JPH06144724A - エレベータの制御装置 - Google Patents
エレベータの制御装置Info
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- JPH06144724A JPH06144724A JP4299765A JP29976592A JPH06144724A JP H06144724 A JPH06144724 A JP H06144724A JP 4299765 A JP4299765 A JP 4299765A JP 29976592 A JP29976592 A JP 29976592A JP H06144724 A JPH06144724 A JP H06144724A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 エレベータかごの着床位置を制御することに
より、再床合わせ動作の回数を減少し、省エネルギー
で、かつ、長寿命のエレベータの制御装置を提供する。 【構成】 速度指令5Aを補正して、かご内負荷及び目
的階の昇降路位置に応じて、かご3の着床位置を階床レ
ベルより上下に補正する。かご内負荷が全負荷の場合は
階床レベルより下方に、無負荷の場合は上方に補正す
る。
より、再床合わせ動作の回数を減少し、省エネルギー
で、かつ、長寿命のエレベータの制御装置を提供する。 【構成】 速度指令5Aを補正して、かご内負荷及び目
的階の昇降路位置に応じて、かご3の着床位置を階床レ
ベルより上下に補正する。かご内負荷が全負荷の場合は
階床レベルより下方に、無負荷の場合は上方に補正す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエレベータの制御装置に
関するものであり、特に、エレベータの着床位置を制御
する装置の改良に関するものである。
関するものであり、特に、エレベータの着床位置を制御
する装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エレベータかごの着床精度に対しては従
来から厳しい要求があり、種々の制御方法が提案されて
きた。例えば、従来のこの種のエレベータの制御装置と
して、特公昭64−10434号公報に掲載の技術を挙
げることができる。この着床制御装置では、パルス発生
器が発生するパルスを計数器により計数することによ
り、かご位置を検出する。そして、かごが停止階の手前
の所定の距離に到達すると、走行速度指令から着床速度
指令に切替えて、かごを高速運転から着床運転に切替
え、そのかご位置に対応する着床速度指令値を記憶素子
から抽出することにより、かごの着床速度を制御して、
かごを目的階の階床の所定位置に着床させる。このと
き、着床速度指令値は漸減されて、かごの着床速度は漸
減され、かごは着床誤差範囲内に入ると停止する。
来から厳しい要求があり、種々の制御方法が提案されて
きた。例えば、従来のこの種のエレベータの制御装置と
して、特公昭64−10434号公報に掲載の技術を挙
げることができる。この着床制御装置では、パルス発生
器が発生するパルスを計数器により計数することによ
り、かご位置を検出する。そして、かごが停止階の手前
の所定の距離に到達すると、走行速度指令から着床速度
指令に切替えて、かごを高速運転から着床運転に切替
え、そのかご位置に対応する着床速度指令値を記憶素子
から抽出することにより、かごの着床速度を制御して、
かごを目的階の階床の所定位置に着床させる。このと
き、着床速度指令値は漸減されて、かごの着床速度は漸
減され、かごは着床誤差範囲内に入ると停止する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のエレベータの制
御装置は、上記のように構成されているから、着床時の
かご内の乗心地は改善することができるものの、かごの
着床位置の制御の点ではまだ十分とは言えなかった。即
ち、このエレベータの制御装置では、かごは着床誤差範
囲内に入ると停止するが、かごからの乗客の乗降によ
り、かご内負荷が増減して、かごが昇降路の階床の停止
位置より上下に移動し、着床誤差範囲から外れた場合、
かごを着床誤差範囲内に復帰及び停止すべく、かごの再
床合わせを行なう必要がある。したがって、かごを正規
の着床位置である着床誤差範囲内に着床した場合でも、
かごからの乗客の乗降等により再床合わせ動作の回数が
増加し、これにより、消費電力量が増加したり、各種機
器の寿命が短くなる等の可能性がある。
御装置は、上記のように構成されているから、着床時の
かご内の乗心地は改善することができるものの、かごの
着床位置の制御の点ではまだ十分とは言えなかった。即
ち、このエレベータの制御装置では、かごは着床誤差範
囲内に入ると停止するが、かごからの乗客の乗降によ
り、かご内負荷が増減して、かごが昇降路の階床の停止
位置より上下に移動し、着床誤差範囲から外れた場合、
かごを着床誤差範囲内に復帰及び停止すべく、かごの再
床合わせを行なう必要がある。したがって、かごを正規
の着床位置である着床誤差範囲内に着床した場合でも、
かごからの乗客の乗降等により再床合わせ動作の回数が
増加し、これにより、消費電力量が増加したり、各種機
器の寿命が短くなる等の可能性がある。
【0004】そこで、本発明は、エレベータかごの着床
位置を制御することにより、再床合わせ動作の回数を減
少し、省エネルギーで、かつ、長寿命のエレベータの制
御装置の提供を課題とするものである。
位置を制御することにより、再床合わせ動作の回数を減
少し、省エネルギーで、かつ、長寿命のエレベータの制
御装置の提供を課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
エレベータの制御装置は、かごが目的階の床前の所定距
離に到達したときに、位置検出器の動作により速度指令
補正手段を作動して、かご内負荷及び目的階の昇降路位
置に応じて、かご内負荷の増減によるかご位置の上下へ
の変化を相殺する方向に予め着床位置を補正するよう、
速度指令手段からの速度指令を補正するものである。
エレベータの制御装置は、かごが目的階の床前の所定距
離に到達したときに、位置検出器の動作により速度指令
補正手段を作動して、かご内負荷及び目的階の昇降路位
置に応じて、かご内負荷の増減によるかご位置の上下へ
の変化を相殺する方向に予め着床位置を補正するよう、
速度指令手段からの速度指令を補正するものである。
【0006】請求項2の発明にかかるエレベータの制御
装置は、かごが目的階の床前の所定距離に到達したとき
に、第1の位置検出器の動作により速度指令補正手段を
作動して、かご内負荷及び目的階の昇降路位置に応じ
て、かご内負荷の増減によるかご位置の上下への変化を
相殺する方向に予め着床位置を補正するよう、速度指令
手段からの第1の速度指令を補正し、更に、かごが目的
階の階床に着床中に着床誤差範囲を外れたときに、第2
の位置検出器の動作により速度指令手段から再床合わせ
用の第2の速度指令を発生するものである。
装置は、かごが目的階の床前の所定距離に到達したとき
に、第1の位置検出器の動作により速度指令補正手段を
作動して、かご内負荷及び目的階の昇降路位置に応じ
て、かご内負荷の増減によるかご位置の上下への変化を
相殺する方向に予め着床位置を補正するよう、速度指令
手段からの第1の速度指令を補正し、更に、かごが目的
階の階床に着床中に着床誤差範囲を外れたときに、第2
の位置検出器の動作により速度指令手段から再床合わせ
用の第2の速度指令を発生するものである。
【0007】請求項3の発明にかかるエレベータの制御
装置は、請求項1または2の発明にかかるエレベータの
制御装置において、前記速度指令補正手段を前記目的階
が主階床の場合のみ作動するようにしたものである。
装置は、請求項1または2の発明にかかるエレベータの
制御装置において、前記速度指令補正手段を前記目的階
が主階床の場合のみ作動するようにしたものである。
【0008】
【作用】請求項1の発明においては、かごが目的階の床
前の所定距離に到達すると、位置検出器が動作して、速
度指令補正手段が作動する。速度指令補正手段は、かご
内負荷及び目的階の昇降路位置に応じて、速度指令手段
からの速度指令を補正して、かご内負荷の増減によるか
ご位置の上下への変化を相殺する方向に着床位置を補正
する。ここで、かごは、速度指令手段からの速度指令に
よれば、所定の着床位置、例えば、各階床レベルと同一
高さ位置に着床される。したがって、例えば、かご内が
満員である全負荷の場合、かごからの乗客の降車に伴
い、かごは各階床レベルより上方に移動する。しかし、
このとき、かごは速度指令補正手段により、かかる上方
への移動を相殺する方向、即ち、下方へ予めその位置を
補正して着床されているため、かごからの乗客の降車に
伴い、かごは階床レベルに近付く方向に移動する。逆
に、かご内が空車である無負荷状態の場合、かごへの乗
客の乗車に伴い、かごは各階床レベルより下方に移動す
るが、このとき、かごは速度指令補正手段により、かか
る下方への移動を相殺する方向、即ち、上方へ予めその
位置を補正して着床されているため、かごへの乗客の乗
車に伴い、かごは階床レベルに近付く方向に移動する。
これにより、かご内の乗客の乗降によりかごが階床レベ
ルを中心とする着床誤差範囲から外れることを防止でき
る。
前の所定距離に到達すると、位置検出器が動作して、速
度指令補正手段が作動する。速度指令補正手段は、かご
内負荷及び目的階の昇降路位置に応じて、速度指令手段
からの速度指令を補正して、かご内負荷の増減によるか
ご位置の上下への変化を相殺する方向に着床位置を補正
する。ここで、かごは、速度指令手段からの速度指令に
よれば、所定の着床位置、例えば、各階床レベルと同一
高さ位置に着床される。したがって、例えば、かご内が
満員である全負荷の場合、かごからの乗客の降車に伴
い、かごは各階床レベルより上方に移動する。しかし、
このとき、かごは速度指令補正手段により、かかる上方
への移動を相殺する方向、即ち、下方へ予めその位置を
補正して着床されているため、かごからの乗客の降車に
伴い、かごは階床レベルに近付く方向に移動する。逆
に、かご内が空車である無負荷状態の場合、かごへの乗
客の乗車に伴い、かごは各階床レベルより下方に移動す
るが、このとき、かごは速度指令補正手段により、かか
る下方への移動を相殺する方向、即ち、上方へ予めその
位置を補正して着床されているため、かごへの乗客の乗
車に伴い、かごは階床レベルに近付く方向に移動する。
これにより、かご内の乗客の乗降によりかごが階床レベ
ルを中心とする着床誤差範囲から外れることを防止でき
る。
【0009】請求項2の発明においては、かごが目的階
の床前の所定距離に到達すると、位置検出器が動作し
て、速度指令補正手段が作動する。速度指令補正手段
は、かご内負荷及び目的階の昇降路位置に応じて、速度
指令手段からの第1の速度指令を補正して、かご内負荷
の増減によるかご位置の上下への変化を相殺する方向に
着床位置を補正する。ここで、かごは、速度指令手段か
らの第1の速度指令によれば、所定の着床位置、例え
ば、各階床レベルと同一高さ位置に着床される。したが
って、例えば、かご内が満員である全負荷の場合、かご
からの乗客の降車に伴い、かごは各階床レベルより上方
に移動する。しかし、このとき、かごは速度指令補正手
段により、かかる上方への移動を相殺する方向、即ち、
下方へ予めその位置を補正して着床されているため、か
ごからの乗客の降車に伴い、かごは階床レベルに近付く
方向に移動する。逆に、かご内が空車である無負荷状態
の場合、かごへの乗客の乗車に伴い、かごは各階床レベ
ルより下方に移動するが、このとき、かごは速度指令補
正手段により、かかる下方への移動を相殺する方向、即
ち、上方へ予めその位置を補正して着床されているた
め、かごへの乗客の乗車に伴い、かごは階床レベルに近
付く方向に移動する。これにより、かご内の乗客の乗降
によりかごが階床レベルを中心とする着床誤差範囲から
位置ずれすることを防止できる。また、かごが目的階の
階床に着床中に着床誤差範囲を外れたときは、第2の位
置検出器の動作により速度指令手段が再床合わせ用の第
2の速度指令を発生するため、かごが常に所定の着床位
置に配置される。
の床前の所定距離に到達すると、位置検出器が動作し
て、速度指令補正手段が作動する。速度指令補正手段
は、かご内負荷及び目的階の昇降路位置に応じて、速度
指令手段からの第1の速度指令を補正して、かご内負荷
の増減によるかご位置の上下への変化を相殺する方向に
着床位置を補正する。ここで、かごは、速度指令手段か
らの第1の速度指令によれば、所定の着床位置、例え
ば、各階床レベルと同一高さ位置に着床される。したが
って、例えば、かご内が満員である全負荷の場合、かご
からの乗客の降車に伴い、かごは各階床レベルより上方
に移動する。しかし、このとき、かごは速度指令補正手
段により、かかる上方への移動を相殺する方向、即ち、
下方へ予めその位置を補正して着床されているため、か
ごからの乗客の降車に伴い、かごは階床レベルに近付く
方向に移動する。逆に、かご内が空車である無負荷状態
の場合、かごへの乗客の乗車に伴い、かごは各階床レベ
ルより下方に移動するが、このとき、かごは速度指令補
正手段により、かかる下方への移動を相殺する方向、即
ち、上方へ予めその位置を補正して着床されているた
め、かごへの乗客の乗車に伴い、かごは階床レベルに近
付く方向に移動する。これにより、かご内の乗客の乗降
によりかごが階床レベルを中心とする着床誤差範囲から
位置ずれすることを防止できる。また、かごが目的階の
階床に着床中に着床誤差範囲を外れたときは、第2の位
置検出器の動作により速度指令手段が再床合わせ用の第
2の速度指令を発生するため、かごが常に所定の着床位
置に配置される。
【0010】請求項3の発明においては、かごが着床す
る目的階が、交通量が特に多い主階床以外の階床の場合
は、速度指令補正手段による速度指令の補正は行なわれ
ない。しかし、主階床以外の階床では交通量は少く、乗
客の乗降によるかご内負荷の増減変化量も少いため、か
ごが大きく上下動して着床誤差範囲から外れるおそれは
少い。また、特定の階床である主階床のみでかごの着床
位置の補正を行なえばよいため、速度指令補正手段の構
成が簡単になる。
る目的階が、交通量が特に多い主階床以外の階床の場合
は、速度指令補正手段による速度指令の補正は行なわれ
ない。しかし、主階床以外の階床では交通量は少く、乗
客の乗降によるかご内負荷の増減変化量も少いため、か
ごが大きく上下動して着床誤差範囲から外れるおそれは
少い。また、特定の階床である主階床のみでかごの着床
位置の補正を行なえばよいため、速度指令補正手段の構
成が簡単になる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1は本
発明の一実施例のエレベータの制御装置の全体構成図で
ある。なお、図中、従来例と同一符号及び同一記号は、
従来例の構成部分と同一または相当部分を示すものであ
るから、ここでは、重複する説明を省略する。
発明の一実施例のエレベータの制御装置の全体構成図で
ある。なお、図中、従来例と同一符号及び同一記号は、
従来例の構成部分と同一または相当部分を示すものであ
るから、ここでは、重複する説明を省略する。
【0012】図において、1は綱車、2は綱車1に巻掛
けられたロープ、3はロープ2の一端に支持されたか
ご、4はロープ2の他端に支持されたカウンタウエィト
である。なお、2Aはロープ2のうちかご3を保持する
部分である。5はかご3の走行速度を指令する速度指令
手段、5Aは速度指令手段5の出力である速度指令、6
は速度指令5Aを入力する加算器、7はVVVF(可変
電圧可変周波数)制御装置により構成され、加算器6の
加算結果を入力する電動機制御手段、8は前記綱車1を
駆動してかご3を巻上げる誘導電動機、9は誘導電動機
8の回転数を検出する速度検出器である。なお、本実施
例では、速度指令手段5を速度指令補正手段として兼用
している。10はかご3の下部に設置され、かご3を支
持する防振ゴム、11は防振ゴム10の圧縮量を差動ト
ランスにより検出し、かご3内の乗客重量等の荷重(か
ご内負荷)を検出する荷重検出器、12は昇降路の各階
床に対応して所定高さ位置に設置された遮蔽板、13,
14,15はかご3の上方の上下方向に所定間隔で順に
配置され、遮蔽板12に対向するとそれぞれ出力13
A,14A,15Aを発する位置検出器、16は位置検
出器13,14,15の取付腕、17は両端がかご3に
固定され、かご3の昇降により駆動されるロープ、18
はロープ17により駆動される綱車、19はロープ18
を緊張状態に維持する張り車、20は綱車18の回転を
検出するパルス発生器、20Aはパルス発生器20の出
力であるパルス列を示す。
けられたロープ、3はロープ2の一端に支持されたか
ご、4はロープ2の他端に支持されたカウンタウエィト
である。なお、2Aはロープ2のうちかご3を保持する
部分である。5はかご3の走行速度を指令する速度指令
手段、5Aは速度指令手段5の出力である速度指令、6
は速度指令5Aを入力する加算器、7はVVVF(可変
電圧可変周波数)制御装置により構成され、加算器6の
加算結果を入力する電動機制御手段、8は前記綱車1を
駆動してかご3を巻上げる誘導電動機、9は誘導電動機
8の回転数を検出する速度検出器である。なお、本実施
例では、速度指令手段5を速度指令補正手段として兼用
している。10はかご3の下部に設置され、かご3を支
持する防振ゴム、11は防振ゴム10の圧縮量を差動ト
ランスにより検出し、かご3内の乗客重量等の荷重(か
ご内負荷)を検出する荷重検出器、12は昇降路の各階
床に対応して所定高さ位置に設置された遮蔽板、13,
14,15はかご3の上方の上下方向に所定間隔で順に
配置され、遮蔽板12に対向するとそれぞれ出力13
A,14A,15Aを発する位置検出器、16は位置検
出器13,14,15の取付腕、17は両端がかご3に
固定され、かご3の昇降により駆動されるロープ、18
はロープ17により駆動される綱車、19はロープ18
を緊張状態に維持する張り車、20は綱車18の回転を
検出するパルス発生器、20Aはパルス発生器20の出
力であるパルス列を示す。
【0013】図2は速度指令手段5の構成を示すブロッ
ク図である。図において、101は中央処理装置(以下
CPUという)、102はかご3の昇降制御用のプログ
ラム及びデータ等が記憶されているリード・オンリ・メ
モリ(以下ROMという)、103はランダム・アクセ
ス・メモリ(以下RAMという)、104は所定の時限
が経過するごとに割込信号を発するタイマ、105はC
PU101が演算した速度指令5Aを出力する出力回
路、106はパルス発生器20が発生するパルス列20
Aのパルス数を計数するカウンタ、107は荷重検出器
11の出力11AをCPU101に入力する入力回路、
108は位置検出器13,14,15の出力13A,1
4A,15AをCPU101に入力する入力回路、10
9はアドレス及びデータ等のバスである。
ク図である。図において、101は中央処理装置(以下
CPUという)、102はかご3の昇降制御用のプログ
ラム及びデータ等が記憶されているリード・オンリ・メ
モリ(以下ROMという)、103はランダム・アクセ
ス・メモリ(以下RAMという)、104は所定の時限
が経過するごとに割込信号を発するタイマ、105はC
PU101が演算した速度指令5Aを出力する出力回
路、106はパルス発生器20が発生するパルス列20
Aのパルス数を計数するカウンタ、107は荷重検出器
11の出力11AをCPU101に入力する入力回路、
108は位置検出器13,14,15の出力13A,1
4A,15AをCPU101に入力する入力回路、10
9はアドレス及びデータ等のバスである。
【0014】次に、上記のように構成された本実施例の
エレベータの制御装置の動作を説明する。かご3の走行
指令が図示しないエレベータ制御盤から出力されると、
速度指令手段5内のCPU101が速度指令5Aを演算
し、加算器6を介して電動機制御手段7に供給する。こ
れにより、誘導電動機8が速度指令5Aに従って所定速
度で回転し、綱車1を回転させることにより、かご3が
対応する所定速度で走行を開始する。一方、誘導電動機
8の回転数は、速度検出器9によって検出され、加算器
6に速度帰還信号として供給される。このようにして、
かご3の走行速度は精度高く制御される。また、かご3
が走行するとロープ17が駆動され、綱車18及び張り
車19を回転させる。これにより、パルス発生器20が
綱車18の回転量に応じたパルス列20Aを発生し、速
度指令手段5が、カウンタ106によってそのパルス数
を計数する。CPU101はこの計数値を基に昇降路に
おけるかご3の現在位置を演算する。かご3が走行中に
停止すべき階床が決定され減速開始点に到達すると、か
ご3は減速を開始する。
エレベータの制御装置の動作を説明する。かご3の走行
指令が図示しないエレベータ制御盤から出力されると、
速度指令手段5内のCPU101が速度指令5Aを演算
し、加算器6を介して電動機制御手段7に供給する。こ
れにより、誘導電動機8が速度指令5Aに従って所定速
度で回転し、綱車1を回転させることにより、かご3が
対応する所定速度で走行を開始する。一方、誘導電動機
8の回転数は、速度検出器9によって検出され、加算器
6に速度帰還信号として供給される。このようにして、
かご3の走行速度は精度高く制御される。また、かご3
が走行するとロープ17が駆動され、綱車18及び張り
車19を回転させる。これにより、パルス発生器20が
綱車18の回転量に応じたパルス列20Aを発生し、速
度指令手段5が、カウンタ106によってそのパルス数
を計数する。CPU101はこの計数値を基に昇降路に
おけるかご3の現在位置を演算する。かご3が走行中に
停止すべき階床が決定され減速開始点に到達すると、か
ご3は減速を開始する。
【0015】図3は速度指令手段5のROM102に格
納された速度指令用プログラムのフローチャートを示
す。速度指令手段5のCPU101は、タイマ104が
割込信号を発生するごとに、図3のフローチャートに示
す速度指令用プログラムを周期的に繰返し演算する。そ
して、CPU101は、ステップS301にて現在の運
転モードが減速モードかどうか、即ち、かご3が前記減
速開始点に到達したか否かを判定し、かご3が減速開始
点に到達していれば、次のステップS302及びステッ
プS303に進む。
納された速度指令用プログラムのフローチャートを示
す。速度指令手段5のCPU101は、タイマ104が
割込信号を発生するごとに、図3のフローチャートに示
す速度指令用プログラムを周期的に繰返し演算する。そ
して、CPU101は、ステップS301にて現在の運
転モードが減速モードかどうか、即ち、かご3が前記減
速開始点に到達したか否かを判定し、かご3が減速開始
点に到達していれば、次のステップS302及びステッ
プS303に進む。
【0016】ここで、ステップS302及びステップS
303の内容を図4に従って詳述する。図4(a),
(b)は速度指令手段5のROM102の距離対速度指
令値のテーブル例、図4(c)は速度指令手段5のRO
M102のテーブルの距離対速度指令値の関係を示す特
性図である。図4(c)に示すように、このテーブルに
は所定の速度指令5Aの値、即ち、目的階までの距離D
S1、DS2・・・DSX・・・DSNに対応する速度
指令値VP1、VP2・・・VPX・・・VPNが格納
されている。図4(a),(b)において、ADS1、
ADS2・・・ADSX・・・ADSNは距離DS1、
DS2・・・DSX・・・DSNに対応するROM10
2のアドレス、AVP1、AVP2・・・AVPX・・
・AVPNは速度指令値VP1、VP2・・・VPX・
・・VPNが格納してあるROM102のアドレスを示
す。即ち、ステップS302にてCPU101はカウン
タ106の計数値を読込み、目的階までの距離DSXを
算出する。続いて、ステップS303にて、CPU10
1は、図4(a)のテーブルにより、距離DSXに対応
するアドレスADSXから、速度指令値VPXが格納さ
れたアドレスAVPXを抽出し、次に、図4(b)のテ
ーブルから、アドレスAVPXに格納してある速度指令
値VPXを抽出し、これを出力回路105に出力する。
このようにして、減速用の速度指令5Aが発生され、か
かる速度指令5Aに従って、加算器6及び電動機制御手
段7を介して誘導電動機8が減速回転され、綱車1及び
ロープ2を介してかご3が減速する。
303の内容を図4に従って詳述する。図4(a),
(b)は速度指令手段5のROM102の距離対速度指
令値のテーブル例、図4(c)は速度指令手段5のRO
M102のテーブルの距離対速度指令値の関係を示す特
性図である。図4(c)に示すように、このテーブルに
は所定の速度指令5Aの値、即ち、目的階までの距離D
S1、DS2・・・DSX・・・DSNに対応する速度
指令値VP1、VP2・・・VPX・・・VPNが格納
されている。図4(a),(b)において、ADS1、
ADS2・・・ADSX・・・ADSNは距離DS1、
DS2・・・DSX・・・DSNに対応するROM10
2のアドレス、AVP1、AVP2・・・AVPX・・
・AVPNは速度指令値VP1、VP2・・・VPX・
・・VPNが格納してあるROM102のアドレスを示
す。即ち、ステップS302にてCPU101はカウン
タ106の計数値を読込み、目的階までの距離DSXを
算出する。続いて、ステップS303にて、CPU10
1は、図4(a)のテーブルにより、距離DSXに対応
するアドレスADSXから、速度指令値VPXが格納さ
れたアドレスAVPXを抽出し、次に、図4(b)のテ
ーブルから、アドレスAVPXに格納してある速度指令
値VPXを抽出し、これを出力回路105に出力する。
このようにして、減速用の速度指令5Aが発生され、か
かる速度指令5Aに従って、加算器6及び電動機制御手
段7を介して誘導電動機8が減速回転され、綱車1及び
ロープ2を介してかご3が減速する。
【0017】図5はエレベータ制御装置の位置検出器1
3〜15の動作状況を示す特性図である。例えば、目的
階がかご3の現在位置より上方の階床である場合におい
て、かご3が上昇運転中に減速して、目的階の床前距離
−S3に到達すると、かご3の最上位置の位置検出器1
3が昇降路の遮蔽板12と対向して動作し、速度指令手
段5の入力回路108に出力13Aを入力する。更にか
ご3が減速し目的階の床前距離−S2に到達すると、同
様にして、かご3の中央位置の位置検出器14が遮蔽板
12に対向して動作し出力14Aを入力する。かご3が
更に減速して目的階の床前距離−S1に到達すると、か
ご3の最上位置の位置検出器13が遮蔽板12から外れ
て動作停止する一方、中央の位置検出器14からの出力
14Aの供給は持続される。これと逆に、目的階がかご
3の現在位置より下方の階床である場合において、かご
3が下降運転中に減速して、目的階の床前距離S3に到
達すると、かご3の最下位置の位置検出器15が昇降路
の遮蔽板12と対向して動作し、速度指令手段5の入力
回路108に出力15Aを入力する。更にかご3が減速
し目的階の床前距離S2に到達すると、同様にして、か
ご3の中央位置の位置検出器14が遮蔽板12に対向し
て動作する。かご3が更に減速して目的階の床前距離S
1に到達すると、かご3の最下位置の位置検出器15が
遮蔽板12から外れて動作停止する一方、位置検出器1
4からの出力14Aは持続される。なお、図5におい
て、床前距離S1,S2,S3における負号は、かご3
が目的階の階床位置よりS1,S2,S3だけ下方に位
置することを示し、正号は、かご3が目的階の階床位置
よりS1,S2,S3だけ上方に位置することを示す。
また、床前距離−S1〜S1は着床誤差範囲を示し、か
かる着床誤差範囲−S1〜S1が、かご3の再床合わせ
が不要な正規の着床位置とされる。そして、床前距離−
S2〜S2は再床合わせ動作の可能範囲を示し、かご3
が前記着床誤差範囲−S1〜S1外に移動し、前記範囲
−S2〜S2に位置した場合、かご3の再床合わせ動作
が行なわれる。なお、かご3が床前のいずれの範囲に位
置したかは、各位置検出器13,14,15からの出力
13A,14A,15Aの有無により判断される。
3〜15の動作状況を示す特性図である。例えば、目的
階がかご3の現在位置より上方の階床である場合におい
て、かご3が上昇運転中に減速して、目的階の床前距離
−S3に到達すると、かご3の最上位置の位置検出器1
3が昇降路の遮蔽板12と対向して動作し、速度指令手
段5の入力回路108に出力13Aを入力する。更にか
ご3が減速し目的階の床前距離−S2に到達すると、同
様にして、かご3の中央位置の位置検出器14が遮蔽板
12に対向して動作し出力14Aを入力する。かご3が
更に減速して目的階の床前距離−S1に到達すると、か
ご3の最上位置の位置検出器13が遮蔽板12から外れ
て動作停止する一方、中央の位置検出器14からの出力
14Aの供給は持続される。これと逆に、目的階がかご
3の現在位置より下方の階床である場合において、かご
3が下降運転中に減速して、目的階の床前距離S3に到
達すると、かご3の最下位置の位置検出器15が昇降路
の遮蔽板12と対向して動作し、速度指令手段5の入力
回路108に出力15Aを入力する。更にかご3が減速
し目的階の床前距離S2に到達すると、同様にして、か
ご3の中央位置の位置検出器14が遮蔽板12に対向し
て動作する。かご3が更に減速して目的階の床前距離S
1に到達すると、かご3の最下位置の位置検出器15が
遮蔽板12から外れて動作停止する一方、位置検出器1
4からの出力14Aは持続される。なお、図5におい
て、床前距離S1,S2,S3における負号は、かご3
が目的階の階床位置よりS1,S2,S3だけ下方に位
置することを示し、正号は、かご3が目的階の階床位置
よりS1,S2,S3だけ上方に位置することを示す。
また、床前距離−S1〜S1は着床誤差範囲を示し、か
かる着床誤差範囲−S1〜S1が、かご3の再床合わせ
が不要な正規の着床位置とされる。そして、床前距離−
S2〜S2は再床合わせ動作の可能範囲を示し、かご3
が前記着床誤差範囲−S1〜S1外に移動し、前記範囲
−S2〜S2に位置した場合、かご3の再床合わせ動作
が行なわれる。なお、かご3が床前のいずれの範囲に位
置したかは、各位置検出器13,14,15からの出力
13A,14A,15Aの有無により判断される。
【0018】さて、図3のフローチャートに戻って、ス
テップS304で上昇運転で減速中のかご3が目的階の
床前−S2の距離に到達すると、上記したように、かご
3の中央の位置検出器14が動作して、その検出信号を
速度指令手段5の入力回路108に出力する。すると、
ステップS305にてCPU101は入力回路107を
介して荷重検出器11の出力11Aを読込み、かご3内
の乗客重量等によるかご3の荷重を演算する。そして、
ステップS306にて、CPU101はステップS30
3で抽出された速度指令5Aを補正する。本実施例で
は、前記速度指令5Aの補正は、荷重検出器11の出力
11A及び目的階の昇降路位置、正確にはかご3を保持
するロープ2Aの長さに基き行う。
テップS304で上昇運転で減速中のかご3が目的階の
床前−S2の距離に到達すると、上記したように、かご
3の中央の位置検出器14が動作して、その検出信号を
速度指令手段5の入力回路108に出力する。すると、
ステップS305にてCPU101は入力回路107を
介して荷重検出器11の出力11Aを読込み、かご3内
の乗客重量等によるかご3の荷重を演算する。そして、
ステップS306にて、CPU101はステップS30
3で抽出された速度指令5Aを補正する。本実施例で
は、前記速度指令5Aの補正は、荷重検出器11の出力
11A及び目的階の昇降路位置、正確にはかご3を保持
するロープ2Aの長さに基き行う。
【0019】図6(a)は速度指令手段5のROM10
2に格納されたかご内負荷対速度指令補正量の関係を示
す特性図である。例えば、かご3内の最大荷重の50%
を基準のかご内負荷とした場合、かご内負荷が基準値よ
り大きいとき、ロープ2Aはそのかご内負荷により基準
ロープ長より伸び、反対にかご内負荷が基準値より小さ
いときは、ロープ2Aは基準ロープ長より縮む傾向にあ
る。かご3内に乗客が満員の全負荷状態で目的階に着床
した場合、乗客がこれ以上かご3内に乗り込むことは物
理的に不可能であるが、かご3から降車することは可能
である。即ち、かご3内が満員状態の場合、かご内負荷
は乗客の降車とともに減少する方向に向かうのみである
ので、ロープ2Aは負荷変動により縮む方向にある。反
対に、かご3内が空車時における無負荷状態で運転され
ている場合は、かご内負荷はこれ以上減少することはな
く、増加する方向に向かうのみであるので、ロープ2A
はかご3の負荷変動により伸びる方向にある。そこで、
目的階に到着時にかご3内の乗客人数が変化することに
よって生ずるロープ2Aの伸縮に対応して、速度指令手
段5の速度指令5Aの補正量を、着床誤差が少なくなる
ように、図6(a)に示すように設定する。つまり、例
えば、かご内負荷が100%のときの速度指令5Aの補
正量は−5mm、50%のときは0mm、0%のときは+5
mmというように設定する。補正量はこの値に限定される
ものではなく、着床誤差範囲−S1〜S1内において、
ロープ2の種類または特性、または電動機制御手段7の
制御利得等を勘案して最適値を選定する。ここで、補正
量の正号は目的階における着床位置が実際の階床レベル
よりも上方になるように、負号は目的階における着床位
置が実際の階床レベルよりも下方になるように速度指令
5Aを補正することを意味する。
2に格納されたかご内負荷対速度指令補正量の関係を示
す特性図である。例えば、かご3内の最大荷重の50%
を基準のかご内負荷とした場合、かご内負荷が基準値よ
り大きいとき、ロープ2Aはそのかご内負荷により基準
ロープ長より伸び、反対にかご内負荷が基準値より小さ
いときは、ロープ2Aは基準ロープ長より縮む傾向にあ
る。かご3内に乗客が満員の全負荷状態で目的階に着床
した場合、乗客がこれ以上かご3内に乗り込むことは物
理的に不可能であるが、かご3から降車することは可能
である。即ち、かご3内が満員状態の場合、かご内負荷
は乗客の降車とともに減少する方向に向かうのみである
ので、ロープ2Aは負荷変動により縮む方向にある。反
対に、かご3内が空車時における無負荷状態で運転され
ている場合は、かご内負荷はこれ以上減少することはな
く、増加する方向に向かうのみであるので、ロープ2A
はかご3の負荷変動により伸びる方向にある。そこで、
目的階に到着時にかご3内の乗客人数が変化することに
よって生ずるロープ2Aの伸縮に対応して、速度指令手
段5の速度指令5Aの補正量を、着床誤差が少なくなる
ように、図6(a)に示すように設定する。つまり、例
えば、かご内負荷が100%のときの速度指令5Aの補
正量は−5mm、50%のときは0mm、0%のときは+5
mmというように設定する。補正量はこの値に限定される
ものではなく、着床誤差範囲−S1〜S1内において、
ロープ2の種類または特性、または電動機制御手段7の
制御利得等を勘案して最適値を選定する。ここで、補正
量の正号は目的階における着床位置が実際の階床レベル
よりも上方になるように、負号は目的階における着床位
置が実際の階床レベルよりも下方になるように速度指令
5Aを補正することを意味する。
【0020】図6(b)は速度指令手段5のROM10
2に格納された目的階位置対補正係数の関係を示す特性
図である。ロープ2Aの伸縮量は目的階の昇降路位置に
より変化する。即ち、かご3内の負荷変動量が同一であ
っても、目的階が昇降路の下層にあればロープ2Aの伸
縮量は大きく、目的階が昇降路の上層にあればロープ2
Aの伸縮量は小さい。そこで、図6(b)に示すよう
に、例えば、エレベータのサービス階が1階から8階ま
での場合、最上階の8階では補正係数は最小値である0
とし、最下階の1階では補正係数は最大値である1とす
るといった具合に、ロープ2Aの伸縮量が依存する階床
数に対応して、0〜1の範囲で補正係数を選定する。
2に格納された目的階位置対補正係数の関係を示す特性
図である。ロープ2Aの伸縮量は目的階の昇降路位置に
より変化する。即ち、かご3内の負荷変動量が同一であ
っても、目的階が昇降路の下層にあればロープ2Aの伸
縮量は大きく、目的階が昇降路の上層にあればロープ2
Aの伸縮量は小さい。そこで、図6(b)に示すよう
に、例えば、エレベータのサービス階が1階から8階ま
での場合、最上階の8階では補正係数は最小値である0
とし、最下階の1階では補正係数は最大値である1とす
るといった具合に、ロープ2Aの伸縮量が依存する階床
数に対応して、0〜1の範囲で補正係数を選定する。
【0021】図7は速度指令手段5からの補正後の速度
指令5Aを示す特性図である。まず、かご内負荷が50
%のときは、図6(a)から補正量は0mmであるので、
かご3がいずれの階に上昇または下降する場合でも、か
ごの着床位置の補正は行なわれず、速度指令手段5から
の速度指令5Aは図7中の曲線702のようになり、か
ご3は各階の階床レベルと同一高さに着床する。
指令5Aを示す特性図である。まず、かご内負荷が50
%のときは、図6(a)から補正量は0mmであるので、
かご3がいずれの階に上昇または下降する場合でも、か
ごの着床位置の補正は行なわれず、速度指令手段5から
の速度指令5Aは図7中の曲線702のようになり、か
ご3は各階の階床レベルと同一高さに着床する。
【0022】いま、かご内負荷が100%のときに、か
ご3が5階に向かって上昇運転中とすると、図6(a)
から補正量は−5mmであり、また図6(b)から補正係
数は0.6であるから、実際の補正量は、−5mm×0.
6=−3mmとなり、速度指令手段5は、5階の階床レベ
ルが3mmだけ実際より下方にあるとみなして速度指令5
Aを演算及び出力する。即ち、速度指令手段5は、CP
U101によりかご3の現在位置から5階までの実距離
から3mmを減算し、この減算された距離に対応する速度
指令5Aを上記した方法で抽出する。この結果、速度指
令5Aは、実際の階床レベルへ着床する場合の速度指令
5Aを示す曲線702に対し、図7中の曲線701のよ
うに補正される。そして、かご3は補正された速度指令
5Aに従って、実際の階床レベルより3mm下方に位置し
たときに速度が零となり上昇停止して、着床誤差範囲−
S1〜S1内に着床する。
ご3が5階に向かって上昇運転中とすると、図6(a)
から補正量は−5mmであり、また図6(b)から補正係
数は0.6であるから、実際の補正量は、−5mm×0.
6=−3mmとなり、速度指令手段5は、5階の階床レベ
ルが3mmだけ実際より下方にあるとみなして速度指令5
Aを演算及び出力する。即ち、速度指令手段5は、CP
U101によりかご3の現在位置から5階までの実距離
から3mmを減算し、この減算された距離に対応する速度
指令5Aを上記した方法で抽出する。この結果、速度指
令5Aは、実際の階床レベルへ着床する場合の速度指令
5Aを示す曲線702に対し、図7中の曲線701のよ
うに補正される。そして、かご3は補正された速度指令
5Aに従って、実際の階床レベルより3mm下方に位置し
たときに速度が零となり上昇停止して、着床誤差範囲−
S1〜S1内に着床する。
【0023】なお、かご3が下降運転中の場合も速度指
令5Aの補正量は上昇運転の場合と同様である。例え
ば、かご内負荷が100%でかご3を5階に向って下降
運転中の場合、補正量は上昇運転時と同様−3mmであ
る。しかし、この場合、かご3の運転方向が逆であるの
で、かご3を実際の階床レベルより3mm下方に停止する
ためには、3mmを目的階までの距離に加算して、速度指
令5Aを演算及び出力することになる。この結果、速度
指令手段5からの速度指令5Aは、実際の階床レベルへ
着床する場合の速度指令5Aを示す曲線702に対し、
図7中の曲線703のように補正される。
令5Aの補正量は上昇運転の場合と同様である。例え
ば、かご内負荷が100%でかご3を5階に向って下降
運転中の場合、補正量は上昇運転時と同様−3mmであ
る。しかし、この場合、かご3の運転方向が逆であるの
で、かご3を実際の階床レベルより3mm下方に停止する
ためには、3mmを目的階までの距離に加算して、速度指
令5Aを演算及び出力することになる。この結果、速度
指令手段5からの速度指令5Aは、実際の階床レベルへ
着床する場合の速度指令5Aを示す曲線702に対し、
図7中の曲線703のように補正される。
【0024】図8は速度指令手段5のROM102に格
納された再床合わせ時のプログラム例を示すフローチャ
ートである。
納された再床合わせ時のプログラム例を示すフローチャ
ートである。
【0025】かご3が目的階の階床に着床中に、乗客の
乗降によりロープ2Aが伸縮すると、かご3が着床誤差
範囲−S1〜S1を外れる場合がある。ステップS80
1にて、速度指令手段5は、位置検出器13〜15から
の出力13A,14A,15Aにより、かご3が着床誤
差範囲−S1〜S1から外れたことを検出すると、ステ
ップS802にてカウンタ106の計数値を読込み、ス
テップS803にて再床合わせ用の速度指令5AをRO
M102から抽出して、かご3を昇降調整して再床合わ
せを行なう。なお、再床合わせは、かご3内の負荷変動
によりロープ2Aが伸縮し、かご3が着床誤差範囲−S
1〜S1を外れた場合に、再度かご3を着床誤差範囲−
S1〜S1内に復帰及び停止させるために行うものであ
る。したがって、かご3の目的階への昇降動作における
ように、かご内負荷及び着床階の昇降路位置に基き速度
指令5Aを補正することには意味がないので、再床合わ
せ時には速度指令5Aの補正は行わない。
乗降によりロープ2Aが伸縮すると、かご3が着床誤差
範囲−S1〜S1を外れる場合がある。ステップS80
1にて、速度指令手段5は、位置検出器13〜15から
の出力13A,14A,15Aにより、かご3が着床誤
差範囲−S1〜S1から外れたことを検出すると、ステ
ップS802にてカウンタ106の計数値を読込み、ス
テップS803にて再床合わせ用の速度指令5AをRO
M102から抽出して、かご3を昇降調整して再床合わ
せを行なう。なお、再床合わせは、かご3内の負荷変動
によりロープ2Aが伸縮し、かご3が着床誤差範囲−S
1〜S1を外れた場合に、再度かご3を着床誤差範囲−
S1〜S1内に復帰及び停止させるために行うものであ
る。したがって、かご3の目的階への昇降動作における
ように、かご内負荷及び着床階の昇降路位置に基き速度
指令5Aを補正することには意味がないので、再床合わ
せ時には速度指令5Aの補正は行わない。
【0026】このように、上記実施例のエレベータの制
御装置は、かご3が減速開始点に到達すると、カウンタ
106のパルス数を読込んでかご3の現在位置を演算し
て、そのかご位置における速度指令5Aを速度指令手段
5から抽出し、かご3が目的階の床前距離−S2,S2
に到達すると、位置検出器13,15からの出力13
A,15Aにより、速度指令補正手段としての速度指令
手段5を作動して、かご負荷を現す荷重検出器11の出
力11Aを読込み、その出力11A及び目的階の昇降路
位置を現すロープ2Aの長さに基き、かご内負荷が10
0%のときを−5mm、50%のときを0mm、0%のとき
を5mmとするよう設定した着床位置の補正量及び最上階
を0とし最下階を1とする範囲内で設定した補正係数に
従って、かご内負荷の増減によるかご位置の上下への変
化を相殺する方向に着床位置を補正するよう、速度指令
5Aを補正し、更に、かご3が目的階の階床に着床中に
着床誤差範囲−S1〜S1を外れたときに、位置検出器
13〜15からの出力13A〜15Aにより、速度指令
手段5から再床合わせ用の速度指令5Aを発生するもの
である。
御装置は、かご3が減速開始点に到達すると、カウンタ
106のパルス数を読込んでかご3の現在位置を演算し
て、そのかご位置における速度指令5Aを速度指令手段
5から抽出し、かご3が目的階の床前距離−S2,S2
に到達すると、位置検出器13,15からの出力13
A,15Aにより、速度指令補正手段としての速度指令
手段5を作動して、かご負荷を現す荷重検出器11の出
力11Aを読込み、その出力11A及び目的階の昇降路
位置を現すロープ2Aの長さに基き、かご内負荷が10
0%のときを−5mm、50%のときを0mm、0%のとき
を5mmとするよう設定した着床位置の補正量及び最上階
を0とし最下階を1とする範囲内で設定した補正係数に
従って、かご内負荷の増減によるかご位置の上下への変
化を相殺する方向に着床位置を補正するよう、速度指令
5Aを補正し、更に、かご3が目的階の階床に着床中に
着床誤差範囲−S1〜S1を外れたときに、位置検出器
13〜15からの出力13A〜15Aにより、速度指令
手段5から再床合わせ用の速度指令5Aを発生するもの
である。
【0027】したがって、上記実施例は、速度指令補正
手段としての速度指令手段5が、かご内負荷及び目的階
の昇降路位置に応じて、速度指令5Aを補正して、かご
内負荷の増減によるかご位置の上下への変化を相殺する
方向に着床位置を補正する。例えば、かご3は、かご内
負荷が50%のときは、補正量が0mmであるので、目的
階が何階であっても、速度指令手段5による速度指令5
Aの補正は行なわれず、各階床レベルと同一高さ位置に
着床される。また、かご内負荷が100%で目的階が最
下階のときは、補正量が−5mmで補正係数が1であるの
で、かご3の着床位置が階床レベルより5mmだけ下方と
なるよう速度指令5Aが補正される。この場合、かご3
は、乗客の降車に伴い着床位置より上方に移動するが、
下方へ予めその位置を補正して着床されているため、階
床レベルに近付く方向に移動する。逆に、かご内負荷が
0%で目的階が最下階のときは、補正量が5mmで補正係
数が1であるので、かご3の着床位置が階床レベルより
5mmだけ上方となるよう速度指令5Aが補正される。こ
の場合、かご3は、乗客の乗車に伴い着床位置より下方
に移動するが、上方へ予めその位置を補正して着床され
ているため、階床レベルに近付く方向に移動する。かご
内負荷が異なり、または、目的階が他の階床である場合
も、上記と同様にして、対応する補正量及び補正係数に
従ってかご3の着床位置の補正が行なわれる。よって、
かご3内の乗客の乗降によりかご3が階床レベルを中心
とする着床誤差範囲−S1〜S1から位置ずれすること
を防止して、再床合わせ動作の回数を減少できる。その
結果、エレベータの消費電力を低減して省エネルギー効
果を得ることができ、かつ、各種機器の寿命を長くして
装置自体を長寿命化することができる。また、かご3が
目的階の階床に着床中に着床誤差範囲−S1〜S1を外
れたときは、位置検出器13〜15の動作により速度指
令手段5が再床合わせ用の速度指令5Aを発生するた
め、かご3が常に着床誤差範囲−S1〜S1内に配置さ
れる。
手段としての速度指令手段5が、かご内負荷及び目的階
の昇降路位置に応じて、速度指令5Aを補正して、かご
内負荷の増減によるかご位置の上下への変化を相殺する
方向に着床位置を補正する。例えば、かご3は、かご内
負荷が50%のときは、補正量が0mmであるので、目的
階が何階であっても、速度指令手段5による速度指令5
Aの補正は行なわれず、各階床レベルと同一高さ位置に
着床される。また、かご内負荷が100%で目的階が最
下階のときは、補正量が−5mmで補正係数が1であるの
で、かご3の着床位置が階床レベルより5mmだけ下方と
なるよう速度指令5Aが補正される。この場合、かご3
は、乗客の降車に伴い着床位置より上方に移動するが、
下方へ予めその位置を補正して着床されているため、階
床レベルに近付く方向に移動する。逆に、かご内負荷が
0%で目的階が最下階のときは、補正量が5mmで補正係
数が1であるので、かご3の着床位置が階床レベルより
5mmだけ上方となるよう速度指令5Aが補正される。こ
の場合、かご3は、乗客の乗車に伴い着床位置より下方
に移動するが、上方へ予めその位置を補正して着床され
ているため、階床レベルに近付く方向に移動する。かご
内負荷が異なり、または、目的階が他の階床である場合
も、上記と同様にして、対応する補正量及び補正係数に
従ってかご3の着床位置の補正が行なわれる。よって、
かご3内の乗客の乗降によりかご3が階床レベルを中心
とする着床誤差範囲−S1〜S1から位置ずれすること
を防止して、再床合わせ動作の回数を減少できる。その
結果、エレベータの消費電力を低減して省エネルギー効
果を得ることができ、かつ、各種機器の寿命を長くして
装置自体を長寿命化することができる。また、かご3が
目的階の階床に着床中に着床誤差範囲−S1〜S1を外
れたときは、位置検出器13〜15の動作により速度指
令手段5が再床合わせ用の速度指令5Aを発生するた
め、かご3が常に着床誤差範囲−S1〜S1内に配置さ
れる。
【0028】ところで、上記実施例のエレベータの制御
装置は目的階がいずれの階床である場合も速度指令5A
の補正を行なうよう構成されているが、本発明を実施す
る場合には、これに限定されるものではなく、必要な階
床においてかご3の着床位置の補正を行なうべく機能す
るものであればよい。例えば、主階床での交通量が特に
多く、その他の一般階での交通量は比較的少ないような
ビルにおいては、上記した速度指令値5Aの補正を主階
床に向かう運転の場合のみに行うようにしてもよい。こ
の場合、かご3が着床する目的階が主階床以外の階床の
場合、速度指令5Aの補正は行なわれないことになる
が、主階床以外の階床では交通量は少く、乗客の乗降に
よるかご内負荷の増減変化量も少いため、速度指令5A
の補正を行なわなくても、かご3が大きく上下動して着
床誤差範囲−S1〜S1から外れるおそれは少い。ま
た、特定の階床である主階床のみでかご3の着床位置の
補正を行なえばよいため、速度指令補正手段としての速
度指令手段5の構成が簡単になる。
装置は目的階がいずれの階床である場合も速度指令5A
の補正を行なうよう構成されているが、本発明を実施す
る場合には、これに限定されるものではなく、必要な階
床においてかご3の着床位置の補正を行なうべく機能す
るものであればよい。例えば、主階床での交通量が特に
多く、その他の一般階での交通量は比較的少ないような
ビルにおいては、上記した速度指令値5Aの補正を主階
床に向かう運転の場合のみに行うようにしてもよい。こ
の場合、かご3が着床する目的階が主階床以外の階床の
場合、速度指令5Aの補正は行なわれないことになる
が、主階床以外の階床では交通量は少く、乗客の乗降に
よるかご内負荷の増減変化量も少いため、速度指令5A
の補正を行なわなくても、かご3が大きく上下動して着
床誤差範囲−S1〜S1から外れるおそれは少い。ま
た、特定の階床である主階床のみでかご3の着床位置の
補正を行なえばよいため、速度指令補正手段としての速
度指令手段5の構成が簡単になる。
【0029】また、上記実施例のエレベータの制御装置
は、再床合わせ動作機能を有するエレベータに具体化し
て構成されているが、本発明を実施する場合には、これ
に限定されるものではなく、再床合わせ動作機能を付加
しない型のエレベータに具体化してもよく、この場合、
特に大きな効果を有するとともに、エレベータを安価な
ものとすることができる。
は、再床合わせ動作機能を有するエレベータに具体化し
て構成されているが、本発明を実施する場合には、これ
に限定されるものではなく、再床合わせ動作機能を付加
しない型のエレベータに具体化してもよく、この場合、
特に大きな効果を有するとともに、エレベータを安価な
ものとすることができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明にかかる
エレベータの制御装置は、かごが目的階の床前の所定距
離に到達したときに、位置検出器の動作により速度指令
補正手段を作動して、かご内負荷及び目的階の昇降路位
置に応じて、かご内負荷の増減によるかご位置の上下へ
の変化を相殺する方向に予め着床位置を補正するよう、
速度指令手段からの速度指令を補正するものである。
エレベータの制御装置は、かごが目的階の床前の所定距
離に到達したときに、位置検出器の動作により速度指令
補正手段を作動して、かご内負荷及び目的階の昇降路位
置に応じて、かご内負荷の増減によるかご位置の上下へ
の変化を相殺する方向に予め着床位置を補正するよう、
速度指令手段からの速度指令を補正するものである。
【0031】したがって、かごが目的階の床前の所定距
離に到達すると、位置検出器が動作して、速度指令補正
手段が作動する。速度指令補正手段は、かご内負荷及び
目的階の昇降路位置に応じて、速度指令手段からの速度
指令を補正して、かご内負荷の増減によるかご位置の上
下への変化を相殺する方向に着床位置を補正する。ここ
で、かごは、速度指令手段からの速度指令によれば、所
定の着床位置、例えば、各階床レベルと同一高さ位置に
着床される。よって、例えば、かご内が満員である全負
荷の場合、かごからの乗客の降車に伴い、かごは各階床
レベルより上方に移動する。しかし、このとき、かごは
速度指令補正手段により、かかる上方への移動を相殺す
る方向、即ち、下方へ予めその位置を補正して着床され
ているため、かごからの乗客の降車に伴い、かごは階床
レベルに近付く方向に移動する。逆に、かご内が空車で
ある無負荷状態の場合、かごへの乗客の乗車に伴い、か
ごは各階床レベルより下方に移動するが、このとき、か
ごは速度指令補正手段により、かかる下方への移動を相
殺する方向、即ち、上方へ予めその位置を補正して着床
されているため、かごへの乗客の乗車に伴い、かごは階
床レベルに近付く方向に移動する。その結果、かご内の
乗客の乗降によりかごが階床レベルを中心とする着床誤
差範囲から外れることを防止して、再床合わせ動作の回
数を減少でき、エレベータの消費電力を低減し、かつ、
各種機器の寿命を長くすることができる。
離に到達すると、位置検出器が動作して、速度指令補正
手段が作動する。速度指令補正手段は、かご内負荷及び
目的階の昇降路位置に応じて、速度指令手段からの速度
指令を補正して、かご内負荷の増減によるかご位置の上
下への変化を相殺する方向に着床位置を補正する。ここ
で、かごは、速度指令手段からの速度指令によれば、所
定の着床位置、例えば、各階床レベルと同一高さ位置に
着床される。よって、例えば、かご内が満員である全負
荷の場合、かごからの乗客の降車に伴い、かごは各階床
レベルより上方に移動する。しかし、このとき、かごは
速度指令補正手段により、かかる上方への移動を相殺す
る方向、即ち、下方へ予めその位置を補正して着床され
ているため、かごからの乗客の降車に伴い、かごは階床
レベルに近付く方向に移動する。逆に、かご内が空車で
ある無負荷状態の場合、かごへの乗客の乗車に伴い、か
ごは各階床レベルより下方に移動するが、このとき、か
ごは速度指令補正手段により、かかる下方への移動を相
殺する方向、即ち、上方へ予めその位置を補正して着床
されているため、かごへの乗客の乗車に伴い、かごは階
床レベルに近付く方向に移動する。その結果、かご内の
乗客の乗降によりかごが階床レベルを中心とする着床誤
差範囲から外れることを防止して、再床合わせ動作の回
数を減少でき、エレベータの消費電力を低減し、かつ、
各種機器の寿命を長くすることができる。
【0032】請求項2の発明にかかるエレベータの制御
装置は、かごが目的階の床前の所定距離に到達したとき
に、第1の位置検出器の動作により速度指令補正手段を
作動して、かご内負荷及び目的階の昇降路位置に応じ
て、かご内負荷の増減によるかご位置の上下への変化を
相殺する方向に予め着床位置を補正するよう、速度指令
手段からの第1の速度指令を補正し、更に、かごが目的
階の階床に着床中に着床誤差範囲を外れたときに、第2
の位置検出器の動作により速度指令手段から再床合わせ
用の第2の速度指令を発生するものである。
装置は、かごが目的階の床前の所定距離に到達したとき
に、第1の位置検出器の動作により速度指令補正手段を
作動して、かご内負荷及び目的階の昇降路位置に応じ
て、かご内負荷の増減によるかご位置の上下への変化を
相殺する方向に予め着床位置を補正するよう、速度指令
手段からの第1の速度指令を補正し、更に、かごが目的
階の階床に着床中に着床誤差範囲を外れたときに、第2
の位置検出器の動作により速度指令手段から再床合わせ
用の第2の速度指令を発生するものである。
【0033】請求項2の発明においては、かごが目的階
の床前の所定距離に到達すると、位置検出器が動作し
て、速度指令補正手段が作動する。速度指令補正手段
は、かご内負荷及び目的階の昇降路位置に応じて、速度
指令手段からの第1の速度指令を補正して、かご内負荷
の増減によるかご位置の上下への変化を相殺する方向に
着床位置を補正する。ここで、かごは、速度指令手段か
らの第1の速度指令によれば、所定の着床位置、例え
ば、各階床レベルと同一高さ位置に着床される。したが
って、例えば、かご内が満員である全負荷の場合、かご
からの乗客の降車に伴い、かごは各階床レベルより上方
に移動する。しかし、このとき、かごは速度指令補正手
段により、かかる上方への移動を相殺する方向、即ち、
下方へ予めその位置を補正して着床されているため、か
ごからの乗客の降車に伴い、かごは階床レベルに近付く
方向に移動する。逆に、かご内が空車である無負荷状態
の場合、かごへの乗客の乗車に伴い、かごは各階床レベ
ルより下方に移動するが、このとき、かごは速度指令補
正手段により、かかる下方への移動を相殺する方向、即
ち、上方へ予めその位置を補正して着床されているた
め、かごへの乗客の乗車に伴い、かごは階床レベルに近
付く方向に移動する。これにより、かご内の乗客の乗降
によりかごが階床レベルを中心とする着床誤差範囲から
位置ずれすることを防止できる。その結果、再床合わせ
動作の回数を減少でき、エレベータの消費電力を低減
し、かつ、各種機器の寿命を長くすることができる。ま
た、かごが目的階の階床に着床中に着床誤差範囲を外れ
たときは、第2の位置検出器の動作により速度指令手段
が再床合わせ用の第2の速度指令を発生するため、かご
が常に所定の着床位置に配置される。
の床前の所定距離に到達すると、位置検出器が動作し
て、速度指令補正手段が作動する。速度指令補正手段
は、かご内負荷及び目的階の昇降路位置に応じて、速度
指令手段からの第1の速度指令を補正して、かご内負荷
の増減によるかご位置の上下への変化を相殺する方向に
着床位置を補正する。ここで、かごは、速度指令手段か
らの第1の速度指令によれば、所定の着床位置、例え
ば、各階床レベルと同一高さ位置に着床される。したが
って、例えば、かご内が満員である全負荷の場合、かご
からの乗客の降車に伴い、かごは各階床レベルより上方
に移動する。しかし、このとき、かごは速度指令補正手
段により、かかる上方への移動を相殺する方向、即ち、
下方へ予めその位置を補正して着床されているため、か
ごからの乗客の降車に伴い、かごは階床レベルに近付く
方向に移動する。逆に、かご内が空車である無負荷状態
の場合、かごへの乗客の乗車に伴い、かごは各階床レベ
ルより下方に移動するが、このとき、かごは速度指令補
正手段により、かかる下方への移動を相殺する方向、即
ち、上方へ予めその位置を補正して着床されているた
め、かごへの乗客の乗車に伴い、かごは階床レベルに近
付く方向に移動する。これにより、かご内の乗客の乗降
によりかごが階床レベルを中心とする着床誤差範囲から
位置ずれすることを防止できる。その結果、再床合わせ
動作の回数を減少でき、エレベータの消費電力を低減
し、かつ、各種機器の寿命を長くすることができる。ま
た、かごが目的階の階床に着床中に着床誤差範囲を外れ
たときは、第2の位置検出器の動作により速度指令手段
が再床合わせ用の第2の速度指令を発生するため、かご
が常に所定の着床位置に配置される。
【0034】請求項3の発明にかかるエレベータの制御
装置は、請求項1または2の発明にかかるエレベータの
制御装置において、前記速度指令補正手段を前記目的階
が主階床の場合のみ作動するようにしたものである。し
たがって、かごが着床する目的階が、交通量が特に多い
主階床以外の階床の場合は、速度指令補正手段による速
度指令の補正は行なわれない。しかし、主階床以外の階
床では交通量は少く、乗客の乗降によるかご内負荷の増
減変化量も少いため、かごが大きく上下動して着床誤差
範囲から外れるおそれは少い。また、特定の階床である
主階床のみでかごの着床位置の補正を行なえばよいた
め、速度指令補正手段の構成が簡単になる。その結果、
一層簡単な構成で、再床合わせ動作の回数を減少でき、
エレベータの消費電力を低減し、かつ、各種機器の寿命
を長くすることができる。
装置は、請求項1または2の発明にかかるエレベータの
制御装置において、前記速度指令補正手段を前記目的階
が主階床の場合のみ作動するようにしたものである。し
たがって、かごが着床する目的階が、交通量が特に多い
主階床以外の階床の場合は、速度指令補正手段による速
度指令の補正は行なわれない。しかし、主階床以外の階
床では交通量は少く、乗客の乗降によるかご内負荷の増
減変化量も少いため、かごが大きく上下動して着床誤差
範囲から外れるおそれは少い。また、特定の階床である
主階床のみでかごの着床位置の補正を行なえばよいた
め、速度指令補正手段の構成が簡単になる。その結果、
一層簡単な構成で、再床合わせ動作の回数を減少でき、
エレベータの消費電力を低減し、かつ、各種機器の寿命
を長くすることができる。
【図1】図1は本発明の一実施例のエレベータの制御装
置の全体構成図である。
置の全体構成図である。
【図2】図2は本発明の一実施例のエレベータの制御装
置の速度指令手段の構成を示すブロック図である。
置の速度指令手段の構成を示すブロック図である。
【図3】図3は本発明の一実施例のエレベータの制御装
置の速度指令手段のROMに格納された速度指令用プロ
グラムのフローチャートである。
置の速度指令手段のROMに格納された速度指令用プロ
グラムのフローチャートである。
【図4】図4(a)、図4(b)は速度指令手段5のR
OM102の距離対速度指令値のテーブル例、図4
(c)は速度指令手段5のROM102のテーブルの距
離対速度指令値の関係を示す特性図である。
OM102の距離対速度指令値のテーブル例、図4
(c)は速度指令手段5のROM102のテーブルの距
離対速度指令値の関係を示す特性図である。
【図5】図5は本発明の一実施例のエレベータ制御装置
の位置検出器の動作状況を示す特性図である。
の位置検出器の動作状況を示す特性図である。
【図6】図6(a)は本発明の一実施例のエレベータ制
御装置の速度指令手段のROMに格納されたかご内負荷
対速度指令補正量の関係を示す特性図、図6(b)は速
度指令手段のROMに格納された目的階位置対補正係数
の関係を示す特性図である。
御装置の速度指令手段のROMに格納されたかご内負荷
対速度指令補正量の関係を示す特性図、図6(b)は速
度指令手段のROMに格納された目的階位置対補正係数
の関係を示す特性図である。
【図7】図7は本発明の一実施例のエレベータ制御装置
の速度指令手段からの補正後の速度指令を示す特性図で
ある。
の速度指令手段からの補正後の速度指令を示す特性図で
ある。
【図8】図8は本発明の一実施例のエレベータ制御装置
の速度指令手段のROMに格納された再床合わせ時のプ
ログラム例を示すフローチャートである。
の速度指令手段のROMに格納された再床合わせ時のプ
ログラム例を示すフローチャートである。
3 かご 5 速度指令手段(速度指令補正手段) 5A 速度指令 11 荷重検出器 13 位置検出器 14 位置検出器 15 位置検出器 20 パルス発生器
Claims (3)
- 【請求項1】 かごの走行距離に対応してパルスを発生
するパルス発生器と、 かご内負荷を検出する荷重検出器と、 前記かごが目的階の床前の所定距離に到達すると動作す
る位置検出器と、 前記パルス発生器が発生したパルスを計数して前記目的
階までの距離に対応する速度指令を発生する速度指令手
段と、 前記位置検出器の動作により作動され、前記荷重検出器
により検出したかご内負荷及び前記目的階の昇降路位置
に応じて、かご内負荷の増減によるかご位置の上下への
変化を相殺する方向に予め着床位置を補正するよう、前
記速度指令手段からの速度指令を補正する速度指令補正
手段とを具備することを特徴とするエレベータの制御装
置。 - 【請求項2】 かごの走行距離に対応してパルスを発生
するパルス発生器と、 かご内負荷を検出する荷重検出器と、 かごが目的階の床前の所定距離に到達すると動作する第
1の位置検出器と、 かごが目的階の階床に着床中に着床誤差範囲を外れると
動作する第2の位置検出器と、 前記パルス発生器が発生したパルスを計数して目的階ま
での距離に対応する第1の速度指令を発生するととも
に、前記第2の位置検出器が動作すると再床合わせ用の
第2の速度指令を発生する速度指令手段と、 前記第1の位置検出器の動作時に作動され、前記荷重検
出器により検出したかご内負荷及び前記目的階の昇降路
位置に応じて、かご内負荷の増減によるかご位置の上下
への変化を相殺する方向に予め着床位置を補正するよ
う、前記速度指令手段からの第1の速度指令を補正する
速度指令補正手段とを具備することを特徴とするエレベ
ータの制御装置。 - 【請求項3】 前記速度指令補正手段は前記目的階が主
階床の場合のみ作動されることを特徴とする請求項1ま
たは3記載のエレベータの制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4299765A JPH06144724A (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | エレベータの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4299765A JPH06144724A (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | エレベータの制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06144724A true JPH06144724A (ja) | 1994-05-24 |
Family
ID=17876703
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4299765A Pending JPH06144724A (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | エレベータの制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06144724A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005089085A (ja) * | 2003-09-17 | 2005-04-07 | Mitsubishi Electric Corp | エレベーターの制御装置 |
| CN102807142A (zh) * | 2011-05-30 | 2012-12-05 | 株式会社日立制作所 | 电梯控制装置 |
| WO2015126377A1 (en) * | 2014-02-19 | 2015-08-27 | Otis Elevator Company | Improved elevator releveling control |
-
1992
- 1992-11-10 JP JP4299765A patent/JPH06144724A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005089085A (ja) * | 2003-09-17 | 2005-04-07 | Mitsubishi Electric Corp | エレベーターの制御装置 |
| CN102807142A (zh) * | 2011-05-30 | 2012-12-05 | 株式会社日立制作所 | 电梯控制装置 |
| WO2015126377A1 (en) * | 2014-02-19 | 2015-08-27 | Otis Elevator Company | Improved elevator releveling control |
| CN106061877A (zh) * | 2014-02-19 | 2016-10-26 | 奥的斯电梯公司 | 改进的电梯再平衡控制 |
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