JPH0614625A - 歩行型田植え機のクラッチ操作構造 - Google Patents
歩行型田植え機のクラッチ操作構造Info
- Publication number
- JPH0614625A JPH0614625A JP17252592A JP17252592A JPH0614625A JP H0614625 A JPH0614625 A JP H0614625A JP 17252592 A JP17252592 A JP 17252592A JP 17252592 A JP17252592 A JP 17252592A JP H0614625 A JPH0614625 A JP H0614625A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- planting
- float
- state
- machine body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Transplanting Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 クラッチ操作が簡単であり、ハンドル支持を
強固にしながら、旋回後の植え付け開始箇所を旋回前の
植え付け終了箇所に揃えながら枕地旋回ができ、苗のせ
時などの植え付けクラッチ入りが可能である歩行型田植
え機を提供する。 【構成】 機体操向用クラッチを切りに操作すると、連
係機構の作用によって植え付けクラッチも切りになる。
この時、機体後端側を持ち上げていると、後接地フロー
ト8の対機体下降と、自動クラッチ操作機構32とのた
めに、第2連係リンク23に牽制機構24が自動的に作
用し、機体操向用クラッチを入りに戻しても、植え付け
クラッチが入りに戻らず、旋回終了後の機体を植え付け
開始箇所まで自走直進させ得る。機体が苗植え付け開始
箇所に達して機体後端側の持ち上げを解除すると、後接
地フロート8の対機体上昇と、自動クラッチ操作機構3
2とのために、植え付けクラッチが自動的に入りに戻
る。フック35を支軸32aに作用させると、機体後端
側を持ち上げても、後接地フロート8を対機体上昇状態
に保持して、植え付けクラッチを入りにできる。
強固にしながら、旋回後の植え付け開始箇所を旋回前の
植え付け終了箇所に揃えながら枕地旋回ができ、苗のせ
時などの植え付けクラッチ入りが可能である歩行型田植
え機を提供する。 【構成】 機体操向用クラッチを切りに操作すると、連
係機構の作用によって植え付けクラッチも切りになる。
この時、機体後端側を持ち上げていると、後接地フロー
ト8の対機体下降と、自動クラッチ操作機構32とのた
めに、第2連係リンク23に牽制機構24が自動的に作
用し、機体操向用クラッチを入りに戻しても、植え付け
クラッチが入りに戻らず、旋回終了後の機体を植え付け
開始箇所まで自走直進させ得る。機体が苗植え付け開始
箇所に達して機体後端側の持ち上げを解除すると、後接
地フロート8の対機体上昇と、自動クラッチ操作機構3
2とのために、植え付けクラッチが自動的に入りに戻
る。フック35を支軸32aに作用させると、機体後端
側を持ち上げても、後接地フロート8を対機体上昇状態
に保持して、植え付けクラッチを入りにできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、植え付けクラッチおよ
び機体操向用クラッチを備える歩行型田植え機のクラッ
チ操作構造に関する。
び機体操向用クラッチを備える歩行型田植え機のクラッ
チ操作構造に関する。
【0002】
【従来の技術】上記歩行型田植え機において、従来、圃
場端部での機体旋回いわゆる枕地旋回を行うに際し、機
体操向用クラッチをそれ専用の操作レバーによって切り
操作することにより、機体を自走によって旋回走行さ
せ、植え付けクラッチをそれ専用の操作レバーによって
切り操作することにより、植え付け部の駆動を停止する
ようになっていた。
場端部での機体旋回いわゆる枕地旋回を行うに際し、機
体操向用クラッチをそれ専用の操作レバーによって切り
操作することにより、機体を自走によって旋回走行さ
せ、植え付けクラッチをそれ専用の操作レバーによって
切り操作することにより、植え付け部の駆動を停止する
ようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】枕地旋回を行うに際
し、操向用クラッチの切り操作と植え付けクラッチの切
り操作を別々に行う必要があることから手間が掛かって
いた。また、植え付けクラッチレバーは手を操縦ハンド
ルから放して操作するものであることから、植え付けク
ラッチの切り操作のために操縦ハンドルの支持が片手で
しかできなくなっていた。この操作手間、および、ハン
ドル支持の問題を解消することが可能な操作技術とし
て、たとえば実公平2−2175号公報に示されるもの
が提案されていた。すなわち、機体操向用クラッチの操
作によって、植え付けクラッチをも連係して操作できる
ように両クラッチが連係され、枕地旋回時、旋回内側の
車輪が停止するように機体操向用クラッチを切りに操作
すると、これに連係して植え付けクラッチが切りになる
のである。つまり、操縦ハンドルを握りながら操作でき
る操向用クラッチレバーにより、植え付けクラッチも切
り操作できるのである。この操作技術を採用した場合、
枕地旋回後の植え付け開始箇所と先の植え付け終了箇所
とが揃いにくくなるか、機体を人為移動させる必要が生
じていた。すなわち、機体の自走による旋回が完了した
後、機体を自走によって直進移動させるべく、機体操向
用クラッチをそれまでの切りから入りに戻し操作する
と、この入り操作に連係して植え付けクラッチも切りか
ら入りに戻ることから、機体を旋回自走の完了箇所から
直進自走させると、この箇所から苗植え付け部の駆動が
開始されて苗植え運動が始まることと、枕地旋回のため
に機体走行させる距離をいずれの旋回箇所におけるもの
も一定になるように揃えることは困難であることとか
ら、植え付け開始箇所が先の植え付け終了箇所に対して
機体前後方向に位置ずれしやすくなるのである。また、
枕地旋回後の植え付け開始箇所が先の植え付け終了箇所
と揃うようにするには、機体が旋回自走を完了してから
所定の植え付け開始箇所に到達すると、この時に植え付
けクラッチを入りに戻して苗植え付け部の駆動を開始す
る必要があることから、機体が旋回自走を完了してから
所定の苗植え付け開始箇所に到達するまでは、植え付け
クラッチが入りにならないように、かつ、機体の直進移
動が可能なように、左操向用、右操向用いずれもの操向
用クラッチを切りに操作しながら、機体を苗植え付け開
始箇所まで人為的に押し移動させる必要が生じるのであ
る。本発明の目的は、クラッチ操作が容易にできるとと
もに操縦ハンドルを両手で支持しながら、植え付け開始
箇所が先の植え付け終了箇所に揃う状態に楽に枕地旋回
ができ、しかも、苗のせ台への苗補給などが支障なくで
きる歩行型田植え機の操作構造を提供することにある。
し、操向用クラッチの切り操作と植え付けクラッチの切
り操作を別々に行う必要があることから手間が掛かって
いた。また、植え付けクラッチレバーは手を操縦ハンド
ルから放して操作するものであることから、植え付けク
ラッチの切り操作のために操縦ハンドルの支持が片手で
しかできなくなっていた。この操作手間、および、ハン
ドル支持の問題を解消することが可能な操作技術とし
て、たとえば実公平2−2175号公報に示されるもの
が提案されていた。すなわち、機体操向用クラッチの操
作によって、植え付けクラッチをも連係して操作できる
ように両クラッチが連係され、枕地旋回時、旋回内側の
車輪が停止するように機体操向用クラッチを切りに操作
すると、これに連係して植え付けクラッチが切りになる
のである。つまり、操縦ハンドルを握りながら操作でき
る操向用クラッチレバーにより、植え付けクラッチも切
り操作できるのである。この操作技術を採用した場合、
枕地旋回後の植え付け開始箇所と先の植え付け終了箇所
とが揃いにくくなるか、機体を人為移動させる必要が生
じていた。すなわち、機体の自走による旋回が完了した
後、機体を自走によって直進移動させるべく、機体操向
用クラッチをそれまでの切りから入りに戻し操作する
と、この入り操作に連係して植え付けクラッチも切りか
ら入りに戻ることから、機体を旋回自走の完了箇所から
直進自走させると、この箇所から苗植え付け部の駆動が
開始されて苗植え運動が始まることと、枕地旋回のため
に機体走行させる距離をいずれの旋回箇所におけるもの
も一定になるように揃えることは困難であることとか
ら、植え付け開始箇所が先の植え付け終了箇所に対して
機体前後方向に位置ずれしやすくなるのである。また、
枕地旋回後の植え付け開始箇所が先の植え付け終了箇所
と揃うようにするには、機体が旋回自走を完了してから
所定の植え付け開始箇所に到達すると、この時に植え付
けクラッチを入りに戻して苗植え付け部の駆動を開始す
る必要があることから、機体が旋回自走を完了してから
所定の苗植え付け開始箇所に到達するまでは、植え付け
クラッチが入りにならないように、かつ、機体の直進移
動が可能なように、左操向用、右操向用いずれもの操向
用クラッチを切りに操作しながら、機体を苗植え付け開
始箇所まで人為的に押し移動させる必要が生じるのであ
る。本発明の目的は、クラッチ操作が容易にできるとと
もに操縦ハンドルを両手で支持しながら、植え付け開始
箇所が先の植え付け終了箇所に揃う状態に楽に枕地旋回
ができ、しかも、苗のせ台への苗補給などが支障なくで
きる歩行型田植え機の操作構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による歩行型田植
え機のクラッチ操作構造にあっては、目的達成のため
に、機体操向用クラッチの切り操作に連係して植え付け
クラッチが切りに切り換わる状態に前記機体操向用クラ
ッチと前記植え付けクラッチとを連係する連係機構を設
け、前記連係機構による前記機体操向用クラッチの入り
操作を許容しながら、前記連係機構による前記植え付け
クラッチの入り操作を牽制する牽制機構を設け、接地フ
ロートの走行機体に対する設定下降状態から設定上昇状
態への切り換わりに伴って前記牽制機構を自動的に解除
操作し、かつ、前記植え付けクラッチを自動的に入り操
作する状態に前記接地フロート、前記牽制機構および前
記植え付けクラッチを連係する自動クラッチ操作機構を
備え、前記接地フロートを前記設定上昇状態に保持する
フロート支持手段を作用状態と作用解除状態とに切り換
え自在に備えてあることを特徴とする。
え機のクラッチ操作構造にあっては、目的達成のため
に、機体操向用クラッチの切り操作に連係して植え付け
クラッチが切りに切り換わる状態に前記機体操向用クラ
ッチと前記植え付けクラッチとを連係する連係機構を設
け、前記連係機構による前記機体操向用クラッチの入り
操作を許容しながら、前記連係機構による前記植え付け
クラッチの入り操作を牽制する牽制機構を設け、接地フ
ロートの走行機体に対する設定下降状態から設定上昇状
態への切り換わりに伴って前記牽制機構を自動的に解除
操作し、かつ、前記植え付けクラッチを自動的に入り操
作する状態に前記接地フロート、前記牽制機構および前
記植え付けクラッチを連係する自動クラッチ操作機構を
備え、前記接地フロートを前記設定上昇状態に保持する
フロート支持手段を作用状態と作用解除状態とに切り換
え自在に備えてあることを特徴とする。
【0005】
【作用】作業走行時、接地フロートが接地反力のために
機体に対して上昇してなる取り付け状態を前記設定上昇
取り付け状態として設定し、枕地旋回時、機体後端側の
持ち上げ操作のために接地フロートが機体に対して下降
してなる取り付け状態を前記設定下降取り付け状態とし
て設定する。枕地に達するに伴って左操向用または右操
向用の機体操向用クラッチレバーを握り操作して、左操
向用または右操向用の機体操向用クラッチを切りに操作
する。すると、連係機構のために植え付けクラッチも切
りになり、植え付け部が苗植え作動を停止しながら機体
が自走によって旋回走行する。この時、機体操向用クラ
ッチレバーは操縦ハンドルの支持をしながら操作できる
ことから、操縦ハンドルを両手で支持し、機体を旋回走
行にかかわらず安定するように支持できる。機体の旋回
が終了すると、それまで切り側に操作していた機体操向
用クラッチレバーを入り側に戻し操作する。すると、機
体操向用クラッチが入りに戻って機体が自走によって直
進移動する。この時、植え付けクラッチは牽制機構のた
めに入りに戻らず、苗植え付け部は駆動停止のままにな
る。機体が直進自走するに伴い、旋回前の植え付け終了
箇所に対して機体横方向に並ぶ植え付け開始予定箇所に
到達すると、それまで持ち上げ操作していた機体後端側
の下げ戻し操作をする。これによって接地フロートが前
記設定上昇取り付け状態になり、これに伴い、自動クラ
ッチ操作機構のために植え付けラッチがそれまでの切り
から入りに自動的に戻って苗植え付け部が旋回前の植え
付け終了箇所と揃う箇所を植え付け開始箇所として植え
付け作動を開始する。苗のせ台への苗供給を行う際、苗
のせ台が横送りのストロークエンドから外れた箇所に位
置していると、フロート支持手段を作用状態に切り換え
ておく。すると、機体後端側を持ち上げ状態に操作して
も、接地フロートが前記設定上昇取り付け状態のままに
なって自動クラッチ操作機構が植え付けクラッチを入り
に操作するままになり、苗供給後の苗取り出しが苗の横
端箇所から行われるように、苗のせ台を横送りストロー
クエンドに移動調整した状態にして苗供給できる。
機体に対して上昇してなる取り付け状態を前記設定上昇
取り付け状態として設定し、枕地旋回時、機体後端側の
持ち上げ操作のために接地フロートが機体に対して下降
してなる取り付け状態を前記設定下降取り付け状態とし
て設定する。枕地に達するに伴って左操向用または右操
向用の機体操向用クラッチレバーを握り操作して、左操
向用または右操向用の機体操向用クラッチを切りに操作
する。すると、連係機構のために植え付けクラッチも切
りになり、植え付け部が苗植え作動を停止しながら機体
が自走によって旋回走行する。この時、機体操向用クラ
ッチレバーは操縦ハンドルの支持をしながら操作できる
ことから、操縦ハンドルを両手で支持し、機体を旋回走
行にかかわらず安定するように支持できる。機体の旋回
が終了すると、それまで切り側に操作していた機体操向
用クラッチレバーを入り側に戻し操作する。すると、機
体操向用クラッチが入りに戻って機体が自走によって直
進移動する。この時、植え付けクラッチは牽制機構のた
めに入りに戻らず、苗植え付け部は駆動停止のままにな
る。機体が直進自走するに伴い、旋回前の植え付け終了
箇所に対して機体横方向に並ぶ植え付け開始予定箇所に
到達すると、それまで持ち上げ操作していた機体後端側
の下げ戻し操作をする。これによって接地フロートが前
記設定上昇取り付け状態になり、これに伴い、自動クラ
ッチ操作機構のために植え付けラッチがそれまでの切り
から入りに自動的に戻って苗植え付け部が旋回前の植え
付け終了箇所と揃う箇所を植え付け開始箇所として植え
付け作動を開始する。苗のせ台への苗供給を行う際、苗
のせ台が横送りのストロークエンドから外れた箇所に位
置していると、フロート支持手段を作用状態に切り換え
ておく。すると、機体後端側を持ち上げ状態に操作して
も、接地フロートが前記設定上昇取り付け状態のままに
なって自動クラッチ操作機構が植え付けクラッチを入り
に操作するままになり、苗供給後の苗取り出しが苗の横
端箇所から行われるように、苗のせ台を横送りストロー
クエンドに移動調整した状態にして苗供給できる。
【0006】
【発明の効果】機体操向用クラッチの切り操作をするだ
けで植え付けクラッチも切りにできるとともに、このク
ラッチ切り操作が操縦ハンドルから手を放さないでで
き、植え付けクラッチを切りにするための特別な操作手
間を要しないで、かつ、操縦ハンドルを両手で支持して
機体を旋回にかかわらず安定するように強固に支持しな
がら枕地旋回ができるようになった。さらには、機体の
旋回終了後の直進移動を自走によって行わせて楽に枕地
旋回できるようになり、しかも、植え付け開始箇所の植
え付け終了箇所に対する位置調節を行うように、植え付
けクラッチの入りへの戻しを任意のタイミングででき、
枕地旋回前の植え付け終了箇所と枕地旋回後の植え付け
開始箇所が極力直線状に揃う良好な仕上がりが得られる
ようになった。しかも、自動クラッチ操作機構の存在に
かかわらず、必要に応じては、フロート持ち上げ手段に
よって植え付けクラッチを入りに保持しながら機体後端
側を持ち上げることができ、苗供給後の苗取り出しが支
障なく行われるようにしながら苗供給できるなど、有利
なものになった。
けで植え付けクラッチも切りにできるとともに、このク
ラッチ切り操作が操縦ハンドルから手を放さないでで
き、植え付けクラッチを切りにするための特別な操作手
間を要しないで、かつ、操縦ハンドルを両手で支持して
機体を旋回にかかわらず安定するように強固に支持しな
がら枕地旋回ができるようになった。さらには、機体の
旋回終了後の直進移動を自走によって行わせて楽に枕地
旋回できるようになり、しかも、植え付け開始箇所の植
え付け終了箇所に対する位置調節を行うように、植え付
けクラッチの入りへの戻しを任意のタイミングででき、
枕地旋回前の植え付け終了箇所と枕地旋回後の植え付け
開始箇所が極力直線状に揃う良好な仕上がりが得られる
ようになった。しかも、自動クラッチ操作機構の存在に
かかわらず、必要に応じては、フロート持ち上げ手段に
よって植え付けクラッチを入りに保持しながら機体後端
側を持ち上げることができ、苗供給後の苗取り出しが支
障なく行われるようにしながら苗供給できるなど、有利
なものになった。
【0007】
【実施例】図1に示すように、左右一対の走行用車輪
1,1を駆動可能に備え、かつ、エンジンE、エンジン
ボンネット2、予備苗のせ装置3、操縦ハンドル4など
を備える自走可能な走行機体の後部に、走行機体の横方
向に並ぶ二つの苗植え付けアーム5,5、および、いず
れもの苗植え付けアーム5に苗供給する一つの苗のせ台
6を有する苗植え付け部を備えるとともに、走行機体の
前側に配置の一つの前接地フロート7と、走行機体の後
側に配置の左右一対の後接地フロート8,8を走行機体
の底部に付設してある。そして、左右車輪1,1の間に
位置する肥料タンク9、左右一対の作溝器10,10な
どを備える施肥装置を、苗植え付けアーム5の苗植え運
動に連動して粉粒状肥料を肥料タンク9から作溝器10
に供給することによって、いずれもの苗植え付けアーム
5による苗植え付け箇所の付近に肥料供給するように構
成して走行機体に付設し、もって、2条の苗植え作業が
できるように、かつ、施肥作業が同時にできるように施
肥装置付き歩行型田植え機を構成してある。予備苗のせ
装置3は、図7に示すように、エンジンボンネット2に
立設した前支柱枠3a、走行機体に立設した後支柱枠3
b、および、前支柱枠3aと後支柱枠3bとにわたって
取り付けるとともに、苗箱を受け止め支持するように形
成した苗箱支持枠3cによって構成してある。苗箱支持
枠3cの後端部箇所と、この箇所より前側に位置する箇
所とに、後支柱枠3bに対するフック部3dまたは3e
を備えさせ、エンジンボンネット2を後端側に配置に軸
芯まわりで上下に揺動操作して下降閉じ姿勢にした際に
は、後側のフック部3dを後支柱枠3bに引っ掛けるこ
とによって、苗箱支持枠3cが苗箱収納姿勢で後支柱枠
3bに付いて予備苗収容が可能になるように構成してあ
る。エンジンボンネット2を上昇開姿勢にした際、前側
のフック部3eを後支柱枠3bに引っ掛けることによ
り、苗箱支持枠3cがエンジンボンネット2を上昇開放
姿勢に引っ張り支持するように構成してある。つまり、
苗箱支持枠3cを支持部材に利用してエンジンボンネッ
ト2の開放支持ができるようにしてある。左右車輪1,
1それぞれの伝動ケース11に連動ロッド12などでな
る連動機構を介して油圧シリンダ(図示せず)を連動さ
せるとともに、この油圧シリンダが伝動ケース11を軸
芯Y1 まわりで走行機体に対して上下に揺動操作するこ
とによって、左右車輪1,1を走行機体に対して昇降操
作するように構成してある。前接地フロート7を後端側
に配置の軸芯X1 まわりで走行機体に対して上下に揺動
するように構成し、前接地フロート7の前端側を、連動
ロッド13などでなる制御機構を介して前記油圧シリン
ダのコントロールバルブ(図示せず)に連動させるとと
もに、前接地フロート7の後端側の走行機体に対する高
さが設定範囲になる状態に、前記制御機構がコントロー
ルバルブを自動的に切り換え操作するように構成してあ
る。つまり、苗植え付けアーム5による苗植え深さを前
接地フロート7の走行機体に対する取り付け姿勢に基い
て検出し、この検出深さが設定範囲になる状態に走行用
車輪1を走行機体に対して昇降制御するように構成し、
これにより、走行車輪1の耕盤凹部への入り込みや耕盤
凸部への乗り上がりにかかわらず、苗植え深さをほぼ一
定に維持しながら作業できるようにしてある。
1,1を駆動可能に備え、かつ、エンジンE、エンジン
ボンネット2、予備苗のせ装置3、操縦ハンドル4など
を備える自走可能な走行機体の後部に、走行機体の横方
向に並ぶ二つの苗植え付けアーム5,5、および、いず
れもの苗植え付けアーム5に苗供給する一つの苗のせ台
6を有する苗植え付け部を備えるとともに、走行機体の
前側に配置の一つの前接地フロート7と、走行機体の後
側に配置の左右一対の後接地フロート8,8を走行機体
の底部に付設してある。そして、左右車輪1,1の間に
位置する肥料タンク9、左右一対の作溝器10,10な
どを備える施肥装置を、苗植え付けアーム5の苗植え運
動に連動して粉粒状肥料を肥料タンク9から作溝器10
に供給することによって、いずれもの苗植え付けアーム
5による苗植え付け箇所の付近に肥料供給するように構
成して走行機体に付設し、もって、2条の苗植え作業が
できるように、かつ、施肥作業が同時にできるように施
肥装置付き歩行型田植え機を構成してある。予備苗のせ
装置3は、図7に示すように、エンジンボンネット2に
立設した前支柱枠3a、走行機体に立設した後支柱枠3
b、および、前支柱枠3aと後支柱枠3bとにわたって
取り付けるとともに、苗箱を受け止め支持するように形
成した苗箱支持枠3cによって構成してある。苗箱支持
枠3cの後端部箇所と、この箇所より前側に位置する箇
所とに、後支柱枠3bに対するフック部3dまたは3e
を備えさせ、エンジンボンネット2を後端側に配置に軸
芯まわりで上下に揺動操作して下降閉じ姿勢にした際に
は、後側のフック部3dを後支柱枠3bに引っ掛けるこ
とによって、苗箱支持枠3cが苗箱収納姿勢で後支柱枠
3bに付いて予備苗収容が可能になるように構成してあ
る。エンジンボンネット2を上昇開姿勢にした際、前側
のフック部3eを後支柱枠3bに引っ掛けることによ
り、苗箱支持枠3cがエンジンボンネット2を上昇開放
姿勢に引っ張り支持するように構成してある。つまり、
苗箱支持枠3cを支持部材に利用してエンジンボンネッ
ト2の開放支持ができるようにしてある。左右車輪1,
1それぞれの伝動ケース11に連動ロッド12などでな
る連動機構を介して油圧シリンダ(図示せず)を連動さ
せるとともに、この油圧シリンダが伝動ケース11を軸
芯Y1 まわりで走行機体に対して上下に揺動操作するこ
とによって、左右車輪1,1を走行機体に対して昇降操
作するように構成してある。前接地フロート7を後端側
に配置の軸芯X1 まわりで走行機体に対して上下に揺動
するように構成し、前接地フロート7の前端側を、連動
ロッド13などでなる制御機構を介して前記油圧シリン
ダのコントロールバルブ(図示せず)に連動させるとと
もに、前接地フロート7の後端側の走行機体に対する高
さが設定範囲になる状態に、前記制御機構がコントロー
ルバルブを自動的に切り換え操作するように構成してあ
る。つまり、苗植え付けアーム5による苗植え深さを前
接地フロート7の走行機体に対する取り付け姿勢に基い
て検出し、この検出深さが設定範囲になる状態に走行用
車輪1を走行機体に対して昇降制御するように構成し、
これにより、走行車輪1の耕盤凹部への入り込みや耕盤
凸部への乗り上がりにかかわらず、苗植え深さをほぼ一
定に維持しながら作業できるようにしてある。
【0008】エンジンEの機体後方側に位置するミッシ
ョンM1に、図2および図3に示す操作アーム14aま
たは14bを有する一対の操向クラッチCL,CRを入
り側に自己復帰するように構成して備えさせるととも
に、操向クラッチCL,CRのいずれにおいても、操作
アーム14aまたは14bは、機体前後方向の軸芯まわ
りで上下に揺動操作することによって図3に実線で示す
下降入り位置ONと点線で示す上昇切り位置OFとに切
り換わり、この操作アーム操作に伴い、操向クラッチC
LまたはCRが入りになってエンジンEから左側または
右側車輪1への伝動を入りにしたり、操向クラッチCL
またはCRが切りになってエンジンEから左側または右
側車輪1への伝動を切りにするように構成してある。す
なわち、操向クラッチCL,CRは、左右いずれか一方
の車輪1への伝動を切ることによって走行機体を左向き
または右向きに操向操作し、左右いずれもの車輪1,1
への伝動を入りにすることによって機体を直進向きに操
向操作するのである。図3に示すように、一方の操向ク
ラッチCLの揺動操作アーム14aにクラッチワイヤ1
5aを介して連動させた操向クラッチレバー16aと、
他方の操向クラッチCRの揺動操作アーム14bにクラ
ッチワイヤ15bを介して連動させた操向クラッチレバ
ー16bを、操縦ハンドル4の左側または右側の握り部
の付近にその握り部を支持しながら操作できるように配
置して取り付けてある。つまり、一方の操向クラッチレ
バー16aにより一方の操向クラッチCLを入り切り操
作し、他方の操向クラッチレバー16bにより他方の操
向クラッチCRを入り切り操作することによって、走行
機体の操向操作をするのである。走行機体の後端部に位
置する植え付けミッションM2に、図2に示すような操
作軸17を有する植え付けクラッチCUを備えさせると
ともに、操作軸17は、機体前後方向に摺動操作するこ
とによって図2に実線で示す入り位置ONと点線で示す
切り位置OFとに切り換わり、この操作軸操作に伴い、
植え付けミッションM2が入りになり、植え付けアーム
5が苗植え作動をし、かつ、苗のせ台6が苗供給作動を
するように、エンジンEからの回転動力を苗植え付け部
に伝達したり、植え付けミッションM2が切りになり、
植え付けアーム5が苗植え作動を停止し、かつ、苗のせ
台6が苗供給作動を停止するように、エンジンEから苗
植え付け部への伝動を停止するように構成してある。
ョンM1に、図2および図3に示す操作アーム14aま
たは14bを有する一対の操向クラッチCL,CRを入
り側に自己復帰するように構成して備えさせるととも
に、操向クラッチCL,CRのいずれにおいても、操作
アーム14aまたは14bは、機体前後方向の軸芯まわ
りで上下に揺動操作することによって図3に実線で示す
下降入り位置ONと点線で示す上昇切り位置OFとに切
り換わり、この操作アーム操作に伴い、操向クラッチC
LまたはCRが入りになってエンジンEから左側または
右側車輪1への伝動を入りにしたり、操向クラッチCL
またはCRが切りになってエンジンEから左側または右
側車輪1への伝動を切りにするように構成してある。す
なわち、操向クラッチCL,CRは、左右いずれか一方
の車輪1への伝動を切ることによって走行機体を左向き
または右向きに操向操作し、左右いずれもの車輪1,1
への伝動を入りにすることによって機体を直進向きに操
向操作するのである。図3に示すように、一方の操向ク
ラッチCLの揺動操作アーム14aにクラッチワイヤ1
5aを介して連動させた操向クラッチレバー16aと、
他方の操向クラッチCRの揺動操作アーム14bにクラ
ッチワイヤ15bを介して連動させた操向クラッチレバ
ー16bを、操縦ハンドル4の左側または右側の握り部
の付近にその握り部を支持しながら操作できるように配
置して取り付けてある。つまり、一方の操向クラッチレ
バー16aにより一方の操向クラッチCLを入り切り操
作し、他方の操向クラッチレバー16bにより他方の操
向クラッチCRを入り切り操作することによって、走行
機体の操向操作をするのである。走行機体の後端部に位
置する植え付けミッションM2に、図2に示すような操
作軸17を有する植え付けクラッチCUを備えさせると
ともに、操作軸17は、機体前後方向に摺動操作するこ
とによって図2に実線で示す入り位置ONと点線で示す
切り位置OFとに切り換わり、この操作軸操作に伴い、
植え付けミッションM2が入りになり、植え付けアーム
5が苗植え作動をし、かつ、苗のせ台6が苗供給作動を
するように、エンジンEからの回転動力を苗植え付け部
に伝達したり、植え付けミッションM2が切りになり、
植え付けアーム5が苗植え作動を停止し、かつ、苗のせ
台6が苗供給作動を停止するように、エンジンEから苗
植え付け部への伝動を停止するように構成してある。
【0009】図2に示すように、走行機体のフレーム部
分18に支持部材18aを介して軸芯X2 まわりで揺動
可能に支持させた第1連係リンク21、連係ワイヤ2
2、走行機体のフレーム部分19に支持部材19aを介
して軸芯Y2 まわりで揺動可能に支持させた第2連係リ
ンク23により、操向クラッチCLおよびCRと植え付
けクラッチCUとの連係機構20を構成し、図2および
図4に示すように、前記フレーム部分19に支持部材1
9bを介して支持させた牽制具24aと、この牽制具2
4aに作用する牽制スプリング24bとにより、植え付
けクラッチCUに対する牽制機構24を構成してある。
図5に示すように、左右一対の後接地フロート8,8を
両端側に各別に連結した1本のフロート支持杆31のた
めの機体前後方向の支軸32aと、揺動リンク32b
と、連動用ワイヤ32cとにより、植え付けクラッチC
Uのための自動クラッチ操作機構32を構成し、もっ
て、枕地での機体旋回が操作容易にかつ楽に、しかも、
旋回前の植え付け終了箇所と旋回後の植え付け開始箇所
が機体横方向に直線状に揃うようにしながらできるよう
にしてある。すなわち、操向クラッチレバー16aまた
は16bによる操向クラッチCLまたはCRの切り操作
を行うと、操向クラッチレバー16aまたは16bの握
り操作によるクラッチワイヤ15aまたは15bの引っ
張り操作のために操作アーム14aまたは14bが下降
入り位置ONから上昇切り位置OFに切り換わる。この
時、操作アーム14aまたは14bの揺動軸芯に対して
クラッチワイヤ15aまたは15bが連結している側と
は反対の遊端側が第1連係リンク21の一方の遊端側に
押圧作用し、このために第1連係リンク21が揺動して
連係ワイヤ21を引っ張り操作し、第2連係リンク23
が揺動して操作軸17を入り位置ONから切り位置OF
に摺動操作する。これにより、連係機構20は、操向ク
ラッチレバー16aまたは16bによる操向クラッチC
LまたはCRの切り操作に連係して植え付けクラッチC
Uを入りから切りに切り換えることになる。尚、前記植
え付けクラッチCUの操作軸17は、機体後部に備えた
植付けクラッチレバー(図示せず)に連係したクラッチ
ワイヤ30にリターンスプリング26を介して連動連結
してあり、植付け作業中はクラッチワイヤ30を後方に
引き操作状態に維持してあり、上記のように第2連係リ
ンク23を揺動して操作軸17を強制的に切り位置OF
に摺動操作すると、リターンスプリング26が弾性変形
して操作軸17を入り位置ONに復帰付勢する。牽制具
24aが支持部材19bによる枢支軸芯まわりで揺動
し、図4に実線で示すように牽制具24aの作用端部S
が第2連係リンク23の前側に接当する牽制位置になる
と、牽制具24aが第2連係リンク23に対するストッ
パーになり、第2連係リンク23の操作軸17を切り位
置OFから入り位置ONに切り換える方向の揺動を阻止
することにより、牽制機構24が牽制作用状態になる。
牽制作用状態になった牽制機構24は、操向クラッチレ
バー16aによる操向クラッチCLの入り操作、およ
び、操向クラッチレバー16bによる操向クラッチCR
の入り操作を許容しながら、前記連係機構20による植
え付けクラッチCUの入り操作を牽制する。すなわち、
第2連係リンク23に牽制作用することにより、操向ク
ラッチレバー16a,16bの入り側への操作に伴って
操作アーム14a,14bが上昇入り位置ONに切り換
わることを可能するのである。そして、操向クラッチC
LまたはCRの入り操作が行われて操作アーム14aと
14bのいずれもが第1連係リンク21に対する押圧操
作を解除しても、リターンスプリング26による第2連
係リンク23のクラッチ入り側への揺動操作を不能にす
るのである。尚、図2に示すリターンスプリングSP
は、植え付け作業中、クラッチワイヤ30を緩め操作さ
れると、第2連係リンク23をクラッチ切り側に操作し
て植え付けクラッチCUを切りに操作するものである。
牽制具24aが支持部材19bによる枢支軸芯まわりで
揺動し、図4に点線で示すように牽制具24aの作用端
部Sが第2連係リンク23に対してその横側に位置ずれ
する牽制解除位置になると、牽制機構24が牽制解除状
態になる。すなわち、第2連係リンク23がリターンス
プリング26のために揺動して操作軸17を切り位置O
Fから入り位置ONに切り換え操作することを可能にす
る。牽制スプリング24bは牽制具24aを前記牽制位
置に揺動付勢することにより、第2連係リンク23が植
え付けクラッチCUの切り操作を行うと、牽制機構20
は前記牽制作用状態に自動的に切り換わるように構成し
てある。フロート支持杆31のための支軸32aは、走
行機体のフレーム部分19が備えるフロート支持部33
の支軸挿通孔の長孔形状に起因してフロート支持部33
に対して昇降するように構成してあることにより、走行
機体の後端側を車軸芯まわりで揺動昇降操作し、これに
よって後接地フロート8に作用する接地圧が変化する
と、後接地フロート8に作用する接地反力や後接地フロ
ート8などの自重のために支軸32aがフロート支持部
33に対して昇降し、かつ、後接地フロート8の前端側
を走行機体に連結してある図1の屈伸リンク34が屈伸
することにより、後接地フロート8が走行機体に対して
上昇取り付け状態と下降取り付け状態とに昇降する。枕
地旋回のために走行機体の後端側が持ち上げ操作された
際、その機体持ち上げのためになるものとして予め設定
してある下降取り付け状態に後接地フロート8が対機体
下降すると、支軸32aのフロート支持部33に対する
下降と揺動リンク32bに対する貫通とのために揺動リ
ンク32bがフロート支持部33による機体前後方向の
枢支軸芯X3 のまわりで下降揺動して連結ワイヤ32c
が弛み状態になり、牽制具24aが牽制スプリング24
aのために前記牽制解除位置から前記牽制位置に切り換
わる。そして、枕地旋回を終えて植え付け走行のために
走行機体の後端側を下げ戻し操作した際、その機体下げ
のためになるものとして予め設定してある上昇取り付け
状態に後接地フロート8が対機体上昇すると、支軸32
aがフロート支持部33に対して上昇して揺動リンク3
2bが上昇揺動するために連結ワイヤ32cが引っ張り
状態になり、連結ワイヤ32cの引っ張り力のために牽
制具24aが前記牽制位置から前記牽制解除位置に切り
換わり、第2連係リンク23がリターンスプリング26
のために操作軸17を切り位置OFから入り位置ONに
切り換え操作することにより、後接地フロート8が走行
機体に対する前記設定上昇状態から前記設定下降状態に
切り換わると、これに伴って牽制機構24が牽制作用状
態に自動的に切り換わり、後接地フロート8が走行機体
に対する下降取り付け状態から上昇取り付け状態に切り
換わると、これに伴って植え付けクラッチ操作機構32
が前記牽制機構24を自動的に解除操作し、かつ、植え
付けクラッチCUを自動的に入り操作するのである。つ
まり、植え付け作業に伴って機体が枕地に達すると、旋
回内側の操向クラッチレバー16aまたは16bを握り
操作して、旋回内側の操向クラッチCLまたはCRをそ
れまでの入りから切りに切り換え操作するとともに、走
行機体の後端側を持ち上げ操作する。すると、連係機構
20の作用によって植え付けクラッチCUがそれまでの
入りから切りに切り換わるとともに、牽制機構24が牽
制作用状態になり、苗植え付けアーム5および苗のせ台
6が作動停止しながら機体が旋回走行する。機体の旋回
走行による向き変更が完了すると、それまで行っていた
操向クラッチレバー16aまたは16bの握り操作を解
除し、切りにしていた操向クラッチCLまたCRを入り
に戻し操作する。すると、左右いずれもの車輪1が駆動
状態になって機体が自走によって直進移動する。この
時、機体後端側の持ち上げ操作を維持することにより、
牽制機構24が牽制作用状態にあって植え付けクラッチ
CUが切りのままになり、苗植え付けアーム5および苗
のせ台6がまだ作動停止状態にある。機体が直進走行
し、旋回前の苗植え付け終了箇所に対して機体横方向に
直線状に並ぶところの予定植え付け開始箇所に達する
と、これに伴って持ち上げ操作していた機体後端側を下
げ戻し操作する。すると、自動クラッチ操作機構32の
作用によって植え付けクラッチCUがそれまでの切りか
ら入りに戻り、植え付けアーム5および苗のせ台6が作
動を開始して、予定植え付け開始箇所を実際の植え付け
開始箇所として苗植え付け作業が再開できる。
分18に支持部材18aを介して軸芯X2 まわりで揺動
可能に支持させた第1連係リンク21、連係ワイヤ2
2、走行機体のフレーム部分19に支持部材19aを介
して軸芯Y2 まわりで揺動可能に支持させた第2連係リ
ンク23により、操向クラッチCLおよびCRと植え付
けクラッチCUとの連係機構20を構成し、図2および
図4に示すように、前記フレーム部分19に支持部材1
9bを介して支持させた牽制具24aと、この牽制具2
4aに作用する牽制スプリング24bとにより、植え付
けクラッチCUに対する牽制機構24を構成してある。
図5に示すように、左右一対の後接地フロート8,8を
両端側に各別に連結した1本のフロート支持杆31のた
めの機体前後方向の支軸32aと、揺動リンク32b
と、連動用ワイヤ32cとにより、植え付けクラッチC
Uのための自動クラッチ操作機構32を構成し、もっ
て、枕地での機体旋回が操作容易にかつ楽に、しかも、
旋回前の植え付け終了箇所と旋回後の植え付け開始箇所
が機体横方向に直線状に揃うようにしながらできるよう
にしてある。すなわち、操向クラッチレバー16aまた
は16bによる操向クラッチCLまたはCRの切り操作
を行うと、操向クラッチレバー16aまたは16bの握
り操作によるクラッチワイヤ15aまたは15bの引っ
張り操作のために操作アーム14aまたは14bが下降
入り位置ONから上昇切り位置OFに切り換わる。この
時、操作アーム14aまたは14bの揺動軸芯に対して
クラッチワイヤ15aまたは15bが連結している側と
は反対の遊端側が第1連係リンク21の一方の遊端側に
押圧作用し、このために第1連係リンク21が揺動して
連係ワイヤ21を引っ張り操作し、第2連係リンク23
が揺動して操作軸17を入り位置ONから切り位置OF
に摺動操作する。これにより、連係機構20は、操向ク
ラッチレバー16aまたは16bによる操向クラッチC
LまたはCRの切り操作に連係して植え付けクラッチC
Uを入りから切りに切り換えることになる。尚、前記植
え付けクラッチCUの操作軸17は、機体後部に備えた
植付けクラッチレバー(図示せず)に連係したクラッチ
ワイヤ30にリターンスプリング26を介して連動連結
してあり、植付け作業中はクラッチワイヤ30を後方に
引き操作状態に維持してあり、上記のように第2連係リ
ンク23を揺動して操作軸17を強制的に切り位置OF
に摺動操作すると、リターンスプリング26が弾性変形
して操作軸17を入り位置ONに復帰付勢する。牽制具
24aが支持部材19bによる枢支軸芯まわりで揺動
し、図4に実線で示すように牽制具24aの作用端部S
が第2連係リンク23の前側に接当する牽制位置になる
と、牽制具24aが第2連係リンク23に対するストッ
パーになり、第2連係リンク23の操作軸17を切り位
置OFから入り位置ONに切り換える方向の揺動を阻止
することにより、牽制機構24が牽制作用状態になる。
牽制作用状態になった牽制機構24は、操向クラッチレ
バー16aによる操向クラッチCLの入り操作、およ
び、操向クラッチレバー16bによる操向クラッチCR
の入り操作を許容しながら、前記連係機構20による植
え付けクラッチCUの入り操作を牽制する。すなわち、
第2連係リンク23に牽制作用することにより、操向ク
ラッチレバー16a,16bの入り側への操作に伴って
操作アーム14a,14bが上昇入り位置ONに切り換
わることを可能するのである。そして、操向クラッチC
LまたはCRの入り操作が行われて操作アーム14aと
14bのいずれもが第1連係リンク21に対する押圧操
作を解除しても、リターンスプリング26による第2連
係リンク23のクラッチ入り側への揺動操作を不能にす
るのである。尚、図2に示すリターンスプリングSP
は、植え付け作業中、クラッチワイヤ30を緩め操作さ
れると、第2連係リンク23をクラッチ切り側に操作し
て植え付けクラッチCUを切りに操作するものである。
牽制具24aが支持部材19bによる枢支軸芯まわりで
揺動し、図4に点線で示すように牽制具24aの作用端
部Sが第2連係リンク23に対してその横側に位置ずれ
する牽制解除位置になると、牽制機構24が牽制解除状
態になる。すなわち、第2連係リンク23がリターンス
プリング26のために揺動して操作軸17を切り位置O
Fから入り位置ONに切り換え操作することを可能にす
る。牽制スプリング24bは牽制具24aを前記牽制位
置に揺動付勢することにより、第2連係リンク23が植
え付けクラッチCUの切り操作を行うと、牽制機構20
は前記牽制作用状態に自動的に切り換わるように構成し
てある。フロート支持杆31のための支軸32aは、走
行機体のフレーム部分19が備えるフロート支持部33
の支軸挿通孔の長孔形状に起因してフロート支持部33
に対して昇降するように構成してあることにより、走行
機体の後端側を車軸芯まわりで揺動昇降操作し、これに
よって後接地フロート8に作用する接地圧が変化する
と、後接地フロート8に作用する接地反力や後接地フロ
ート8などの自重のために支軸32aがフロート支持部
33に対して昇降し、かつ、後接地フロート8の前端側
を走行機体に連結してある図1の屈伸リンク34が屈伸
することにより、後接地フロート8が走行機体に対して
上昇取り付け状態と下降取り付け状態とに昇降する。枕
地旋回のために走行機体の後端側が持ち上げ操作された
際、その機体持ち上げのためになるものとして予め設定
してある下降取り付け状態に後接地フロート8が対機体
下降すると、支軸32aのフロート支持部33に対する
下降と揺動リンク32bに対する貫通とのために揺動リ
ンク32bがフロート支持部33による機体前後方向の
枢支軸芯X3 のまわりで下降揺動して連結ワイヤ32c
が弛み状態になり、牽制具24aが牽制スプリング24
aのために前記牽制解除位置から前記牽制位置に切り換
わる。そして、枕地旋回を終えて植え付け走行のために
走行機体の後端側を下げ戻し操作した際、その機体下げ
のためになるものとして予め設定してある上昇取り付け
状態に後接地フロート8が対機体上昇すると、支軸32
aがフロート支持部33に対して上昇して揺動リンク3
2bが上昇揺動するために連結ワイヤ32cが引っ張り
状態になり、連結ワイヤ32cの引っ張り力のために牽
制具24aが前記牽制位置から前記牽制解除位置に切り
換わり、第2連係リンク23がリターンスプリング26
のために操作軸17を切り位置OFから入り位置ONに
切り換え操作することにより、後接地フロート8が走行
機体に対する前記設定上昇状態から前記設定下降状態に
切り換わると、これに伴って牽制機構24が牽制作用状
態に自動的に切り換わり、後接地フロート8が走行機体
に対する下降取り付け状態から上昇取り付け状態に切り
換わると、これに伴って植え付けクラッチ操作機構32
が前記牽制機構24を自動的に解除操作し、かつ、植え
付けクラッチCUを自動的に入り操作するのである。つ
まり、植え付け作業に伴って機体が枕地に達すると、旋
回内側の操向クラッチレバー16aまたは16bを握り
操作して、旋回内側の操向クラッチCLまたはCRをそ
れまでの入りから切りに切り換え操作するとともに、走
行機体の後端側を持ち上げ操作する。すると、連係機構
20の作用によって植え付けクラッチCUがそれまでの
入りから切りに切り換わるとともに、牽制機構24が牽
制作用状態になり、苗植え付けアーム5および苗のせ台
6が作動停止しながら機体が旋回走行する。機体の旋回
走行による向き変更が完了すると、それまで行っていた
操向クラッチレバー16aまたは16bの握り操作を解
除し、切りにしていた操向クラッチCLまたCRを入り
に戻し操作する。すると、左右いずれもの車輪1が駆動
状態になって機体が自走によって直進移動する。この
時、機体後端側の持ち上げ操作を維持することにより、
牽制機構24が牽制作用状態にあって植え付けクラッチ
CUが切りのままになり、苗植え付けアーム5および苗
のせ台6がまだ作動停止状態にある。機体が直進走行
し、旋回前の苗植え付け終了箇所に対して機体横方向に
直線状に並ぶところの予定植え付け開始箇所に達する
と、これに伴って持ち上げ操作していた機体後端側を下
げ戻し操作する。すると、自動クラッチ操作機構32の
作用によって植え付けクラッチCUがそれまでの切りか
ら入りに戻り、植え付けアーム5および苗のせ台6が作
動を開始して、予定植え付け開始箇所を実際の植え付け
開始箇所として苗植え付け作業が再開できる。
【0010】図5に示すように、前記支軸32aに作用
するフック35を前記フロート支持部33に付設し、こ
のフック35を使用することにより、植え付けクラッチ
CUを入りに維持しながら機体後端側を持ち上げること
ができるようにしてある。すなわち、フック35をフロ
ート支持部33による枢支軸芯まわりで揺動操作し、図
6に実線で示す如く支軸32aに引っ掛けると、走行機
体後端側の持ち上げをしても支軸32aを下降しないよ
うに係止支持することにより、後接地フロート8を走行
機体後端側の持ち上げにかかわらず前記設定上昇取り付
け状態に吊り上げ保持するよう後接地フロート8に対し
て保持作用する状態になり、図6に仮想線で示す如くフ
ック35の背後側に支軸32aが位置するようにする
と、支軸32aに対する係止支持を解除することによ
り、走行機体後端側の持ち上げや持ち上げ解除に伴って
後接地フロート8が走行機体に対して昇降することを可
能にするように後接地フロート8に対する保持作用を解
除する状態になる。つまり、枕地旋回時には、フック3
5を作用解除状態に切り換えておくことにより、後接地
フロート8の対機体昇降に伴う自動クラッチ操作機構3
2による植え付けクラッチCUの自動操作が可能にな
る。そして、苗のせ台6に苗供給する時など、必要に応
じてフック35を作用状態に切り換え操作すると、機体
後端側の持ち上げ操作をしても、かつ、自動クラッチ操
作機構32の装備にかかわらず牽制機構24が牽制作用
状態に切り換わらなくて植え付けクラッチCUの入り操
作が可能になる。
するフック35を前記フロート支持部33に付設し、こ
のフック35を使用することにより、植え付けクラッチ
CUを入りに維持しながら機体後端側を持ち上げること
ができるようにしてある。すなわち、フック35をフロ
ート支持部33による枢支軸芯まわりで揺動操作し、図
6に実線で示す如く支軸32aに引っ掛けると、走行機
体後端側の持ち上げをしても支軸32aを下降しないよ
うに係止支持することにより、後接地フロート8を走行
機体後端側の持ち上げにかかわらず前記設定上昇取り付
け状態に吊り上げ保持するよう後接地フロート8に対し
て保持作用する状態になり、図6に仮想線で示す如くフ
ック35の背後側に支軸32aが位置するようにする
と、支軸32aに対する係止支持を解除することによ
り、走行機体後端側の持ち上げや持ち上げ解除に伴って
後接地フロート8が走行機体に対して昇降することを可
能にするように後接地フロート8に対する保持作用を解
除する状態になる。つまり、枕地旋回時には、フック3
5を作用解除状態に切り換えておくことにより、後接地
フロート8の対機体昇降に伴う自動クラッチ操作機構3
2による植え付けクラッチCUの自動操作が可能にな
る。そして、苗のせ台6に苗供給する時など、必要に応
じてフック35を作用状態に切り換え操作すると、機体
後端側の持ち上げ操作をしても、かつ、自動クラッチ操
作機構32の装備にかかわらず牽制機構24が牽制作用
状態に切り換わらなくて植え付けクラッチCUの入り操
作が可能になる。
【0011】〔別実施例〕前接地フロートと後接地フロ
ートに替え、機体前後方向に長い一つの接地フロートを
採用して実施してもよい。
ートに替え、機体前後方向に長い一つの接地フロートを
採用して実施してもよい。
【0012】前記フック35に替え、フロート支持杆3
1に作用するストッパーピンなど、具体構成が各種異な
る手段を採用して実施してもよい。したがって、これら
をフロート支持手段35と総称する。
1に作用するストッパーピンなど、具体構成が各種異な
る手段を採用して実施してもよい。したがって、これら
をフロート支持手段35と総称する。
【0013】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】歩行型田植え機の全体側面図
【図2】操向クラッチおよび植付けクラッチの操作構造
を示す側面図
を示す側面図
【図3】操向クラッチの操作構造を示す後面図
【図4】牽制機構の平面図
【図5】牽制機構と自動クラッチ操作機構の連係構造を
示す説明図
示す説明図
【図6】要部の拡大後面図
【図7】予備苗のせ装置の側面図
8 接地フロート 20 連係機構 24 牽制機構 32 自動クラッチ操作機構 35 フロート支持手段 CL,CR 機体操向用クラッチ CU 植え付けクラッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 機体操向用クラッチ(CL),(CR)
の切り操作に連係して植え付けクラッチ(CU)が切り
に切り換わる状態に前記機体操向用クラッチ(CL),
(CR)と前記植え付けクラッチ(CU)とを連係する
連係機構(20)を設け、 前記連係機構(20)による前記機体操向用クラッチ
(CL),(CR)の入り操作を許容しながら、前記連
係機構(20)による前記植え付けクラッチ(CU)の
入り操作を牽制する牽制機構(24)を設け、 接地フロート(8)の走行機体に対する設定下降状態か
ら設定上昇状態への切り換わりに伴って前記牽制機構
(24)を自動的に解除操作し、かつ、前記植え付けク
ラッチ(CU)を自動的に入り操作する状態に前記接地
フロート(8)、前記牽制機構(24)および前記植え
付けクラッチ(CU)を連係する自動クラッチ操作機構
(32)を備え、 前記接地フロート(8)を前記設定上昇状態に保持する
フロート支持手段(26)を作用状態と作用解除状態と
に切り換え自在に備えてある歩行型田植え機のクラッチ
操作構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17252592A JPH0614625A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 歩行型田植え機のクラッチ操作構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17252592A JPH0614625A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 歩行型田植え機のクラッチ操作構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0614625A true JPH0614625A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=15943551
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17252592A Pending JPH0614625A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 歩行型田植え機のクラッチ操作構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0614625A (ja) |
-
1992
- 1992-06-30 JP JP17252592A patent/JPH0614625A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4090725A (en) | Devices for automatically coupling implements to self-propelled vehicles | |
| JP4935502B2 (ja) | 乗用型田植機 | |
| JPH0614625A (ja) | 歩行型田植え機のクラッチ操作構造 | |
| JP2008283941A5 (ja) | ||
| JP2008301761A (ja) | 作業車体のローリング装置 | |
| JP2008301761A5 (ja) | ||
| JP2702645B2 (ja) | 歩行型田植え機のクラッチ操作構造 | |
| JP2006136249A (ja) | 農作業機の昇降操作装置 | |
| JPH0614624A (ja) | 歩行型田植機 | |
| JP3443401B2 (ja) | 対地作業機 | |
| JPH0236339Y2 (ja) | ||
| JP3620281B2 (ja) | 農業機械 | |
| JP2004248560A (ja) | 乗用型田植機の予備苗のせ台構造 | |
| JPH0221849Y2 (ja) | ||
| JPS5939858Y2 (ja) | 車輪昇降制御機構付田植機 | |
| JP3435107B2 (ja) | 乗用型田植機 | |
| JPS6112163Y2 (ja) | ||
| JPS6312668Y2 (ja) | ||
| JP3286260B2 (ja) | 作業車 | |
| JPH0453209Y2 (ja) | ||
| JP2542351Y2 (ja) | 歩行型移動農機の操作装置 | |
| JPS6112164Y2 (ja) | ||
| JPH0242089Y2 (ja) | ||
| JPH0549489B2 (ja) | ||
| JPH0994011A (ja) | 乗用作業機 |