JPH06145253A - 高吸水性樹脂の製造法 - Google Patents

高吸水性樹脂の製造法

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JPH06145253A JP32250792A JP32250792A JPH06145253A JP H06145253 A JPH06145253 A JP H06145253A JP 32250792 A JP32250792 A JP 32250792A JP 32250792 A JP32250792 A JP 32250792A JP H06145253 A JPH06145253 A JP H06145253A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高吸水性を有し、かつ水可溶分を低減し、更
には、経時のゲルの安定性に優れた高吸収性樹脂を提供
すること。 【構成】 (メタ)アクリル酸と(メタ)アクリル酸水
溶性塩を主成分とする水溶性不飽和単量体を架橋剤の存
在下で重合させてアクリル系高吸水性樹脂を製造するに
当たって、水溶性不飽和単量体100重量部に対して次
亜リン酸及び/又はその塩0.001〜0.1重量部と
尿素化合物0.05〜2重量部を共存させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高吸水性能を保ちなが
ら、かつ水可溶成分を低下させた高吸水性樹脂の製造法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多量の水を吸収する樹脂として、澱粉−
アクリロニトリルグラフト重合体の部分加水分解物、ポ
リアクリル酸部分中和塩、ポリエチレンオキサイド系、
ポリアクリロニトリル系、ポリビニルアルコール系、ま
たはこれらの架橋体系などの高吸水性樹脂が知られてい
る。これらの中でも、(メタ)アクリル酸と(メタ)ア
クリル酸水溶性塩とを架橋剤の存在下で共重合したポリ
アクリル酸部分中和塩は特に有用である。
【0003】該高吸水性樹脂は、生理用品や衛生用品に
おいて体液を吸収し漏出を防止する体液吸収剤として有
用であり、そのほか、土壌の保水剤、種子コーティング
剤、止水剤、増粘剤、結露防止剤、汚泥凝固剤、乾燥
剤、調湿剤などの用途に使用されている。この粉末は、
水や体液と接触したときママコ現象を起こさず、しかも
水や体液の吸収速度および吸収能が大きいことと、水や
体液を吸収して膨潤したときのゲル強度が大きいことが
要求されるのであるが、吸収能力を向上させようと思え
ばポリアクリル酸部分中和塩の架橋密度を下げる必要が
ある。しかし、ポリアクリル酸部分中和塩の架橋密度を
下げると、今度は逆にゲル強度が低下したり、未架橋成
分が増加したりして、水可溶分の溶出を招く結果とな
り、例えば紙おむつでの使用時にはベトツキの原因とな
り、これらのすべての物性についてバランスを取ること
は難しいのが実情である。
【0004】ポリアクリル酸部分中和塩の物性を改善さ
せるため、重合時に水溶性連鎖移動剤を共存させる方法
(USP4698404、特開平2−255804号公
報)、重合時に次亜リン酸化合物を共存させる方法(特
開平2−300210号公報)、重合時に吸水性樹脂粉
末を共存させる方法(特開平3−52903号公報)及
び重合後にラジカル捕捉剤を用いて吸収性樹脂中の残存
モノマーを低減させる方法(特開平4−120111号
公報、特開平4−120112号公報)が提案されてい
るが、これらの何れの方法も本願課題の解決策とはなら
ないのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】つまり、重合時に水溶
性連鎖移動剤を共存させる方法では、水分の吸収能力は
向上するものの水可溶分の溶出は低減させることができ
ずまだまだ不十分であり、重合時に次亜リン酸化合物を
共存させる方法でも同様に水可溶分の溶出を低減させる
ことは困難である。また、重合時に吸水性樹脂粉末を共
存させる方法では、水可溶分の低減は図られているもの
の、吸水能については、まだまだ改善の余地がある。更
に、重合後にラジカル捕捉剤を用いて吸収性樹脂中の残
存モノマーを低減する方法は、本発明者等の検討では、
吸収直後のゲル状況は良好であるが、経時(例えば、室
温放置6時間以上)では、ゲルの分解が生じて触指観察
による糸引き現象が見られまだまだ改善の余地があると
考えられる。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
上記の問題点を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、(メ
タ)アクリル酸と(メタ)アクリル酸水溶性塩を主成分
とする水溶性不飽和単量体を架橋剤の存在下で重合させ
てアクリル系高吸水性樹脂を製造するに当たって、水溶
性不飽和単量体100重量部に対して次亜リン酸及び/
又はその塩0.001〜0.1重量部と尿素化合物0.
05〜2重量部を共存させて重合を行うことにより、高
吸水性を有し、かつ水可溶分を低減し、更には、経時の
ゲルの安定性に優れた高吸収性樹脂が得られることを見
いだし本発明を完成した。以下に、本発明を詳細に説明
する。
【0007】本発明の(メタ)アクリル酸と(メタ)ア
クリル酸水溶性塩を主成分とする水溶性不飽和単量体と
は、(メタ)アクリル酸を水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金
属の水酸化物や水酸化アンモニウムあるいはアミン類で
部分中和したものを主成分とし、(メタ)アクリル酸と
(メタ)アクリル酸の水溶性塩との混合物を主成分とし
た単量体である。
【0008】(メタ)アクリル酸と(メタ)アクリル酸
の水溶性塩との混合比、換言すれば部分中和の程度は、
全(メタ)アクリル酸の60〜90モル%が好ましい。
つまり(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸水溶性
塩の比が40/60〜10/90(モル比)の範囲の割合
の混合物を重合するわけである。上記の比率が40/6
0を越えると吸水倍率や吸水速度が劣り、又製品が酸性
を呈する難点があり、一方10/90未満では吸水倍率
や吸水速度が低下すると共に製品がアルカリ性を有して
いずれも実用上問題が生ずる恐れがある。
【0009】また、本発明で用いる次亜リン酸あるいは
その塩としては、次亜リン酸、次亜リン酸ナトリウム、
次亜リン酸カリウム、次亜リン酸アンモニウム塩、次亜
リン酸アミン塩等の水溶性塩が挙げられ、これらの中か
ら1種以上が使用される。中でも取り扱い時の簡便さの
点で、次亜リン酸ナトリウム、次亜リン酸カリウムが好
適に使用される。更に、本発明で用いられる尿素化合物
としては、尿素、チオ尿素、エチレン尿素、エチレンチ
オ尿素、グアニジン塩等が挙げられ、これらの中から1
種以上が使用される。中でも、チオ尿素、尿素が好適に
使用される。
【0010】上記の次亜リン酸及び/又はその塩の共存
量は、上記の水溶性不飽和単量体すなわち(メタ)アク
リル酸及び(メタ)アクリル酸水溶性塩の総量100重
量部に対して、0.001〜0.1重量部、好ましくは
0.005〜0.05重量部である。次亜リン酸及び/
又はその塩の量が上記範囲よりも少ないと高吸収性が得
られず、一方上記範囲よりも多いと可溶分が多くなり過
ぎる。また、尿素化合物の共存量は、上記の水溶性不飽
和単量体すなわち(メタ)アクリル酸及び(メタ)アク
リル酸水溶性塩の総量100重量部に対して、0.05
〜2重量部、好ましくは0.05〜1重量部である。尿
素化合物の量が上記範囲よりも少ないと高吸収性になり
にくく、一方上記範囲よりも多いと高吸収性にはなるも
のの水可溶分含有率が高くなる。
【0011】更に、上記次亜リン酸及び/又はその塩と
尿素化合物の共存比は、使用目的により一概には言えな
いが、次亜リン酸及び/又はその塩/尿素化合物の重量
比で1/1〜1/20、好ましくは1/5〜1/10で
ある。紙おむつなどの衛生用品や生理用品などの用途に
は、次亜リン酸及び/又はその塩と尿素化合物の共存量
は、水溶性不飽和単量体100重量部に対して、それぞ
れ0.005〜0.05重量部及び0.05〜1.0重
量部程度で十分であり、土壌改良剤用には、同様に0.
05〜0.1重量部及び0.5〜2重量部程度とするこ
とが好ましい。かかる次亜リン酸塩及び尿素化合物の添
加方法としては、重合時に共存していればよく、特に限
定されないが、上記水溶性不飽和単量体の部分中和液に
予め添加しておき、重合するのがポリマーの均質化の点
で好ましい。
【0012】重合を実施するに当っては、公知の任意の
方法が採用でき、水溶液重合(静置重合)、乳化重合(逆
相乳化重合)、懸濁重合(逆相懸濁重合)等が挙げられ
る。本発明においては、上記の何れの重合方法も採用さ
れ得るが、本発明の目的とする高吸水性を有しかつ低水
可溶分の樹脂を得るには、重合温度管理の容易な逆相懸
濁重合法が特に好ましい。以下、かかる重合方法につい
て更に具体的に説明する。 逆相懸濁重合を行うに際しては、水に溶解しない有機溶
媒中に(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸水溶性
塩、多官能性ビニルモノマー等の架橋剤を含む水溶液を
分散させてラジカル重合開始剤の存在下で重合を行う。
【0013】その際、公知の分散安定剤や界面活性剤を
共存させて重合の安定化をはかることも可能である。有
機溶媒としては、シクロヘキサン、シクロペンタン等の
脂環式炭化水素、n−ペンタン、n−ヘキサン、n−ヘ
プタン、リグロイン等の脂肪族炭化水素、ベンゼン、ト
ルエン、キシレン等の芳香族炭化水素が例示される。溶
媒の沸点、融点、価格、工業的入手の容易さから判断す
るとn−ヘキサンやシクロヘキサンが最も実用的であ
る。重合温度は、50〜90℃、重合時間は、0.5〜
5時間が適当である。重合終了後は常法に従って、生成
粒子を濾別し、洗浄、乾燥すれば目的の高吸水性樹脂が
得られる。
【0014】前述した如き重合法を実施するに当って、
使用される重合開始剤としては、アゾビスイソブチロニ
トリルの様なアゾニトリル;t−ブチルパーオキシド、
クメンハイドロパーオキシド等のアルキルパーオキサイ
ド;ジ−t−ブチルパーオキシド等のジアルキルパーオ
キシド;アセチルパーオキシド、ラウロイルパーオキシ
ド、ステアロイルパーオキシド、ベンゾイルパーオキシ
ド等のアシルパーオキシド;t−ブチルパーオキシアセ
テート、t−ブチルパーオキシイソブチレート、t−ブ
チルパーオキシピバレート等のパーオキシエステル;メ
チルエチルケトンパーオキシド、シクロヘキサノンパー
オキシド等のケトンパーオキシド、過酸化水素、過硫酸
アンモニウム、過硫酸カリウム、セリウム塩等が挙げら
れ、特に水溶性の物質が好ましい。
【0015】又、好ましくは界面活性剤を添加して系を
安定に保つことが実用的であり、かかる活性剤として
は、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレンアシルエステル、ポリオキシエチレンソルビタ
ン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、オキシ
エチレンオキシプロピレンブロック共重合体、ショ糖脂
肪酸エステル、高級アルコール硫酸エステル塩、アルキ
ルベンゼンスルホン酸塩あるいはポリオキシエチレンサ
ルフェート等のノニオン系界面活性剤、又はアニオン系
界面活性剤が単独あるいは併用して用いられる。
【0016】更に併用される架橋剤は、アクリル酸及び
アクリル酸水溶性塩の総量に対して0.00001〜
0.5モル%、好ましくは0.0001〜0.1モル%
用いられ、かかる架橋剤の例示としては、エチレングリ
コールジアクリレート、エチレングリコールジメタクリ
レート、ジエチレングリコールジメタクリレート、トリ
エチレングリコールジアクリレート、トリエチレングリ
コールメタクリレート、トリメチロールプロパントリア
クリレート、トリメチロールトリメタクリレート、ペン
タエリスリトールトリアクリレート、ペンタエリスリト
ールトリメタクリレート、N,N'−メチレンビスアク
リルアミド、イソシアヌル酸トリアリルペンタエリスリ
トールジアクリレート、ペンタエリスリトールジメタア
クリレート等の多官能ビニル化合物あるいは(ポリ)エ
チレングリコールジグリシジルエーテル、(ポリ)グリ
セロールポリグリシジルエーテル、ソルビトールポリグ
リシジルエーテル、ペンタエリスリトールポリグリシジ
ルエーテル等の水溶性ないしは水分散性のポリグリシジ
ル化合物が挙げられる。中でも、N,N'−メチレンビ
スアクリルアミド、エチレングリコールジグリシジルエ
ーテル等が好適に用いられる。
【0017】かくして得られた高吸水性樹脂は、工業的
には、乾燥後整粒工程(粉砕及び篩処理)を経て、袋詰
め等に供され出荷(運搬)されていくわけであるが、上
記重合後に従来公知のいわゆる表面架橋を施してもよい
ことは言うまでもない。本発明の高吸水性樹脂は、通常
粉末または粒子の形状で用いられるが、場合によっては
フイルム、シート、繊維、紙などとの複合体成形物の形
で用いることもある。また、本発明の該樹脂の用途とし
ては、生理用品や衛生用品において体液や排泄物を吸収
し漏出を防止する体液吸収剤として特に有用である。そ
のほか、土壌の保水剤、種子コーティング剤、止水剤、
増粘剤、結露防止剤、脱水剤、乾燥剤、調湿剤、汚泥・
液状廃棄物の凝固剤、重金属吸着材、薬剤・芳香剤の徐
放剤、パップ剤、保冷剤などの用途にも使用できる。
【0018】
【作 用】本発明の高吸水性樹脂の製造法は、次亜リ
ン酸及び/又はその塩及び尿素化合物の共存下に重合を
行って製造しているため、高吸水性を有し、水可溶分を
低減し、更には、経時のゲルの安定性に優れた高吸収性
樹脂を得ることができる。
【0019】
【実 施 例】以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説
明する。尚、実施例中、「部」、「%」とあるのは、特
に断りのない限り重量基準を表す。 実施例1 撹拌機、還流冷却器及び窒素ガス導入管を付けた2lの
セパラブルフラスコにシクロヘキサン500mlとソル
ビタンモノステアレート2.5gとを仕込み、窒素バブ
リングを30分間行って、溶存空気及びフラスコ内の空
気を追い出した。別の1lのビーカーにアクリル酸7
0.0gを仕込んだ後、水90gに純度95%の水酸化
ナトリウム30.7gを溶解した溶液を撹拌、冷却下に
徐々に滴下して中和し、アクリル酸17.5g及びアク
リル酸ナトリウム68.5gを含む混合液を得た。
【0020】次に1%過硫酸アンモニウム水溶液3.5
mlと0.5%N,N′−メチレンビスアクリルアミド
水溶液4.2ml、次亜リン酸ナトリウム0.0086
g及び尿素0.086gを添加し、十分混合を行った。
そして500mlの滴下ロートに移し、前記のセパラブ
ルフラスコにセットした。セパラブルフラスコを浴に浸
漬して加温し、撹拌しながら70〜75℃で滴下ロート
より、ビーカーの内容物を1.5時間かけて滴下し、3
0分熟成した後、重合した後系内の水の約60%をシク
ロヘキサンとの共沸にて追い出した。冷却後、内容物を
325メッシュの金網で濾過し、金網上の該内容物を温
シクロヘキサンで洗浄した後、80℃で真空乾燥した。
これにより高吸水性樹脂が得られた。
【0021】実施例2〜8 実施例1において、次亜リン酸及びその塩と尿素化合物
の種類及び配合量を表1の如く変更して高吸水性樹脂を
得た。 比較例1〜6 実施例1の方法において、次亜リン酸塩及び尿素化合物
の配合量を表1の如く変更して高吸水性樹脂を得た。な
お、比較例1では、次亜リン酸塩及び尿素化合物を無添
加とした。上記の実施例及び比較例で得られた高吸水性
樹脂について、以下の評価を行った。
【0022】(生理食塩水吸収能)0.9%の塩化ナト
リウム水溶液60gが入った100mlのビーカーに高
吸水性樹脂0.2gを投入し、室温で20分間放置後、
膨潤ゲルを金網(200メッシュ)で20分間濾過し、
水切りをした後の膨潤ゲルの重さを測定した。以下の式
で吸収能を求めた。 吸収能(g/g)=膨潤ゲルの重さ(g)/0.2
(g) (水可溶分)イオン交換水200gが入った300ml
のビーカーに高吸水性樹脂0.1gを投入し、室温で6
0分間放置後、膨潤ゲルを金網(200メッシュ)で2
0分間濾過し、得られた濾液を100℃で濃縮乾固して
残分を測定した。以下の式で水可溶分を求めた。 水可溶分(%)=[濃縮乾固残分(g)/0.1
(g)]×100
【0023】(ゲルの安定性)1.0ppmのFe2+
オンを含有した0.9%の塩化ナトリウム水溶液25g
が入った100mlのビーカーに高吸水性樹脂1gを投
入し、ガラス棒で軽く撹拌を行った後、室温で6時間放
置した。その後、膨潤ゲルを取り出し、指触によりゲル
の糸引きの有無を確認した。 ○ −−− 糸引き無し × −−− 糸引き有り 評価結果を表2に示す。
【0024】
【表1】 次亜リン酸(塩) 尿素化合物 次亜リン酸 次亜リン酸ナトリウム 次亜リン酸カリウム チオ尿素 尿素 実施例1 −− 0.01 −− 0.1 −− 〃 2 −− 0.01 −− −− 0.2 〃 3 −− 0.005 −− 0.2 −− 〃 4 −− −− 0.005 0.05 −− 〃 5 −− −− 0.05 1.0 −− 〃 6 −− 0.025 0.025 −− 0.5 〃 7 0.01 −− −− 0.1 −− 〃 8 0.005 0.005 −− 0.1 −− 比較例1 −− −− −− −− −− 〃 2 −− 0.01 −− −− −− 〃 3 −− −− −− 0.1 −− 〃 4 −− 0.01 −− 3.0 −− 〃 5 −− 0.3 −− 0.1 −− 〃 6 −− 0.3 −− 3.0 −− 註)数値は、水溶性不飽和単量体100重量部に対する添加重量部を表す。
【0025】
【表2】 生理食塩水吸収能 水可溶分 ゲルの安定性 (g/g) (%) 実施例1 85 13 ○ 〃 2 80 12 ○ 〃 3 85 12 ○ 〃 4 85 12 ○ 〃 5 105 17 ○ 〃 6 90 14 ○ 〃 7 90 14 ○ 〃 8 85 13 ○ 比較例1 50 8 ○ 〃 2 63 18 × 〃 3 55 13 ○ 〃 4 68 19 × 〃 5 * 50< × 〃 6 * 50< × * 高吸収性樹脂が粘稠体となり、濾別不可のため、測定不能であった。
【0026】
【発明の効果】本発明の高吸水性樹脂の製造法は、次亜
リン酸及び/又はその塩と尿素化合物の共存下に重合を
行って製造しているため、高吸水性を有し、かつ水可溶
分を低減し、更には、経時のゲルの安定性に優れた高吸
収性樹脂を得ることができ、生理用品や衛生用品などの
体液吸収剤として極めて有用であり、そのほか土壌改良
剤等種々の用途に好適に使用できる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (メタ)アクリル酸と(メタ)アクリル
    酸水溶性塩を主成分とする水溶性不飽和単量体を架橋剤
    の存在下で重合させてアクリル系高吸水性樹脂を製造す
    るに当たって、水溶性不飽和単量体100重量部に対し
    て次亜リン酸及び/又はその塩0.001〜0.1重量
    部と尿素化合物0.05〜2重量部を共存させて重合す
    ることを特徴とする高吸水性樹脂の製造法。
  2. 【請求項2】 次亜リン酸及び/又はその塩と尿素化合
    物を水溶性不飽和単量体に添加し重合することを特徴と
    する請求項1記載の高吸水性樹脂の製造法。
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