JPH06143118A - レンズ貼付皿及びその製作方法 - Google Patents
レンズ貼付皿及びその製作方法Info
- Publication number
- JPH06143118A JPH06143118A JP31410692A JP31410692A JPH06143118A JP H06143118 A JPH06143118 A JP H06143118A JP 31410692 A JP31410692 A JP 31410692A JP 31410692 A JP31410692 A JP 31410692A JP H06143118 A JPH06143118 A JP H06143118A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- processed
- sticking
- plate
- supporting member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Landscapes
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被加工レンズ自体を型として鋳造成形を行う
ことにより、レンズ曲面に正確に一致した貼付面を有す
るレンズ貼付皿を提供することを目的とする。 【構成】 被加工レンズ1の加工面1aを下側にして注
型枠2内にセットし、前記注型枠2に液状ないしスラリ
ー状の支持部材3を注入し、前記支持部材3の表面に取
付部材4を装填し、前記支持部材3を固化することによ
り製作する。
ことにより、レンズ曲面に正確に一致した貼付面を有す
るレンズ貼付皿を提供することを目的とする。 【構成】 被加工レンズ1の加工面1aを下側にして注
型枠2内にセットし、前記注型枠2に液状ないしスラリ
ー状の支持部材3を注入し、前記支持部材3の表面に取
付部材4を装填し、前記支持部材3を固化することによ
り製作する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレンズを加工する際にレ
ンズを固定保持するレンズ貼付皿及びその製作方法に関
する。
ンズを固定保持するレンズ貼付皿及びその製作方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、凸レンズを加工(例えば研磨加
工)する場合には、図3に示すようなレンズ貼付皿を使
用していた。すなわち、図中のレンズ貼付皿5は鋳鉄、
アルミニウム軽合金等の金属製の一体成形品で、上面が
被加工レンズ1と同一の曲面に加工されたものである。
そして、被加工レンズ1を接着剤6(ピッチ等)にて貼
り付け、研磨機主軸7を回転駆動し、表面にポリウレタ
ンシートまたはフェルト等のパッドを有する研磨皿8に
て研磨を行っていた。また、凹レンズの研磨もこれとほ
ぼ同様であり、図4に示す如く、レンズ貼付皿5と研磨
皿8との位置関係を逆にして研磨作業を行っていた。
工)する場合には、図3に示すようなレンズ貼付皿を使
用していた。すなわち、図中のレンズ貼付皿5は鋳鉄、
アルミニウム軽合金等の金属製の一体成形品で、上面が
被加工レンズ1と同一の曲面に加工されたものである。
そして、被加工レンズ1を接着剤6(ピッチ等)にて貼
り付け、研磨機主軸7を回転駆動し、表面にポリウレタ
ンシートまたはフェルト等のパッドを有する研磨皿8に
て研磨を行っていた。また、凹レンズの研磨もこれとほ
ぼ同様であり、図4に示す如く、レンズ貼付皿5と研磨
皿8との位置関係を逆にして研磨作業を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なレンズ貼付皿では、レンズ貼付皿はレンズの曲面形状
に正確に一致して製作されなければならない。レンズ貼
付皿と被加工レンズとの間の接着剤の厚さはわずか数μ
mであり、貼付皿の曲率が不正確だとレンズとの間にス
キマや歪を生じるからである。このまま研磨加工を行え
ば、研磨荷重によりレンズは貼付皿の曲面に従って歪ん
だ形状のまま研磨され、加工後のレンズは大きな誤差を
含む曲面に仕上がってしまう。そして、この傾向はレン
ズが薄くなるほど顕著となる。
なレンズ貼付皿では、レンズ貼付皿はレンズの曲面形状
に正確に一致して製作されなければならない。レンズ貼
付皿と被加工レンズとの間の接着剤の厚さはわずか数μ
mであり、貼付皿の曲率が不正確だとレンズとの間にス
キマや歪を生じるからである。このまま研磨加工を行え
ば、研磨荷重によりレンズは貼付皿の曲面に従って歪ん
だ形状のまま研磨され、加工後のレンズは大きな誤差を
含む曲面に仕上がってしまう。そして、この傾向はレン
ズが薄くなるほど顕著となる。
【0004】以上のような理由から従来のレンズ貼付皿
では、NC旋盤加工後さらに研磨仕上げを行って、高精
度の貼付面を得るように努めていた。しかし、このよう
な工程を経てもなお、レンズ曲面に正確に合致したレン
ズ貼付皿を得ることは非常に難しく、多額の製作コスト
と長期の製作期間を要し、レンズの生産コストを引き上
げる原因となっていた。
では、NC旋盤加工後さらに研磨仕上げを行って、高精
度の貼付面を得るように努めていた。しかし、このよう
な工程を経てもなお、レンズ曲面に正確に合致したレン
ズ貼付皿を得ることは非常に難しく、多額の製作コスト
と長期の製作期間を要し、レンズの生産コストを引き上
げる原因となっていた。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、被加工レンズ自体を型として鋳造成形を行うことに
より、レンズ曲面に正確に一致した貼付面を有するレン
ズ貼付皿を提供することを目的としている。
で、被加工レンズ自体を型として鋳造成形を行うことに
より、レンズ曲面に正確に一致した貼付面を有するレン
ズ貼付皿を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のレンズ貼付皿は、被加工レンズの貼付面を支
持するレンズ支持面が、前記貼付面を転写した形状とな
っていることを特徴とする。
に本発明のレンズ貼付皿は、被加工レンズの貼付面を支
持するレンズ支持面が、前記貼付面を転写した形状とな
っていることを特徴とする。
【0007】かかるレンズ貼付皿を製作するには、被加
工レンズの加工面を下側にして注型枠内にセットし、前
記注型枠に液状ないしスラリー状の支持部材を注入し、
同支持部材を固化するようにするとよい。また、この場
合において、支持部材としては水との反応により固化す
る石膏またはセラミックスを用いると良い。
工レンズの加工面を下側にして注型枠内にセットし、前
記注型枠に液状ないしスラリー状の支持部材を注入し、
同支持部材を固化するようにするとよい。また、この場
合において、支持部材としては水との反応により固化す
る石膏またはセラミックスを用いると良い。
【0008】
【作用】上記構成からなる本発明のレンズ貼付皿では、
被加工レンズの曲面がそのままレンズ貼付皿の貼付面の
形状として転写される。
被加工レンズの曲面がそのままレンズ貼付皿の貼付面の
形状として転写される。
【0009】
【実施例1】以下、添付図面を参照して本発明に係るレ
ンズ貼付皿及びその製作方法の実施例を説明する。ま
ず、本発明の実施例1を説明する。図1はレンズ貼付皿
の製作方法を示す工程図である。
ンズ貼付皿及びその製作方法の実施例を説明する。ま
ず、本発明の実施例1を説明する。図1はレンズ貼付皿
の製作方法を示す工程図である。
【0010】まず、被加工レンズ1の加工面1aを下側
に向けて注型枠2内にセットする。注型枠2の内径は、
レンズ1外径より0.1〜0.2mm程度大きめに作成し
ておく。この注型枠2の材料は金属でもよいが、軟質シ
リコンゴムを利用すれば離型を容易にすることができ
る。なお、離型を容易にするためにはレンズ1の貼付面
1bにもシリコンを塗布しておくことが望ましい。
に向けて注型枠2内にセットする。注型枠2の内径は、
レンズ1外径より0.1〜0.2mm程度大きめに作成し
ておく。この注型枠2の材料は金属でもよいが、軟質シ
リコンゴムを利用すれば離型を容易にすることができ
る。なお、離型を容易にするためにはレンズ1の貼付面
1bにもシリコンを塗布しておくことが望ましい。
【0011】つぎに、注型枠2内にスラリー状の支持部
材3を適量注入する。本実施例では、水に溶いたセラミ
ック粉体を用いた。これは溶融シリカを主成分としてお
り、水に溶くとスラリー状となり、乾燥することで固化
するものである。
材3を適量注入する。本実施例では、水に溶いたセラミ
ック粉体を用いた。これは溶融シリカを主成分としてお
り、水に溶くとスラリー状となり、乾燥することで固化
するものである。
【0012】つぎに、前記支持部材3が固化する前に、
金属製の取付部材4を注型枠2内にはめ込んで支持部材
3の表面に装填し、一体に固化させる。ここで、取付部
材4の表面には複数の孔4aが形成されており、この孔
4a内に支持部材3を侵入させることで強固に一体化さ
せるようになっている。なお、取付部材4に孔4aを設
けるかわりに突起部を設けて支持部材中に埋設するよう
にしても良い。
金属製の取付部材4を注型枠2内にはめ込んで支持部材
3の表面に装填し、一体に固化させる。ここで、取付部
材4の表面には複数の孔4aが形成されており、この孔
4a内に支持部材3を侵入させることで強固に一体化さ
せるようになっている。なお、取付部材4に孔4aを設
けるかわりに突起部を設けて支持部材中に埋設するよう
にしても良い。
【0013】支持部材3が固化したら、注型枠2から取
り出すとともに、レンズ1を取り外せば、被加工レンズ
1の貼付面1bの曲率に合致したレンズ貼付皿5を得る
ことができる。
り出すとともに、レンズ1を取り外せば、被加工レンズ
1の貼付面1bの曲率に合致したレンズ貼付皿5を得る
ことができる。
【0014】以上のように製作したレンズ貼付皿を使用
するには、レンズ貼付皿5全体を80〜100℃に加熱
してから、熱可塑性の接着剤6(ピッチ等)を薄く塗布
してレンズ1を貼り付ければ良い。冷却に伴い接着剤6
が硬化して、レンズ1はレンズ貼付皿5にしっかりと固
定される。その後は、従来の工程と同様に取付部材4の
支軸を研磨機の主軸に取付け、主軸を回転し、カンザシ
を揺動しつつ砂掛け、研磨を行う。
するには、レンズ貼付皿5全体を80〜100℃に加熱
してから、熱可塑性の接着剤6(ピッチ等)を薄く塗布
してレンズ1を貼り付ければ良い。冷却に伴い接着剤6
が硬化して、レンズ1はレンズ貼付皿5にしっかりと固
定される。その後は、従来の工程と同様に取付部材4の
支軸を研磨機の主軸に取付け、主軸を回転し、カンザシ
を揺動しつつ砂掛け、研磨を行う。
【0015】本実施例では、支持部材としてセラミック
スを用いたので、製作されたレンズ貼付皿はきわめて強
度・安定性に優れ、被加工レンズの貼付曲面を高精度に
再現できる。しかも、何回でも使用できる耐久性を備え
ており、その製作コストを大幅に削減することが可能で
ある。
スを用いたので、製作されたレンズ貼付皿はきわめて強
度・安定性に優れ、被加工レンズの貼付曲面を高精度に
再現できる。しかも、何回でも使用できる耐久性を備え
ており、その製作コストを大幅に削減することが可能で
ある。
【0016】なお、上記説明では両凸レンズに適用され
るレンズ貼付皿について述べたが、図2の如く、メニス
カスレンズの凹面研磨に適用することもできる。
るレンズ貼付皿について述べたが、図2の如く、メニス
カスレンズの凹面研磨に適用することもできる。
【0017】
【実施例2】次に、本発明の実施例2を説明する。この
実施例では、実施例1と同様の工程によりながら、支持
部材に石膏を用いることとした。石膏はセラミックスに
比べて安価である反面、強度に劣る欠点がある。したが
って、石膏によるレンズ貼付皿は何度も反復使用するこ
とはできない。しかし、同一レンズの製作個数の少ない
多品種少量生産あるいは試作品の加工に際して、安価な
レンズ貼付皿を簡便に製作するのに優れている。
実施例では、実施例1と同様の工程によりながら、支持
部材に石膏を用いることとした。石膏はセラミックスに
比べて安価である反面、強度に劣る欠点がある。したが
って、石膏によるレンズ貼付皿は何度も反復使用するこ
とはできない。しかし、同一レンズの製作個数の少ない
多品種少量生産あるいは試作品の加工に際して、安価な
レンズ貼付皿を簡便に製作するのに優れている。
【0018】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、特に支持部材としては様々な素材を利用す
ることができる。セラミックス、石膏以外には、例えば
コンクリート系複合材料を使用することが考えられる。
のではなく、特に支持部材としては様々な素材を利用す
ることができる。セラミックス、石膏以外には、例えば
コンクリート系複合材料を使用することが考えられる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明のレンズ貼付
皿及びその製作方法によれば、被加工レンズ自体を型と
して鋳造成形を行うので、レンズ曲面に正確に一致した
貼付面を有するレンズ貼付皿を、きわめて簡単に、かつ
低コストに得ることが可能であり、レンズの生産コスト
を大幅に引き下げることができる。
皿及びその製作方法によれば、被加工レンズ自体を型と
して鋳造成形を行うので、レンズ曲面に正確に一致した
貼付面を有するレンズ貼付皿を、きわめて簡単に、かつ
低コストに得ることが可能であり、レンズの生産コスト
を大幅に引き下げることができる。
【図1】本発明によるレンズ貼付皿の製作方法を示す工
程図である。
程図である。
【図2】本発明によるレンズ貼付皿の他の製作方法を示
す工程図である。
す工程図である。
【図3】従来のレンズ貼付皿により凸レンズを研磨する
状態を説明する図である。
状態を説明する図である。
【図4】従来のレンズ貼付皿により凹レンズを研磨する
状態を説明する図である。
状態を説明する図である。
1 レンズ 1a 加工面 1b 貼付面 2 注型枠 3 支持部材 4 取付部材 4a 孔 5 レンズ貼付皿 6 接着剤 7 研磨機主軸 8 研磨皿
Claims (3)
- 【請求項1】 被加工レンズの貼付面を支持するレンズ
支持面が、前記貼付面を転写した形状となっていること
を特徴とするレンズ貼付皿。 - 【請求項2】 被加工レンズの加工面を下側にして注型
枠内にセットし、前記注型枠に液状ないしスラリー状の
支持部材を注入し、同支持部材を固化することによりレ
ンズ支持面を形成することを特徴とするレンズ貼付皿の
製作方法。 - 【請求項3】 前記支持部材が水との反応により固化す
る石膏またはセラミックスであることを特徴とする請求
項1または2記載のレンズ貼付皿及びその製作方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31410692A JPH06143118A (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | レンズ貼付皿及びその製作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31410692A JPH06143118A (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | レンズ貼付皿及びその製作方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06143118A true JPH06143118A (ja) | 1994-05-24 |
Family
ID=18049316
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31410692A Withdrawn JPH06143118A (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | レンズ貼付皿及びその製作方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06143118A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7189148B2 (en) | 2002-01-09 | 2007-03-13 | Hoya Corporation | Polishing apparatus |
-
1992
- 1992-10-29 JP JP31410692A patent/JPH06143118A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7189148B2 (en) | 2002-01-09 | 2007-03-13 | Hoya Corporation | Polishing apparatus |
| US7500903B2 (en) | 2002-01-09 | 2009-03-10 | Hoya Corporation | Polishing apparatus |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000104 |