JPH06138593A - ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法

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JPH06138593A
JPH06138593A JP28771892A JP28771892A JPH06138593A JP H06138593 A JPH06138593 A JP H06138593A JP 28771892 A JP28771892 A JP 28771892A JP 28771892 A JP28771892 A JP 28771892A JP H06138593 A JPH06138593 A JP H06138593A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、現像液補充量が300ml/m2
下である処理工程で処理する時、現像ムラの発生がない
ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法を提供することに
有る。 【構成】 本発明の上記目的は、支持体の一方の側にハ
ロゲン化銀乳剤層を有する片面感材において、乳剤面側
に未化学熟成のハロゲン化銀粒子を含有し、かつ乳剤面
側の親水性コロイド層に含フッ素界面活性剤を0.2〜100
mg/m2含有するハロゲン化銀写真感光材料を現像液補充
量が300ml/m2以下である処理工程で処理するハロゲン化
銀写真感光材料の処理方法により達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は低補充量の処理液で処理
するハロゲン化銀写真感光材料の処理方法に関する。
【0002】
【発明の背景】写真感光材料を自動現像機を用いて処理
する場合、用いられる各々の処理液は使用に際し劣化が
起こることが知られている。これら処理液の劣化は、現
像液の場合は感光材料の感光層中に含まれる成分が現像
薬構成成分と反応し消費されて起こる劣化(処理疲労)
と、空気中の炭酸ガスを吸収することによるpH低下、ま
たは酸素により構成薬剤が酸化されることにより起こる
劣化(空気酸化疲労)である。
【0003】特に、空気酸化による酸化疲労、感光材料
の構成成分であるハロゲンイオンが現像液中溶出し、こ
れらの溶出ハロゲンイオンの中で、沃素イオンは溶出し
た臭化銀の臭素イオンと置換されるため、現像液中には
主として臭素イオンのみが蓄積され抑制成分として作用
して写真特性に影響を及ぼすことが知られている。
【0004】ハロゲン化銀写真感光材料の安定な処理を
行うためには、これら劣化による現像及び定着効率の低
下を補う意味で、有用物質の供給と不要物質の希釈のた
め劣化相当量の補充液が補充され写真性能が保たれてい
る。
【0005】補充の方法としては、特開昭55-126242
号、同55-126243号、同57-195245号、同57-195246号、
同59-195247号、同60-104946号、同62-238559号、特開
平1-140156号の各公報には現像補充液を現像処理量に応
じて連続的または間欠的に補充して疲労を回復する手段
が開示されている。
【0006】また、これらの写真処理廃液は従来そのま
ま下水道に放流され、河川、湖沼、海水などの水質汚濁
の要因になっていた。
【0007】近年、この環境汚染負荷の低減や処理作業
の簡易化のために写真処理廃液の排出量削減が望まれて
来た。写真処理廃液の排出量の削減する手段としては、
補充液の減少、又は再生して再使用する方法などがあ
る。
【0008】しかし自動現像機での処理において、現像
液の低補充化を行うと現像ムラを発生するという問題が
生じた。
【0009】この問題を解決するために、界面活性剤等
の添加を検討したが、充分な効果が得られず、いまだに
充分な結果が得られていない。
【0010】
【発明の目的】本発明の目的は、現像液補充量が300ml/
m2以下である処理工程で処理する時、現像ムラの発生が
ないハロゲン化銀写真感光材料の処理方法を提供するこ
とに有る。
【0011】
【発明の構成】本発明の上記目的は、支持体の一方の側
にハロゲン化銀乳剤層を有する片面感材において、乳剤
面側に未化学熟成のハロゲン化銀粒子を含有し、かつ乳
剤面側の親水性コロイド層に含フッ素界面活性剤を0.2
〜100mg/m2含有するハロゲン化銀写真感光材料を現像液
補充量が300ml/m2以下である処理工程で処理するハロゲ
ン化銀写真感光材料の処理方法により達成される。
【0012】以下本発明を詳述する。
【0013】本発明に係る未化学熟成ハロゲン化銀粒子
とは、粒子形成の為の物理熟成のみ行った粒子を指し、
一般的には過剰塩類を脱塩したあとの第2熟成(化学熟
成)を省いたハロゲン化銀粒子を言う。本発明において
は該ハロゲン化銀粒子の平均粒径は0.8〜2.0μmが好ま
しく、また添加量としては銀量換算で0.1〜1g/m2が好
ましい。
【0014】次に本発明に用いられる含フッ素界面活性
剤について述べる。
【0015】上記含フッ素界面活性剤としては、例えば
特公昭56-44411号の58頁〜61頁記載化合物、特開昭49-4
6733号、同51-32322号、同56-19042号、同57-11341号、
55-7762号、同56-34856号、同54-111330号、同61-47948
号、特公昭52-25087号、同47-9303号、米国特許3,775,1
26号、同3,589,906号、RD-16630等に記載の化合物が挙
げられる。これらの中で代表的な具体例として以下に挙
げる。
【0016】
【化1】
【0017】
【化2】
【0018】本発明に用いられる含フッ素界面活性剤
は、好ましくは乳剤面側の親水性コロイド層中に0.2〜1
00mg/m2含有される。また上記含フッ素界面活性剤、必
要に応じてバッキング層中に含有されてもよい。
【0019】本発明に用いられる化学熟成をほどこすハ
ロゲン化銀乳剤のハロゲン化銀組成は、例えば臭化銀、
沃臭化銀、塩沃臭化銀などのいずれのハロゲン化銀を用
いてもよい。好ましいハロゲン化銀組成としては30モル
%以下の沃化銀を含む沃臭化銀乳剤が挙げられる。
【0020】該ハロゲン化粒子は本発明の構成であれ
ば、どのような結晶型のものであってもよく、例えば立
方体、8面体、14面体などの単結晶であってもよく、種
々の形状を有した多重双晶粒子であってもよい。
【0021】本発明のハロゲン化銀写真感光材料に用い
られる乳剤は、公知の方法で製造できる。例えばリサー
チ・ディスクロージャー(RD)No.17643(1978年12月),22
〜23頁の“Emulsion Preparation and Types”に記載の
方法、或は同(RD)No.18716(1979年11月),648頁に記載
の方法で調製することができる。
【0022】本発明のハロゲン化銀写真感光材料に用い
られる乳剤は、例えばT.H.James著“The Theory of the
Photographic process”第4版、Macmillan社刊(1977
年)38〜104頁に記載の方法、G.F.Duffin著“Photograph
ic Emulsion Chemistry”、Focal Press社刊(1966年)、
P.Glafkides著“Chimie et Physique Photographique”
Paul Montel社刊(1967年)或はV.L.Zelikman他著“Makin
g And Coating Photographic Emulsion" Focal Press社
刊(1964)などに記載の方法により調製することができ
る。
【0023】即ち、酸性法、アンモニア法、中性法など
の溶液条件にて順混合法、逆混合法、ダブルジェット
法、コントロール・ダブルジェット法などの混合条件、
コンバージョン法、コア/シェル法などの粒子調製条件
およびこれらの組合わせ法を用いて製造することができ
る。
【0024】化学熟成をほどこすハロゲン化銀粒子の平
均粒径は0.1〜0.6μmで、粒径分布の狭い単分散乳剤あ
るいは粒径分布の広い多分散乳剤でもよい。なお、ここ
で言う単分散乳剤とは、例えば特開昭60-162244号に定
義された粒径に関する変動係数が0.20以下のハロゲン化
銀乳剤を指す。
【0025】単分散乳剤としては、平均粒径が0.1μmよ
り大きいハロゲン化銀粒子で、その少なくとも95wt%の
粒子が平均粒子直径の±40%内にあるような乳剤が挙げ
られる。又、平均粒径が0.25μm〜2μmで、少なくとも9
5wt%又は数量で少なくとも95%のハロゲン化銀粒子
が、平均粒径±20%の範囲内としたハロゲン化銀乳剤も
挙げられる。
【0026】ここで言う平均粒径とは、球状のハロゲン
化銀粒子の場合はその直径、また立方体や球状以外の球
状の粒子の場合はその投影像を同面積の円像に換算した
時の直径であって、個々のその粒径がriであり、その
数がniである時、下記の式によって平均粒径が定義さ
れる。
【0027】平均粒径=Σniri/Σni 上記の単分散乳剤の製法は公知で、例えばJ.Phot.Sci,1
2.242〜251,(1963)、特開昭48-36890号、同52-16364
号、同55-142329号、同58-49938号、英国特許1,413,748
号、米国特許3,574,628号、同3,655,394号などに詳しく
記載されている。
【0028】本発明のハロゲン化銀写真感光材料に用い
られる乳剤は、上記の単分散乳剤を得るための方法とし
て、例えば種晶を用い、この種晶を成長核として銀イオ
ン及びハライドイオンを供給し成長させた乳剤を用いて
もよい。本発明に用いられる未化学熟成のハロゲン化銀
乳剤のハロゲン化銀組成は、例えば臭化銀、沃臭化銀、
塩沃臭化銀などのいずれのハロゲン化銀を用いてもよ
い。好ましいハロゲン化銀組成としては30モル%以下の
沃化銀を含む沃臭化銀乳剤が挙げられる。
【0029】未化学熟成のハロゲン化銀粒子の平均粒径
は0.8μm〜2.0μmでよく、粒径分布の狭い単分散乳剤あ
るいは粒径分布の広い多分散乳剤でもよい。
【0030】ハロゲン化銀粒子は本発明の構成であれ
ば、どのような結晶型のものであってもよく、例えば立
方体、8面体、14面体などの単結晶であってもよく、種
々の形状を有した多重双晶粒子であってもよい。
【0031】未化学熟成のハロゲン化銀粒子は、前述し
た本発明に係る化学熟成を施した粒子と同様の方法によ
り調製することができる。本発明に係る乳剤の化学熟成
を施したハロゲン化銀粒子及び未化学熟成のハロゲン化
銀粒子の結晶構造は、内部と外部が異なったハロゲン化
銀組成からなっていてもよく、層状構造をなしていても
よい。特に好ましい態様としての乳剤は高沃度のコア部
に低沃度のシェル層からなる実質的に2つの明確な層状
構造(コア/シェル構造)をなしたハロゲン化銀粒子であ
る。
【0032】高沃度のコア部は沃化銀であって、沃化銀
含有量は20〜40モル%であって、好ましくは20〜30モル
%である。
【0033】コア部の沃化銀以外のハロゲン化銀組成と
しては、臭化銀又は塩臭化銀のいずれでもよいが臭化銀
比率の高い組成が望ましい。
【0034】最外層のシェル層は、5モル%以下の沃化
銀を含有するハロゲン化銀であって好ましくは2モル%
以下の沃化銀を含有する層である。最外層の沃化銀以外
のハロゲン化銀としては塩化銀、臭化銀、塩臭化銀のい
ずれでもよいが臭化銀比率の高い組成が望ましい。
【0035】上記のコア/シェル型乳剤の製法は公知
で、例えばJ.Phot.Sci,24.198.(1976)、米国特許2、592、
250号、同3,505,068号、同4,210,450号、同4,444,877号
或は特開昭60-143331号などに記載の方法を参考にする
ことができる。
【0036】乳剤は可溶性塩類を除去するためにヌーデ
ル水洗法、フロキュレーション沈降法などを用いてよ
く、好ましい水洗法としては例えば、特公昭35-16086号
記載のスルホ基を含む芳香族炭化水素系アルデヒド樹脂
を用いる方法、又は特開昭63-158644号記載の高分子凝
集剤である例示G-3、G-8などを用いる脱塩法を挙げる
ことができる。
【0037】本発明のハロゲン化銀写真感光材料に用い
られる乳剤は、物理熟成又は化学熟成前後の工程で、各
種の写真用添加剤を用いることができる。
【0038】このような工程で使用される化合物として
は例えば、前述の(RD)No.17643、(RD)No.18716及び(RD)N
o.308119(1989年12月)に記載されている各種の化合物を
用いることができる。これら3つの(RD)に記載されてい
る化合物の種類と記載箇所を次表に掲載した。
【0039】 添加剤 RD-17643 RD-18716 RD-308119 頁 分類 頁 頁 分類 化学増感剤 23 III 648 右上 996 III 増感色素 23 IV 648〜649 996〜8 IV 減感色素 23 IV 998 B 染料 25〜26 VIII 649〜650 1003 VIII 現像促進剤 29 XXI 648右上 カブリ抑制剤・安定剤 24 IV 649右上 1006〜7 VI 増白剤 24 V 998 V 硬膜剤 26 X 651左 1004〜5 X 界面活性剤 26〜27 XI 650右 1005〜6 XI 可塑剤 27 XII 650右 1006 XII スベリ剤 27 XII マット剤 28 XVI 650右 1008〜9 XVI バインダー 26 XXII 1003〜4 IX 支持体 28 XVII 1009 XVII 本発明のハロゲン化銀写真感光材料に用いられる支持体
としては、上記のRDに記載されているものが挙げられ、
適当な支持体としてはプラスチックフィルムなどで、支
持体表面は塗布層の接着性をよくするために下引き層を
設けたりコロナ放電や紫外線照射などが施されてもよ
い。
【0040】本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料
は、ハロゲン化銀乳剤層、保護層、中間層、フィルター
層、紫外線吸収層、帯電防止層、ハレーション防止層及
び裏引き層などの親水性コロイド層から構成されていて
もよい。
【0041】これらの親水性コロイド層には、結合剤又
は保護コロイドとしてゼラチンをはじめとして各種の合
成高分子化合物を用いることができる。
【0042】ゼラチンとしては石灰処理ゼラチンのほ
か、酸処理ゼラチン或はゼラチン誘導体などを用いても
よい。ゼラチン以外の合成高分子物としては、例えばヒ
ドロキシエチルセルロース、などのセルロース誘導体、
ポリビニールアルコール、ポリビニールアルコール部分
アセタール、ポリ-N-ビニールピロリドン、ポリアクリ
ル酸、ポリアクリルアミド等の単一或は共重合体を用い
ることができる。本発明の感光材料の写真処理は例え
ば、前記のRD-17643のXX〜XXI、29〜30頁或は同308119の
XX〜XXI、1011〜1012頁に記載されているような処理液に
よる処理がなされてよい。この処理は銀画像を形成する
白黒写真処理、或は色素像を形成するカラー写真処理の
いずれであってもよい。処理温度は通常18℃から50℃の
範囲で処理される。
【0043】白黒写真処理での現像剤としては、ジヒド
ロキシベンゼン類(例えばハイドロキノン)、3-ピラゾリ
ドン類(例えば1-フェニル-3-ピラゾリドン)、アミノフ
ェノール類(例えばN-メチル-P-アミノフエノール)など
を単独もしくは組合せて用いることができる。なお、現
像液には公知の例えば保恒剤、アルカリ剤、pH緩衡
剤、カブリ防止剤、硬膜剤、現像促進剤、界面活性剤、
消泡剤、色調剤、硬水軟化剤、溶解助剤、粘性付与剤な
どを必要に応じて用いてもよい。
【0044】尚本発明の処理工程で用いられる現像液補
充量は300ml/m2以下が好ましい。
【0045】定着液にはチオ硫酸塩、チオシアン酸塩な
どの定着剤が用いられ、さらに硬膜剤として水溶性のア
ルミニウム塩例えば硫酸アルミニウム或はカリ明ばんな
どを含んでいてもよい。その他保恒剤、pH調整剤、硬
水軟化剤などを含有していてもよい。
【0046】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
るが、本発明の態様はこれに限定されない。
【0047】実施例1 (未化学熟成乳剤C,Dの調製)種乳剤として平均粒径0.
3μmの沃臭化銀乳剤(沃化銀含有率2モル%)を用いてア
ンモニア法で平均粒径1.0μm(乳剤C)、1.5μm(乳剤
D)の沃臭化銀乳剤(沃化銀含有率3モル%)の単分散乳
剤を成長させた。変動係数(σ/r)は0.15〜0.20の範囲
に入っていた。
【0048】[乳剤A,Bの調製]平均粒径0.1μmのA
gBrI(AgI含有率2モル%)種乳剤を用いて、ア
ンモニア性AgNO3水溶液と臭化カリウム水溶液をダ
ブルジェット法で添加し、平均粒径0.25μmのAgBr
I(平均AgI含有率0.4モル%)の立方晶単分散乳剤
を成長させた。変動係数(σ/r)は0.17であった。
【0049】この乳剤を分割後、1つは化学熟成直前に
溶解し温度が一定になったところで下記(1)の色素を
添加し乳剤(A)とし、もう1つは下記(2)の色素を
添加し乳剤(B)とした。色素量はそれぞれ90mg/モル
ハロゲン化銀とした。次いでチオシアン酸アンモニウ
ム、塩化金酸及びハイポを加えて化学増感を施した後、
4-ヒドロキシ-6-メチル-1,3,3a,7-テトラザインデンを
加えた。
【0050】
【化3】
【0051】 (バッキング層) バッキング下層塗布液 ゼラチン 400g i-アミン-n-デシルスルホサクシネートナトリウム
0.4g ハレーション防止染料(1)
10g ジエチレングリコール 5.0g グリオキザール 2.0g 染料乳化分散液(下記内容のもの) 33g
【0052】
【化4】
【0053】水で7リットルに仕上げる。
【0054】[染料乳化分散液の調製方法]下記の染料
10Kgをトリクレジルホスフェート28lと酢酸エチル85l
からなる溶媒に55℃で溶解した。これをオイル系溶液と
称する。一方、アニオン界面活性剤(AS)を1.35Kgを
含む9.3%ゼラチン水溶液270lを調製した。これを水系
溶液と称する。つぎにオイル系溶液と水系溶液を分散釜
に入れ、液温を40℃に保ちながら分散した。得られた分
散液にフェノールと1,1′-ジメチロール-1-ブロム-1-ニ
トロメタンの適量を加え水にて240Kgに仕上げた。
【0055】
【化5】
【0056】 バッキング上層塗布液 ゼラチン 400g i-アミル-n-デシルスルホサクシネートナトリウム塩 10g ハレーション防止染料(1) 10g ポリチメルメタクリレート 12g SAM−1 3.0g SAM−2 0.75g グリオキザール 13.6g 含フッ素界面活性剤 表1に示す量
【0057】
【化6】
【0058】水で7リットルに仕上げる。
【0059】赤感性ハロゲン化銀乳剤層塗布液 前記の乳剤A,Bと未化学熟成乳剤を表1に示した銀量
になるように添加した後、ハロゲン化銀1モル当たり、
下記を添加して赤感性ハロゲン化銀乳剤塗布液を調製し
た。
【0060】 トリメチロールプロパン 10g ニトロフェニル-トリフェニルホスホニウムクロライド 50mg 1,3-ジヒドロキシベンゼン-4-スルホン酸アンモニウム 1g 2-メルカプトベンゾイミダゾール-5-スルホン酸ナトリウム 10mg 1,1-ジメチロール-1-ブロム-1-ニトロメタン 10mg
【0061】
【化7】
【0062】乳剤面側保護層塗布液 下記の組成の溶液で添加量は塗布液1リットル当たりの
量で示した。
【0063】 石灰処理イナートゼラチン 68g 酸処理ゼラチン 2g i-アミル-n-デシルスルホサクシネートナトリウム 1.4g ポリメチルメタクリレート(粒径4μm) 0.15g 二酸化ケイ素粒子(面積平均粒径1.2μm) 0.5g ルドックスAM(コロイドシリカ〔デュポン社製〕)
30g 2-4-ジクロル-6-ヒドロキシ-1,3,5- トリアジンナトリウム(2%水溶液) 10ml ホルマリン(35%) 2ml グリオキザール(40%) 5ml トップサイド300(Permchem Asia Ltd.製) 45mg SAM−1 1.0g SAM−2 0.4g 含フッ素界面活性剤 表1に示す量
【0064】
【化8】
【0065】支持体の調製 厚さ180μmのポリエチレンテレフタレート支持体の両面
に2軸延伸熱セット後、コロナ放電処理を程した。その
上に特開昭59-18945号明細書の実施例1記載の下引き用
ラテックス(合成例1化合物)を塗布した。
【0066】次いでその上層の片面に、本発明と同一の
出願人による特開平4-80744号に記載の下記化合物を帯
電防止層として塗布した。
【0067】 水溶性導電性ポリマー(例示P4) 0.6g/m2 疎水性ポリマー(例示HP1) 0.5g/m2 硬化剤(例示AH5) 2×10-3モル/dm2 塗布は30m/分の速度でロールフィットコーティングパ
ン及びエアーナイフで塗布した後、再び前記同様にコロ
ナ放電による活性化処理を行って支持体を得た。
【0068】試料の塗布 得られた支持体の帯電防止層を塗布しない面側に、前記
した本発明に係るハロゲン化銀乳剤A,Bと乳剤面保護
層塗布液を塗布した。
【0069】又、帯電防止層を塗布した面側には前記し
たバッキング下層と上層を塗布した。
【0070】バッキング層のゼラチン量は、下層が3.0g
/m2、上層が1.2g/m2になるように90m/分の速度でスラ
イドホッパー法にて同時塗布した。乳剤層のゼラチン量
は2.4g/m2、保護層は1.2g/m2、銀量は表1に示した量に
なるよう塗布して試料を得た。
【0071】(処理液の調整)次に本発明に用いた現像
液及び定着液の組成を示す。
【0072】 現像液処方 Part-A(15l仕上げ用) 水酸化カリウム 470g 亜硫酸カリウム(50%溶液) 3000g ジエチレントリアミン五酢酸 45g 炭酸水素ナトリウム 150g 5-メチルベンゼントリアゾール 2.0g 1-フェニル-5-メルカプトテトラゾール 0.2g ハイドロキノン 390g 水を加えて 5000mlに仕上げる。
【0073】 Part-B(15l仕上げ用) 氷酢酸 220g トリエチレングリコール 200g 1-フェニル-3-ピラゾリドン 27g 5-ニトロインダゾール 0.45g n-アセチル-D,L-ペニシラミン 0.15g 定着液処方 Part-A(19仕上げ用) チオ硫酸アンモニウム(70wt/vol%) 4000g 亜硫酸ナトリウム 175g 酢酸ナトリウム・三水塩 400g クエン酸ナトリウム 50g グルコン酸 38g ホウ酸 30g 氷酢酸 140g Part-B(19l仕上げ用) 硫酸アネニミニウム 65g 硫酸(50wt%) 105g スターター処方(1l仕上げ用)(現像液1lに対し2.
0mlを添加して使用する。) 氷酢酸 138g 臭化カリウム 325g 5-メチルベンゾトリアゾール 1.5g 純水で1lに仕上げる。
【0074】得られた試料について以下の評価法で評価
した。
【0075】〈試料の評価法〉試料をタングステン光に
て濃度1.5±0.2で均一になるように露光し、上記の現像
液、定着液を入れたSRX−501(コニカ製)で、45秒
モードで処理した。フィルムの単位m2当たりの補充量
は、現像が表1に示す量、定着液は400ml/m2とした。
【0076】得られた試料の現像ムラを目視評価した。
【0077】(評価ランク) 5:非常に良好 4:良好 3:実用上問題ない 2:劣る 1:非常に劣る 結果を表1に示す。
【0078】
【表1】
【0079】表1から明らかなように本発明が比較に比
して、現像液低補充量下で現像ムラに優れていることが
わかる。
【0080】実施例2 実施例1と同様の方法により試料を作成した。但し化学
熟成済みハロゲン化銀粒子の粒径を0.3μmにし、分
光増感色素を例示2とした(乳剤E)以外は実施例1同
様の試料作成、評価を行い結果を次の表2にまとめた。
【0081】
【表2】
【0082】表2から分かるように化学熟成乳剤の粒径
を大きくし、かつ分光増感色素を変えても実施例1と同
様に本発明によれば現像ムラのないハロゲン化銀写真感
光材料を得られた。
【0083】
【発明の効果】本発明によるハロゲン化銀写真感光材料
の処理方法は、現像液補充量が300ml/m2以下である処理
工程で処理する時、現像ムラの発生がない優れた画像を
得ることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体の一方の側にハロゲン化銀乳剤層
    を有する片面感材において、乳剤面側に未化学熟成のハ
    ロゲン化銀粒子を含有し、かつ乳剤面側の親水性コロイ
    ド層に含フッ素界面活性剤を0.2〜100mg/m2含有するハ
    ロゲン化銀写真感光材料を現像液補充量が300ml/m2以下
    である処理工程で処理することを特徴とするハロゲン化
    銀写真感光材料の処理方法。
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