JPH0737295Y2 - 高圧トランス - Google Patents

高圧トランス

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JPH0737295Y2
JPH0737295Y2 JP1989054222U JP5422289U JPH0737295Y2 JP H0737295 Y2 JPH0737295 Y2 JP H0737295Y2 JP 1989054222 U JP1989054222 U JP 1989054222U JP 5422289 U JP5422289 U JP 5422289U JP H0737295 Y2 JPH0737295 Y2 JP H0737295Y2
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JP
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bobbin
transformer
voltage transformer
resin
winding
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一 伊東
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TDK Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えばバーナの点火器等に使用される高圧ト
ランスに関する。
(従来の技術) 従来の高圧トランスは、樹脂製筒状ボビンの片側に一次
巻線を巻回し、他側に二次巻線を巻回した構造を有し、
出力端子は、二次巻線の両端の鍔に設けていた。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来構造においては、出力電圧をより高くする必要
がある場合、出力端子間の間隔が絶縁破壊の面で充分で
なく、このため、ボビンの二次巻線巻回部の長さを所定
の長さ以上に確保しなければならず、小型化する上で障
害になるという問題点があった。
このような問題点を解決するため、例えば実開昭60−15
3514号公報に開示されているように、ボビンの中央部に
一次巻線を巻き、その両側に二次巻線を巻いたものがあ
る。このような構成とすれば、出力端子間の間隔が一次
巻線巻回部の長さだけ大となり、従って絶縁破壊が起こ
りにくくなり、短絡が起こりにくい高圧トランスが提供
でき、また、出力電圧の高い高圧トランスを提供でき
る。また、出力端子間隔を大とするためにボビンの二次
巻線巻回部を長くする必要がなくなり、トランスの小型
化が達成される。
本考案は、このように二次巻線と一次巻線の配設構造を
有する高圧トランスにおいて、注型により樹脂で全体を
覆う場合、樹脂が容易に充填されて絶縁耐圧を向上させ
ることができ、製造上のばらつきなく、外周面を注型樹
脂により覆った高圧トランスを提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するため、ボビンの中央部の
鍔により区画された部分に一次巻線を巻回し、該一次巻
線巻回部の両側の鍔により区画された部分に、相互に接
続される二次巻線を巻回し、二次巻線の出力端子を、ボ
ビンの両端部に設けた高圧トランスにおいて、前記高圧
トランスを絶縁性樹脂によって注型し、前記ボビンの両
端面に、注型用の型の内面に設ける台部に載置する突起
を設けることにより、ボビンの外周面を注型樹脂により
覆ったことを特徴とする。
本考案において、樹脂のトランス取付け基板への取付け
面を台形に形成して前記樹脂の両端面をテーパー面に形
成し、前記取付け面の幅の広い側に前記二次巻線の出力
端子を配設し、幅の狭い側に入力端子を配設した構成と
することがより好ましい。
また、本考案においては、ボビンの一次巻線の両側の鍔
にそれぞれ二次巻線の中継端子が設けられるが、これら
の中継端子を線材によって直接接続する構成以外に、ト
ランスの取付け基板上に形成した導体パターンにより前
記中継端子どうしを接続する構成が採用される。
(作用) 本考案においては、ボビンの両端に突起を設け、該突起
を注型用の型の内面に形成した台部上に載置する構成と
したので、型の内面とボビン外周との間に間隙が形成さ
れて型の内面とボビンとの間に注型樹脂を容易に充填す
ることができ、絶縁耐圧を向上させることができる。ま
た、ボビンを注型用型内に正しい姿勢でセットできるの
で、製造上のばらつきなく、注型樹脂で外周面を覆った
高圧トランスが提供可能となる。
また、取付け面を台形にして注型樹脂の両端面をテーパ
ー状に形成した場合には、トランスの取付け板等への取
付けの際、方向性が一目にして判別でき、取付けが容易
となる。
また、中継端子どうしを取付け基板上の導体パターンに
よって接続することにより、中継端子間を線材によって
接続する作業が不要となる。
(実施例) 第1図は本考案による高圧トランスの一実施例を注型樹
脂を透視して示す正面図、第2図はその底面図、第3図
および第4図はそれぞれ第1図の右側面図および左側面
図である。第1図ないし第4図において、1は絶縁性樹
脂製ボビンであり、該ボビン1は筒状部1aの全長にわた
り、鍔1a〜1iをそれぞれ所定間隔を持って形成してな
る。筒状部1a内には、コア10を嵌着している。
2は一次巻線、3a〜3fは二次巻線を構成する分割巻線で
あり、一次巻線2は、ボビン1の中央部、すなわち端子
台を兼ねた広幅の鍔1e、1fで区画された部分に巻回さ
れ、該一次巻線2の両端は、鍔1e、1fに固定された入力
端子4a、4bにからげて半田付けされる。
二次巻線は、左側の3組の分割巻線3a〜3cと、右側の分
割巻線3d〜3fとからなり、左側分割巻線3a、3b、3cは、
それぞれ鍔1bと1c、1cと1d、1dと1eで区画された部分に
巻回され、分割巻線3a〜3c間の端部は鍔1c、1dに設けら
れた溝5に嵌めて隣接する分割巻線にわたした一連のも
のであり、その一端は鍔1bに固定した出力端子6aにから
げて半田付けし、他端は前記鍔1eに固定した中継端子7a
にからげて半田付けしている。右側の分割巻線3d〜3fも
それぞれ鍔1fと1g、1gと1h、1hと1i間に巻回された一連
のものであり、その一端を鍔1fに固定した中継端子7bに
からげて半田付けし、他端を鍔1iに固定した出力端子6b
にからげて半田付けしている。
前記端子台を兼ねた鍔1eと1fには、一次巻線2に重ねて
巻かれたスイッチング用のフィードバック巻線の両端を
接続する端子8a、8bが固定されている。
9は絶縁性の注型樹脂であり、該注型樹脂は、端子4a、
4b、6a、6b、7a、7b、8a、8bの先端部を除いてトランス
全体を一体に覆っている。前記注型樹脂9より端子4a等
を突出させた面9aが平面状の取付け面であり、第2図な
いし第4図に示すように、出力端子6a、6bは取付け面9a
における入力端子4a、4bの反対側の角部に設けてある。
すなわち、出力端子6a、6bは、ボビン1の両端の鍔1b、
1iに突設した突起11,12にそれぞれ基端部を固定し、中
間部を取付け面9a側に設けた突起13、14に貫通固定して
いる。
第2図に示すように、注型樹脂の取付け面を台形に形成
し、注型樹脂9の両端面どうしの間隔は、出力端子6a、
6bを取付けた側の間隔W1がその反対側の入力端子4a、4b
を取付けた側の間隔W2より大となるようにテーパー状に
形成してある。
15、16はそれぞれボビン1の両端の鍔1b、1iに設けた円
形の突起であり、第5図の平面図および第6図の断面図
に示すように、巻線2、3a〜3fを施したボビン1を注型
用型17に入れ、注型用の樹脂を型17内に注入して硬化さ
せる場合、これらの突起15、16および前記出力端子6a、
6bの根本部を固定する突起11、12を、型17内の4隅に設
けた台部18、19、20、21にそれぞれ載置し、これによ
り、型17の内面とボビン1との間に間隙Gが形成される
ようにし、注入した注型樹脂がこの間隙Gに容易に浸入
してボビン1の外周が樹脂9によって覆われるようにす
ると共に、注型樹脂を成形部の上辺23より周囲の受け溝
22に溢れさせて放置あるいは加熱して樹脂を硬化させる
際、ボビン1の姿勢が水平に保持されるようにしてい
る。
また、突起15、16を円形に形成することにより、注型樹
脂中に含まれている気泡を真空吸引して脱泡する際、気
泡が容易に突起15、16の下面から抜けるようにしてい
る。
このトランスは、第7図に示すように、取付け基板24に
設けた孔25に端子6a、6b、7a、7b(他の端子4a、4b、8
a、8bについても同様)を挿通し半田付けするが、中継
端子7a、7bどうしは、取付け基板24上に形成した導体パ
ターン27により相互に接続し、これにより、トランス製
造時において、中継端子7a、7bどうしを線材により接続
する作業(この作業は手作業となる)が不要となる。
(考案の効果) 請求項1によれば、ボビンの両端面に、型の内面に設け
た台に載置する突起を設けたので、注型用型内でボビン
の周囲に注型樹脂が容易に充填されてボビン等を覆うこ
とができ、絶縁耐圧を向上させることができる。また、
ボビンを注型用型内に正しい姿勢でセットでき、製造上
のばらつきなく、注型樹脂で外周面を覆った高圧トラン
スが提供可能となる。
請求項2によれば、注型樹脂の両端面をテーパー状に形
成したので、トランスの取付け板等への取付けの際、方
向性が一目にして判別でき、取付けが容易となる。ま
た、出力端子をトランスの取付け面の片側の角部に設
け、その出力端子を設けた側の両端面間隔より反対側の
両端面間隔を小としたので、出力端子間隔を大とし、か
つ注型樹脂量を低減できる。
請求項3によれば、取付け基板に設けた導体パターンに
より二次巻線の中継端子どうしを接続したので、トラン
ス製造時における中継端子接続作業が不要となり、製造
能率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による高圧トランスの一実施例を、注型
樹脂部を透視して示す正面図、第2図はその底面図、第
3図および第4図はそれぞれ第1図の右側面図および左
側面図、第5図は該実施例の注型用型の一例を示す平面
図、第6図は第5図の型に巻線後のボビンをセットした
状態を示す断面図、第7図は該実施例の高圧トランスを
取付け基板に取付けた状態を示す一部断面背面図であ
る。 1:ボビン、1a:筒体部、1b〜1i:鍔、2:一次巻線、3a〜3
f:二次巻線、4a、4b:入力端子、6a、6b:出力端子、7a、
7b:中継端子、8a、8b:フィードバック端子、9:注型樹
脂、10:コア、11〜16:突起、17:注型用型、18〜21:台部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボビンの中央部の鍔により区画された部分
    に一次巻線を巻回し、該一次巻線巻回部の両側の鍔によ
    り区画された部分に、相互に接続される二次巻線を巻回
    し、二次巻線の出力端子を、ボビンの両端部に設けた高
    圧トランスにおいて、 前記高圧トランスを絶縁性樹脂によって注型し、前記ボ
    ビンの両端面に、注型用の型の内面に設ける台部に載置
    する突起を設けることにより、ボビンの外周面を注型樹
    脂により覆ったことを特徴とする高圧トランス。
  2. 【請求項2】該樹脂のトランス取付け基板への取付け面
    を台形に形成して前記樹脂の両端面をテーパー面に形成
    し、前記取付け面の幅の広い側に前記二次巻線の出力端
    子を配設し、幅の狭い側に入力端子を配設したことを特
    徴とする請求項1記載の高圧トランス。
  3. 【請求項3】請求項1または2のいずれかに記載したト
    ランスのボビンの一次巻線の両側の鍔にそれぞれ二次巻
    線の中継端子を設け、これらの中継端子を、トランスの
    取付け基板上に設けた導体パターンにより接続すること
    を特徴とする高圧トランス。
JP1989054222U 1989-05-11 1989-05-11 高圧トランス Expired - Lifetime JPH0737295Y2 (ja)

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JP4707050B2 (ja) * 2004-12-02 2011-06-22 Fdk株式会社 インバータトランス

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JPS60153514U (ja) * 1984-03-22 1985-10-12 澤藤電機株式会社 内燃機関用点火コイル

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