JPH06128593A - 界面活性剤粉粒体組成物の製造方法 - Google Patents
界面活性剤粉粒体組成物の製造方法Info
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- JPH06128593A JPH06128593A JP30477092A JP30477092A JPH06128593A JP H06128593 A JPH06128593 A JP H06128593A JP 30477092 A JP30477092 A JP 30477092A JP 30477092 A JP30477092 A JP 30477092A JP H06128593 A JPH06128593 A JP H06128593A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 粉粒体組成物の全量を100重量%として、
少なくともα−スルフォ脂肪酸アルキルエステル塩を含
み陰イオン性界面活性剤濃度が60重量%以上である界
面活性剤濃厚ペースト35〜70重量%と、非イオン性
界面活性剤0.5〜20重量%と、少なくとも炭酸また
は炭酸水素とカリウムの塩を含むアルカリ性無機塩30
〜65重量%とを混合、捏和したのち粉砕して界面活性
剤粉粒体組成物を製造する。 【効果】 劣化が起きにくい界面活性剤塩を出発物質と
し、非噴霧乾燥法で冷却などの工程を必要とすることな
く、流動性に優れ、界面活性剤を高濃度で含む粉粒体組
成物が得られる。
少なくともα−スルフォ脂肪酸アルキルエステル塩を含
み陰イオン性界面活性剤濃度が60重量%以上である界
面活性剤濃厚ペースト35〜70重量%と、非イオン性
界面活性剤0.5〜20重量%と、少なくとも炭酸また
は炭酸水素とカリウムの塩を含むアルカリ性無機塩30
〜65重量%とを混合、捏和したのち粉砕して界面活性
剤粉粒体組成物を製造する。 【効果】 劣化が起きにくい界面活性剤塩を出発物質と
し、非噴霧乾燥法で冷却などの工程を必要とすることな
く、流動性に優れ、界面活性剤を高濃度で含む粉粒体組
成物が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉体物性に優れた界面
活性剤粉粒体組成物を製造する方法に関する。
活性剤粉粒体組成物を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】界面活性剤を含む粉粒体組成物の製造方
法としては、衣料用洗剤の製造方法を中心として従来か
ら以下の技術が知られているが、いずれも欠点を有して
いる。
法としては、衣料用洗剤の製造方法を中心として従来か
ら以下の技術が知られているが、いずれも欠点を有して
いる。
【0003】1) 特開昭60−72998号公報:未
中和のスルホン化物とアルキル硫酸エステルを5/1〜
1/2の重量比で混合し炭酸ナトリウムと水で中和し粉
砕する。 <欠点>主成分である界面活性剤を酸の状態から取り扱
うため、経時での酸の劣化が問題となる。
中和のスルホン化物とアルキル硫酸エステルを5/1〜
1/2の重量比で混合し炭酸ナトリウムと水で中和し粉
砕する。 <欠点>主成分である界面活性剤を酸の状態から取り扱
うため、経時での酸の劣化が問題となる。
【0004】2) 特開昭60−72999号公報:未
中和のスルホン化物または硫酸化物を中和し、冷却後粉
末ゼオライト等と共に粉砕して造粒する。 <欠点>主成分である界面活性剤を酸の状態から取り扱
い、また、中和物を冷却する操作を必要となる。
中和のスルホン化物または硫酸化物を中和し、冷却後粉
末ゼオライト等と共に粉砕して造粒する。 <欠点>主成分である界面活性剤を酸の状態から取り扱
い、また、中和物を冷却する操作を必要となる。
【0005】3) 特開平2−86700号公報:界面
活性剤成分を少なくとも40%以上の濃度で含む界面活
性剤スラリーに、乾燥洗浄性ビルダーを添加してドウを
形成し、冷却後造粒することにより粒状洗剤を得る。 <欠点>ドウを冷却する工程を必要とする。
活性剤成分を少なくとも40%以上の濃度で含む界面活
性剤スラリーに、乾燥洗浄性ビルダーを添加してドウを
形成し、冷却後造粒することにより粒状洗剤を得る。 <欠点>ドウを冷却する工程を必要とする。
【0006】4) 特開平2−222498号公報:界
面活性剤ペーストを薄膜化させて掻き取る真空装置内に
入れ、加熱しながら粉体化させる。 <欠点>真空にし、脱水を行なう工程を必要とする。
面活性剤ペーストを薄膜化させて掻き取る真空装置内に
入れ、加熱しながら粉体化させる。 <欠点>真空にし、脱水を行なう工程を必要とする。
【0007】5) 特開平2−222499号公報:界
面活性剤ペーストを真空装置内で撹拌しながら粉体化さ
せる。 <欠点>真空にし、脱水を行なう工程を必要とする。
面活性剤ペーストを真空装置内で撹拌しながら粉体化さ
せる。 <欠点>真空にし、脱水を行なう工程を必要とする。
【0008】6) 特開平4−81500号公報:界面
活性剤成分を少なくとも50%以上の濃度で含有する界
面活性剤ペーストを冷却して、造粒する。 <欠点>冷却する工程を必要とする。
活性剤成分を少なくとも50%以上の濃度で含有する界
面活性剤ペーストを冷却して、造粒する。 <欠点>冷却する工程を必要とする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、界面活
性剤の前駆体としての酸を原料とし、これを中和して使
用する場合は、劣化の問題から、即刻の使用および低温
での貯蔵などの手当が必要となる。また、界面活性剤の
高濃度含有粉体を噴霧乾燥などの方法で製造する場合
は、塔内凝集が発生し製造性が劣る。
性剤の前駆体としての酸を原料とし、これを中和して使
用する場合は、劣化の問題から、即刻の使用および低温
での貯蔵などの手当が必要となる。また、界面活性剤の
高濃度含有粉体を噴霧乾燥などの方法で製造する場合
は、塔内凝集が発生し製造性が劣る。
【0010】さらに、界面活性剤の濃厚粒状物を製造す
る場合は、界面活性剤スラリーを脱水または冷却する工
程が必要となり、従来の方法では、高濃度に界面活性剤
を含有する粉粒体を工業的に製造するうえで難点があっ
た。本発明は、劣化が起きにくい界面活性剤塩を出発物
質とし、非噴霧乾燥法で冷却などの工程を必要とするこ
となく、流動性に優れ、界面活性剤を高濃度で含む粉粒
体組成物を製造するものである。
る場合は、界面活性剤スラリーを脱水または冷却する工
程が必要となり、従来の方法では、高濃度に界面活性剤
を含有する粉粒体を工業的に製造するうえで難点があっ
た。本発明は、劣化が起きにくい界面活性剤塩を出発物
質とし、非噴霧乾燥法で冷却などの工程を必要とするこ
となく、流動性に優れ、界面活性剤を高濃度で含む粉粒
体組成物を製造するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の界面活性剤粉粒
体組成物の製造方法は、得られる粉粒体組成物の全量を
100重量%として、以下の(a)〜(c)成分を混
合、捏和したのち粉砕することを特徴とする。 (a) 少なくともα−スルフォ脂肪酸アルキルエステ
ル塩を含み陰イオン性界面活性剤濃度が60重量%以上
である界面活性剤濃厚ペースト35〜70重量部。 (b) 非イオン性界面活性剤0.5〜20重量部。 (c) 少なくとも炭酸または炭酸水素とカリウムの塩
を含むアルカリ性無機塩30〜65重量部。
体組成物の製造方法は、得られる粉粒体組成物の全量を
100重量%として、以下の(a)〜(c)成分を混
合、捏和したのち粉砕することを特徴とする。 (a) 少なくともα−スルフォ脂肪酸アルキルエステ
ル塩を含み陰イオン性界面活性剤濃度が60重量%以上
である界面活性剤濃厚ペースト35〜70重量部。 (b) 非イオン性界面活性剤0.5〜20重量部。 (c) 少なくとも炭酸または炭酸水素とカリウムの塩
を含むアルカリ性無機塩30〜65重量部。
【0012】
【発明の実施態様】本発明では主たる原料成分として、
(a)界面活性剤濃厚ペーストを用いる。 (a)界面活性剤濃厚ペーストは陰イオン性界面活性剤
として少なくともα−スルフォ脂肪酸アルキルエステル
塩を含み、必要に応じてその他の陰イオン性界面活性剤
を含有することができる。α−スルフォ脂肪酸アルキル
エステル塩としては、その飽和または不飽和の脂肪酸残
基の炭素数が10〜18、エステルのアルキル基の炭素
数が1〜5であるものが好ましい。
(a)界面活性剤濃厚ペーストを用いる。 (a)界面活性剤濃厚ペーストは陰イオン性界面活性剤
として少なくともα−スルフォ脂肪酸アルキルエステル
塩を含み、必要に応じてその他の陰イオン性界面活性剤
を含有することができる。α−スルフォ脂肪酸アルキル
エステル塩としては、その飽和または不飽和の脂肪酸残
基の炭素数が10〜18、エステルのアルキル基の炭素
数が1〜5であるものが好ましい。
【0013】また、その他の陰イオン性界面活性剤とし
ては、例えば以下のものを用いることができる。 (1) 平均炭素数10〜18のアルキル基またはアル
ケニル基を有する直鎖または分枝鎖アルキルベンゼンス
ルホン酸塩。 (2) 平均炭素数10〜18のアルキル基またはアル
ケニル基を有する高級アルコール硫酸エステル塩。 (3) 飽和または不飽和のアルコール残基の平均炭素
数が10〜18で1分子内に平均0.5〜8モルのエチ
レンオキサイドを付加した高級アルコールエトキシレー
ト硫酸エステル塩。 (4) 平均炭素数10〜18のα−オレフィンスルホ
ン酸塩。
ては、例えば以下のものを用いることができる。 (1) 平均炭素数10〜18のアルキル基またはアル
ケニル基を有する直鎖または分枝鎖アルキルベンゼンス
ルホン酸塩。 (2) 平均炭素数10〜18のアルキル基またはアル
ケニル基を有する高級アルコール硫酸エステル塩。 (3) 飽和または不飽和のアルコール残基の平均炭素
数が10〜18で1分子内に平均0.5〜8モルのエチ
レンオキサイドを付加した高級アルコールエトキシレー
ト硫酸エステル塩。 (4) 平均炭素数10〜18のα−オレフィンスルホ
ン酸塩。
【0014】塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩が
代表的である。α−スルフォ脂肪酸アルキルエステル塩
100重量部に対して、その他の陰イオン性界面活性剤
の使用比率は60重量部以下とすることが好ましく、よ
り好ましくは50重量部以下である。α−スルフォ脂肪
酸アルキルエステル塩の量が少な過ぎると、得られる界
面活性剤粉粒体組成物の粉体物性に悪影響を及ぼす。
代表的である。α−スルフォ脂肪酸アルキルエステル塩
100重量部に対して、その他の陰イオン性界面活性剤
の使用比率は60重量部以下とすることが好ましく、よ
り好ましくは50重量部以下である。α−スルフォ脂肪
酸アルキルエステル塩の量が少な過ぎると、得られる界
面活性剤粉粒体組成物の粉体物性に悪影響を及ぼす。
【0015】(a)界面活性剤濃厚ペーストは、陰イオ
ン性界面活性剤を合計量で60重量%以上、好ましくは
70〜100重量%含有する。この量が60重量%未満
であると、水分量が多くなり過ぎ、乾燥等の工程が必要
となる。本発明では、上記の(a)界面活性剤濃厚ペー
ストに対して、(b)非イオン界面活性剤および(c)
アルカリ性無機塩が添加され、この添加順序は問わない
が、(a)界面活性剤濃厚ペーストに(b)非イオン界
面活性剤を添加して原料界面活性剤ペーストを調製した
後、この原料界面活性剤ペーストに粉粒状および微粉の
(c)アルカリ性無機塩を添加することが好ましい。
ン性界面活性剤を合計量で60重量%以上、好ましくは
70〜100重量%含有する。この量が60重量%未満
であると、水分量が多くなり過ぎ、乾燥等の工程が必要
となる。本発明では、上記の(a)界面活性剤濃厚ペー
ストに対して、(b)非イオン界面活性剤および(c)
アルカリ性無機塩が添加され、この添加順序は問わない
が、(a)界面活性剤濃厚ペーストに(b)非イオン界
面活性剤を添加して原料界面活性剤ペーストを調製した
後、この原料界面活性剤ペーストに粉粒状および微粉の
(c)アルカリ性無機塩を添加することが好ましい。
【0016】(b)非イオン界面活性剤としては、以下
のものが好適に用いられる。 (1) 平均炭素数8〜40、好ましくは8〜18のア
ルキル基またはアルケニル基を有し、1分子内に平均2
5モルまで(好ましくは5〜20)のオキシエチレンを
付加したポリオキシエチレンアルキルエーテル、(2)
以下の化1で示される脂肪酸ポリオキシエチレンアル
キルエーテル
のものが好適に用いられる。 (1) 平均炭素数8〜40、好ましくは8〜18のア
ルキル基またはアルケニル基を有し、1分子内に平均2
5モルまで(好ましくは5〜20)のオキシエチレンを
付加したポリオキシエチレンアルキルエーテル、(2)
以下の化1で示される脂肪酸ポリオキシエチレンアル
キルエーテル
【0017】
【化1】 (R1 CO:炭素数8〜30、好ましくは8〜18の飽
和または不飽和の脂肪酸残基 n:オキシエチレンの平均付加モル数を示し、25以
下、好ましくは5〜20 R2 :炭素数1〜5の低級アルキル基)
和または不飽和の脂肪酸残基 n:オキシエチレンの平均付加モル数を示し、25以
下、好ましくは5〜20 R2 :炭素数1〜5の低級アルキル基)
【0018】(c)アルカリ性無機塩としては、炭酸ま
たは炭酸水素とカリウムの塩、またはこれらと他のアル
カリビルダーとの混合物が用いられる。(c−1)炭酸
または炭酸水素とカリウムの塩と(c−2)他のアルカ
リビルダーとの添加比率は、重量比で(c−1)/(c
−2)=99/1〜20/80が好ましく、より好まし
くは25/75〜60/40である。炭酸または炭酸水
素とカリウムの塩の添加比率が20/80より小さくな
ると、得られる界面活性剤粉粒体組成物の粉体物性が劣
化する。一方、添加比率が多すぎると、得られる界面活
性剤粉粒体組成物の溶解性が若干低下する。
たは炭酸水素とカリウムの塩、またはこれらと他のアル
カリビルダーとの混合物が用いられる。(c−1)炭酸
または炭酸水素とカリウムの塩と(c−2)他のアルカ
リビルダーとの添加比率は、重量比で(c−1)/(c
−2)=99/1〜20/80が好ましく、より好まし
くは25/75〜60/40である。炭酸または炭酸水
素とカリウムの塩の添加比率が20/80より小さくな
ると、得られる界面活性剤粉粒体組成物の粉体物性が劣
化する。一方、添加比率が多すぎると、得られる界面活
性剤粉粒体組成物の溶解性が若干低下する。
【0019】炭酸または炭酸水素とカリウムの塩として
は、炭酸カリウム、炭酸カリウムナトリウム、炭酸水素
カリウムなどが挙げられる。炭酸カリウム等以外のアル
カリ性無機塩としては、炭酸ナトリウム、セスキ炭酸ナ
トリウム、水酸化ナトリウム等の水酸化物が好適であ
る。本発明では、各成分を以下の表1の添加比率で混
合、捏和して捏和物を得る。但し、添加量は混合物の全
量を100重量%としたときの値である。
は、炭酸カリウム、炭酸カリウムナトリウム、炭酸水素
カリウムなどが挙げられる。炭酸カリウム等以外のアル
カリ性無機塩としては、炭酸ナトリウム、セスキ炭酸ナ
トリウム、水酸化ナトリウム等の水酸化物が好適であ
る。本発明では、各成分を以下の表1の添加比率で混
合、捏和して捏和物を得る。但し、添加量は混合物の全
量を100重量%としたときの値である。
【0020】
【表1】 添 加 量 好ましい添加量 (a)界面活性剤濃厚ペースト 35〜70重量% 36〜67重量% (b)非イオン界面活性剤 0.5〜20重量% 0.8〜12重量% (c)アルカリ性無機塩 30〜65重量% 32〜65重量%
【0021】(b)非イオン界面活性剤の添加量が少な
すぎると、得られた界面活性剤粉粒体組成物の溶解性の
改善に寄与できず、一方、多すぎると製造性が低下する
とともに得られる粉粒体組成物の流動性が低下する。
すぎると、得られた界面活性剤粉粒体組成物の溶解性の
改善に寄与できず、一方、多すぎると製造性が低下する
とともに得られる粉粒体組成物の流動性が低下する。
【0022】また、(c)アルカリ性無機塩の添加量が
少なすぎると、付着性が強く製造性が低下し、一方、多
すぎると洗剤に配合した時に界面活性剤濃度が低くなっ
て洗浄力が低下し、また経済的に考えても不利となる。
少なすぎると、付着性が強く製造性が低下し、一方、多
すぎると洗剤に配合した時に界面活性剤濃度が低くなっ
て洗浄力が低下し、また経済的に考えても不利となる。
【0023】本発明の実施にあたって、混合捏和を行な
う際にゼオライト、ベントナイト等の粉体を添加するこ
とも可能である。本発明の実施にあたって使用する混合
・捏和装置としては、特に限定しないが混練機のような
強剪断力装置が好ましい。連続装置としては、KRCニ
ーダ(栗本工業(株))、ホンダ・コンティニアスニー
ダー等が挙げられ、回分式装置としては、竪型ニーダー
等が挙げられる。本発明の界面活性剤粉粒体組成物は、
平均粒径300〜800μm、嵩密度0.7〜1.0g
/cc程度の粉粒体として得られる。
う際にゼオライト、ベントナイト等の粉体を添加するこ
とも可能である。本発明の実施にあたって使用する混合
・捏和装置としては、特に限定しないが混練機のような
強剪断力装置が好ましい。連続装置としては、KRCニ
ーダ(栗本工業(株))、ホンダ・コンティニアスニー
ダー等が挙げられ、回分式装置としては、竪型ニーダー
等が挙げられる。本発明の界面活性剤粉粒体組成物は、
平均粒径300〜800μm、嵩密度0.7〜1.0g
/cc程度の粉粒体として得られる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、α−スルフォ脂肪酸ア
ルキルエステル塩を含む陰イオン性界面活性剤濃厚ペー
スト、(b)非イオン界面活性剤および(c)炭酸また
は炭酸水素とカリウムの塩を含むアルカリ性無機塩を混
合、捏和、粉砕することにより、高濃度界面活性剤粉粒
化物を経済的に高収率で大量生産することが可能とな
り、工業的な製造方法として好適である。
ルキルエステル塩を含む陰イオン性界面活性剤濃厚ペー
スト、(b)非イオン界面活性剤および(c)炭酸また
は炭酸水素とカリウムの塩を含むアルカリ性無機塩を混
合、捏和、粉砕することにより、高濃度界面活性剤粉粒
化物を経済的に高収率で大量生産することが可能とな
り、工業的な製造方法として好適である。
【0025】
実施例1 界面活性剤ペースト(有効成分濃度76.3%) 60.8重量% (組成:α−スルフォ脂肪酸(C=16〜18) メチルエステルナトリウム塩:41.3重量% 脂肪酸(C=18)ポリオキシエチレン メチルエーテル(EOp=15):5.1重量%) 炭酸カリウム 20.8重量% 炭酸ナトリウム 18.4重量% 合 計 100.0重量%
【0026】α−スルフォ脂肪酸メチルエステルナトリ
ウム塩を含む界面活性剤濃厚ペーストに脂肪酸ポリオキ
シエチレンメチルエーテルを添加し上記組成の界面活性
剤ペーストを調製した。この界面活性剤ペーストに粉末
炭酸カリウムおよび炭酸ナトリウムを添加し竪型ニーダ
ー(三英製作所製)を用いて温度60℃にて混合捏和し
た。得られた捏和物をペレッターにて成形し、粉砕助剤
として微粉炭酸ナトリウム(粒径10μm)7.0重量
%を用いて粉砕した。得られた界面活性剤粉粒体組成物
の粒径は、580μmであった。この結果を表1に示
す。上記組成中で、Cは炭素数を、EOpはオキシエチ
レンの平均付加モル数を示す。
ウム塩を含む界面活性剤濃厚ペーストに脂肪酸ポリオキ
シエチレンメチルエーテルを添加し上記組成の界面活性
剤ペーストを調製した。この界面活性剤ペーストに粉末
炭酸カリウムおよび炭酸ナトリウムを添加し竪型ニーダ
ー(三英製作所製)を用いて温度60℃にて混合捏和し
た。得られた捏和物をペレッターにて成形し、粉砕助剤
として微粉炭酸ナトリウム(粒径10μm)7.0重量
%を用いて粉砕した。得られた界面活性剤粉粒体組成物
の粒径は、580μmであった。この結果を表1に示
す。上記組成中で、Cは炭素数を、EOpはオキシエチ
レンの平均付加モル数を示す。
【0027】実施例2 界面活性剤ペースト(有効成分濃度76.4%) 66.1重量% (組成:α−スルフォ脂肪酸(C=16〜18) メチルエステルナトリウム塩:49.7重量% 脂肪酸(C=18)ポリオキシエチレン メチルエーテル(EOp=15):0.8重量%) 炭酸カリウム 20.6重量% 炭酸ナトリウム 13.3重量% 合 計 100.0重量%
【0028】実施例1と同様にして得た上記組成の界面
活性剤ペーストに粉末炭酸カリウムおよび炭酸ナトリウ
ムを添加し竪型ニーダー(三英製作所製)を用いて温度
60℃にて混合捏和した。得られた捏和物をペレッター
にて成形し、粉砕助剤として微粉炭酸ナトリウム(粒径
10μm)7.0重量%を用いて粉砕した。この得られ
た界面活性剤粉粒体組成物の粒径は、590μmであっ
た。この結果を表1に示す。
活性剤ペーストに粉末炭酸カリウムおよび炭酸ナトリウ
ムを添加し竪型ニーダー(三英製作所製)を用いて温度
60℃にて混合捏和した。得られた捏和物をペレッター
にて成形し、粉砕助剤として微粉炭酸ナトリウム(粒径
10μm)7.0重量%を用いて粉砕した。この得られ
た界面活性剤粉粒体組成物の粒径は、590μmであっ
た。この結果を表1に示す。
【0029】実施例3 界面活性剤ペースト(有効成分濃度76.4%) 35.2重量% (組成:α−スルフォ脂肪酸(C=16〜18) メチルエステルナトリウム塩:26.9重量% 脂肪酸(C=18)ポリオキシエチレン メチルエーテル(EOp=15):0.8重量%) 炭酸カリウム 32.4重量% 炭酸ナトリウム 32.4重量% 合 計 100.0重量%
【0030】実施例1と同様にして得た上記組成の界面
活性剤ペーストに粉末炭酸カリウムおよび炭酸ナトリウ
ムを添加し竪型ニーダー(三英製作所製)を用いて温度
60℃にて混合捏和した。得られた捏和物をペレッター
にて成形し、粉砕助剤として微粉炭酸ナトリウム(粒径
10μm)7.0重量%を用いて粉砕した。この得られ
た界面活性剤粉粒体組成物の粒径は、530μmであっ
た。この結果を表1に示す。
活性剤ペーストに粉末炭酸カリウムおよび炭酸ナトリウ
ムを添加し竪型ニーダー(三英製作所製)を用いて温度
60℃にて混合捏和した。得られた捏和物をペレッター
にて成形し、粉砕助剤として微粉炭酸ナトリウム(粒径
10μm)7.0重量%を用いて粉砕した。この得られ
た界面活性剤粉粒体組成物の粒径は、530μmであっ
た。この結果を表1に示す。
【0031】比較例1 界面活性剤スラリー(有効成分濃度76.4%) 72.4重量% (組成:α−スルフォ脂肪酸(C=16〜18) メチルエステルナトリウム塩:54.5重量% 脂肪酸(C=18)ポリオキシエチレン メチルエーテル(EOp=15):0.8重量%) 炭酸カリウム 16.9重量% 炭酸ナトリウム 10.7重量% 合 計 100.0重量%
【0032】上記組成の界面活性剤ペーストに粉末炭酸
カリウムおよび炭酸ナトリウムを添加し竪型ニーダー
(三英製作所製)を用いて温度60℃にて混合捏和を行
なった。得られた捏和物をペレッターにて成形し、微粉
炭酸ナトリウムを粉砕助剤として粉砕したが、粉砕機へ
の付着が著しく、粉砕機内で凝集しオーバーロードして
しまった。この結果を表1に示す。
カリウムおよび炭酸ナトリウムを添加し竪型ニーダー
(三英製作所製)を用いて温度60℃にて混合捏和を行
なった。得られた捏和物をペレッターにて成形し、微粉
炭酸ナトリウムを粉砕助剤として粉砕したが、粉砕機へ
の付着が著しく、粉砕機内で凝集しオーバーロードして
しまった。この結果を表1に示す。
【0033】比較例2 界面活性剤ペースト(有効成分濃度76.4%) 50.0重量% (組成:α−スルフォ脂肪酸(C=16〜18) メチルエステルナトリウム塩:38.2重量%) 炭酸ナトリウム 50.0重量% 合 計 100.0重量%
【0034】上記組成の界面活性剤ペーストにアルカリ
ビルダーとして炭酸ナトリウムのみを添加し竪型ニーダ
ー(三英製作所製)を用いて温度60℃にて混合捏和し
たが、目的の捏和物を得ることができず、ペースト状の
ままであった。この結果を表1に示す。
ビルダーとして炭酸ナトリウムのみを添加し竪型ニーダ
ー(三英製作所製)を用いて温度60℃にて混合捏和し
たが、目的の捏和物を得ることができず、ペースト状の
ままであった。この結果を表1に示す。
【0035】
【表1】 実 施 例 比 較 例 1 2 3 1 2 組成(wt%): α−SF*1 41.3 49.7 26.9 54.5 38.2 ノニオン*2 5.1 0.8 0.0 0.8 0.0 炭酸K 20.8 20.6 32.4 16.9 0.0 炭酸Na 18.4 13.3 32.4 10.7 50.0 他の成分(水を含む) バ ラ ン ス 性状: 嵩密度(g/cc) 0.680 0.670 0.680 − − 粒径 580 590 530 − − 粉体化製造性 良好 良好 良好 オーバーロード 捏和不良 付着力*3 0.8 0.7 0.5 測定不能 測定不能 *1) α−SF:α−スルフォ脂肪酸メチルエステル
ナトリウム塩 *2) ノニオン:脂肪酸ポリオキシエチレンアルキル
エーテル *3) 付着力の測定法
ナトリウム塩 *2) ノニオン:脂肪酸ポリオキシエチレンアルキル
エーテル *3) 付着力の測定法
【0036】ガラス板上に、測定試料(平均粒径dp)
を適量のせ、ガラス板に対して平行に空気噴流を当て
る。ここで、試料ならびに空気の温度は40℃とする。
ガラス板上の試料粒子が80%飛散したときの空気流速
をuとしたとき、付着力Fを数1の通り定義する。
を適量のせ、ガラス板に対して平行に空気噴流を当て
る。ここで、試料ならびに空気の温度は40℃とする。
ガラス板上の試料粒子が80%飛散したときの空気流速
をuとしたとき、付着力Fを数1の通り定義する。
【0037】
【数1】 (但し、ρ=1.13×10-3g/cm2。) 付着力が1以下であれば、製造性は良好であるが、1.
5以上さらには2を超えると、粉砕/造粒時にオーバー
ロードや閉塞を生じやすく、粉体粒子を得ることは困難
となる。
5以上さらには2を超えると、粉砕/造粒時にオーバー
ロードや閉塞を生じやすく、粉体粒子を得ることは困難
となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 努 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】粉粒体組成物の全量を100重量%とし
て、 (a) 少なくともα−スルフォ脂肪酸アルキルエステ
ル塩を含み陰イオン性界面活性剤濃度が60重量%以上
である界面活性剤濃厚ペースト35〜70重量%と、 (b) 非イオン性界面活性剤0.5〜20重量%と、 (c) 少なくとも炭酸または炭酸水素とカリウムの塩
を含むアルカリ性無機塩30〜65重量%とを混合、捏
和したのち粉砕することを特徴とする界面活性剤粉粒体
組成物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30477092A JPH06128593A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 界面活性剤粉粒体組成物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30477092A JPH06128593A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 界面活性剤粉粒体組成物の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06128593A true JPH06128593A (ja) | 1994-05-10 |
Family
ID=17937019
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30477092A Pending JPH06128593A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 界面活性剤粉粒体組成物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06128593A (ja) |
-
1992
- 1992-10-16 JP JP30477092A patent/JPH06128593A/ja active Pending
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