JPH0449562B2 - - Google Patents
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- JPH0449562B2 JPH0449562B2 JP60043543A JP4354385A JPH0449562B2 JP H0449562 B2 JPH0449562 B2 JP H0449562B2 JP 60043543 A JP60043543 A JP 60043543A JP 4354385 A JP4354385 A JP 4354385A JP H0449562 B2 JPH0449562 B2 JP H0449562B2
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- formula
- polymer
- group
- water
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J20/00—Solid sorbent compositions or filter aid compositions; Sorbents for chromatography; Processes for preparing, regenerating or reactivating thereof
- B01J20/22—Solid sorbent compositions or filter aid compositions; Sorbents for chromatography; Processes for preparing, regenerating or reactivating thereof comprising organic material
- B01J20/26—Synthetic macromolecular compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J9/00—Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J9/00—Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof
- C08J9/28—Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof by elimination of a liquid phase from a macromolecular composition or article, e.g. drying of coagulum
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J2201/00—Foams characterised by the foaming process
- C08J2201/04—Foams characterised by the foaming process characterised by the elimination of a liquid or solid component, e.g. precipitation, leaching out, evaporation
- C08J2201/05—Elimination by evaporation or heat degradation of a liquid phase
- C08J2201/0504—Elimination by evaporation or heat degradation of a liquid phase the liquid phase being aqueous
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
Description
発明の分野
本発明は多孔質ポリマー物質に関する。より詳
細には、高吸収性架橋ポリマー材料、並びにそれ
らの製造方法、及び低密度ポリマーからの化学的
改質方法に関する。 発明の背景 欧州特許出願第60138号には、著しく低密度で
かつ高多孔質の新規架橋ポリマーが開示されてい
る。 新規な高分散相乳化重合系を使用するそれらの
製造方法が開示されており、種々のモノマーがこ
れらの多孔質ポリマーの製造に使用されている。 これらの多孔質ポリマーによつて示される興味
のある性質に鑑みて、ポリマーの構造に基づいて
有用な物理的及び化学的特性を有する多孔質ポリ
マーが製造できるように、多孔質ポリマー中に化
学的に活性な原子団を導入して、別の代替し得る
モノマーを評価する研究がさらに行われてきた。 より詳細には、適切な官能基及び乾燥環境を選
択することによつて、特殊な吸収剤及び支持体を
製造することができる。 発明の内容 本発明は、水で膨潤した状態において全細孔容
積が5.6c.c./gより大きいミクロン寸法の連続キ
ヤビテイ又は室を有し、乾燥状態から水を3g液
体/gポリマー以上自然吸収する能力を有し、か
つ塩水(10%NaCl):水の吸収比が0.1より大き
いような塩水吸収能力を有する高度に多孔質の架
橋、官能化ポリマーに関する。この多孔質・架
橋・官能化ポリマーは98〜90重量%の主鎖が互い
に2〜10重量%のジビニルベンゼンで架橋したも
のから成るが、該主鎖ばビニル重合で得られたも
のであつて0〜70モル%の非官能化モノマー単位
()及び100〜30モル%の官能化モノマー単位
()から成る。ここで、モノマー単位()は
クロロメチルスチレン、n−ブチルメタクリレー
ト、t−ブチルアクリレート、2−エチルヘキシ
ルアクリレートからなる群から選択されるもので
あり、モノマー単位()は以下の式で表され
る。 式中、R1は水素又はメチル基であり、残基
細には、高吸収性架橋ポリマー材料、並びにそれ
らの製造方法、及び低密度ポリマーからの化学的
改質方法に関する。 発明の背景 欧州特許出願第60138号には、著しく低密度で
かつ高多孔質の新規架橋ポリマーが開示されてい
る。 新規な高分散相乳化重合系を使用するそれらの
製造方法が開示されており、種々のモノマーがこ
れらの多孔質ポリマーの製造に使用されている。 これらの多孔質ポリマーによつて示される興味
のある性質に鑑みて、ポリマーの構造に基づいて
有用な物理的及び化学的特性を有する多孔質ポリ
マーが製造できるように、多孔質ポリマー中に化
学的に活性な原子団を導入して、別の代替し得る
モノマーを評価する研究がさらに行われてきた。 より詳細には、適切な官能基及び乾燥環境を選
択することによつて、特殊な吸収剤及び支持体を
製造することができる。 発明の内容 本発明は、水で膨潤した状態において全細孔容
積が5.6c.c./gより大きいミクロン寸法の連続キ
ヤビテイ又は室を有し、乾燥状態から水を3g液
体/gポリマー以上自然吸収する能力を有し、か
つ塩水(10%NaCl):水の吸収比が0.1より大き
いような塩水吸収能力を有する高度に多孔質の架
橋、官能化ポリマーに関する。この多孔質・架
橋・官能化ポリマーは98〜90重量%の主鎖が互い
に2〜10重量%のジビニルベンゼンで架橋したも
のから成るが、該主鎖ばビニル重合で得られたも
のであつて0〜70モル%の非官能化モノマー単位
()及び100〜30モル%の官能化モノマー単位
()から成る。ここで、モノマー単位()は
クロロメチルスチレン、n−ブチルメタクリレー
ト、t−ブチルアクリレート、2−エチルヘキシ
ルアクリレートからなる群から選択されるもので
あり、モノマー単位()は以下の式で表され
る。 式中、R1は水素又はメチル基であり、残基
【式】は任意に存在するスペ
ーサー基であり(芳香族環はニトロ基で置換され
ていても置換されていなくてもよく、mは0乃至
5である)、Zは以下の(a)、(b)及び(c)から成る群
から選択したイオン性又は極性官能基である。 (a) 下記の構造(1)〜(3)のいずれかで表されるイオ
ン性又は極性官能基、
ていても置換されていなくてもよく、mは0乃至
5である)、Zは以下の(a)、(b)及び(c)から成る群
から選択したイオン性又は極性官能基である。 (a) 下記の構造(1)〜(3)のいずれかで表されるイオ
ン性又は極性官能基、
【式】
(式中、R2、R3及びR4は同一又は異なるもの
で、短鎖のアルキル基、シクロアルキル基、ア
リール基もしくはヒドロキシアルキル基である
か、又はR2とR3とが環系の一部分を形成する
ものであるが、ただし、式(1)のカチオン種にお
いてはR2+R3+R4の合計炭素数は10未満であ
り、式(2)のアミン塩及び式(3)のアミンオキシド
においてはR2+R3の合計炭素数は8未満であ
つて、かつ対イオンX-は無機種又は炭素数8
未満の低級カルボキシレート種であつて、式(1)
のカチオン種の場合はOH-でもよい) (b) 下記の式で表わされるアルコキシ基、 (式中、pは1乃至680であり、Bは
で、短鎖のアルキル基、シクロアルキル基、ア
リール基もしくはヒドロキシアルキル基である
か、又はR2とR3とが環系の一部分を形成する
ものであるが、ただし、式(1)のカチオン種にお
いてはR2+R3+R4の合計炭素数は10未満であ
り、式(2)のアミン塩及び式(3)のアミンオキシド
においてはR2+R3の合計炭素数は8未満であ
つて、かつ対イオンX-は無機種又は炭素数8
未満の低級カルボキシレート種であつて、式(1)
のカチオン種の場合はOH-でもよい) (b) 下記の式で表わされるアルコキシ基、 (式中、pは1乃至680であり、Bは
【式】
又はCOOM又は
【式】
であり、R5は水素又は短鎖アルキル基であり、
かつMは金属、アンモニウム又は置換アンモニ
ウムカチオンである) (c) 硫酸、カルボン酸、リン酸、スルホン酸基、
又はその混合物の金属、アンモニウムもしくは
置換アンモニウム塩(ただし、残基
かつMは金属、アンモニウム又は置換アンモニ
ウムカチオンである) (c) 硫酸、カルボン酸、リン酸、スルホン酸基、
又はその混合物の金属、アンモニウムもしくは
置換アンモニウム塩(ただし、残基
【式】
が
【式】
(式中M′はH又はカチオンであるとなるもの
は除く)。 本発明のさらに好ましい態様においては、モノ
マー単位()における官能基Zは上記スペーサ
ー基を介さずに直接主鎖に結合する。官能基Zは
上記(a)、(b)及び(c)のいずれでもよいが、特に好ま
しいのは(c)のカルボン酸の金属、アンモニウム又
は置換アンモニウムである。この場合、カルボキ
シル化モノマー単位()は全モノマー組成の少
なくとも75%を構成する。 架橋剤の量は、1〜20%又はそれ以上、好まし
くは2〜10%である。1%未満の架橋度では、ポ
リマーは溶剤膨潤状態において軟質ゲルであつ
て、自身の溶剤膨潤重量を支えることができな
い。さらに、2%以下の架橋度では、乾燥条件の
選択に極めて慎重な注意を払わない限り乾燥工程
時に構造が破壊されるおそれがある。 15〜20%もしくはそれ以上の架橋度では、ポリ
マー鎖が架橋剤によつて不動化されているため、
乾燥時のポリマー収縮並びに溶剤吸収時の再膨潤
が起らない。しかしながら、ポリマーは依然とし
て3g/gより大の吸水率及び0.1より大の塩
水/水吸収比を示すが、これは特に置換度が高い
場合(>40%、好ましくは>70%)に認められ
る。ポリマーの最適吸収は、機械的強度とポリマ
ーの易動的性並びに潤滑性とが釣合う2乃至10%
の架橋度で起こる。 液体吸収容量は細孔容積と共に増加するので、
細孔容積はポリマー容積の85%(5.6c.c./g)よ
りも大きく、好ましくは95%(20c.c./g)よりも
大きくあるべきである。再言すれば、液体吸収容
量は架橋度及び置換度と共に細孔容積によつて決
まる。低細孔容積で最高の液体吸収を得るために
は、架橋度が比較的低い範囲(2〜10%)にあつ
て、しかも置換度が比較的高い範囲(好ましくは
>70%)にあるのが好ましい。 架橋度が15〜20%を越えない条件下では、吸収
される溶剤量は存在するイオン性又は極性官能基
の数と共に増加するので、ポリマーの置換度又は
官能化度は30%より大、好ましくは50%より大、
最も好ましくは70%より大である。架橋度が上記
の水準を越えると、液体吸収量は溶媒和ポリマー
鎖の易動性に依存するようになり、置換度に対す
る液体吸収量の依存性は低くなる。 置換度が高く(通常50%より大)かつ架橋度が
低い(15%未満)場合、これらのイオン性又は極
性ポリマーは、メタノール又は水のような極性溶
剤から乾燥させた時、通常破壊されて堅い粒体と
なるが、この粒体は乾燥した状態から液体を吸収
させた場合に目に見える程著しい膨潤を示す。た
だし、このような破壊及び再膨潤は本発明の本質
的特徴ではない。これらの物理的に破壊された材
料は一般に有機油に対して親和力をほとんど示さ
ず、このことはそれらの低いオレイン酸吸収数値
に反映されている(例を参照のこと)。ヘキサン
のような非極性溶剤から乾燥させた時、これらの
ポリマーはより開放膨張した脆い構造を保持して
おり、カチオン性窒素種、アミン塩、並びにアミ
ンオキシドにおいては、著しく親水性が低下して
疎水性油の吸収能力が増大する。エトキシレー
ト、又は架橋度の高いポリマー、又は置換度の低
いポリマーにおいて見られる幾つかの場合には、
極性溶剤から乾燥させても物理的破壊は起らず、
そのためそれらは高いオレイン酸吸収能力を保持
している。エトキシ化ポリマーは柔軟かつゴム状
であつて、弾性を有する。 本発明の供する吸収材料は、一般にクロロメチ
ル又はエステル官能基のような反応性基を有する
予め形成された多孔質ポリマーブロツクを化学的
に改質することによつて間接的に製造される。後
で化学的に改質するのに適した予め形成された多
孔質ポリマーは、クロロメチルスチレン、n−ブ
チルメタクリレート、t−ブチルアクリレート、
2−エチルヘキシルアクリレート、もしくはその
他の適切なアクリレート又はメタクリレートエス
テルあるいはそれらの混合物のような好適水溶解
度の低いモノマーの重合によつて製造することが
できる。その他のコモノマー類(架橋剤も含め
て)も、20%以下、又はかかるモノマーがポリマ
ー製造の際に使用する高分散相エマルジヨンの安
定性を損わないという条件、並びに化学的改質後
に生じる最終的ポリマーが最低でもモノマー残基
の30%に当るイオン性又は極性官能基を有するよ
うに反応性モノマーが十分高い水準で存在すると
いう条件の下で20%より多く配合することができ
る。 後で化学的に改質するための高度に多孔質のポ
リマーを製造するために使用することのできる他
の好適なモノマーはスチレン、α−メチルスチレ
ン、他の置換スチンレン、もしくはビニル芳香族
モノマーであり、これは重合後にクロロメチル
化、硝酸化、又はその他の官能化によつて多孔質
ポリマー中間体を生成でき、続いてこれを本発明
のイオン性又は極性多孔質ポリマーに転化させる
ことができる。 あるいはイオン性又は極性官能基を有する多孔
質ポリマーは適切なモノマーの乳化及び重合によ
つて直接製造することができる。ただし、かかる
モノマーは安定でしかも重合し得る高分散相エマ
ルジヨンを形成できるものでなくてはならない。 本発明はまた0.15g/c.c.未満の乾燥密度を有
し、かつジビニルベンゼンのような二官能価試薬
で架橋させたクロロメチルスチレン残基を30重量
%以上含む多孔質で均質な架橋ポリマー材料から
得られる。 クロロメチルスチレンポリマーは、欧州特許出
願第60138号中に記載の一般的方法によつて製造
される。 架橋クロロメチルスチレンポリマーの製造方法
はスチレンベースの多孔質ポリマーの製造方法と
類似しているが、均質な構造を与えるためには僅
かに高濃度の乳化剤が必要である(スチレンの場
合の20%に対し、クロロメチルスチレンの場合は
25%)。 乳化剤の量が比較的少ないと、典型的細孔構造
(約10μm)に加えて若干大きな空隙(約100μm)
を有する材料を与える。界面活性剤の量が多いほ
どエマルジヨンの調製は困難となるので、96.5%
の分散相エマルジヨン中に容易に配合できる乳化
剤の最大量は25%である。 2.5gのスパン80(Span80)及び1cm3の市販ジ
ビニルベンゼン/エチルビニルベンゼンをポリプ
ロピレンビーカー中の10cm3のクロロメチルスチレ
ン中に溶解する。0.75gの過硫酸カリウムを300
cm3の脱イオン水中に溶かし、この溶液を撹拌下の
モノマー/界面活性剤混合物に滴下して加える。
過硫酸カリウム溶液を添加し終つた後、ビーカー
を密封して水浴中で60℃に加熱して重合させる。
18時間後に湿潤ポリマーの固体塊が得られ、これ
を空気中30〜40℃で乾燥させてもよい。 実施例における出発基材は、このような方法に
よつて製造した多孔質ポリマーであつた。実施例
の化学的転換を行うにあつては、いずれの場合も
前もつてポリマーを乾燥させ、ヘキサンでソツク
スレー抽出して残留乳化剤(スパン80)を除去し
た。ただし、ほとんどの化学的改質反応において
この処理は必須のものではない。乳化剤の抽出を
行つた理由の一つは、望ましくない副反応が起こ
る官能性を減じるためであり、もう一つは反応の
進行をモニターするのに安定的に用いた赤外スペ
クトルの解釈を容易にするためであつた。 ポリアクリレート材料は対応するアクリレート
エステルの加水分解によつて製造した。これらの
アクリレートエステルポリマーは、クロロメチル
スチレンに対してスパン80を乳化剤として用いた
場合と同様の方法で製造した。 以下の実施例で本発明をさらに詳細に説明す
る。実施例における表には、本発明の新規ポリマ
ー、並びに本発明の技術範囲に含まれない比較用
ポリマーに関するデータを載せた。温度は℃であ
る。 実施例 1 カチオン性窒素誘導体の調製 使用する第三アミンの溶解度に応じて反応用溶
剤として水かエタノールを選択した。ただし、他
の溶剤も使用できた。丸底フラスコ中において、
予め形成したクロロメチルスチレン多孔質ポリマ
ーを減圧下に溶剤で充填し、それに所望の第三ア
ミンを加えた(通常は10モル倍過剰であるが、こ
れより多量もしくは少量のアミンも使用できた)。
反応体を、(a)アミンの反応性並びに(b)所望の反応
程度に応じて40℃から還流温度までの範囲の温度
で3分乃至15時間加熱した。反応は低温でも進行
するが反応時間は増加する。カチオン性生成物を
反応混合物から除去し、水又はエタノール、次に
メタノールで充分洗浄して未反応第三アミンを除
去した。次いで固形物をメタノールが飽和した状
態から風乾させた。別法として、メタノールで飽
和したポリマーを酢酸エチル、次にヘキサンで処
理してヘキサン膨潤ポリマーを得て、これを風乾
した。これらの固体は、所望によつては昇温下
(80℃)の真空炉中でさらに乾燥させてもよい。
メタノールから得た固体は、通常破壊された硬い
粒子であつたが、ヘキサンから得たものは通常は
膨張して密度の低いポリマー片であつた。次に乾
燥した固体の液体吸収性能について試験した。反
応程度は塩化物イオンに対するフオルハルト
(Volhard)標準法で定量した。フオーゲル(A.
I.Vogel)著「ア・テキストブツク・オブ・クオ
ンテイテイブ・オーガニツク・アナリシス(A
Textbook of Quantitative Organic
Analysis)、ロングマン社第3版(1961年)、267
頁サブ35ピイ・アール・オー・シー・ビー
(Sub35Proc.B)を参照のこと。 表1に示した試料の調製試 料 調 製 1 過剰の水性アミン、還流、クロロメチルポ
リマーと30分間 2 過剰のエタノール性アミン、還流、クロロ
メチルポリマーと25時間 3 過剰のエタノール性アミン、還流、クロロ
メチルポリマーと7.5時間 4 過剰のエタノール性アミン、還流、クロロ
メチルポリマーと7.0時間 5 ポリスチレンポリマー標準的な多孔質ポリ
マーの調製 6 過剰の水性アミン、4.5℃、クロロメチル
ポリマーと3.0分間 7 過剰の水性アミン、50℃、クロロメチルポ
リマーと3.0分間 8 過剰の水性アミン、還流、クロロメチルポ
リマーと7.0時間 9 試料8についてOH-/Cl-交換 10 試料1についてNO3-/Cl-交換 11−13 過剰の水性アミン、65℃、クロロメチ
ルポリマーと2.0時間 14 過剰の水性アミン、還流、クロロメチルポ
リマーと7.0時間 本実施例の結果を表1に載せた。試料1乃至4
は、N−アルキル基の鎖長の増加に伴つて吸水性
が低下し、N−アルキル基中の炭素原子総数が10
を越えると生成物は満足のいかないものとなるこ
とを示している。試料5は、欧州特許出願第
60138号に開示の材料も本発明の基準を満足しな
いことを示している。試料6−8及び試料1はポ
リマーの官能化度を増加させた時の効果を示して
おり、置換度の最も低い材料は本発明から除外さ
れる。試料8−10及び試料は液体吸収に及ぼす対
イオンの効果を示す。試料11と試料1は細孔容積
の効果を示し、試料12、13及び1は架橋度の効果
を示す。表1(B)は非極性溶剤からポリマーを乾燥
させた時の効果を示しており、メタノール乾燥試
料と比べると親水性が低下し親油性が上昇してい
る。 実施例 2 アミノ誘導体の塩類 アミン塩は、適したアミンを所望の無機酸又は
有機酸自体又はそれらの希釈溶液で処理して製造
した。例えば、アミンは、塩酸のメタノール溶
液、硫酸水性溶液、乳酸自体、又はオレイン酸自
体で処理することができる。このようにして形成
した塩は、過剰の酸がなくなるまで溶剤で洗浄
し、乾燥させる。
は除く)。 本発明のさらに好ましい態様においては、モノ
マー単位()における官能基Zは上記スペーサ
ー基を介さずに直接主鎖に結合する。官能基Zは
上記(a)、(b)及び(c)のいずれでもよいが、特に好ま
しいのは(c)のカルボン酸の金属、アンモニウム又
は置換アンモニウムである。この場合、カルボキ
シル化モノマー単位()は全モノマー組成の少
なくとも75%を構成する。 架橋剤の量は、1〜20%又はそれ以上、好まし
くは2〜10%である。1%未満の架橋度では、ポ
リマーは溶剤膨潤状態において軟質ゲルであつ
て、自身の溶剤膨潤重量を支えることができな
い。さらに、2%以下の架橋度では、乾燥条件の
選択に極めて慎重な注意を払わない限り乾燥工程
時に構造が破壊されるおそれがある。 15〜20%もしくはそれ以上の架橋度では、ポリ
マー鎖が架橋剤によつて不動化されているため、
乾燥時のポリマー収縮並びに溶剤吸収時の再膨潤
が起らない。しかしながら、ポリマーは依然とし
て3g/gより大の吸水率及び0.1より大の塩
水/水吸収比を示すが、これは特に置換度が高い
場合(>40%、好ましくは>70%)に認められ
る。ポリマーの最適吸収は、機械的強度とポリマ
ーの易動的性並びに潤滑性とが釣合う2乃至10%
の架橋度で起こる。 液体吸収容量は細孔容積と共に増加するので、
細孔容積はポリマー容積の85%(5.6c.c./g)よ
りも大きく、好ましくは95%(20c.c./g)よりも
大きくあるべきである。再言すれば、液体吸収容
量は架橋度及び置換度と共に細孔容積によつて決
まる。低細孔容積で最高の液体吸収を得るために
は、架橋度が比較的低い範囲(2〜10%)にあつ
て、しかも置換度が比較的高い範囲(好ましくは
>70%)にあるのが好ましい。 架橋度が15〜20%を越えない条件下では、吸収
される溶剤量は存在するイオン性又は極性官能基
の数と共に増加するので、ポリマーの置換度又は
官能化度は30%より大、好ましくは50%より大、
最も好ましくは70%より大である。架橋度が上記
の水準を越えると、液体吸収量は溶媒和ポリマー
鎖の易動性に依存するようになり、置換度に対す
る液体吸収量の依存性は低くなる。 置換度が高く(通常50%より大)かつ架橋度が
低い(15%未満)場合、これらのイオン性又は極
性ポリマーは、メタノール又は水のような極性溶
剤から乾燥させた時、通常破壊されて堅い粒体と
なるが、この粒体は乾燥した状態から液体を吸収
させた場合に目に見える程著しい膨潤を示す。た
だし、このような破壊及び再膨潤は本発明の本質
的特徴ではない。これらの物理的に破壊された材
料は一般に有機油に対して親和力をほとんど示さ
ず、このことはそれらの低いオレイン酸吸収数値
に反映されている(例を参照のこと)。ヘキサン
のような非極性溶剤から乾燥させた時、これらの
ポリマーはより開放膨張した脆い構造を保持して
おり、カチオン性窒素種、アミン塩、並びにアミ
ンオキシドにおいては、著しく親水性が低下して
疎水性油の吸収能力が増大する。エトキシレー
ト、又は架橋度の高いポリマー、又は置換度の低
いポリマーにおいて見られる幾つかの場合には、
極性溶剤から乾燥させても物理的破壊は起らず、
そのためそれらは高いオレイン酸吸収能力を保持
している。エトキシ化ポリマーは柔軟かつゴム状
であつて、弾性を有する。 本発明の供する吸収材料は、一般にクロロメチ
ル又はエステル官能基のような反応性基を有する
予め形成された多孔質ポリマーブロツクを化学的
に改質することによつて間接的に製造される。後
で化学的に改質するのに適した予め形成された多
孔質ポリマーは、クロロメチルスチレン、n−ブ
チルメタクリレート、t−ブチルアクリレート、
2−エチルヘキシルアクリレート、もしくはその
他の適切なアクリレート又はメタクリレートエス
テルあるいはそれらの混合物のような好適水溶解
度の低いモノマーの重合によつて製造することが
できる。その他のコモノマー類(架橋剤も含め
て)も、20%以下、又はかかるモノマーがポリマ
ー製造の際に使用する高分散相エマルジヨンの安
定性を損わないという条件、並びに化学的改質後
に生じる最終的ポリマーが最低でもモノマー残基
の30%に当るイオン性又は極性官能基を有するよ
うに反応性モノマーが十分高い水準で存在すると
いう条件の下で20%より多く配合することができ
る。 後で化学的に改質するための高度に多孔質のポ
リマーを製造するために使用することのできる他
の好適なモノマーはスチレン、α−メチルスチレ
ン、他の置換スチンレン、もしくはビニル芳香族
モノマーであり、これは重合後にクロロメチル
化、硝酸化、又はその他の官能化によつて多孔質
ポリマー中間体を生成でき、続いてこれを本発明
のイオン性又は極性多孔質ポリマーに転化させる
ことができる。 あるいはイオン性又は極性官能基を有する多孔
質ポリマーは適切なモノマーの乳化及び重合によ
つて直接製造することができる。ただし、かかる
モノマーは安定でしかも重合し得る高分散相エマ
ルジヨンを形成できるものでなくてはならない。 本発明はまた0.15g/c.c.未満の乾燥密度を有
し、かつジビニルベンゼンのような二官能価試薬
で架橋させたクロロメチルスチレン残基を30重量
%以上含む多孔質で均質な架橋ポリマー材料から
得られる。 クロロメチルスチレンポリマーは、欧州特許出
願第60138号中に記載の一般的方法によつて製造
される。 架橋クロロメチルスチレンポリマーの製造方法
はスチレンベースの多孔質ポリマーの製造方法と
類似しているが、均質な構造を与えるためには僅
かに高濃度の乳化剤が必要である(スチレンの場
合の20%に対し、クロロメチルスチレンの場合は
25%)。 乳化剤の量が比較的少ないと、典型的細孔構造
(約10μm)に加えて若干大きな空隙(約100μm)
を有する材料を与える。界面活性剤の量が多いほ
どエマルジヨンの調製は困難となるので、96.5%
の分散相エマルジヨン中に容易に配合できる乳化
剤の最大量は25%である。 2.5gのスパン80(Span80)及び1cm3の市販ジ
ビニルベンゼン/エチルビニルベンゼンをポリプ
ロピレンビーカー中の10cm3のクロロメチルスチレ
ン中に溶解する。0.75gの過硫酸カリウムを300
cm3の脱イオン水中に溶かし、この溶液を撹拌下の
モノマー/界面活性剤混合物に滴下して加える。
過硫酸カリウム溶液を添加し終つた後、ビーカー
を密封して水浴中で60℃に加熱して重合させる。
18時間後に湿潤ポリマーの固体塊が得られ、これ
を空気中30〜40℃で乾燥させてもよい。 実施例における出発基材は、このような方法に
よつて製造した多孔質ポリマーであつた。実施例
の化学的転換を行うにあつては、いずれの場合も
前もつてポリマーを乾燥させ、ヘキサンでソツク
スレー抽出して残留乳化剤(スパン80)を除去し
た。ただし、ほとんどの化学的改質反応において
この処理は必須のものではない。乳化剤の抽出を
行つた理由の一つは、望ましくない副反応が起こ
る官能性を減じるためであり、もう一つは反応の
進行をモニターするのに安定的に用いた赤外スペ
クトルの解釈を容易にするためであつた。 ポリアクリレート材料は対応するアクリレート
エステルの加水分解によつて製造した。これらの
アクリレートエステルポリマーは、クロロメチル
スチレンに対してスパン80を乳化剤として用いた
場合と同様の方法で製造した。 以下の実施例で本発明をさらに詳細に説明す
る。実施例における表には、本発明の新規ポリマ
ー、並びに本発明の技術範囲に含まれない比較用
ポリマーに関するデータを載せた。温度は℃であ
る。 実施例 1 カチオン性窒素誘導体の調製 使用する第三アミンの溶解度に応じて反応用溶
剤として水かエタノールを選択した。ただし、他
の溶剤も使用できた。丸底フラスコ中において、
予め形成したクロロメチルスチレン多孔質ポリマ
ーを減圧下に溶剤で充填し、それに所望の第三ア
ミンを加えた(通常は10モル倍過剰であるが、こ
れより多量もしくは少量のアミンも使用できた)。
反応体を、(a)アミンの反応性並びに(b)所望の反応
程度に応じて40℃から還流温度までの範囲の温度
で3分乃至15時間加熱した。反応は低温でも進行
するが反応時間は増加する。カチオン性生成物を
反応混合物から除去し、水又はエタノール、次に
メタノールで充分洗浄して未反応第三アミンを除
去した。次いで固形物をメタノールが飽和した状
態から風乾させた。別法として、メタノールで飽
和したポリマーを酢酸エチル、次にヘキサンで処
理してヘキサン膨潤ポリマーを得て、これを風乾
した。これらの固体は、所望によつては昇温下
(80℃)の真空炉中でさらに乾燥させてもよい。
メタノールから得た固体は、通常破壊された硬い
粒子であつたが、ヘキサンから得たものは通常は
膨張して密度の低いポリマー片であつた。次に乾
燥した固体の液体吸収性能について試験した。反
応程度は塩化物イオンに対するフオルハルト
(Volhard)標準法で定量した。フオーゲル(A.
I.Vogel)著「ア・テキストブツク・オブ・クオ
ンテイテイブ・オーガニツク・アナリシス(A
Textbook of Quantitative Organic
Analysis)、ロングマン社第3版(1961年)、267
頁サブ35ピイ・アール・オー・シー・ビー
(Sub35Proc.B)を参照のこと。 表1に示した試料の調製試 料 調 製 1 過剰の水性アミン、還流、クロロメチルポ
リマーと30分間 2 過剰のエタノール性アミン、還流、クロロ
メチルポリマーと25時間 3 過剰のエタノール性アミン、還流、クロロ
メチルポリマーと7.5時間 4 過剰のエタノール性アミン、還流、クロロ
メチルポリマーと7.0時間 5 ポリスチレンポリマー標準的な多孔質ポリ
マーの調製 6 過剰の水性アミン、4.5℃、クロロメチル
ポリマーと3.0分間 7 過剰の水性アミン、50℃、クロロメチルポ
リマーと3.0分間 8 過剰の水性アミン、還流、クロロメチルポ
リマーと7.0時間 9 試料8についてOH-/Cl-交換 10 試料1についてNO3-/Cl-交換 11−13 過剰の水性アミン、65℃、クロロメチ
ルポリマーと2.0時間 14 過剰の水性アミン、還流、クロロメチルポ
リマーと7.0時間 本実施例の結果を表1に載せた。試料1乃至4
は、N−アルキル基の鎖長の増加に伴つて吸水性
が低下し、N−アルキル基中の炭素原子総数が10
を越えると生成物は満足のいかないものとなるこ
とを示している。試料5は、欧州特許出願第
60138号に開示の材料も本発明の基準を満足しな
いことを示している。試料6−8及び試料1はポ
リマーの官能化度を増加させた時の効果を示して
おり、置換度の最も低い材料は本発明から除外さ
れる。試料8−10及び試料は液体吸収に及ぼす対
イオンの効果を示す。試料11と試料1は細孔容積
の効果を示し、試料12、13及び1は架橋度の効果
を示す。表1(B)は非極性溶剤からポリマーを乾燥
させた時の効果を示しており、メタノール乾燥試
料と比べると親水性が低下し親油性が上昇してい
る。 実施例 2 アミノ誘導体の塩類 アミン塩は、適したアミンを所望の無機酸又は
有機酸自体又はそれらの希釈溶液で処理して製造
した。例えば、アミンは、塩酸のメタノール溶
液、硫酸水性溶液、乳酸自体、又はオレイン酸自
体で処理することができる。このようにして形成
した塩は、過剰の酸がなくなるまで溶剤で洗浄
し、乾燥させる。
【表】
本実施例の結果を表2に示した。試料1−3
は、窒素原子に結合した炭素原子数を増加させた
時の効果を示しており、炭素数が8より多いと本
発明の基準を満足しない。試料4は欧州特許出願
第60138号中に開示されている材料が本発明の基
準を満足しないことを再び示したものである。試
料5−9、試料1は対イオンの効果並びに置換水
準増加の効果を示す。注目すべきは、長鎖有機対
イオンを有する試料9が本発明の基準を満足しな
いことである。試料10と試料1は細孔容積の効果
を示す。試料11−13は架橋度が増大した時の効果
を示す。表2(B)は乾燥溶剤の効果を再度示したも
のである。 実施例 3 アミンオキシド誘導体の調製 アミノ多孔質ポリマーを30%過酸化水素溶液中
に浸漬し、工程の補助に真空充填を使用してアミ
ンオキシド誘導体を製造した。次いで反応体を60
℃で最高15時間加熱した。固体を回収し、洗浄し
前記のように乾燥させた。 短鎖アルキル鎖カチオン性材料及びアミン塩の
場合と同様に、メタノールから乾燥した短鎖を有
するアミンオキサイド誘導体は破壊された密な脆
い粒子であつて、このものは親水性かつ水膨潤性
であつた。アミンオキシドの場合もまた、これら
の乾燥ポリマーは水の場合と同様に塩水に対して
も高い親和性を有する。ただし、オレイン酸を吸
収する可能性はほとんどない。 表3に示した試料の調製試 料 調 製 1 アミンに対し過剰の30%水性H2O2、60℃、
14時間 2 アミンに対し過剰の30%水性H2O2、60℃、
6時間 3 アミンに対し過剰の30%水性H2O2、60℃、
7時間 4 ポリスチレンポリマー標準的多孔質ポリマ
ー調製 5 アミンに対し過剰の30%水性H2O2、60℃、
6時間 6−8 アミンに対し過剰の30%水性H2O2、
60℃、10時間 本実施例の結果を表3に示した。試料1−3
は、窒素原子に結合した炭素原子数を増加させた
時の効果を示しており、炭素数が8より多いと本
発明の基準を満足しない。試料5及び1は置換度
の効果を示し、試料6及び2は細孔容積の効果を
示す。実施例7、8及び2は架橋度の効果を示
す。表3(B)は乾燥溶剤の効果を示す。 実施例 4 脂肪族硫酸塩誘導体の調製 脂肪族硫酸塩残基を有する多孔質ポリマーは、
クロロメチルスチレンポリマーをジメチルホルム
アミド(DMF)溶剤中の酢酸ナトリウム又は酢
酸カリウムで還流温度において最高15時間処理し
てアセトキシ誘導体を生じさせることによつて得
ることができる。DMFを洗い去つた後に、アセ
テートエステルは水性エタノール中において還流
温度で最高15時間加水分解することができる。 このようにして製造したヒドロキシメチルスチ
レンポリマーは、原則として、多数の一般的手法
によつて硫酸塩化することができるが、三酸化硫
黄;アミン錯体のような低級性条件下で硫酸塩化
することが望ましい。例えば、ヒドロキシメチル
ポリマーを蒸気浴上で最高35時間DMF溶剤中の
過剰量のSO3:ピリジン錯体と加熱すると、反応
させて中和した後に所望の硫酸塩を与える。異な
る置換度を有する硫酸塩誘導体の2試料を表4に
載せた(試料1及び2)。 実施例 5 脂肪族スルホン酸塩誘導体の調製 脂肪族スルホン酸塩残基を有する多孔質ポリマ
ーは、親水性の水膨潤性トリエチルアンモニウム
置換ポリマーをPH9において亜流酸ナトリウムの
水溶液で長時間処理することによつて得られた。
反応体は最高70時間還流させた。固体ポリマーを
回収し、水洗し、次にメタノールで洗浄して乾燥
させたところ、破壊された脆いポリマー粒子が得
られたか、これは親水性でかつ水膨潤性であつ
た。赤外線スペクトルによつて、カチオン性基が
もはや存在せず、スルホネート基が存在すること
を確認した。 液体吸収性を表4に示した。試料3乃至5は液
体吸収に及ぼす置換基の効果を示す。試料試料4
及び5(表4(A)及び表4(B))は、乾燥溶剤が液体
吸収に対して比較的小さな効果しか及ぼさないこ
とを示す。 実施例 6 カルボキシル化多孔質ポリマーの調製 これらはクロロメチル誘導体の2段階酸化のよ
うな種々の合成手段によつて得ることができる。
クロロメチルスチレンポリマーは、ジメチルスル
ホキシド及び炭酸水素カリウムで155℃において
最高21時間処理することによつてアルデヒド含有
ポリマーまで酸化することができ、次にこれを
種々の一般的酸化剤によつてカルボン酸化するこ
とができる。別の方法として、クロロメチルスチ
レンポリマーもしくはそれに対応するアルコール
を、硝酸と硝酸カリウムの混合物を使用して、
100℃において最高7時間処理することによつて
カルボン酸まで直接酸化することができる。また
別の方法として、クロロメチルスチレンポリマー
とマロン酸ジエチルから誘導したアニオンとを反
応させ、続いてエステル基を加水分解することに
よつてカルボン酸含有ポリマーを得ることができ
る。これらの固体は酸の形では疎水性であり、中
性又は酸性PHにおいては水に浮くが、アルカリ性
PHで水中に入れると親水性となつて水性液体を吸
収する。上記ポリマーは、ナトリウム塩の形にお
いては中性PHにおいて親水性であつて水を吸収し
て沈む。 好ましくは、ヒドロキシメチルポリマーを硝酸
又は過マンガン酸アルカリのような一般的酸化剤
でカルボキシレートに酸化するが、これは混合物
を水蒸気浴上で過マンガン酸塩で1時間/又は硝
酸で最高6時間加熱することによつて達成でき
る。かかる条件下では、ある程度ポリマーが切断
されたり、予期した数より多いカルボキシレート
官能基を有するポリマーを生じることがある。こ
のポリマーの切断は、幾つかのポリマーセグメン
トの易動性を増加させて機械的強度の損失をもた
らし、切断されたポリマーは架橋密度の低いポリ
マーとして挙動する。ヒドロキシメチルポリマー
及びクロロメチルポリマーを硝酸酸化すると、一
般にカルボンキシレートへの酸化と芳香族環の硝
酸化が同時に起きるが、これはポリマーの吸収特
性を減じるものではない。 アクリルカルボキシレート及びメタクリルカル
ボキシレートポリマーは対応するエステルからの
加水分解によつて製造される。これはエステルが
加水分解に耐える程度に応じて50乃至90%の濃度
の硫酸水溶液中で達成できる。室温のような低温
においては加水分解は数日を要するであろうが、
より高温、例えば、60℃においては数時間で行う
ことができる。 本実施例の結果を表4に示した。試料6−9は
カルボキシル化の程度を増加させた時の効果を示
す。表4には、試料8及び9はポリマーと調製に
使用したジビニルベンゼンで5%架橋したものと
して記載されているが、実際には、酸化の際のポ
リマー鎖切断のために有効架橋度はこれより低い
ものと思われる。試料10は細孔容積の減少効果を
示す。試料11−13は置換度の増加効果を再度した
ものである。試料14−16は本発明の基準を満たさ
ないポリマーである。表4(B)は乾燥溶剤がカルボ
キシル化ポリマーの吸収特性にいくらかの効果を
有することを示しているが、この効果は窒素含有
ポリマーの場合ほど顕著でない。表4(C)は、カル
ボン酸の形のポリマーは本発明の基準を満たさな
いことを示したいるが、参考のために載せた。
は、窒素原子に結合した炭素原子数を増加させた
時の効果を示しており、炭素数が8より多いと本
発明の基準を満足しない。試料4は欧州特許出願
第60138号中に開示されている材料が本発明の基
準を満足しないことを再び示したものである。試
料5−9、試料1は対イオンの効果並びに置換水
準増加の効果を示す。注目すべきは、長鎖有機対
イオンを有する試料9が本発明の基準を満足しな
いことである。試料10と試料1は細孔容積の効果
を示す。試料11−13は架橋度が増大した時の効果
を示す。表2(B)は乾燥溶剤の効果を再度示したも
のである。 実施例 3 アミンオキシド誘導体の調製 アミノ多孔質ポリマーを30%過酸化水素溶液中
に浸漬し、工程の補助に真空充填を使用してアミ
ンオキシド誘導体を製造した。次いで反応体を60
℃で最高15時間加熱した。固体を回収し、洗浄し
前記のように乾燥させた。 短鎖アルキル鎖カチオン性材料及びアミン塩の
場合と同様に、メタノールから乾燥した短鎖を有
するアミンオキサイド誘導体は破壊された密な脆
い粒子であつて、このものは親水性かつ水膨潤性
であつた。アミンオキシドの場合もまた、これら
の乾燥ポリマーは水の場合と同様に塩水に対して
も高い親和性を有する。ただし、オレイン酸を吸
収する可能性はほとんどない。 表3に示した試料の調製試 料 調 製 1 アミンに対し過剰の30%水性H2O2、60℃、
14時間 2 アミンに対し過剰の30%水性H2O2、60℃、
6時間 3 アミンに対し過剰の30%水性H2O2、60℃、
7時間 4 ポリスチレンポリマー標準的多孔質ポリマ
ー調製 5 アミンに対し過剰の30%水性H2O2、60℃、
6時間 6−8 アミンに対し過剰の30%水性H2O2、
60℃、10時間 本実施例の結果を表3に示した。試料1−3
は、窒素原子に結合した炭素原子数を増加させた
時の効果を示しており、炭素数が8より多いと本
発明の基準を満足しない。試料5及び1は置換度
の効果を示し、試料6及び2は細孔容積の効果を
示す。実施例7、8及び2は架橋度の効果を示
す。表3(B)は乾燥溶剤の効果を示す。 実施例 4 脂肪族硫酸塩誘導体の調製 脂肪族硫酸塩残基を有する多孔質ポリマーは、
クロロメチルスチレンポリマーをジメチルホルム
アミド(DMF)溶剤中の酢酸ナトリウム又は酢
酸カリウムで還流温度において最高15時間処理し
てアセトキシ誘導体を生じさせることによつて得
ることができる。DMFを洗い去つた後に、アセ
テートエステルは水性エタノール中において還流
温度で最高15時間加水分解することができる。 このようにして製造したヒドロキシメチルスチ
レンポリマーは、原則として、多数の一般的手法
によつて硫酸塩化することができるが、三酸化硫
黄;アミン錯体のような低級性条件下で硫酸塩化
することが望ましい。例えば、ヒドロキシメチル
ポリマーを蒸気浴上で最高35時間DMF溶剤中の
過剰量のSO3:ピリジン錯体と加熱すると、反応
させて中和した後に所望の硫酸塩を与える。異な
る置換度を有する硫酸塩誘導体の2試料を表4に
載せた(試料1及び2)。 実施例 5 脂肪族スルホン酸塩誘導体の調製 脂肪族スルホン酸塩残基を有する多孔質ポリマ
ーは、親水性の水膨潤性トリエチルアンモニウム
置換ポリマーをPH9において亜流酸ナトリウムの
水溶液で長時間処理することによつて得られた。
反応体は最高70時間還流させた。固体ポリマーを
回収し、水洗し、次にメタノールで洗浄して乾燥
させたところ、破壊された脆いポリマー粒子が得
られたか、これは親水性でかつ水膨潤性であつ
た。赤外線スペクトルによつて、カチオン性基が
もはや存在せず、スルホネート基が存在すること
を確認した。 液体吸収性を表4に示した。試料3乃至5は液
体吸収に及ぼす置換基の効果を示す。試料試料4
及び5(表4(A)及び表4(B))は、乾燥溶剤が液体
吸収に対して比較的小さな効果しか及ぼさないこ
とを示す。 実施例 6 カルボキシル化多孔質ポリマーの調製 これらはクロロメチル誘導体の2段階酸化のよ
うな種々の合成手段によつて得ることができる。
クロロメチルスチレンポリマーは、ジメチルスル
ホキシド及び炭酸水素カリウムで155℃において
最高21時間処理することによつてアルデヒド含有
ポリマーまで酸化することができ、次にこれを
種々の一般的酸化剤によつてカルボン酸化するこ
とができる。別の方法として、クロロメチルスチ
レンポリマーもしくはそれに対応するアルコール
を、硝酸と硝酸カリウムの混合物を使用して、
100℃において最高7時間処理することによつて
カルボン酸まで直接酸化することができる。また
別の方法として、クロロメチルスチレンポリマー
とマロン酸ジエチルから誘導したアニオンとを反
応させ、続いてエステル基を加水分解することに
よつてカルボン酸含有ポリマーを得ることができ
る。これらの固体は酸の形では疎水性であり、中
性又は酸性PHにおいては水に浮くが、アルカリ性
PHで水中に入れると親水性となつて水性液体を吸
収する。上記ポリマーは、ナトリウム塩の形にお
いては中性PHにおいて親水性であつて水を吸収し
て沈む。 好ましくは、ヒドロキシメチルポリマーを硝酸
又は過マンガン酸アルカリのような一般的酸化剤
でカルボキシレートに酸化するが、これは混合物
を水蒸気浴上で過マンガン酸塩で1時間/又は硝
酸で最高6時間加熱することによつて達成でき
る。かかる条件下では、ある程度ポリマーが切断
されたり、予期した数より多いカルボキシレート
官能基を有するポリマーを生じることがある。こ
のポリマーの切断は、幾つかのポリマーセグメン
トの易動性を増加させて機械的強度の損失をもた
らし、切断されたポリマーは架橋密度の低いポリ
マーとして挙動する。ヒドロキシメチルポリマー
及びクロロメチルポリマーを硝酸酸化すると、一
般にカルボンキシレートへの酸化と芳香族環の硝
酸化が同時に起きるが、これはポリマーの吸収特
性を減じるものではない。 アクリルカルボキシレート及びメタクリルカル
ボキシレートポリマーは対応するエステルからの
加水分解によつて製造される。これはエステルが
加水分解に耐える程度に応じて50乃至90%の濃度
の硫酸水溶液中で達成できる。室温のような低温
においては加水分解は数日を要するであろうが、
より高温、例えば、60℃においては数時間で行う
ことができる。 本実施例の結果を表4に示した。試料6−9は
カルボキシル化の程度を増加させた時の効果を示
す。表4には、試料8及び9はポリマーと調製に
使用したジビニルベンゼンで5%架橋したものと
して記載されているが、実際には、酸化の際のポ
リマー鎖切断のために有効架橋度はこれより低い
ものと思われる。試料10は細孔容積の減少効果を
示す。試料11−13は置換度の増加効果を再度した
ものである。試料14−16は本発明の基準を満たさ
ないポリマーである。表4(B)は乾燥溶剤がカルボ
キシル化ポリマーの吸収特性にいくらかの効果を
有することを示しているが、この効果は窒素含有
ポリマーの場合ほど顕著でない。表4(C)は、カル
ボン酸の形のポリマーは本発明の基準を満たさな
いことを示したいるが、参考のために載せた。
【表】
【表】
実施例 7
エトキシル化誘導体の調製
今回用いた製造方法において、標準的クロロメ
チルスチレンポリマーを、過剰のポリエチレング
リコール溶剤中のアニオン形ポリエチレングリコ
ールによつて処理する。ある場合には、ポリエチ
レングリコールは室温では余りに粘稠で減圧下で
さえポリマーの細孔内に入り難いので、かかる場
合にはポリマーを真空充填可能な温度までポリエ
チレングリコールを加熱してその粘度を下げる。
次いで反応体を90〜100℃で最高で30時間加熱す
る。固体を回収してグリコールとアルカリがなく
なるまで水洗し、次いでメタノールで洗浄して乾
燥させる。別の方法として、メタノールで飽和さ
せたポリマーをヘキサンに溶剤交換して乾燥させ
得る。いずれの場合にも、開放膨張したゴム状弾
性固体が回収され、液体吸収用に使用することが
できる。 特にグリコールが加熱/真空下においてさえポ
リマー細孔内に入るには余りに粘稠/固形である
高分子量の場合は、ポリマーを適当な不活性溶剤
中のグリコールアニオンでする方法など他の方法
を用いてもよい。その他の一般的エトキシル化方
法、例えばヒドロキシ官能化又はカルボキシ官能
化ポリマーのエトキシル化には酸化エチレンを使
用する方法を用い得る。
チルスチレンポリマーを、過剰のポリエチレング
リコール溶剤中のアニオン形ポリエチレングリコ
ールによつて処理する。ある場合には、ポリエチ
レングリコールは室温では余りに粘稠で減圧下で
さえポリマーの細孔内に入り難いので、かかる場
合にはポリマーを真空充填可能な温度までポリエ
チレングリコールを加熱してその粘度を下げる。
次いで反応体を90〜100℃で最高で30時間加熱す
る。固体を回収してグリコールとアルカリがなく
なるまで水洗し、次いでメタノールで洗浄して乾
燥させる。別の方法として、メタノールで飽和さ
せたポリマーをヘキサンに溶剤交換して乾燥させ
得る。いずれの場合にも、開放膨張したゴム状弾
性固体が回収され、液体吸収用に使用することが
できる。 特にグリコールが加熱/真空下においてさえポ
リマー細孔内に入るには余りに粘稠/固形である
高分子量の場合は、ポリマーを適当な不活性溶剤
中のグリコールアニオンでする方法など他の方法
を用いてもよい。その他の一般的エトキシル化方
法、例えばヒドロキシ官能化又はカルボキシ官能
化ポリマーのエトキシル化には酸化エチレンを使
用する方法を用い得る。
【表】
ポリスチレンポリマー標準的な多孔質ポリマー
の調製
* PEG=ポリエチレングリコール
本実施例の結果を表5に示す。試料1−3は
EO鎖長を短くした時の効果を示す。試料2及び
4は細孔容積の効果を示す。試料5、6及び2は
架橋度の効果を示す。試料7は欧州特許出願第
60138号に開示された材料が本発明の範囲外であ
ることを再度示したものである。 実施例 8 イオン交換特性 本発明のイオン性ポリマーはその多孔性のため
に有効なイオン交換樹脂として使用することがで
き、この能力に関しては現在市販されているイオ
ン交換ビーズよりも著しく早い速度で機能すると
思われる。この能力はイオン性染料の稀薄溶液の
急速な脱色によつて容易に視覚化し得る。例とし
て、ナトリウムフルオレツセンの稀薄溶液を製作
した。この溶液の10mlに本発明の乾燥カチオン性
ポリマー(表1、試料1)50mlを加え、水溶液中
でポリマーを膨潤させた。この染料溶液10mlに市
販樹脂ビーズ(アンバーライトIRA400、約50%
の水を含む)を(a)100mg(上記のものとほぼ同じ
交換容量)並びに(b)500mg(上記の交換容量の約
5倍)加えた。 混合物を30秒間よく振つた後、市販のイオン交
換樹脂ビーズを含む溶液は依然として強く着色し
ていたにもかかわらず、本発明の多孔質ポリマー
を含む溶液はほとんど無色で、そのかわり本発明
のポリマーが吸収した染料によつて燈色に着色さ
れた。 同様にして、100ppmのFe+3イオンがチオシア
ネート錯体として存在する濃い赤色溶液を作製し
た。10mlのこの溶液に本発明の乾燥したカルボキ
シル化ポリマー(ナトリウム型)10mg(表4、試
料7)を加え、ポリマーを水相中で膨潤させた。
さらに、10mlの第二鉄溶液に(a)30mg(上記のもの
とほぼ同じ交換容量)並びに(b)300mg(上記の交
換容量の約10倍)の市販交換樹脂(H2Oを含む
ゼオ・カーブ225(Zeo Karb 225)、Na+型)を加
えた。混合物を時々振盪させながら、室温で数時
間静置した。30mgの市販樹脂を含む試料は4時間
にわたつて色の変化をほとんど示さなかつた。一
方300mgの市販樹脂を含む試料は2時間のあいだ
に着色度が減少したがなお明瞭に着色していた。
これとは対照的に、本発明の多孔質ポリマーを含
む混合物は数分後に著しく着色度が低下し、1時
間で実質的に無色になつた。 50mlのビユレツトに0.28gの予め膨潤させた多
孔質ポリマー(表1、試料1)を詰め、これに
0.1%のドデシルベンゼンスルホネート溶液を2
ml/分の流速で通過させた。カラムから流れ出る
水溶液を紫外線分光分析法を使つて調べた。対照
溶液のUVスペクトルを比較に用いたところ、水
溶液は最初のうちは0.005%未満の洗剤を含んで
おり、約290mlの溶液がカラムを通過して初めて
洗剤の濃度は増加し始めた。同一のビユレツトを
用い、同一の流速の下で、洗剤濃度を0.005%未
満に低下させるためには約7gの市販樹脂ビーズ
(アンバーライトIRA400)が必要であつた。
の調製
* PEG=ポリエチレングリコール
本実施例の結果を表5に示す。試料1−3は
EO鎖長を短くした時の効果を示す。試料2及び
4は細孔容積の効果を示す。試料5、6及び2は
架橋度の効果を示す。試料7は欧州特許出願第
60138号に開示された材料が本発明の範囲外であ
ることを再度示したものである。 実施例 8 イオン交換特性 本発明のイオン性ポリマーはその多孔性のため
に有効なイオン交換樹脂として使用することがで
き、この能力に関しては現在市販されているイオ
ン交換ビーズよりも著しく早い速度で機能すると
思われる。この能力はイオン性染料の稀薄溶液の
急速な脱色によつて容易に視覚化し得る。例とし
て、ナトリウムフルオレツセンの稀薄溶液を製作
した。この溶液の10mlに本発明の乾燥カチオン性
ポリマー(表1、試料1)50mlを加え、水溶液中
でポリマーを膨潤させた。この染料溶液10mlに市
販樹脂ビーズ(アンバーライトIRA400、約50%
の水を含む)を(a)100mg(上記のものとほぼ同じ
交換容量)並びに(b)500mg(上記の交換容量の約
5倍)加えた。 混合物を30秒間よく振つた後、市販のイオン交
換樹脂ビーズを含む溶液は依然として強く着色し
ていたにもかかわらず、本発明の多孔質ポリマー
を含む溶液はほとんど無色で、そのかわり本発明
のポリマーが吸収した染料によつて燈色に着色さ
れた。 同様にして、100ppmのFe+3イオンがチオシア
ネート錯体として存在する濃い赤色溶液を作製し
た。10mlのこの溶液に本発明の乾燥したカルボキ
シル化ポリマー(ナトリウム型)10mg(表4、試
料7)を加え、ポリマーを水相中で膨潤させた。
さらに、10mlの第二鉄溶液に(a)30mg(上記のもの
とほぼ同じ交換容量)並びに(b)300mg(上記の交
換容量の約10倍)の市販交換樹脂(H2Oを含む
ゼオ・カーブ225(Zeo Karb 225)、Na+型)を加
えた。混合物を時々振盪させながら、室温で数時
間静置した。30mgの市販樹脂を含む試料は4時間
にわたつて色の変化をほとんど示さなかつた。一
方300mgの市販樹脂を含む試料は2時間のあいだ
に着色度が減少したがなお明瞭に着色していた。
これとは対照的に、本発明の多孔質ポリマーを含
む混合物は数分後に著しく着色度が低下し、1時
間で実質的に無色になつた。 50mlのビユレツトに0.28gの予め膨潤させた多
孔質ポリマー(表1、試料1)を詰め、これに
0.1%のドデシルベンゼンスルホネート溶液を2
ml/分の流速で通過させた。カラムから流れ出る
水溶液を紫外線分光分析法を使つて調べた。対照
溶液のUVスペクトルを比較に用いたところ、水
溶液は最初のうちは0.005%未満の洗剤を含んで
おり、約290mlの溶液がカラムを通過して初めて
洗剤の濃度は増加し始めた。同一のビユレツトを
用い、同一の流速の下で、洗剤濃度を0.005%未
満に低下させるためには約7gの市販樹脂ビーズ
(アンバーライトIRA400)が必要であつた。
【表】
【表】
* 液体上に浮く
【表】
【表】
* 液体上に浮く
** 原料アミン中の置換水準
11及び11′は異なる条件下で乾燥させた同一の材料で
ある
** 原料アミン中の置換水準
11及び11′は異なる条件下で乾燥させた同一の材料で
ある
【表】
【表】
* 液体上に浮く
** 原料アミン中の置換水準
7及び7′は異なる条件下で乾燥させた同一の材
料である
** 原料アミン中の置換水準
7及び7′は異なる条件下で乾燥させた同一の材
料である
【表】
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 水で膨潤した状態において全細孔容積が5.6
c.c./gより大きいミクロン寸法の連続キヤビテイ
又は室を有し、乾燥状態から水を3g液体/gポ
リマー以上自然吸収する能力を有し、かつ塩水
(10%NaCl):水の吸収比が0.1より大きいような
塩水吸収能力を有する高度に多孔質の架橋、官能
化ポリマーにして、該ポリマーは98〜90重量%の
主鎖が互いに2〜10重量%のジビニルベンゼンで
架橋したものから成るものであつて、該主鎖がビ
ニル重合にて得られたもので0〜70モル%の非官
能化モノマー単位()及び100〜30モル%の官
能化モノマー単位()から成り、モノマー単位
()がクロロメチルスチレン、n−ブチルメタ
クリレート、t−ブチルアクリレート及び2−エ
チルヘキシルアクリレートモノマー単位からなる
群から選択され、かつモノマー単位()が以下
の式で表されることを特徴とするポリマー。 式中、R1は水素又はメチル基であり、残基
【式】は任意に存在するスペ ーサー基であり(芳香族環はニトロ基で置換され
ていても置換されていなくてもよく、mは0乃至
5である)、Zは以下の(a)、(b)及び(c)から成る群
から選択したイオン性又は極性官能基である。 (a) 下記の構造(1)〜(3)のいずれかで表されるイオ
ン性又は極性官能基、 【式】【式】【式】 (式中、R2、R3及びR4は同一又は異なるもの
で、短鎖のアルキル基、シクロアルキル基、ア
リール基もしくはヒドロキシアルキル基である
か、又はR2とR3とが環系の一部分を形成する
ものであるが、ただし、式(1)のカチオン種にお
いてはR2+R3+R4の合計炭素数は10未満であ
り、式(2)のアミン塩及び式(3)のアミンオキシド
においてはR2+R3の合計炭素数は8未満であ
つて、かつ対イオンX-は無機種又は炭素数8
未満の低級カルボキシレート種であつて、式(1)
のカチオン種の場合はOH-でもよい) (b) 下記の式で表わされるアルコキシ基、 (式中、pは1乃至680であり、Bは
【式】 又はCOOM又は【式】 であり、R5は水素又は短鎖アルキル基であり、
かつMは金属、アンモニウム又は置換アンモニ
ウムカチオンである) (c) 硫酸、カルボン酸、リン酸、スルホン酸基、
又はその混合物の金属、アンモニウムもしくは
置換アンモニウム塩(ただし、残基
【式】 が【式】 (式中M′はH又はカチオンである)となるも
のは除く)。 2 特許請求の範囲第1項記載のポリマーにおい
て、塩水対水の吸収比が0.5よりも大きいポリマ
ー。 3 特許請求の範囲第2項記載のポリマーにおい
て、塩水対水の吸収比が0.7よりも大きいポリマ
ー。 4 特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれか
1項記載のポリマーにおいて、細孔容積が95%
(20c.c./g)よりも大きいポリマー。 5 特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれか
1項記載のポリマーにおいて、前記主鎖に占める
官能化モノマー単位()の割合が50%より大で
あるポリマー。
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60043543A Granted JPS60217204A (ja) | 1984-03-05 | 1985-03-05 | 高多孔質官能化ポリマ− |
| JP60043544A Granted JPS60217205A (ja) | 1984-03-05 | 1985-03-05 | 多孔質ポリマ− |
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|---|---|---|---|
| JP60043544A Granted JPS60217205A (ja) | 1984-03-05 | 1985-03-05 | 多孔質ポリマ− |
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|---|---|
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| EP (2) | EP0157504B1 (ja) |
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| CA (2) | CA1258340A (ja) |
| DE (2) | DE3582743D1 (ja) |
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