JPH0613401U - 歩行形移動農機 - Google Patents

歩行形移動農機

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JPH0613401U
JPH0613401U JP5403992U JP5403992U JPH0613401U JP H0613401 U JPH0613401 U JP H0613401U JP 5403992 U JP5403992 U JP 5403992U JP 5403992 U JP5403992 U JP 5403992U JP H0613401 U JPH0613401 U JP H0613401U
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JP
Japan
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gear
rotary
shaft
machine
axle
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JP5403992U
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隆史 山田
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
  • Soil Working Implements (AREA)
  • Agricultural Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウエイトなどを用いることなく、機体全体を
軽量小型としながら、ダッシュ現象の発生を確実に防止
して作業走行時の安全性を確保可能な歩行形移動農機を
提供する。 【構成】 エンジン2の出力側にデファレンシャル機構
7やプラネタリギヤ機構9を設けて、これら機構7,9
の各動力取出側に、駆動車輪4の車軸42と作業機5に
連結されるPTO軸7C,98とを連動させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は管理機などの歩行形移動農機、詳しくは、前部にエンジンを搭載した 機体の後部側にロータリーなどの作業機を連動連結させるようにした歩行形移動 農機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、管理機などの歩行形移動農機は、前部にエンジンを搭載した機体の下部 両側に、前記エンジンに連動する駆動車輪を設けると共に、前記機体の後部に設 けた取付部にロータリーなどの作業機を取付けて、該作業機を前記エンジンに連 動させるようにしている。そして、例えば圃場などの耕耘作業を行う場合は、前 記エンジンの駆動に伴い前記駆動車輪を正回転させて前記機体を前進走行させな がら、前記機体に取付けたロータリーを前記駆動車輪と同一方向に正回転させ、 つまり、前記ロータリーのロータリー爪を機体進行方向前方側から後方側へと正 回転させることにより、圃場の土壌を耕起するようにしている。尚、前記ロータ リーのロータリー爪を、前述した場合とは逆に、前記駆動車輪の回転方向に対し 逆回転つまり機体進行方向後方側から前方側に向けて回転させる場合には、前記 ロータリー爪で耕起された土壌が機体進行方向前方側に跳ね上げられて耕耘跡が 汚くなるのであり、このため、通常の耕耘作業時には、前述したように、前記ロ ータリー爪を前記駆動車輪と同一方向に正回転させて耕耘跡を美しく仕上げるよ うにしている。
【0003】 所で、以上のように、前記ロータリーのロータリー爪を前記駆動車輪と同一方 向に正回転させながら圃場などの耕耘作業を行うとき、特に、硬い圃場などで耕 耘作業を行うような場合で前記ロータリー爪に大きな負荷がかかったとき、該ロ ータリー爪にその回転方向とは逆方向の反力が作用し、この反力により前記駆動 車輪が上方側に浮き上がる所謂ダッシュ現象が発生する問題があった。尚、前記 ロータリーのロータリー爪を前記駆動車輪の回転方向に対し逆方向に回転させる 場合には、前記ロータリー爪による土壌耕起時に前記駆動車輪を下方側に押し下 げる反力が作用することから、該駆動車輪が上方側に浮き上がる前記ダッシュ現 象の発生は防止できるが、斯くするときには、前述したように、前記ロータリー 爪による耕耘跡が汚くなるのである。
【0004】 そこで、従来では、圃場などの耕耘跡を美しく仕上げながら、前記ダッシュ現 象の発生を防止して作業走行時の安全性を確保するため、前記エンジンを前記機 体の前部側に張出状に搭載したり、又は、前記ロータリー爪の反力に対応するウ エイトを前記機体の前方側に装着するようにしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
所が、以上のように、ダッシュ現象の発生を防止するため、前記エンジンを前 記機体の前端側に張出状に搭載したり、また、前記ロータリー爪の反力に対応す るウエイトを前記機体の前方側に装着するときには、回行時や路上走行時に使い 勝手が悪くなる問題があった。
【0006】 本考案は以上のような問題に鑑みてなしたもので、その目的は、ウエイトなど を用いることなく、回行時や路上走行時の走行特性を改善できながら、ダッシュ 現象の発生を確実に防止して作業走行時の安全性を確保できる歩行形移動農機を 提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するため、第1考案では、前部にエンジン2を搭載した機体 1の後部に、作業機5を取付ける取付部1aを設けた歩行形移動農機において、 前記エンジン2の出力側にデファレンシャル機構7を設けると共に、このデファ レンシャル機構7の第1動力取出部7Aに車軸42を設け、第2動力取出部7B に前記作業機5に連動するPTO軸7Cを設けたのである。
【0008】 また、第2考案では、第1考案と同様の歩行形移動農機において、前記エンジ ン2の出力側に、リングギヤ90と、遊星ギヤ91をもつギヤ枠92及び太陽ギ ヤ93とから成るプラネタリギヤ機構9を設けて前記リングギヤ90と太陽ギヤ 93との一方を連動させると共に、前記リングギヤ90と太陽ギヤ93との他方 に、車軸42及び前記作業機5に連動するPTO軸98の一方を連動する一方、 前記ギヤ枠92に車軸42とPTO軸98との他方を連動させたのである。
【0009】
【作用】
第1考案の歩行形移動農機で圃場などの各種作業を行う場合には、前記機体1 の後方取付部1aに作業機5を取付けると共に、この作業機5を前記デファレン シャル機構7の第2動力取出部00に設けたPTO軸7Cに連動連結させるので あり、そして、前記エンジン2からの回転動力を前記デファレンシャル機構7の 第1動力取出部7Aから車軸42に伝達して前記機体1を前進走行させ、また、 前記デファレンシャル機構7の第2動力取出部7BからPTO軸7Cを介して前 記作業機5側に動力伝達し、該作業機5を正回転させながら各種作業を行うので ある。しかして、以上のような圃場での各種作業時に、前記作業機5側に大きな 負荷がかかったときには、この負荷の発生に伴い前記作業機5にPTO軸7Cを 介して連結された前記デファレンシャル機構7の第2動力取出軸7Bの回転数が 低下し、この第2動力取出部7Bの回転数低下に伴い前記第1動力取出部7Aの 回転数が大となって、前記車軸42が高速回転されるのであり、従って、前記作 業機5側に大きな負荷がかかっても、前記車軸42の高速回転により前記機体1 が高速走行されることになるため、該機体1の前部側が上方に浮き上がったりす る所謂ダッシュ現象の発生が確実に防止される。このため、従来のように、ウエ イトなどを用いることなく、機体全体を軽量小型としながら、ダッシュ現象の発 生を確実に防止して作業走行時の安全性を確保できるのである。
【0010】 また、第2考案の歩行形移動農機では、前記作業機5側に大きな負荷がかかっ たとき、この負荷の発生に伴い前記PTO軸98が連結される前記プラネタリギ ヤ機構9を構成するリングギヤ90,太陽ギヤ93,ギヤ枠92のうち何れかの 回転数が低下し、この回転数の低下に伴い前記車軸42が連結される前記リング ギヤ90,太陽ギヤ93,ギヤ枠92のうち何れかの回転数が大となって、前記 車軸42が高速回転されるのであり、従って、前記作業機5側に大きな負荷がか かっても、前記車軸42の高速回転で前記機体1が高速走行されることから、前 記ダッシュ現象の発生が確実に防止される。この第2考案の場合にも、第1考案 の場合と同じく、ウエイトなどを用いることなく、機体全体を軽量小型としなが ら、ダッシュ現象の発生を確実に防止して作業走行時の安全性を確保できるので ある。
【0011】
【実施例】
図4に示した歩行形移動農機は、機体1の前方上部にエンジン2と該エンジン 2の出力側に並設されたトランスミッションケース3とを搭載すると共に、前記 機体1の下方左右両側に、それぞれ伝動ケース41を介して前記トランスミッシ ョンケース3の内部伝動機構に連動する左右駆動車輪4を支持する一方、前記機 体1の後部側に取付部1aを設けて、この取付部1aに作業機5の一例としてロ ータリーを取付けている。このロータリー5は、ロータリーケース51と、該ロ ータリーケース51の下部両側から水平方向に突設された爪軸52と、この爪軸 52上に径方向外方に向けて突出された複数のロータリー爪53とから成り、前 記ロータリーケース51の上方前部側に前記機体1の取付部1aに固定可能な支 持体5aを突設して、該支持体5aを前記取付部1aに固定することにより、前 記ロータリー5を前記機体1の後部側に連結させるようにしている。尚、同図に おいて、6は前記機体1に後上方に向けて取付けられた走行用操作ハンドルであ る。
【0012】 しかしてような以上の歩行形移動農機において、前記トランスミッションケー ス3の出力側に、第1動力取出部7Aと第2動力取出部7Bとをもつデファレン シャル機構7を設けて、このデファレンシャル機構7の第1動力取出部7Aに前 記駆動車輪4の車軸42を連動連結し、また、前記第2動力取出部7Bに前記ロ ータリー5に連動連結されるPTO軸7Cを設ける。更に詳しく説明すると、前 記デファレンシャル機構7は、図1で明らかにしたように、デフケース71と、 該デフケース71の内方左右両側に回転可能に支持された第1及び第2サイドギ ヤ72,73と、前記デフケース71の内方上下両側に回転可能に支持された前 記各サイドギヤ72,73に噛合する第1及び第2ピニオンギヤ74,75と、 前記デフケース71の一側に固定された径大なリングギヤ76とから成り、この リングギヤ76に前記トランスミッションケース3から延びる入力軸31の軸端 に設けた駆動ギヤ32を噛合させると共に、前記第1サイドギヤ72に前記デフ ケース71から外方に延びる回転軸77を設け、その軸端に従動ギヤ78を固定 して、これら回転軸77と従動ギヤ78とで前記デファレンシャル機構7の第1 動力取出部7Aを構成する。
【0013】 そして、前記デファレンシャル機構7の近くに、下方に向けて延びる左右一対 の前記伝動ケース41をそれぞれ設けて、該各伝動ケース41の下部側にそれぞ れ車軸42を介して前記各駆動車輪4を支持すると共に、前記各伝動ケース41 の上部側に、前記第1動力取出部7Aを構成する回転軸77と平行に延びる中間 軸43を設けて、該中間軸43上に前記回転軸77上の従動ギヤ78と常時噛合 する中間ギヤ44を固定する一方、前記中間軸43上で前記各伝動ケース41の 内部に第1スプロケット45を、また、前記各伝動ケース41の内部で前記各車 軸42上に前記第1スプロケット45と対向状に第2スプロケット46をそれぞ れ固定し、これら第1及び第2スプロケット45,46間に伝動チエン47を掛 回する。
【0014】 また、前記デファレンシャル機構7の前記第2サイドギヤ73に、前記デフケ ース71から前記第1動力取出部7A側の回転軸77とは反対方向に向けて対向 状に延びる回転軸79を設け、その軸端に第1ベベルギヤ80を固定して、これ ら回転軸79と第1ベベルギヤ80とで前記デファレンシャル機構7の第2動力 取出部7Bを構成すると共に、前記PTO軸7Cの長さ方向両端にそれぞれ第2 及び第3ベベルギヤ81,82を固定して、この第2ベベルギヤ81と前記回転 軸79上の第1ベベルギヤ80とを常時噛合状態に保持する。そして、前記ロー タリー5に設けたロータリーケース51の上方内部に中間軸54を支持して、該 中間軸54上に前記PTO軸7Cの第3ベベルギヤ82に噛合可能な第4ベベル ギヤ55と第3スプロケット56とをそれぞれ固定すると共に、前記ロータリー 5の爪軸52上で前記ロータリーケース51の内部に、前記第3スプロケット5 6と対向状に第4スプロケット57を設け、これら第3及び第4スプロケット5 6,57間に伝動チエン58を掛回するのであって、前記ロータリー5を前記P TO軸7Cに連動連結させるとき、該PTO軸7Cを前記ロータリーケース51 の上方内部に挿入して、前記PTO軸7Cの軸端に設けた前記第3ベベルギヤ8 2を、前記ロータリーケース51の上方内部に支持した前記第4ベベルギヤ55 に噛合させるようになすのである。
【0015】 次に、以上の構成による作用について説明する。先ず、前記歩行形移動農機で 圃場などの耕耘作業を行うような場合には、前記機体1の後方取付部1aに前記 ロータリー5のロータリーケース51に設けた支持体5aを取付けると共に、こ のロータリーケース51の上方一部を前記PTO軸7Cに挿入して、該PTO軸 7Cの軸端に設けた前記第3ベベルギヤ82と、前記ロータリーケース51の上 方内部に支持した前記第4ベベルギヤ55とを互いに噛合させる。
【0016】 しかして、前記エンジン2からトランスミッションケース3を経て出力される 回転動力は、前記入力軸31上の駆動ギヤ32を介して前記デファレンシャル機 構7のリングギヤ76からデフケース71と第1,第2ピニオンギヤ74,75 へと伝達され、これら各ピニオンギヤ74,75の回転に伴い前記第1,第2サ イドギヤ72,73がそれぞれ同一方向に正回転され、この第1サイドギヤ72 の回転に伴い、該第1サイドギヤ72側に設けた前記第1動力取出部7A、つま り、前記第1サイドギヤ72から外側方に延びる回転軸77と該回転軸77上の 従動ギヤ78とを介して前記左右各伝動ケース41の上部側に支持した中間軸4 3上の中間ギヤ44が回転される。さらに、この中間ギヤ44の回転動力が前記 中間軸43上で前記各伝動ケース41の内方上部側に設けた第1スプロケット4 5から、伝動チエン47を介して前記各伝動ケース41の内方下部側に設けた第 2スプロケット46に伝達され、この第2スプロケット46の回転で前記各伝動 ケース41の下部側に支持された各車軸42が正回転され、これに伴い前記各駆 動車輪4が正回転されて前記機体1が前進走行される。
【0017】 また、前記デファレンシャル機構7の第2サイドギヤ73に伝達された第1サ イドギヤ72と同一方向の回転動力は、前記第2サイドギヤ73に設けた前記第 2動力取出部7B、つまり、前記第2サイドギヤ73から外側方に延びる回転軸 79と、該回転軸79の軸端に設けた第1ベベルギヤ80とから、このベベルギ ヤ80に噛合する第2ベベルギヤ81を介して前記PTO軸7Cに伝達される。 さらに、前述したように、前記PTO軸7Cの軸端には前記ロータリーケース5 1の上方一部が挿入され、該ロータリーケース51に支持した第4ベベルギヤ5 5が前記PTO軸7Cの第3ベベルギヤ82に噛合されているため、前記PTO 軸7Cに伝達された回転動力が、前記第4ベベルギヤ55と、該ベベルギヤ55 を支持する中間軸54と、この中間軸45上の第3スプロケット56へと伝達さ れ、また、該第3スプロケット56から伝動チエン58を介して前記ロータリー ケース51の内方下部側に設けた第4スプロケット57へと伝達され、この第4 スプロケット57の回転で前記ロータリー5の爪軸52を介してロータリー爪5 3が、機体進行方向前方側から後方側へと前記各駆動車輪4と同一方向に正回転 されて圃場の耕耘作業が行われる。以上のように、前記ロータリー爪53を前記 各駆動車輪4と同一方向に正回転させるときには、前記ロータリー爪53を前記 各駆動車輪4の回転方向に対し逆回転させる場合のように、前記ロータリー爪5 3で耕起された土壌を機体進行方向前方側に跳ね上げたりすることなく、耕耘跡 を美しく仕上げることができるのである。
【0018】 そして、以上のような圃場での耕耘作業時に、前記ロータリー5のロータリー 爪53に大きな負荷がかかったとき、従来では、該ロータリー爪53にその回転 方向とは逆方向の反力が作用し、この反力により前記各駆動車輪4が上方側に浮 き上がる所謂ダッシュ現象の発生を招くことがあったのであるが、本考案によれ ば、前記ロータリー爪53に大きな負荷がかかったとき、この負荷の発生に伴い 前記ロータリー5側にPTO軸7Cを介して連結される前記デファレンシャル機 構7に設けた第2動力取出軸7Bの回転数が低下し、この第2動力取出部7Bの 回転数低下に伴い前記第1動力取出部7Aの回転数が大となって、前記車軸42 が高速回転されることとなり、従って、前記ロータリー5側に大きな負荷がかか っても、前記車軸42の高速回転で前記機体1が高速走行されることにより、前 述したダッシュ現象の発生が確実に防止される。このため、従来のように、ウエ イトなどを用いることなく、機体全体を軽量小型とできながら、ダッシュ現象の 発生を確実に防止して作業走行時の安全性を確保できるのである。尚、図1の実 施例では、前記第2動力取出部7Bを構成する回転軸79上に、該回転軸79に 固定された摩擦板83と、この摩擦板83に対し油圧で進退動される押圧体84 とから成る油圧クラッチ85を設け、前記押圧体84の摩擦板83に対する押圧 力を油圧で調整することにより、前記第2動力取出部7Bの回転数を制御し、こ れに伴い前記第1動力取出部7Aの回転数を制御して、前記ロータリー5と前記 各駆動車輪4との回転速度を任意に調整制御可能としている。
【0019】 また、本考案の歩行形移動農機では、前述したようなデファレンシャル機構7 に代えてプラネタリギヤ機構9を使用することも可能である。即ち、図2及び図 3で示したように、内外歯90a,90bをもつリングギヤ90と、該リングギ ヤ90の内歯90aに常時噛合される複数の遊星ギヤ91を支持したギヤ枠92 と、このギヤ枠92の各遊星ギヤ91に常時噛合する太陽ギヤ93とを備えたプ ラネタリギヤ機構9を使用し、前記リングギヤ90の外歯90bに前記トランス ミッションケース3から延びる入力軸31の軸端に設けた駆動ギヤ33を噛合さ せると共に、前記太陽ギヤ93の中心部に回転軸94を設け、該回転軸94の軸 端に従動ギヤ95を固定して、この従動ギヤ95を、図1で示した前記各伝動ケ ース41の上部側に支持された中間軸43上の中間ギヤ44に噛合させて、前記 太陽ギヤ93側を前記各車軸42に連動させる。また、前記ギヤ枠92の中心部 に、前記太陽ギヤ93側の回転軸94とは逆方向に向けて対向状に延びる回転軸 96を設け、その軸端に第1ベベルギヤ97を固定して、この第1ベベルギヤ9 7をPTO軸98の長さ方向一端に設けた第2ベベルギヤ99aに噛合させ、か つ、前記PTO軸98の他端側に設けた第3ベベルギヤ99bを、図1で示した 前記ロータリーケース51の内方上部側に支持された中間軸54上の第4ベベル ギヤ55に噛合させて、前記ギヤ枠92を前記ロータリー5側に連動させるので ある。
【0020】 しかして、圃場などの耕耘作業を行うような場合には、前記ロータリーケース 51の上方一部を前記PTO軸98に挿入して、該PTO軸98の軸端に設けた 前記第3ベベルギヤ99aと、前記ロータリーケース51の上方内部に支持した 前記第4ベベルギヤ55とを互いに噛合させる。すると、前記エンジン2からト ランスミッションケース3を経て出力される回転動力が、前記入力軸31上の駆 動ギヤ33を介して前記プラネタリギヤ機構9のリングギヤ90及び遊星ギヤ9 1へと伝達され、この遊星ギヤ91の回転に伴い前記ギヤ枠92と太陽ギヤ93 とがそれぞれ同一方向に正回転され、この太陽ギヤ93に伴う前記回転軸94の 回転により、前記車軸42を介し各駆動車輪4が正回転されて前記機体1が前進 走行され、また、前記ギヤ枠92の回転に伴い前記回転軸96とPTO軸98と が回転されて、このPTO軸98の回転動力が前記ロータリー5の爪軸52へと 伝達されてロータリー爪53が、機体進行方向前方側から後方側へと前記各駆動 車輪4と同一方向に正回転されて圃場の耕耘作業が行われるのである。
【0021】 そして、以上のような圃場での耕耘作業時に、前記ロータリー5のロータリー 爪53に大きな負荷がかかったときには、この負荷の発生に伴い前記ロータリー 5側にPTO軸98を介して連結される前記プラネタリギヤ機構8に設けたギヤ 枠92の回転数が低下し、このギヤ枠92の回転数低下に伴い前記太陽ギヤ93 の回転数が大となって、前記車軸42が高速回転されることとなり、従って、前 記ロータリー5側に大きな負荷がかかっても、前記車軸42の高速回転で前記機 体1が高速走行されることにより、従来のように、ウエイトなどを用いることな く、機体全体を軽量小型とできながら、前述したダッシュ現象の発生を確実に防 止して作業走行時の安全性を確保できるのである。
【0022】 以上の実施例では、前記トランスミッションケース3から延びる入力軸31を 前記プラネタリギヤ機構9のリングギヤ90に連動させ、該リングギヤ90の回 転動力で前記太陽ギヤ93及びギヤ枠92を介して前記車軸42とロータリー爪 53とを回転させるようにしたが、本考案では、前記入力軸31を前記太陽ギヤ 93側に連結すると共に、前記リングギヤ90側に前記車軸42を、かつ、前記 太陽ギヤ93側に前記ロータリー爪53を連動連結させて、前記入力軸31の回 転に伴い前記リングギヤ90及び太陽ギヤ93を介して前記車軸42とロータリ ー爪53とを回転させるようにしてもよい。また、前記実施例においては、前記 太陽ギヤ93側に前記車軸42を、前記ギヤ枠92側に前記ロータリー爪53を 連動連結させるようにしたが、本考案では、このロータリー爪53を前記太陽ギ ヤ93側に、前記車軸42を前記ギヤ枠92側に連動連結させることも可能であ る。さらに、前記機体1に連結する作業機例としてロータリー5を示したが、前 記機体1にはロータリー5の他に各種作業機を連結することができる。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したように、第1考案では、前部にエンジン2を搭載した機体1の後 部に、作業機5を取付ける取付部1aを設けた歩行形移動農機において、前記エ ンジン2の出力側にデファレンシャル機構7を設けると共に、このデファレンシ ャル機構7の第1動力取出部7Aに車軸42を設け、第2動力取出部7Bに前記 作業機5に連動するPTO軸7Cを設けたから、圃場での各種作業時に前記作業 機5側に大きな負荷がかかったとき、この負荷の発生に伴い前記作業機5側に連 結する前記デファレンシャル機構7の第2動力取出軸7Bの回転数を低下させ、 これに伴い前記第1動力取出部7Aの回転数を大となし、前記車軸42を高速回 転させられることにより、該機体1の前部側が上方に浮き上がる所謂ダッシュ現 象の発生を確実に防止できるのであり、従って、従来のように、ウエイトなどを 用いることなく、機体全体を軽量小型としながら、ダッシュ現象の発生を確実に 防止して作業走行時の安全性を確保することができるのである。
【0024】 また、第2考案では、前記エンジン2の出力側に、リングギヤ90と、遊星ギ ヤ91をもつギヤ枠92及び太陽ギヤ93とから成るプラネタリギヤ機構9を設 けて前記リングギヤ90と太陽ギヤ93との一方を連動させると共に、前記リン グギヤ90と太陽ギヤ93との他方に、車軸42及び前記作業機5に連動するP TO軸98の一方を連動する一方、前記ギヤ枠92に車軸42とPTO軸98と の他方を連動させたから、前記作業機5側に大きな負荷がかかったとき、この負 荷の発生に伴い前記PTO軸98が連結される前記プラネタリギヤ機構9を構成 するリングギヤ90,太陽ギヤ93,ギヤ枠92のうち何れかの回転数を低下さ せ、この回転数の低下に伴い前記車軸42が連結される前記リングギヤ90,太 陽ギヤ93,ギヤ枠92のうち何れかの回転数を大となし、前記車軸42を高速 回転させて前記機体1の高速走行を行うことにより、前述した第1考案の場合と 同じく、ウエイトなどを用いることなく、機体全体を軽量小型としながら、ダッ シュ現象の発生を確実に防止して作業走行時の安全性を確保することができるの である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1考案にかかる歩行形移動農機の要部を示す
動力系路図である。
【図2】第2考案を示す動力系路図である。
【図3】第2考案に用いるプラネタリギヤ機構の正面図
である。
【図4】歩行形移動農機の全体構造を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1 機体 2 エンジン 42 車軸 5 作業機 7 デファレンシャル機構 7A 第1動力取出部 7B 第2動力取出部 7C PTO軸 9 プラネタリギヤ機構 90 リングギヤ 91 遊星ギヤ 92 ギヤ枠 93 太陽ギヤ 98 PTO軸

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前部にエンジン2を搭載した機体1の後
    部に、作業機5を取付ける取付部1aを設けた歩行形移
    動農機において、前記エンジン2の出力側にデファレン
    シャル機構7を設けると共に、このデファレンシャル機
    構7の第1動力取出部7Aに車軸42を設け、第2動力
    取出部7Bに前記作業機5に連動するPTO軸7Cを設
    けたことを特徴とする歩行形移動農機。
  2. 【請求項2】 前部にエンジン2を搭載した機体1の後
    部に、作業機5を取付ける取付部1aを設けた歩行形移
    動農機において、前記エンジン2の出力側に、リングギ
    ヤ90と、遊星ギヤ91をもつギヤ枠92及び太陽ギヤ
    93とから成るプラネタリギヤ機構9を設けて前記リン
    グギヤ90と太陽ギヤ93との一方を連動させると共
    に、前記リングギヤ90と太陽ギヤ93との他方に、車
    軸42及び前記作業機5に連動するPTO軸98の一方
    を連動する一方、前記ギヤ枠92に車軸42とPTO軸
    98との他方を連動していることを特徴とする歩行形移
    動農機。
JP5403992U 1992-07-31 1992-07-31 歩行形移動農機 Pending JPH0613401U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110056628A (zh) * 2018-01-19 2019-07-26 舍弗勒技术股份两合公司 用于机动车的电动车桥
CN110056627A (zh) * 2018-01-19 2019-07-26 舍弗勒技术股份两合公司 用于机动车的电动车桥

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CN110056628A (zh) * 2018-01-19 2019-07-26 舍弗勒技术股份两合公司 用于机动车的电动车桥
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