JPH06133679A - 巻込み成形装置および巻込み成形方法 - Google Patents
巻込み成形装置および巻込み成形方法Info
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- JPH06133679A JPH06133679A JP31121492A JP31121492A JPH06133679A JP H06133679 A JPH06133679 A JP H06133679A JP 31121492 A JP31121492 A JP 31121492A JP 31121492 A JP31121492 A JP 31121492A JP H06133679 A JPH06133679 A JP H06133679A
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- Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 生麺の如き軟質な紐状あるいは帯状の材料
を、大きな圧縮力を加えることなく、渦巻状に巻込み成
形するための装置およびそれを用いた巻込み成形方法を
提供する。 【構成】 成形用コンベヤ1に、成形対象の軟質材料を
載置する載置面5と、成形済みの材料を通過させ得る開
口部6とを交互に形成しておき、かつ成形用コンベヤ1
を水平走行位置から上方へ90°を越える角度転回させ
る転回案内部2B,2B′を設けた巻込み成形装置。ま
た載置面5に材料を載置した状態で成形用コンベヤを上
方へ90°を越える角度転回させることによって、材料
の自重によって巻込み成形させ、かつ開口部6から巻込
み済の材料を排出させる方法。
を、大きな圧縮力を加えることなく、渦巻状に巻込み成
形するための装置およびそれを用いた巻込み成形方法を
提供する。 【構成】 成形用コンベヤ1に、成形対象の軟質材料を
載置する載置面5と、成形済みの材料を通過させ得る開
口部6とを交互に形成しておき、かつ成形用コンベヤ1
を水平走行位置から上方へ90°を越える角度転回させ
る転回案内部2B,2B′を設けた巻込み成形装置。ま
た載置面5に材料を載置した状態で成形用コンベヤを上
方へ90°を越える角度転回させることによって、材料
の自重によって巻込み成形させ、かつ開口部6から巻込
み済の材料を排出させる方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、生麺、茹麺、パン生
地、ケーキ生地などの軟質な紐状もしくは帯状の食品材
料、その他各種の軟質材料を渦巻状に巻込み成形するた
めの装置およびそれを用いた巻込み成形方法に関するも
のである。
地、ケーキ生地などの軟質な紐状もしくは帯状の食品材
料、その他各種の軟質材料を渦巻状に巻込み成形するた
めの装置およびそれを用いた巻込み成形方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に生麺を製造するにあたっては、シ
ート状の麺生地を紐状に裁断し、続いて所定長さごとに
切断してから、紐状となった多数本の生麺を玉状に丸
め、いわゆる麺玉とするのが通常である。この場合、所
定長さの紐状となった多数本の生麺を玉状に丸める作業
においては、軟質な麺を圧縮変形させたり、麺同士を粘
着させたり、さらには麺を傷付けたりしないように留意
しなければならず、そのため従来は手作業によらざるを
得ないのが実情であった。
ート状の麺生地を紐状に裁断し、続いて所定長さごとに
切断してから、紐状となった多数本の生麺を玉状に丸
め、いわゆる麺玉とするのが通常である。この場合、所
定長さの紐状となった多数本の生麺を玉状に丸める作業
においては、軟質な麺を圧縮変形させたり、麺同士を粘
着させたり、さらには麺を傷付けたりしないように留意
しなければならず、そのため従来は手作業によらざるを
得ないのが実情であった。
【0003】そのほか例えばロールカステラ、ロールケ
ーキの如く、渦巻状にケーキ生地やパン生地を巻込んで
作られるケーキ類やパン類があるが、このようなケーキ
類、パン類を渦巻状に成形する作業も、従来一般には手
作業によって行なうことが多かったのが実情である。も
ちろん一部では機械化、自動化も考えられてはいるが、
巻込み成形すべき素材を圧縮し過ぎないようにする必要
があるなどの点から、実用化は遅れていたのが実情であ
る。
ーキの如く、渦巻状にケーキ生地やパン生地を巻込んで
作られるケーキ類やパン類があるが、このようなケーキ
類、パン類を渦巻状に成形する作業も、従来一般には手
作業によって行なうことが多かったのが実情である。も
ちろん一部では機械化、自動化も考えられてはいるが、
巻込み成形すべき素材を圧縮し過ぎないようにする必要
があるなどの点から、実用化は遅れていたのが実情であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように紐状の多
数本の麺を丸めて麺玉を作る作業は、手作業によらざる
を得なかったが、手作業では多数の作業員を必要とする
とともに作業効率も悪く、麺製造コスト上昇の大きな原
因となっていた。
数本の麺を丸めて麺玉を作る作業は、手作業によらざる
を得なかったが、手作業では多数の作業員を必要とする
とともに作業効率も悪く、麺製造コスト上昇の大きな原
因となっていた。
【0005】ところで麺玉は、要は1食分の麺をまと
め、多数の麺玉を収納したケースから、1食分(1玉)
ずつ分離して容易に取出せれるようになっていれば良
い。したがって麺玉の形状は、手作業で丸めた形状に拘
泥する必要はなく、例えば所定長さの多数本の束状の生
麺を渦巻き状に巻込んで、麺玉とすることもできる。そ
してこのような渦巻状の巻込み成形を麺に対して圧縮力
を加えることなく、かつ麺を傷付けることなく機械的に
行なうことが可能であれば、麺玉の成形を自動化するこ
とが可能と考えられる。
め、多数の麺玉を収納したケースから、1食分(1玉)
ずつ分離して容易に取出せれるようになっていれば良
い。したがって麺玉の形状は、手作業で丸めた形状に拘
泥する必要はなく、例えば所定長さの多数本の束状の生
麺を渦巻き状に巻込んで、麺玉とすることもできる。そ
してこのような渦巻状の巻込み成形を麺に対して圧縮力
を加えることなく、かつ麺を傷付けることなく機械的に
行なうことが可能であれば、麺玉の成形を自動化するこ
とが可能と考えられる。
【0006】また、同様に素材に対して圧縮力をほとん
ど加えることなく機械的に渦巻き成形が可能であれば、
カステラ生地、ケーキ生地等の渦巻き成形の自動化が可
能となる。
ど加えることなく機械的に渦巻き成形が可能であれば、
カステラ生地、ケーキ生地等の渦巻き成形の自動化が可
能となる。
【0007】この発明は以上の事情を背景としてなされ
たもので、生麺あるいはケーキ生地、パン生地などの軟
質な食品材料その他各種の軟質材料について、外部から
大きな圧縮力を加えることなく渦巻状に巻込み成形する
ための成形装置および成形方法を提供することを目的と
するものである。
たもので、生麺あるいはケーキ生地、パン生地などの軟
質な食品材料その他各種の軟質材料について、外部から
大きな圧縮力を加えることなく渦巻状に巻込み成形する
ための成形装置および成形方法を提供することを目的と
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述のような課題を解決
するため、請求項1の発明の巻込み成形装置は、全体と
して無端連続環状をなしかつ走行案内手段に案内されて
所定の巡回軌道に沿って回巡可能な成形用コンベヤを備
え、その成形用コンベヤには、巻込み成形すべき軟質な
材料を載置し得る載置面と、巻込み成形済みの材料を表
裏方向へ通過させ得る開口部とが走行方向に沿って交互
に形成されており、さらに前記走行案内手段には、前記
成形用コンベヤが水平に走行する位置から、その成形用
コンベヤの走行方向を上方へ所定の円弧に沿って滑らか
に90°を越える角度転回させる転回案内部が設けられ
ていることを特徴とするものである。
するため、請求項1の発明の巻込み成形装置は、全体と
して無端連続環状をなしかつ走行案内手段に案内されて
所定の巡回軌道に沿って回巡可能な成形用コンベヤを備
え、その成形用コンベヤには、巻込み成形すべき軟質な
材料を載置し得る載置面と、巻込み成形済みの材料を表
裏方向へ通過させ得る開口部とが走行方向に沿って交互
に形成されており、さらに前記走行案内手段には、前記
成形用コンベヤが水平に走行する位置から、その成形用
コンベヤの走行方向を上方へ所定の円弧に沿って滑らか
に90°を越える角度転回させる転回案内部が設けられ
ていることを特徴とするものである。
【0009】また請求項2の発明の巻込み成形方法は、
請求項1の発明の巻込み成形装置を用いて巻込み成形す
るための方法についてのものであり、巻込み成形すべき
軟質な材料を、成形用コンベヤの走行系路のうち、前記
転回案内部へ向う水平走行位置において成形用コンベヤ
の載置面に載置し、前記転回案内部によって成形用コン
ベヤが90°を越える角度転回せしめられる際に、その
転回に伴なって材料の先端部分が自重により材料の水平
部分上に垂れ下がることにより材料を巻込み成形し、か
つその巻込み成形された材料を前記開口部から下方へ排
出させることを特徴とするものである。
請求項1の発明の巻込み成形装置を用いて巻込み成形す
るための方法についてのものであり、巻込み成形すべき
軟質な材料を、成形用コンベヤの走行系路のうち、前記
転回案内部へ向う水平走行位置において成形用コンベヤ
の載置面に載置し、前記転回案内部によって成形用コン
ベヤが90°を越える角度転回せしめられる際に、その
転回に伴なって材料の先端部分が自重により材料の水平
部分上に垂れ下がることにより材料を巻込み成形し、か
つその巻込み成形された材料を前記開口部から下方へ排
出させることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】この発明の巻込み成形装置においては、成形用
コンベヤを回巡させれば、水平走行位置において水平に
走行している状態から、走行案内手段の転回案内部によ
り走行方向が規制されて、上方へ所定の円弧に沿って9
0°を越える角度だけ滑らかに転回(湾曲)して走行す
ることになる。この湾曲走行時において、成形用コンベ
ヤの載置面は、水平走行状態からの転回角度が90°に
至るまでの間は斜め上方を向いていることになり、転回
角度が90°で丁度垂直状態となり、さらに90°を越
えれば斜め下方を向き、180°で下方に向くことにな
る。したがって水平走行位置において載置面に載置され
た軟質材料は、転回角度が90°に至るまでは載置面上
に保持された状態を保って載置面とともに湾曲する。そ
して載置面上の軟質材料の前端位置の転回角度が90°
を越えれば、その軟質材料の先端部分が載置面から自重
によって離れて垂れ下がり、その下方の載置面上の軟質
材料表面に接することとなる。その間も軟質材料は成形
用コンベヤの走行に伴なって前進して来るから、前述の
ように垂れ下がって下方の軟質材料の表面に接した部分
が軟質材料の前進に伴なって渦巻状に巻込まれて行く。
すなわち、渦巻状に成形されることになる。そしてこの
ようにして渦巻き状に巻込み成形された材料は、仮に成
形用コンベヤの載置面が走行方向に連続していると仮定
すれば、転回部分において自転し続けることになるが、
この発明の場合、成形用コンベヤには載置面と開口部と
が交互に設けられているから、材料を載置していた載置
面の次の開口部が転回部分付近に至れば、その開口部を
通して、巻込み成形済みの材料が自重により、あるいは
下方に設けた別のコンベヤにより成形用コンベヤ上から
排出されることになる。
コンベヤを回巡させれば、水平走行位置において水平に
走行している状態から、走行案内手段の転回案内部によ
り走行方向が規制されて、上方へ所定の円弧に沿って9
0°を越える角度だけ滑らかに転回(湾曲)して走行す
ることになる。この湾曲走行時において、成形用コンベ
ヤの載置面は、水平走行状態からの転回角度が90°に
至るまでの間は斜め上方を向いていることになり、転回
角度が90°で丁度垂直状態となり、さらに90°を越
えれば斜め下方を向き、180°で下方に向くことにな
る。したがって水平走行位置において載置面に載置され
た軟質材料は、転回角度が90°に至るまでは載置面上
に保持された状態を保って載置面とともに湾曲する。そ
して載置面上の軟質材料の前端位置の転回角度が90°
を越えれば、その軟質材料の先端部分が載置面から自重
によって離れて垂れ下がり、その下方の載置面上の軟質
材料表面に接することとなる。その間も軟質材料は成形
用コンベヤの走行に伴なって前進して来るから、前述の
ように垂れ下がって下方の軟質材料の表面に接した部分
が軟質材料の前進に伴なって渦巻状に巻込まれて行く。
すなわち、渦巻状に成形されることになる。そしてこの
ようにして渦巻き状に巻込み成形された材料は、仮に成
形用コンベヤの載置面が走行方向に連続していると仮定
すれば、転回部分において自転し続けることになるが、
この発明の場合、成形用コンベヤには載置面と開口部と
が交互に設けられているから、材料を載置していた載置
面の次の開口部が転回部分付近に至れば、その開口部を
通して、巻込み成形済みの材料が自重により、あるいは
下方に設けた別のコンベヤにより成形用コンベヤ上から
排出されることになる。
【0011】
【実施例】図1にこの発明の巻込み成形装置の一実施例
の全体構成を概略的に示し、図2および図3に同上実施
例の要部を示す。
の全体構成を概略的に示し、図2および図3に同上実施
例の要部を示す。
【0012】図1において、全体として無端連続環状を
なす成形用コンベヤ1は、走行案内手段としてのガイド
プーリ2A,2B,2C,2D,2E,2Fによって案
内されて、所定の軌道を図示しないモータ等の駆動手段
により回巡せしめられるようになっている。この成形用
コンベヤ1の巡回軌道は、所定の距離にわたって水平に
走行する水平走行部分1Aと、その水平走行部分1Aの
走行方向前端において上方へ90°を越える角度で所定
の円弧によって滑らかに転回する転回走行部分1Bとを
少なくとも備えたものとされている。ここで、図示の例
では転回走行部分1Bは、成形用コンベヤ1に対する走
行案内手段であるガイドプーリ2A〜2Fのうち、ガイ
ドプーリ2Bによって案内されて、水平走行部分1Aか
ら180°の角度の方向へガイドプーリ2Bの半円に沿
う半円軌道に沿って滑らかに反転するように構成されて
いる。したがって走行案内手段のガイドプーリ2A〜2
Fのうち、ガイドプーリ2Bが転回案内部を構成してい
ることになる。またガイドプーリ2Cは、転回案内部と
してのガイドプーリ2Bにおける転回角度を設定する役
割を果たしている。なお転回案内部としてのガイドプー
リ2Bは、図2に示すように実際には一対のプーリ2
B,2B′によって構成されて、後に改めて説明するよ
うに各プーリ2B,2B′はそれぞれ外側から片持支持
されている。
なす成形用コンベヤ1は、走行案内手段としてのガイド
プーリ2A,2B,2C,2D,2E,2Fによって案
内されて、所定の軌道を図示しないモータ等の駆動手段
により回巡せしめられるようになっている。この成形用
コンベヤ1の巡回軌道は、所定の距離にわたって水平に
走行する水平走行部分1Aと、その水平走行部分1Aの
走行方向前端において上方へ90°を越える角度で所定
の円弧によって滑らかに転回する転回走行部分1Bとを
少なくとも備えたものとされている。ここで、図示の例
では転回走行部分1Bは、成形用コンベヤ1に対する走
行案内手段であるガイドプーリ2A〜2Fのうち、ガイ
ドプーリ2Bによって案内されて、水平走行部分1Aか
ら180°の角度の方向へガイドプーリ2Bの半円に沿
う半円軌道に沿って滑らかに反転するように構成されて
いる。したがって走行案内手段のガイドプーリ2A〜2
Fのうち、ガイドプーリ2Bが転回案内部を構成してい
ることになる。またガイドプーリ2Cは、転回案内部と
してのガイドプーリ2Bにおける転回角度を設定する役
割を果たしている。なお転回案内部としてのガイドプー
リ2Bは、図2に示すように実際には一対のプーリ2
B,2B′によって構成されて、後に改めて説明するよ
うに各プーリ2B,2B′はそれぞれ外側から片持支持
されている。
【0013】一方成形用コンベヤ1の巡回軌道の内側に
は、その成形用コンベヤ1における水平走行部分1Aと
転回走行部分1Bに相当する位置の下面側に、取出用コ
ンベヤ3が配設されている。この取出用コンベヤ3は、
成形用コンベヤ1の水平走行部分1Aの裏面に接するか
または小間隔を置いてその成形用コンベヤ1の水平走行
部分1Aと平行にかつ成形用コンベヤ1と等速で回巡走
行するように構成されている。なおこの取出用コンベヤ
1は、通常のベルトコンベヤ等と同様に構成されていれ
ば良く、またその案内手段、駆動手段も任意に構成する
ことができる。
は、その成形用コンベヤ1における水平走行部分1Aと
転回走行部分1Bに相当する位置の下面側に、取出用コ
ンベヤ3が配設されている。この取出用コンベヤ3は、
成形用コンベヤ1の水平走行部分1Aの裏面に接するか
または小間隔を置いてその成形用コンベヤ1の水平走行
部分1Aと平行にかつ成形用コンベヤ1と等速で回巡走
行するように構成されている。なおこの取出用コンベヤ
1は、通常のベルトコンベヤ等と同様に構成されていれ
ば良く、またその案内手段、駆動手段も任意に構成する
ことができる。
【0014】さらに前記成形用コンベヤ1は、図2、図
3に詳細に示すように、巻込み成形すべき軟質材料4を
載置し得る載置面5と、その軟質材料4を巻込み成形し
た後の形態で表裏方向へ自由に通過させ得る程度の大き
さの開口部6とを、走行方向に交互に形成したものとさ
れている。具体的には、成形用コンベヤ1は、その幅方
向の両縁部分がゴムベルトあるいはチェーン等からなる
連続部材11,12で構成され、その連続部材11,1
2の間に、走行方向へ所定長さL1にわたる載置面5が
一定間隔L2を置いて間欠的に設けられており、この間
隔L2の部分が開口部6になっている。載置面5は、図
示の例では多数本の線材もしくは棒材51を小間隔を置
いて列設していわゆる“すだれ”状としたものである
が、これに限らず網状としても、あるいは布、その他柔
軟性膜材によって構成しても良い。なお載置面5の長さ
L1は、供給される軟質材料4の長さよりも若干大きい
程度に定められる。また開口部6の長さ(間隔)L2
は、軟質材料が渦巻状に巻込み成形された状態における
その外径よりも充分に大きくなるように定められる。そ
して転回走行部分1Bにおいては、成形用コンベヤ1の
幅方向両縁部分の連続部材11,12が、転回案内部と
しての一対のガイドプーリ2B,2B′にそれぞれ巻き
掛けられている。ここで、ガイドプーリ2B,2B′は
それぞれ外側から片持支持されているから、成形用コン
ベヤ1における転回走行部分1Bの内側は空間となって
いる。
3に詳細に示すように、巻込み成形すべき軟質材料4を
載置し得る載置面5と、その軟質材料4を巻込み成形し
た後の形態で表裏方向へ自由に通過させ得る程度の大き
さの開口部6とを、走行方向に交互に形成したものとさ
れている。具体的には、成形用コンベヤ1は、その幅方
向の両縁部分がゴムベルトあるいはチェーン等からなる
連続部材11,12で構成され、その連続部材11,1
2の間に、走行方向へ所定長さL1にわたる載置面5が
一定間隔L2を置いて間欠的に設けられており、この間
隔L2の部分が開口部6になっている。載置面5は、図
示の例では多数本の線材もしくは棒材51を小間隔を置
いて列設していわゆる“すだれ”状としたものである
が、これに限らず網状としても、あるいは布、その他柔
軟性膜材によって構成しても良い。なお載置面5の長さ
L1は、供給される軟質材料4の長さよりも若干大きい
程度に定められる。また開口部6の長さ(間隔)L2
は、軟質材料が渦巻状に巻込み成形された状態における
その外径よりも充分に大きくなるように定められる。そ
して転回走行部分1Bにおいては、成形用コンベヤ1の
幅方向両縁部分の連続部材11,12が、転回案内部と
しての一対のガイドプーリ2B,2B′にそれぞれ巻き
掛けられている。ここで、ガイドプーリ2B,2B′は
それぞれ外側から片持支持されているから、成形用コン
ベヤ1における転回走行部分1Bの内側は空間となって
いる。
【0015】さらに前記成形用コンベヤ1における水平
走行部分1Aの上方、特に転回走行部分1Bに対し反対
側の端部付近の上方には、成形用コンベヤ1の載置面5
上に巻込み成形すべき軟質材料4を供給するための供給
装置7が配設されている。この供給装置7は、巻込み成
形すべき軟質材料4の種類、性状に応じて任意に構成で
きるが、例えば生麺を玉状にするための巻込み成形の場
合、製麺工程における麺生地を細く紐状に切断するため
の麺生地細断装置(カッターもしくはシュレッダー)に
よって構成すれば良い。すなわちこの場合には、麺の太
さに細断された1玉分の生麺が載置面5に供給されるこ
とになる。
走行部分1Aの上方、特に転回走行部分1Bに対し反対
側の端部付近の上方には、成形用コンベヤ1の載置面5
上に巻込み成形すべき軟質材料4を供給するための供給
装置7が配設されている。この供給装置7は、巻込み成
形すべき軟質材料4の種類、性状に応じて任意に構成で
きるが、例えば生麺を玉状にするための巻込み成形の場
合、製麺工程における麺生地を細く紐状に切断するため
の麺生地細断装置(カッターもしくはシュレッダー)に
よって構成すれば良い。すなわちこの場合には、麺の太
さに細断された1玉分の生麺が載置面5に供給されるこ
とになる。
【0016】以上の実施例の巻込み成形装置の動作、機
能について図4〜図9を参照して以下に順次説明する。
能について図4〜図9を参照して以下に順次説明する。
【0017】供給装置7(図1参照)から成形用コンベ
ヤ1における水平走行部分1Aにおいて載置面5上に供
給された軟質材料4は、成形用コンベヤ1の走行に伴な
って図4に示すように左方へ向って(すなわち転回走行
部分1Bに向って)水平に移送される。続いて軟質材料
4の先端部分が転回走行部分1Bに至れば、図5に示す
ように成形用コンベヤ1の転回(載置面5の転回)に伴
なって軟質材料4の先端側から上方へ転回(湾曲)され
て行く。そして軟質材料4の先端部分の転回角度が90
°を越えれば、図6に示すように軟質材料4の先端側が
自重により垂れ下がり、さらに成形用コンベヤ1が走行
して軟質材料4の転回が進むにつれて、図6の鎖線で示
すように軟質材料4の先端部分が水平走行部分1Aにあ
る軟質材料4の上に接する状態となる。さらに成形用コ
ンベヤ1の走行が進んで軟質材料4の転回が進めば、図
7に示すように軟質材料4の先端部分が内側に巻込まれ
て、渦巻状の巻込み成形が行なわれる。そして成形用コ
ンベヤ1の開口部が転回走行部分1Bに至れば、前述の
ようにして巻込み成形された軟質材料4が図8に示すよ
うにその開口部6を通って下側の取出用コンベヤ3上に
乗り移り、図9に示すように取出用コンベヤ3によって
箱詰めあるいは袋詰め等の次工程へ搬送されることにな
る。したがって成形用コンベヤ1上において巻込み成形
された軟質材料4は、開口部6によって成形用コンベヤ
1上から排出されることになる。
ヤ1における水平走行部分1Aにおいて載置面5上に供
給された軟質材料4は、成形用コンベヤ1の走行に伴な
って図4に示すように左方へ向って(すなわち転回走行
部分1Bに向って)水平に移送される。続いて軟質材料
4の先端部分が転回走行部分1Bに至れば、図5に示す
ように成形用コンベヤ1の転回(載置面5の転回)に伴
なって軟質材料4の先端側から上方へ転回(湾曲)され
て行く。そして軟質材料4の先端部分の転回角度が90
°を越えれば、図6に示すように軟質材料4の先端側が
自重により垂れ下がり、さらに成形用コンベヤ1が走行
して軟質材料4の転回が進むにつれて、図6の鎖線で示
すように軟質材料4の先端部分が水平走行部分1Aにあ
る軟質材料4の上に接する状態となる。さらに成形用コ
ンベヤ1の走行が進んで軟質材料4の転回が進めば、図
7に示すように軟質材料4の先端部分が内側に巻込まれ
て、渦巻状の巻込み成形が行なわれる。そして成形用コ
ンベヤ1の開口部が転回走行部分1Bに至れば、前述の
ようにして巻込み成形された軟質材料4が図8に示すよ
うにその開口部6を通って下側の取出用コンベヤ3上に
乗り移り、図9に示すように取出用コンベヤ3によって
箱詰めあるいは袋詰め等の次工程へ搬送されることにな
る。したがって成形用コンベヤ1上において巻込み成形
された軟質材料4は、開口部6によって成形用コンベヤ
1上から排出されることになる。
【0018】以上のところにおいて、図1に示される実
施例では、取出用コンベヤ3は成形用コンベヤ1の巡回
軌道の内側に配設されているが、成形用コンベヤ1の巡
回軌道の構成によっては、取出用コンベヤ3を成形用コ
ンベヤ1の巡回軌道の外側に配設することも可能であ
る。その場合の一例を、図10に示す。図10の例で
は、巻込み成形すべき軟質材料は、成形用コンベヤ1の
内側の面上に供給されることになる。またこの場合、取
出用コンベヤ3は成形用コンベヤ1の巡回軌道によって
制約されず、したがって取出用コンベヤ3自体によって
任意の位置へ巻込み成形済みの軟質材料を搬送できるこ
とになる。
施例では、取出用コンベヤ3は成形用コンベヤ1の巡回
軌道の内側に配設されているが、成形用コンベヤ1の巡
回軌道の構成によっては、取出用コンベヤ3を成形用コ
ンベヤ1の巡回軌道の外側に配設することも可能であ
る。その場合の一例を、図10に示す。図10の例で
は、巻込み成形すべき軟質材料は、成形用コンベヤ1の
内側の面上に供給されることになる。またこの場合、取
出用コンベヤ3は成形用コンベヤ1の巡回軌道によって
制約されず、したがって取出用コンベヤ3自体によって
任意の位置へ巻込み成形済みの軟質材料を搬送できるこ
とになる。
【0019】さらに、以上の例では全て取出用コンベヤ
3を備えた構成としているが、場合によっては取出用コ
ンベヤ3を省くこともできる。例えば、成形用コンベヤ
1の開口部6を通して巻込み成形済みの軟質材料4をそ
のまま自重により落下させ、その下方に配設されたケー
ス等に直接収容するように構成することもできる。
3を備えた構成としているが、場合によっては取出用コ
ンベヤ3を省くこともできる。例えば、成形用コンベヤ
1の開口部6を通して巻込み成形済みの軟質材料4をそ
のまま自重により落下させ、その下方に配設されたケー
ス等に直接収容するように構成することもできる。
【0020】また、走行案内手段の転回案内部は、図1
〜図3の例ではガイドプーリを用いているが、例えば成
形用コンベヤ1の幅方向両縁部の連続部材11,12と
してチェーンを用いている場合等においては、転回案内
部を、所定の曲率で湾曲するガイドレールで構成し、そ
のガイドレールを連続部材11,12が摺動するように
しても良い。
〜図3の例ではガイドプーリを用いているが、例えば成
形用コンベヤ1の幅方向両縁部の連続部材11,12と
してチェーンを用いている場合等においては、転回案内
部を、所定の曲率で湾曲するガイドレールで構成し、そ
のガイドレールを連続部材11,12が摺動するように
しても良い。
【0021】なお成形用コンベヤ1の転回走行部分1B
の転回角度は、基本的には90°を越えれば良いが、円
滑に巻込み成形させるためには150°程度以上とする
ことが望ましく、通常は実施例に示したように180°
が好適である。
の転回角度は、基本的には90°を越えれば良いが、円
滑に巻込み成形させるためには150°程度以上とする
ことが望ましく、通常は実施例に示したように180°
が好適である。
【0022】
【発明の効果】この発明の巻込み成形装置および巻込み
成形方法によれば、生麺、生スパゲッティ等の紐状の軟
質な食品材料、あるいはパン生地、ケーキ生地等のシー
ト状の軟質な食品材料、その他食品材料に限らず種々の
軟質な材料を渦巻状に巻込み成形することができる。そ
してこの発明の巻込み成形装置および巻込み成形方法に
おいては、軟質材料の巻込み成形に際して大きな外力を
積極的に付与することなく、巻込み成形すべき軟質材料
を載置した成形用コンベヤの載置面の転回と材料の自重
を利用して巻込み成形するため、材料に対して過度の圧
縮力が加わることがなく、そのため巻込み成形によって
材料の圧潰や変形を招いたりするおそれがなく、また巻
込み成形済みの軟質材料を成形用コンベヤから排出する
際も、成形用コンベヤの開口部を利用して主として材料
の自重により排出させるから、排出のために大きな外力
を加える必要がなく、そのため排出時の外力によって巻
込み成形材料が変形したり、傷付いたりするような事態
が生じることを回避できる。そしてまたこの発明の巻込
み成形装置は、成形用ベルトを所定の巡回軌道に沿って
走行させるだけで前述のように軟質材料の巻込み成形お
よび成形済み材料の排出がなされるため、装置全体の構
成が極めて簡単でまた駆動源の数も少なくて済み、その
ため装置コストが低廉であるとともに、故障も少なく、
かつメンテナンスも容易となる等の利点がある。
成形方法によれば、生麺、生スパゲッティ等の紐状の軟
質な食品材料、あるいはパン生地、ケーキ生地等のシー
ト状の軟質な食品材料、その他食品材料に限らず種々の
軟質な材料を渦巻状に巻込み成形することができる。そ
してこの発明の巻込み成形装置および巻込み成形方法に
おいては、軟質材料の巻込み成形に際して大きな外力を
積極的に付与することなく、巻込み成形すべき軟質材料
を載置した成形用コンベヤの載置面の転回と材料の自重
を利用して巻込み成形するため、材料に対して過度の圧
縮力が加わることがなく、そのため巻込み成形によって
材料の圧潰や変形を招いたりするおそれがなく、また巻
込み成形済みの軟質材料を成形用コンベヤから排出する
際も、成形用コンベヤの開口部を利用して主として材料
の自重により排出させるから、排出のために大きな外力
を加える必要がなく、そのため排出時の外力によって巻
込み成形材料が変形したり、傷付いたりするような事態
が生じることを回避できる。そしてまたこの発明の巻込
み成形装置は、成形用ベルトを所定の巡回軌道に沿って
走行させるだけで前述のように軟質材料の巻込み成形お
よび成形済み材料の排出がなされるため、装置全体の構
成が極めて簡単でまた駆動源の数も少なくて済み、その
ため装置コストが低廉であるとともに、故障も少なく、
かつメンテナンスも容易となる等の利点がある。
【0023】なお、特にこの発明の巻込み成形装置を、
生麺、生スパゲッティ、あるいは茹麺等を玉状に成形し
て麺玉とするために用いれば、麺玉成形作業を自動化す
ることができ、そのため麺製造作業の人員削減、コスト
低減に大きく寄与することができる。
生麺、生スパゲッティ、あるいは茹麺等を玉状に成形し
て麺玉とするために用いれば、麺玉成形作業を自動化す
ることができ、そのため麺製造作業の人員削減、コスト
低減に大きく寄与することができる。
【図1】この発明の一実施例の巻込み成形装置の全体構
成を示す略解図である。
成を示す略解図である。
【図2】図1のII−II線における拡大平面図である。
【図3】図1の実施例に用いられる成形用コンベヤの要
部を示す拡大斜視図である。
部を示す拡大斜視図である。
【図4】図1〜図3に示される実施例の巻込み成形装置
の動作状況を、図5〜図9とともに段階的に示すための
略解的な縦断正面図である。
の動作状況を、図5〜図9とともに段階的に示すための
略解的な縦断正面図である。
【図5】図1〜図3に示される実施例の巻込み成形装置
の動作状況を、図4および図6〜図9とともに段階的に
示すための略解的な縦断正面図である。
の動作状況を、図4および図6〜図9とともに段階的に
示すための略解的な縦断正面図である。
【図6】図1〜図3に示される実施例の巻込み成形装置
の動作状況を、図4、図5および図7〜図9とともに段
階的に示すための略解的な縦断正面図である。
の動作状況を、図4、図5および図7〜図9とともに段
階的に示すための略解的な縦断正面図である。
【図7】図1〜図3に示される実施例の巻込み成形装置
の動作状況を、図4〜図6および図8、図9とともに段
階的に示すための略解的な縦断正面図である。
の動作状況を、図4〜図6および図8、図9とともに段
階的に示すための略解的な縦断正面図である。
【図8】図1〜図3に示される実施例の巻込み成形装置
の動作状況を、図4〜図7および図9とともに段階的に
示すための略解的な縦断正面図である。
の動作状況を、図4〜図7および図9とともに段階的に
示すための略解的な縦断正面図である。
【図9】図1〜図3に示される実施例の巻込み成形装置
の動作状況を、図4〜図8とともに段階的に示すための
略解的な縦断正面図である。
の動作状況を、図4〜図8とともに段階的に示すための
略解的な縦断正面図である。
【図10】この発明の他の実施例の巻込み成形装置の全
体構成を示す略解図である。
体構成を示す略解図である。
1 成形用コンベヤ 1A 水平走行部分 1B 転回走行部分 2B,2B′ 転回案内手段としてのガイドプーリ 4 軟質材料 5 載置面 6 開口部
Claims (2)
- 【請求項1】 全体として無端連続環状をなしかつ走行
案内手段に案内されて所定の巡回軌道に沿って回巡可能
な成形用コンベヤを備え、その成形用コンベヤには、巻
込み成形すべき軟質な材料を載置し得る載置面と、巻込
み成形済みの材料を表裏方向へ通過させ得る開口部とが
走行方向に沿って交互に形成されており、さらに前記走
行案内手段には、前記成形用コンベヤが水平に走行する
位置から、その成形用コンベヤの走行方向を上方へ所定
の円弧に沿って滑らかに90°を越える角度転回させる
転回案内部が設けられていることを特徴とする巻込み成
形装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の成形装置を用いて軟質
な材料を巻込み成形するにあたり、 巻込み成形すべき軟質な材料を、成形用コンベヤの走行
系路のうち、前記転回案内部へ向う水平走行位置におい
て成形用コンベヤの載置面に載置し、前記転回案内部に
よって成形用コンベヤが90°を越える角度転回せしめ
られる際に、その転回に伴なって材料の先端部分が自重
により材料の水平部分上に垂れ下がることにより材料を
巻込み成形し、かつその巻込み成形された材料を前記開
口部から下方へ排出させることを特徴とする巻込み成形
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31121492A JPH06133679A (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 巻込み成形装置および巻込み成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31121492A JPH06133679A (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 巻込み成形装置および巻込み成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06133679A true JPH06133679A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=18014478
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31121492A Withdrawn JPH06133679A (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 巻込み成形装置および巻込み成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06133679A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08298918A (ja) * | 1995-05-06 | 1996-11-19 | Maeda Corp | 可塑性材料の巻回方法および混練方法 |
-
1992
- 1992-10-27 JP JP31121492A patent/JPH06133679A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08298918A (ja) * | 1995-05-06 | 1996-11-19 | Maeda Corp | 可塑性材料の巻回方法および混練方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000104 |