JPH081634A - 水硬性無機材用成形型及び成形方法 - Google Patents
水硬性無機材用成形型及び成形方法Info
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- JPH081634A JPH081634A JP18718594A JP18718594A JPH081634A JP H081634 A JPH081634 A JP H081634A JP 18718594 A JP18718594 A JP 18718594A JP 18718594 A JP18718594 A JP 18718594A JP H081634 A JPH081634 A JP H081634A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 逆テーパになっている形状や彫りの深い加飾
を有する薄肉の大きい成形品であっても、むしれやクラ
ックの発生しない品質が優れた製品が得られる水硬性無
機材用成形型及び成形方法を提供する。 【構成】 上型1と下型2より形成されたキャビティに
水硬性無機材を充填して成形する水硬性無機材用成形型
であって、上型1と下型2が剛性を有する材料よりなる
本体型11、21と、この本体型11、21の表面が弾
性を有する材料よりなる表面型12、22とにより構成
された2層構造である。
を有する薄肉の大きい成形品であっても、むしれやクラ
ックの発生しない品質が優れた製品が得られる水硬性無
機材用成形型及び成形方法を提供する。 【構成】 上型1と下型2より形成されたキャビティに
水硬性無機材を充填して成形する水硬性無機材用成形型
であって、上型1と下型2が剛性を有する材料よりなる
本体型11、21と、この本体型11、21の表面が弾
性を有する材料よりなる表面型12、22とにより構成
された2層構造である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水硬性無機材を充填し
て成形するための成形型及び成形方法に関する。
て成形するための成形型及び成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水硬性無機材用成形型を用いた、
所謂流し込みによる成形は、その製造工程が簡単で、設
備費用が廉価であることから、ゴム弾性体を型材料に用
いて、この型内に水硬性無機材を流し込んで成形する方
法が知られている。例えば、合成繊維の分散性を改善
し、高強度のセメント系硬化物を得ることができるセメ
ント系硬化物の流し込み成形方法が特願平4−1518
50号において出願されている。
所謂流し込みによる成形は、その製造工程が簡単で、設
備費用が廉価であることから、ゴム弾性体を型材料に用
いて、この型内に水硬性無機材を流し込んで成形する方
法が知られている。例えば、合成繊維の分散性を改善
し、高強度のセメント系硬化物を得ることができるセメ
ント系硬化物の流し込み成形方法が特願平4−1518
50号において出願されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記前
者のような成形方法においては、成形品の肉厚が20〜
30mmと厚肉である場合には、支障なく成形後の脱型
が可能であるが、10mm以下の薄肉の場合には、逆テ
ーパになっている形状や彫りが深い加飾の施された成形
品では、成形後の脱型時に成形品に負荷がかかってクラ
ックが発生するといった問題がある。
者のような成形方法においては、成形品の肉厚が20〜
30mmと厚肉である場合には、支障なく成形後の脱型
が可能であるが、10mm以下の薄肉の場合には、逆テ
ーパになっている形状や彫りが深い加飾の施された成形
品では、成形後の脱型時に成形品に負荷がかかってクラ
ックが発生するといった問題がある。
【0004】成形品に負荷をかけないように、弾性体よ
りなる成形型を変形させながら脱型させようとすると、
弾性体を柔らかいものにするか、非常に薄くして人手で
変形できるようにする必要があるが、この方法ではキャ
ビティの保形が困難となり、得られる成形品の寸法安定
性が欠落するといった問題が残される。
りなる成形型を変形させながら脱型させようとすると、
弾性体を柔らかいものにするか、非常に薄くして人手で
変形できるようにする必要があるが、この方法ではキャ
ビティの保形が困難となり、得られる成形品の寸法安定
性が欠落するといった問題が残される。
【0005】本発明は、このような上記の問題点に着目
してなされたものであり、その目的とするところは、こ
れらの問題点を解消し、逆テーパになっている形状や彫
りの深い加飾を有する薄肉の大きい成形品であっても、
むしれやクラックの発生しない品質が優れた製品が得ら
れる水硬性無機材用成形型及び成形方法を提供するもの
であり、更に本体型と表面型とが分離することなく、寸
法安定性が優れた製品が得られる水硬性無機材用成形型
を提供するものである。
してなされたものであり、その目的とするところは、こ
れらの問題点を解消し、逆テーパになっている形状や彫
りの深い加飾を有する薄肉の大きい成形品であっても、
むしれやクラックの発生しない品質が優れた製品が得ら
れる水硬性無機材用成形型及び成形方法を提供するもの
であり、更に本体型と表面型とが分離することなく、寸
法安定性が優れた製品が得られる水硬性無機材用成形型
を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
水硬性無機材用成形型においては、上型と下型より形成
されたキャビティに水硬性無機材を充填して成形する水
硬性無機材用成形型であって、上型と下型が剛性を有す
る材料よりなる本体型と、この本体型の表面が弾性を有
する材料よりなる表面型とにより構成された2層構造で
あることを特徴とする。
水硬性無機材用成形型においては、上型と下型より形成
されたキャビティに水硬性無機材を充填して成形する水
硬性無機材用成形型であって、上型と下型が剛性を有す
る材料よりなる本体型と、この本体型の表面が弾性を有
する材料よりなる表面型とにより構成された2層構造で
あることを特徴とする。
【0007】請求項2記載の本発明の水硬性無機材用成
形型においては、請求項1記載の水硬性無機材用成形型
の本体型と表面型が着脱自在に固定されるようになされ
ていることを特徴とする。
形型においては、請求項1記載の水硬性無機材用成形型
の本体型と表面型が着脱自在に固定されるようになされ
ていることを特徴とする。
【0008】請求項3記載の本発明の成形方法において
は、請求項1、或いは請求項2記載の本発明の水硬性無
機材用成形型を用い、開型された下型のキャビティ面に
水硬性無機材を薄く引き延ばすとともに、水硬性無機材
に含まれる泡を除去して脱泡成形する第一工程と、水硬
性無機材を下型内に供給し、下型を振動させながら上型
を閉じて賦型する第二工程と、クランプにより型締めし
て養生硬化させる第三工程と、開型して表面型に密着し
た成形品を引き剥がして離型する第四工程よりなること
を特徴とする。
は、請求項1、或いは請求項2記載の本発明の水硬性無
機材用成形型を用い、開型された下型のキャビティ面に
水硬性無機材を薄く引き延ばすとともに、水硬性無機材
に含まれる泡を除去して脱泡成形する第一工程と、水硬
性無機材を下型内に供給し、下型を振動させながら上型
を閉じて賦型する第二工程と、クランプにより型締めし
て養生硬化させる第三工程と、開型して表面型に密着し
た成形品を引き剥がして離型する第四工程よりなること
を特徴とする。
【0009】請求項1記載の本発明の水硬性無機材用成
形型において用いられる弾性体には、合成ゴム等が好適
であり、ヤング率が1.5〜5.0×10-4N/m2 、
厚さ10〜50mmが好ましい。又、上型と下型本体の
材質には、剛性のある金属、プラスチック、ガラス、セ
メント、石膏等を用いることができる。
形型において用いられる弾性体には、合成ゴム等が好適
であり、ヤング率が1.5〜5.0×10-4N/m2 、
厚さ10〜50mmが好ましい。又、上型と下型本体の
材質には、剛性のある金属、プラスチック、ガラス、セ
メント、石膏等を用いることができる。
【0010】
【作用】本発明においては、請求項1記載の水硬性無機
材用成形型を用い、第一工程で開型された下型のキャビ
ティ面に水硬性無機材を薄く引き延ばすとともに、水硬
性無機材に含まれる泡を除去して脱泡成形し、第二工程
で水硬性無機材を下型内に供給し、下型を振動させなが
ら上型を閉じて賦型し、第三工程でクランプにより型締
めして養生硬化させ、第四工程で開型して表面型に密着
した成形品を引き剥がして離型させることにより、曲げ
強度が40kg/cm2 と小さく、逆テーパになってい
る形状や彫りの深い加飾を有する薄肉の大きい成形品で
あっても、むしれやクラックの発生しない品質が優れた
製品が得られる。
材用成形型を用い、第一工程で開型された下型のキャビ
ティ面に水硬性無機材を薄く引き延ばすとともに、水硬
性無機材に含まれる泡を除去して脱泡成形し、第二工程
で水硬性無機材を下型内に供給し、下型を振動させなが
ら上型を閉じて賦型し、第三工程でクランプにより型締
めして養生硬化させ、第四工程で開型して表面型に密着
した成形品を引き剥がして離型させることにより、曲げ
強度が40kg/cm2 と小さく、逆テーパになってい
る形状や彫りの深い加飾を有する薄肉の大きい成形品で
あっても、むしれやクラックの発生しない品質が優れた
製品が得られる。
【0011】又、請求項2記載の本発明の水硬性無機材
用成形型を用い、上記と同様の方法で成形することによ
り、本体型と表面型が固定されているから、振動及び重
力の影響による上型の本体型と表面型の中央部が分離す
ることがなく、寸法安定性が優れた製品が得られる。
用成形型を用い、上記と同様の方法で成形することによ
り、本体型と表面型が固定されているから、振動及び重
力の影響による上型の本体型と表面型の中央部が分離す
ることがなく、寸法安定性が優れた製品が得られる。
【0012】即ち、従来であれば、ゴム硬度50〜70
といったかなり高い硬度の弾性ゴムを型材として用いて
いるにもかかわらず、30cm2 以上の面積を有する大
型のゴム製の上型になると、成形時にゴム型の中央部が
重力で撓み、本体型と表面型とが一部で分離し、成形型
通りの形状、寸法を有する製品が得られないといった問
題を解消することができる。
といったかなり高い硬度の弾性ゴムを型材として用いて
いるにもかかわらず、30cm2 以上の面積を有する大
型のゴム製の上型になると、成形時にゴム型の中央部が
重力で撓み、本体型と表面型とが一部で分離し、成形型
通りの形状、寸法を有する製品が得られないといった問
題を解消することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、請求項1記載の本発明の水硬性無機材用
成形型の一例を示す断面図である。図1において、1は
上型であり、2は下型である。この上型1と下型2を構
成する本体型11、及び本体型21は剛性のある耐熱性
FRP(6mm厚さ)で製作されたものであり、この本
体型11、及び本体型21の表面には弾性のあるシリコ
ンゴム(30mm厚さ)よりなる表面型12、及び表面
型22が張り付けられた2層で構成されている。
する。図1は、請求項1記載の本発明の水硬性無機材用
成形型の一例を示す断面図である。図1において、1は
上型であり、2は下型である。この上型1と下型2を構
成する本体型11、及び本体型21は剛性のある耐熱性
FRP(6mm厚さ)で製作されたものであり、この本
体型11、及び本体型21の表面には弾性のあるシリコ
ンゴム(30mm厚さ)よりなる表面型12、及び表面
型22が張り付けられた2層で構成されている。
【0014】3、及び4はそれぞれ上型1と下型2の本
体11、及び本体21を補強している補強材であり、上
型1と下型2の変形を防止して高い寸法精度の成形品を
成形するために設けられたものである。
体11、及び本体21を補強している補強材であり、上
型1と下型2の変形を防止して高い寸法精度の成形品を
成形するために設けられたものである。
【0015】図2は、請求項2記載の本発明の水硬性無
機材用成形型の一例を示す断面図である。図2におい
て、10は上型であり、20は下型である。この上型1
0と下型20を構成する本体型101、及び本体型20
1は剛性のある耐熱性FRP(6mm厚さ)で製作され
たものであり、この本体型101、及び本体型201の
表面には弾性のあるシリコンゴム(30mm厚さ)より
なる表面型102、及び表面型202が固定されて2層
で構成されている。
機材用成形型の一例を示す断面図である。図2におい
て、10は上型であり、20は下型である。この上型1
0と下型20を構成する本体型101、及び本体型20
1は剛性のある耐熱性FRP(6mm厚さ)で製作され
たものであり、この本体型101、及び本体型201の
表面には弾性のあるシリコンゴム(30mm厚さ)より
なる表面型102、及び表面型202が固定されて2層
で構成されている。
【0016】上記上型10の表面型102、及び下型2
0の表面型202によりキャビティ301が形成されて
いる。又、このキャビティ301の上方端には、成形材
料がキャビティに充填された後、余分の成形材料が排出
されるオーバーフロー孔401が設けられている。
0の表面型202によりキャビティ301が形成されて
いる。又、このキャビティ301の上方端には、成形材
料がキャビティに充填された後、余分の成形材料が排出
されるオーバーフロー孔401が設けられている。
【0017】下型20の両側には、この下型20を支持
する支持枠204、204が立設されている。
する支持枠204、204が立設されている。
【0018】103、及び203はそれぞれ表面型10
2、及び表面型202の裏面に一体に複数設けられたア
ンダーカットリブであり、このアンダーカットリブ10
3、及び203はそれぞれ本体型101、及び201に
設けられた嵌合溝105、及び205に嵌合され、表面
型102、及び表面型202がそれぞれ本体型101、
及び201に固着されるようになっている。
2、及び表面型202の裏面に一体に複数設けられたア
ンダーカットリブであり、このアンダーカットリブ10
3、及び203はそれぞれ本体型101、及び201に
設けられた嵌合溝105、及び205に嵌合され、表面
型102、及び表面型202がそれぞれ本体型101、
及び201に固着されるようになっている。
【0019】上記アンダーカットリブ103、及び20
3は、弾性のあるシリコンゴムによりできているから、
容易に本体型101、及び201より嵌合を外すことが
できので、表面型102、及び表面型202を本体型1
01、及び201より簡単に分離させることができるよ
うになっている。
3は、弾性のあるシリコンゴムによりできているから、
容易に本体型101、及び201より嵌合を外すことが
できので、表面型102、及び表面型202を本体型1
01、及び201より簡単に分離させることができるよ
うになっている。
【0020】図3は、上記アンダーカットリブ103、
及び203の拡大断面図である。図3において、アンダ
ーカット部の幅Lは50〜100mm、深さtは5〜2
0mm、アンダーカットの角度θは60°〜80°が好
適である。
及び203の拡大断面図である。図3において、アンダ
ーカット部の幅Lは50〜100mm、深さtは5〜2
0mm、アンダーカットの角度θは60°〜80°が好
適である。
【0021】図4は、請求項2記載の本発明の水硬性無
機材用成形型の他の例を示す断面図である。図4におい
て、30は上型であり、40は下型である。この上型3
0と下型40を構成する本体型301、及び本体型40
1は剛性のある耐熱性FRP(6mm厚さ)で製作され
たものであり、この本体型301、及び本体型401の
表面には弾性のあるシリコンゴム(30mm厚さ)より
なる表面型302、及び表面型402が固定されて2層
で構成されている。
機材用成形型の他の例を示す断面図である。図4におい
て、30は上型であり、40は下型である。この上型3
0と下型40を構成する本体型301、及び本体型40
1は剛性のある耐熱性FRP(6mm厚さ)で製作され
たものであり、この本体型301、及び本体型401の
表面には弾性のあるシリコンゴム(30mm厚さ)より
なる表面型302、及び表面型402が固定されて2層
で構成されている。
【0022】上記上型30の表面型302、及び下型4
0の表面型402によりキャビティ50が形成されてい
る。又、このキャビティ50の上方端には、成形材料が
キャビティに充填された後、余分の成形材料が排出され
るオーバーフロー孔60が設けられている。
0の表面型402によりキャビティ50が形成されてい
る。又、このキャビティ50の上方端には、成形材料が
キャビティに充填された後、余分の成形材料が排出され
るオーバーフロー孔60が設けられている。
【0023】下型40の両側には、この下型40を支持
する支持枠404、404が立設されている。
する支持枠404、404が立設されている。
【0024】70は固定治具であり、この丸軸形状の固
定治具70は上型30の表面型302のキャビティ50
側より本体型301に貫通して複数設けられている。
定治具70は上型30の表面型302のキャビティ50
側より本体型301に貫通して複数設けられている。
【0025】図5、及び図6は上記固定治具70の詳細
図である。図5、及び図6において、固定治具70の丸
軸71の一方端にはストッパー72が設けられており、
表面型302に挿通された際、表面型302に穿設され
た凹部に嵌まり固定されるようになっている。更に、他
端側には左右対称に溝73が上端より下方に向かって設
けられ、固定リング74がこの溝73に沿って挿通さ
れ、半回転されてこの固定リング74の突起75が、丸
軸71に設けられた環状溝76に引っ掛かって固定され
るようになっている。即ち、図4に示す本体型301の
外側において固定リング74が用いられ、ワンタッチで
本体型301に表面型302が固定されるようになって
いる。
図である。図5、及び図6において、固定治具70の丸
軸71の一方端にはストッパー72が設けられており、
表面型302に挿通された際、表面型302に穿設され
た凹部に嵌まり固定されるようになっている。更に、他
端側には左右対称に溝73が上端より下方に向かって設
けられ、固定リング74がこの溝73に沿って挿通さ
れ、半回転されてこの固定リング74の突起75が、丸
軸71に設けられた環状溝76に引っ掛かって固定され
るようになっている。即ち、図4に示す本体型301の
外側において固定リング74が用いられ、ワンタッチで
本体型301に表面型302が固定されるようになって
いる。
【0026】この固定治具70の全長は、50〜100
mmが好適であるが、上型30の寸法によって、適宜に
設定されればよい。
mmが好適であるが、上型30の寸法によって、適宜に
設定されればよい。
【0027】従って、上記説明のように固定治具70を
用いることにより、上型30の本体型301と表面型3
02は簡単に組み立て固定と、分離を行うことが可能で
ある。
用いることにより、上型30の本体型301と表面型3
02は簡単に組み立て固定と、分離を行うことが可能で
ある。
【0028】以下に図面を参照しながら本発明の成形方
法を説明する。図7は、第一工程の説明図である。図7
において、開型された下型2の表面型22のキャビティ
面に成形材料である水硬性無機材の表層5が薄く引き延
ばされ、この表層5に含まれる泡を除去する、所謂脱泡
成形が行われる。
法を説明する。図7は、第一工程の説明図である。図7
において、開型された下型2の表面型22のキャビティ
面に成形材料である水硬性無機材の表層5が薄く引き延
ばされ、この表層5に含まれる泡を除去する、所謂脱泡
成形が行われる。
【0029】図8は、第二工程の説明図である。図8に
おいて、(a)は下型2に成形材料である水硬性無機材
6が供給された態様を示し、(b)は上型1が閉じられ
て水硬性無機材6が賦型された態様を示すものである。
おいて、(a)は下型2に成形材料である水硬性無機材
6が供給された態様を示し、(b)は上型1が閉じられ
て水硬性無機材6が賦型された態様を示すものである。
【0030】7は上型1が閉じられて賦型された成形体
であり、このとき水硬性無機材6の充填をよくするため
に、下型2には振動発生装置(図示しない)により振動
が与えられて、賦型が行われる。7aはやや過剰気味に
供給された水硬性無機材6が賦型後に余分な材料として
型外にはみ出した余剰材である。
であり、このとき水硬性無機材6の充填をよくするため
に、下型2には振動発生装置(図示しない)により振動
が与えられて、賦型が行われる。7aはやや過剰気味に
供給された水硬性無機材6が賦型後に余分な材料として
型外にはみ出した余剰材である。
【0031】図9は、第三工程の説明図である。図9に
おいて、8はクランプであり、このクランプ8により上
型1と下型2が型締めされて賦型状態が保持され、成形
体7は養生硬化される。
おいて、8はクランプであり、このクランプ8により上
型1と下型2が型締めされて賦型状態が保持され、成形
体7は養生硬化される。
【0032】図10は、第四工程の説明図である。図1
0において、第三工程で養生硬化されて成形の完了した
成形品71は、上型1が開かれると、下型2よりこの下
型2の表面型22と一緒に外されてくる。表面型22に
密着した成形品71は、表面型22が弾性により容易に
変形するので、変形や割れを発生させることなく表面型
22より離型させることができる。
0において、第三工程で養生硬化されて成形の完了した
成形品71は、上型1が開かれると、下型2よりこの下
型2の表面型22と一緒に外されてくる。表面型22に
密着した成形品71は、表面型22が弾性により容易に
変形するので、変形や割れを発生させることなく表面型
22より離型させることができる。
【0033】又、成形品71が逆テーパになっている形
状や彫りの深い加飾を有する薄肉の場合であっても、上
記説明のように表面型22の弾性による変形により、む
しれやクラックを発生させることなく離型させることが
できる。
状や彫りの深い加飾を有する薄肉の場合であっても、上
記説明のように表面型22の弾性による変形により、む
しれやクラックを発生させることなく離型させることが
できる。
【0034】尚、表面型に透明なシリコンゴムを用いた
場合には、水硬性無機材の充填状況を確認しながら作業
を進めることができ、充填不良の発生を未然に防止でき
る利点がある。
場合には、水硬性無機材の充填状況を確認しながら作業
を進めることができ、充填不良の発生を未然に防止でき
る利点がある。
【0035】
【発明の効果】本発明においては、請求項1記載の水硬
性無機材用成形型を用い、第一工程で開型された下型の
キャビティ面に水硬性無機材を薄く引き延ばすととも
に、水硬性無機材に含まれる泡を除去して脱泡成形し、
第二工程で水硬性無機材を下型内に供給し、下型を振動
させながら上型を閉じて賦型し、第三工程でクランプに
より型締めして養生硬化させ、第四工程で開型して表面
型に密着した成形品を引き剥がして離型させることによ
り、曲げ強度が40kg/cm2 と小さく、逆テーパに
なっている形状や彫りの深い加飾を有する薄肉の大きい
成形品であっても、むしれやクラックの発生しない品質
が優れた製品が得られる。
性無機材用成形型を用い、第一工程で開型された下型の
キャビティ面に水硬性無機材を薄く引き延ばすととも
に、水硬性無機材に含まれる泡を除去して脱泡成形し、
第二工程で水硬性無機材を下型内に供給し、下型を振動
させながら上型を閉じて賦型し、第三工程でクランプに
より型締めして養生硬化させ、第四工程で開型して表面
型に密着した成形品を引き剥がして離型させることによ
り、曲げ強度が40kg/cm2 と小さく、逆テーパに
なっている形状や彫りの深い加飾を有する薄肉の大きい
成形品であっても、むしれやクラックの発生しない品質
が優れた製品が得られる。
【0036】又、請求項2記載の本発明の水硬性無機材
用成形型を用い、上記と同様の方法で成形することによ
り、本体型と表面型が固定されているから、振動及び重
力の影響による上型の本体型と表面型の中央部が分離す
ることがなく、寸法安定性が優れた製品が得られる。従
って、水硬性無機材用成形型及び成形方法として好適で
ある。
用成形型を用い、上記と同様の方法で成形することによ
り、本体型と表面型が固定されているから、振動及び重
力の影響による上型の本体型と表面型の中央部が分離す
ることがなく、寸法安定性が優れた製品が得られる。従
って、水硬性無機材用成形型及び成形方法として好適で
ある。
【図1】請求項1記載の本発明の水硬性無機材用成形型
の一例を示す断面図。
の一例を示す断面図。
【図2】請求項2記載の本発明の水硬性無機材用成形型
の一例を示す断面図。
の一例を示す断面図。
【図3】アンダーカットリブの拡大断面図。
【図4】請求項2記載の本発明の水硬性無機材用成形型
の他の例を示す断面図。
の他の例を示す断面図。
【図5】固定治具70の詳細図。
【図6】固定治具70の詳細図。
【図7】第一工程の説明図。
【図8】第二工程の説明図であり、(a)は下型に成形
材料である水硬性無機材が供給された態様を示す。
(b)は上型が閉じられて水硬性無機材が賦型された態
様を示す。
材料である水硬性無機材が供給された態様を示す。
(b)は上型が閉じられて水硬性無機材が賦型された態
様を示す。
【図9】第三工程の説明図。
【図10】第四工程の説明図。
1、10、30 上型 2、20、40 下型 11、21、101、301、401 本体型 12、22、102、302、402 表面型 3、4 補強材 5 表層 6 水硬性無機材 7 成形体 7a 余剰材 8 クランプ 70 固定治具 71 成形品 103、203 アンダーカットリブ 105、205 嵌合溝 204、404 支持枠 301、50 キャビティ 401、60 オーバーフロー孔
Claims (3)
- 【請求項1】 上型と下型より形成されたキャビティに
水硬性無機材を充填して成形する水硬性無機材用成形型
であって、上型と下型が剛性を有する材料よりなる本体
型と、この本体型の表面が弾性を有する材料よりなる表
面型とにより構成された2層構造であることを特徴とす
る水硬性無機材用成形型。 - 【請求項2】 本体型と表面型が着脱自在に固定される
ようになされていることを特徴とする請求項1記載の水
硬性無機材用成形型。 - 【請求項3】 請求項1、或いは請求項2記載の水硬性
無機材用成形型を用い、開型された下型のキャビティ面
に水硬性無機材を薄く引き延ばすとともに、水硬性無機
材に含まれる泡を除去して脱泡成形する第一工程と、水
硬性無機材を下型内に供給し、下型を振動させながら上
型を閉じて賦型する第二工程と、クランプにより型締め
して養生硬化させる第三工程と、開型して表面型に密着
した成形品を引き剥がして離型する第四工程よりなるこ
とを特徴とする水硬性無機材の成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18718594A JPH081634A (ja) | 1994-04-21 | 1994-08-09 | 水硬性無機材用成形型及び成形方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8316794 | 1994-04-21 | ||
| JP6-83167 | 1994-04-21 | ||
| JP18718594A JPH081634A (ja) | 1994-04-21 | 1994-08-09 | 水硬性無機材用成形型及び成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH081634A true JPH081634A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=26424222
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18718594A Pending JPH081634A (ja) | 1994-04-21 | 1994-08-09 | 水硬性無機材用成形型及び成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH081634A (ja) |
-
1994
- 1994-08-09 JP JP18718594A patent/JPH081634A/ja active Pending
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