JPH06137966A - 小型x線応力装置 - Google Patents
小型x線応力装置Info
- Publication number
- JPH06137966A JPH06137966A JP30982092A JP30982092A JPH06137966A JP H06137966 A JPH06137966 A JP H06137966A JP 30982092 A JP30982092 A JP 30982092A JP 30982092 A JP30982092 A JP 30982092A JP H06137966 A JPH06137966 A JP H06137966A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- goniometer
- ray
- tilt
- stress
- parallel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型X線回折装置で側傾法あるいは並傾法の
両手法を1台の装置で行うことを目的とする。 【構成】 傾斜架台と一体化した並傾法ゴニオメータの
ガイドフレーム上を走査するX線管球、ゴニオメータの
ガイドフレーム上でガイドフレームにそった走査あるい
はガイドフレームの一点でX線管球の可動と同期回転す
る受光スリットと一体化した検出器などから構成されて
いる。 【効果】 各種構造物の狭い領域あるいは広い領域での
応力が評価できるので、構造物を診断する上に、その効
果は大きい。
両手法を1台の装置で行うことを目的とする。 【構成】 傾斜架台と一体化した並傾法ゴニオメータの
ガイドフレーム上を走査するX線管球、ゴニオメータの
ガイドフレーム上でガイドフレームにそった走査あるい
はガイドフレームの一点でX線管球の可動と同期回転す
る受光スリットと一体化した検出器などから構成されて
いる。 【効果】 各種構造物の狭い領域あるいは広い領域での
応力が評価できるので、構造物を診断する上に、その効
果は大きい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は研究室や現場で使用でき
る万能な小型X線応力装置に関する。
る万能な小型X線応力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】小型のX線応力装置としては、例えば本
発明者らが既に発明した携帯用X線回折装置がある。す
なわち、携帯用X線回折装置とは、「実構造物にX線ビ
ームを照射し、該実構造物から放射される回折X線を受
光するようにしたX線回折装置においてゴニオメータを
持ち運びが容易な架台とともに構成し、X線管球または
X線検出器を該架台のガイドフレームやガイドレール上
に可動にした実構造物に任意の角度でX線ビームを入射
するための調整機構を設けた該架台および交換可能なス
リットおよび受光部移動装置を有するX線ビーム照射構
造(実願昭63−12682)」であった。
発明者らが既に発明した携帯用X線回折装置がある。す
なわち、携帯用X線回折装置とは、「実構造物にX線ビ
ームを照射し、該実構造物から放射される回折X線を受
光するようにしたX線回折装置においてゴニオメータを
持ち運びが容易な架台とともに構成し、X線管球または
X線検出器を該架台のガイドフレームやガイドレール上
に可動にした実構造物に任意の角度でX線ビームを入射
するための調整機構を設けた該架台および交換可能なス
リットおよび受光部移動装置を有するX線ビーム照射構
造(実願昭63−12682)」であった。
【0003】したがって、携帯用装置では入射X線の方
向と検出器を走査させる方向によって決まる面が、試料
面法線と応力測定方向によって決まる面に一致する並傾
法(普通法)のみが可能であった。この並傾法はX線応
力測定のもう一方の側傾法に比べて狭い領域の応力を測
定することが不可能であった。なお、側傾法とは試料面
法線と応力測定方向によってきまる面に検出器の走査面
を直交させることにより、並傾法では不可能であった歯
車の歯底、凹凸部およびR部などの測定が可能となる。
すなわち、側傾法は並傾法の測定応力方向と直交する方
向の応力測定を可能にする。(X線応力測定法標準;日
本材料学会、日本材料学会X線強度部門委員会;198
2,P18)
向と検出器を走査させる方向によって決まる面が、試料
面法線と応力測定方向によって決まる面に一致する並傾
法(普通法)のみが可能であった。この並傾法はX線応
力測定のもう一方の側傾法に比べて狭い領域の応力を測
定することが不可能であった。なお、側傾法とは試料面
法線と応力測定方向によってきまる面に検出器の走査面
を直交させることにより、並傾法では不可能であった歯
車の歯底、凹凸部およびR部などの測定が可能となる。
すなわち、側傾法は並傾法の測定応力方向と直交する方
向の応力測定を可能にする。(X線応力測定法標準;日
本材料学会、日本材料学会X線強度部門委員会;198
2,P18)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる実状に
鑑み、小型X線回折装置で側傾法あるいは並傾法の両手
法を1台の装置で行うことを目的とするものである。
鑑み、小型X線回折装置で側傾法あるいは並傾法の両手
法を1台の装置で行うことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、傾斜架台と一体化した並傾法ゴニオメータ
を、入射X線の試験片への照射位置を中心にして、試験
片の応力測定方向の周りに傾斜させ、かつ停止させる手
段と、並傾法ゴニオメータのガイドレール上を入射スリ
ットと一体化したX線管球あるいはガイドフレーム上に
受光スリットと一体化した検出器などを走査させ、ゴニ
オメータの任意の傾斜角度での回折X線を検出する手段
と、並傾法ゴニオメータの傾斜角度ごとの回折X線の位
置からの並傾法で求まる応力測定方向と直交する方向の
応力を求める手段とを、具備している。
するために、傾斜架台と一体化した並傾法ゴニオメータ
を、入射X線の試験片への照射位置を中心にして、試験
片の応力測定方向の周りに傾斜させ、かつ停止させる手
段と、並傾法ゴニオメータのガイドレール上を入射スリ
ットと一体化したX線管球あるいはガイドフレーム上に
受光スリットと一体化した検出器などを走査させ、ゴニ
オメータの任意の傾斜角度での回折X線を検出する手段
と、並傾法ゴニオメータの傾斜角度ごとの回折X線の位
置からの並傾法で求まる応力測定方向と直交する方向の
応力を求める手段とを、具備している。
【0006】なお、本発明装置は傾斜架台と一体化した
並傾法ゴニオメータ、並傾法ゴニオメータのガイドレー
ル上を走査するX線管球、ゴニオメータのガイドフレー
ム上でガイドレールに沿った走査あるいはガイドフレー
ムの一点でX線管球の可動と同期回転する受光スリット
と一体化した検出器などから構成されている。
並傾法ゴニオメータ、並傾法ゴニオメータのガイドレー
ル上を走査するX線管球、ゴニオメータのガイドフレー
ム上でガイドレールに沿った走査あるいはガイドフレー
ムの一点でX線管球の可動と同期回転する受光スリット
と一体化した検出器などから構成されている。
【0007】
【作用】上記のように構成された本発明によれば、傾斜
架台と一体化した並傾法ゴニメータを並傾法の応力測定
方向周りに傾斜させ、かつ各傾斜角度で構造物の凹凸部
やR部に入射X線を照射し、各部からの回折X線を検出
して、応力測定が精度よく可能となる。なお、本発明装
置では傾斜角度が零度の場合には通常の並傾法となる。
架台と一体化した並傾法ゴニメータを並傾法の応力測定
方向周りに傾斜させ、かつ各傾斜角度で構造物の凹凸部
やR部に入射X線を照射し、各部からの回折X線を検出
して、応力測定が精度よく可能となる。なお、本発明装
置では傾斜角度が零度の場合には通常の並傾法となる。
【0008】
【実施例】以下、図1に基づき本発明による装置を説明
する。図1(a)、(b)は本発明装置の正面図と側面
図である。
する。図1(a)、(b)は本発明装置の正面図と側面
図である。
【0009】図1(a)において、小型X線応力装置は
ゴニオメータ1と傾斜架台2,3から構成している。本
発明では先ず、ゴニオメータ1においてガイド4に取り
付けられたラック5上を、入射スリット6と一体化した
X線管球7と受光スリット8と一体化した検出器9及び
モータ10と結合したピニオンギヤ11などを備えたガ
イドフレーム12が走査する。その結果、構造物13の
一点には、任意角度で入射X線14が照射され、かつ構
造物13からの回折X線15が受光スリット8と一体化
した検出器9で検出される。なお、受光スリット8と一
体化した検出器9は当然、回折X線15の角度(2θ)
を検出するために、ガイドレール4にそった走査あるい
はガイドフレーム12の1点でX線管球7の可動と同期
回転させても良い。
ゴニオメータ1と傾斜架台2,3から構成している。本
発明では先ず、ゴニオメータ1においてガイド4に取り
付けられたラック5上を、入射スリット6と一体化した
X線管球7と受光スリット8と一体化した検出器9及び
モータ10と結合したピニオンギヤ11などを備えたガ
イドフレーム12が走査する。その結果、構造物13の
一点には、任意角度で入射X線14が照射され、かつ構
造物13からの回折X線15が受光スリット8と一体化
した検出器9で検出される。なお、受光スリット8と一
体化した検出器9は当然、回折X線15の角度(2θ)
を検出するために、ガイドレール4にそった走査あるい
はガイドフレーム12の1点でX線管球7の可動と同期
回転させても良い。
【0010】さらに、ゴニオメータ1では入射X線14
がガイドレール4の中心直下の構造物13に照射される
ように、入射スリット6と一体化したX線管球7が、ガ
イドフレーム12に固定されている。
がガイドレール4の中心直下の構造物13に照射される
ように、入射スリット6と一体化したX線管球7が、ガ
イドフレーム12に固定されている。
【0011】したがって、このゴニオメータ1では傾斜
架台2が零度の場合には入射X線14の入射方向と検出
器9を回転あるいは走査させる方向によって決まる面
が、試料面法線16と応力測定方向17によって決まる
面に一致する並傾法が可能となる。
架台2が零度の場合には入射X線14の入射方向と検出
器9を回転あるいは走査させる方向によって決まる面
が、試料面法線16と応力測定方向17によって決まる
面に一致する並傾法が可能となる。
【0012】図1(a)と同図(b)により、傾斜架台
2,3は入射X線14の構造物13の照射位置を中心に
して、ゴニオメータ1を並傾法で求められる応力の方向
17の周りに任意角度の傾斜かつ停止させるものであ
る。すなわち、ゴニオメータ1のガイドレール4の先端
には扇型のラック18が取り付けられている。その扇型
ラック18の側面には架台支持部19のアリ溝20と接
触する金具21が取り付けられている。さらに、扇型ラ
ック18は架台2の支持部19に取り付け金具22に固
定され、かつモータ23の回転によってピニオンギヤ2
4が回転して、支持部19のアリ溝20に沿って傾斜で
きる。なお、架台支持部19には磁石25が取り付けて
られているので、構造物13に容易に固着される。した
がって、本発明ではガイドレール4のもう一方の先端に
も傾斜架台2を取り付けると、当然ゴニオメータ1の重
心が各支持部19を結ぶ4角形内に存在することにな
り、容易にゴニオメータ1を並傾法の応力方向17の周
りに傾斜できる。
2,3は入射X線14の構造物13の照射位置を中心に
して、ゴニオメータ1を並傾法で求められる応力の方向
17の周りに任意角度の傾斜かつ停止させるものであ
る。すなわち、ゴニオメータ1のガイドレール4の先端
には扇型のラック18が取り付けられている。その扇型
ラック18の側面には架台支持部19のアリ溝20と接
触する金具21が取り付けられている。さらに、扇型ラ
ック18は架台2の支持部19に取り付け金具22に固
定され、かつモータ23の回転によってピニオンギヤ2
4が回転して、支持部19のアリ溝20に沿って傾斜で
きる。なお、架台支持部19には磁石25が取り付けて
られているので、構造物13に容易に固着される。した
がって、本発明ではガイドレール4のもう一方の先端に
も傾斜架台2を取り付けると、当然ゴニオメータ1の重
心が各支持部19を結ぶ4角形内に存在することにな
り、容易にゴニオメータ1を並傾法の応力方向17の周
りに傾斜できる。
【0013】しかし、本発明ではより小型化のために傾
斜架台3を用いてもよい。すなわち、傾斜架台3はガイ
ドレール4の先端に半球状磁石26の球面上に接触さ
せ、かつモータ23の回転により移動できる支持部27
を取り付けたものである。それゆえに、本発明ではゴニ
オメータ1の重心が各支持部19と支持部27を結ぶ3
角形に存在することになり、容易にゴニオメータ1を傾
斜できる。
斜架台3を用いてもよい。すなわち、傾斜架台3はガイ
ドレール4の先端に半球状磁石26の球面上に接触さ
せ、かつモータ23の回転により移動できる支持部27
を取り付けたものである。それゆえに、本発明ではゴニ
オメータ1の重心が各支持部19と支持部27を結ぶ3
角形に存在することになり、容易にゴニオメータ1を傾
斜できる。
【0014】したがって、本発明ではガイドレール4の
両端に傾斜架台2や傾斜架台3を取り付けて、ゴニオメ
ータ1の各傾斜角における回折X線を検出して、並傾法
の応力方向17と直交する方向の応力28を求めるもの
である。
両端に傾斜架台2や傾斜架台3を取り付けて、ゴニオメ
ータ1の各傾斜角における回折X線を検出して、並傾法
の応力方向17と直交する方向の応力28を求めるもの
である。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明の小型X線応
力装置は各種構造物の狭い領域あるいは広い領域での応
力が評価できるので、構造物を診断する上に、その効果
は大きい。
力装置は各種構造物の狭い領域あるいは広い領域での応
力が評価できるので、構造物を診断する上に、その効果
は大きい。
【図1】本発明装置の一実施例である装置の正面図、及
び側面図である。
び側面図である。
1 ゴニオメータ 2 傾斜架台 3 傾斜架台 4 ガイド 5 ラック 6 入射スリット 7 X線管球 8 受光スリット 9 検出器 10 モータ 11 ピニオンギヤ 12 ガイドフレーム 13 構造物 14 入射X線 15 回折X線 16 試料面法線 17 応力測定方向 18 扇形のラック 19 支持部 20 アリ溝 21 金具 22 金具 23 モータ 24 ピニオンギヤ 25 磁石 26 半球状磁石 27 支持部 28 応力測定方向
Claims (3)
- 【請求項1】 傾斜架台と一体化した並傾法ゴニオメー
タを、入射X線の試験片への照射位置を中心にして、応
力測定方向の周りに傾斜させ、かつ回折X線を検出し、
その応力測定方向と直交する方向の応力測定を可能とす
ることを特徴とする小型X線応力装置。 - 【請求項2】 ゴニオメータの重心が各支持部を結ぶ多
角形内に存在し、入射X線の照射位置を中心にして並傾
法ゴニオメータを任意角度に傾斜させ、かつ停止させる
ことを特徴とする傾斜架台。 - 【請求項3】 並傾法ゴニオメータのガイド先端の支持
部が半球状磁石の球面上に接触し、任意方向に傾斜かつ
固定することを目的とする傾斜架台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30982092A JPH06137966A (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | 小型x線応力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30982092A JPH06137966A (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | 小型x線応力装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06137966A true JPH06137966A (ja) | 1994-05-20 |
Family
ID=17997654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30982092A Withdrawn JPH06137966A (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | 小型x線応力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06137966A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009216631A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Riken Keiki Co Ltd | エックス線分析装置用支持台 |
| JP2014106004A (ja) * | 2012-11-22 | 2014-06-09 | Kowa Dennetsu Keiki:Kk | X線応力測定装置 |
| CN108731865A (zh) * | 2018-07-24 | 2018-11-02 | 集美大学 | 一种x射线应力测试仪 |
-
1992
- 1992-10-26 JP JP30982092A patent/JPH06137966A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009216631A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Riken Keiki Co Ltd | エックス線分析装置用支持台 |
| JP2014106004A (ja) * | 2012-11-22 | 2014-06-09 | Kowa Dennetsu Keiki:Kk | X線応力測定装置 |
| CN108731865A (zh) * | 2018-07-24 | 2018-11-02 | 集美大学 | 一种x射线应力测试仪 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000104 |