JPH0614501U - 脈動吸収用アキュムレータ - Google Patents
脈動吸収用アキュムレータInfo
- Publication number
- JPH0614501U JPH0614501U JP5872092U JP5872092U JPH0614501U JP H0614501 U JPH0614501 U JP H0614501U JP 5872092 U JP5872092 U JP 5872092U JP 5872092 U JP5872092 U JP 5872092U JP H0614501 U JPH0614501 U JP H0614501U
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- Japan
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- fluid
- accumulator
- passage
- chamber
- circuit
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- Pending
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- Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 騒音発生が問題となる全周波数領域において
流体回路の脈動を良好に吸収し得るアキュムレータを提
供することを目的とする。 【構成】 シェル10の内部に加圧ガス室18と流体室
20とを区画するダイヤフラム16を配設するととも
に、流体室20を所定の流体回路に連通させるポート3
0を設けて成るアキュムレータにおいて、流体回路内の
流体を導いて流体室20に流入させるための流入通路3
8と、流体室20内の流体を流体回路に流出させるため
の、流入通路38とは分離した流出通路40とを有する
通路部材34をシェル10のポート30の配設部位より
延び出させる。
流体回路の脈動を良好に吸収し得るアキュムレータを提
供することを目的とする。 【構成】 シェル10の内部に加圧ガス室18と流体室
20とを区画するダイヤフラム16を配設するととも
に、流体室20を所定の流体回路に連通させるポート3
0を設けて成るアキュムレータにおいて、流体回路内の
流体を導いて流体室20に流入させるための流入通路3
8と、流体室20内の流体を流体回路に流出させるため
の、流入通路38とは分離した流出通路40とを有する
通路部材34をシェル10のポート30の配設部位より
延び出させる。
Description
【0001】
この考案は脈動吸収用アキュムレータに関する。
【0002】
自動車のパワーステアリング装置において、従来、油圧回路内の油圧の脈動に 起因して騒音が発生するといった問題が生じていた。 パワーステアリング装置においては、油圧ポンプによって油圧が発生し、この 油圧が油圧回路を伝幡するが、その際ポンプの回転に同期して脈動が生じ、その 脈動によって油圧配管等が振動を起こして耳障りな異音を発生するのである。
【0003】 そこで従来、油圧回路にアキュムレータを設け、そのアキュムレータによって 脈動を吸収することが行われている。 図4は従来用いられているアキュムレータの一例を示している。図示のように このアキュムレータは、シェル100と、その内部に配設されて加圧ガス室10 4と油室106とを区画するダイヤフラム102と、油室106を油圧回路11 0に連通させるためのポート108とを有しており、このポート108を通じて 油圧回路110内の油を油室106に出入りさせることによって、回路110内 の脈動を吸収するようになっている。
【0004】 即ち、回路110内の油を一部油室106内に導く(逃がす)ことによって、 回路110内の圧力上昇を吸収し、また相対的に圧力低下したとき、油室106 内の油を回路110内に送り出して回路110内の圧力変動を抑制する。
【0005】
しかしながら従来この種ダイヤフラム式のアキュムレータは、油圧ポンプの回 転数(エンジン回転数に略等しい)が1000rpmの低い領域においては比較 的良好に脈動吸収を行うものの、高回転数領域においては脈動吸収効果が低いと いった問題があった。
【0006】 これはアキュムレータが油圧回路110における油の流通方向に対して直角を 成す向きに取り付けられており、このため高回転領域(高周波領域)において、 回路110内の油がアキュムレータ内に出入りし辛くなることによるものである 。
【0007】
本考案はこのような課題を解決するためになされたものであり、その要旨は、 シェルの内部に加圧ガス室と流体室とを区画するダイヤフラムを配設するととも に、該流体室を所定の流体回路に連通させるポートを設けて成るアキュムレータ において、該流体回路内の流体を導いて該流体室に流入させるための流入通路と 、該流体室内の流体を該流体回路に流出させるための、該流入通路とは分離した 流出通路とを有する通路部を前記シェルの前記ポートの配設部位より延び出させ たことにある。
【0008】
以上のように本考案は、互いに分離した流入通路と流出通路とを有する通路部 をアキュムレータのシェルより延び出させるようにしたもので、このようにする ことによって流体通路内の流体を流入通路を通じて良好にアキュムレータの流体 室内に導き入れ、或いは流体室内の流体を流出通路を通じて回路に戻すことがで きる。
【0009】 即ち流体回路の流体の流れが、アキュムレータの流体室を通過する流れとなる のであり、これにより低周波領域はもとより、高周波領域においても流体回路内 の圧力変動がアキュムレータによって良好に吸収されるようになり、かかる圧力 変動に起因する騒音の発生が良好に防止される。
【0010】
【実施例】 次に本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。 図1において10は、上部分割体12及び下部分割体14から成るシェルで、 内部にダイヤフラム16が配設されている。 ダイヤフラム16は、シェル10内部を加圧ガス室18と油室20とに区画す るもので外周縁部が厚肉部22とされ、この厚肉部22が上部分割体12の係合 溝24に係合し、保持されている。
【0011】 上部分割体12は、所定のガス(この例では窒素ガス)を加圧ガス室18内部 に供給するためのポート26を有し、このポート26がプラグ28にて閉塞され ている。
【0012】 一方下部分割体14には、油室20を外部の油圧回路と連通させるためのポー ト30が設けられ、このポート30がダイヤフラム16に設けられた栓体32に て閉鎖されるようになっている。
【0013】 34は通路部材であって、下部分割体14に溶接接合されて一体化されている 。 この通路部材34の内部は、隔壁36によって流入通路38と流出通路40と に区画されている。
【0014】 これら流入通路38及び流出通路40はダイヤフラム16の軸心と平行方向に 延びており、そして各一端の流入ポート42及び流出ポート44に、これらを油 圧回路に連結するためのパイプ46,48が溶接接合されている。 尚これらパイプ46,48はアキュムレータの一部を成すものであるが、油圧 回路の一部を構成する部材として考えることもできる。
【0015】 上記流入通路38及び流出通路40は、ポート30に隣接する部位において連 通路50により互いに連通させられており、ポート30が閉鎖された状態におい ても、この連通路50を通じて油が流入通路38から流出通路40へと流通でき るようになっている。
【0016】 本例のアキュムレータにおいては、加圧ガス室18内のガスの圧力に対して油 圧回路内の油圧の方が低いとき、図2(A)に示しているようにダイヤフラム1 6がシェル10における下部分割体14の内面に全体的に接触した状態にあって 、ポート30はダイヤフラム16に設けた栓体32によって閉鎖された状態にあ る。
【0017】 従ってパイプ46及び流入ポート42を通じて流入通路38内に流入した油圧 回路の油は、油室20内に流れ込むことなく連通路50を通じて流出通路40に 到り、そしてこの流出通路40を流通して再び油圧回路に戻る。
【0018】 即ち本例のアキュムレータは、栓体32によってシェル10のポート30が閉 鎖されていても、油圧回路の油が支障なく流通できるようになっている。
【0019】 一方油圧回路の圧力の方が加圧ガス室18におけるガス封入圧よりも高くなっ た場合、図2(B)に示しているように油圧回路内の油がダイヤフラム16を押 し上げて流入通路38から油室20へと流入した上、流出通路40を通じて油圧 回路へと戻される。 そして油圧回路内の油がこの油室20を経由して流通する際の油室20の容積 変化に基づいて、油圧回路内の圧力変動が効果的に吸収され、回路内の圧力変動 に基づく騒音の発生が防止される。
【0020】 図3は上記アキュムレータを油圧回路に介装した場合の脈動の発生状態(図中 A)を、前記図4に示す従来のアキュムレータを用いた場合(図中B)及びこの ようなアキュムレータを全く設けない場合(図中C)のそれとの比較において示 したものである。 但し図中横軸はエンジン回転数(ポンプ回転数)を、また縦軸は圧力変動幅( dB)を示している。
【0021】 図3に示しているように、図4に示す従来の形態のアキュムレータの場合、約 1000rpm程度の低回転数領域(低周波数領域)においては比較的良好に脈 動吸収効果を示すものの、回転数がこれより高くなると脈動吸収効果が大幅に低 下するのに比べて、本実施例のアキュムレータの場合、2200rpm程度の高 い回転数領域まで良好な脈動吸収効果を示すことがわかる。
【0022】 例えば自動車のパワーステアリング装置において、騒音が問題となる領域は回 転数が1500rpm程度までの領域(図3中Sで示す領域)であり、従って本 例のアキュムレータを用いれば、このような騒音発生を良好に防止することがで きる。
【0023】 以上本考案の実施例を詳述したがこれはあくまで一例示である。 例えば本考案は油以外の流体の回路における脈動吸収用として用いることも可 能であるし、またかかる回路にアキュムレータを設けるに際して、これを上下方 向のみならず種々方向に向けて取り付けることが可能である。 その他、本考案はその主旨を逸脱しない範囲において、当業者の知識に基づき 様々な変更を加えた形態で構成可能である。
【図1】本考案の一実施例であるアキュムレータの断面
図である。
図である。
【図2】同アキュムレータの作用説明図である。
【図3】同アキュムレータの脈動吸収効果を示す図であ
る。
る。
【図4】従来のアキュムレータの一例を示す断面図であ
る。
る。
10 シェル 16 ダイヤフラム 18 加圧ガス室 20 油室 30 ポート 34 通路部材 38 流入通路 40 流出通路
Claims (1)
- 【請求項1】 シェルの内部に加圧ガス室と流体室とを
区画するダイヤフラムを配設するとともに、該流体室を
所定の流体回路に連通させるポートを設けて成るアキュ
ムレータにおいて該流体回路内の流体を導いて該流体室
に流入させるための流入通路と、該流体室内の流体を該
流体回路に流出させるための、該流入通路とは分離した
流出通路とを有する通路部を前記シェルの前記ポートの
配設部位より延び出させたことを特徴とする脈動吸収用
アキュムレータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5872092U JPH0614501U (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | 脈動吸収用アキュムレータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5872092U JPH0614501U (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | 脈動吸収用アキュムレータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0614501U true JPH0614501U (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=13092337
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5872092U Pending JPH0614501U (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | 脈動吸収用アキュムレータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0614501U (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006177417A (ja) * | 2004-12-21 | 2006-07-06 | Matsushita Electric Works Ltd | 流体配管の消音装置 |
| WO2010106645A1 (ja) * | 2009-03-17 | 2010-09-23 | トヨタ自動車 株式会社 | パルセーションダンパ |
| WO2012029341A1 (ja) * | 2010-09-01 | 2012-03-08 | Okamoto Akihiko | ハイブリット車又は電気自動車のエネルギー再生装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5065919A (ja) * | 1973-10-12 | 1975-06-03 |
-
1992
- 1992-07-28 JP JP5872092U patent/JPH0614501U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5065919A (ja) * | 1973-10-12 | 1975-06-03 |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006177417A (ja) * | 2004-12-21 | 2006-07-06 | Matsushita Electric Works Ltd | 流体配管の消音装置 |
| WO2010106645A1 (ja) * | 2009-03-17 | 2010-09-23 | トヨタ自動車 株式会社 | パルセーションダンパ |
| JP5252076B2 (ja) * | 2009-03-17 | 2013-07-31 | トヨタ自動車株式会社 | パルセーションダンパ |
| US9057348B2 (en) | 2009-03-17 | 2015-06-16 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Pulsation damper |
| WO2012029341A1 (ja) * | 2010-09-01 | 2012-03-08 | Okamoto Akihiko | ハイブリット車又は電気自動車のエネルギー再生装置 |
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