JPH09308273A - 振動波駆動装置の制御装置およびこれを用いた装置 - Google Patents

振動波駆動装置の制御装置およびこれを用いた装置

Info

Publication number
JPH09308273A
JPH09308273A JP8118676A JP11867696A JPH09308273A JP H09308273 A JPH09308273 A JP H09308273A JP 8118676 A JP8118676 A JP 8118676A JP 11867696 A JP11867696 A JP 11867696A JP H09308273 A JPH09308273 A JP H09308273A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
vibration wave
frequency
drive
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8118676A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumikazu Nishikawa
史一 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP8118676A priority Critical patent/JPH09308273A/ja
Publication of JPH09308273A publication Critical patent/JPH09308273A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 共振周波数を求める駆動を行うと実際の駆動
までに時間がかかり、消費電力が増大する。周波数モニ
ター電極を設けると構造が複雑になる。 【解決手段】 電気−機械エネルギー変換素子に周波信
号A,Bを印加して振動体9bに振動を励起し、この振
動体と移動体9aとを相対駆動する振動波駆動装置9の
制御装置において、振動波駆動装置の経時状態を検出す
る経時検出手段1と、この経時検出手段により検出され
た経時状態に応じて目標駆動速度を設定する目標速度設
定手段1,14と、振動波駆動装置の実速度を検出する
速度検出手段10,11,12と、目標速度設定手段に
より設定された目標駆動速度と速度検出手段により検出
された実速度とが異なるときに、上記周波信号を制御す
る信号制御手段1とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電歪素子、圧電素
子等の電気−機械エネルギー変換素子に周波電圧を印加
することによって振動体表面に進行性振動波を発生さ
せ、この振動波により移動体を駆動する振動波駆動装置
の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】振動波モータ(振動波駆動装置)を効率
よく駆動するためには、モータを機械的共振周波数又は
この近傍で駆動することが望ましい。但し、共振周波数
は温度や負荷、経時変化などの環境条件によって変動す
るため、振動波モータの駆動周波数を一律に規定してし
まうと環境条件の変化に対応できなくなってしまう。
【0003】すなわち、経時変化とは無関係に駆動周波
数を規定してしまうと、全く経時変化のない(数分程度
しか駆動していない)ときには駆動できていたのに、駆
動時間が10時間、20時間と増えるに従って共振周波
数が高くなって駆動周波数が共振周波数を下回り、急激
に回転数(速度)が低下してしまうという不都合が生じ
ることになる。
【0004】そこで、例えば特開昭59−156168
号公報(公報1)には、環境条件の変化に応じた共振周
波数でモータを駆動する方法が提案されている。この方
法では、まず、振動波モータに与える周波電圧の周波数
を順次変動させ、変動させた各周波数での駆動速度を計
測する。そして、計測値を順次比較演算し、計測値が最
大となる周波数を記憶して、その記憶された周波数で振
動波モータを駆動する。
【0005】また、特公平5−14511号公報(公報
2)には、モータの振動状態を検出するモニター電極を
設け、この電極からの信号により共振周波数を検出し
て、振動波モータに印加する周波電圧の周波数を調定す
る方法が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報1に提案されている方法では、振動波モータを実際に
共振周波数で駆動する前に、共振周波数を求めるための
駆動を行わなければならない。このため、共振周波数で
の駆動を行うまでに時間がかかる上、環境条件が変わる
たびに共振周波数を求めるための駆動を行う必要があ
り、消費電力が増大するという不都合が生じる。
【0007】また、上記公報2に開示されている方法で
は、振動波モータに駆動用の周波電圧を与える電極とは
別にモニター電極を設けなければならず、さらにモニタ
ー電極からの信号を処理するための回路が必要となる。
このため、構造が複雑になるとともにコストアップにも
つながるという不都合が生じる。
【0008】そこで、本願発明の第1の目的は、モニタ
ー電極を設けることなく、また、駆動前に共振周波数を
サーチすることなく、常に安定した駆動を実現すること
ができる振動波駆動装置の制御装置を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本願第1の発明では、電気−機械エネルギー変換
素子に周波信号を印加して振動体に振動を励起し、この
振動体と移動体とを相対駆動する振動波駆動装置の制御
装置において、振動波駆動装置の経時状態を検出する経
時検出手段と、この経時検出手段により検出された経時
状態に応じて目標駆動速度を設定する目標速度設定手段
と、振動波駆動装置の実駆動速度を検出する速度検出手
段と、目標速度設定手段により設定された目標駆動速度
と速度検出手段により検出された実駆動速度とが異なる
ときに、上記周波信号を制御する信号制御手段とを設け
ている。
【0010】すなわち、実駆動速度が経時状態に応じて
設定された目標駆動速度よりも速いときに共振周波数以
上の領域で周波信号の周波数を上げて振動波駆動装置の
速度を低下させたり、実駆動速度が目標駆動速度以上に
なったときに共振周波数以上の領域で周波信号の周波数
を下げることを禁止して振動波駆動装置の速度のそれ以
上の上昇を防止したりして、経時変化によって共振周波
数が変化しても常に共振周波数よりも高い領域で駆動で
きるようにしている。
【0011】また、本願第2の発明では、経時状態ごと
の目標駆動速度を予め記憶させておき、経時状態を示す
指標である駆動時間や回数等の積算値によって目標駆動
速度を選択するように構成して、実際の駆動の前に共振
周波数をサーチするための駆動を行ったり、共振周波数
検出用のモニター電極を設けたりする必要をなくしてい
る。
【0012】なお、上記各発明では、目標駆動速度を共
振周波数よりも高い周波数での速度に設定して、実駆動
速度が上昇しすぎた場合でもある程度余裕をもって安定
的な駆動制御を行うことができるようにするのが望まし
い。
【0013】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)図1は、本発明の第1実施形態である
振動波モータの制御装置を示すブロック図である。同図
において、1はマイクロコンピュータ(マイコン)、2
はD/Aコンバータである。D/Aコンバータ2は、マ
イコン1のディジタル出力信号(D/Aout)を出力
電圧に変換する働きを持つ。
【0014】3は電圧制御発振器(VCO)で、D/A
コンバータ2の出力電圧に応じた周波電圧を出力する。
4は分周・移相器で、VCO3の周波電圧を分周し、π
/2の位相差を有する2つの矩形波周波電圧(周波電圧
Aおよび周波電圧B)を出力する。
【0015】5,6は電力増幅器で、分周・移相器4か
ら出力された周波電圧A,Bを振動波モータ9の駆動に
適した電力(電圧および電流)に増幅する。7,8はマ
ッチングコイルである。
【0016】9は振動波モータであり、9aはロータ、
9bはステータである。10はパルス板であり、同図に
示すように、放射方向に複数のスリットが開いており、
振動波モータ9のロータ9aと一体回転する。この振動
波モータ9の出力は、例えば図1に示すように、ギヤ列
等によって構成される動力伝達機構20を介してカメラ
等のフィルム給送装置21に伝達され、これを駆動す
る。なお、振動波モータ9の出力によってフィルム給送
装置以外の装置を駆動してもよい。
【0017】11はフォトインターラプタであり、パル
ス板10の回転を検出する。12はフォトインターラプ
タ11から出力される信号の検出回路であり、インター
ラプタ11からの微小信号を増幅してディジタル信号に
変換する。
【0018】13はup/downカウンタであり、パ
ルス板10の回転により生ずるパルス信号をカウントす
る。14はメモリ回路で、振動波モータを駆動制御する
プログラムや、駆動回数ごとの駆動可能な最高速度(目
標駆動速度)のデータテーブルなどが格納されている。
【0019】次に、マイコン1の各端子の説明を行な
う。DIR1は、up/downカウンタ13のカウン
ト方向を指示する出力端子であり、up方向を支持する
ときは“H”信号を出力し、down方向を支持すると
きは“L”信号を出力する。
【0020】PULSE INは、up/downカウ
ンタ13のカウント値の入力端子である。MONは、検
出回路12の出力を直接受けるモニタ入力端子である。
RESETは、up/downカウンタ13のリセット
出力端子であり、カウンタ13をリセットさせるときは
“H”信号を出力する。
【0021】CNT EN/DISは、up/down
カウンタ13のカウント可能/禁止を指示する信号の出
力端子であり、カウント可能を指示するときは“H”信
号を出力し、禁止するときは“L”信号を出力する。
【0022】D/Aoutは、D/Aコンバータ2への
ディジタル出力信号の出力端子である。DIR2は、振
動波モータ9の回転方向を切り換えるため、振動波モー
タ9に加える周波電圧A,Bの位相差を90゜、270
゜に変更するための指示を分周・移相器4に与える信号
の出力端子である。
【0023】USM EN/DISは、分周・移相器4
の出力をON/OFFさせるための信号の出力端子であ
り、ONさせるときは“H”信号を出力し、OFFさせ
るときは“L”信号を出力する。ADDRESSは、メ
モリ回路14のアドレスを指定するための信号の出力端
子であり、メモリ回路14内のデータのうちどのデータ
を次に説明するDATA INに入力させるのかを指定
する。DATA INは、ADDRESS端子に出力し
て指定したメモリ回路14上のアドレスに格納されてい
るデータの入力端子である。
【0024】次に、振動波モータ9について図2を併せ
用いて説明する。この図は、ステータ9bの裏面上に配
される電歪素子の配設状態を示している。図2中のA1
およびB1 は、ステータ9b上に配される第1および第
2の電歪素子群であり、それぞれ図示の位相および分極
関係にある。これらの電歪素子群は、それぞれ単独のも
のを振動体に付しても良いし、また、一体的に分極処理
にて形成しても良い。図1に示すモータ9のA,Bはそ
れぞれ、第1および第2電歪素子群A1 ,B1 に対する
駆動電極を示し、電極Aに対して増幅器5を介した周波
電圧が印加されるとともに電極Bに増幅器6を介した周
波電圧が印加される。これにより、ステータ9bの裏面
に進行性の振動波が形成される。
【0025】図3は、本実施形態におけるマイコン1の
動作を示すフローチャートである。このフローチャート
はメモリ回路14に内蔵され、振動波モータ9の制御が
駆動制御ルーチンに入ると、マイコン1によって実行さ
れる。
【0026】[ステップ1] このステップでは、up
/downカウンタ13の値をPULSE IN端子よ
り入力するとともに、所定の駆動量から目標停止位置を
計算する。
【0027】[ステップ2] このステップでは、振動
波モータ9を駆動する初期周波数をD/Aout端子へ
出力する。これによりD/Aコンバータ2はD/Aou
t端子より出力されたディジタル電圧値をアナログ電圧
に変換して、VCO3に出力する。VCO3はD/Aコ
ンバータ2が出力した電圧を周波数に変換して分周・移
相器4に出力する。
【0028】[ステップ3] このステップでは、駆動
回転方向を判別する。正転の場合はステップ4に進み、
逆転の場合はステップ5に進む。
【0029】[ステップ4] このステップ(駆動回転
方向が正転である場合)では、DIR1端子に“H”を
出力し、up/downカウンタ13のカウント方向を
アップ方向に設定する。また、DIR2端子に“H”を
出力して、分周・移相器4の出力する周波信号A,Bの
位相差を90゜に設定し、ステップ6に進む。
【0030】[ステップ5] このステップ(駆動回転
方向が逆転である場合)では、DIR1端子に“L”を
出力して、up/downカウンタ13のカウント方向
をダウン方向に設定する。また、DIR2端子に“L”
を出力して、分周・移相器4の出力する周波信号AとB
の位相差を270゜に設定し、ステップ6に進む。
【0031】[ステップ6] このステップでは、CN
T EN/DIS端子に“H”を出力し、up/dow
nカウンタ13をカウントイネーブル状態にする。
【0032】[ステップ7] このステップでは、US
M EN/DIS端子に“H”を出力し、分周・移相器
4からの周波信号A,Bをイネーブル状態にする。これ
により分周・移相器4は、VCO3が出力した電圧に応
じた周波数と、DIR2端子から出力されたレベルに応
じた位相差によってA,Bより信号を出力する。
【0033】分周・移相器4出力された周波信号A,B
は、電力増幅器5,6によって増幅され、マッチングコ
イル7,8を介して振動波モータ9に印加される。これ
により、振動波モータ9は回転を始める。
【0034】[ステップ8] このステップでは、振動
波モータの駆動時間を計測するためのタイマーをスター
トする。このタイマーは、振動波モータを停止させるご
とにカウントがストップし、振動波モータの駆動時間の
積算値を求めるために用いられる。
【0035】[ステップ9] このステップでは、タイ
マーの積算値に基づいて、駆動可能な最高速度データを
メモリ回路14から読み込む。
【0036】ここで、モータの回転速度の周波数に対す
る特性は、図4に示すように、ある周波数を境として、
それよりも高い周波数領域では周波数が高くなるに従っ
て回転数がなだらかに減少し、低い周波数領域では回転
数が急激に低下する。この境になる周波数が共振周波数
である。そして、同図に示すように、振動波モータ9で
は、経時変化によって共振周波数や回転数の周波数に対
する特性が変化する。この図から分かるように、駆動時
間が増えるに従って共振周波数が上がるとともに、最高
速度は下がる。
【0037】メモリ回路14には、図5のデータテーブ
ルに示すように、駆動時間に応じた本来の最高速度(共
振周波数での駆動速度)よりも少し低めの値(Vm1,
Vm2,Vm3)をデータテーブルとして記憶させてあ
る。最高速度ではなく少し低めの値を記憶させているの
は、誤って速度が上がりすぎた場合の余裕をみているた
めであり、本実施形態では各駆動時間(積算値)でのV
m1,Vm2,Vm3を駆動可能な最高速度とする。本
ステップでは、ステップ8でスタートしたタイマーの値
に応じて図5のデータテーブルから駆動可能な最高速度
を読み込む。
【0038】[ステップ10] このステップでは、u
p/downカウンタ13のカウント周波数を計算する
ことにより、モータの実際の速度を検出する。
【0039】[ステップ11] このステップでは、ス
テップ9で読み込んだ駆動可能な最高速度と、ステップ
10で検出した実モータ速度とを比較し、実モータ速度
が駆動可能な最高速度よりも速い場合はステップ12に
進み、そうでない場合はステップ13に進む。
【0040】[ステップ12] このステップ(実モー
タ速度が駆動可能な最高速度よりも速い場合)では、振
動波モータ9の駆動周波数を所定値上昇させて、速度を
低下させる。
【0041】[ステップ13] このステップでは、ス
テップ2で計算した目標停止位置と、現在のup/do
wnカウンタ13の値に基づいて駆動残量を計算する。
【0042】[ステップ14] このステップでは、駆
動残量が0より大きいか否かを判別する。すなわち、駆
動残量がまだあるのか目標の駆動量だけもう駆動し終わ
ったのか、あるいはオーバーランしたのかを判別し、駆
動残量がまだある場合はステップ9に進み、そうでない
場合はステップ15に進む。
【0043】[ステップ15] このステップ(駆動残
量≦0、すなわち目標駆動量だけ駆動し終わったかオー
バーランした場合)では、USM EN/DIS端子に
“L”を出力し、分周・移相器4の周波信号A,Bをデ
ィスエーブル状態にする。これによりモータ9は駆動を
停止する。
【0044】[ステップ16] このステップでは、振
動波モータ9の駆動時間を計測するタイマーをストップ
させる。
【0045】[ステップ17] このステップでは、C
NT EN/DIS端子に“L”を出力し、up/do
wnカウンタ13をカウントディスエーブル状態にし、
モータ9の駆動処理を終了する。
【0046】以上の動作をまとめて説明すると、ステッ
プ1〜8では、起動に際しての初期設定を行っている。
具体的には、up/downカウンタ13の初期状態の
確認、初期周波数の出力、回転方向の判別および設定、
タイマーのスタートなどを行い、モータの起動を始め
る。
【0047】ステップ9〜14では、モータの回転速度
が駆動可能な最高速度を越えないように制御する。これ
らのステップは、モータ9が目標停止位置に到達するま
で繰り返し実行される。
【0048】ここで、振動波モータ9の制御方法として
は、共振周波数よりも高い周波数で所望の回転数が得ら
れるように周波信号の周波数を調節し、この周波数が共
振周波数よりも低くならないように駆動周波数領域を制
限することが必要である。そして、振動波モータ9の共
振周波数は経時変化により図4のように変化するため、
駆動周波数を経時変化のないときの駆動周波数、すなわ
ち経時変化とは無関係に一律に規定してしまうと、駆動
時間が10時間、20時間と増えるに従って共振周波数
が高くなって駆動周波数が共振周波数を下回り、急激に
回転数が低下してしまうという不都合が生じることにな
る。
【0049】そこで、本実施形態では、駆動時間の積算
値ごとに駆動可能な最高速度を記憶しておき、ステップ
10で検出したモータの回転速度が記憶された最高速度
よりも速い場合はステップ12で周波数を所定値上昇さ
せて速度を下げるようにしている。これにより、経時変
化によって共振周波数が変化しても駆動周波数が共振周
波数を下回ることはない。
【0050】さらに、ステップ15〜17では、モータ
の駆動終了処理を行っており、up/downカウンタ
13や分周・位相器4、タイマーの動作停止を行ってい
る。以上のような駆動制御処理を行うことで、駆動前に
振動波モータの共振周波数をサーチしたり、振動波モー
タの振動状態をモニターするためのモニター電極を設け
たりする必要なく、常に共振周波数より高い領域で振動
波モータを駆動制御することが可能になる。
【0051】なお、本実施形態では、振動波モータ9に
印加する周波電圧A,Bの位相差を90゜としている
が、本発明は、位相差が90゜以外であっても適用でき
るものである。
【0052】また、本実施形態では、振動波モータの形
状をリング状とした場合について説明しているが、本発
明は、その他の形状のモータにも適用できるものであ
る。
【0053】また、本実施形態では、振動波モータの回
転検出にフォトインターラプタを用いているが、本発明
は、コードパターンをブラシで読み取るなど、他のどの
ような検出方法であっても適用できるものである。
【0054】また、本実施形態では、マイコン1のD/
Aout端子に出力したディジタル値をD/Aコンバー
タ2でアナログ電圧に変換し、このりアナログ電圧をV
CO3で周波数に変換しているが、本発明は、その他の
変換方法でも良く、周波数を任意に設定可能なものであ
れば適用できるものである。
【0055】また、本実施形態では、各駆動時間に応じ
た駆動可能な最高速度データのテーブルを駆動時間を3
段階に分けて記憶しているが、本発明は、その他の段階
数であっても適用できるものである。
【0056】(第2実施形態)図6は本発明の第2実施
形態の制御装置における動作フローチャートである。本
実施形態が第1実施形態と異なるのは、ステップ11が
ステップ21に、ステップ12がステップ22になって
いるのみであるので、ここでは異なる点だけを説明す
る。
【0057】[ステップ21] このステップでは、ス
テップ9で読み込んだ駆動可能な最高速度と、ステップ
10で検出した実モータ速度とを比較し、等しい場合は
ステップ13に進み、そうでない場合はステップ22に
進む。
【0058】[ステップ22] このステップ(モータ
9の速度が駆動可能な最高速度に達していない場合)で
は、振動波モータ9の駆動周波数を所定値下降させ、モ
ータの速度を上昇させる。
【0059】以上の動作において、本実施形態でも第1
実施形態と同様に駆動可能な最高速度を駆動時間の積算
値に応じてデータテーブルより読み込む。そして、モー
タ9の速度が起動直後などでまだ最高速度に達していな
い場合は、ステップ22で周波数を所定値だけ下げるこ
とによってモータの速度を上げる。
【0060】また、モータ9の速度が駆動可能な最高速
度に達した場合は、ステップ22を迂回することによ
り、周波数を下げる方向のシフト動作を禁止し、共振周
波数を越えてしまうことを防止している。
【0061】以上のような駆動制御処理を行うことで、
本実施形態でも第1実施形態と同様に、駆動前に振動波
モータの共振周波数をサーチしたり、振動波モータの振
動状態をモニターするモニター電極を設けたりする必要
なく、常に共振周波数より高い領域で振動波モータを駆
動制御することが可能になる。
【0062】なお、本実施形態では、振動波モータ9に
印加する周波電圧A,Bの位相差を90゜としている
が、本発明は、位相差が90゜以外であっても適用でき
るものである。
【0063】また、本実施形態では、振動波モータの形
状をリング状とした場合について説明しているが、本発
明は、他の形状のモータであっても適用できるものであ
る。また、本実施形態では、振動波モータの回転検出に
フォトインターラプタを用いているが、本発明は、コー
ドパターンをブラシで読み取るなど、他のどのような検
出方法であっても適用できるものである。
【0064】また、本実施形態では、マイコン1のD/
Aout端子に出力したディジタル値をD/Aコンバー
タ2でアナログ電圧に変換し、このアナログ電圧をVC
O3で周波数に変換しているが、本発明は、その他の変
換方法でも良く、周波数を任意に設定可能なものであれ
ば適用できるものである。
【0065】また、本実施形態では、各駆動時間に応じ
た駆動可能な最高速度データのテーブルを駆動時間を3
段階に分けて記憶しているが、本発明は、その他の段階
数であっても適用できるものである。
【0066】(第3実施形態)図7は本発明の第3実施
形態の制御装置の動作を示すフローチャートであり、振
動波モータの駆動回数を検出することによって経時に関
する情報を得る場合を示している。
【0067】本実施形態が第2実施形態と異なるのは、
ステップ8がステップ41に、ステップ9がステップ4
2になっている点と、ステップ16がなくなっているの
みであるので、ここでは異なる点だけを説明する。
【0068】[ステップ41] このステップでは、変
数DRVNをインクリメントする。ここで、変数DRV
Nは振動波モータ9を駆動した回数を格納する変数であ
り、振動波モータ9の駆動処理を行うたびにこの変数を
インクリメントすることで駆動した回数を検出できる。
【0069】[ステップ42] このステップでは、変
数DRVNの値に基づいて駆動可能な最高速度データを
メモリ回路14より読み込む。
【0070】ここで、本実施形態では、経時に関する情
報を振動波モータの駆動時間ではなく駆動回数の積算値
によって得ており、図9に示すように、駆動回数に応じ
た駆動可能な最高速度データをテーブルとして持ってい
る。
【0071】振動波モータの回転数の周波数に対する特
性は、図8に示すように、振動波モータの駆動回数によ
って変化する。同図から分かるように、駆動回数が増え
るに従って共振周波数が上がるとともに、最高速度は下
がる。メモリ回路14には、駆動回数に応じた最高速度
よりも少し低めの値(Vm4,Vm5,Vm6)をデー
タテーブルとして記憶させている。最高速度ではなく少
し低めの値を記憶している理由は、第1および第2実施
形態と同様である。
【0072】ステップ42では、変数DRVNの値によ
って振動波モータ9の駆動回数を検出し、検出した駆動
回数に応じた駆動可能な最高速度を図9のデータテーブ
ルから読み込む。そして、その最高速度以下で駆動する
ことにより、振動波モータ9を共振周波数を下回らない
周波数で制御することができる。
【0073】なお、本実施形態では駆動回数の積算値を
検出しているので、タイマーを用いる必要がなく、第1
および第2実施形態の制御よりも簡単に制御できる。
【0074】(第4実施形態)図10は本発明の第4実
施形態の制御装置の動作を示すフローチャートであり、
振動波モータの駆動距離を検出することによって経時に
関する情報を得る場合について説明する。
【0075】同図において第2実施形態と異なるのは、
ステップ8,16がなくなっているのと、ステップ9が
ステップ31になっているのみであるので、ここでは異
なる点だけを説明することにする。
【0076】[ステップ31] このステップでは、u
p/downカウンタ13のカウント値に基づいて駆動
可能な最高速度データをメモリ回路14より読み込む。
【0077】本実施形態では、経時に関する情報を振動
波モータの駆動時間や駆動回数ではなく駆動距離すなわ
ち回転距離の積算値によって得ており、駆動距離に応じ
た駆動可能な最高速度データをテーブルとして持ってい
る。
【0078】振動波モータの回転数の周波数に対する特
性は、図11に示すように、振動波モータの駆動距離に
よって変化する。同図から分かるように、駆動距離が増
えるに従って共振周波数が上がるとともに、最高速度は
下がる。メモリ回路14には、図12に示すように、駆
動距離に応じた最高速度よりも少し低めの値(Vm7,
Vm8,Vm9)をデータテーブルとして記憶させてい
る。最高速度ではなく少し低めの値を記憶している理由
は第1、第2および第3実施形態と同様である。
【0079】ステップ31では、up/downカウン
タ13のカウント値を読み込むことによって振動波モー
タの駆動距離を検出し、検出した駆動距離に応じた駆動
可能な最高速度を読み込む。そして、その速度以下で駆
動することにより、振動波モータを共振周波数を下回ら
ない周波数で制御することができる。
【0080】なお、本実施形態では駆動距離の積算値を
検出しているので、タイマーを用いたり駆動回数をカウ
ントする必要がなく、第1、第2および第3実施形態よ
りもさらに制御を簡単に行うことができる。
【0081】(発明と実施形態との対応)上記実施形態
において、マイコン1、D/Aコンバータ2及びVCO
3が本発明の信号制御手段に相当し、マイコン1(ステ
ップ8、ステップ41等参照)が本発明にいう経時検出
手段に相当し、パルス板10、フォトインターラプタ1
1、検出回路12、up/downカウンタ13及びマ
イコン1が本発明の速度検出手段に相当し、メモリ回路
14が本発明の記憶手段に相当する。
【0082】以上が実施形態の各構成と本発明の各構成
の対応関係であるが、本発明は、これら実施形態の構成
に限られるものではなく、請求項で示した機能が達成で
きる構成であればどのようなものであっても良い。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本願第1の発明で
は、振動波駆動装置の経時状態に応じて設定された目標
駆動速度と実駆動速度とを比較して、両者が異なる場合
に振動波駆動装置に印加する周波信号の周波数等を制御
するようにしている。このため、本発明を用いれば、実
駆動速度が目標駆動速度よりも速くなったときに周波信
号の周波数を上げて速度を低下させたり、周波信号の周
波数を下げることを禁止して振動波駆動装置の速度のそ
れ以上の上昇を防止したりすることができる。従って、
経時変化によって共振周波数が変化しても、常に共振周
波数よりも高い領域の周波数で振動波駆動装置を駆動す
ることができる。
【0084】しかも、本願第2の発明では、経時状態ご
との目標駆動速度を予め記憶させておき、経時状態を示
す指標である駆動時間や回数等の積算値によって目標駆
動速度を選択する。このため、本発明を用いれば、実際
の駆動の前に共振周波数をサーチするための駆動を行う
必要をなくして、迅速な本駆動の開始や消費電力の低減
を図ったり、共振周波数検出用のモニター電極を設ける
必要をなくして、構成および制御処理の簡単化を図るこ
とができる。
【0085】なお、上記各発明において、目標駆動速度
を共振周波数よりも高い周波数での速度に設定すれば、
実駆動速度が上昇しすぎた場合でもある程度余裕をもっ
て安定的な駆動制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である振動波モータの制
御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のステータ9bの裏面上に配される電歪素
子の配設状態を説明する模式図である。
【図3】本発明の第1実施形態の制御装置の動作を示す
フローチャート図である。
【図4】上記振動波モータの回転数の周波数に対する特
性が駆動時間によって変動することを説明するグラフ図
である。
【図5】駆動時間に応じた駆動可能な最高速度データの
テーブルを示す表図である。
【図6】本発明の第2実施形態の制御装置の動作を示す
フローチャート図である。
【図7】本発明の第3実施形態の制御装置の動作を示す
フローチャート図である。
【図8】上記振動波モータの回転数の周波数に対する特
性が駆動回数によって変動することを説明するグラフ図
である。
【図9】駆動回数に応じた駆動可能な最高速度データの
テーブルを示す表図である。
【図10】本発明の第4実施形態の制御装置の動作を示
すフローチャート図である。
【図11】上記振動波モータの回転数の周波数に対する
特性が駆動距離によって変動することを説明するグラフ
図である。
【図12】駆動距離に応じた駆動可能な最高速度データ
のテーブルを示す表図である。
【符号の説明】
1 マイコン 2 D/Aコンバータ 3 VCO 4 分周・移相器 5,6 電力増幅器 7,8 コイル 9 振動波モータ 9a ロータ 9b ステータ 10 パルス板 11 フォトインターラプタ 12 検出回路 13 up/downカウンタ 14 メモリ回路 A1 ,B1 電歪素子群 A,B 周波電圧

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気−機械エネルギー変換素子に周波信
    号を印加して振動体に振動を励起し、この振動体と移動
    体とを相対駆動する振動波駆動装置の制御装置におい
    て、 前記振動波駆動装置の経時状態を検出する経時検出手段
    と、 この経時検出手段により検出された経時状態に応じて目
    標駆動速度を設定する目標速度設定手段と、 前記振動波駆動装置の実駆動速度を検出する速度検出手
    段と、 前記目標速度設定手段により設定された目標駆動速度と
    前記速度検出手段により検出された実駆動速度とが異な
    るときに、前記周波信号を制御する信号制御手段とを有
    することを特徴とする振動波駆動装置の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記信号制御手段は、前記実駆動速度が
    前記目標駆動速度よりも速いときは、共振周波数以上の
    領域で前記周波信号の周波数を上げることを特徴とする
    請求項1に記載の振動波駆動装置の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記信号制御手段は、前記実駆動速度が
    前記目標駆動速度以上になったときは、共振周波数以上
    の領域で前記周波信号の周波数を下げることを禁止する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の振動波駆動装
    置の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記経時検出手段は、前記振動波駆動装
    置の積算駆動時間を検出することを特徴とする請求項1
    から3のいずれかに記載の振動波駆動装置の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記経時検出手段は、前記振動波駆動装
    置の積算駆動回数を検出することを特徴とする請求項1
    から3のいずれかに記載の振動波駆動装置の制御装置。
  6. 【請求項6】 前記経時検出手段は、前記振動波駆動装
    置の積算駆動距離を検出することを特徴とする請求項1
    から3のいずれかに記載の振動波駆動装置の制御装置。
  7. 【請求項7】 前記目標速度設定手段は、各経時状態に
    対応する複数の目標駆動速度を記憶する記憶手段を有
    し、この記憶手段から前記経時検出手段により検出され
    た経時状態に対応する目標駆動速度を選択することを特
    徴とする請求項1から6のいずれかに記載の振動波駆動
    装置の制御装置。
  8. 【請求項8】 前記目標駆動速度は、各経時状態での共
    振周波数よりも高い周波数での速度に設定されることを
    特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の振動波駆
    動装置の制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項1から8のいずれかに記載の制御
    装置を用いたことを特徴とする装置。
JP8118676A 1996-05-14 1996-05-14 振動波駆動装置の制御装置およびこれを用いた装置 Pending JPH09308273A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8118676A JPH09308273A (ja) 1996-05-14 1996-05-14 振動波駆動装置の制御装置およびこれを用いた装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8118676A JPH09308273A (ja) 1996-05-14 1996-05-14 振動波駆動装置の制御装置およびこれを用いた装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09308273A true JPH09308273A (ja) 1997-11-28

Family

ID=14742456

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8118676A Pending JPH09308273A (ja) 1996-05-14 1996-05-14 振動波駆動装置の制御装置およびこれを用いた装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09308273A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002112563A (ja) * 2000-09-29 2002-04-12 Minolta Co Ltd アクチュエータの駆動方法および装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002112563A (ja) * 2000-09-29 2002-04-12 Minolta Co Ltd アクチュエータの駆動方法および装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2972010B2 (ja) 振動型アクチュエーター駆動制御装置
JP3140146B2 (ja) レンズ駆動装置
US5616979A (en) Vibration driven motor apparatus
JP4323898B2 (ja) 振動型アクチュエータの制御装置、光学機器および振動型アクチュエータの制御方法
US6894422B2 (en) Ultrasonic-motor control system
JPH09308273A (ja) 振動波駆動装置の制御装置およびこれを用いた装置
JP3382405B2 (ja) 振動型モーター装置
JPH10108482A (ja) 振動型モータの制御装置
US5440212A (en) Control apparatus for vibration driven motor
JPH06197576A (ja) モータ制御装置
JPH0833362A (ja) 振動型駆動装置
JP3315525B2 (ja) 振動駆動装置
JPH0614565A (ja) 振動波モータの制御回路
JP3495810B2 (ja) 振動波モーター装置
JPH05137360A (ja) 振動波モーターを用いた目標物駆動装置
JP3226411B2 (ja) 超音波モータの駆動回路
JP3226414B2 (ja) 超音波モータの駆動回路
JPH10191661A (ja) 振動装置およびこれを備えた装置
JPH09191667A (ja) 振動波装置の駆動制御装置
JP3135561B2 (ja) センサレス型ブラシレスモータのロータ停止位置検出方法および装置
JP2731647B2 (ja) ブラシレスモータの駆動回路
JPH0570393B2 (ja)
JP2819437B2 (ja) 超音波モータの駆動制御装置
JPH066990A (ja) 振動波モータ制御装置
JPH0884487A (ja) 振動波モータ駆動回路

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040210