JPH0614565A - 振動波モータの制御回路 - Google Patents
振動波モータの制御回路Info
- Publication number
- JPH0614565A JPH0614565A JP4167944A JP16794492A JPH0614565A JP H0614565 A JPH0614565 A JP H0614565A JP 4167944 A JP4167944 A JP 4167944A JP 16794492 A JP16794492 A JP 16794492A JP H0614565 A JPH0614565 A JP H0614565A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- motor
- speed
- phase
- vibration wave
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 振動波モータをオートフォーカス機構やズー
ムレンズ機構の駆動源として搭載しているレンズ鏡筒に
おいては、使用者が誤ってズームリングやフォーカスリ
ングを手で掴んだままで該モータを起動させようとする
と、ロータが固定された状態となるので起動不可能にな
る場合があった。このような場合、従来の制御回路で
は、該モータを起動させる際にステータに与える駆動信
号の周波数を高周波数から低周波数へ順々に変化させて
みて、それでもロータが起動しない時には制御回路のモ
ータ起動動作を終了していた。本発明は従来の起動制御
方法の欠点を除去した制御回路を提供する。 【構成】 本発明の制御回路では、該モータを起動させ
る際にステータに与える駆動信号の周波数を順々に変化
させ、更に該駆動信号の位相制御をも行うようにした。
このため、ロータに従来よりも大きなトルクが与えられ
るようになる。
ムレンズ機構の駆動源として搭載しているレンズ鏡筒に
おいては、使用者が誤ってズームリングやフォーカスリ
ングを手で掴んだままで該モータを起動させようとする
と、ロータが固定された状態となるので起動不可能にな
る場合があった。このような場合、従来の制御回路で
は、該モータを起動させる際にステータに与える駆動信
号の周波数を高周波数から低周波数へ順々に変化させて
みて、それでもロータが起動しない時には制御回路のモ
ータ起動動作を終了していた。本発明は従来の起動制御
方法の欠点を除去した制御回路を提供する。 【構成】 本発明の制御回路では、該モータを起動させ
る際にステータに与える駆動信号の周波数を順々に変化
させ、更に該駆動信号の位相制御をも行うようにした。
このため、ロータに従来よりも大きなトルクが与えられ
るようになる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電歪素子、圧電素子等の
電気−機械エネルギー変換素子に周波電圧を印加するこ
とによって振動体表面に進行性振動波を発生させ、該振
動波にて移動体を駆動する振動波モータの制御回路に関
する。
電気−機械エネルギー変換素子に周波電圧を印加するこ
とによって振動体表面に進行性振動波を発生させ、該振
動波にて移動体を駆動する振動波モータの制御回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】該形式のモータの速度を調定するに際し
て、上記周波電圧の周波数を変化させる方法が知られて
いる。
て、上記周波電圧の周波数を変化させる方法が知られて
いる。
【0003】該方法にてモータを所望の速度に設定する
場合には、所望の速度に対応する周波数を選んで上記電
気−機械エネルギー変換素子に印加すれば良いが、該方
法によるとモータは急激に回動を開始することとなる。
また、速度と周波数の対応関係は温度その他の環境条件
により影響を受けるので、環境条件により速度にばらつ
きを生じるという不都合が発生する。
場合には、所望の速度に対応する周波数を選んで上記電
気−機械エネルギー変換素子に印加すれば良いが、該方
法によるとモータは急激に回動を開始することとなる。
また、速度と周波数の対応関係は温度その他の環境条件
により影響を受けるので、環境条件により速度にばらつ
きを生じるという不都合が発生する。
【0004】そこで、モータを滑らかに回動させ、なお
かつ多少の環境条件の変動に対しても安定した速度で駆
動させるために、モータを起動するに際して高周波数か
ら徐々に駆動周波数を低下させ、モータの起動が確認さ
れた後は、実際の回転速度と所望の回転速度を比較し、
実際の回転速度のほうが所望の回転速度よりも速い場合
は周波数を高周波数方向へ移行させ、実際の回転速度の
ほうが所望の回転速度よりも遅い場合は周波数を低周波
数方向へ移行させて、所望の速度が得られるように周波
数を制御すればよい。
かつ多少の環境条件の変動に対しても安定した速度で駆
動させるために、モータを起動するに際して高周波数か
ら徐々に駆動周波数を低下させ、モータの起動が確認さ
れた後は、実際の回転速度と所望の回転速度を比較し、
実際の回転速度のほうが所望の回転速度よりも速い場合
は周波数を高周波数方向へ移行させ、実際の回転速度の
ほうが所望の回転速度よりも遅い場合は周波数を低周波
数方向へ移行させて、所望の速度が得られるように周波
数を制御すればよい。
【0005】この際の起動時の高周波数としては、モー
タが実際に回転を開始する周波数に設定し、この設定周
波数から徐々に周波数を低下させればモータを所望速度
まで短時間かつ滑らかに駆動することができるものの、
上記モータの特性は一定ではなく温度等の環境変化に影
響され、起動開始時の周波数を固定すると温度等の変化
が起きた場合対応ができなくなり、起動開始までの時間
が長くなったり、あるいは急激な回転開始、さらに最悪
の場合には起動できないというような事態を生ずる恐れ
がある。
タが実際に回転を開始する周波数に設定し、この設定周
波数から徐々に周波数を低下させればモータを所望速度
まで短時間かつ滑らかに駆動することができるものの、
上記モータの特性は一定ではなく温度等の環境変化に影
響され、起動開始時の周波数を固定すると温度等の変化
が起きた場合対応ができなくなり、起動開始までの時間
が長くなったり、あるいは急激な回転開始、さらに最悪
の場合には起動できないというような事態を生ずる恐れ
がある。
【0006】上記問題を解決する方法として、例えば特
開昭…(FILE66251)では次のようなモータ起
動方法が提案されている。すなわち、前回起動したとき
の動き出し周波数を記憶しておき、次回動かすときは記
憶した周波数から低周波数へスキャンしていくという方
法である。この起動方法は過去に起動できたという実績
を利用して、その起動開始周波数を覚えておいて、次回
の起動時の周波数スキャンのやり方の参考にしようとい
うものである。また、振動波モータを一眼レフカメラ用
のズームレンズ鏡筒内にオートフォーカス用及びオート
ズーム用の駆動源として搭載している場合には、該鏡筒
の使用中にズームレンズがワイド端やテレ端に突き当た
ったり、フォーカスリング等を手で止められてしまった
りすることが起るが、このような場合には従来の起動方
法では起動不能状態のまま駆動回路の動作を終了してい
た。このような場合には起動開始周波数に関する情報は
参考にならないので、起動不能状態で終了した次回に起
動する場合には、設定できる範囲の最高周波数から周波
数スキャンを開始するという方法をとっている。
開昭…(FILE66251)では次のようなモータ起
動方法が提案されている。すなわち、前回起動したとき
の動き出し周波数を記憶しておき、次回動かすときは記
憶した周波数から低周波数へスキャンしていくという方
法である。この起動方法は過去に起動できたという実績
を利用して、その起動開始周波数を覚えておいて、次回
の起動時の周波数スキャンのやり方の参考にしようとい
うものである。また、振動波モータを一眼レフカメラ用
のズームレンズ鏡筒内にオートフォーカス用及びオート
ズーム用の駆動源として搭載している場合には、該鏡筒
の使用中にズームレンズがワイド端やテレ端に突き当た
ったり、フォーカスリング等を手で止められてしまった
りすることが起るが、このような場合には従来の起動方
法では起動不能状態のまま駆動回路の動作を終了してい
た。このような場合には起動開始周波数に関する情報は
参考にならないので、起動不能状態で終了した次回に起
動する場合には、設定できる範囲の最高周波数から周波
数スキャンを開始するという方法をとっている。
【0007】以上の方法で高周波数から低周波数へスキ
ャンしたにも拘らずズームレンズがワイド端あるいはテ
レ端に突き当たったりフォーカスレンズを手で止められ
てしまったりしたなどの原因でモータを起動することが
できなかった場合には、そのまま起動不能状態で駆動回
路の動作を終了する、という従来の起動方法の問題点を
解決するため、設定できる範囲の最高周波数から低周波
数へもう一度スキャンをやり直すという起動方法が提案
され、この方法も既に実用化されている。
ャンしたにも拘らずズームレンズがワイド端あるいはテ
レ端に突き当たったりフォーカスレンズを手で止められ
てしまったりしたなどの原因でモータを起動することが
できなかった場合には、そのまま起動不能状態で駆動回
路の動作を終了する、という従来の起動方法の問題点を
解決するため、設定できる範囲の最高周波数から低周波
数へもう一度スキャンをやり直すという起動方法が提案
され、この方法も既に実用化されている。
【0008】モータを起動出来た後は、モータの回転速
度を所望の回転速度に近づけるための制御を行う必要が
あるが、その方法としては、速度制御と位相制御がよく
知られている。
度を所望の回転速度に近づけるための制御を行う必要が
あるが、その方法としては、速度制御と位相制御がよく
知られている。
【0009】速度制御は、ある周期でモータの回転速度
を検出し、得られた回転速度と所望の回転速度とを比較
し、実際の回転速度が所望の回転速度よりも速い場合は
周波数を所定値だけ高くし、実際の回転速度が所望の回
転速度よりも遅い場合は周波数を所定値だけ低くすると
いうものである。モータの回転速度を検出する周期を変
えることにより、モータの応答速度に応じて制御を速く
したり遅くしたりすることができる。周波数を上下させ
る幅については、一律にする方法や、実際の回転速度と
所望の回転速度の比に応じて変化させる方法などがあ
る。
を検出し、得られた回転速度と所望の回転速度とを比較
し、実際の回転速度が所望の回転速度よりも速い場合は
周波数を所定値だけ高くし、実際の回転速度が所望の回
転速度よりも遅い場合は周波数を所定値だけ低くすると
いうものである。モータの回転速度を検出する周期を変
えることにより、モータの応答速度に応じて制御を速く
したり遅くしたりすることができる。周波数を上下させ
る幅については、一律にする方法や、実際の回転速度と
所望の回転速度の比に応じて変化させる方法などがあ
る。
【0010】位相制御は、振動波モータのステータ上に
配される電歪素子群に与える周波電圧と、センサー用電
歪素子から得られる周波電圧の位相差を検出し、得られ
た位相差の情報をもとに周波数を制御する方法である。
振動波モータの特性として、周波数を高いほうから徐々
に低下させ、モータが回転を始めて徐々に速度が上昇す
ると、位相も徐々に共振状態に近づいてゆく。そして、
位相が共振状態になると、モータの回転速度は最高速付
近に達する。共振状態からさらに周波数を低下させる
と、回転速度は急激に低下し、位相も共振状態からはず
れる。そのため、位相が共振状態からさらに周波数の低
い方向へ進まないように、位相を検出して共振状態に近
づきつつある場合は、周波数を高いほうへ戻すという制
御を行う必要がある。
配される電歪素子群に与える周波電圧と、センサー用電
歪素子から得られる周波電圧の位相差を検出し、得られ
た位相差の情報をもとに周波数を制御する方法である。
振動波モータの特性として、周波数を高いほうから徐々
に低下させ、モータが回転を始めて徐々に速度が上昇す
ると、位相も徐々に共振状態に近づいてゆく。そして、
位相が共振状態になると、モータの回転速度は最高速付
近に達する。共振状態からさらに周波数を低下させる
と、回転速度は急激に低下し、位相も共振状態からはず
れる。そのため、位相が共振状態からさらに周波数の低
い方向へ進まないように、位相を検出して共振状態に近
づきつつある場合は、周波数を高いほうへ戻すという制
御を行う必要がある。
【0011】ところで、振動波モータの回転周波数及び
位相と周波数の関係はほぼ図9のようになっている。F
btr はモータが回転を開始する周波数で、該周波数から
徐々に低下させることにより回転数が増加していく。位
相の方は、モータが起動してから最高速度に達するまで
は、周波数に対してほぼ単純に共振状態に近づいてゆく
関数となっている。位相制御は、例えば、実際の位相信
号を検出し、図9のθ1 と比較し、位相がθ1 を越えた
場合には周波数を高い方へ戻すなどの制御を行う。モー
タを起動させるために周波数をFmax からスキャンさせ
ていく場合、動き出し周波数Fbtr に達するまでは、図
9に示すように位相は不安定であり、位相が共振方向に
戻る位相戻りと呼ばれる現象が生じる。そのため、モー
タが回転開始する以前に、上述した、位相がθ1 を越え
た場合には周波数を高い方へ戻すという制御を行うと、
位相戻りのために加速を正常に行うことができないとい
う不都合が生じる。そこで、通常はモータが起動するま
では位相制御は行わない。また、レンズ鏡筒の使用中に
ズームレンズがワイド端やテレ端に突き当たったり、フ
ォーカスレンズの可動部分を手で止められてしまった場
合にも、位相は不安定な状態になっている。
位相と周波数の関係はほぼ図9のようになっている。F
btr はモータが回転を開始する周波数で、該周波数から
徐々に低下させることにより回転数が増加していく。位
相の方は、モータが起動してから最高速度に達するまで
は、周波数に対してほぼ単純に共振状態に近づいてゆく
関数となっている。位相制御は、例えば、実際の位相信
号を検出し、図9のθ1 と比較し、位相がθ1 を越えた
場合には周波数を高い方へ戻すなどの制御を行う。モー
タを起動させるために周波数をFmax からスキャンさせ
ていく場合、動き出し周波数Fbtr に達するまでは、図
9に示すように位相は不安定であり、位相が共振方向に
戻る位相戻りと呼ばれる現象が生じる。そのため、モー
タが回転開始する以前に、上述した、位相がθ1 を越え
た場合には周波数を高い方へ戻すという制御を行うと、
位相戻りのために加速を正常に行うことができないとい
う不都合が生じる。そこで、通常はモータが起動するま
では位相制御は行わない。また、レンズ鏡筒の使用中に
ズームレンズがワイド端やテレ端に突き当たったり、フ
ォーカスレンズの可動部分を手で止められてしまった場
合にも、位相は不安定な状態になっている。
【0012】以上述べた速度制御ならびに位相制御を組
み合わせて振動波モータの制御を行うのが一般的であ
り、速度制御はモータの回転速度を安定的に高速回転さ
せるとともに滑らかに停止させ、位相制御はモータの急
激な停止を避けるという意味合いを持っている。モータ
の起動時は周波数を一定周期で低下させていき、起動し
た後は位相制御と速度制御を行い、停止時は速度制御の
み行う方法がよく用いられている。
み合わせて振動波モータの制御を行うのが一般的であ
り、速度制御はモータの回転速度を安定的に高速回転さ
せるとともに滑らかに停止させ、位相制御はモータの急
激な停止を避けるという意味合いを持っている。モータ
の起動時は周波数を一定周期で低下させていき、起動し
た後は位相制御と速度制御を行い、停止時は速度制御の
み行う方法がよく用いられている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、フォーカスレンズの可動部分が外部に出てい
る構成をとっているレンズで、モータ自体の性能により
起動トルクが小さい場合や、電源電圧の低下により起動
トルクが小さくなってしまった場合などの原因により、
モータの起動時にフォーカスレンズの可動部分を手で止
められてしまったときなどに、モータの起動トルクが小
さいために、モータを全く起動することができなかった
場合、そこで駆動回路の動作を終了してしまうか、また
は再スキャンを行った後に駆動回路の動作を終了してし
まうかのどちらかであるので、モータを起動させようと
するための回路動作をごく短時間行うだけですぐにやめ
てしまう。そのため、駆動回路がモータを起動しようと
していることすらユーザーが認識できず、駆動回路がモ
ータを何回起動させようとしてもカメラ等の使用者がフ
ォーカスレンズの可動部分から手を離そうとせず、従っ
て正確なオートフォーカス動作を行えないという不都合
が生じていた。
来例では、フォーカスレンズの可動部分が外部に出てい
る構成をとっているレンズで、モータ自体の性能により
起動トルクが小さい場合や、電源電圧の低下により起動
トルクが小さくなってしまった場合などの原因により、
モータの起動時にフォーカスレンズの可動部分を手で止
められてしまったときなどに、モータの起動トルクが小
さいために、モータを全く起動することができなかった
場合、そこで駆動回路の動作を終了してしまうか、また
は再スキャンを行った後に駆動回路の動作を終了してし
まうかのどちらかであるので、モータを起動させようと
するための回路動作をごく短時間行うだけですぐにやめ
てしまう。そのため、駆動回路がモータを起動しようと
していることすらユーザーが認識できず、駆動回路がモ
ータを何回起動させようとしてもカメラ等の使用者がフ
ォーカスレンズの可動部分から手を離そうとせず、従っ
て正確なオートフォーカス動作を行えないという不都合
が生じていた。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、高周波
数から低周波数へ徐々に周波数スキャンを行ったにも拘
らず、フォーカスレンズの可動部分を手で止められてし
まったりして、モータを起動することができなかった場
合には、設定できる範囲の最高周波数からもう一度周波
数スキャンを行うとともに、今度は所定時間だけ通常運
転時の位相制御も行って、周波数が共振周波数よりも低
くならない状態に保つようにして、モータを起動できな
い場合でもすぐに駆動回路の動作を終了せずに、周波数
を制御するようにしたものである。
数から低周波数へ徐々に周波数スキャンを行ったにも拘
らず、フォーカスレンズの可動部分を手で止められてし
まったりして、モータを起動することができなかった場
合には、設定できる範囲の最高周波数からもう一度周波
数スキャンを行うとともに、今度は所定時間だけ通常運
転時の位相制御も行って、周波数が共振周波数よりも低
くならない状態に保つようにして、モータを起動できな
い場合でもすぐに駆動回路の動作を終了せずに、周波数
を制御するようにしたものである。
【0015】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例を示すものであ
り、振動波モータやそれを制御する制御回路等がレンズ
鏡筒に内蔵されている場合を例にとっている。
り、振動波モータやそれを制御する制御回路等がレンズ
鏡筒に内蔵されている場合を例にとっている。
【0016】同図において、1はマイコン。2はD/A
コンバータで、マイコン1のディジタル出力信号(D/
Aout)を出力電圧に変換する働きを持つ。3は電圧
制御発振器(VCO)で、D/Aコンバータ2の出力電
圧に応じた周波電圧を出力する。4は分周・移相器で、
VCO3の周波電圧を分周してπ/2位相差の矩形波を
出力する。5,6は電力増幅器で、分周・移相器4の周
波電圧を振動波モータ9を駆動できる電圧と電流値に増
幅する。7,8はマッチングコイル、9は振動波モータ
で、9aはロータ、9bはステータ。10はパルス板
で、同図に示すように放射方向に複数のスリットが開い
ており、ギア11とともに振動波モータ9の軸と同軸と
なっており、振動波モータ9のロータ9aとともに回転
する。12はギアで、レンズ鏡筒13の外周ギア部と嵌
合する。14はレンズ。15はインターラプタで、パル
ス板10の回転を検出する。16はインターラプタ15
の信号検出回路で、インターラプタ15の微小信号を増
幅してディジタル信号に変換する。17はup/dow
nカウンタで、パルス板10の回転により生ずるパルス
信号をカウントする。18はレンズデータ用メモリで、
レンズに固有な開放F値や焦点距離、フォーカスレンズ
を駆動する際の速度テーブルなどが格納されている。1
9,20は位相コンパレータで、分圧抵抗21,22で
作られる基準電圧と比較することによって、A相及びS
相の波形をマイコンに入力できるように整形する。
コンバータで、マイコン1のディジタル出力信号(D/
Aout)を出力電圧に変換する働きを持つ。3は電圧
制御発振器(VCO)で、D/Aコンバータ2の出力電
圧に応じた周波電圧を出力する。4は分周・移相器で、
VCO3の周波電圧を分周してπ/2位相差の矩形波を
出力する。5,6は電力増幅器で、分周・移相器4の周
波電圧を振動波モータ9を駆動できる電圧と電流値に増
幅する。7,8はマッチングコイル、9は振動波モータ
で、9aはロータ、9bはステータ。10はパルス板
で、同図に示すように放射方向に複数のスリットが開い
ており、ギア11とともに振動波モータ9の軸と同軸と
なっており、振動波モータ9のロータ9aとともに回転
する。12はギアで、レンズ鏡筒13の外周ギア部と嵌
合する。14はレンズ。15はインターラプタで、パル
ス板10の回転を検出する。16はインターラプタ15
の信号検出回路で、インターラプタ15の微小信号を増
幅してディジタル信号に変換する。17はup/dow
nカウンタで、パルス板10の回転により生ずるパルス
信号をカウントする。18はレンズデータ用メモリで、
レンズに固有な開放F値や焦点距離、フォーカスレンズ
を駆動する際の速度テーブルなどが格納されている。1
9,20は位相コンパレータで、分圧抵抗21,22で
作られる基準電圧と比較することによって、A相及びS
相の波形をマイコンに入力できるように整形する。
【0017】次に、マイコン1の各端子の説明を行う。
【0018】DIR1はup/downカウンタ17の
カウント方向を指示する出力端子であり、説明の都合上
“H”でup、“L”でdownとする。PULSE
INはup/downカウンタ17のカウント値の入力
端子である。MONは検出回路16の出力の直接モニタ
入力端子である。RESETはup/downカウンタ
17のリセット出力端子で“H”でリセットする。CN
T EN/ ̄DISはup/downカウンタ17のカ
ウント可能/禁止指示の出力端子であり、“H”で可
能、“L”で禁止とする。D/AoutではD/Aコン
バータ2への出力端子である。DIR2は振動波モータ
9の回転方向を切り換えるために振動波モータ9に加え
る周波電圧A,Bの位相差を90°、270°に変更す
るための指示を分周・移相器4に与えるための出力端子
である。USM EN/ ̄DISは分周・移相器4の出
力をON/OFFするための端子であり、“H”でO
N、“L”でOFFとする。AIN、SINはそれぞれ
A相、S相の波形をコンパレータ19,20で整形した
波形の入力端子である。ADDRESSはレンズデータ
用メモリ18のアドレスを指定するための出力端子であ
り、どのデータを入力するのかを指定する。DATA
INはADDRESS端子に出力して指定した、レンズ
データ用メモリ18上のアドレスに格納されているデー
タの入力端子である。
カウント方向を指示する出力端子であり、説明の都合上
“H”でup、“L”でdownとする。PULSE
INはup/downカウンタ17のカウント値の入力
端子である。MONは検出回路16の出力の直接モニタ
入力端子である。RESETはup/downカウンタ
17のリセット出力端子で“H”でリセットする。CN
T EN/ ̄DISはup/downカウンタ17のカ
ウント可能/禁止指示の出力端子であり、“H”で可
能、“L”で禁止とする。D/AoutではD/Aコン
バータ2への出力端子である。DIR2は振動波モータ
9の回転方向を切り換えるために振動波モータ9に加え
る周波電圧A,Bの位相差を90°、270°に変更す
るための指示を分周・移相器4に与えるための出力端子
である。USM EN/ ̄DISは分周・移相器4の出
力をON/OFFするための端子であり、“H”でO
N、“L”でOFFとする。AIN、SINはそれぞれ
A相、S相の波形をコンパレータ19,20で整形した
波形の入力端子である。ADDRESSはレンズデータ
用メモリ18のアドレスを指定するための出力端子であ
り、どのデータを入力するのかを指定する。DATA
INはADDRESS端子に出力して指定した、レンズ
データ用メモリ18上のアドレスに格納されているデー
タの入力端子である。
【0019】次に、振動波モータ9について図2を用い
て説明する。
て説明する。
【0020】図2はステータ9bの裏面上に配される電
歪素子の配設状態を示す説明図である。図2中のA1 及
びB1 は、それぞれ図示の位相及び分極関係に、ステー
タ9b上に配される第1と第2の電歪素子群である。ま
た、S1 は第1の電歪素子群B1 に対して45°位相が
ずれた位置に配されるセンサー用の電歪素子である。こ
れらの各電歪素子は、それぞれ単独のものを振動体に付
しても良いし、また、一体的に分極処理にて形成しても
良い。図1に戻り、A,B,Sはそれぞれ、第1,第2
の電歪素子群及びセンサー用電歪素子S1 に対する駆動
電極及びセンサー電極を示し、電極Aに対して前記増幅
器5を介した周波電圧が印加されるとともに電極Bに前
記増幅器6を介した周波電圧が印加されることにて、ス
テータ9bの裏面に進行性の振動波が形成される。ま
た、振動体に上記振動波が形成されると、この振動波の
状態に応じてセンサー用電歪素子Sが出力(周波電圧)
を出力し、センサー電極S1 にて、これが検出される。
なお、振動波モータは共振状態では、A電極への駆動電
圧とセンサー電極からの出力電圧との位相関係が特定の
関係を示す特性を有しており、電極Aにて周波信号が印
加される第1の電歪素子群A1 とセンサー用電歪素子S
との位置関係にて決定され、本実施例の場合は正転状態
では電極A,Sとの信号波形の位相が135°ずれたと
きに共振状態を示し、また、逆転の時には45°ずれた
ときに共振状態を示すものとし、共振からずれるほど上
記位相関係がずれるものとする。
歪素子の配設状態を示す説明図である。図2中のA1 及
びB1 は、それぞれ図示の位相及び分極関係に、ステー
タ9b上に配される第1と第2の電歪素子群である。ま
た、S1 は第1の電歪素子群B1 に対して45°位相が
ずれた位置に配されるセンサー用の電歪素子である。こ
れらの各電歪素子は、それぞれ単独のものを振動体に付
しても良いし、また、一体的に分極処理にて形成しても
良い。図1に戻り、A,B,Sはそれぞれ、第1,第2
の電歪素子群及びセンサー用電歪素子S1 に対する駆動
電極及びセンサー電極を示し、電極Aに対して前記増幅
器5を介した周波電圧が印加されるとともに電極Bに前
記増幅器6を介した周波電圧が印加されることにて、ス
テータ9bの裏面に進行性の振動波が形成される。ま
た、振動体に上記振動波が形成されると、この振動波の
状態に応じてセンサー用電歪素子Sが出力(周波電圧)
を出力し、センサー電極S1 にて、これが検出される。
なお、振動波モータは共振状態では、A電極への駆動電
圧とセンサー電極からの出力電圧との位相関係が特定の
関係を示す特性を有しており、電極Aにて周波信号が印
加される第1の電歪素子群A1 とセンサー用電歪素子S
との位置関係にて決定され、本実施例の場合は正転状態
では電極A,Sとの信号波形の位相が135°ずれたと
きに共振状態を示し、また、逆転の時には45°ずれた
ときに共振状態を示すものとし、共振からずれるほど上
記位相関係がずれるものとする。
【0021】図3、図4、図5、図6、及び図7は、図
1のマイコン1に内蔵されるROMにプログラムされて
いるプログラムフローを示すプログラム図であり、マイ
コン1は該プログラムフローに従って制御動作を実行す
る。
1のマイコン1に内蔵されるROMにプログラムされて
いるプログラムフローを示すプログラム図であり、マイ
コン1は該プログラムフローに従って制御動作を実行す
る。
【0022】次に、図1に示した実施例の動作を説明す
る。振動波モータ駆動制御ルーチンに入ると、まずステ
ップ1が実行される。以下各ステップの動作を説明す
る。
る。振動波モータ駆動制御ルーチンに入ると、まずステ
ップ1が実行される。以下各ステップの動作を説明す
る。
【0023】[ステップ1] 再スキャン中であること
を示すフラグSSFLAGをリセットする。
を示すフラグSSFLAGをリセットする。
【0024】[ステップ2] up/downカウンタ
17の初期値をPULSE IN端子より入力し、変数
FPCOLD に格納する。
17の初期値をPULSE IN端子より入力し、変数
FPCOLD に格納する。
【0025】[ステップ3] 変数FMAXの値を変数
FREQに転送する。なお、FMAXは前回駆動したと
きの駆動周波数をもとに決めた初期周波数であり、前回
正常に停止した場合は動き出したことが確認されたとき
の周波数(駆動不能状態で停止した場合はO)が格納さ
れている。またこれらの変数FMAX及びFREQは実
際にD/Aout 端子に出力する値がそのまま格納されて
おり、値が小さいほど駆動周波数は高くなる。
FREQに転送する。なお、FMAXは前回駆動したと
きの駆動周波数をもとに決めた初期周波数であり、前回
正常に停止した場合は動き出したことが確認されたとき
の周波数(駆動不能状態で停止した場合はO)が格納さ
れている。またこれらの変数FMAX及びFREQは実
際にD/Aout 端子に出力する値がそのまま格納されて
おり、値が小さいほど駆動周波数は高くなる。
【0026】[ステップ4] ステップ3で設定された
FREQの値をD/Aout 端子へ出力する。これにより
D/Aコンバータ2はD/Aout 端子より出力されたデ
ィジタル電圧値をアナログ電圧に変換してVCO3に出
力する。VCO3はD/Aコンバータ2が出力した電圧
を周波数に変換して分周・移相器4に出力する。
FREQの値をD/Aout 端子へ出力する。これにより
D/Aコンバータ2はD/Aout 端子より出力されたデ
ィジタル電圧値をアナログ電圧に変換してVCO3に出
力する。VCO3はD/Aコンバータ2が出力した電圧
を周波数に変換して分周・移相器4に出力する。
【0027】[ステップ5] 駆動回転方向を判別し、
正転の場合はステップ6へ進み、逆転の場合はステップ
7へ進む。
正転の場合はステップ6へ進み、逆転の場合はステップ
7へ進む。
【0028】[ステップ6] 駆動回転方向が正転であ
るので、DIR1端子に“H”を出力してup/dow
nカウンタ17のカウント方向をアップ方向に設定す
る。また、DIR2端子に“H”を出力して分周・移相
器4の出力する信号AとBの位相差を90°に設定し、
ステップ8に進む。
るので、DIR1端子に“H”を出力してup/dow
nカウンタ17のカウント方向をアップ方向に設定す
る。また、DIR2端子に“H”を出力して分周・移相
器4の出力する信号AとBの位相差を90°に設定し、
ステップ8に進む。
【0029】[ステップ7] 駆動回転方向が逆転であ
るので、DIR1端子に“L”を出力してup/dow
nカウンタ17のカウント方向をダウン方向に設定す
る。また、DIR2端子に“L”を出力して分周・移相
器4の出力する信号AとBの位相差を270°に設定
し、ステップ8に進む。
るので、DIR1端子に“L”を出力してup/dow
nカウンタ17のカウント方向をダウン方向に設定す
る。また、DIR2端子に“L”を出力して分周・移相
器4の出力する信号AとBの位相差を270°に設定
し、ステップ8に進む。
【0030】[ステップ8] CNT EN/ ̄DIS
端子に“H”を出力し、up/downカウンタ17を
カウントイネーブル状態にする。
端子に“H”を出力し、up/downカウンタ17を
カウントイネーブル状態にする。
【0031】[ステップ9] USM EN/ ̄DIS
端子に“H”を出力し、分周・移相器4の出力A,Bを
イネーブル状態にする。これにより分周・移相器4はV
CO3が出力した電圧に応じた周波数と、DIR2端子
から出力されたレベルに応じた位相差によってA,Bよ
り信号を出力する。出力された信号A,Bは電力増幅器
5及び6によって増幅され、マッチングコイル7,8を
介して振動波モータ9に印加される。これにより、振動
波モータ9は回転を始めようとする。
端子に“H”を出力し、分周・移相器4の出力A,Bを
イネーブル状態にする。これにより分周・移相器4はV
CO3が出力した電圧に応じた周波数と、DIR2端子
から出力されたレベルに応じた位相差によってA,Bよ
り信号を出力する。出力された信号A,Bは電力増幅器
5及び6によって増幅され、マッチングコイル7,8を
介して振動波モータ9に印加される。これにより、振動
波モータ9は回転を始めようとする。
【0032】[ステップ10] 変数TIMER2に0
を格納する。なお、TIMER2は、再スキャン中に位
相制御を行う時間を計測するためのカウンタである。
を格納する。なお、TIMER2は、再スキャン中に位
相制御を行う時間を計測するためのカウンタである。
【0033】[ステップ11] 変数TIMER1に0
を格納する。なお、TIMER1は、モータの回転運動
が検出されないときに一定時間経過するたびに周波数を
下げていくときの一定時間を計測するためのカウンタで
ある。
を格納する。なお、TIMER1は、モータの回転運動
が検出されないときに一定時間経過するたびに周波数を
下げていくときの一定時間を計測するためのカウンタで
ある。
【0034】[ステップ12] FREQに定数ACC
EL1を加えてFREQに格納する。
EL1を加えてFREQに格納する。
【0035】[ステップ13] FREQが、設定でき
る範囲内の最低周波数MINFREQよりも大なるとき
はステップ14へ進み、そうでないときはステップ20
へ進む。
る範囲内の最低周波数MINFREQよりも大なるとき
はステップ14へ進み、そうでないときはステップ20
へ進む。
【0036】[ステップ14] ステップ13で周波数
をMINFREQまでスキャンしてもパルス入力が認め
られなかったので駆動不能状態であるものと判断し、次
回のスキャン開始周波数FMAXに0を格納する。
をMINFREQまでスキャンしてもパルス入力が認め
られなかったので駆動不能状態であるものと判断し、次
回のスキャン開始周波数FMAXに0を格納する。
【0037】[ステップ15] 再スキャン中である場
合にはステップ19に進み、そうでない場合にはステッ
プ16に進む。
合にはステップ19に進み、そうでない場合にはステッ
プ16に進む。
【0038】[ステップ16] 変数FMAXの値を変
数FREQに転送する。
数FREQに転送する。
【0039】[ステップ17] ステップ16で設定さ
れたFREQの値をD/Aout 端子に出力する。
れたFREQの値をD/Aout 端子に出力する。
【0040】[ステップ18] 再スキャン中であるこ
とを示すフラグSSFLAGをセットし、ステップ8へ
進む。
とを示すフラグSSFLAGをセットし、ステップ8へ
進む。
【0041】[ステップ19] 再スキャンしたにも拘
らずモータを起動することができなかったので、駆動終
了処理を行う。
らずモータを起動することができなかったので、駆動終
了処理を行う。
【0042】[ステップ20] D/Aout 端子にFR
EQの値を出力する。
EQの値を出力する。
【0043】[ステップ21] up/downカウン
タ17よりカウンタ値を入力し、変数FPCに格納す
る。
タ17よりカウンタ値を入力し、変数FPCに格納す
る。
【0044】[ステップ22] 変数FPCとFPC
OLD を比較し、等しい場合はステップ23へ進み、等し
くない場合はステップ26へ進む。すなわち、検出回路
16がパルス板10の回転動作を検出してup/dow
nカウンタ17がカウント動作を行った場合にはFPC
≠FPCOLD となるので、ステップ26へ進む。また、
パルス板10の回転動作が検出されない場合はFPC=
FPCOLD となるのでステップ23へ進む。
OLD を比較し、等しい場合はステップ23へ進み、等し
くない場合はステップ26へ進む。すなわち、検出回路
16がパルス板10の回転動作を検出してup/dow
nカウンタ17がカウント動作を行った場合にはFPC
≠FPCOLD となるので、ステップ26へ進む。また、
パルス板10の回転動作が検出されない場合はFPC=
FPCOLD となるのでステップ23へ進む。
【0045】[ステップ23] パルス板10の回転動
作が検出されていないので、位相制御を行う。
作が検出されていないので、位相制御を行う。
【0046】[ステップ24] 変数TIMER1をイ
ンクリメントする。
ンクリメントする。
【0047】[ステップ25] TIMER1が前記一
定時間TIME_LMT1に等しいか否かを判断し、等
しい場合はステップ11に進む。また、等しくない場合
はステップ20へ進む。
定時間TIME_LMT1に等しいか否かを判断し、等
しい場合はステップ11に進む。また、等しくない場合
はステップ20へ進む。
【0048】[ステップ26] ステップ22でパルス
板10の回転動作が検出されたので、そのときの周波数
FREQをFMAXに格納する。
板10の回転動作が検出されたので、そのときの周波数
FREQをFMAXに格納する。
【0049】[ステップ27] モータの回転方向を判
別し、正転の場合はステップ28に、逆転の場合はステ
ップ29に進む。
別し、正転の場合はステップ28に、逆転の場合はステ
ップ29に進む。
【0050】[ステップ28] AIN端子とSIN端
子から入力したA相とS相の位相差が135°+位相余
裕値ROOM22よりも小なるか否かを判別し、小さい
場合はステップ30へ進み、そうでない場合はステップ
31へ進む。
子から入力したA相とS相の位相差が135°+位相余
裕値ROOM22よりも小なるか否かを判別し、小さい
場合はステップ30へ進み、そうでない場合はステップ
31へ進む。
【0051】[ステップ29] AIN端子とSIN端
子から入力したA相とS相の位相差が45°+位相余裕
値ROOM12よりも小なるか否かを判別し、小さい場
合はステップ30へ進み、そうでない場合はステップ3
1へ進む。
子から入力したA相とS相の位相差が45°+位相余裕
値ROOM12よりも小なるか否かを判別し、小さい場
合はステップ30へ進み、そうでない場合はステップ3
1へ進む。
【0052】[ステップ30] 位相が共振状態からさ
らに進みつつあるので、周波数を所定値ACCEL5だ
け高い方へ戻す。
らに進みつつあるので、周波数を所定値ACCEL5だ
け高い方へ戻す。
【0053】[ステップ31] 位相信号は余裕がある
ので、速度制御を行う。
ので、速度制御を行う。
【0054】[ステップ32] 変数FRPCが0より
大きいか否かを調べる。すなわち、駆動残量がまだある
のか、目標の駆動量だけもう駆動し終わったのか、ある
いはオーバーランしたのかを判断し、駆動残量がまだあ
る場合はステップ27へ進み、そうでない場合はステッ
プ33へ進む。
大きいか否かを調べる。すなわち、駆動残量がまだある
のか、目標の駆動量だけもう駆動し終わったのか、ある
いはオーバーランしたのかを判断し、駆動残量がまだあ
る場合はステップ27へ進み、そうでない場合はステッ
プ33へ進む。
【0055】[ステップ33] FRPC≦0,すなわ
ち目標の駆動量だけもう駆動し終わったか、またはオー
バーランしたので、駆動処理を終了する。
ち目標の駆動量だけもう駆動し終わったか、またはオー
バーランしたので、駆動処理を終了する。
【0056】ステップ34と35は駆動終了のサブルー
チンである。
チンである。
【0057】[ステップ34] USM EN/ ̄DI
S端子に“L”を出力し、分周・移相器4の出力A,B
をディスエーブル状態にする。これによりモータは駆動
を停止する。
S端子に“L”を出力し、分周・移相器4の出力A,B
をディスエーブル状態にする。これによりモータは駆動
を停止する。
【0058】[ステップ35] USM EN/ ̄DI
S端子に“L”を出力し、up/downカウンタ17
をカウントディスエーブル状態にする。
S端子に“L”を出力し、up/downカウンタ17
をカウントディスエーブル状態にする。
【0059】ステップ36からステップ39は速度制御
のサブルーチンである。
のサブルーチンである。
【0060】[ステップ36] モータの実際のスピー
ドと、駆動残量などの情報をもとにあらかじめROMに
記憶してある目標速度とを比較し、実際の速度が目標速
度よりも速い場合はステップ37へ進み、遅い場合はス
テップ38へ進む。
ドと、駆動残量などの情報をもとにあらかじめROMに
記憶してある目標速度とを比較し、実際の速度が目標速
度よりも速い場合はステップ37へ進み、遅い場合はス
テップ38へ進む。
【0061】[ステップ37] スピードが速いので、
FREQから定数ACCEL3を引いた値をFREQに
格納し、周波数を高いほうへスキャンさせた後、ステッ
プ39へ進む。
FREQから定数ACCEL3を引いた値をFREQに
格納し、周波数を高いほうへスキャンさせた後、ステッ
プ39へ進む。
【0062】[ステップ38] スピードが遅いので、
FREQに定数ACCEL2を加えた値をFREQに格
納し、周波数を低いほうへスキャンさせた後、ステップ
39へ進む。
FREQに定数ACCEL2を加えた値をFREQに格
納し、周波数を低いほうへスキャンさせた後、ステップ
39へ進む。
【0063】[ステップ39] FREQの値をD/A
out 端子に出力する。
out 端子に出力する。
【0064】ステップ40からステップ46はモータが
起動するまでに行う位相制御のサブルーチンである。
起動するまでに行う位相制御のサブルーチンである。
【0065】[ステップ40] 再スキャン中であるか
否かを判別し、再スキャン中の場合はステップ41に進
み、そうでない場合はリターンする。
否かを判別し、再スキャン中の場合はステップ41に進
み、そうでない場合はリターンする。
【0066】[ステップ41] 変数TIMER2をイ
ンクリメントする。
ンクリメントする。
【0067】[ステップ42] TIMER2が前記所
定時間TIME_LMT2に等しいか否かを判断し、等
しい場合はリターンする。また、等しくない場合はステ
ップ43へ進む。
定時間TIME_LMT2に等しいか否かを判断し、等
しい場合はリターンする。また、等しくない場合はステ
ップ43へ進む。
【0068】[ステップ43] モータの回転方向を判
別し、正転の場合はステップ44に、逆転の場合はステ
ップ45に進む。
別し、正転の場合はステップ44に、逆転の場合はステ
ップ45に進む。
【0069】[ステップ44] AIN端子とSIN端
子から入力したA相とS相の位相差が135°+位相余
裕値ROOM11よりも小なるか否かを判別し、小さい
場合はステップ46へ進み、そうでない場合はリターン
する。
子から入力したA相とS相の位相差が135°+位相余
裕値ROOM11よりも小なるか否かを判別し、小さい
場合はステップ46へ進み、そうでない場合はリターン
する。
【0070】[ステップ45] AIN端子とSIN端
子から入力したA相とS相の位相差が45°+位相余裕
値ROOM21よりも小なるか否かを判別し、小さい場
合はステップ46へ進み、そうでない場合はリターンす
る。
子から入力したA相とS相の位相差が45°+位相余裕
値ROOM21よりも小なるか否かを判別し、小さい場
合はステップ46へ進み、そうでない場合はリターンす
る。
【0071】[ステップ46] 位相が共振状態からさ
らに進みつつあるので、周波数を所定値ACCEL4だ
け高い方へ戻す。
らに進みつつあるので、周波数を所定値ACCEL4だ
け高い方へ戻す。
【0072】上記の動作において、ステップ1〜10は
起動に際しての初期設定を行っており、up/down
カウンタ17の初期状態の確認、スキャン開始周波数の
出力、回転方向の判別及び設定、変数の初期化などを行
い、モータの起動を始める。
起動に際しての初期設定を行っており、up/down
カウンタ17の初期状態の確認、スキャン開始周波数の
出力、回転方向の判別及び設定、変数の初期化などを行
い、モータの起動を始める。
【0073】ステップ11〜26では起動したかどうか
の確認ならびに周波数スキャンなどを行っている。周波
数スキャンは一定時間TIME_LMT1が経過するた
びに周波数を下げていく。起動が確認されるまでは、一
定時間が経過しない間はステップ11→12→13→2
0→21→22→23→24→25→20→…を繰り返
し、一定時間が経過したときはステップ25からステッ
プ11に戻って、ステップ12で周波数を所定値ACC
EL1だけ下げる。
の確認ならびに周波数スキャンなどを行っている。周波
数スキャンは一定時間TIME_LMT1が経過するた
びに周波数を下げていく。起動が確認されるまでは、一
定時間が経過しない間はステップ11→12→13→2
0→21→22→23→24→25→20→…を繰り返
し、一定時間が経過したときはステップ25からステッ
プ11に戻って、ステップ12で周波数を所定値ACC
EL1だけ下げる。
【0074】ステップ22でモータの起動が確認されれ
ばステップ26でそのときの周波数を記憶するが、モー
タの起動が確認されないままステップ13で周波数が所
定値MINFREQを越えてしまった場合は、フォーカ
スレンズの可動部分を手で抑えられてしまったなどの駆
動不能状態であるものと判断し、ステップ14〜19の
周波数再スキャンの準備を行うルーチンへ処理を移す。
ばステップ26でそのときの周波数を記憶するが、モー
タの起動が確認されないままステップ13で周波数が所
定値MINFREQを越えてしまった場合は、フォーカ
スレンズの可動部分を手で抑えられてしまったなどの駆
動不能状態であるものと判断し、ステップ14〜19の
周波数再スキャンの準備を行うルーチンへ処理を移す。
【0075】ステップ14〜19ではスキャンへ処理を
移す。
移す。
【0076】ステップ14〜19ではスキャン開始周波
数を設定できる範囲の最高周波数に設定する。駆動処理
開始後初めてこのルーチンへ来たときには、SSFLA
Gはリセットされているので、最高周波数から再スキャ
ンを行うこととなる。過去に一度このルーチンへ来たと
きには、SSFLAGはセットされているので、駆動処
理を終了するようになっており、1回の駆動処理でスキ
ャンを3回以上繰り返さないようになっている。
数を設定できる範囲の最高周波数に設定する。駆動処理
開始後初めてこのルーチンへ来たときには、SSFLA
Gはリセットされているので、最高周波数から再スキャ
ンを行うこととなる。過去に一度このルーチンへ来たと
きには、SSFLAGはセットされているので、駆動処
理を終了するようになっており、1回の駆動処理でスキ
ャンを3回以上繰り返さないようになっている。
【0077】ステップ27〜32ではモータの位相制御
ならびに速度制御を行っている。まず位相信号をチェッ
クし、位相が共振状態からさらに進みつつある場合には
周波数を所定値ACCEL5だけ上げ、モータが急激に
停止してしまう事態だけは避けるようにする。位相制御
がかからない場合は速度制御を行う。すなわち、目標速
度に対して速い場合は周波数を所定値ACCEL3だけ
上げ、遅い場合は所定値ACCEL2だけ下げる。振動
波モータの特性上、最高速付近よりもさらに周波数を下
げると急激な速度低下をきたすので、最高速付近での周
波数の変化はあまり激しく行わないほうがよい。従って
所定値ACCEL2やACCEL3には小さな値を設定
する。
ならびに速度制御を行っている。まず位相信号をチェッ
クし、位相が共振状態からさらに進みつつある場合には
周波数を所定値ACCEL5だけ上げ、モータが急激に
停止してしまう事態だけは避けるようにする。位相制御
がかからない場合は速度制御を行う。すなわち、目標速
度に対して速い場合は周波数を所定値ACCEL3だけ
上げ、遅い場合は所定値ACCEL2だけ下げる。振動
波モータの特性上、最高速付近よりもさらに周波数を下
げると急激な速度低下をきたすので、最高速付近での周
波数の変化はあまり激しく行わないほうがよい。従って
所定値ACCEL2やACCEL3には小さな値を設定
する。
【0078】ステップ40〜46はモータ起動前の位相
制御サブルーチンであるが、駆動処理開始直後の一度目
のスキャン時には位相制御を行わない。再スキャン中
は、変数TIMER2が前記所定時間TIME_LMT
2に達するまでは位相制御を行い、それ以後は位相制御
は行わない。すなわち、再スキャン中の位相制御を行う
時間を制限するようになっている。
制御サブルーチンであるが、駆動処理開始直後の一度目
のスキャン時には位相制御を行わない。再スキャン中
は、変数TIMER2が前記所定時間TIME_LMT
2に達するまでは位相制御を行い、それ以後は位相制御
は行わない。すなわち、再スキャン中の位相制御を行う
時間を制限するようになっている。
【0079】[他の実施例]図8は本発明の第2の実施
例を示すものであり、振動波モータやそれを制御する制
御回路等がカメラボディに備えられている場合を例にと
っている。
例を示すものであり、振動波モータやそれを制御する制
御回路等がカメラボディに備えられている場合を例にと
っている。
【0080】同図において、23はスリップ機構、24
はカメラ側伝達機構、25はカメラ側連結部材、26は
レンズ側連結部材、27はレンズ側伝達機構である。t
1 〜t4 はカメラとレンズが通信を行うための端子であ
り、t1 はアドレス出力端子、t2 はアドレス入力端
子、t3 はレンズデータ入力端子、t4 はレンズデータ
出力端子である。
はカメラ側伝達機構、25はカメラ側連結部材、26は
レンズ側連結部材、27はレンズ側伝達機構である。t
1 〜t4 はカメラとレンズが通信を行うための端子であ
り、t1 はアドレス出力端子、t2 はアドレス入力端
子、t3 はレンズデータ入力端子、t4 はレンズデータ
出力端子である。
【0081】振動波モータ9の駆動力は、ギア11、ス
リップ機構23、カメラ側伝達機構24、カメラ側連結
部材25、レンズ側連結部材26、レンズ側伝達機構2
7、ギア12を介して合焦光学系に伝えられる。スリッ
プ機構23は、例えば、合焦光学系が無限遠合焦位置ま
たは近距離合焦位置において停止させられたときなど、
伝達機構に大きな負荷が加えられたとき、その負荷が振
動波モータ9に及ばないようにするためのもので、出力
側にあるレベル以上の負荷がかかるとスリップするよう
になっている。
リップ機構23、カメラ側伝達機構24、カメラ側連結
部材25、レンズ側連結部材26、レンズ側伝達機構2
7、ギア12を介して合焦光学系に伝えられる。スリッ
プ機構23は、例えば、合焦光学系が無限遠合焦位置ま
たは近距離合焦位置において停止させられたときなど、
伝達機構に大きな負荷が加えられたとき、その負荷が振
動波モータ9に及ばないようにするためのもので、出力
側にあるレベル以上の負荷がかかるとスリップするよう
になっている。
【0082】カメラとレンズのデータのやりとりは、通
信端子t1 〜t4 を用いて行われる。カメラが、入力す
べきレンズデータの格納されているレンズデータ用メモ
リ18のアドレスをADDRESS端子に出力すると、
そのアドレス情報がアドレス出力端子t1 、アドレス入
力端子t2 を介してレンズデータ用メモリ18に伝達さ
れる。これを受けて、レンズデータ用メモリ18は、指
定されたアドレスに格納されているレンズデータを出力
し、レンズデータ出力端子t4 、レンズデータ入力端子
t3 を介して伝達され、DATA IN端子より入力す
る。
信端子t1 〜t4 を用いて行われる。カメラが、入力す
べきレンズデータの格納されているレンズデータ用メモ
リ18のアドレスをADDRESS端子に出力すると、
そのアドレス情報がアドレス出力端子t1 、アドレス入
力端子t2 を介してレンズデータ用メモリ18に伝達さ
れる。これを受けて、レンズデータ用メモリ18は、指
定されたアドレスに格納されているレンズデータを出力
し、レンズデータ出力端子t4 、レンズデータ入力端子
t3 を介して伝達され、DATA IN端子より入力す
る。
【0083】振動波モータの起動制御方法については、
第1の実施例と同様である。
第1の実施例と同様である。
【0084】以上のように、高周波数から低周波数へス
キャンを行って、起動が確認されないままある低周波数
の値を越えてしまった場合には、モータの起動トルクが
小さくて、フォーカスレンズの可動部分をユーザーが手
で抑えてしまって、正常な起動を行うことができないも
のと判断し、そのことをユーザーに認識させるために、
周波数再スキャンを行っている。そしてそのときに位相
制御を行うようにしている。フォーカスレンズの可動部
分を手で抑えられてしまった場合には位相信号が不安定
な状態になっており、位相制御がかかって周波数を高く
する方向に制御される。他方では、モータの起動が確認
されるまでは加速を行うため、周波数を低くする方向に
制御される。このように、周波数を高くする成分と低く
する成分が混在するために、周波数はある一定範囲のと
ころで落ち着くようになる。そのため、モータにある一
定周波数を継続して与えることになるので、モータはし
ばらくの間動き続けようとする。その結果、フォーカス
レンズの起動トルクに粘りが出て、その勢いがレンズの
鏡筒に伝わり、ユーザーの手に衝撃が加えられるので、
ユーザーはレンズの鏡筒から手を離し、以後は正常なレ
ンズ駆動及びオートフォーカス動作を行うことが可能に
なる。
キャンを行って、起動が確認されないままある低周波数
の値を越えてしまった場合には、モータの起動トルクが
小さくて、フォーカスレンズの可動部分をユーザーが手
で抑えてしまって、正常な起動を行うことができないも
のと判断し、そのことをユーザーに認識させるために、
周波数再スキャンを行っている。そしてそのときに位相
制御を行うようにしている。フォーカスレンズの可動部
分を手で抑えられてしまった場合には位相信号が不安定
な状態になっており、位相制御がかかって周波数を高く
する方向に制御される。他方では、モータの起動が確認
されるまでは加速を行うため、周波数を低くする方向に
制御される。このように、周波数を高くする成分と低く
する成分が混在するために、周波数はある一定範囲のと
ころで落ち着くようになる。そのため、モータにある一
定周波数を継続して与えることになるので、モータはし
ばらくの間動き続けようとする。その結果、フォーカス
レンズの起動トルクに粘りが出て、その勢いがレンズの
鏡筒に伝わり、ユーザーの手に衝撃が加えられるので、
ユーザーはレンズの鏡筒から手を離し、以後は正常なレ
ンズ駆動及びオートフォーカス動作を行うことが可能に
なる。
【0085】フォーカスレンズが至近端あるいは無限端
に突き当たった場合にもモータは長時間動き続けようと
するが、再スキャン中の位相制御を行う時間を制限して
いるため、端に突き当たってから所定時間経過した後に
駆動処理を終了する。これにより、消費電力が増大する
ことならびにレンズ等が固定端に突き当たったままハン
グアップ状態に陥ることを防止している。
に突き当たった場合にもモータは長時間動き続けようと
するが、再スキャン中の位相制御を行う時間を制限して
いるため、端に突き当たってから所定時間経過した後に
駆動処理を終了する。これにより、消費電力が増大する
ことならびにレンズ等が固定端に突き当たったままハン
グアップ状態に陥ることを防止している。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、モータを起動する
際に、高周波数から低周波数へ周波数をスキャンしてゆ
き、起動が確認された場合には位相制御ならびに速度サ
ーボ制御を行い、起動が確認されなかった場合には周波
数再スキャンを行うとともに位相制御を行うようにした
ので、フォーカスレンズの可動部分が外部に出ている構
成をとっているレンズにおいて、モータ自体の性能によ
り起動トルクが小さい場合や、電源電圧の低下により起
動トルクが小さくなってしまった場合に、ユーザーがフ
ォーカスレンズの可動部分を無意識のうちに手で押さえ
つけてしまって、モータを起動することができなくなっ
てしまったときは、もう一度最高周波数からスキャンを
行い、モータを起動させようとする。しかも、再スキャ
ン中には位相信号もチェックする。フォーカスレンズの
可動部分を手で押えつけられてしまったときには、位相
信号は不安定な状態になっている。この状態のときに位
相信号をチェックすると、位相が共振状態からさらに進
みつつあることが検出されるので、位相制御がかかり、
周波数を高くしようとする。他方では、モータを起動さ
せようとするために加速を行っているので、周波数を低
くしようとする。このように、周波数再スキャン時にモ
ータが起動するまでは、一方で周波数を高くしようと
し、他方で周波数を低くしようとするので、周波数はあ
る一定範囲のところに落ち着くようになり、モータが起
動するまでは一定の周波数を与え続けるようになる。従
って、従来方法では周波数再スキャンを行ったとしても
位相制御は行わないので、振動波モータが動ける周波数
範囲をはずれたところまでごく短時間でスキャンしてし
まって、モータを起動させようとする行為はほんの一瞬
のうちに終了してしまっていたのが、本発明ではモータ
を起動できるまで所定の周波数で制御しようとするよう
になったため、モータを起動させようとする行為を長時
間続けることになる。そのため、モータの駆動力が連続
して出力されるようになるので、レンズ鏡筒に触れてい
る手に、レンズを駆動しようとしていることが感じられ
るようになり、ユーザーはレンズ鏡筒に手が触れている
ことに気がつき、手を離そうとするとともに、レンズ鏡
筒に手を触れていると正常なレンズ駆動を行うことがで
きないということをユーザーに認識させることが可能に
なる。また、レンズ等が固定端に突き当たった場合や、
ユーザーが故意にレンズ鏡筒を手でつかんだときには、
制御回路はいつまでもモータを起動し続けようとする
が、位相制御を行う時間を制限しているため、電力消費
が増大することや、起動できないままハングアップ状態
に陥るという危険性を防止している。このように、モー
タの起動トルクが小さくてもユーザーにトルク感を感じ
させることが可能になるので、レンズの駆動ならびにオ
ートフォーカス動作を正常に行うことができるようにな
るという効果がある。
際に、高周波数から低周波数へ周波数をスキャンしてゆ
き、起動が確認された場合には位相制御ならびに速度サ
ーボ制御を行い、起動が確認されなかった場合には周波
数再スキャンを行うとともに位相制御を行うようにした
ので、フォーカスレンズの可動部分が外部に出ている構
成をとっているレンズにおいて、モータ自体の性能によ
り起動トルクが小さい場合や、電源電圧の低下により起
動トルクが小さくなってしまった場合に、ユーザーがフ
ォーカスレンズの可動部分を無意識のうちに手で押さえ
つけてしまって、モータを起動することができなくなっ
てしまったときは、もう一度最高周波数からスキャンを
行い、モータを起動させようとする。しかも、再スキャ
ン中には位相信号もチェックする。フォーカスレンズの
可動部分を手で押えつけられてしまったときには、位相
信号は不安定な状態になっている。この状態のときに位
相信号をチェックすると、位相が共振状態からさらに進
みつつあることが検出されるので、位相制御がかかり、
周波数を高くしようとする。他方では、モータを起動さ
せようとするために加速を行っているので、周波数を低
くしようとする。このように、周波数再スキャン時にモ
ータが起動するまでは、一方で周波数を高くしようと
し、他方で周波数を低くしようとするので、周波数はあ
る一定範囲のところに落ち着くようになり、モータが起
動するまでは一定の周波数を与え続けるようになる。従
って、従来方法では周波数再スキャンを行ったとしても
位相制御は行わないので、振動波モータが動ける周波数
範囲をはずれたところまでごく短時間でスキャンしてし
まって、モータを起動させようとする行為はほんの一瞬
のうちに終了してしまっていたのが、本発明ではモータ
を起動できるまで所定の周波数で制御しようとするよう
になったため、モータを起動させようとする行為を長時
間続けることになる。そのため、モータの駆動力が連続
して出力されるようになるので、レンズ鏡筒に触れてい
る手に、レンズを駆動しようとしていることが感じられ
るようになり、ユーザーはレンズ鏡筒に手が触れている
ことに気がつき、手を離そうとするとともに、レンズ鏡
筒に手を触れていると正常なレンズ駆動を行うことがで
きないということをユーザーに認識させることが可能に
なる。また、レンズ等が固定端に突き当たった場合や、
ユーザーが故意にレンズ鏡筒を手でつかんだときには、
制御回路はいつまでもモータを起動し続けようとする
が、位相制御を行う時間を制限しているため、電力消費
が増大することや、起動できないままハングアップ状態
に陥るという危険性を防止している。このように、モー
タの起動トルクが小さくてもユーザーにトルク感を感じ
させることが可能になるので、レンズの駆動ならびにオ
ートフォーカス動作を正常に行うことができるようにな
るという効果がある。
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図。
【図2】図1のステータ9bの裏面上に配される電歪素
子の配設状態を説明する説明図。
子の配設状態を説明する説明図。
【図3】本発明の実施例を示すフローチャート。
【図4】本発明の実施例を示すフローチャート。
【図5】本発明の実施例を示すフローチャート。
【図6】本発明の実施例を示すフローチャート。
【図7】本発明の実施例を示すフローチャート。
【図8】本発明の第2の実施例を示すブロック図。
【図9】振動波モータの位相、回転数の周波数特性を表
す図。
す図。
1…マイコン 2…D/Aコンバー
タ 3…VCO 4…分周・移相器 5,6…電力増幅器 7,8…コイル 9…振動波モータ 9a…ロータ 9b…ステータ 10…パルス板 11,12…ギア 13…レンズ鏡筒 14…レンズ 15…インターラプ
タ 16…検出回路 17…up/dow
nカウンタ 18…レンズデータ用メモリ 19,20…コンパ
レータ 21,22…分圧抵抗 23…スリップ機構 24…カメラ側伝達機構 25…カメラ側連結
部材 26…レンズ側連結部材 27…レンズ側伝達
機構 t1 …アドレス出力端子 t2 …アドレス入力
端子 t3 …レンズデータ入力端子 t4 …レンズデータ
出力端子 A1 ,B1 ,S1 …電歪素子群
タ 3…VCO 4…分周・移相器 5,6…電力増幅器 7,8…コイル 9…振動波モータ 9a…ロータ 9b…ステータ 10…パルス板 11,12…ギア 13…レンズ鏡筒 14…レンズ 15…インターラプ
タ 16…検出回路 17…up/dow
nカウンタ 18…レンズデータ用メモリ 19,20…コンパ
レータ 21,22…分圧抵抗 23…スリップ機構 24…カメラ側伝達機構 25…カメラ側連結
部材 26…レンズ側連結部材 27…レンズ側伝達
機構 t1 …アドレス出力端子 t2 …アドレス入力
端子 t3 …レンズデータ入力端子 t4 …レンズデータ
出力端子 A1 ,B1 ,S1 …電歪素子群
Claims (1)
- 【請求項1】 振動体に配される電気−機械エネルギー
変換素子に周波信号を印加し、振動体に進行性振動波を
形成し、該振動波にて移動体を駆動する振動波モータの
制御回路において、前記モータの回転を検出する回転検
出手段と、前記モータの回転速度を検出する速度検出手
段と、前記モータの特性に応じた最適な速度を設定する
速度設定手段と、モータの起動時に前記周波信号を所定
の周波数から低周波数方向へ変化させ、前記回転検出手
段により前記モータが回転していることが検出された後
は前記速度設定手段により設定された速度と前記速度検
出手段により検出された実際の速度とを比較し、該比較
結果に基づいて周波数を変化させる周波数調定手段と、
前記振動体に固定された振動検出用の機械−電気エネル
ギー変換素子に発生する周波信号と前記駆動周波信号と
の位相差を検知して該位相差がほぼモータの共振状態を
表す特定の位相差となった時に出力を発生する検知回路
と、該検知回路の出力に応答して前記周波数調定手段に
よる周波数の低下方向への変化を禁止する禁止手段と、
該禁止手段を任意時間だけ動作許可状態にする計時手段
と、を有し、前記周波数調定手段によりモータを起動さ
せようとしたにも拘らず前記回転検出手段により前記モ
ータが回転していることが検出できない場合には再び前
記周波信号を所定の周波数から低周波数方向へ変化させ
るとともに前記計時手段により所定時間を計時し、駆動
周波信号の周波数の共振周波数より低周波数への移行を
所定時間禁止したことを特徴とする振動波モータの制御
回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4167944A JPH0614565A (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 振動波モータの制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4167944A JPH0614565A (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 振動波モータの制御回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0614565A true JPH0614565A (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=15858947
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4167944A Pending JPH0614565A (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 振動波モータの制御回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0614565A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002078165A1 (en) * | 2001-03-27 | 2002-10-03 | Seiko Epson Corporation | Piezoelectric actuator and its drive circuit |
| US7436564B2 (en) | 2005-08-03 | 2008-10-14 | Seiko Epson Corporation | Light scanning apparatus and method to prevent damage to an oscillation mirror in an abnormal control condition via a detection signal outputted to a controller even though the source still emits light |
| JP2011155797A (ja) * | 2010-01-28 | 2011-08-11 | Canon Inc | 振動波駆動装置の駆動制御装置及び駆動制御方法 |
-
1992
- 1992-06-25 JP JP4167944A patent/JPH0614565A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002078165A1 (en) * | 2001-03-27 | 2002-10-03 | Seiko Epson Corporation | Piezoelectric actuator and its drive circuit |
| US6841919B2 (en) | 2001-03-27 | 2005-01-11 | Seiko Epson Corporation | Piezoactuator and drive circuit therefor |
| USRE40709E1 (en) | 2001-03-27 | 2009-05-12 | Seiko Epson Corporation | Piezoactuator and drive circuit therefor |
| US7436564B2 (en) | 2005-08-03 | 2008-10-14 | Seiko Epson Corporation | Light scanning apparatus and method to prevent damage to an oscillation mirror in an abnormal control condition via a detection signal outputted to a controller even though the source still emits light |
| US7557976B2 (en) | 2005-08-03 | 2009-07-07 | Seiko Epson Corporation | Light scanning apparatus and method to prevent damage to an oscillation mirror, reducing its amplitude, in an abnormal control condition via a detection signal outputted to a controller even though the source still emits light |
| US7710625B2 (en) | 2005-08-03 | 2010-05-04 | Seiko Epson Corporation | Light scanning apparatus that stops driving oscillation mirror when change of amplitude of oscillation mirror exceeds predetermine value |
| US7719739B2 (en) | 2005-08-03 | 2010-05-18 | Seiko Epson Corporation | Light scanning apparatus, method of controlling the same and image forming apparatus equipped with the same |
| JP2011155797A (ja) * | 2010-01-28 | 2011-08-11 | Canon Inc | 振動波駆動装置の駆動制御装置及び駆動制御方法 |
| US9252686B2 (en) | 2010-01-28 | 2016-02-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Drive control apparatus and drive control method for vibration wave driving apparatus |
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