JPH0612797U - 電動機直結形液圧ポンプの結合構造 - Google Patents

電動機直結形液圧ポンプの結合構造

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JPH0612797U
JPH0612797U JP5664192U JP5664192U JPH0612797U JP H0612797 U JPH0612797 U JP H0612797U JP 5664192 U JP5664192 U JP 5664192U JP 5664192 U JP5664192 U JP 5664192U JP H0612797 U JPH0612797 U JP H0612797U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動機と液圧ポンプとを一体的に結合した液
圧装置の結合構造において、電動機軸とポンプ軸が固着
する原因となるフレッチング・コロージョンの発生を防
止する。 【構成】 電動機1と液圧ポンプ12とを一体的に結合
し該電動機軸3に設けられた挿入穴7に前記液圧ポンプ
軸を嵌挿することによって動力を伝達する結合構造にお
いて、挿入穴7内面、キー13、キー溝8、ポンプ軸5
の小径部6および空隙部20に潤滑剤を塗布または充填
し、ポンプ軸の外周面に嵌着されかつ一方の端面が電動
機軸3のポンプ側端面19に軸方向に圧接可能にされた
リング状シール部材17によって前記潤滑剤を密封す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、電動機と液圧ポンプとを一体的に結合した液圧装置において、電 動機の出力軸に設けられた挿入穴に液圧ポンプの入力軸を嵌挿することによって 動力を伝達する結合構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図3に示すようなこの種の電動機直結形液圧ポンプの結合構造は、図4 に示すように電動機のケーシング1側のベアリング2に支持された電動機軸40 の軸端に、挿入穴41及びキー溝42が設けられ、電動機軸40と同軸に電動機 ケーシング1のポンプ取りつけ側にいんろう嵌合する液圧ポンプ12を複数のボ ルトで電動機に固定すると同時に、液圧ポンプ12のポンプ軸43およびキー1 3を電動機軸40の軸端の挿入穴41及びキー溝42に嵌挿することにより動力 の伝達を行っていた。
【0003】 しかし、この構造においては、運転時に電動機軸ポンプ軸とは互いに極めて小 さい振動が発生し、フレッチング・コロージョンによりキー、キー溝及び電動機 軸、ポンプ軸間の隙間に錆が発生して、電動機軸とポンプ軸が固着し、電動機と ポンプを分離する必要が生じた場合、電動機軸40の挿入穴41からポンプ軸を 引き抜くことができなくなるという問題があった。
【0004】 そこで、実開昭58−109599号公報においては、前記軸の隙間部へ潤滑 剤を塗布することによりフレッチング・コロージョンの発生を防止するようにし た。しかしながら、この方法においても潤滑剤の劣化や、軸の回転によって潤滑 剤が滲み出たり飛散してしまったりして、長期の使用に当たっては防錆効果が失 われてしまうという問題があった。 このため、実開昭61−465号公報においては図5に示すように電動機軸5 0の軸端部51の外周部に摺接するシール52と、電動機1およびポンプ12を 結合するいんろう部の内周にOリング53等のシールをいれて、電動機軸の挿入 穴およびポンプ軸回りを取り囲むように油溜まり部54、54′を設け、ここに 、ポンプ室内の油を導くことによってこの部分に常時油を溜め、キー、キー溝間 および軸間の隙間部の防錆を図っていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、図5の構造においては、あらかじめ封入された潤滑剤がポンプ に使用される作動油と性状が異なるときはその混合によって劣化するおそれがあ った。また、電動機軸端51の外周にシール52のリップ部が摺接するので、ポ ンプ側にシールを取りつけるより大型のシールが必要で、回転に伴う軸の周速が 大きくなりシール寿命が低下する問題があった。また、電動機の製作にあたって は電動機軸表面硬度を上げたり、シールを取りつけるための加工を必要とするな どの問題があった。さらに、ポンプの寿命や異常により内部漏れが増大すること によって発生する、油溜まり部内の圧力上昇によりシールが破損した場合、作動 油がシールの破損部を通って電動機内部へ侵入し電動機を使用不能にするという 欠点があった。また、組立時においては、電動機側に設けたシール部の品質の確 認工数が増加し、使用後の分解時においては、油溜まり部に溜まった油及びポン プ室からの油の流出対策を必要とする等の問題があった。
【0006】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、電動機と液圧ポンプとを一体的に結合した液圧装置 の結合構造において、フレッチング・コロージョンにより電動機軸とポンプ軸間 の隙間、特にキー結合によるキー、キー溝及び電動機軸とポンプ軸間の隙間の錆 の発生を防止し、電動機軸とポンプ軸が固着しない結合構造を提供しようとする ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案においては、電動機と液圧ポンプとを一体 的に結合し該電動機軸端に設けられた挿入穴に前記液圧ポンプ軸を嵌挿すること によって動力を伝達する結合構造において、前記ポンプ軸の外周面に嵌着されか つ一方の端面が電動機軸のポンプ側端面に軸方向に圧接可能にされたリング状シ ール部材を有しており、前記挿入穴内部に潤滑剤が封入されていることを特徴と する電動機直結形液圧ポンプの結合構造を提供することによって上述した問題を 解決した。
【0008】
【作用】
電動機軸の挿入穴とポンプ軸との間に封入された潤滑剤はリング状シール部材 によってその漏れが防止される。電動機軸とポンプ軸はキー伝達により共に回転 するが、同時に前記リング状シール部材もいかなる部品と摺接することなく両軸 と共に回転する。よって潤滑剤が遠心力や軸同士の振動によって軸隙間外へ滲み 出たり飛散したりすることがなく、充分な潤滑剤がキー隙間部及び軸隙間部に確 保される。
【0009】
【実施例】
本考案の一実施例について図面を参照して説明する。図1において電動機のケ ーシング1側のベアリング2によって支持された電動機軸3の軸端部分4には、 ポンプ軸5の小径部(以下小径部という)6の挿入穴7及びキー溝8が設けられ ている。また、電動機軸の軸心と同心にいんろう凹部9が設けられ、このいんろ う凹部9にポンプケーシング10に設けられたいんろう凸部11が嵌め込まれ電 動機とポンプ軸との心合わせがされるようになっており、複数のボルトによって 電動機1及びポンプ12が一体に結合されている。よって、小径部6が電動機軸 3の挿入穴7にキー13と共に挿入される。ポンプケーシング10に取りつけら れたオイルシール14がポンプ軸5に摺接し、ポンプケーシング内の油がポンプ 軸から流出しないようされている。ポンプ軸5のオイルシール摺接面からポンプ 軸端寄りに段部16が設けられ、リング状シール部材17の内径穴の肩部が段部 16に当接して小径部6に取りつけられるようになっている。
【0010】 リング状シール部材17は合成ゴム等の弾性材料で構成されリング状シール部 材の穴部内径は小径部6外径よりやや小さく小径部に締め代をもって嵌着され小 径部のシールを行う。また、リング状シール部材17は軸方向に可撓なリップ部 18を有し、電動機軸3の端面19のキー溝8より大径となる部分に圧接し、電 動機軸端部のシールを行う。電動機軸端部の挿入穴7には空隙部20がありグリ ースのような潤滑剤が充填され、また、キー、キー溝及び電動機軸挿入穴7内面 および小径部6の表面にも潤滑剤が塗布される。また電動機いんろう部下方には ドレン穴15があけられ外部と通じている。
【0011】 電動機とポンプの組付時において、まずポンプ軸5の小径部6にリング状シー ル部材17を嵌着し段部16まで押し込む。次に、小径部6の先端を電動機軸3 の挿入穴7に入れ、キー嵌合させながらいんろう部を合わせ、電動機ケーシング 端面とポンプケーシング端面が当接するまで押し込み図示されていない複数のボ ルトで結合する。この時、軸の嵌合が進むに従って、前記リング状シール部材1 7のリップ部18は軸方向に自由状態から電動機軸端面19に当接し、その後軸 方向にポンプ側に押されながら組付位置に達し、適度な軸方向の締め代によって 電動機軸端面19に圧接しシール作用を行うようにされる。
【0012】 電動機の停止時においては空隙部20および軸隙間部等はリング状シール部材 17によってシールされる。リング状シール部材リップ部18と電動機軸端面1 9とで封入された部分は、ほぼ潤滑剤で充填され外気と触れる割合が少なくなり 酸化等による劣化は殆どない。運転時においては、リング状シール部材17は軸 と共に回転するが、リング状シール部材17の内径部およびリップ部とも摺接す る部分がなく、回転による摩耗や破損のおそれのない確実なシールができる。ま た、ポンプのオイルシール14が破損した場合にポンプから漏れる油は、電動機 凹部に設けられたドレン穴15から外部に逃げるので、油が電動機内部に侵入す ることはない。
【0013】 この実施例により、潤滑剤にグリースを使用し、電動機3.7kw、1800 rpm、ポンプ負荷として電動機の出力の150%負荷0.5秒、20%負荷0 .5秒のサイクルで1000万回の繰り返し耐久試験を行った。その結果従来技 術の図4に示した構造ではキー及び軸全体にフレッチング・コロージョンが発生 したのに対し、この実施例においてはグリースの劣化もなく、フレッチング・コ ロージョンの発生もなかった。
【0014】 図2は本考案の他の実施例である。図1の実施例ではリング状シール部材の端 面に軸方向に可撓する弾性リップ部を設けたが、図2においては弾性リップ部の ないリング状の弾性材料からなるシール31とこのシール31とポンプ軸段部1 6との間に比較的弱い皿ばね32を設け、リング状シール部材を構成したもので ある。これによれば、より圧接力の大きいシール構造とすることができる。
【0015】 また、本考案ではリング状シール部材のポンプ入力軸側の軸方向固定に段部1 6を設けたが軸にスナップリング溝を設けスナップリングにより固定する方法で もよい。本考案ではキー結合による場合を示したが、スプライン軸結合にも適用 できる。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、電動機軸の挿入穴内の潤滑剤をリング 状シール部材によって電動機軸端面で封入するようにしたので、潤滑剤が滲み出 たり飛散したりすることがなく、また、潤滑剤の劣化が防止されるので、長期の 使用に当たっても防錆効果が失われない。したがって、長期間使用後もスムース に電動機とポンプを分離することが可能となった。また、電動機とポンプの間に 油や潤滑剤を常時介在させないようにしたので、電動機およびポンプの分離時に 潤滑油や油が流出する欠点もなくなった。また、ポンプ側シールが破損しても電 動機ケーシング側に油が侵入しないのでポンプ故障時の安全性が向上した。
【0017】 さらに、組付時においては電動機軸端面に圧接するリング状シール部材を用い るようにしたので軸の挿入に従って自動的に潤滑剤封入部がシールされ、かつ、 軸方向の加工組立に係る寸法誤差を吸収し、組付が簡単確実に行えるようになっ た。また、リング状シール部材は簡単な構造で小形に製作できるので、標準形の 電動機やポンプをほぼそのまま使用することが可能であり互換性の高いものとな った。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の要部断面図である。
【図2】本考案の他の実施例の要部断面図である。
【図3】電動機直結形液圧ポンプの概略図である
【図4】従来の結合構造その1の要部断面図である。
【図5】従来の結合構造その2の要部断面図である。
【符号の説明】
1 電動機ケーシング 2 ベアリング 3 電動機出力軸 4 電動機出力軸端部 5 ポンプ軸 6 ポンプ軸小径部 7 軸挿入穴 8 キー溝 9 電動機いんろう凹部 10 ポンプケーシング 11 ポンプいんろう凸部 12 ポンプ 13 キー 14 オイルシール 15 ドレン穴 16 段部 17 リング状シール部材 18 リップ部 19 電動機軸端面 20 空隙部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機と液圧ポンプとを一体的に結合し
    該電動機軸端に設けられた挿入穴に前記液圧ポンプ軸を
    嵌挿することによって動力を伝達する結合構造におい
    て、前記ポンプ軸の外周面に嵌着されかつ一方の端面が
    電動機軸のポンプ側端面に軸方向に圧接可能にされたリ
    ング状シール部材を有しており、前記挿入穴内部に潤滑
    剤が封入されていることを特徴とする電動機直結形液圧
    ポンプの結合構造。
JP5664192U 1992-07-21 1992-07-21 電動機直結形液圧ポンプの結合構造 Expired - Lifetime JP2559226Y2 (ja)

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JP2018040343A (ja) * 2016-08-31 2018-03-15 豊興工業株式会社 電動機直結形液圧ポンプ装置
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