JPH061452Y2 - 自動車用フロントウィンドウパネル下端部構造 - Google Patents

自動車用フロントウィンドウパネル下端部構造

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JPH061452Y2
JPH061452Y2 JP1987143869U JP14386987U JPH061452Y2 JP H061452 Y2 JPH061452 Y2 JP H061452Y2 JP 1987143869 U JP1987143869 U JP 1987143869U JP 14386987 U JP14386987 U JP 14386987U JP H061452 Y2 JPH061452 Y2 JP H061452Y2
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JP
Japan
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window panel
front window
panel
air box
hood
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JP1987143869U
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二三雄 桑原
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車用フロントウィンドウパネルの下端部
構造に関し、特にワイパをフード下方に格納するように
したものに関する。
(従来の技術) 従来の自動車用フロントウィンドウパネル下端部構造と
しては、たとえば第3図に示すようなものがある。すな
わち、100は自動車用のフロントウィンドウ部に設け
られるフロントウィンドウパネルであり、このフロント
ウィンドウパネル100の下端末にはエアボックス部1
01上面を構成するカウルパネル102後縁に接合固定
されている。フロントウィンドウパネル100は下端側
を車両前方に向って突出するようにパネル下端末まで略
直線状に傾斜している。一方、103はフードであり、
その後端部がカウルパネル102上方に被さっており、
フード103下方に非作動時のワイパブレード104を
格納するようになっている。すなわち、ワイパブレード
104は非作動時において、フロントウィンドウパネル
100下縁に沿って水平状態で停止しており、作動時に
おいてはフード103後端とフロントウィンドウパネル
100表面との間の隙間B1を通してフード103下方
の格納位置から出し入れするようになていた。尚、この
ようなフロントウィンドウパネル下端部構造としては、
たとえば自動車技術会発行「自動車工学便欄<第6編
>」に記載されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし斯かる従来例にあっては、フード103およびエ
アボックス部101の位置はそのままで、車室S′の前
部スペースを拡げるべくフロントウィンドウパネル10
0の下端固定部を前方にずらすと、第3図の二点鎖線で
示すようにフード103後端とフロントウィンドウパネ
ル100の間隔B2が狭くなってワイパブレード104
を格納することができなくなってしまう。またフロント
ウィンドウパネル100下端からエアボックス部101
前端までの寸法A′が短くなって、勢いエアボックス部
101の容積が小さくなり空気の導入効率も低下してし
まう。したがってワイパブレード104を格納可能と
し、かつエアボックス部101の容積を確保して車室ス
ペースを拡げるためには、フロントウィンドウパネル1
00を前方にずらした分だけエアボックス部101およ
びフード103を前方にずらさざるを得ず、その分車体
全長が長くなって徒らに車体が大型化してしまう。
本考案は上記した従来技術の問題点を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、フロントウィ
ンドウパネルの下端末を折曲げることにより、エアボッ
クス付近のスペースの有効利用を図り、もってワイパお
よびエアボックス機能を確保しつつ車室スペースを拡大
し得る自動車のフロントウィンドウパネル下端部構造を
提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案にあっては、下端側
を車両前方に向って突出するように傾けたフロントウィ
ンドウパネルの下端末をエアボックス部上部に固定する
と共に、フード後端部によって上記エアボックス部上方
を覆って非作動時におけるワイパをフード下方に格納す
るようにした自動車用フロントウィンドウパネル下端部
構造において、前記フロントウィンドウパネル下端を略
垂直方向下方に向けて折曲した折曲部を有し、該折曲部
の下端末は略垂直方向下方を向く垂直面部を成すことを
特徴とする。
(作用) フロントウィンドウパネル下端を略垂直方向下方に向け
て折曲した折曲部を有し、その折曲部の下端末は略垂直
方向下方を向く垂直面部を成すようにしたので、フロン
トウィンドウパネルの下端固定位置を従来と同様エアボ
ックス部上部の後端とすれば、エアボックス部の前後幅
を変えることなく、フロントウィンドウパネル下端を折
曲した分だけウィンドウパネルを前進させることがで
き、しかも、フロントウィンドウパネル下端が垂直面部
を有しているので、垂直面部とエアボックス部上部とフ
ードとで囲まれるスペースがワイパ収納スペースを成す
ことになる。
(実施例) 以下に本考案を図示の実施例に基づいて説明する。本考
案の第1実施例に係る自動車用フロントウィンドウパネ
ル下端部構造を示す第1図において、1はガラスや透明
樹脂より成るフロントウィンドウパネルであり、このフ
ロントウィンドウパネル1は下端側が車両前方に向って
突出するように傾斜させて取付けられている。そしてフ
ロントウィンドウパネル1の下端部は、車体のエアボッ
クス部2後端縁に固定されている。一方エアボックス部
2上方にはフード3後端部が被さっており、非作動時に
おけるワイパのワイパブレード4がフード3下方に格納
されるようになっている。
上記エアボックス部2は、断面略逆L字状のカウルパネ
ル5と、断面L字状のダッシュアッパパネル6とを接合
して閉ボッス断面形状に形成されており、エアボックス
部2下方にはダッシュロアパネル7が連設されている。
そして、たとえばカウルパネル5に設けた導風口からエ
アボックス部2内に空気を導入するようになっている。
一方、上記フード3は表面側のアウタパネル31と、裏
面側のインナパネル32とから成り、インナパネル32
とカウルパネル5上面との間にはフード3とカウルパネ
ル5との干渉を防止するために隙間が設けられている。
一方、上記フロントウィンドウパネル1の下端は略垂直
方向下方に向って折曲されており、このパネル下端の折
曲部8裏面がカウルパネル5に接着固定されている。す
なわちカウルパネル5後縁のダッシュアッパパネル6と
の接合フランジ部9は、カウルパネル5上面に対して略
直角に折曲されており、この接合フランジ部9に上記フ
ロントウィンドウパネル1下端の折曲部8裏面が接着剤
10によって接着固定されている。このフロントウィン
ドウパネル1の下端折曲部8の角部82は、ワイパブレ
ード4が移動しやすいように滑らかに丸めた曲面に形成
されている。また折曲部8の下端は略カウルパネル5上
面まで延びており、この折曲部8下端とカウルパネル5
上面との間には、たとえば寸法誤差を吸収するために若
干の遊びが設けられている。
そしてワイパの非作動時において、ワイパブレード4は
フロントウィンドウパネル1の下端末に沿った水平状態
に保持され、折曲部8の垂直面部81の表面に接触して
いる。すなわち、フード3のインナパネル32、フロン
トウィンドウパネル1の折曲部8の垂直面部81および
エアボックス部上部としてのカウルパネル5上面との間
にワイパブレード4を格納するためのワイパ格納部11
が形成されている。一方、フード3後端のインナパネル
32とアウタパネル31とが接合される後端ヘミング部
33とフロントウィンドウパネル1下端末の垂直面部8
1との間は、ワイパブレード4が通過可能となるように
車両前後方向に所定間隔Bだけ離間されている。そして
上記折曲部8の角部82の高さ位置は、フード3の後端
ヘミング部33の高さ位置より若干低くなっている。ま
たフロントウィンドウパネル1下端部裏面には、折曲部
8の垂直面部81から角部82、さらにフード3の後端ヘ
ミング部33の高さ位置との対応位置まで黒色プリント
等のプリント部12が設けられている。
上記構成の自動車用フロントウィンドウパネル下端部構
造にあっては、ワイパを作動させると、フード3下方の
ワイパ格納部11に格納されていたワイパブレード4が
図示しないワイパピボットを中心に回動してワイパ格納
部11から外方に出てフロントウィンドウパネル1表面
を払拭する。ワイパブレード4がワイパ格納部11から
外に出る際、ワイパブレード4はフロントウィンドウパ
ネル1下端の折曲部8の垂直面部81から角部82を通過
して傾斜面部1aに至る。ワイパブレード4の取付角度
等は、フロントウィンドウパネル1の傾斜面部1aの曲
面形状、ワイパピボットの位置等に応じて払拭領域全体
をスムーズに払拭し得るように設定しておく。
ここで、本実施例と第3図に示した従来例と比較する
と、フロントウィンドウパネル1下端固定部からエアボ
ックス部2前端までの寸法Aを従来と同一とし、さらに
フロントウィンドウパネル1の傾斜角度も同じとした場
合、ウィンドウパネル1は前方にCだけ前進可能とな
り、車室Sの室内スペースを広くとることができる。
また、フロントウィンドウパネル1下端の接着固定部
は、折曲部8の垂直面部81とエアボックス部2後端の
接合ラフンジ部9との接着となるため、ウィンドウパネ
ル1下端の固定作業はカウルパネル5上面を案内として
折曲部8を後方の接合ラフンジ部9に向って押圧するだ
けでよく、作業が容易である。また、ワイパ格納部11
が垂直近く落ち込んでいるので、斜め上方からワイパブ
レード4は見え難くなり、見栄えも向上する。
第2図は本考案の第2実施例に係る自動車用フロントウ
ィンドウパネル下端部構造を示している。上記第1実施
例と同一の構成部分については同一の符号を付して説明
するものとすると、本第2実施例にあってはフロントウ
ィンドウパネル1下端末の折曲部18を別体に形成した
ものである。すなわち、フロントウィンドウパネル1の
直線状の傾斜面部1aは成形容易なので通常のガラス製
とし、成形困難な曲面形状の折曲部18を樹脂製とした
ものである。この場合、エアボックス部2後端の接合フ
ランジ部9は折曲部18の曲率に合わせて円弧状に成形
してあり、折曲部18裏面から、傾斜面部1a下端部裏
面側をも接着剤10によって接着固定している。その他
の構成および作用については第1実施例と同一であるの
で説明を省略する。
(考案の効果) 本考案は以上の構成および作用から成るもので、フロン
トウィンドウパネル下端を略垂直方向下方に向けて折曲
した折曲部を有し、その折曲部の下端末は略垂直方向下
方を向く垂直面部を成すようにしたので、フロントウィ
ンドウパネルの下端固定位置を従来と同様エアボックス
部上部の後端とすれば、エアボックス部の前後幅を変え
ることなく、フロントウィンドウパネル下端を折曲した
分だけウィンドウパネルを前進させることができ、しか
も、フロントウィンドウパネル下端が垂直面部を有して
いるので、垂直面部とエアボックス部上部とフードとで
囲まれるスペースがワイパ収納スペースを成すことにな
る。したがってエアボックス部の空気導入機能およびワ
イパの機能を損なうことなくウィンドウパネルを前進さ
せて車室スペースを拡大することができるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例に係る自動車用フロントウ
ィンドウパネル下端部構造の縦断面図、第2図は本考案
の第2実施例に係る自動車用フロントウィンドウパネル
下端部構造の縦断面図、第3図は従来の自動車用フロン
トウィンドウパネル下端部の縦断面図である。 符号の説明 1…フロントウィンドウパネル 2…エアボックス部 3…フード 4…ワイパブレード 5…カウルパネル 6…ダッシュアッパパネル 8,18…折曲部 81…垂直面部 82…角部 9…接合フランジ部 11…ワイパ格納部 S…車室

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下端側を車両前方に向って突出するように
    傾けたフロントウィンドウパネルの下端末をエアボック
    ス部上部に固定すると共に、フード後端部によって上記
    エアボックス部上方を覆って非作動時におけるワイパを
    フード下方に格納するようにした自動車用フロントウィ
    ンドウパネル下端部構造において、 前記フロントウィンドウパネル下端を略垂直方向下方に
    向けて折曲した折曲部を有し、該折曲部の下端末は略垂
    直方向下方を向く垂直面部を成すことを特徴とする自動
    車用フロントウィンドウパネル下端部構造。
JP1987143869U 1987-09-22 1987-09-22 自動車用フロントウィンドウパネル下端部構造 Expired - Lifetime JPH061452Y2 (ja)

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