JPH061465U - 2段リリーフ弁回路 - Google Patents
2段リリーフ弁回路Info
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- JPH061465U JPH061465U JP6721392U JP6721392U JPH061465U JP H061465 U JPH061465 U JP H061465U JP 6721392 U JP6721392 U JP 6721392U JP 6721392 U JP6721392 U JP 6721392U JP H061465 U JPH061465 U JP H061465U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ブーム、アーム、バケットを有する建設機械
のブームを作動させるシリンダの油圧回路が、2系統の
油圧ポンプ、操作弁などを有する場合において、ブーム
を作動させるシリンダを収縮させる圧力を2段階に制御
する。 【構成】 ブームを作動させるシリンダを収縮させるた
めに作動油をおくる配管の途中に設けるリリーフ弁を、
パイロット油圧の操作によって低圧または高圧の2段に
切り換えることが可能なリリーフ弁とした2段リリーフ
回路とする。
のブームを作動させるシリンダの油圧回路が、2系統の
油圧ポンプ、操作弁などを有する場合において、ブーム
を作動させるシリンダを収縮させる圧力を2段階に制御
する。 【構成】 ブームを作動させるシリンダを収縮させるた
めに作動油をおくる配管の途中に設けるリリーフ弁を、
パイロット油圧の操作によって低圧または高圧の2段に
切り換えることが可能なリリーフ弁とした2段リリーフ
回路とする。
Description
【0001】
本考案は、建設機械の作業機操作用の油圧回路に係り、詳しくは該油圧回路に もちいられる2段リリーフ弁回路に関する。
【0002】
図3はパワーショベルの掘削作業の1例を示す側面図である。図3において1 01は走行装置、103は旋回中心102を中心として旋回可能な上部旋回体で ある。上部旋回体103にはその一部104aを回転中心とし、油圧シリンダ1 05のロッド105aの伸縮により府仰するブーム104を有している。更にブ ーム104の先端部106aにはアーム106が枢着されていて、油圧シリンダ 107のロッド107aの伸縮によりアーム106の先端部109aに取付けら れたバケット109を前後に作動させることができる。バケット109は109 aで枢着されており、油圧シリンダ108のロッド108aの伸縮により上下に 回転させることができる。 運転者は上述のブーム104、アーム106を適度に操作して、バケット10 9を矢印P方向に押しつけながら矢印Q方向に引き寄せ、土砂をバケットにすく い込むのである。
【0003】 図4は上述した中で、ブーム104を上下に操作するための油圧シリンダ10 5の操作用油圧回路図である。 図4において、121は油圧ポンプ、131は油圧ポンプ121の吐出油を制 御する操作弁である。また125はもうーつの油圧ポンプで、141は油圧ポン プ125の吐出油を制御する操作弁である。操作弁131および141はそれぞ れA、B、Cの3段階の操作位置を有し、パイロット油圧により該位置、及びそ の中間位置が得られるようになっている。171はパイロット操作用の油圧ポン プで、172はパイロット操作用の制御弁である。制御弁172は操作レバー1 73を操作することによってパイロット油圧を配管174または配管177へ送 り出すことができる。
【0004】 今制御弁172の操作レバー173を操作して油圧ポンプ171からの作動油 を配管174へ吐出するようにすると、吐出した作動油は配管175および17 6を経て操作弁131および141に作用し、操作弁131ははA位置方向に、 操作弁141はB位置方向に操作されることになる。 この時油圧ポンプ121からの作動油は配管122、132、チェック弁13 3を経て配管134に至り、一方油圧ポンプ125からの作動油は配管126、 142を経て配管143に至り、両作動油は合流して配管144を経てシリンダ 105のロッド105aを伸ばす側(以下ボトム側という)へ導入される。 なお、シリンダ105を作動させるのに油圧ポンプ121および125の2台 あるのは、ロッド105aを伸ばす場合つまりブームを上昇させる場合は他のシ リンダよりも作業の都合上早く動かしたいからである。 このようにしてシリンダ105のロッド105aが伸びる場合、ロッド105 a側(以下ヘッド側という)の作動油は配管152、151を経て操作弁141 を通り配管171を経てタンク128へ還流する。
【0005】 135および145はリリーフ弁で、もしシリンダ105のボトム側を押す油 圧がセットした圧力より高くなった場合、タンク137や147へ自動的に逃が すための弁である。また136および146はチェック弁で、もしシリンダ10 5のボトム側の圧力が負圧になった場合、タンク137や147から作動油を吸 い込んで負圧を防ぐための弁である。
【0006】 次に制御弁172の操作レバー173を操作して油圧ポンプ171からの作動 油を配管177へ吐出するようにすると、吐出した作動油は操作弁131および 141を前述とは逆方向に作用し、操作弁131はB位置を、操作弁141はA 位置をとることになる。この時は操作弁131は油圧ポンプ121からの作動油 を吐出する配管を持たないので配管123を経てタンク124へ還流すだけであ る。しかし油圧ポンプ125からの作動油は配管126、151、152を経て シリンダ105のロッド105aを縮める側(ヘッド側)へ導入される。このと きシリンダ105のボトム側の作動油は、配管134側にはチェック弁133が あるので配管134へは流れず、全量が配管144から143、142、操作弁 141、配管127を経てタンク128へ還流する。 リリーフ弁153およびチェック弁の作動については、前述と同様である。
【0007】 図3に示したような形でバケット109を矢印Qの方向へ掘削しようとする場 合、ある程度矢印Pの方向へも力を加えておかなければならない。そのためには シリンダ105のロッド105aを縮める方向、つまりヘッド側に圧力を加えて おく必要がある。しかしシリンダ107や108との操作の加減から、通常はリ リーフ弁153のセット圧力はリリーフ弁135、145のセット圧力より若干 低めにセットしている。例えばリリーフ弁135および145のセット圧力は3 00kg/cm2 のとき、リリーフ弁153のセット圧力は240kg/cm 2というようにである。
【0008】
しかし、作業によっては矢印Pの力を強くして、根切り、マス切り、ツイスト 旋回等をする場合があるが、上述のようにリリーフ弁135,145のセット圧 力より若干低めにセットされた圧力の回路では前記根切り、マス切り、ツイスト 旋回等の作業を充分に行うことができないという問題点があった。即ちシリンダ 105のヘッド側の圧力をリリーフさせながら掘削することと、前記根切り、マ ス切り等の作業を行うこととは相反する作用となる問題が合った。 本考案はこ の問題点を解決しようとするものである。
【0009】
シリンダのヘッド側の圧力を、低い状態で作業する場合と、高い状態で作業す る場合とが両方できるようにするため、ヘッド側の圧力用のリリーフ弁を低い圧 力と高い圧力との2段に調整できるようにしたものである。
【0010】
図1は本考案の1実施例の説明図である。なお、図中の符号について従来の技 術と機能的に同じものについては、同じ符号を用いてある。 図1において、53はリリーフ圧力を2段に変化できるリリーフ弁である。リ リーフ弁53には、ばね作用のみによって作用するリリーフ圧と、パイロット油 圧を高圧化装置56に加圧することよってばね作用のみの時よりも高いリリーフ 圧となる機能を有する。 1は上述の2段のリリーフ圧のどちらを選択するかの切り換え弁である。切り 換え弁1はA、Bの2位置を有し、その切り換えはソレノイド2により電気的に 行う。4はソレノイド2を作動させるか否かのスイッチ、5は電源、3および6 は電気配線である。なお切り換え弁1の切り換えは必ずしも電気的に行わなくて もよく、図示してないが手動で行うことでもよい。高圧化装置56へパイロット 油圧を送る油圧源としては、油圧ポンプ171から制御弁172へ作動油を送る 配管178からその一部を取り出し、切り換え弁1へ配管11によって導く。 いま、切り換え弁1の位置が図示のようにBにあるときは、高圧化装置にパイ ロット圧は掛からないからリリーフ弁53はばね作用だけのリリーフ圧でリリー フする。切り換え弁1の位置をAの位置に切り換えると、配管11によって導か れた作動油は配管12に導かれ、高圧化装置56が作動してリリーフ弁53はば ね作用だけのときよりも高い油圧でリリーフすることになる。 なお、この状態で切り換え弁1を再びBの位置に切り換えれば、高圧化装置5 6に作用していた配管12により導かれたパイロット圧は、タンク13へと還流 し、従ってリリーフ弁53のリリーフ圧は、ばね作用だけのリリーフ圧に戻る。
【0011】 上述したように、リリーフ弁53のリリーフ圧が2段に切り換えられるように なったことは、シリンダ105のロッド105aを縮める側、つまりヘッド側へ 掛けられる圧力が2段に切り換えられることになったので、通常の掘削作業と、 図3におけるバケット109を通常よりも強く押しつける作業とが両方可能にな ったわけである。
【0012】 図2はもうーつの実施例を示したもので、図1の応用例である。 図2は、シリンダ105のヘッド側への配管83へ、ポンプ121とポンプ1 25からと両方からの作動油が送られる構造の回路図である。つまり制御弁17 2からのパイロット作動油が配管177へ導かれて、操作弁31はB位置、操作 弁141はA位置をとるとき、ポンプ121からの作動油は配管91、92を経 て、配管151、82をへてきたポンプ125からの作動油と合流して、配管8 3によりシリンダ105のヘッド側へ導かれる。93はリリーフ弁で、そのリリ ーフ圧はリリーフ弁135および145と同じにセットしてある。94はチェッ ク弁、95はタンクである。この場合も図1で前述したと同様に、リリーフ弁5 3はばね作用だけで作動する低いリリーフ圧と、高圧化装置56にパイロット圧 を掛けることによって、前記リリーフ弁135,145,93と同じ高いリリー フ圧が得られ、従って図1の場合と同様バケット109の矢印P方向の力は2段 に切り換えが可能となる。
【0013】
本考案は上述のようにして成るので、従来の技術に対してリリーフ圧力が2段 に切り換えられるリリーフ弁を用いることによって、油圧シリンダが2種類の動 作を可能にし、引いては建設機械の作業に2種類、つまり通常の掘削作業と、特 別にバケットを下方に強く押しつけることを必要とする作業とを可能にした。こ のことは建設機械の作業能力を大きく広げることができるようになるので、その 実用価値は極めて高いものである。
【図1】本考案の1実施例の説明図である。
【図2】本考案のもうーつの実施例の説明図である。
【図3】本考案に係る建設機械の概略図の側面図であ
る。
る。
【図4】従来の技術の油圧回路図
31 操作弁 53 リリーフ弁 56 高圧化装置 82 配管 83 配管 91 配管 92 配管 93 リリーフ弁 104 ブーム 105 シリンダ 106 アーム 107 シリンダ 108 シリンダ 109 バケット 121 油圧ポンプ 122 配管 125 油圧ポンプ 126 配管 131 操作弁 132 配管 134 配管 135 リリーフ弁 141 操作弁 142 配管 143 配管 144 配管 145 リリーフ弁 151 配管 152 配管 171 油圧ポンプ
Claims (2)
- 【請求項1】 それぞれシリンダを用いて作動させるブ
ーム、アーム、バケットを有する建設機械の、ブームを
作動させるシリンダの油圧回路が、2系統の油圧ポン
プ、操作弁などを有し、かつ該シリンダを伸長させる送
油用の配管は2系統を合流して送油し、該シリンダを収
縮させる送油用の配管は2系統のうちの1系統のみを使
用する該シリンダの操作用油圧回路において、該シリン
ダを収縮させる配管の途中に設けるリリーフ弁は、パイ
ロット油圧の操作によって2段のリリーフ圧に切り換え
られるリリーフ弁を用いる2段リリーフ弁回路。 - 【請求項2】 それぞれシリンダを用いて作動させるブ
ーム、アーム、バケットを有する建設機械の、ブームを
作動させるシリンダの油圧回路が、2系統の油圧ポン
プ、操作弁、リリーフ弁などを有し、かつ該シリンダを
伸長させる送油用の配管および該シリンダを収縮させる
送油用の配管はそれぞれ2系統を合流させて使用する該
シリンダの操作用油圧回路において、該シリンダを収縮
させる配管の途中に設けるリリーフ弁のうち、いずれか
ー方のリリーフ弁は、パイロット油圧の操作によって2
段のリリーフ圧に切り換えられるリリーフ弁を用いる2
段リリーフ弁回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6721392U JP2560338Y2 (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 2段リリーフ弁回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6721392U JP2560338Y2 (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 2段リリーフ弁回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH061465U true JPH061465U (ja) | 1994-01-11 |
| JP2560338Y2 JP2560338Y2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=13338414
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6721392U Expired - Lifetime JP2560338Y2 (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 2段リリーフ弁回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2560338Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996006988A1 (en) * | 1994-08-30 | 1996-03-07 | Komatsu Ltd. | Hydraulic circuit for boom cylinder of hydraulic shovel |
| KR100400971B1 (ko) * | 2000-12-14 | 2003-10-10 | 볼보 컨스트럭션 이키프먼트 홀딩 스웨덴 에이비 | 2단 포트 릴리프밸브를 갖는 중장비용 유압회로 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009180065A (ja) * | 2008-02-01 | 2009-08-13 | Caterpillar Japan Ltd | 作業機械制御装置 |
-
1992
- 1992-06-12 JP JP6721392U patent/JP2560338Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996006988A1 (en) * | 1994-08-30 | 1996-03-07 | Komatsu Ltd. | Hydraulic circuit for boom cylinder of hydraulic shovel |
| US5855159A (en) * | 1994-08-30 | 1999-01-05 | Komatsu Ltd. | Hydraulic circuit for a boom cylinder in a hydraulic shovel |
| KR100400971B1 (ko) * | 2000-12-14 | 2003-10-10 | 볼보 컨스트럭션 이키프먼트 홀딩 스웨덴 에이비 | 2단 포트 릴리프밸브를 갖는 중장비용 유압회로 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2560338Y2 (ja) | 1998-01-21 |
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