JPH0614925Y2 - 注湯装置 - Google Patents

注湯装置

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JPH0614925Y2
JPH0614925Y2 JP1988085265U JP8526588U JPH0614925Y2 JP H0614925 Y2 JPH0614925 Y2 JP H0614925Y2 JP 1988085265 U JP1988085265 U JP 1988085265U JP 8526588 U JP8526588 U JP 8526588U JP H0614925 Y2 JPH0614925 Y2 JP H0614925Y2
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stirring chamber
flow path
vertical flow
molten steel
pouring
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JP1988085265U
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年克 岡尾
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Hitachi Zosen Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はレードルやタンディッシュからたとえば連続鋳
造設備の鋳型内に溶鋼を注湯する注湯装置に関する。
従来の技術 第10図に示すように、たとえばタンディッシュ41からタ
ンディッシュノズル42を介して鋳型43内に溶鋼44を注湯
する場合、均質な鋳片45を鋳造するために、鋳型43内の
湯面44aは常に一定レベルに保持する必要があり、その
ためタンディッシュノズル42からの注湯量は鋳片45の鋳
造量に等しく調節される。この注湯量を調節するものと
しては、従来からタンディッシュ41内に垂下された棒状
のストッパ46を昇降させることにより、ストッパ46の下
端部でタンディッシュノズル42の入口開口部42aの開度
を調節していた。
考案が解決しようとする課題 ところが上記構成において、特に薄板連続鋳造の場合に
は鋳造量が少ないため、タンディッシュノズル42をスト
ッパ46により絞り込まねばならないきに、入口開口部42
aとストッパ46下端部の間隙が小さくなり、長時間にわ
たる鋳造中に部分的にフロックにより閉塞しやすくな
る。その対策として、一時的にストッパ46を上昇してタ
ンディッシュノズル42を全開し、フロックを除去する
が、そのため鋳型43内の湯面レベル44aが上昇して鋳造
中の鋳片45に悪影響をあたえることになる。
本考案は上記問題を解決するもので、長時間の使用にも
ノズルが閉塞することのない注湯装置を提供することを
目的とする。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案は、鋳型に溶鋼を注
湯する注湯ノズルを、上部垂直流路部と、この上部垂直
流路部の下端に接続された円筒状断面の円筒垂直流路部
と、この円筒垂直流路部が上面外周部に接続された円柱
状の攪拌室と、入口が前記攪拌室内の下面軸心位置に開
口された下部垂直流路部とで構成し、少なくとも前記攪
拌室の周囲に、攪拌室内の溶鋼に攪拌室軸心を中心とす
る回転力を与える回転磁界を発生する電磁コイルを設け
たものである。
作用 上記構成において、円筒垂直流路部から撹拌室内に流入
した溶鋼は、電磁コイルから発生した回転磁界の作用に
より、撹拌室の軸心を中心に回転され、その遠心力が、
攪拌室の外周部からその中心の下部垂直流路部の入口に
向かう溶鋼に作用されてその流れを阻害し、注湯ノズル
の流量を電磁コイルの磁界を調節することにより制御す
ることができる。
実施例 以下本考案の実施例を第1図〜第7図に基づいて説明す
る。
第4図において、1はタンディッシュ2から一対のモー
ルドロール3と溶鋼受4とを備えた鋳型5内に溶鋼6を
注湯する注湯ノズルで、この注湯ノズル1は耐火材で形
成される。この注湯ノズル1は、第1図〜第3図に示す
ように、上端部がタンディッシュ2に接続された上部垂
直管7により形成された上部垂直流路部8と、外筒体9
および天板10ならびに中心体11とで形成されて上部垂直
流路部7の下端部から中心体11の水平分岐流路部12を介
して上部垂直流路部8に接続された円筒垂直流路部13
と、中心体11の下方で外筒体9および底板14とで円柱状
に形成された撹拌室15と、底板14から垂下されて下部垂
直管16により形成され、撹拌室15の底板14の軸心位置に
入口17aが開口する下部垂直流路部17とで構成される。
そして、上部垂直流路部8,円筒垂直流路部13,撹拌室
15,下部垂直流路部17はそれぞれ鉛直方向の同一軸心A
状に配置される。この注湯ノズル1は第5図に示すよう
に、上部垂直管7の下端部に天板10と、水平分岐流路部
12が形成された中心体11とからなる成形体に、下部垂直
管16が連結固定された底板14および外筒体9を外嵌して
組み立てられる。
18は撹拌室15の外筒体9外周に配設された電磁コイル
で、撹拌室15の軸心Aを水平方向に横切る回転磁界を形
成し、撹拌室15内の溶鋼6にうず電流を発生させて、第
2図,第3図に示すように、軸心Aを中心とする時計方
向イまたは反時計方向ロの回転力を発生させる。これに
より撹拌室15内の溶鋼6は軸心Aを中心に回転され、そ
の遠心力Fにより外側の円筒垂直流路部13側に押され
る。すなわち、底板14に形成された下部垂直流路部17の
入口17aから遠ざかる方向に遠心力Fが加わるため、円
筒垂直流路部13から入口17aへの溶鋼6の流れが阻害さ
れる。したがって、電磁コイル18の磁界の密度や回転速
度を調節することにより、注湯ノズル1の注湯量を調節
することができる。
この基本原理を第6図および第7図により説明する。円
柱状の導体(溶鋼)21の外周部にN,S一対の磁石22A,
22Bを矢印ハ方向に回転すれば、導体21を横切る磁束23
により、導体21にうず電流24による電流iが発生し、こ
の電流iが磁束23を下方に横切ると、フレミングの左手
の法則により、磁石22A,22Bの回転方向である矢印ハ方
向と同方向の力Bが発生し、導体21は磁石と同一方向に
回転されることになる。このような回転磁界は誘導電動
機と同じ原理で作ることができる。このように撹拌室15
内の溶鋼6を回転させて、撹拌室15中央の圧力を減少さ
せることにより、下部垂直管16を通して溶鋼6を吸い上
げる電磁ポンプの効果を期待できる。
第8図および第9図に示すものは他の実施例を示し、撹
拌室32に耐火材からなる4枚の案内翼33を設けたもので
ある。この案内翼33は、上端部が中心体11の下面に形成
した取付溝34に嵌入固定されるとともに、下端部が底板
14に形成した取付溝35に嵌入固定され、底板14軸心A位
置に形成された下部垂直流路部17の円形状入口17a近傍
からその接線方向の一方(図では右方向のみ)に沿って
配設される。したがって、電磁コイル18によって反時計
方向ロに回転されて溶鋼6は、案内翼33によって入口17
a側に案内されてこの注湯ノズル31内を通過する溶鋼6
の流速が増加される。これは注湯初期に溶鋼受4内の一
定レベルまで速く注湯したい時に有効に利用できる。こ
れに対して、電磁コイル18により時計方向イに回転され
た溶鋼6は、案内翼により効果的に外周側に案内されて
注湯ノズル1の溶鋼6の流れを大きく阻害し、その流量
を効果的に絞ることができる。なお、この実施例の電磁
コイル18は円筒垂直流路部13の下部にまで作用するよう
に配設されている。また、案内翼33を第9図に仮想線で
示すように湾曲させてもよい。
考案の効果 以上に述べたごとく本考案によれば、円筒垂直流路部か
ら撹拌室内に流入した溶鋼を、電磁コイルから発生した
回転磁界の作用により撹拌室の軸心を中心に回転させ、
その遠心力により、軸心位置に開口する下部垂直流路部
の入口に向かう溶鋼の流れを阻害することができ、電磁
コイルの回転磁界を調節することにより注湯ノズルの流
量を調節することができる。したがって、従来の注湯装
置のように溶鋼の流入口の間隙を調節することがないの
で、フロックなどによる閉塞のおそれもなく、長時間の
注湯ノズルの使用も可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本考案の一実施例を示し、第1図は要
部の縦断面図、第2図は第1図に示すI−I断面図、第
3図は溶鋼の流路を示す斜視図、第4図は注湯装置の全
体側面図、第5図は要部の分解斜視図、第6図および第
7図はそれぞれ磁界の作用説明図、第8図および第9図
は他の実施例を示し、第8図は要部縦断面図、第9図は
第8図に示すII-II断面図、第10図は従来の注湯装置を
示す側面断面図である。 1……注湯ノズル、5……鋳型、6……溶鋼、8……上
部垂直流路部、13……円筒垂直流路部、15……撹拌室、
17……下部垂直流路部、18……電磁コイル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鋳型に溶鋼を注湯する注湯ノズルを、上部
    垂直流路部と、この上部垂直流路部の下端に接続された
    円筒状断面の円筒垂直流路部と、この円筒垂直流路部が
    上面外周部に接続された円柱状の攪拌室と、入口が前記
    攪拌室内の下面軸心位置に開口された下部垂直流路部と
    で構成し、少なくとも前記攪拌室の周囲に、攪拌室内の
    溶鋼に攪拌室軸心を中心とする回転力を与える回転磁界
    を発生する電磁コイルを設けたことを特徴とする注湯装
    置。
JP1988085265U 1988-06-28 1988-06-28 注湯装置 Expired - Lifetime JPH0614925Y2 (ja)

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JP1988085265U JPH0614925Y2 (ja) 1988-06-28 1988-06-28 注湯装置

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JP1988085265U JPH0614925Y2 (ja) 1988-06-28 1988-06-28 注湯装置

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JPH026146U JPH026146U (ja) 1990-01-16
JPH0614925Y2 true JPH0614925Y2 (ja) 1994-04-20

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