JPH0613985U - ロータリバルブ - Google Patents
ロータリバルブInfo
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- JPH0613985U JPH0613985U JP5306392U JP5306392U JPH0613985U JP H0613985 U JPH0613985 U JP H0613985U JP 5306392 U JP5306392 U JP 5306392U JP 5306392 U JP5306392 U JP 5306392U JP H0613985 U JPH0613985 U JP H0613985U
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- rotor
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Links
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧力特性上のバラツキを低減することのでき
るロータリバルブを提供する。 【構成】 外周部に複数個の軸方向溝12A,12Bを
有するロータ12が、前記溝12A,12Bに選択的に
連通する軸方向溝14L,14Rを有するスリーブ14
に相対回転可能に配設されている。ロータ12の軸方向
溝の外周角部にはその長さにほぼ等しい長さで半径方向
深さの浅い第1チャンファ20Aと、この第1チャンフ
ァ20Aよりも軸方向長さが短く半径方向深さが深い第
2チャンファ20Bとが形成されている。
るロータリバルブを提供する。 【構成】 外周部に複数個の軸方向溝12A,12Bを
有するロータ12が、前記溝12A,12Bに選択的に
連通する軸方向溝14L,14Rを有するスリーブ14
に相対回転可能に配設されている。ロータ12の軸方向
溝の外周角部にはその長さにほぼ等しい長さで半径方向
深さの浅い第1チャンファ20Aと、この第1チャンフ
ァ20Aよりも軸方向長さが短く半径方向深さが深い第
2チャンファ20Bとが形成されている。
Description
【0001】
本考案は、圧力流体を分配制御するために用いられるロータリバルブ、特に自 動車等のパワーステアリング装置における切換制御弁として用いて好適なロータ リバルブに関する。
【0002】
この種のパワーステアリング装置に用いられるロータリバルブとしては、例え ば、実開昭60−155675号公報に記載されたものが知られている。
【0003】 このものは、外周部に複数個の軸方向溝を有し軸線回りに回動自在なロータと 、該ロータの周囲に相対回転可能に配設され上記の軸方向溝に選択的に連通する 通路を有するスリーブとを備えている。そして、上記軸方向溝の角部に、その長 さ方向に亘りロータの横断面でみて複数の直線部から形成されるチャンファを設 けるようにしている。
【0004】
しかしながら、かかる従来のロータリバルブにあっては、チャンファを複数の 直線部(実際には平面部)でもって形成するようにしているので、高精度を必要 とするチャンファを安定的に形成でき、安定した操舵フィーリングを得ることが できるという効果をある程度は奏し得るものの、そのチャンファの半径方向深さ の加工誤差に影響される流路面積の変化が大きいことから、今だに圧力特性にバ ラツキが生ずるという問題があった。
【0005】 本考案の目的は、かかる従来の問題を解消し、圧力特性上のバラツキを低減す ることのできるロータリバルブを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するために、本考案は外周部に複数個の軸方向溝を有し軸線回 りに回動自在なロータと、該ロータの周囲に相対回転可能に配設され前記軸方向 溝に選択的に連通する軸方向溝を有するスリーブとを備えたロータリバルブにお いて、前記ロータの軸方向溝の外周角部に、該軸方向溝の長さにほぼ等しい長さ で半径方向深さの浅い第1チャンファと、該第1チャンファよりも軸方向長さが 短く、半径方向深さが深い第2チャンファとを形成したことを特徴とする。
【0007】
本考案によれば、ロータの回転により、ロータの軸方向溝とスリーブの軸方向 溝とが連通すると、第2チャンファは第1チャンファに比べ軸方向長さが短く半 径方向深さが深いのでその縦横比がより1に近く、流量係数が大きくなることか ら大半の流体はこの第2チャンファを流れることになる。従って、この第2チャ ンファがロータリバルブ圧力特性を決定することになるが、第2チャンファは半 径方向の深さ誤差に対して面積誤差が小さいので、例えば、半径方向の深さ誤差 が従来と同程度に生じたとしても、圧力特性のバラツキの発生を低く抑えること ができる。
【0008】
以下、本考案の実施例を添付図面を参照しつつ説明する。
【0009】 図1において、10はパワーステアリング本体のハウジングによって形成され る空間部にその出力部となるパワーシリンダと共に配設される制御部としてのロ ータリバルブである。
【0010】 ロータリバルブ10を説明する前に、パワーステアリング装置の概要を説明す る。前記ハウジングの軸孔中にはスタブシャフトが貫通配置され、その一端はス テアリングホイールに連結されその操舵方向に回転される。スタブシャフトの他 端にはウォームシャフトが同軸的に配置されている。そして、トーションバーが このウォームシャフトおよびスタブシャフトの内部に同軸的に配設され、その一 端がスタブシャフトに、また他端がウォームシャフトにそれぞれ固定されている 。このトーションバーの働きにより、前記スタブシャフトとウォームシャフトと は所定角度範囲内において互いに独立して回転し、この角度を超えると一体に回 転する。
【0011】 ロータリバルブ10を構成するロータ12およびこのロータ12の周囲に配設 される円筒状スリーブ14は、それぞれ前記スタブシャフトおよびウォームシャ フトに一体化され、ロータ12とスリーブ14とはそれぞれの回転に伴って相対 的に回転し液体路の切替え動作を行う。すなわち、前記ロータ12の外周部には 、図1から明らかなように、軸方向に伸びた軸方向溝12Aおよび12Bが交互 に合計6箇所に等配して形成され、これらの軸方向溝のうちの3箇所12Aはロ ータ12の半径方向に穿設された通路13によりロータ12の内部通路15と連 通している。なお、16はこの内部通路15内に配置された前述のトーションバ ーである。
【0012】 また、前記スリーブ14には前記軸方向溝12A,12Bのいずれかに選択的 に連通する軸方向溝14Lおよび14Rがロータ12と同様に交互に合計6箇所 に等配して形成され、このうち軸方向溝14Lはピストンで隔成される前述のパ ワーシリンダの左側シリンダ室に、軸方向溝14Rはその右側シリンダ室に連通 されている。このピストンは前記ウォームシャフトの一端側の周囲に配置されボ ールにより連結されている。そして、ウォームシャフトが回転しその回転がボー ルを介してピストンに伝達されると、該ピストンはステアリングハウジング内を 軸方向に移動する。また、ピストンの外周の一部にはラックが形成され、このラ ックに、車輪側のピットマンアームと連結されたセクタシャフトのセクタギヤが 噛合する。
【0013】 また、スリーブ14には前述のロータ12における軸方向溝12Bにロータリ バルブ10の中立位置において対向する箇所に、半径方向通路14Pが形成され 、オイルポンプからの圧油が供給される。
【0014】 さらに、上述のロータ12の軸方向溝12A,12Bの外周角部には、図2お よび図3に詳細に示すように、第1チャンファ20Aおよび第2チャンファ20 Bが形成されている。第1チャンファ20Aはロータ12の軸方向溝12A,1 2Bの長さのほぼ全長に亘る長さLA で半径方向深さdA が浅く形成されており 、閉じ切り点Pを有している。また、第2チャンファ20Bは第1チャンファ2 0Aよりも軸方向長さLB が短く半径方向深さdB が深く形成されている。換言 すると、第2チャンファ20Bは第1チャンファ20Aに比べ、その縦横比、す なわち深さdB /長さLB が1に近い形状とされている。
【0015】 しかして、このような構成において、ステアリングホイールが中立位置にある ときは、ロータリバルブ10は図1に示す状態にあり、オイルポンプからの圧油 はスリーブ14の半径方向通路14P、ロータ12の軸方向溝12B、およびス リーブ14の軸方向溝14L,14Rを通り、左,右シリンダ室への通路に流れ ると同時に、ロータ12の軸方向溝12A,半径方向の通路13を介してその内 部通路15からタンクに戻る。このときには、両シリンダ室間に圧力差が生じな いため、ピストンは軸方向の作動力を受けず中立位置を保たれる。
【0016】 次に、例えばステアリングホイールを右に廻した場合、スタブシャフトおよび これと一体のロータ12はこれと同方向に回転するが、ウォームシャフトにはタ イヤの接地抵抗が負荷として作用しているためこれと一体のスリーブ14は直に は回転せず停止しており、その結果両シャフトを連結するトーションバー16の みが捩られ、図4に示す状態となる。
【0017】 このようにロータ12がスリーブ14に対して相対的に回転すると、流路が切 替えられ、オイルポンプからの圧油はロータ12の軸方向溝12Bとスリーブ1 4の軸方向溝14Rとの連通により左シリンダ室に導かれ、また右シリンダ室内 の圧油はスリーブ14の軸方向溝14Lとロータ12の軸方向溝12Aとの連通 によりロータ通路13を介してタンクに戻される。その結果、両シリンダ室間に は圧力差が生じ、ピストンは右方向の作動力を受ける。また、スタブシャフトが 所定角度以上廻ったところでその回転がウォームシャフトにリジッドに伝達され るため、ウォームシャフトはその時点からスタブシャフトと一体に回転しピスト ンをさらに右方向に移動させ、これによりピストンのラックと噛合するセクタシ ャフトは回動せしめられる。そして、このときに前記圧油力による作動力がピス トンに対し同方向に付与されているので、軽い操作力で舵取りすることができる 。
【0018】 この場合、ハンドルを廻し終ってスタブシャフトの回転が停止すると、ピスト ンのオイル圧力による作動力によってウォームシャフトの負荷は軽くなっている ので、捩られていたトーションバーは中立位置に戻り、その結果スリーブ14も ロータ12に対し中立位置に復帰し初期状態となり、両シリンダ室間の圧力差は なくなる。
【0019】 ステアリングホイールを左に廻した場合には、前述したと逆にロータリバルブ 10が切替えられ、逆方向の作動力がピストンに付与される。
【0020】 さて、上述したような流路の切替え動作に際して、中立位置においてロータ1 2の軸方向溝12Aおよび半径方向の通路13を介してタンクに戻されていた圧 油は、図4に示すようにロータ12とスリーブ14との相対的回転により、スリ ーブ14の軸方向溝14Rとロータ12の軸方向溝12Bとの連通面積が増大さ れる反面、スリーブ14の軸方向溝14Rとロータ12の軸方向溝12Aとの連 通面積が減少される形態で、シリンダ室へ供給されることになる。すなわち、タ ンクへの戻し量が上述の相対的回転により減少する。
【0021】 この様子を図3を用いて説明するに、ロータ12が右回りに回転すると、スリ ーブ14の軸方向溝14Rとロータ12の軸方向溝12Aとのそれぞれの側面1 4RS ,12AS が接近していくことになるが、このときの戻し流量は大半が流 量係数の大きい第2チャンファ20Bにより決定される。そして、相対的回転が さらに進み第2チャンファ20Bと第1チャンファ20Aとが交叉する点Qを越 えた後は、第1チャンファ20Aにより戻し流量が制御されることになる。この 第1チャンファ20Aは軸方向軸12A,12Bとほぼ同じ長さであり、従来か ら知られているように流体音の発生を抑制する。
【0022】 ところで、この第2チャンファ20Bで得られる流路面積(例えば2mm2 ) に等しい流路面積を従来のように第1チャンファ20Aと同じ形態のチャンファ (例えば、軸方向長さが20mm)で得ようとすると、その半径方向深さは0. 1mmでなければならない。この場合、仮にチャンファの加工誤差が±0.05 mmであるとすれば、その面積誤差は±1mm2 となる。
【0023】 これに対し、第2チャンファ20Bの寸法を軸方向長さ5mm、半径方向深さ 0.4mmであるとすれば、仮にその加工誤差が上述と同じく±0.05mmで あったとしてもその面積誤差は±0.25mm2 であり、従来の1/4となる。
【0024】 このように本実施例においては、流路の切替えの初期における圧力特性に大き な影響を与える第2チャンファ20Bを、縦横比を1に近づけることにより、加 工誤差があったとしても小さなバラツキ内に抑えることができるのである。
【0025】
以上の説明から明らかなように、本考案によれば圧力特性上のバラツキを低減 すると共に流体音の発生を抑えるロータリバルブを得ることができる。
【図1】本考案の一実施例の横断面図であり、中立位置
を示す。
を示す。
【図2】本考案の一実施例の軸方向溝部を示す縦断面図
である。
である。
【図3】図1の一部拡大図である。
【図4】本考案の一実施例の横断面図であり、切替位置
を示す。
を示す。
10 ロータリバルブ 12 ロータ 12A,12B 軸方向溝 13 通路 14 スリーブ 14L,14R 軸方向溝 14P 通路 15 内部通路 16 トーションバー 20A 第1チャンファ 20B 第2チャンファ
Claims (1)
- 【請求項1】 外周部に複数個の軸方向溝を有し軸線回
りに回動自在なロータと、該ロータの周囲に相対回転可
能に配設され前記軸方向溝に選択的に連通する軸方向溝
を有するスリーブとを備えたロータリバルブにおいて、 前記ロータの軸方向溝の外周角部に、該軸方向溝の長さ
にほぼ等しい長さで半径方向深さの浅い第1チャンファ
と、該第1チャンファよりも軸方向長さが短く、半径方
向深さが深い第2チャンファとを形成したことを特徴と
するロータリバルブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5306392U JPH0613985U (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | ロータリバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5306392U JPH0613985U (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | ロータリバルブ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0613985U true JPH0613985U (ja) | 1994-02-22 |
Family
ID=12932384
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5306392U Pending JPH0613985U (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | ロータリバルブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0613985U (ja) |
-
1992
- 1992-07-28 JP JP5306392U patent/JPH0613985U/ja active Pending
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