JPH10163315A - 半導体回路装置 - Google Patents
半導体回路装置Info
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- JPH10163315A JPH10163315A JP8317589A JP31758996A JPH10163315A JP H10163315 A JPH10163315 A JP H10163315A JP 8317589 A JP8317589 A JP 8317589A JP 31758996 A JP31758996 A JP 31758996A JP H10163315 A JPH10163315 A JP H10163315A
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Landscapes
- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
- Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】上下配線の接続状態を改善して動作速度を正常
化し、回路誤動作を未然に防止するとともに、マスクパ
ターン面積を縮小化することのできるスルーホール構造
を有する半導体回路装置を提供する。 【解決手段】スルーホールT1、T2およびT3によ
り、下地配線A1、A2およびA3が接続され、下地配
線A3はスルーホールT3の中央部に配置される。下地
配線A3と第2層目の下地配線とを接続するスルーホー
ルT3の内部には導電材料D3が埋め込まれ、当該導電
材料D3に接するように、2層目の下地配線が配置され
る埋め込み型コンタクト構造が形成される。スルーホー
ルの工程においてエッチングを行う際には、下地配線A
3より下層の工程にある導電層を下敷き配線S2として
使用することにより、更に下方に対して突き抜けること
が防止されるが、他の第1層目のスルーホールT1およ
びT2についても同様である。
化し、回路誤動作を未然に防止するとともに、マスクパ
ターン面積を縮小化することのできるスルーホール構造
を有する半導体回路装置を提供する。 【解決手段】スルーホールT1、T2およびT3によ
り、下地配線A1、A2およびA3が接続され、下地配
線A3はスルーホールT3の中央部に配置される。下地
配線A3と第2層目の下地配線とを接続するスルーホー
ルT3の内部には導電材料D3が埋め込まれ、当該導電
材料D3に接するように、2層目の下地配線が配置され
る埋め込み型コンタクト構造が形成される。スルーホー
ルの工程においてエッチングを行う際には、下地配線A
3より下層の工程にある導電層を下敷き配線S2として
使用することにより、更に下方に対して突き抜けること
が防止されるが、他の第1層目のスルーホールT1およ
びT2についても同様である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体回路装置に関
し、特に多層配線を有する半導体回路装置に関する。
し、特に多層配線を有する半導体回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の多層配線を有する半導体回路装置
の、異なる工程による配線同士間を接続するスルーホー
ル構造を示すコンタクト部分の一般的な構造が図9
(a)および(b)の平面図に示されている。図9
(a)においては、それぞれ工程の異なる第1層目のア
ルミニウム材により形成される下地配線A11、A12
およびA13と、これらの第1層目の下地配線A1
1、A12 およびA13にそれぞれ対応する第2層目
のアルミニウム材により形成される上地配線A21、A
22およびA23とを接続するコンタクト構造(以下、
スルーホールと云う)T11、T12およびT13が示
されている。図9(a)において、上地配線A23と下
地配線A13がスルーホールT13において接続されて
いる領域においては、上地配線A23および下地配線A
13には、スルーホールT13に対して各々必要な内部
寸法dおよびaが存在している。この内部寸法dおよび
aが必要となる理由は、デバイスを構成する際のプロセ
ス上の「目ズレ」または「バラツキ」により、スルーホ
ールT13が下地配線A13の外側にはみ出してしまう
という、所謂スルーホールの突き抜けが発生し、下層に
ある導電層および基板と短絡する状態となって、回路動
作的な不具合を生じるという事態を防ぐためである。
の、異なる工程による配線同士間を接続するスルーホー
ル構造を示すコンタクト部分の一般的な構造が図9
(a)および(b)の平面図に示されている。図9
(a)においては、それぞれ工程の異なる第1層目のア
ルミニウム材により形成される下地配線A11、A12
およびA13と、これらの第1層目の下地配線A1
1、A12 およびA13にそれぞれ対応する第2層目
のアルミニウム材により形成される上地配線A21、A
22およびA23とを接続するコンタクト構造(以下、
スルーホールと云う)T11、T12およびT13が示
されている。図9(a)において、上地配線A23と下
地配線A13がスルーホールT13において接続されて
いる領域においては、上地配線A23および下地配線A
13には、スルーホールT13に対して各々必要な内部
寸法dおよびaが存在している。この内部寸法dおよび
aが必要となる理由は、デバイスを構成する際のプロセ
ス上の「目ズレ」または「バラツキ」により、スルーホ
ールT13が下地配線A13の外側にはみ出してしまう
という、所謂スルーホールの突き抜けが発生し、下層に
ある導電層および基板と短絡する状態となって、回路動
作的な不具合を生じるという事態を防ぐためである。
【0003】図10は、図9(a)の平面図に対応する
スルーホール構造を示す接続部のみを示す平面図および
当該平面図におけるX−X’線に対応する断面図であ
る。図10(a)に示されるように、本従来例において
は、基板Jkに対して酸化膜Bが積層され、スルーホー
ルT11、T12およびT13に対応して、下地配線A
11、A12およびA13と上地配線A21、A22お
よびA23が配置されている。下地配線A13は、スル
ーホールT13に対して内部寸法aの関係において上地
配線A23に接続されている。この場合に、上地配線A
23についても、同様に内部寸法dを設定することが必
要となる。ここにおいて、下地配線A11、A12およ
びA13における相互間の配線間隔をbとして表わし、
上地配線A21、A22およびA23における相互間の
配線間隔をnとして表わすと、前記内部寸法aおよびd
と、配線間隔bおよびnを構成上の必要条件として設定
することにより、スルーホールT11、T12およびT
13の相互同士間の間隔は必然的に拡大化される。図1
0に示されるように、スルーホールが3個隣接して存在
する場合には、下地配線A11から下地配線A13まで
の長さをWとし、スルーホールの内部寸法をiとする
と、Wの値としては次式により示される寸法が必要とな
る。
スルーホール構造を示す接続部のみを示す平面図および
当該平面図におけるX−X’線に対応する断面図であ
る。図10(a)に示されるように、本従来例において
は、基板Jkに対して酸化膜Bが積層され、スルーホー
ルT11、T12およびT13に対応して、下地配線A
11、A12およびA13と上地配線A21、A22お
よびA23が配置されている。下地配線A13は、スル
ーホールT13に対して内部寸法aの関係において上地
配線A23に接続されている。この場合に、上地配線A
23についても、同様に内部寸法dを設定することが必
要となる。ここにおいて、下地配線A11、A12およ
びA13における相互間の配線間隔をbとして表わし、
上地配線A21、A22およびA23における相互間の
配線間隔をnとして表わすと、前記内部寸法aおよびd
と、配線間隔bおよびnを構成上の必要条件として設定
することにより、スルーホールT11、T12およびT
13の相互同士間の間隔は必然的に拡大化される。図1
0に示されるように、スルーホールが3個隣接して存在
する場合には、下地配線A11から下地配線A13まで
の長さをWとし、スルーホールの内部寸法をiとする
と、Wの値としては次式により示される寸法が必要とな
る。
【0004】 W=3×(2a+i)+2b =6a+3i+2b また、上地配線A21から上地配線A23までの長さを
Wa2とすると、下地配線の場合と同様に、Wa2の値とし
ては次式により示される寸法が必要となる。
Wa2とすると、下地配線の場合と同様に、Wa2の値とし
ては次式により示される寸法が必要となる。
【0005】 Wa2=3×(2d+i)+2n =6d+3i+2n ここにおいて、埋め込み型コンタクト構造を用いた場合
のスルーホール構造を示す接続部について敷衍して説明
する。図11は当該接続部のみの平面図および当該平面
図におけるX1−X1’線に対応する断面図である。図
10に示される接続部の場合と異なる点は、スルーホー
ル内に導電材料を生め込む構造とすることにより、上地
配線A21〜A23において必要とされていた内部寸法
dが不要になることである。明らかに、内部寸法dは図
11からは除外されている。このようにすることによ
り、上地配線A21〜A23については、スルーホール
間隔を縮少することはできるが、下地配線A11〜A1
3に関する内部寸法aは未だ必要となるために、前記下
地配線A11から下地配線A13までの長さWは、W=
6a+3i+2bのままとなっており変化は見られな
い。
のスルーホール構造を示す接続部について敷衍して説明
する。図11は当該接続部のみの平面図および当該平面
図におけるX1−X1’線に対応する断面図である。図
10に示される接続部の場合と異なる点は、スルーホー
ル内に導電材料を生め込む構造とすることにより、上地
配線A21〜A23において必要とされていた内部寸法
dが不要になることである。明らかに、内部寸法dは図
11からは除外されている。このようにすることによ
り、上地配線A21〜A23については、スルーホール
間隔を縮少することはできるが、下地配線A11〜A1
3に関する内部寸法aは未だ必要となるために、前記下
地配線A11から下地配線A13までの長さWは、W=
6a+3i+2bのままとなっており変化は見られな
い。
【0006】そこで、図9(a)および図10を参照し
て、前記Wの寸法を小さくするために、内部寸法aと配
線間隔bとの相互間の関係を平面的に回避するように配
慮した場合の平面図が図9(b)に示される。図9
(b)においては、下地配線A11と下地配線A12に
それぞれ接続されているスルーホールT11およびT1
2が相互に隣接しないように、下地配線A12のスルー
ホールT12の位置がずらして配置されている。このよ
うにすることにより、前記Wのサイズを−a分だけ小さ
くすることができる。しかし、ここで、図9(a)にお
けるスルーホールT13の部分において、内部寸法aに
て接続されている下地配線A13が占有している領域を
Vとすると、図9(b)においては、隣接するスルーホ
ールがずらして配置されているために、その占有領域V
は、図9(a)における下地配線A13の占有領域Vよ
りも遥かに大きくなりV+βとなる。この結果、横方向
におけるWのサイズは縮小することができるものの、縦
方向のVのサイズが大きくなってしまうという問題が生
じる。勿論、Wのサイズに対して幾らかの縮小が必要と
される領域においては、図9(b)に示されるパターン
を用い、−α分のサイズ縮小を図ることは効果的であ
る。しかしながら、図9(b)のようなパターンが数多
く繰返される場合には、+β分のサイズはマスクパター
ンの面積においても影響が大きいものとなってくる。更
に、図9(b)のようなパターンが数多く繰返されるよ
うになると、面積的な影響は更に大きくなる。このよう
な同一パターンの繰返しは、例えば半導体メモリチップ
を例にとると、メモリセルとメモリセルに密着して存在
する接続回路領域(以下、セル周辺回路領域と云う)に
おいて顕著になってくる。このセル周辺回路領域は、メ
モリセルと直接接続される回路であるために、メモリセ
ルの一辺の近傍にメモリセルの並びと同じ数のセル周辺
回路領域が配置されている。以下においては、上記のこ
とについて、半導体チップサイズに対する影響度につい
て説明する。
て、前記Wの寸法を小さくするために、内部寸法aと配
線間隔bとの相互間の関係を平面的に回避するように配
慮した場合の平面図が図9(b)に示される。図9
(b)においては、下地配線A11と下地配線A12に
それぞれ接続されているスルーホールT11およびT1
2が相互に隣接しないように、下地配線A12のスルー
ホールT12の位置がずらして配置されている。このよ
うにすることにより、前記Wのサイズを−a分だけ小さ
くすることができる。しかし、ここで、図9(a)にお
けるスルーホールT13の部分において、内部寸法aに
て接続されている下地配線A13が占有している領域を
Vとすると、図9(b)においては、隣接するスルーホ
ールがずらして配置されているために、その占有領域V
は、図9(a)における下地配線A13の占有領域Vよ
りも遥かに大きくなりV+βとなる。この結果、横方向
におけるWのサイズは縮小することができるものの、縦
方向のVのサイズが大きくなってしまうという問題が生
じる。勿論、Wのサイズに対して幾らかの縮小が必要と
される領域においては、図9(b)に示されるパターン
を用い、−α分のサイズ縮小を図ることは効果的であ
る。しかしながら、図9(b)のようなパターンが数多
く繰返される場合には、+β分のサイズはマスクパター
ンの面積においても影響が大きいものとなってくる。更
に、図9(b)のようなパターンが数多く繰返されるよ
うになると、面積的な影響は更に大きくなる。このよう
な同一パターンの繰返しは、例えば半導体メモリチップ
を例にとると、メモリセルとメモリセルに密着して存在
する接続回路領域(以下、セル周辺回路領域と云う)に
おいて顕著になってくる。このセル周辺回路領域は、メ
モリセルと直接接続される回路であるために、メモリセ
ルの一辺の近傍にメモリセルの並びと同じ数のセル周辺
回路領域が配置されている。以下においては、上記のこ
とについて、半導体チップサイズに対する影響度につい
て説明する。
【0007】図12は、半導体メモリチップの1例の概
要を示す平面模試図である。図12において、セル周辺
回路領域ARは、メモリセル部と同一ピッチにて配置さ
れる周辺アレイ回路部のマスクパターン領域であり、例
えば、1メガビット以上のデータを記憶することのでき
る半導体メモリにおいては、メモリセルのロウ系回路
(ロウ・デコーダ、ワード選択線)RKまたはカラム系
回路(デジット線、センスアンプ回路)KKの配置数
は、一般的には、少なくとも256個乃至2048個を
越える数となる。このような構成において、図9(a)
における下地配線A11〜A13のWのサイズ、W=6
a+3i+2b分がデジット選択線用のカラム系回路で
ある場合には、上記のことから、図12の所要寸法CW
の大きさとしては、略々〔W*(256個〜2048
個)〕の大きさとなり、チップサイズ縮小化に対して極
めて大きな影響を与えることになる。また、配線ピッヂ
を狭くするために、図9(b)に示されるような構成を
用いるものとしても、図12の所要寸法CWの大きさと
して〔(−α)*(256個〜2048個)〕分の縮小
化は可能ではあるが、その代わりとして、サイズとして
は、〔(+β)*(チップの長辺サイズ)*2(上辺と
下辺)〕分の大きさが増えることになり、半導体チップ
サイズの縮小化が得られるとは云い得ない状態となる。
要を示す平面模試図である。図12において、セル周辺
回路領域ARは、メモリセル部と同一ピッチにて配置さ
れる周辺アレイ回路部のマスクパターン領域であり、例
えば、1メガビット以上のデータを記憶することのでき
る半導体メモリにおいては、メモリセルのロウ系回路
(ロウ・デコーダ、ワード選択線)RKまたはカラム系
回路(デジット線、センスアンプ回路)KKの配置数
は、一般的には、少なくとも256個乃至2048個を
越える数となる。このような構成において、図9(a)
における下地配線A11〜A13のWのサイズ、W=6
a+3i+2b分がデジット選択線用のカラム系回路で
ある場合には、上記のことから、図12の所要寸法CW
の大きさとしては、略々〔W*(256個〜2048
個)〕の大きさとなり、チップサイズ縮小化に対して極
めて大きな影響を与えることになる。また、配線ピッヂ
を狭くするために、図9(b)に示されるような構成を
用いるものとしても、図12の所要寸法CWの大きさと
して〔(−α)*(256個〜2048個)〕分の縮小
化は可能ではあるが、その代わりとして、サイズとして
は、〔(+β)*(チップの長辺サイズ)*2(上辺と
下辺)〕分の大きさが増えることになり、半導体チップ
サイズの縮小化が得られるとは云い得ない状態となる。
【0008】このことは、図9(a)がロウ系回路であ
る場合においても同様であり、寸法CWのサイスとして
は、略々〔W*(256個〜2048個)〕の大きさが
必要となり、図9(b)の構成を用いるものとしても、
〔(−α)*(256個〜2048個)〕分の縮小化は
可能とはなるが、同様に〔(+β)*(チップの短辺サ
イズ)*2〕分はサイズが増大するという結果となる。
このように、セル周辺回路領域ARは、非常に狭い限ら
れた領域内にマスクパターン化されているために、上下
に存在している導電層とコンタクトとを駆使することに
より、回路的接続が実現されている。従って、コンタク
トの数量は、セル周辺回路領域AR以外に対比して極め
て多く必要とされる。現在においては、このコンタクト
領域は、セル周辺回路領域ARの約30%程度を占める
ようになっていることが多く、このことが、半導体集積
回路の占有面積を大きくしている1要因となっている。
る場合においても同様であり、寸法CWのサイスとして
は、略々〔W*(256個〜2048個)〕の大きさが
必要となり、図9(b)の構成を用いるものとしても、
〔(−α)*(256個〜2048個)〕分の縮小化は
可能とはなるが、同様に〔(+β)*(チップの短辺サ
イズ)*2〕分はサイズが増大するという結果となる。
このように、セル周辺回路領域ARは、非常に狭い限ら
れた領域内にマスクパターン化されているために、上下
に存在している導電層とコンタクトとを駆使することに
より、回路的接続が実現されている。従って、コンタク
トの数量は、セル周辺回路領域AR以外に対比して極め
て多く必要とされる。現在においては、このコンタクト
領域は、セル周辺回路領域ARの約30%程度を占める
ようになっていることが多く、このことが、半導体集積
回路の占有面積を大きくしている1要因となっている。
【0009】次に、図6(a)および(b)は、それぞ
れ特開平4−93048号公報および特開平3−231
429号公報において示されている多層配線構造の半導
体装置のスルーホール構造を示す断面図である。これら
の半導体装置においては、多層配線間を接続するスルー
ホールJT1内にはタングステン等の導電材料Dが用い
られており、シリコン基板Ja1、第1層配線Ja2、
第2層配線Ja3、第3層配線Ja4、………等を含む
任意の各層配線の接続は、同一ガラスマスク上のスルー
ホールのみにおいて行われている。図6(a)に示され
るのは、シリコン基板Ja1を含む各層の第1層配線J
a2、第2層配線Ja3、第3層配線Ja4等を一括し
て接続する状態を示す断面図であり、図6(b)に示さ
れるのは、シリコン基板Ja1を除く、各層の第1層配
線Ja2、第2層配線Ja3、第3層配線Ja4等の多
層配線同士間を一括して接続する状態を示す断面図であ
る。これらの方法を用いて多層配線構造の半導体装置の
スルーホールを形成することにより、配線に関する設計
変更を行う際に、それぞれ任意の配線材と、配線相互間
を接続するコンタクトのガラスマスクが多数必要であっ
たのに対比して、スルーホールのガラスマスクの作成の
みに対応することにより、工程数、費用および工数等の
削減が可能になるという効果が得られる。但し、第1層
配線Ja2および第2層配線Ja3のスルーホールJT
1に対して必要な内部寸法は、これらの従来例の構成
が、図9(a)、(b)および図10と同様の構成とな
っており、マスクパターンの縮小化、即ち半導体チップ
サイズを縮小するという効果を得ることはできない。
れ特開平4−93048号公報および特開平3−231
429号公報において示されている多層配線構造の半導
体装置のスルーホール構造を示す断面図である。これら
の半導体装置においては、多層配線間を接続するスルー
ホールJT1内にはタングステン等の導電材料Dが用い
られており、シリコン基板Ja1、第1層配線Ja2、
第2層配線Ja3、第3層配線Ja4、………等を含む
任意の各層配線の接続は、同一ガラスマスク上のスルー
ホールのみにおいて行われている。図6(a)に示され
るのは、シリコン基板Ja1を含む各層の第1層配線J
a2、第2層配線Ja3、第3層配線Ja4等を一括し
て接続する状態を示す断面図であり、図6(b)に示さ
れるのは、シリコン基板Ja1を除く、各層の第1層配
線Ja2、第2層配線Ja3、第3層配線Ja4等の多
層配線同士間を一括して接続する状態を示す断面図であ
る。これらの方法を用いて多層配線構造の半導体装置の
スルーホールを形成することにより、配線に関する設計
変更を行う際に、それぞれ任意の配線材と、配線相互間
を接続するコンタクトのガラスマスクが多数必要であっ
たのに対比して、スルーホールのガラスマスクの作成の
みに対応することにより、工程数、費用および工数等の
削減が可能になるという効果が得られる。但し、第1層
配線Ja2および第2層配線Ja3のスルーホールJT
1に対して必要な内部寸法は、これらの従来例の構成
が、図9(a)、(b)および図10と同様の構成とな
っており、マスクパターンの縮小化、即ち半導体チップ
サイズを縮小するという効果を得ることはできない。
【0010】また、工程数の削減を目的としたコンタク
ト構造の例としては、特開平6ー350055号公報に
おいて示されている1例があり、図7にその断面図が示
される。本従来例は、抵抗負荷型セルを備えて構成され
るSRAMのメモルセルを対象とした半導体記憶装置の
1例であり、第1ドライバトランジスタのドレイン電極
Jb2、第2ドライバトランジスタのゲート電極Jb3
および高抵抗負荷素子Jb4の一端が一括して接続され
るコンタクトJb7を、第1ドライバトランジスタのド
レイン電極Jb2に対応するコンタクトホール内に設け
たものである。このようにすることにより、前記コンタ
クトを形成するためのエッチング工程が1回で済むため
に、工程数を削減することが可能となり、製造期間の短
縮化およびコストの低減を図ることができる。但し、こ
のことは、SRAMの高抵抗負荷型メモリセルに適用さ
れるものであり、他の回路に適用することを目的とする
ものではない。また、当該従来例は、本願発明と同様の
多層構造により形成されているが、下地配線に相当する
N+拡散層より成るドレイン電極Jb2に対して、コン
タクトJb7との内部寸法が必要となるために、パター
ン面積を小さくするという効果は得られていない。更に
また、N+拡散層より成るドレイン電極Jb2に接続さ
れる構造となっているために、P型基板Jb1の電位よ
りも低い電位がアルミ配線Jb6において発生した場合
には、P型基板Jb1からN+拡散層によるドレイン電
極Jb2を経由して、アルミ配線Jb6に順方向電流が
流れ込むという事態が生じる。更に、N+拡散層のドレ
イン電極Jb2の容量が配線容量よりも大きくなるため
に、高速性が劣化するという問題が生じる。
ト構造の例としては、特開平6ー350055号公報に
おいて示されている1例があり、図7にその断面図が示
される。本従来例は、抵抗負荷型セルを備えて構成され
るSRAMのメモルセルを対象とした半導体記憶装置の
1例であり、第1ドライバトランジスタのドレイン電極
Jb2、第2ドライバトランジスタのゲート電極Jb3
および高抵抗負荷素子Jb4の一端が一括して接続され
るコンタクトJb7を、第1ドライバトランジスタのド
レイン電極Jb2に対応するコンタクトホール内に設け
たものである。このようにすることにより、前記コンタ
クトを形成するためのエッチング工程が1回で済むため
に、工程数を削減することが可能となり、製造期間の短
縮化およびコストの低減を図ることができる。但し、こ
のことは、SRAMの高抵抗負荷型メモリセルに適用さ
れるものであり、他の回路に適用することを目的とする
ものではない。また、当該従来例は、本願発明と同様の
多層構造により形成されているが、下地配線に相当する
N+拡散層より成るドレイン電極Jb2に対して、コン
タクトJb7との内部寸法が必要となるために、パター
ン面積を小さくするという効果は得られていない。更に
また、N+拡散層より成るドレイン電極Jb2に接続さ
れる構造となっているために、P型基板Jb1の電位よ
りも低い電位がアルミ配線Jb6において発生した場合
には、P型基板Jb1からN+拡散層によるドレイン電
極Jb2を経由して、アルミ配線Jb6に順方向電流が
流れ込むという事態が生じる。更に、N+拡散層のドレ
イン電極Jb2の容量が配線容量よりも大きくなるため
に、高速性が劣化するという問題が生じる。
【0011】次に、特開平6−151456号公報にお
いて提案されている他の従来例について、図8(a)を
参照して説明する。本従来例においては、深さの異なる
複数のコンタクト孔Jc7およびJc8が同一工程にお
いて存在する場合には、深い方のコンタクト孔Jc8が
開孔するまでエッチングが行われるために、浅い方のコ
ンタクト孔Jc7に接している下地配線に至るまで突き
抜けてしまい、下方の導電層にまで到達する事態が発生
して、製造プロセス上の問題の1要因となる。
いて提案されている他の従来例について、図8(a)を
参照して説明する。本従来例においては、深さの異なる
複数のコンタクト孔Jc7およびJc8が同一工程にお
いて存在する場合には、深い方のコンタクト孔Jc8が
開孔するまでエッチングが行われるために、浅い方のコ
ンタクト孔Jc7に接している下地配線に至るまで突き
抜けてしまい、下方の導電層にまで到達する事態が発生
して、製造プロセス上の問題の1要因となる。
【0012】このために、本提案による従来例において
は、その対応策として、コンタクト開孔部には、エッチ
ング速度の遅いダミー層Jc3がストッパーとして設け
られている。このようにすることにより、浅いコンタク
ト孔Jc7に対して過剰なエッチングが行われて突き抜
けが生じても、下方に存在するダミー層Jc3により、
その下の導電層にまで開孔されることがなく、回路動作
の不具合を防止することができる。この方法は、上から
の突き抜けに対してはその効果が見られるが、半導体チ
ップサイズ縮小化に対しては何等寄与するところがな
い。
は、その対応策として、コンタクト開孔部には、エッチ
ング速度の遅いダミー層Jc3がストッパーとして設け
られている。このようにすることにより、浅いコンタク
ト孔Jc7に対して過剰なエッチングが行われて突き抜
けが生じても、下方に存在するダミー層Jc3により、
その下の導電層にまで開孔されることがなく、回路動作
の不具合を防止することができる。この方法は、上から
の突き抜けに対してはその効果が見られるが、半導体チ
ップサイズ縮小化に対しては何等寄与するところがな
い。
【0013】また、他の従来例として、図8(b)に示
される特開平4−109654号公報において提案され
ている、ポリシリコンの多層配線構造を有する半導体装
置においては、エッチング深さの異なるコンタクトJd
5、Jd6およびJd7を形成する際に、上層のポリシ
リコン配線Jd3が不測にエッチングされないように、
少なくとも下から2層目以降のポリシリコン配線Jd3
の直上に、ストッパーとなるアルミ配線Jd4が設けら
れている。この方法においては、上記の特開平6−15
1456号公報による提案の場合と同様に、上からの突
き抜けに対してはその効果が見られるが、チップサイズ
の縮小化に対しては何等寄与するところがなく、更にス
トッパーとなるアルミ配線Jd4を、コンタクトJd
5、Jd6およびJd7よりも大きいパッド状にパター
ンニングするという工程を新たに付加することが必要と
なる。
される特開平4−109654号公報において提案され
ている、ポリシリコンの多層配線構造を有する半導体装
置においては、エッチング深さの異なるコンタクトJd
5、Jd6およびJd7を形成する際に、上層のポリシ
リコン配線Jd3が不測にエッチングされないように、
少なくとも下から2層目以降のポリシリコン配線Jd3
の直上に、ストッパーとなるアルミ配線Jd4が設けら
れている。この方法においては、上記の特開平6−15
1456号公報による提案の場合と同様に、上からの突
き抜けに対してはその効果が見られるが、チップサイズ
の縮小化に対しては何等寄与するところがなく、更にス
トッパーとなるアルミ配線Jd4を、コンタクトJd
5、Jd6およびJd7よりも大きいパッド状にパター
ンニングするという工程を新たに付加することが必要と
なる。
【0014】以上においては、従来例として、先願例を
含めて5つの従来例について説明したが、何れの場合に
おいても、コンタクト構造的にスルーホールに対しては
十分な内部寸法が必要となっている。これにより、工程
数の削減またはコンタクトの突き抜けによる不具合防止
等の効果は得られてはいるが、マスク面積の点を考慮す
る場合には、コンタクトの接続部分においては、接続さ
れる上下の配線に製造プロセス上の不具合が生じるのを
防止するためには十分な内部寸法が必要となり、当該接
続部分が密集する領域においては、マスク的に占有面積
の縮小化を図ることは極めて困難となる。
含めて5つの従来例について説明したが、何れの場合に
おいても、コンタクト構造的にスルーホールに対しては
十分な内部寸法が必要となっている。これにより、工程
数の削減またはコンタクトの突き抜けによる不具合防止
等の効果は得られてはいるが、マスク面積の点を考慮す
る場合には、コンタクトの接続部分においては、接続さ
れる上下の配線に製造プロセス上の不具合が生じるのを
防止するためには十分な内部寸法が必要となり、当該接
続部分が密集する領域においては、マスク的に占有面積
の縮小化を図ることは極めて困難となる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の多層配
線を有する半導体回路装置においては、コンタクトに対
する上下配線に必要な内部寸法が大きくなることによ
り、図9(a)の平面図に示されるように、配線部分領
域Haよりも接続部分領域Seにおいて、より大きい占
有面積が必要とされている。これにより、接続部分領域
Seが密集しているような領域においては、特に顕著
に、当該接続部分領域Seの大きさが、半導体チップサ
イズの縮小化に対して大きな障碍要因となるという欠点
がある。
線を有する半導体回路装置においては、コンタクトに対
する上下配線に必要な内部寸法が大きくなることによ
り、図9(a)の平面図に示されるように、配線部分領
域Haよりも接続部分領域Seにおいて、より大きい占
有面積が必要とされている。これにより、接続部分領域
Seが密集しているような領域においては、特に顕著
に、当該接続部分領域Seの大きさが、半導体チップサ
イズの縮小化に対して大きな障碍要因となるという欠点
がある。
【0016】また、更に、従来の多層配線を有する半導
体回路装置においては、コンタクト構造において、当該
コンタクト部分の上地配線と下地配線の接触面積はコン
タクト面積に比例しており、このために、デバイスサイ
ズが小さくなればなる程、上下配線の接触面積も更に小
さくなってゆく傾向となる。コンタクト面積が小さくな
ることは、半導体チップサイズの縮小化につながるが、
同時に接触抵抗が大きくなってしまうという問題も生じ
る。このように、コンタクト部分における接触抵抗が大
きくなることにより、形成されるトランジスタ素子の回
路接続等における接続抵抗も大きくなるために、当該接
触抵抗の増大は、半導体回路装置の回路動作上における
高速性の劣化または誤動作発生の要因になるという欠点
がある。
体回路装置においては、コンタクト構造において、当該
コンタクト部分の上地配線と下地配線の接触面積はコン
タクト面積に比例しており、このために、デバイスサイ
ズが小さくなればなる程、上下配線の接触面積も更に小
さくなってゆく傾向となる。コンタクト面積が小さくな
ることは、半導体チップサイズの縮小化につながるが、
同時に接触抵抗が大きくなってしまうという問題も生じ
る。このように、コンタクト部分における接触抵抗が大
きくなることにより、形成されるトランジスタ素子の回
路接続等における接続抵抗も大きくなるために、当該接
触抵抗の増大は、半導体回路装置の回路動作上における
高速性の劣化または誤動作発生の要因になるという欠点
がある。
【0017】本願発明の目的は、コンタクト部分の面積
を従来と同等またはそれ以上の面積に保持するととも
に、且つ半導体チップサイズの占有面積の縮小化を可能
とする半導体回路装置を提供することにある。
を従来と同等またはそれ以上の面積に保持するととも
に、且つ半導体チップサイズの占有面積の縮小化を可能
とする半導体回路装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体回路装置
は、3層以上の複数の配線層から成る多層配線層を有す
る半導体回路装置において、半導体基板に最も近接して
存在する配線層を第1層目の配線層とし、少なくとも第
3層目以降の第n番目(nは正整数)の配線層に存在す
る第1の配線と、第2層目以降の第m番目(mは正整
数:m<n)の配線層に存在する第2の配線とを接続す
るコンタクト構造におけるコンタクト孔の大きさが、前
記第2の配線の配線幅よりも大きく、前記コンタクト孔
を介して前記第1の配線と前記第2の配線とを接続する
導電材料が、前記第2の配線の上面および側面において
接触し、且つ前記第2の配線より更に下層に存在する第
3の配線層まで延在して構成されることを特徴としてい
る。
は、3層以上の複数の配線層から成る多層配線層を有す
る半導体回路装置において、半導体基板に最も近接して
存在する配線層を第1層目の配線層とし、少なくとも第
3層目以降の第n番目(nは正整数)の配線層に存在す
る第1の配線と、第2層目以降の第m番目(mは正整
数:m<n)の配線層に存在する第2の配線とを接続す
るコンタクト構造におけるコンタクト孔の大きさが、前
記第2の配線の配線幅よりも大きく、前記コンタクト孔
を介して前記第1の配線と前記第2の配線とを接続する
導電材料が、前記第2の配線の上面および側面において
接触し、且つ前記第2の配線より更に下層に存在する第
3の配線層まで延在して構成されることを特徴としてい
る。
【0019】なお、前記第1の配線と前記第2の配線と
を接続する前記コンタクト構造における導電材料は、前
記第2の配線の上面の一部のみと接触するか、または当
該第2の配線の全面と片側面のみにおいて接触して形成
し、且つ当該導電材料を前記片面接触部から前記第3の
配線に至るまで延在して構成するようにしてもよい。ま
た、前記第3の配線層は、当該第3の配線層以外の複数
の配線層の各配線層間に存在する絶縁層を挟み、且つそ
の一部を当該絶縁層に重畳する形で階段状に形成しても
よく、または当該第3の配線層を、前記導電材料に対応
する突抜け防止層を形成するようにしてもよい。そして
更に、前記第2の配線は、前記コンタクト孔の開孔部の
形状の一辺よりも短かい範囲内において凹形、凸形また
は凹凸形の配線形状を呈するようにしてもよく、更に、
前記第1の配線と前記第2の配線とを接続する前記コン
タクト構造としては、前記コンタクト孔に前記導電材料
を埋め込むことにより形成するようにしてもよい。
を接続する前記コンタクト構造における導電材料は、前
記第2の配線の上面の一部のみと接触するか、または当
該第2の配線の全面と片側面のみにおいて接触して形成
し、且つ当該導電材料を前記片面接触部から前記第3の
配線に至るまで延在して構成するようにしてもよい。ま
た、前記第3の配線層は、当該第3の配線層以外の複数
の配線層の各配線層間に存在する絶縁層を挟み、且つそ
の一部を当該絶縁層に重畳する形で階段状に形成しても
よく、または当該第3の配線層を、前記導電材料に対応
する突抜け防止層を形成するようにしてもよい。そして
更に、前記第2の配線は、前記コンタクト孔の開孔部の
形状の一辺よりも短かい範囲内において凹形、凸形また
は凹凸形の配線形状を呈するようにしてもよく、更に、
前記第1の配線と前記第2の配線とを接続する前記コン
タクト構造としては、前記コンタクト孔に前記導電材料
を埋め込むことにより形成するようにしてもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0021】図1は本発明の第1の実施形態におけるス
ルーホール構造を示す複数層間のコンタクト接合部の部
分平面図と、当該平面図のY−Y’線に対応する断面図
である。図1において、スルーホールT1、T2および
T3により、それぞれ第1層目の下地配線A1、A2お
よびA3が接続されている。今、スルーホールT3によ
って接続されている下地配線A3の幅k1の値を、スル
ーホールT3の幅iの値よりも小さい値とし、更に、下
地配線A3をスルーホールT3の中央部分に配置する。
下地配線A3と第2層目の配線とを接続するスルーホー
ルT3の内部には導電材料Dが埋め込まれており、当該
導電材料Dに接するように、2層目の下地配線が配置さ
れる埋め込み型コンタクト構造が用いられている。この
場合には、第2層目の配線のスルーホールT3に対する
内部寸法は必要がなくなる。ここにおいて、スルーホー
ルの工程においてエッチングを行う際においては、第1
層目の下地配線A3より下層の工程にある導電層を下敷
き配線S2として使用することにより、更に下方に対し
て突き抜けることが防止されている。このような構造に
ついては、他の第1層目のスルーホールT1およびT2
のついても同様である。唯、特に異なる点としては、隣
接するスルーホールT1とT2の間、およびスルーホー
ルT2とT3との間においては、スルーホールの突き抜
けを防止するための下敷き配線S1およびS2につい
て、それぞれ異なる工程が用いられていることである。
ルーホール構造を示す複数層間のコンタクト接合部の部
分平面図と、当該平面図のY−Y’線に対応する断面図
である。図1において、スルーホールT1、T2および
T3により、それぞれ第1層目の下地配線A1、A2お
よびA3が接続されている。今、スルーホールT3によ
って接続されている下地配線A3の幅k1の値を、スル
ーホールT3の幅iの値よりも小さい値とし、更に、下
地配線A3をスルーホールT3の中央部分に配置する。
下地配線A3と第2層目の配線とを接続するスルーホー
ルT3の内部には導電材料Dが埋め込まれており、当該
導電材料Dに接するように、2層目の下地配線が配置さ
れる埋め込み型コンタクト構造が用いられている。この
場合には、第2層目の配線のスルーホールT3に対する
内部寸法は必要がなくなる。ここにおいて、スルーホー
ルの工程においてエッチングを行う際においては、第1
層目の下地配線A3より下層の工程にある導電層を下敷
き配線S2として使用することにより、更に下方に対し
て突き抜けることが防止されている。このような構造に
ついては、他の第1層目のスルーホールT1およびT2
のついても同様である。唯、特に異なる点としては、隣
接するスルーホールT1とT2の間、およびスルーホー
ルT2とT3との間においては、スルーホールの突き抜
けを防止するための下敷き配線S1およびS2につい
て、それぞれ異なる工程が用いられていることである。
【0022】即ち、スルーホールT1およびT3に対し
ては下敷き配線S2が用いられており、スルーホールT
2に対しては、下敷き配線S2よりも更に前工程におけ
る下敷き配線S1が用いられている。このようにして、
隣接するスルーホールに対応して、複数工程による下敷
き配線S1およびS2を用いることにより、下敷き配線
S1およびS2の層間に存在する酸化膜(SiO2 )に
より上下を分離する形で、段違いに下敷き配線S1およ
びS2が配置されている。
ては下敷き配線S2が用いられており、スルーホールT
2に対しては、下敷き配線S2よりも更に前工程におけ
る下敷き配線S1が用いられている。このようにして、
隣接するスルーホールに対応して、複数工程による下敷
き配線S1およびS2を用いることにより、下敷き配線
S1およびS2の層間に存在する酸化膜(SiO2 )に
より上下を分離する形で、段違いに下敷き配線S1およ
びS2が配置されている。
【0023】なお、図5は、本実施形態による各スルー
ホールに対応するコンタクト間の間隔縮小化を説明する
ためのコンタクト部分の断面図であり、それぞれ工程の
異なる第1層目の下敷き配線(ポリシリ配線)S1およ
び第2層目の下敷き配線(ポリシリ配線)S2と、対応
する各スルーホール内に埋め込まれている導電材料Dの
みが抽出されて示されている。図5において、各コンタ
クトに対応する下敷き配線S1およびS2に対して必要
とされる内部寸法をaとし、隣接する下敷き配線S2同
士の間隔をb、隣接する下敷き配線S2と下敷き配線S
1に対応する導電材料Dとの間隔をcとし、更に、隣接
する下敷き配線S2に対応する導電材料D同士の間隔を
t1、隣接する下敷き配線S2に対応する導電材料Dと
下敷き配線S1に対応する導電材料Dとの間の間隔をt
2とすると、同一工程の下敷き配線を用いる場合のコン
タクト間の間隔t1と、異なる工程の下敷き配線を用い
る場合のコンタクト間の間隔t2は、それぞれt1=2
a+b、t2=a+cとして表わされる。ここで、bは
下敷き配線S2の相互間の間隔を示しており、cは、下
敷き配線S2と下敷き配線S1に対応する導電材料Dと
の間隔を示しているため、略々同等の値になるものと考
えられる。またt2=a+cにおけるcの値は、図5よ
り明らかなように、下敷き配線S1の片側の内部寸法a
の値を吸収する値に設定されている。従って、これらの
t1とt2との関係としては、t1>t2として表わす
ことができる。これにより、図5より2a+b>a+c
となり、a+b>cの関係が成り立つ。即ち、図1の本
実施形態において示されるように、隣接するスルーホー
ルに対応する下敷き配線に対して異なる工程を用い、段
違いに下敷き配線S1およびS2を構成することによ
り、同一工程を下敷き配線S2に用いてコンタクト部分
を構成する従来例に対比して、コンタクト部分の間隔を
短縮することが可能となる。この場合に、コンタクト孔
の幅、即ちスルーホールに埋め込まれる導電材料Dの寸
法iを用いて、従来例と同様にコンタクトの下敷き配線
S2から下敷き配線S1に至るまでの長さWsの値を式
にて表わすと、bとcが略々等しい値として、Ws=5
a+3i+2bとなり、従来例における長さW=6a+
3i+2bに比較して小さい値となっていることが分か
る。
ホールに対応するコンタクト間の間隔縮小化を説明する
ためのコンタクト部分の断面図であり、それぞれ工程の
異なる第1層目の下敷き配線(ポリシリ配線)S1およ
び第2層目の下敷き配線(ポリシリ配線)S2と、対応
する各スルーホール内に埋め込まれている導電材料Dの
みが抽出されて示されている。図5において、各コンタ
クトに対応する下敷き配線S1およびS2に対して必要
とされる内部寸法をaとし、隣接する下敷き配線S2同
士の間隔をb、隣接する下敷き配線S2と下敷き配線S
1に対応する導電材料Dとの間隔をcとし、更に、隣接
する下敷き配線S2に対応する導電材料D同士の間隔を
t1、隣接する下敷き配線S2に対応する導電材料Dと
下敷き配線S1に対応する導電材料Dとの間の間隔をt
2とすると、同一工程の下敷き配線を用いる場合のコン
タクト間の間隔t1と、異なる工程の下敷き配線を用い
る場合のコンタクト間の間隔t2は、それぞれt1=2
a+b、t2=a+cとして表わされる。ここで、bは
下敷き配線S2の相互間の間隔を示しており、cは、下
敷き配線S2と下敷き配線S1に対応する導電材料Dと
の間隔を示しているため、略々同等の値になるものと考
えられる。またt2=a+cにおけるcの値は、図5よ
り明らかなように、下敷き配線S1の片側の内部寸法a
の値を吸収する値に設定されている。従って、これらの
t1とt2との関係としては、t1>t2として表わす
ことができる。これにより、図5より2a+b>a+c
となり、a+b>cの関係が成り立つ。即ち、図1の本
実施形態において示されるように、隣接するスルーホー
ルに対応する下敷き配線に対して異なる工程を用い、段
違いに下敷き配線S1およびS2を構成することによ
り、同一工程を下敷き配線S2に用いてコンタクト部分
を構成する従来例に対比して、コンタクト部分の間隔を
短縮することが可能となる。この場合に、コンタクト孔
の幅、即ちスルーホールに埋め込まれる導電材料Dの寸
法iを用いて、従来例と同様にコンタクトの下敷き配線
S2から下敷き配線S1に至るまでの長さWsの値を式
にて表わすと、bとcが略々等しい値として、Ws=5
a+3i+2bとなり、従来例における長さW=6a+
3i+2bに比較して小さい値となっていることが分か
る。
【0024】図1において、第1層目の下敷き配線S1
および第2層目の下敷き配線S2は、従来例の場合と同
様に、それぞれスルーホールT1に対して十分な内部寸
法aが確保されており、突き抜けが起ることもなく従来
例に劣る点は皆無である。下敷き配線S1およびS2に
は、新しく工程を追加してもよいが、既存の工程である
ゲートポリシリまたは配線シリサイド等を利用すること
の方が、費用も従来のままでパターン生成することが可
能であり、より望ましい方法である。更に、第1層目の
下地配線A2と導電材料D2との接触面積は、下地配線
A2の両端から導電材料D2を突き抜けさせることによ
り、下地配線A2の上面部の寸法h1だけではなく、側
面部の寸法h2およびh3においても接触しており、従
来例と同様または従来例以上の接触面積が確保されてい
る。このように、接触面積自体を大きくとることが可能
となり、これにより、下地配線A2と導電材料D2との
接続状態が良好な状態に保持されるとともに、前述のよ
うに、スルーホール間の間隔が短縮されることにより、
半導体回路装置のマスクパターンの占有面積を縮小する
ことが可能となる。
および第2層目の下敷き配線S2は、従来例の場合と同
様に、それぞれスルーホールT1に対して十分な内部寸
法aが確保されており、突き抜けが起ることもなく従来
例に劣る点は皆無である。下敷き配線S1およびS2に
は、新しく工程を追加してもよいが、既存の工程である
ゲートポリシリまたは配線シリサイド等を利用すること
の方が、費用も従来のままでパターン生成することが可
能であり、より望ましい方法である。更に、第1層目の
下地配線A2と導電材料D2との接触面積は、下地配線
A2の両端から導電材料D2を突き抜けさせることによ
り、下地配線A2の上面部の寸法h1だけではなく、側
面部の寸法h2およびh3においても接触しており、従
来例と同様または従来例以上の接触面積が確保されてい
る。このように、接触面積自体を大きくとることが可能
となり、これにより、下地配線A2と導電材料D2との
接続状態が良好な状態に保持されるとともに、前述のよ
うに、スルーホール間の間隔が短縮されることにより、
半導体回路装置のマスクパターンの占有面積を縮小する
ことが可能となる。
【0025】次に、図2は、本発明の第2の実施形態に
おけるスルーホール構造を示す複数層間のコンタクト接
合部の部分平面図と、複数層間のコンタクト接合部の部
分平面図と、当該平面図のZ1−Z1’線に対応する断
面図である。図2において、スルーホールT4、T5お
よびT6により、それぞれ第1層目の下地配線A4、A
5およびA6が接続されている。本実施形態の第1の実
施形態と異なる点は、スルーホールT4が、第1層目の
下地配線A4に対して、片側から導電層を突き抜けるよ
うにずらして配置され、下地層A4とスルーホールT4
内の導電層が、下地層A4の上面の一部におけるh4に
おいて片側面のh2と接しながら下地配線A4より下層
に突き抜けており、下層にある下敷き配線S2により突
き抜けが防止されていることである。この場合に、スル
ーホールT4、T5およびT6に対しては、下敷き配線
S2の単層のみが使用されているが、下敷き配線S2の
幅としては、突き抜けた導電材料分だけに必要な内部寸
法aがあればよいために、下敷き配線S2に必要な幅M
2は、例えば、突き抜け分の寸法ををi/2(iは、ス
ルーホール幅)とするとM2=2a+i/2であればよ
い。また図1における下敷き配線幅をM1とするとM1
=2a+iとなり、下敷き配線幅としてはM2の方がM
1よりも小さい値となる。従って、下敷き配線領域が小
さくなるために、下敷き配線に対しては単層が用いられ
ており、図5に示されるように、段違いの構成にしなく
ても、スルーホール間隔を従来例よりも小さくすること
ができる。また、図2における下地配線A4と導電材料
D1との接触面積は、図1に示される第1の実施形態に
おける接触面積h1+h2+h3に比較して、h2+h
4(h4<h1)と小さい値になっているが、プロセス
構造上、下地配線の厚さh2は、図1に示される下地配
線A2の幅h1の値と同等またはそれ以上の値であるこ
とが一般的である。従来のコンタクトの場合と比較して
も、側面部において接触面積が確保されている分、本実
施形態の場合においても接触面積が同等またはそれ以上
であり接続状態は問題なく、且つまたマスクパターンの
占有面積も縮小される。
おけるスルーホール構造を示す複数層間のコンタクト接
合部の部分平面図と、複数層間のコンタクト接合部の部
分平面図と、当該平面図のZ1−Z1’線に対応する断
面図である。図2において、スルーホールT4、T5お
よびT6により、それぞれ第1層目の下地配線A4、A
5およびA6が接続されている。本実施形態の第1の実
施形態と異なる点は、スルーホールT4が、第1層目の
下地配線A4に対して、片側から導電層を突き抜けるよ
うにずらして配置され、下地層A4とスルーホールT4
内の導電層が、下地層A4の上面の一部におけるh4に
おいて片側面のh2と接しながら下地配線A4より下層
に突き抜けており、下層にある下敷き配線S2により突
き抜けが防止されていることである。この場合に、スル
ーホールT4、T5およびT6に対しては、下敷き配線
S2の単層のみが使用されているが、下敷き配線S2の
幅としては、突き抜けた導電材料分だけに必要な内部寸
法aがあればよいために、下敷き配線S2に必要な幅M
2は、例えば、突き抜け分の寸法ををi/2(iは、ス
ルーホール幅)とするとM2=2a+i/2であればよ
い。また図1における下敷き配線幅をM1とするとM1
=2a+iとなり、下敷き配線幅としてはM2の方がM
1よりも小さい値となる。従って、下敷き配線領域が小
さくなるために、下敷き配線に対しては単層が用いられ
ており、図5に示されるように、段違いの構成にしなく
ても、スルーホール間隔を従来例よりも小さくすること
ができる。また、図2における下地配線A4と導電材料
D1との接触面積は、図1に示される第1の実施形態に
おける接触面積h1+h2+h3に比較して、h2+h
4(h4<h1)と小さい値になっているが、プロセス
構造上、下地配線の厚さh2は、図1に示される下地配
線A2の幅h1の値と同等またはそれ以上の値であるこ
とが一般的である。従来のコンタクトの場合と比較して
も、側面部において接触面積が確保されている分、本実
施形態の場合においても接触面積が同等またはそれ以上
であり接続状態は問題なく、且つまたマスクパターンの
占有面積も縮小される。
【0026】次に、図3は、本発明の第3の実施形態に
おけるスルーホール構造を示す複数層間のコンタクト接
合部の部分平面図と、当該平面図のZ2−Z2’線に対
応する断面図である。図3において、スルーホールT
7、T8およびT9により、それぞれ第1層目の下地配
線A7、A8およびA9が接続されている。本実施形態
においては、第2の実施形態の場合と同様に、スルーホ
ールT7が、第1層目の下地配線A7に対して、片側か
ら導電層を突き抜けるようにずらして配置されており、
第1の実施形態の場合と同様に、突き抜けた導電層を、
下地配線A7、A8およびA9よりも下層にある複数の
下敷き配線S1およびS2としてを用いている。これら
の下敷き配線S1およびS2は、図1の第1の実施形態
の場合と同様に、層間に存在する酸化膜(Sio2:図
示されない)により上下が分離されて段違いに構成され
ている。下敷き配線S1およびS2の幅としては、図2
の場合と同様に、M2=2a+i/2と、導電層を突き
抜けた分に内部寸法aを加算した領域であればよい。更
に、下敷き配線S1およびS2を段違いに構成すること
により、図5に示される構造が実現されており、これに
より、マスクパターンの占有面積が縮小化される。ま
た、接触面積についても、図2の第2の実施形態の場合
と同様に、それぞれ下地配線A7、A8およびA9の上
面の一部の幅h4と側面部のh2において、導電材料D
1、D2およびD3と接触しており、側面部において接
触面積が確保されている分、本実施形態の場合において
も、従来例に比較して接触面積が同等またはそれ以上で
あり、これにより接続状態は問題なく、またマスクパタ
ーンの占有面積も縮小される。
おけるスルーホール構造を示す複数層間のコンタクト接
合部の部分平面図と、当該平面図のZ2−Z2’線に対
応する断面図である。図3において、スルーホールT
7、T8およびT9により、それぞれ第1層目の下地配
線A7、A8およびA9が接続されている。本実施形態
においては、第2の実施形態の場合と同様に、スルーホ
ールT7が、第1層目の下地配線A7に対して、片側か
ら導電層を突き抜けるようにずらして配置されており、
第1の実施形態の場合と同様に、突き抜けた導電層を、
下地配線A7、A8およびA9よりも下層にある複数の
下敷き配線S1およびS2としてを用いている。これら
の下敷き配線S1およびS2は、図1の第1の実施形態
の場合と同様に、層間に存在する酸化膜(Sio2:図
示されない)により上下が分離されて段違いに構成され
ている。下敷き配線S1およびS2の幅としては、図2
の場合と同様に、M2=2a+i/2と、導電層を突き
抜けた分に内部寸法aを加算した領域であればよい。更
に、下敷き配線S1およびS2を段違いに構成すること
により、図5に示される構造が実現されており、これに
より、マスクパターンの占有面積が縮小化される。ま
た、接触面積についても、図2の第2の実施形態の場合
と同様に、それぞれ下地配線A7、A8およびA9の上
面の一部の幅h4と側面部のh2において、導電材料D
1、D2およびD3と接触しており、側面部において接
触面積が確保されている分、本実施形態の場合において
も、従来例に比較して接触面積が同等またはそれ以上で
あり、これにより接続状態は問題なく、またマスクパタ
ーンの占有面積も縮小される。
【0027】図4は、図1、図2および図3における第
1層の下地配線A1、A4およびA7を、断面構造的に
示した平面形状の種類を示す図であり、それぞれのスル
ーホールT31、T32、T33、T34、T35およ
びT36の位置に対応する6種類の平面形状が示されて
いる。図4において、第1層の下地配線R11は、図1
に示される第1の実施形態において用いられている下地
配線A1、A2およびA3の平面形状に相当しており、
下地配線R14は、図2および図3に示される第2およ
び第3の実施形態において用いられている下地配線A
4、A5およびA6と、下地配線A7、A8およびA9
の平面形状に相当している。また、下地配線R12およ
びR13は、図1の第1の実施形態に対して対応可能な
平面形状の1例であり、これらの下地配線R12および
R13には、それぞれ凹凸部分e、f、g、o、pおよ
びqが存在している。下地配線R12の場合には、その
凹凸部分f、g、pおよびqを囲むようにスルーホール
T32を配置することにより、下地配線R11の場合よ
りもスルーホール孔内の側面長が増大し、これにより接
触面積が増大される。下地配線R13の場合において
も、同様に、その凹凸部分e、f、g、o、pおよびq
を囲むようにスルーホールT33を配置することによ
り、接触面積を更に増大させることができる。また、下
地配線R15およびR16は、図2および図3の第2お
よび第3の実施形態に対しても対応可能な平面形状の1
例であり、これらの下地配線R15およびR16には、
それぞれ凹凸部分o、pおよびqが存在している。下地
配線R15の場合には、その凹凸部分pおよびqを囲む
ようにスルーホールT35を配置することにより、下地
配線R14の場合よりもスルーホール孔内の側面長を増
やすことができ、これにより接触面積が増大する。ま
た、下地配線R16の場合においても、同様に、その凹
凸部分o、pおよびqを囲むようにスルーホールT33
を配置することにより、側面長を更に増やすことがで
き、これにより接触面積が更に増大される。
1層の下地配線A1、A4およびA7を、断面構造的に
示した平面形状の種類を示す図であり、それぞれのスル
ーホールT31、T32、T33、T34、T35およ
びT36の位置に対応する6種類の平面形状が示されて
いる。図4において、第1層の下地配線R11は、図1
に示される第1の実施形態において用いられている下地
配線A1、A2およびA3の平面形状に相当しており、
下地配線R14は、図2および図3に示される第2およ
び第3の実施形態において用いられている下地配線A
4、A5およびA6と、下地配線A7、A8およびA9
の平面形状に相当している。また、下地配線R12およ
びR13は、図1の第1の実施形態に対して対応可能な
平面形状の1例であり、これらの下地配線R12および
R13には、それぞれ凹凸部分e、f、g、o、pおよ
びqが存在している。下地配線R12の場合には、その
凹凸部分f、g、pおよびqを囲むようにスルーホール
T32を配置することにより、下地配線R11の場合よ
りもスルーホール孔内の側面長が増大し、これにより接
触面積が増大される。下地配線R13の場合において
も、同様に、その凹凸部分e、f、g、o、pおよびq
を囲むようにスルーホールT33を配置することによ
り、接触面積を更に増大させることができる。また、下
地配線R15およびR16は、図2および図3の第2お
よび第3の実施形態に対しても対応可能な平面形状の1
例であり、これらの下地配線R15およびR16には、
それぞれ凹凸部分o、pおよびqが存在している。下地
配線R15の場合には、その凹凸部分pおよびqを囲む
ようにスルーホールT35を配置することにより、下地
配線R14の場合よりもスルーホール孔内の側面長を増
やすことができ、これにより接触面積が増大する。ま
た、下地配線R16の場合においても、同様に、その凹
凸部分o、pおよびqを囲むようにスルーホールT33
を配置することにより、側面長を更に増やすことがで
き、これにより接触面積が更に増大される。
【0028】即ち、本発明の第1の実施形態において
は、下地配線A1、A2およびA3により占有される長
さW1とし、下敷き配線S1およびS2を含む3本分の
下敷き配線により占有される長さをW2とすると、bの
値がcの値の近似値であるものとして、W2=4a+3
i+2bとして表わすことができ、図10の従来例の場
合の長さWの値よりも小さい値となっていることが分か
る。図1において、W1の長さをa、bおよびiの符号
を用いて表現するのは困難であるが、下敷き配線S1お
よびS2により占有される長さW2よりも、W1の長さ
の方が小さいことは図1を参照することにより明らかで
ある。従って、W1およびW2ともに、従来例における
Wの値よりも小さい値とすることが可能となり、マスク
パターンの大きさを縮小することができる。また、図2
の第2の実施形態においても、同様に下地配線A4〜A
6により占有される長さをW3とし、下敷き配線S2に
より占有される長さをW4とすると、W3=3a+5i
/2+2b、W4=4a+5i/2+2bとなり、従来
例におけるWの値と比較して、マスクパターンが縮小さ
れていることが分かる。このことは、図3の第3の実施
形態の場合においても同様であり、下地配線A7〜A9
により占有される長さをW5とし、下敷き配線S1およ
びS2により占有される長さをW6とすると、W5=3
a+5i/2+2b、W6=4a+5i/2+2bとな
り、従来例におけるWの値と比較して、マスクパターン
が縮小される。なお、第2および第3の実施形態の場合
においては、図10に示される従来例に対する縮小効果
は同一であるが、プロセスの改善等により、これらの第
2の実施形態または第3の実施形態の何れか一方を選択
することにより、更なるマスクパターン占有面積の縮小
化を図ることも期待することができる。
は、下地配線A1、A2およびA3により占有される長
さW1とし、下敷き配線S1およびS2を含む3本分の
下敷き配線により占有される長さをW2とすると、bの
値がcの値の近似値であるものとして、W2=4a+3
i+2bとして表わすことができ、図10の従来例の場
合の長さWの値よりも小さい値となっていることが分か
る。図1において、W1の長さをa、bおよびiの符号
を用いて表現するのは困難であるが、下敷き配線S1お
よびS2により占有される長さW2よりも、W1の長さ
の方が小さいことは図1を参照することにより明らかで
ある。従って、W1およびW2ともに、従来例における
Wの値よりも小さい値とすることが可能となり、マスク
パターンの大きさを縮小することができる。また、図2
の第2の実施形態においても、同様に下地配線A4〜A
6により占有される長さをW3とし、下敷き配線S2に
より占有される長さをW4とすると、W3=3a+5i
/2+2b、W4=4a+5i/2+2bとなり、従来
例におけるWの値と比較して、マスクパターンが縮小さ
れていることが分かる。このことは、図3の第3の実施
形態の場合においても同様であり、下地配線A7〜A9
により占有される長さをW5とし、下敷き配線S1およ
びS2により占有される長さをW6とすると、W5=3
a+5i/2+2b、W6=4a+5i/2+2bとな
り、従来例におけるWの値と比較して、マスクパターン
が縮小される。なお、第2および第3の実施形態の場合
においては、図10に示される従来例に対する縮小効果
は同一であるが、プロセスの改善等により、これらの第
2の実施形態または第3の実施形態の何れか一方を選択
することにより、更なるマスクパターン占有面積の縮小
化を図ることも期待することができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、コンタ
クト部において接続される上地配線を埋め込み型コンタ
クトとし、更に下地配線を当該コンタクト径よりも細く
することにより前記上地配線と接続される導電層の突抜
けを利用し、上下配線の接続を下地配線の上面および側
面において接触させて接続面積の増大を図り、且つ突抜
け防止用のストッパーとなる配線を多層化して、所定の
絶縁膜により分離することにより、コンタクト径に対す
る下敷き配線の必要な幅をも確保しつつ、隣接するコン
タクト間のプロセスマージンを縮小化し、マスクパター
ンの占有面積を縮小することができるという効果があ
る。
クト部において接続される上地配線を埋め込み型コンタ
クトとし、更に下地配線を当該コンタクト径よりも細く
することにより前記上地配線と接続される導電層の突抜
けを利用し、上下配線の接続を下地配線の上面および側
面において接触させて接続面積の増大を図り、且つ突抜
け防止用のストッパーとなる配線を多層化して、所定の
絶縁膜により分離することにより、コンタクト径に対す
る下敷き配線の必要な幅をも確保しつつ、隣接するコン
タクト間のプロセスマージンを縮小化し、マスクパター
ンの占有面積を縮小することができるという効果があ
る。
【0030】更に、前記導電層と前記下地配線との接触
面積が、下地配線の側面部を介して拡大されるために接
触抵抗が低減され、これにより、回路動作上の高速性が
正常に保持されるとともに、誤動作の発生を未然に防止
することができるという効果がある。
面積が、下地配線の側面部を介して拡大されるために接
触抵抗が低減され、これにより、回路動作上の高速性が
正常に保持されるとともに、誤動作の発生を未然に防止
することができるという効果がある。
【図1】本発明の第1の実施形態におけるスルーホール
構造を示す平面図および断面図である。
構造を示す平面図および断面図である。
【図2】本発明の第2の実施形態におけるスルーホール
構造を示す平面図および断面図である。
構造を示す平面図および断面図である。
【図3】本発明の第3の実施形態におけるスルーホール
構造を示す平面図および断面図である。
構造を示す平面図および断面図である。
【図4】前記第1、第2および第3の実施形態において
使用される下地配線の平面図である。
使用される下地配線の平面図である。
【図5】本発明の1実施形態のスルーホール構造を示す
断面図である。
断面図である。
【図6】従来例の半導体装置のスルーホール構造を示す
断面図である。
断面図である。
【図7】従来例の半導体記憶装置のメモリセル部分を示
す断面図である。
す断面図である。
【図8】従来例の半導体装置のコンタクト構造を示す断
面図である。
面図である。
【図9】従来例のスルーホール構造を示す平面図であ
る。
る。
【図10】従来例のスルーホール構造を示す平面図およ
び断面図である。
び断面図である。
【図11】従来例のスルーホール構造を示す平面図およ
び断面図である。
び断面図である。
【図12】従来例の半導体メモリチップの概略図であ
る。
る。
A1〜A9、A11〜A13、R11〜R16 下地
配線 A21〜A23 上地配線 B、B1〜B4 酸化膜 D、D1〜D3 導電材料 Ja1 シリコン基板 Ja2 第1層配線 Ja3 第2層配線 Ja4 第3層配線 Jb1 P型基板 Jb2 ドレイン電極 Jb3、Jc2 ゲート電極 Jb4 高抵抗負荷素子 Jb5 タングステン埋め込み層 Jb6、Jd4 アルミ配線 Jb7、Jd5〜Jd7 コンタクト Jc1 拡散層 Jc3 ダミー層 Jc4 容量 Jc5 第1配線層 Jc6 第2配線層 Jc7、Jc8 コンタクト孔 Jc9、Jd1 半導体基板 Jd2、Jd3 ポリシリコン配線 Jk 基板 S1 下敷き配線(ゲート) S2 下敷き配線(GNDシリサイド) T1〜T9、T11〜T13、T21〜T23、T31
〜T36、JT1スルーホール AR セル周辺回路領域 KK カラム系回路 RK ロウ系回路
配線 A21〜A23 上地配線 B、B1〜B4 酸化膜 D、D1〜D3 導電材料 Ja1 シリコン基板 Ja2 第1層配線 Ja3 第2層配線 Ja4 第3層配線 Jb1 P型基板 Jb2 ドレイン電極 Jb3、Jc2 ゲート電極 Jb4 高抵抗負荷素子 Jb5 タングステン埋め込み層 Jb6、Jd4 アルミ配線 Jb7、Jd5〜Jd7 コンタクト Jc1 拡散層 Jc3 ダミー層 Jc4 容量 Jc5 第1配線層 Jc6 第2配線層 Jc7、Jc8 コンタクト孔 Jc9、Jd1 半導体基板 Jd2、Jd3 ポリシリコン配線 Jk 基板 S1 下敷き配線(ゲート) S2 下敷き配線(GNDシリサイド) T1〜T9、T11〜T13、T21〜T23、T31
〜T36、JT1スルーホール AR セル周辺回路領域 KK カラム系回路 RK ロウ系回路
Claims (6)
- 【請求項1】 3層以上の複数の配線層から成る多層配
線層を有する半導体回路装置において、 半導体基板に最も近接して存在する配線層を第1層目の
配線層とし、少なくとも第3層目以降の第n番目(nは
正整数)の配線層に存在する第1の配線と、第2層目以
降の第m番目(mは正整数:m<n)の配線層に存在す
る第2の配線とを接続するコンタクト構造におけるコン
タクト孔の大きさが、前記第2の配線の配線幅よりも大
きく、前記コンタクト孔を介して前記第1の配線と前記
第2の配線とを接続する導電材料が、前記第2の配線の
上面および側面において接触し、且つ前記第2の配線よ
り更に下層に存在する第3の配線層まで延在して構成さ
れることを特徴とする半導体回路装置。 - 【請求項2】 前記第1の配線と前記第2の配線とを接
続する前記コンタクト構造における導電材料が、前記第
2の配線の上面の一部のみと接触するか、または当該第
2の配線の全面と片側面のみにおいて接触して形成さ
れ、且つ当該導電材料が前記片面接触部から前記第3の
配線に至るまで延在して構成されることを特徴とする請
求項1記載の半導体回路装置。 - 【請求項3】 前記第3の配線層が、当該第3の配線層
以外の複数の配線層の各配線層間に存在する絶縁層を挟
み、且つその一部が当該絶縁層に重畳される形で階段状
に形成されることを特徴とする請求項1または請求項2
または請求項3記載の半導体回路装置。 - 【請求項4】 前記第3の配線層が、前記導電材料に対
応する突抜け防止層を形成することを特徴とする請求項
1または請求項2または請求項3記載の半導体回路装
置。 - 【請求項5】 前記第2の配線が、前記コンタクト孔の
開孔部の形状の一辺よりも短かい範囲内において凹形、
凸形または凹凸形の配線形状を呈することを特徴とする
請求項1または請求項2または請求項3または請求項4
記載の半導体回路装置。 - 【請求項6】 前記第1の配線と前記第2の配線とを接
続する前記コンタクト構造が、前記コンタクト孔に前記
導電材料を埋め込むことにより形成されることを特徴と
する請求項1または請求項2または請求項3または請求
項4または請求項5記載の半導体回路装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8317589A JPH10163315A (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | 半導体回路装置 |
| US08/980,281 US6034436A (en) | 1996-11-28 | 1997-11-28 | Semiconductor device having an improved through-hole structure |
| KR1019970065765A KR100279099B1 (ko) | 1996-11-28 | 1997-11-28 | 개선된 스루홀 구조를 갖는 반도체 장치 |
| TW086117930A TW384521B (en) | 1996-11-28 | 1997-11-28 | Semiconductor device having an improved through-hole structure |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8317589A JPH10163315A (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | 半導体回路装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10163315A true JPH10163315A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18089922
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8317589A Pending JPH10163315A (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | 半導体回路装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6034436A (ja) |
| JP (1) | JPH10163315A (ja) |
| KR (1) | KR100279099B1 (ja) |
| TW (1) | TW384521B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6909487B2 (en) | 2002-05-22 | 2005-06-21 | Seiko Epson Corporation | Electro-optical device and semiconductor device |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7224063B2 (en) | 2001-06-01 | 2007-05-29 | International Business Machines Corporation | Dual-damascene metallization interconnection |
| US7474000B2 (en) * | 2003-12-05 | 2009-01-06 | Sandisk 3D Llc | High density contact to relaxed geometry layers |
| US8513119B2 (en) | 2008-12-10 | 2013-08-20 | Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. | Method of forming bump structure having tapered sidewalls for stacked dies |
| US20100171197A1 (en) * | 2009-01-05 | 2010-07-08 | Hung-Pin Chang | Isolation Structure for Stacked Dies |
| US8791549B2 (en) | 2009-09-22 | 2014-07-29 | Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. | Wafer backside interconnect structure connected to TSVs |
| US8466059B2 (en) | 2010-03-30 | 2013-06-18 | Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. | Multi-layer interconnect structure for stacked dies |
| JP2012164882A (ja) * | 2011-02-08 | 2012-08-30 | Toshiba Corp | 半導体装置 |
| JP5364743B2 (ja) * | 2011-03-01 | 2013-12-11 | 株式会社東芝 | 半導体装置 |
| US8900994B2 (en) | 2011-06-09 | 2014-12-02 | Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. | Method for producing a protective structure |
Family Cites Families (15)
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|---|---|---|---|---|
| US3323198A (en) * | 1965-01-27 | 1967-06-06 | Texas Instruments Inc | Electrical interconnections |
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