JPH06126865A - コンテナバッグの縫製装置 - Google Patents

コンテナバッグの縫製装置

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JPH06126865A
JPH06126865A JP4305016A JP30501692A JPH06126865A JP H06126865 A JPH06126865 A JP H06126865A JP 4305016 A JP4305016 A JP 4305016A JP 30501692 A JP30501692 A JP 30501692A JP H06126865 A JPH06126865 A JP H06126865A
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JP
Japan
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outer peripheral
bag body
bottom member
sewing
substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP4305016A
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English (en)
Inventor
Kimikazu Matsuda
君一 松田
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Jaguar Co Ltd
Original Assignee
Jaguar Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 有底円筒状をしたコンテナバッグを製造する
に際して、円筒状バッグ胴体と円形底部材とを縫い合わ
せる作業が容易に行えるようにする。 【構成】 回転可能な円板体20に対して、必要時には
その中心部へ向けて退避動可能になった複数の仮クラン
プ体40と、互いに接続された2つの揺動片が円板体2
0の径方向に沿って進退可能になった複数の突張り保持
体30とを設け、各仮クランプ体40を用いて、円板体
20の下部に円形底部材を水平に保持させると共に、円
板体20の外周部に円筒軸線を上下に向けたバッグ胴体
を嵌めて、突張り保持体30を作動後に仮クランプ体4
0を退避動させ、円板体20を回転させながら、その外
周部において縫製作業を行うようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、有底円筒状をしたコ
ンテナバッグを製造する際に用いる縫製装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンテナバッグを製造するには、予め円
筒状に縫製されたバッグ胴体の一端部に円形底部材を縫
製していたが、バッグ胴体及び底部材は大型であると共
に比較的厚手のシート材等を素材とするものであったた
め、両者を縫製する前に行う縁部相互の折り返し作業
や、縫製時に、ミシンを中心としてバッグ胴体等を保持
したり姿勢を変えたりする作業が重労働となっていた。
【0003】
【発明の目的】この発明は、バッグ胴体と底部材との縫
製作業が容易に行えるようにしたコンテナバッグの縫製
装置を提供することを目的とする。
【0004】
【前記目的を達成するための手段】この発明は前記目的
を達成するために以下の如き手段を採用した。即ち、基
枠と、この基枠に水平回転可能に保持されてバッグ胴体
の内径に略等しい直径を有し且つ外周部に所定間隔をお
いて複数の切欠部が形成された回転基板と、この回転基
板の外周部上面の切欠部相互間各々に少なくとも1個設
けられ縫製時には回転基板の中心方向へ向けて退避動可
能になされた前記円形底部材及びバッグ胴体の端縁部重
合保持用の仮クランプ体と、上記回転基板の各切欠部内
に設けられ回転基板の径方向に沿って切欠部の外側へ進
退可能になされた円形底部材及びバッグ胴体の突張り保
持体と、上記基枠から回転基板の外周部へ臨む位置まで
を進退可能に設けられたミシンとを有しているものであ
る。
【0005】
【発明の作用】この発明は以下の如き作用をなすもので
ある。まず底部材の外周縁部の任意箇所を、回転基板上
の任意の仮クランプ体に対してその下方側からクランプ
させる。次に、このクランプ位置を起点として、別の仮
クランプ体(例えば上記とは1個おいた隣の仮クランプ
体)と位置的に対応する底部材の外周縁部を見いだし、
この外周縁部を上記と同様にクランプさせる。この手順
を全部の仮クランプ体について所定の順番で行ってゆ
き、回転基板の下面で、底部材がその外周部全周を上向
きに折り曲げられて略水平に保持された状態とする。
【0006】次に、上記底部材の折り曲げられた外周部
を囲むように、その下方側から、円筒軸を上下方向へ向
けたバッグ胴体を嵌めてゆき、このバッグ胴体の上側の
端縁部を、上記底部材の外周縁部と重ね合わせつつ、こ
の外周縁部をクランプしている仮クランプ体によってク
ランプさせてゆく。次に、回転基板に設けられた複数の
突張り保持体を全て回転基板の外側へ向けて進出させる
ことで、底部材の外周部を介してバッグ胴体に、その内
周面の所定箇所を外方へ広げることによる保持力を生じ
させる。このように保持力が生じた状態では、仮クラン
プ体によるクランプがなくてもバッグ胴体及び底部材が
回転基板から脱落することはないので、仮クランプ体を
回転基板の中心へ向けて退避させる。このとき、回転基
板の外周部からその上方へ向けて突出しているバッグ胴
体の端縁部と底部材の外周縁部との重合部分に、必要に
応じて、折り目を付けたうえで折重ね縁部を形成させ
る。次に、ミシンを回転基板へ向けて進出させ、バッグ
胴体と底部材との上記重合部分を、回転基板の回転と共
に縫製してゆく。
【0007】
【実施例】以下にこの発明を図面に示す実施例に基づい
て説明する。なお、この明細書において、前とは図2紙
面表側を、後とは同裏側を言い、左とは図2左側を、右
とは同図右側を言う。図1の如く、バッグ胴体1は、予
め円筒状に縫製されたものであり、底部材3は、バッグ
胴体1の直径より一回り大きな円形に裁断されたもので
ある。これら両者の縫製は、底部材3の外周縁部4を全
周的に上方側へ折り曲げておき、この折り曲げられた外
周部の外周面と、バッグ胴体1における一方の端縁部2
の内周面とを重ね合わせて、この重合部分(必要に応じ
て折重ね縁部を形成させる)を縫製するものである。
【0008】図2〜図4の如く、内部に生地保持空間1
1を形成するように枠組みされた基枠10と、この基枠
10の生地保持空間11の上部に吊持保持された回転基
板20と、上記基枠10の前面部上部で待機され必要時
に上記回転基板20の外周部上部へ向けて位置変更可能
に設けられた折り目付け装置60と、上記基枠10の生
地保持空間11外で待機され必要時に回転基板20の外
周部へ向けて進退可能に設けられたミシン100とを有
し、且つ上記回転基板20に対して設けられた複数の突
張り保持体30と、複数の仮クランプ体40と、複数の
縁部保持具27とを有している。
【0009】上記回転基板20は、外周部に複数個(本
実施例では1/4円位置ごとに各1個づつ合計4個)の
切欠部21が形成された円板状をしたものであって、基
枠10の上部に設けられた回転装置25により水平回転
可能となっている。この回転基板20の直径は、バッグ
胴体1の内径と略等しいか又は若干小さめとなる寸法に
形成されており、その外周部へバッグ胴体1を嵌めるこ
とができる。上記切欠部21は、回転基板20をその上
下(板厚)方向に貫通し且つ開放口を外周部へ臨ませた
ものであって、これら各切欠部21内に、上記した突張
り保持体30が設けられるようになっている。
【0010】図5〜図7の如く、上記突張り保持体30
は、回転基板20の外周部の曲率半径に沿って緩やかに
彎曲するように形成された一対の長丸状揺動板31及び
32を有している。これら揺動板31,32は、それぞ
れの一端部が切欠部21の側方部で回転基板20に対し
て揺動自在となる(図5中の矢符Pを揺動中心とする)
ように保持されており、他端部同士が、各々を板厚方向
に貫通するように形成された長孔33を介してピン37
で連結されている。なお、回転基板20に対して、各揺
動板31,32の表裏両面が面一状となるように、これ
ら三者が肉厚方向で互いにサンドイッチ状構造を構成す
る如く接続されている(図6参照)。これら長孔33相
互を上下に貫通するように設けられる上記ピン37は、
進退ブロック34を介して流体圧シリンダ等の進退駆動
具35の駆動ロッド36に接続されている。この進退駆
動具35は、回転基板20にバッグ胴体1等が嵌められ
ていない段階では駆動ロッド36を退入させた状態にあ
る。従って、突張り保持体30は、各揺動板31,32
の外向き辺部が、回転基板20の平面形状を完全な円と
仮定した場合の輪郭よりも内方へ入り込むようになって
いる。しかし、回転基板20にバッグ胴体1等が嵌めら
れた段階で進退駆動具35が駆動ロッド36を伸出させ
るようになると、突張り保持体30は、各揺動板31,
32の外向き辺部が、回転基板20の平面形状を完全な
円と仮定した場合の輪郭に合致した円弧を描くようにな
っている。このため、バッグ胴体1等は、その内周面の
所定箇所が外方へ向けて均等に押圧されることとなり、
他に保持力を受けなくとも、回転基板20に対して吊持
保持されるようになる。なお、突張り保持体30の進退
動作量(各揺動板31,32の揺動量)は、進退駆動具
35の駆動ロッド36(図7参照)に嵌めるスリーブ3
8の長さの選択とナット39の締め込み度合とによって
調節可能となっている。
【0011】図4の如く、上記仮クランプ体40は、回
転基板20の上面において各切欠部21の配置間に少な
くとも1個(本実施例では各切欠部21に対してその両
側を挟むように2個づつ(図5参照)あり、全体で8個
のものが放射状配置となっている)設けられている。図
8及び図9の如く、これら仮クランプ体40は、回転基
板20上に固定される基台41と、この基台41の先端
部から回転基板20の接線方向に平行する軸心を中心に
揺動自在に保持され、伏せた姿勢において回転基板20
の外周部に位置付けられる歯付き外面43を有したL字
状起倒台42と、この起倒台42にヒンジレバー46を
介して回動自在に保持され、起倒台42の歯付き外面4
3に対向する歯付き内面45を有した押圧片44と、こ
の押圧片44におけるヒンジレバー46の突端部(回転
基板20の中心寄り端部)に、ロッドエンド47を回動
自在に接続させた流体圧シリンダ等の駆動具48とを有
している。この駆動具48は、その基端部を揺動自在に
保持するブラケット51により、回転基板20に取り付
けられている。上記押圧片44には、歯付き内面45の
反対面上部に押し玉50が取り付けられている。図10
の如く、上記起倒台42の歯付き外面43と押圧片44
の歯付き内面45とは、上側を水平とする鋸歯状断面を
有しており、両者による底部材3やバッグ胴体1(図1
参照)のクランプ力か高められるようになっている。ま
た、図20の如く、起倒台42の歯付き外面43には、
この中央よりやや高い位置を水平に横切る設定ライン5
2が表示されており、図21の如く、底部材3をクラン
プするときにその外周縁部4の差し込み量の目安とし
て、クランプの確実性及び縫製位置の均一性等が図られ
るようになっている。なお、バッグ胴体1の端縁部2
は、上記設定ライン52を超えて歯付き内面45及び歯
付き外面43の各上端位置に達するまで差し込むように
してクランプする。
【0012】上記回転基板20に対して底部材3やバッ
グ胴体1を保持させようとする段階では、図8の如く、
上記駆動具48はロッド49を伸出させた状態にあり、
従って、起倒台42が基台41の先端部側で伏せた姿勢
にされ、且つこの起倒台42に対して押圧片44が閉じ
た状態とされている。このとき、押し玉50を回転基板
20の中心方向へ向けて押し込めば、押圧片44を、起
倒台42から若干開くように揺動させることが可能とな
っており、このようにすることで、起倒台42の歯付き
外面43と押圧片44の歯付き内面45との間に、底部
材3の外周縁部4やバッグ胴体1の端縁部2を差し込む
ための隙間を形成させることができる。これらの各差し
込みが終わるごと押し玉50から手を離せば、押圧片4
4はその都度、駆動具48の作動により起倒台42に閉
じた状態に戻り、底部材3やバッグ胴体1のクランプ
(図21参照)が完了する。
【0013】一方、上記のようなクランプ状態にあると
きに、駆動具48にロッド49の退入動作を行わせる
と、まず最初に、ブラケット51と駆動具48、駆動具
48と押圧片44のヒンジレバー46、及びこのヒンジ
レバー46と起倒台42とをそれぞれ揺動自在に保持す
る3つの支点が互いに一直線上に位置付けられるように
なるまでは、起倒台42に対する押圧片44の開き動作
(クランプの解除動作)が優先して行われる。そして、
その後更に駆動具48によるロッド49の退入動作が続
けられると、基台41に対して起倒台42が回転基板2
0の中心方向へ向けて反転されるようになる。このよう
な反転動作は、回転基板20の外周部に沿って行われる
後述の縫製作業に対して、いわゆる仮クランプ体40と
しての退避動に相当する。
【0014】次に、前記した折り目付け装置60につい
て説明する。図2〜図4の如く、この折り目付け装置6
0は、基枠10の上部横桟12から生地保持空間11の
中央部前方へ向けて突出する水平突出杆13(図3参
照)に対して、可動枠体90を介して吊持保持されてい
る。図11〜13の如く、この可動枠体90は、上記水
平突出杆13の突端に設けられたホルダー部14に対し
て、その側面位置と前面位置とで二位置的な位置決めが
できるように首振り自在となった旋回枠91と、この旋
回枠91に設けられた流体圧シリンダ等の昇降駆動具9
3により昇降可能に吊持保持された昇降ブラケット92
とを有している。この昇降ブラケット92に、上記した
折り目付け装置60が設けられている。94は昇降案内
用のガイドバーであり、95はこれらガイドバー94を
保持するホルダー具である。また、図11中、96は旋
回枠91を首振りさせる場合に用いる握り玉付き操作杆
であり、97は旋回枠91側と昇降ブラケット92側と
の間に渡される配線コード類を断線等から保護するため
の多関節構造を有した配線ガイドである。上記旋回枠9
1を水平突出杆13の前面位置へ首振りさせた後、この
旋回枠91から昇降ブラケット92を下降させると、こ
の昇降ブラケット92に設けられた折り目付け装置60
が、図22の如く丁度、回転基板20の外周部上部へ位
置付けられるようになっている。このとき、回転基板2
0には底部材3及びバッグ胴体1が吊持保持された状態
にあり、回転基板20の外周部には、その上方へ向けて
底部材3の外周縁部4とバッグ胴体1の端縁部2とによ
る重ね合わせ部が突出するようになっている。なお、バ
ッグ胴体1の端縁部2は、図20及び図21の如く底部
材3の外周縁部4よりも更に上方へ突出するようになっ
ているが、以下では、バッグ胴体1のみの突出部分をも
含めて、上記重ね合わせ部全体を、「生地重合部」と言
うこととする。
【0015】図14の如く、上記折り目付け装置60
は、上記可動枠体90の昇降ブラケット92を基板とし
て、連接リンク63及び64を伴ってリンク機構を構成
するように組まれた上部側揺動レバー61及び下部側揺
動レバー62と、このうち上部側揺動レバー61による
動きを駆動源として作動する第1折り目付け部70と、
下部側揺動レバー62による動きを駆動源として作動す
る第2折り目付け部80とを有している。上部側揺動レ
バー61はL字状をしており、その折曲している隅角部
分を支点として昇降ブラケット92に揺動自在に保持さ
れ、下部側揺動レバー62は、その基部を支点として昇
降ブラケット92に揺動自在に保持され、そして上記連
接リンク63の一端部が、昇降ブラケット92の反対側
面に取り付けられた駆動モータ65(図11及び図17
参照)の回転軸66に、偏心して取り付けられている。
従って、駆動モータ65を作動させた場合、上部側揺動
レバー61は下向き折曲片部の下端が水平方向に沿って
繰り返し揺動し、下部側揺動レバー62はその先端が上
下方向に沿って繰り返し揺動するようになっている。な
お、上記駆動モータ65が作動を停止しているときに
は、常に、連接リンク63が最も下降した状態を維持で
きるようにしてあり、この状態では、上部側揺動レバー
61の下向き折曲片部の下端が昇降ブラケット92の側
端縁から最も離反した位置付けとなっている。従って、
上記した如く(図22参照)、可動枠体90において旋
回枠91の首振りと昇降ブラケット92の下降とを行っ
たとき、この折り目付け装置60は、上部側揺動レバー
61の下向き折曲片部と昇降ブラケット92の側端縁9
2bとの両者間に形成された隙間内に、回転基板20の
外周部に上方突出している生地重合部を挟み込むように
位置付けられる。
【0016】図15の如く、上記第1折り目付け部70
は、昇降ブラケット92の側端縁92bに取り付けられ
た固定片73と、上記上部側揺動レバー61の下向き折
曲片部に対して昇降ブラケット92側(即ち、上記固定
片73側)へ向く面に取り付けられた動作片71とを有
している。この動作片71は、固定片73と対向可能な
幅寸法を有しており、この固定片73と対向する部分に
は、当該固定片73へ向けて突出する上下2個の爪部7
2が設けられている。また、固定片73には、上記上部
側揺動レバー61が揺動したときに、動作片71の各爪
部72を受けることができる2個の凹部74が形成され
ている。そのため、これら固定片73と動作片71との
間に生地重合部を挟み込ませたうえで上部側揺動レバー
61を1回だけ揺動させると、生地重合部にその内周面
側から外周面側へ向けて突出する上下2箇所の爪跡(図
23及び図24中の矢符イ及びロ参照)がプレス成形さ
れることとなる。従って、上部側揺動レバー61の揺動
を繰り返しつつ、回転基板20を回転させるようにする
と、上記爪跡が生地重合部の全周にわたってつながった
2本の折り目イ及びロ(図22参照)に形成されること
となる。
【0017】図16の如く、上記第2折り目付け部80
は、昇降ブラケット92の正面92a(下部側揺動レバ
ー62等の設けられた側の面)に取り付けられた固定片
85と、上記下部側揺動レバー62の先端部に取り付け
られた動作片81とを有している。固定片85は、平板
状部分の一辺部から下方へ向けて鉤状部分が突出した形
状を有しており、平板状部分の下面には上位側押圧下面
87が、また鉤状部分の下面には下位側押圧下面86が
それぞれ形成されている。また、上記動作片81につい
ても上記固定片85を上下反転させた如き形状を有して
おり、上記固定片85の上位側押圧下面87に対向する
上位側押圧上面83と、下位側押圧下面86に対向する
下位側押圧上面82とを有している。
【0018】ところで、上記の如く第1折り目付け部7
0の固定片73(図15参照)は昇降ブラケット92の
側端縁92bに配置され、第2折り目付け部80の固定
片85(図16参照)は昇降ブラケット92の正面92
aに配置されている。即ち、図17の如く、これら固定
片73,85は、昇降ブラケット92の板厚方向に沿っ
て互いに隣接関係にあるが、回転基板20の回転方向
(矢符X参照)に対しては、第1折り目付け部70の固
定片73が必ず先行し、その後流側に第2折り目付け部
80の固定片85が位置付けられるようになっている。
一方、第2折り目付け部80における固定片85の上下
の押圧下面87,86間の高低差(動作片81の上下の
押圧上面83,82間の高低差に同じ)が、第1折り目
付け部70における固定片73の凹部74相互の上下ピ
ッチ(動作片71の爪部72相互の上下ピッチに同じ)
と一致していることは勿論であるが、第2折り目付け部
80の固定片85は、押圧下面87,86が、上記上下
の凹部74の尖端奥部を含む各仮想水平面と面一又は略
面一となるように位置付けられている。このため、動作
片81を上昇させると(図14参照)、その押圧上面8
3,82と上記押圧下面87,86とによって、爪部7
2の尖端と凹部74の尖端奥部との合致高さ位置又はそ
の近傍において生地重合部を上下方向につまむことがで
きる。
【0019】第2折り目付け部80は、第1折り目付け
部70に対して上記のような各種位置関係を有している
ため、下部側揺動レバー62の繰り返し揺動により、図
23の如く、第1折り目付け部70によって生地重合部
にプレス成形された筋状の折り目イ及びロ(同図(a)
参照)に、更に上下方向へのツマミを加えて(同図
(b)参照)、各折り目イ及びロを歴然としたものに形
成させてゆくようになっている。
【0020】図4及び図18の如く、回転基板20の外
周部上面に設けられた前記縁部保持具27は、回転基板
20の外周部に沿って横向きのVカット溝を形成させる
ようにした円弧状細板であって、可及的に多数(広範
囲)となるように設けられている。この縁部保持具27
には、回転基板20の外周部上方へ突出する生地重合部
に上記第1及び第2の折り目付け部70,80によって
上・下の折り目イ及びロが形成された後、手作業によっ
てこの生地重合部を二重折りするのと同時に、折られた
折重ね縁部5を嵌め込ませてゆくようにする。この二重
折りは、図24(a)の如く、バッグ胴体1の端縁部2
において底部材3の外周縁部4よりも更に上方へ突出す
る部分を、まず上部側の折り目イに沿って内側へ折り返
しておいてから、同図(b)の如く、下部側の折り目ロ
に沿って生地重合部全体をもう一度内側へ折り返して、
同図(c)の状態にする。なお、この縁部保持具27
は、前記した突張り保持体30の各揺動板31,32
(図5参照)の上部にも、その作動に悪影響を及ぼさな
い範囲で設けるようにするとよい。
【0021】図2及び図3の如く、前記したミシン10
0は、前後2本のガイドレール105に沿って摺動可能
な左右動台枠106上に設置されている。図18の如
く、このミシン100が備える縫製台101には、その
突端部に生地受け板102が取り付けられており、この
生地受け板102には生地押圧具103が揺動自在に保
持されている。この生地押圧具103は、上記縁部保持
具27に嵌め込まれた状態にある折重ね縁部5を、縫製
に都合がよいように平たく寝かせてゆくためのものであ
る。
【0022】
【実施例装置の作用】次に、実施例装置の作用を説明す
る。図19の如く、まず、回転基板20上の任意の仮ク
ランプ体40において、押し玉50を押して押圧片44
を開かせ、その下方側から底部材3の外周縁部4の任意
箇所を、起倒台42の設定ライン52(図20参照)に
一致するまで差し込んでクランプさせる。このとき、底
部材3の表面(コンテナバッグとしての使用時に外向き
となる面)が、仮クランプ体40の起倒台42側に向く
ようにしておく。次に、このクランプ位置を起点とし
て、上記とは1個おいた隣の仮クランプ体40と位置的
に対応する底部材3の外周縁部4を見いだし、この外周
縁部4を上記と同様にクランプさせる。この手順を繰り
返して回転基板20を1周させた後、この回転基板20
を更に1周させながら、未だ非クランプ状態にある1個
おきの仮クランプ体40に対して底部材3の外周縁部4
をクランプさせてゆく。これにより、回転基板20の下
面で、底部材3をその外周部全部が上向きに折り曲げら
れ全体として略水平となる状態に保持する。
【0023】次に、円筒軸が上下方向を向くようにさせ
たバッグ胴体1を、上記の如く保持状態にある底部材3
の下方側から、その折り曲げられた外周部を囲むように
嵌め込んでゆくが、このとき、同時に任意の仮クランプ
体40においてその押圧片44を開かせて、図21の如
く、その最上奥部(歯付き内面45及び歯付き外面43
の各上端位置)にバッグ胴体1の端縁部2が達するよう
に差し込み、この状態で、底部材3の外周縁部4と一緒
にクランプさせる。勿論、バッグ胴体1は、その表面
(コンテナバッグとしての使用時に外向きとなる面)を
外周面とするようにしておく。このようなクランプを全
ての仮クランプ体40において順次行った後は、回転基
板20に設けられた全部の突張り保持体30(図4・図
5及び図7参照)を回転基板20の外側へ向けて進出作
動させる。これにより、バッグ胴体1は、底部材3の外
周部を介してその内周面の所定箇所が外方へ均等に押圧
されるようになるため、他に保持力を受けなくとも、回
転基板20に対して吊持保持された状態になる。
【0024】次に、図22の如く、可動枠体90におい
て旋回枠91の首振りと昇降ブラケット92の下降(図
11参照)とを行わせ、この昇降ブラケット92に設け
られた折り目付け装置60を回転基板20の外周部上部
へ位置付ける。このとき、折り目付け装置60は、回転
基板20の外周部上方に突出している生地重合部に対し
て、第1折り目付け部70(図15参照)がこれを挟み
込み、第2折り目付け部80(図16参照)がこれに横
付けられるようにセットされているので、回転基板20
を図22中の矢符X方向へ回転させつつ折り目付け装置
60を作動させれば、上記生地重合部の全周部にわたっ
て上・下2本の歴然とした折り目イ及びロが形成される
(図23参照)。なお、回転基板20の回転に伴って、
各仮クランプ体40が折り目付け装置60に邪魔となる
ため、この折り目付け装置60の直前となる位置で、順
次、仮クランプ体40を駆動具48(図8参照)により
自動的に回転基板20の中心へ向けて退避動させる。こ
の折り目付けが終了した後は、昇降ブラケット92の上
昇と旋回枠91の上記とは逆方向への首振り(図11参
照)とを行わせ、折り目付け装置60を待機位置に戻
す。
【0025】次に、図24(a)〜(c)の如く、上記
生地重合部を上・下の折り目イ及びロに沿って手作業に
より二重折りしつつ、折られた折重ね縁部5を図18の
如く回転基板20上の各縁部保持具27に嵌め込ませて
ゆく。そして、ミシン100を回転基板20へ向けて進
出させ、上記折重ね縁部5の一部を生地受け板102と
生地押圧具103との間に挟み込ませたうえで、回転基
板20を回転させながらミシン100による縫製を行
う。この後、ミシン100を待機位置へ戻し、回転基板
20の前記突張り保持体30(図4・図5及び図7参
照)を退入させて、縫製完了後のコンテナバッグを取り
出す。また、各仮クランプ体40(図8参照)におい
て、起倒台42を回転基板20の外周部に伏せた状態に
戻す動作を行わせ、次の縫製作業に待機させる。
【0026】
【発明の効果】この発明は、前記した如き構成によって
以下の如き効果を奏するものである。コンテナバッグを
製造するうえで、バッグ胴体と底部材との縫製作業が容
易に行えるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】バッグ胴体及び底部材を示す斜視図である。
【図2】この発明の実施例を示す正面図である。
【図3】図2の拡大右側面図である。
【図4】図2の拡大平面図である。
【図5】図4のB部拡大図である。
【図6】図5のC−C線拡大断面図である。
【図7】図5のD−D線拡大断面図である。
【図8】図5のE−E線拡大矢視図である。
【図9】図8のG−G線拡大断面図である。
【図10】図8のH部拡大図である。
【図11】図2のA部拡大図である。
【図12】図11のJ−J線断面図である。
【図13】図12のL−L線断面図である。
【図14】図11のK部拡大図である。
【図15】第1折り目付け部の主要部を示す斜視図であ
る。
【図16】第2折り目付け部の主要部を示す斜視図であ
る。
【図17】図14のM−M線断面図である。
【図18】ミシンによる縫製状況を示す斜視図である。
【図19】回転基板への底部材及びバッグ胴体の保持手
順を示す要部拡大図である。
【図20】図8のF−F線拡大矢視図である。
【図21】図20のN−N線断面図である。
【図22】折り目付け装置の作動状況を示す要部拡大図
である。
【図23】第2折り目付け部の作動状況を説明する図で
あって、(a)はツマミを行う前の状態、(b)はツマ
ミを加えた状態を示す。
【図24】二重折りを説明する模式図であって、(a)
〜(c)の順で折り返しが行われることを示す。
【符号の説明】
1 バッグ胴体 2 端縁部 3 底部材 4 外周縁部 10 基枠 20 回転基板 21 切欠部 27 縁部保持具 30 突張り保持体 40 仮クランプ体 60 折り目付け装置 70 第1折り目付け部 72 爪部 74 凹部 80 第2折り目付け部 82・83 押圧上面 86・87 押圧下面 100 ミシン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状をしたバッグ胴体の一端部に円形
    底部材を縫い付けるコンテナバッグの縫製装置であっ
    て、基枠と、この基枠に水平回転可能に保持されてバッ
    グ胴体の内径に略等しい直径を有し且つ外周部に所定間
    隔をおいて複数の切欠部が形成された回転基板と、この
    回転基板の外周部上面の切欠部相互間各々に少なくとも
    1個設けられ縫製時には回転基板の中心方向へ向けて退
    避動可能になされた前記円形底部材及びバッグ胴体の端
    縁部重合保持用の仮クランプ体と、上記回転基板の各切
    欠部内に設けられ回転基板の径方向に沿って切欠部の外
    側へ進退可能になされた円形底部材及びバッグ胴体の突
    張り保持体と、上記基枠から回転基板の外周部へ臨む位
    置までを進退可能に設けられたミシンとを有しているコ
    ンテナバッグの縫製装置。
  2. 【請求項2】 上記基枠には、上記回転基板の外周部上
    部へ臨む位置へ進退可能になされた折り目付け装置と、
    上記回転基板の外周部上面のうち切欠部及び仮クランプ
    体の配置部を除く部分に設けられて円形底部材及びバッ
    グ胴体の端縁部に形成される折重ね縁部を嵌めるための
    縁部保持具とを有し、上記折り目付け装置が、爪部とこ
    の爪部を受ける凹部とが水平方向に近接・離反を繰り返
    すように設けられた第1折り目付け部と、この第1折り
    目付け部に対して上記回転基板の回転方向後流側となる
    位置に隣接配置され上記爪部及び凹部の合致高さ位置を
    挟持位置として押圧上面とこの押圧上面に対向する押圧
    下面とが上下方向に近接・離反を繰り返すように設けら
    れた第2折り目付け部とを有している請求項1記載のコ
    ンテナバッグの縫製装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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