JPH06138589A - ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法

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JPH06138589A
JPH06138589A JP4089794A JP8979492A JPH06138589A JP H06138589 A JPH06138589 A JP H06138589A JP 4089794 A JP4089794 A JP 4089794A JP 8979492 A JP8979492 A JP 8979492A JP H06138589 A JPH06138589 A JP H06138589A
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JP
Japan
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processing
silver halide
sensitive material
layer
emulsion
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JP4089794A
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Satoru Nagasaki
悟 長崎
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像色調が優れ、かつ処理後の画像変色が無
く、しかも高速処理が可能でいわゆる超迅速処理にも適
したハロゲン化銀写真感光材料の処理方法を提供するこ
と。 【構成】 支持体の少なくとも一方の側に、少なくとも
1層の感光性ハロゲン化銀乳剤層と少なくとも1層の非
感光性親水性コロイド層を有し、該感光性ハロゲン化銀
乳剤層の少なくともいずれか1層に含有される乳剤に含
まれるハロゲン化銀粒子の総数の70%以上がアスペク
ト比2.0以上5.5以下の平板状粒子であり、かつ、
該写真感光材料を、現像及び定着能を有する処理液の満
たされた第1の処理槽1と水洗及び/または安定能を有
する処理液の満たされた第2の処理槽2により連続的に
処理を行うハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハロゲン化銀写真感光
材料の処理方法に関する。特に、画像色調が優れ、処理
後の画像変色が無く、しかも高速処理が可能なハロゲン
化銀写真感光材料の処理方法を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化銀写真感光材料の処理は露光
後、一般に、現像、定着、水洗、乾燥の各工程を経て行
われる。最近はその殆どが自動現像機(以下自現機と略
称することもある)を用いて行われるのが普通である。
【0003】また、近年現像処理時間の短縮化(超迅速
化)が要請され、迅速処理化技術の開発が活発に行われ
ていて、様々な方法が提案されている。このような処理
の迅速化の要請は、例えばX線感光材料の分野で言え
ば、近年の健康診断・集団検診等を受ける機会の増加に
基づく。また医療技術の進歩から、X線写真、CT、R
Iなどの画像診断も多く行われ、それに伴いフィルムの
処理枚数も増加し続けていることに基づく。ゆえに現像
処理の迅速化が強く望まれている。
【0004】かかる処理時間の短縮に関しては、処理液
の活性度を高めながら自現機における搬送スピードを高
め、これに対応してきた。
【0005】迅速処理化の他の手段として、一浴処理が
ある。これは、従来、現像と定着の各処理を別々に行っ
ていたのに対し、その各々の機能を一つにまとめ現像を
行うと同時に定着を行うものである。通常の処理方法に
比べ定着工程がない分、処理時間の短縮につながり、超
迅速化に有用な手段である。このような一浴処理技術に
関しては、例えば「モノバスマニュアル」等に記載さ
れ、幅広く知られているところである。
【0006】一浴処理においては、現像の活性度を高め
るために、一般に処理液のpHを通常の現像処理よりも
高く設定する。このため次に行われる処理は、フィルム
膜中のpHを調整する等のために、水洗水ではなく安定
化液を使用するのが通常で、これもよく知られているこ
とである。通常の水洗工程では、長時間をかけなけれ
ば、例えば脱ハイポが充分にできず、迅速処理化の要請
からも不利だからである。
【0007】一浴処理では同一槽内で現像−定着の両方
を行うため、現像性が速いものが有効であり、そのた
め、一浴処理を適用する感光材料を形成するハロゲン化
銀粒子として平板粒子が好ましく用いられる。しかし、
平板粒子を用いた感光材料フィルムを一浴処理した場
合、本発明者の検討によると、処理後の画像色調が劣化
することが判った。処理直後の変色もあるが、処理後の
経時により劣化が進み、ある時間が経つと変色が非常に
劣化し、最悪の場合は画像が判別不可能になることもあ
る。
【0008】この画像変色の発生は非常に好ましくな
く、特に医療用X−rayフィルムにおいてはその患者
の経過観察を行うために数カ月〜数年後に初期のフィル
ムを観察することもあり、この時変色が著しい場合は診
断に多大なる影響を与え、誤診を招く可能性が大きいこ
とから、絶対にあってはならない。
【0009】この変色を解決する手段としては、処理速
度を下げ緩やかな条件で処理を行えばよい。しかしこれ
は近年の処理の高速化・超迅速化の要請に逆行すること
になり、好ましくない。その他有効な手段は見いだされ
ていないのが実状であった。
【0010】上記のような背景から、近年の超迅速処理
化に充分対応でき、しかも、処理ムラなど処理後の画像
に影響を与えない処理方法が望まれていた。
【0011】
【発明の目的】本発明の目的は、上述した従来技術の問
題点を解決して、画像色調が優れ、かつ処理後の画像変
色が無く、しかも高速処理が可能でいわゆる超迅速処理
にも適したハロゲン化銀写真感光材料の処理方法を提供
することである。
【0012】
【発明の構成】上記目的は以下に示す構成により達成可
能となった。即ち、支持体の少なくとも一方の側に、少
なくとも1層の感光性ハロゲン化銀乳剤層と少なくとも
1層の非感光性親水性コロイド層を有して成る写真感光
材料の処理方法であって、該感光性ハロゲン化銀乳剤層
の少なくともいずれか1層に含有される乳剤に含まれる
ハロゲン化銀粒子の総数の70%以上がアスペクト比
2.0以上5.5以下の平板状粒子であり、かつ、該写
真感光材料を、現像及び定着能を有する処理液の満たさ
れた第1の処理槽と水洗及び/または安定能を有する処
理液の満たされた第2の処理槽により連続的に処理を行
うことを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料の処理方
法によって、達成された。
【0013】本発明によれば、その作用は必ずしも明ら
かではないが、上記平板粒子含有の感光材料を上記のよ
うな現像・定着処理(一浴処理)及び安定化処理を行う
ことにより、画像色調及び処理後の画像変色の点で良好
で、かつ高速処理可能なハロゲン化銀写真感光材料の処
理を実現できる。
【0014】また、本発明によれば、優れた構成で一浴
処理を達成でき、この結果自現機を小型化でき、これに
よって他の機器との接続においても省スペース化が可能
となる特に医療分野においては、レーザーイメージャ
ー、CRTカメラあるいはチェンジャーなどの撮影装置
や各種のフィルム自動搬送装置などとの接続に有効であ
り、撮影後、すぐに処理ができることでトータルとして
の超迅速化が可能となる。
【0015】また、安定化処理を無補充(いわゆる溜水
式)で行うようにすることができ、この場合は、安定化
液を補充するための配管の設置が不要となり、これによ
り設備箇所の制限が減り、いわゆる分散設置に有用であ
る。
【0016】図1に示すのは、本発明の実施例に当たっ
て使用できる自現機の構成の一例を示すものである。図
1中、1は現像・定着槽で、この中の現像及び定着能を
有する処理液により、一浴で現像定着を行うことができ
る。2は安定化槽で、この中に安定化能を有する処理液
が配備される。3はスクイズ部、4は乾燥部である。載
入台5から自現機内に挿入された被処理感光材料10
は、上記1,2,3,4の各部を通って、フィルムバス
ケット7に出て来る。図中、6は操作部、9はローラー
である。破線で示す部分11は、レーザーイメージャー
との直結システムとした場合の模式的構成である。この
構成にすると、従来の自動現像機とほぼ同じ大きさで、
両方の機能を具備させることができる。
【0017】図2に示すのは、従来型のローラー搬送型
自現機の一例である。現像、定着は、各々現像槽1a,
定着槽1bの2槽で行われる。
【0018】本発明の実施に際して、各処理槽内の処理
液は空気との接触面積が少ない方が好ましく、空気との
接触のないのが更に好ましい。そのようにする手段とし
ては、例えば、浮き蓋等により接触をなくするか、もし
くは液表面を酸素を含まないか、もしくは空気より酸素
分圧の小さい気体で満たすなどである。
【0019】自現機の現像方式は、ローラー搬送型、ハ
ンガー式、スリット現像式等任意の構成でよいが、ロー
ラー搬送型が好ましい。従来からあるような、処理槽を
有し、その中に処理液がありその処理液中を通過させて
処理が行われる方式でもよい。また、フィルムが2本の
対をなしたローラー間を通過する際に処理液が補充され
これにより処理が行われる方式であってもよい。
【0020】本発明の処理方法によれば、従来の処理工
程から定着部分が削除可能なので、その分自現機の小型
化が可能であり、省スペースにつながる。
【0021】小型化の観点からいえば、安定化処理の後
の工程(いわゆるスクイズ、乾燥工程)は本体上部に位
置することが好ましい。これにより、更に小型化が可能
となる。更にこの部分はその前工程部分と空間的に隔離
されていることが好ましい。これは、一浴処理の場合、
乾燥性が劣る傾向にあるため一般に乾燥温度を高めに設
定する必要があるが、この熱が前工程に伝わり、現像・
定着処理及び安定化処理に悪影響を与えるのを防ぐため
である。
【0022】本発明により処理される感光材料は、支持
体の少なくとも一方の側に、少なくとも1層の感光性ハ
ロゲン化銀乳剤層と少なくとも1層の非感光性親水性コ
ロイド層を有して成る写真感光材料であって、該感光性
ハロゲン化銀乳剤層の少なくともいずれか1層に含有さ
れる乳剤に含まれるハロゲン化銀粒子の総数の70%以
上がアスペクト比2.0以上5.5以下の平板状粒子で
あるものである。
【0023】この感光材料において、該乳剤中の平板粒
子の総数は全ハロゲン化銀粒子の総個数の70%以上で
あればよいが、好ましくは80%以上であり、更に好ま
しくは85%以上である。
【0024】アスペクト比は2.0以上5.5以下の範
囲で効果があり、2.0よりも小さい場合は実質的に平
板粒子として現像性に対する優位性がなく、また、5.
5より大きい場合は画像色調が劣化し過ぎる。
【0025】なお特開平2−266350では、一浴処
理と平板粒子を用いた感光材料による組み合わせの記載
があるが、処理後の画像色調に関する記載はなく、使わ
れている平板粒子のアスペクト比も6.1であり、本発
明と異なることが明白である。
【0026】粒子の平均沃化銀含有率は任意であり、例
えば0〜15モル%の範囲において好ましく選択でき
る。粒子内部と表面部で含有率の異なるいわゆるコア/
シェル型であってもよいし、全体が均一な組成であって
もよい。
【0027】そのほか、本発明に適用する感光材料の構
成は任意であり、その層構成はハロゲン化銀乳剤層が支
持体の片面だけにあってもよいし、また、両面にあって
もよい。必要によってはバッキング層、アンチハレーシ
ョン層、クロスオーバーカット層、中間層、最上層(い
わゆる保護層)などを組み合わせて塗設したものであっ
てよい。
【0028】上記各層を塗設する支持体としては、セル
ロースアセテート、ポリエチレンテレフタレート等が好
ましく用いられる
【0029】感光材料を構成するハロゲン化銀乳剤は任
意であり、ハロゲン化銀として例えば塩化銀、臭化銀、
沃化銀、塩臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀等が任意に用
いられる。その製造方法は通常当業界で知られているも
のが採用できる。
【0030】感光材料を構成する乳剤は、通常の方法に
より化学増感が施されることができる。また、必要によ
ってはその目的に合った各種の増感色素により、分光増
感が施されていてもよい。増感色素の添加時期は、乳剤
が支持体上に塗布される前が一般的であるが、化学熟成
工程或いはハロゲン化銀粒子形成工程であってもよい。
【0031】その他、感光材料には、安定化剤、カブリ
防止剤、硬膜剤、塗布助剤等、通常当業界で使用されて
いる各種添加剤を適宜使用できる。これらの添加剤につ
いては、リサーチ・ディスクロージャー176巻、N
o.17643(1978年12月)及び同187巻、
No.18716(1976年11月)に記載されてお
り、その該当箇所を次にまとめた。
【0032】本発明が適用できる感光材料は任意であ
り、例えば、印刷用、X−ray用(医療用、工業
用)、一般ネガ用、一般ポジ用、一般リバーサル用、赤
外用などがあるが、特に好ましくは医療用X−rayで
ある。医療X−ray用としては、直接撮影用、間接撮
影用、CRT撮影用、レーザーイメージャー用、デュー
プリケーティング用がある。
【0033】 添加剤 RD−17643 RD−18716 RD−308119 頁 分類 頁 分類 頁 分類 化学増感剤 23 III 648 右上 996 III 増感色素 23 IV 648 〜 649 996〜8 IV 減感色素 23 IV 998 B 染 料 25〜26 VIII 649 〜650 1003 VIII 現像促進剤 29 XXI 648 右上 カブリ抑制剤・安定剤 24 IV 649 右上 1006〜7 VI 増白剤 24 V 998 V 硬膜剤 26 X 651 左 1004〜5 X 界面活性剤 26〜7 XI 650 右 1005〜6 XI 帯電防止剤 27 XII 650 右 1006〜7 XIII 可塑剤 27 XII 650 右 1006 XII スベリ剤 27 XII マット剤 28 XVI 650 右 1008〜9 XVI バインダー 26 XXII 1003〜4 IX 支持体 28 XVII 1009 XVII
【0034】本発明に用いる現像及び定着能を有する液
(以下適宜「現像・定着液」と称することもある)に
は、現像主薬及び現像補助主薬として、通常使用される
各種のものが任意に使用可能である。
【0035】現像・定着液のpHは10.50以上であ
ることが好ましい。更に、10.80以上が好ましい。
より好ましくは11.0以上である。pHが10.50
より低い値では、一般には現像の活性度が低く、このた
め相対的に定着能が高くなるので、充分な現像が行われ
ないままハロゲン化銀粒子が溶解され、低感度となり易
い。
【0036】その他、現像・定着液への添加剤として
は、保恒剤、キレート剤、硬膜剤、界面活性剤等が任意
に使用可能である。
【0037】例えば、キレート剤として、例えばホスホ
ン酸類としての具体的な化合物としては、エチレンジア
ミンテトラメチレンホスホン酸、1−ヒドロキシ−エチ
リデン−1,1−ジホスホン酸、及びこれらのナトリウ
ム塩、カリウム塩などがある。
【0038】界面活性剤として、スクイズむら、乾燥む
ら等を低減するために表面張力を下げるような種々の界
面活性剤を添加することができる。非イオン性、イオン
性及び両性界面活性剤のいずれを用いることもでき、例
えばポリオキシアルキレン誘導体、両性アミノ酸(スル
ホベタイン類も含む)等が挙げられる。かかる界面活性
剤は米国特許2,600,831号、米国特許2,27
1,622号、米国特許2,271,623号、米国特
許2,275,727号、米国特許2,787,604
号、米国特許2,816,920号、米国特許2,73
9,891号及びベルギー特許652,862号に記載
されている。
【0039】これらの添加量は好ましくは0.005g
〜10g/リットル、より好ましくは0.01g〜1g
/リットルである。
【0040】次に、本発明に用いる安定能を有する処理
液(以下適宜「安定化液」と称することもある)につい
て述べる。安定化液には、キレート剤等を用いることが
でき、かかるキレート剤等は、通常のものが使用でき
る。
【0041】本発明においては、一般に現像・定着処理
が高pHで行われるため、安定化液は中性よりも低い値
とし、フィルム(被処理感光材料)の膜中pHの調整を
行うようにする。安定化液の好ましいpHは2〜7、よ
り好ましくは4〜5.5である。この安定化液のpH調
整に使用する酸は、通常のものが使用できる。
【0042】安定化液についての界面活性剤の使用もよ
く知られたことである。種々のものが各種単用もしくは
併用できる。
【0043】安定化液での処理は、通常のようにその補
充液を補充しながら行ってもよいし、また、補充を行わ
ずに処理を行う方式でもよい。補充を行う場合、その補
充量は好ましくは0.065リットル/m2 〜1.3リ
ットル/m2 であり、より好ましくは0.13リットル
/m2 〜1.0リットル/m2 、更に好ましくは0.1
3リットル/m2 〜0.8リットル/m2 である。
【0044】安定化液に使われる水の硬度によっては、
マグネシウムイオンを添加することが、乾燥性を向上す
る目的において有効である。特にカルシウムイオンの少
ない、いわゆる軟水であればその効果が高く得られる。
逆にカルシウムイオンの多い、いわゆる硬水の場合は、
その添加量は注意を要する。沈澱物の析出を伴う場合が
多いからである。
【0045】
【実施例】以下本発明の実施例について説明する。但し
当然のことではあるが、本発明は以下述べる実施例によ
り限定されるものではない。
【0046】実施例1 種乳剤の調製 A1 過酸化水素処理ゼラチン 150.0g 臭化カリウム 60.0g 水で 10.0リットル B1 硝酸銀 1.5kg 水で 2.0リットル C1 過酸化水素処理ゼラチン 40.0g 臭化カリウム 1.1kg 水で 2.0リットル D1 アンモニア水(28%) 700.0ミリリットル
【0047】温度41℃、pAg:9.9の条件下で激
しく攪拌したA1液に、B1液とC1液をダブルジェッ
ト法により添加し核形成を行った後、降下速度0.51
℃/min.で温度を18℃迄下げた後、再びpAgを
9.8に調整し、D1液を20秒で添加し5分間オスト
ワルド熟成を行った。
【0048】その後pHを6.0に合わせ、直ちに脱
塩、水洗を行った。得られた乳剤は、電子顕微鏡写真に
よる観察の結果、平均粒径0.16μmで、分布の広さ
は25%の球型乳剤であった。
【0049】乳剤の調製 下記処方にて、上記種乳剤を用いその量を加減すること
により粒径の異なる乳剤を調製した。得られた乳剤a〜
r、イ〜ハについて、電子顕微鏡写真から計測した投影
面積直径及びアスペクト比をそれぞれ表1に記す。
【0050】各乳剤とも添加終了後に下記増感色素A及
びBをそれぞれ500mg/Ag1モル、20mg/A
g1モル添加し20分間攪拌を行った後に過剰塩の除去
を常法により行った。
【0051】得られた乳剤にそれぞれチオシアン酸アン
モニウム塩を銀1モル当たり3.6×10-3モル、及び
適当な量の塩化金酸とハイポ及び後記分光増感色素Aと
Bを200:1の重量比で合計の量をハロゲン化銀1モ
ル当たり300mgとして添加して化学熟成を行い、終
了15分前に沃化カリウムを銀1モル当たり200mg
添加し、その後、4−ヒドロキシ−6−メチル−1,
3,3a,7−テトラザインデン3×10-2モルで安定
化した。
【化1】
【0052】乳剤には更に下記添加剤を加え乳剤塗布液
とした。また、保護層塗布液として下記に示すものを調
製した。
【0053】得られた各々の塗布液は、乳剤層は銀換算
値で1.7g/m2 、保護層はゼラチン付量として1.
15g/m2 となるように、2台のスライドホッパー型
コーターで塗布速度毎分95mのスピードで、グリシジ
ルメタクリレート50wt%、メチルアクリレート10
wt%、ブチルメタクリレート40wt%の3種のモノ
マーからなる共重合体を、その濃度が10wt%になる
ように希釈して得た共重合体水性分散液を下引き液とし
て塗設した175μmのポリエチレンテレフタレートフ
ィルムベース上に後記保護層液と共に両面同時塗布し、
2分15秒で乾燥し、試料を得た。
【0054】比較試料として、平均粒径1.2μm,
0.63μm,0.4μmの3種の単分散沃臭化銀乳剤
を調製し、それぞれを上記乳剤と同様の添加剤を用いて
乳剤塗布液を調製し、塗布を行い、試料を作成した。
【0055】乳剤液に用いた添加剤は次のとおりであ
る。なお、添加量はハロゲン化銀1モル当たりの量で示
した。 t−ブチルカテコール 400mg ポリビニルピロリドン(分子量10000) 1.0g トリメチロールプロパン 10g スチレン−無水マレイン酸共重合体 2.5g ジエチレングリコール 5g ニトロフェニル−トリフェニルフォスフォニウムクロライド 50mg 1,3−ジヒドロキシベンゼン−4−スルホン酸アンモニウム 4g 2−メルカプトベンツイミダゾール−5−スルホン酸ナトリウム 15mg
【化2】
【0056】 1−フェニル−5−メルカプトテトラゾール 1mg 1,1−ジメチロール−1−ブロム−1−ニトロメタン 10mg スチレン・無水マレイン酸共重合体 7.5g
【0057】また、保護層液には、下記の化合物を加え
た。添加量は塗布液1リットル当たりの量で示す。 石灰処理イナートゼラチン 68g 酸処理ゼラチン 2g
【化3】
【化4】
【0058】得られたそれぞれの試料に対し、濃度の仕
上がりがそれぞれ1.5、2.0、2.5となるように
露光を行った。
【0059】その後下記に示した処理条件にて処理を行
い、処理済試料とした。
【0060】試料の測定及び評価 得られた各試料について、感度、銀色調の評価を行っ
た。測定方法及び評価法は以下のように行った。
【0061】感度の測定 試料を2枚の蛍光増感紙KO−250(コニカ(株)
製)で挟み、 管電圧 :80Kvp 管電流 :100mA 照射時間:50msec でアルミ階段を介して露光後、以下に記載の処理方法に
て自動現像機処理を行った。
【0062】〈処理A〉処理Aは、図2に示すSRX−
501自動現像機を用いて、XD−SR現像液で35
℃、XF−SR定着液で33℃で(いずれもコニカ
(株)製)、現像・定着を行った後、常法に従って水
洗、乾燥を行い、全処理時間45秒の処理(いわゆるD
ry to Dry 45秒処理)を行った。
【0063】〈処理B〉処理Bは、図1に示す自動現像
機を用いて、下記条件にて処理を行った。 ライン長=1.65m
【0064】処理Bに用いた現像定着液処方、安定化浴
処方は、下記のとおりである。 〈現像定着液処方〉 無水亜硫酸ナトリウム 70g チオ硫酸アンモニウム 115g ハイドロキノン 35g 水酸化ナトリウム 28g 1−フェニル−3−ピラゾリドン 3.5g 1−フェニル−5−メルカプトテトラゾール 0.12g 5−ニトロインダゾール 0.05g 水を加えて 1.0リットルに仕上げる。 pH=12.10に調整 〈安定化浴処方〉 1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン 0.1g ポリエチレングリコールモノステアレート 0.5g ジエチルチオカルバメート 0.2g 酸 (pH=5.2に調整する量) 水を加えて 1.0リットルに仕上げる。
【0065】得られた試料について、画像色調を次のよ
うに評価した。 評価:温度50℃、相対湿度80%RHで、5日間保
持後、変色の度合を未処理のものと比較した。 評価:酸素分圧1.5kg/cm2 下で、相対湿度5
0%RHとし、温度55℃、30日間保持した。未処理
のものと変色度合を比較した。
【0066】各々、1〜5段階で、目視評価した。評価
基準は、次のとおりである。5〜3は可である。1,2
は使用不可である。
【表1】
【表2】
【0067】表2から明らかなように、本発明に従え
ば、感度低下なく一浴処理ができ、かつ、画像色調の劣
化もないことがわかる。
【0068】実施例2 実施例1で用いた乳剤塗布液を使用し、下記に示す液組
成にて、支持体の一方の側にのみ乳剤層を形成し、もう
一方の側に、バッキング層を塗設し、試料を作成した。 ゼラチン付量 乳剤 2.2g/m2 バッキング層4.5g/m2 保護層液1.0g/m2 銀付量 2.8g/m2 ───
【0069】本実施例に用いた保護層液及びバッキング
層液の組成は、次に示すとおりである。
【0070】(保護層液組成)塗布液1リットル当たり イ.石灰処理イナートゼラチン 68g ロ.酸処理ゼラチン 2g
【化5】
【0071】 チ.C4F9SO3K 1g リ.ポリメチルメタクリレート粒子(平均粒径2μmのマット剤)1.1g ヌ.ルドックスAM(コロイドシリカ、デュポン社製) 30g ル.2−4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−1,3,5− トリアジンナトリウム塩の水溶液(2%) 5ミリリットル オ.ホルマリン水溶液(35%) 0.8ミリリットル ワ.グリオキザール水溶液(40%) 0.9ミリリットル カ.塩化ナトリウム 1g
【0072】(バッキング層液組成)塗布液1リットル
当たり
【化6】
【化7】
【0073】得られた試料について、画像色調の評価、
及び感度の測定を行った。画像色調の評価は、実施例1
と同様に行った。感度の測定は、「新編、照明のデータ
ブック」社団法人照明学会編第1販第2刷第39頁に記
載の標準の光Bを光源とし、露光時間0.5秒でウェッ
ジを通して露光した後、実施例1と同様の処理を行い、
感度を求めた。相対感度で表した。それぞれの結果を表
3に示す。
【表3】
【0074】表3から理解されるように、片面にのみ乳
剤層がある構成の感光材料の処理においても、本発明の
効果が明らかである。
【0075】
【発明の効果】上述の如く本発明のハロゲン化銀写真感
光材料は、画像色調が優れ、かつ処理後の画像変色が無
く、しかも高速処理が可能でいわゆる超迅速処理にも適
したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用する自動現像機の構成例である。
【図2】従来の自動現像機の構成例である。
【符号の説明】
1 第1の処理槽(現像定着槽) 2 第2の処理槽(安定化槽)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体の少なくとも一方の側に、少なくと
    も1層の感光性ハロゲン化銀乳剤層と少なくとも1層の
    非感光性親水性コロイド層を有して成る写真感光材料の
    処理方法であって、 該感光性ハロゲン化銀乳剤層の少なくともいずれか1層
    に含有される乳剤に含まれるハロゲン化銀粒子の総数の
    70%以上がアスペクト比2.0以上5.5以下の平板
    状粒子であり、 かつ、該写真感光材料を、現像及び定着能を有する処理
    液の満たされた第1の処理槽と水洗及び/または安定能
    を有する処理液の満たされた第2の処理槽により連続的
    に処理を行うことを特徴とするハロゲン化銀写真感光材
    料の処理方法。
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