JPH0612600Y2 - 陰極線管の陰極取付装置 - Google Patents

陰極線管の陰極取付装置

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JPH0612600Y2
JPH0612600Y2 JP1987125925U JP12592587U JPH0612600Y2 JP H0612600 Y2 JPH0612600 Y2 JP H0612600Y2 JP 1987125925 U JP1987125925 U JP 1987125925U JP 12592587 U JP12592587 U JP 12592587U JP H0612600 Y2 JPH0612600 Y2 JP H0612600Y2
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伸三 細川
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株式会社友玉園セラミツクス
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は各種電子機器に使用される複数個の陰極を内
蔵した陰極線管の陰極取付装置に関するものである。
従来の技術 陰極線管の陰極取付装置、とくに複数個の陰極を内蔵し
た場合において、各陰極の加熱時における陰極と制御グ
リツド間の位置精度の良否は、陰極線管の映像の良否に
大きく影響するので、そのバラツキを出来るだけ小さく
抑える必要から前記各陰極は、絶縁体の固定基板に固着
されている。
これを第6図乃至第9図により説明すると、第6図は、
陰極線管の制御グリツド及び陰極部の取付側面図で、第
7図は第6図VII−VII面の側面図、第8図は第6図のVI
II−VIII面の平面図、第9図は第6図14の外観斜視図で
ある。これらの図において陰極の取付装置は基板14と、
この固定基板14の中央部を貫通して設けられた支持部材
13が3個接合され、内部にヒーターコイル6を収容した
陰極スリーブ2がこの支持部材に接合された構造になつ
ている。又この取付装置を内包して固定基板14と保持具
15を介して制御グリツド1が設けられている。
固定基板14には、第9図に示す様に、中央部長手方向に
開溝部14aと支持部材13及び陰極スリーブ2を貫着する
ための円形状の孔部17、並に支持部材13の頭部と接合
し、これを支持するため、孔部17の上端に開削された掛
止部14bが設けられている。
支持部材13と固定基板14とは固定基板14の孔部17の壁面
で互に接合しており、掛止部14bの部分ではガラス材等
で互に接着されているほか、陰極スリーブ2の支持部材
13への固定は、制御グリツド1と陰極スリーブ2の頭部
との間隔が所定の位置となるよう、陰極スリーブ2との
融着部18の部分で互に溶接固定されている。
考案が解決しようとする問題点 従来の技術は前述のとおりであるので、陰極スリーブの
位置精度を良くするためには、陰極スリーブと、これを
固定する支持部材との融着部18の部分の面積を大きくす
ることが効果的であるが、融着部18の面積を大きくする
と、支持部材及び固定基板を介して放散流出する陰極ス
リーブの熱量が増大し、陰極スリーブの加熱用ヒーター
コイルの消費電力が増大する。本考案の目的は前記の問
題点を解決し、従来に比し、消費電力を増大することな
く、陰極スリーブの位置精度が良好な陰極線管の陰極取
付装置を提供することにある。
問題を解決するための手段 上記の目的を達成するこの考案について述べると、長孔
7を形成した耐熱性絶縁体製の固定基板4;該固定基板
4の、上記長孔7の両側に形成された、上記長孔7に面
する一側が開放された盲穴状の掛止部4a;金属により
ほぼ円管状に形成され、軸方向の一端部において一対
の、大径の突出部3aを180度方向にほぼ枠状に突出
させて、高さhを有する突出部3aを形成した複数の、
陰極スリーブ2の支持部材3;上記突出部3aを上記掛
止部4aに収容させ、前記一端部の他の他端部を前記長
孔7に、長孔7の縁部に無接触に挿入した前記支持部材
3;該支持部材3の上記他端部の内面と固定し、その余
の部分において離間して設けられた、ヒータコイル6を
有する陰極スリーブ2;前記突出部3aを掛止部4aに
固着させた接続材9;から成ることを特徴とする陰極管
の陰極取付装置である。
作用 この考案は、前記の構成としたので、支持部材3と固定
基板4との接触部は固定基板4の長孔7の両側に設けら
れた掛止部4aの一部分のみとなって、固定基板4と支
持部材3との接触面積が減少し、又陰極スリーブ2と支
持部材3との固定部から支持部材3と固定基板4との接
触部までの距離は、従来よりも長くなるので、陰極スリ
ーブ2から固定基板4に流れる熱の放散流失量が減少す
る。
又他の作用として前記支持部材3は金属によりほぼ円管
状に形成され、軸方向の一端部において一対の、大径の
突出部3aを180度方向に、ほぼ枠状に突出させて、
高さhを有する突出部3aを形成したことにより、この
支持部材3は、上記突出部3aに、金属板製であるにも
かかわらず軸方向及び周方向に剛性を生じさせることが
でき、一枚の金属板により、プレス等で簡単に製造する
ことができる。しかも一体に形成されているため、別体
に形成して組立て、取付けた場合のような何等かの理由
により分離する恐れをなくすことができる。
実施例 この考案の実施例を第1図乃至第3図により説明する。
第1図は陰極部取付側面図、第2図は第1図の直角方向
の側面図、第3図は第1図の平面図、第4図は第1図支
持部材3の単体斜視図、第5図は第1図固定基板4の単
体斜視図である。
第2図において、支持部材3は、固定基板4にガラス材
等の接続材9で固定されている。第1図において、支持
部材3と陰極スリーブ2が固定部8で融着され、陰極ス
リーブ2の中にヒーターコイル6が挿入されている。固
定基板4は第5図に示すように、上面の周辺部を削り落
した長方形状の厚板で、その中央部長手方向に長方形状
の長孔7を穿設するとともに、この長孔7の両側に、支
持部材3の掛止部4aが3組互に等間隔に設けられてい
る。
支持部材3の形状は、第4図に示すように略円管形であ
って、その上部両側を局部的に大径にして一対の突出部
3aを180度方向に突出して形成し、その下部に軸方
向に一対の切欠き部3bを設け、その余の部分で一対の
脚部3cが形成されている。
支持部材3と陰極スリーブ2とは、それぞれ陰極スリー
ブ2の外面と支持部材3の内面とが、それらの下部の固
定部8において、互に溶接固定し、その余の部分におい
ては、互に離間されている。
前記各支持部材3と固定基板4の長孔7内に無接触的に
挿入し、支持部材3の突出部3aの下端を固定基板4の
掛止部4aに係合したのち、突出部3aと掛止部4aと
の隙間にガラス材等の接続材9を溶かし込んで、支持部
材3を固定する。この場合、掛止部4aにメタライズを
施して、支持部材の突出部3aとの接合部を銀ろう等に
よる金属接合としても良い。
前記の構成としたので、支持部材3と耐熱絶縁体の固定
基板4との接触部は前述の接続材9で接着された部分の
みとなり、支持部材3と固定基板4との接触面積が著し
く減少するとともに、支持部材3と陰極スリーブ2との
固定部8から前記接続材9での接着部までの距離も従来
よりも長くなることによる熱放散経路が長くなって熱流
抵抗が増大する等の理由から、陰極スリーブ2で発生し
た熱が支持部材3及び固定基板4を介して放散流失され
る量も減少する。
従って陰極スリーブ2からの熱の放散流量、即ち消費電
力量を従来の装置よりも増大することなしに、支持部材
3と陰極スリーブ2との融着部8の面積を大きくするこ
とが可能となり、陰極スリーブ2の支持部材3への固定
が安定するので、加熱時における陰極スリーブ2と制御
グリッド1との位置精度の向上が図れる。
又支持部材3を金属によってほぼ円管状に形成し、その
一端において、大径の突出部3aを180度方向に、ほ
ぼ枠状に突出させ、高さhの突出部3aを形成したか
ら、支持部材3は、突出部3aに、金属板製にもかかわ
らず、軸方向及び周方向に剛性を生じさせることがで
き、金属板をプレス等によって簡単に製造することがで
きる。
考案の効果 この考案は前述の様な構成とし、特に支持部材3を、固
定基板4に長孔7を穿設してこの長孔7の両側に掛止部
4aを設け、支持部材3の両側の突出部3aを掛止して
固定するようにしたので、支持部材3と固定基板4との
接触部は、前記掛止部4aにて支持部材3と固定基板4
が接着する部分のみとなるので、固定基板4と支持部材
3との接触部から、支持部材3が陰極スリーブ2を固定
する部分までの距離が従来よりも長くなるとともに、支
持部材3と固定基板4との接触面積も減少するので、熱
放散流失量ひいては消費電力量も減少し、従って支持部
材3が陰極スリーブ2を固定する部分の面積を大きくす
る事が出来て、陰極スリーブ2の安定度を増すことがで
きるので、加熱時における陰極スリーブと、その上に設
けられる制御グリッドとの位置精度の向上が図れる。
また熱放熱量の減少に伴って支持部材3と固定基板4と
の接合部の温度も低下するので、温度上昇に伴ってこの
接合部にクラックが生じるなどの異常発生も防止するこ
とが出来る。
又他の効果として支持部材3を、金属によりほぼ円管状
に形成し、その軸方向の一端部において、大径の突出部
3aを一対に180度方向に、かつほぼ枠状に突出さ
せ、高さhを有て形成したことにより、この支持部材3
は、金属板製であるにもかかわらず上記突出部3aに、
軸方向及び周方向に剛性を生じさせることができ、この
ため金属板を、プレス等により簡単に製造することがで
きる。しかも一体に形成されているため、これを複数の
別体に形成して組立て又は取り付けた場合のような、何
等かの理由により分離する恐れをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の側面図で一部が第3図のI−I線矢視
断面を示す図、第2図は第3図のII−II線矢視断面図、
第3図は本考案の平面図、第4図は第1図の支持部材3
の斜視図、第5図は第1図の固定基板4の斜視図、第6
図は制御グリツドを取付けた従来例の一部分を切断した
側面図、第7図は第6図のVII−VII線部の断面図、第8
図は第6図のVIII−VIII線部の平面図、第9図は第6図
の固定基板14の斜視図である。 2……陰極スリーブ 3……支持部材 4……固定基板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】長孔(7)を形成した耐熱性絶縁体製の固
    定基板(4);該固定基板(4)の、上記長孔(7)の
    両側に形成された、上記長孔7に面する一側が開放され
    た盲穴状の掛止部(4a);金属によりほぼ円管状に形
    成され、軸方向の一端部において一対の、大径の突出部
    (3a)を180度方向にほぼ枠状に突出させて、高さ
    (h)を有する突出部(3a)を形成した複数の、陰極
    スリーブ(2)の支持部材(3);上記突出部(3a)
    を上記掛止部(4a)に収容させ、前記一端部の他の他
    端部を前記長孔(7)に、長孔(7)の縁部に無接触に
    挿入した前記支持部材(3);該支持部材(3)の上記
    他端部の内面と固定し、その余の部分において離間して
    設けられた、ヒーターコイル(6)を有する陰極スリー
    ブ(2);前記突出部(3a)を掛止部(4a)に固着
    させた接続材(9);から成ることを特徴とする陰極線
    管の陰極取付装置。
JP1987125925U 1987-08-19 1987-08-19 陰極線管の陰極取付装置 Expired - Lifetime JPH0612600Y2 (ja)

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JPS6431652U JPS6431652U (ja) 1989-02-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4842378A (ja) * 1971-09-30 1973-06-20
JPS5637261U (ja) * 1979-08-24 1981-04-09

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JPS6431652U (ja) 1989-02-27

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