化
物などからなるバリアメタルを用いることもできる。接
続配線には、タングステンに限らず、その他の高融点金
属、例えば、Mo、Ti、Taなどを用いることができ
る。また、本発明は、シリコンに限らず、GaAs、G
eなど既存のどの様な半導体にも適用することができ
る。これら実施例では、多層配線構造の任意の配線間接
続について説明したが、ゲ−ト電極と配線間の接続、ソ
ース、ドレイン領域など半導体基板の所定の領域と配線
間の接続などに適用することが可能である。また、配線
層が幾つか離れている配線間の接続でも容易にかつ確実
に接続することができる。
を用いているが、本発明は、これに限らず、多結晶シリ
コン、Cu、高融点金属シリサイド、多結晶シリコンと
シリサイドの複合膜であるポリサイド膜などを利用する
ことができる。また、配線となるAl膜の下地層に窒化
物などからなるバリアメタルを用いることもできる。接
続配線には、タングステンに限らず、その他の高融点金
属、例えば、Mo、Ti、Taなどを用いることができ
る。また、本発明は、シリコンに限らず、GaAs、G
eなど既存のどの様な半導体にも適用することができ
る。これら実施例では、多層配線構造の任意の配線間接
続について説明したが、ゲ−ト電極と配線間の接続、ソ
ース、ドレイン領域など半導体基板の所定の領域と配線
間の接続などに適用することが可能である。また、配線
層が幾つか離れている配線間の接続でも容易にかつ確実
に接続することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以上の構成により、半導体装
置の多層配線間を接続するにあたり、配線間を接続する
接続配線が形成されるコンタクト孔は、多層配線パター
ンが形成されてから一気に形成されるので多層配線が4
層でも5層以上でも製造工程が簡単になる。また、ダミ
ー配線が接続配線の電気的な特性を安定させることがで
きる。
置の多層配線間を接続するにあたり、配線間を接続する
接続配線が形成されるコンタクト孔は、多層配線パター
ンが形成されてから一気に形成されるので多層配線が4
層でも5層以上でも製造工程が簡単になる。また、ダミ
ー配線が接続配線の電気的な特性を安定させることがで
きる。
【図1】本発明の第1の実施例の半導体装置の断面図。
【図2】図1の半導体装置の平面図。
【図3】第1の実施例の半導体装置の製造工程断面図。
【図4】第1の実施例の半導体装置の製造工程断面図。
【図5】第1の実施例の半導体装置の製造工程断面図。
【図6】第2の実施例の半導体装置の断面図。
【図7】第3の実施例の半導体装置の断面図。
【図8】第4の実施例の半導体装置の断面図。
【図9】本発明の半導体装置の製造工程断面図。
【図10】図9の半導体装置の平面図。
【図11】従来の半導体装置の断面図。
【図12】従来の半導体装置の製造工程断面図。
1 絶縁膜 2 下層の配線 3 下層の絶縁膜 4 上層の配線 5 上層の絶縁膜 6 フォトレジスト 7 接続配線 8 保護絶縁膜 9 コンタクト孔 10 半導体基板 20、21、22 ダミー配線 31、32、33 層間絶縁膜 23 下層の配線のバイパス 71 接続配線のキャップ 91、92、93 コンタクト孔の断面積
Claims (6)
- 【請求項1】 多層配線がその上に形成された半導体基
板と、 前記半導体基板上に形成されている前記多層配線の任意
の下層の配線と、 前記下層の配線が被覆されるように前記半導体基板上に
形成された少なくとも1層からなる下層の絶縁膜と、 前記下層の絶縁膜の上に形成された前記多層配線の任意
の上層の配線と、 前記上層の配線を被覆するように前記半導体基板上に形
成された上層の絶縁膜と、 前記下層の絶縁膜中に形成され、前記上層の配線と前記
半導体基板表面又は前記下層の配線との間に配置されて
いるダミー配線と、 前記上層の絶縁膜、前記上層の配線、前記ダミー配線及
び前記下層の絶縁膜を通し、前記半導体基板表面又は前
記下層の配線が露出するように形成され、その側壁にお
いて前記上層の配線及び前記ダミー配線が露出している
コンタクト孔内に充填していて前記上層の配線と前記半
導体基板表面又は前記下層の配線とを電気的に接続する
接続配線とを備えていることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 前記ダミー配線は、前記多層配線と前記
接続配線を介してのみ電気的に接続していることを特徴
とする請求項1に記載の半導体装置。 - 【請求項3】 前記ダミー配線は、複数の配線層からな
ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の半導
体装置。 - 【請求項4】 前記ダミー配線の配線層の内少なくとも
1層は、前記多層配線の内の1層から延在していること
を特徴とする請求項1又は請求項3に記載の半導体装
置。 - 【請求項5】 前記上層の配線又は前記下層の配線もし
くはその双方にはバイパスが形成されており、前記コン
タクト孔は、そのバイパスに形成されていることを特徴
とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の半導体
装置。 - 【請求項6】 半導体基板に下層の配線を形成する工程
と、 前記下層の配線が形成された前記半導体基板上に絶縁膜
を介してダミー配線を形成する工程と、 前記ダミー配線が形成された前記半導体基板上に絶縁膜
を介して上層の配線を形成する工程と、 前記上層の配線を被覆するように前記半導体基板に上層
の絶縁膜を形成する工程と、 前記上層の絶縁膜、前記上層の配線、前記上層の配線と
下層の配線との間に形成された絶縁膜、前記ダミー配線
を順次エッチングして前記下層の配線又は前記半導体基
板表面を露出させ、前記上層の絶縁膜、前記上層の配
線、前記絶縁膜、前記ダミー配線及び前記下層の配線又
は前記半導体基板表面で囲まれたコンタクト孔を形成す
る工程と、 前記コンタクト孔内に露出している前記上層の配線、前
記ダミー配線及び前記下層の配線又は前記半導体基板表
面上に接続配線を選択成長させる事により前記上層の配
線、前記ダミー配線及び前記下層の配線又は前記半導体
基板表面とを電気的に接続する工程とを備えていること
を特徴とする半導体装置の製造方法。
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