JPH0614968Y2 - コンクリートパネルの管路構造 - Google Patents
コンクリートパネルの管路構造Info
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- JPH0614968Y2 JPH0614968Y2 JP10055590U JP10055590U JPH0614968Y2 JP H0614968 Y2 JPH0614968 Y2 JP H0614968Y2 JP 10055590 U JP10055590 U JP 10055590U JP 10055590 U JP10055590 U JP 10055590U JP H0614968 Y2 JPH0614968 Y2 JP H0614968Y2
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- concrete
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Links
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Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、コンクリートパネルの管路構造に関し、詳
しくは、予め工場で製造され、建築物の壁面や床面等の
構造部材を構成するPC板(プレストレスコンクリート
板)等のコンクリートパネルにおいて、電気配線用の電
線管その他に利用される管路の構造に関するものであ
る。
しくは、予め工場で製造され、建築物の壁面や床面等の
構造部材を構成するPC板(プレストレスコンクリート
板)等のコンクリートパネルにおいて、電気配線用の電
線管その他に利用される管路の構造に関するものであ
る。
コンクリートパネルで建築物の構造部材を構成する場
合、電気配線をコンクリートパネル内に埋設しておくこ
とが行われている。この場合、コンクリートパネル内
に、予め電気配線を通す電線管を埋設しておき、コンク
リートパネルを敷設後、各コンクリートパネルに埋設さ
れた電線管を、別に用意した電線管で順次連絡して、電
線管の管路網を構成するようにしている。
合、電気配線をコンクリートパネル内に埋設しておくこ
とが行われている。この場合、コンクリートパネル内
に、予め電気配線を通す電線管を埋設しておき、コンク
リートパネルを敷設後、各コンクリートパネルに埋設さ
れた電線管を、別に用意した電線管で順次連絡して、電
線管の管路網を構成するようにしている。
第7図は、従来のコンクリートパネルにおける電線管の
管路構造を示している。コンクリートパネルPの内部に
は、コンクリートパネルPを製造する段階で埋め込まれ
た電線管Eが通っている。電線管Pの端部には埋込継手
Cが取り付けられている。隣接して敷設されたコンクリ
ートパネルPの埋込継手C同士の間を、別の短い連絡用
電線管eで連絡させれば、複数のコンクリートパネルP
をつなぐ電線管路が構築できる。図中、埋込継手Cの取
付個所で、コンクリートパネルPの側端に切欠凹部Hが
形成されてあって、この切欠凹部Hの奥側端面に埋込継
手Cが設置されている。切欠凹部Hは、埋込継手Cに対
する連絡用電線管eの接続作業を行うスペースを、コン
クリートパネルP同士の間に確保するために設けられて
いる。
管路構造を示している。コンクリートパネルPの内部に
は、コンクリートパネルPを製造する段階で埋め込まれ
た電線管Eが通っている。電線管Pの端部には埋込継手
Cが取り付けられている。隣接して敷設されたコンクリ
ートパネルPの埋込継手C同士の間を、別の短い連絡用
電線管eで連絡させれば、複数のコンクリートパネルP
をつなぐ電線管路が構築できる。図中、埋込継手Cの取
付個所で、コンクリートパネルPの側端に切欠凹部Hが
形成されてあって、この切欠凹部Hの奥側端面に埋込継
手Cが設置されている。切欠凹部Hは、埋込継手Cに対
する連絡用電線管eの接続作業を行うスペースを、コン
クリートパネルP同士の間に確保するために設けられて
いる。
コンクリートパネルP同士の隙間は、通常、コンクリー
トやモルタルを流し込んで埋めるので、前記切欠凹部H
にもコンクリート等が埋められ、コンクリートパネルP
間の連絡用電線管eはコンクリート構造内に埋め込まれ
る。
トやモルタルを流し込んで埋めるので、前記切欠凹部H
にもコンクリート等が埋められ、コンクリートパネルP
間の連絡用電線管eはコンクリート構造内に埋め込まれ
る。
上記で用いた、電線管Eおよび埋込継手cが埋設された
コンクリートパネルPを製造するには、コンクリートパ
ネルPを成形するための型枠に、前記のような内部構造
物を取り付けておく。
コンクリートパネルPを製造するには、コンクリートパ
ネルPを成形するための型枠に、前記のような内部構造
物を取り付けておく。
第8図は、従来におけるコンクリートパネルPの製造方
法を示しており、鋼等からなる型枠Mの表面に、切欠凹
部Hの形状に対応するべース部材Bや、埋込継手Cを取
り付けた治具Jを、ボルトb等で取り付け固定してお
く。埋込継手Cには電線管Eを接続しておく。このよう
な型枠Mの内部にコンクリートを流し込んで固めれば、
成形されたコンクリートパネルPの側端部に切欠凹部H
が形成され、凹部Hの奥側端面に埋込継手Cが開口する
状態で配置され、コンクリートパネルPの内部には電線
管Eが埋設される。
法を示しており、鋼等からなる型枠Mの表面に、切欠凹
部Hの形状に対応するべース部材Bや、埋込継手Cを取
り付けた治具Jを、ボルトb等で取り付け固定してお
く。埋込継手Cには電線管Eを接続しておく。このよう
な型枠Mの内部にコンクリートを流し込んで固めれば、
成形されたコンクリートパネルPの側端部に切欠凹部H
が形成され、凹部Hの奥側端面に埋込継手Cが開口する
状態で配置され、コンクリートパネルPの内部には電線
管Eが埋設される。
ところが、前記のような従来におけるコンクリートパネ
ルの管路構造では、コンクリートパネルP同士の間を連
絡する連絡用電線管eの取り付け作業が行い難いという
問題があった。
ルの管路構造では、コンクリートパネルP同士の間を連
絡する連絡用電線管eの取り付け作業が行い難いという
問題があった。
これは、コンクリートパネルPを敷設した状態では、互
いの間にわずかな隙間しか無いため、連絡用電線管eを
埋込継手Cに接続する作業を行うことが困難である。そ
のため、前記したように、コンクリートパネルPの側端
部に切欠凹部Hを設けて、接続作業用のスペースを確保
しようとしているのであるが、従来の切欠凹部Hではそ
れほど作業性は改善されず、やはり、作業し難いもので
あった。
いの間にわずかな隙間しか無いため、連絡用電線管eを
埋込継手Cに接続する作業を行うことが困難である。そ
のため、前記したように、コンクリートパネルPの側端
部に切欠凹部Hを設けて、接続作業用のスペースを確保
しようとしているのであるが、従来の切欠凹部Hではそ
れほど作業性は改善されず、やはり、作業し難いもので
あった。
切欠凹部Hを広くとれば、前記接続作業は比較的行い易
くなるが、そうすると、連絡用電線管eの接続後に、コ
ンクリートパネルPの切欠凹部Hを現場打設のコンクリ
ートやモルタルで埋めてしまうのに、大量のコンクリー
ト材料等が必要になる。また、切欠凹部Hが大きくなり
過ぎると、構造的に弱くなったり、構造部材としての機
能や品質性能にも影響を与える心配があるので、切欠凹
部Hをあまり広くとることは出来ない。
くなるが、そうすると、連絡用電線管eの接続後に、コ
ンクリートパネルPの切欠凹部Hを現場打設のコンクリ
ートやモルタルで埋めてしまうのに、大量のコンクリー
ト材料等が必要になる。また、切欠凹部Hが大きくなり
過ぎると、構造的に弱くなったり、構造部材としての機
能や品質性能にも影響を与える心配があるので、切欠凹
部Hをあまり広くとることは出来ない。
また、従来の構造では、両側の埋込継手C、C間の距離
とほぼ同じ長さを有する鋼管等からなる連絡用電線管e
を切欠凹部Hの内部に挿入して、この連絡用電線管eの
両端をそれぞれ埋込継手C、Cに接続する作業が必要で
あるが、剛体からなる連絡用電線管eは、狭い空間内で
傾けたり、軸方向に移動させることが困難なため、極め
て作業性の悪いものであった。
とほぼ同じ長さを有する鋼管等からなる連絡用電線管e
を切欠凹部Hの内部に挿入して、この連絡用電線管eの
両端をそれぞれ埋込継手C、Cに接続する作業が必要で
あるが、剛体からなる連絡用電線管eは、狭い空間内で
傾けたり、軸方向に移動させることが困難なため、極め
て作業性の悪いものであった。
つぎに、前記した従来におけるコンクリートパネルPの
製造方法では、型枠Mに、ベース部材Bや治具Jをボル
トbで取り付ける作業が面倒であった。型枠Mにコンク
リートを流し込んだときにベース部材Bや治具Jが移動
したり変形したりすると、電線管Eや埋込継手Cの位置
がずれたり、隙間から内部にコンクリートが浸入してし
まうため、前記のようにベース部材Bや治具Jを型枠M
に強固に取り付けておかなければならず、大変に手間の
かかる作業であった。また、ベース部材Bや治具Jは、
コンクリートパネルPが成形されると不要になるため、
消耗品として使い捨てにされていたので、製造コストが
高くつくという問題もあった。
製造方法では、型枠Mに、ベース部材Bや治具Jをボル
トbで取り付ける作業が面倒であった。型枠Mにコンク
リートを流し込んだときにベース部材Bや治具Jが移動
したり変形したりすると、電線管Eや埋込継手Cの位置
がずれたり、隙間から内部にコンクリートが浸入してし
まうため、前記のようにベース部材Bや治具Jを型枠M
に強固に取り付けておかなければならず、大変に手間の
かかる作業であった。また、ベース部材Bや治具Jは、
コンクリートパネルPが成形されると不要になるため、
消耗品として使い捨てにされていたので、製造コストが
高くつくという問題もあった。
さらに、従来のコンクリートパネルでは、コンクリート
パネルPを製造した後、施工現場までの輸送あるいは保
管中に、埋込継手Cの開口部から電線管E内にゴミや水
その他の異物が侵入して、電気配線の入線作業に支障が
起きるようなことがないように、埋込継手Cの開口部に
は防塵用のキャップが被せられている。この防塵用キャ
ップをいちいち取り付けるのは面倒であり、コストを上
げる原因にもなっていた。
パネルPを製造した後、施工現場までの輸送あるいは保
管中に、埋込継手Cの開口部から電線管E内にゴミや水
その他の異物が侵入して、電気配線の入線作業に支障が
起きるようなことがないように、埋込継手Cの開口部に
は防塵用のキャップが被せられている。この防塵用キャ
ップをいちいち取り付けるのは面倒であり、コストを上
げる原因にもなっていた。
なお、上記のような問題は、電気配線を通す電線管以外
の種々の管路を埋め込んでおくコンクリートパネルの管
路構造においても、同様に問題となっていた。
の種々の管路を埋め込んでおくコンクリートパネルの管
路構造においても、同様に問題となっていた。
そこで、この考案の課題は、前記したような従来のコン
クリートパネルの管路構造における問題点を解消し、コ
ンクリートパネル間での管路の連絡作業が簡単かつ確実
に行え、建築現場における施工全体の作業性を高めると
ともに、コンクリートパネルの製造が容易で、製造およ
び施工コストを低減できるコンクリートパネルの管路構
造を提供することにある。
クリートパネルの管路構造における問題点を解消し、コ
ンクリートパネル間での管路の連絡作業が簡単かつ確実
に行え、建築現場における施工全体の作業性を高めると
ともに、コンクリートパネルの製造が容易で、製造およ
び施工コストを低減できるコンクリートパネルの管路構
造を提供することにある。
上記課題を解決する、この考案にかかるコンクリートパ
ネルの管路構造は、コンクリートパネルに埋設された管
路部材に接続されてコンクリートパネルの端面に開口す
る埋込継手と、異なるコンクリートパネルの埋込継手間
を連絡する連絡管とを備えたコンクリートパネルの管路
構造において、連絡管が伸縮性および可撓性を有する可
撓連絡管であり、埋込継手の開口部を閉塞自在な取付キ
ャップを備え、埋込継手には、取付キャップと可撓連絡
管の両方を選択的に接続可能な接続部を備え、取付キャ
ップには、埋込継手に接続可能な接続部と、埋込継手に
接続された管路部材の内部に挿入できるとともに、コン
クリートパネルの製造用型枠に装着される取付ピンを嵌
合自在な筒状部を備えてなり、取付ピンに取付キャップ
の筒状部が嵌合され、取付キャップに埋込継手が接続さ
れ、埋込継手に管路部材が接続された状態で、取付ピン
が取付キャップの筒状部を介して管路部材の内部に圧入
されるようになっている。
ネルの管路構造は、コンクリートパネルに埋設された管
路部材に接続されてコンクリートパネルの端面に開口す
る埋込継手と、異なるコンクリートパネルの埋込継手間
を連絡する連絡管とを備えたコンクリートパネルの管路
構造において、連絡管が伸縮性および可撓性を有する可
撓連絡管であり、埋込継手の開口部を閉塞自在な取付キ
ャップを備え、埋込継手には、取付キャップと可撓連絡
管の両方を選択的に接続可能な接続部を備え、取付キャ
ップには、埋込継手に接続可能な接続部と、埋込継手に
接続された管路部材の内部に挿入できるとともに、コン
クリートパネルの製造用型枠に装着される取付ピンを嵌
合自在な筒状部を備えてなり、取付ピンに取付キャップ
の筒状部が嵌合され、取付キャップに埋込継手が接続さ
れ、埋込継手に管路部材が接続された状態で、取付ピン
が取付キャップの筒状部を介して管路部材の内部に圧入
されるようになっている。
コンクリートパネルの基本的な形状や構造は、通常の建
築用コンクリートパネルと同様のものが用いられる。管
路部材は、鋼管等の剛性管や可撓電線管等の電線管その
他、通常のコンクリートパネルに埋設されている管路部
材が使用できる。
築用コンクリートパネルと同様のものが用いられる。管
路部材は、鋼管等の剛性管や可撓電線管等の電線管その
他、通常のコンクリートパネルに埋設されている管路部
材が使用できる。
埋込継手は、合成樹脂や金属等からなり、一端には管路
部材に接続自在な管路部材の嵌入穴等の接続構造を備え
ているとともに、他端に設けられた接続部は、コンクリ
ートパネル同士の間をつなぐ可撓連絡管と取付キャップ
のどちらでも接続できるような構造を備えている。すな
わち、必要に応じて、埋込継手に可撓連絡管と取付キャ
ップの何れかを選択的に取り付けられるようになってい
るのである。接続部の具体的構造は、弾力的に動作する
係止片や係止突起等により、互いに嵌合あるいは押圧す
るだけで接続固定されるものや、嵌合後に回転すること
によって固定されるもの等、通常の管継手における接続
構造が自由に利用できる。
部材に接続自在な管路部材の嵌入穴等の接続構造を備え
ているとともに、他端に設けられた接続部は、コンクリ
ートパネル同士の間をつなぐ可撓連絡管と取付キャップ
のどちらでも接続できるような構造を備えている。すな
わち、必要に応じて、埋込継手に可撓連絡管と取付キャ
ップの何れかを選択的に取り付けられるようになってい
るのである。接続部の具体的構造は、弾力的に動作する
係止片や係止突起等により、互いに嵌合あるいは押圧す
るだけで接続固定されるものや、嵌合後に回転すること
によって固定されるもの等、通常の管継手における接続
構造が自由に利用できる。
埋込継手は、コンクリートパネルの側端面に開口するよ
うに配置されるが、従来のように、コンクリートパネル
に切欠凹部を設け、その奥側端面に埋込継手を配置する
必要はなく、厚板状をなすコンクリートパネルの側端面
に直接埋込継手が開口していてもよい。
うに配置されるが、従来のように、コンクリートパネル
に切欠凹部を設け、その奥側端面に埋込継手を配置する
必要はなく、厚板状をなすコンクリートパネルの側端面
に直接埋込継手が開口していてもよい。
可撓連絡管は、合成樹脂の成形品や、多数の小さな金属
片が組み合わせ連結されたもの等からなり、素材自体の
伸縮性や可撓性、あるいは、構成片同士のずれ等によっ
て、全長もしくは一部を伸び縮みさせたり撓ませて曲げ
たりできるようになっている。具体的には、既知の蛇腹
管や可撓電線管の構造が用いられる。可撓連絡管の両端
には、埋込継手に接続するための接続部を備えておく。
接続部の構造は埋込継手の接続部の構造に合わせて決め
られる。
片が組み合わせ連結されたもの等からなり、素材自体の
伸縮性や可撓性、あるいは、構成片同士のずれ等によっ
て、全長もしくは一部を伸び縮みさせたり撓ませて曲げ
たりできるようになっている。具体的には、既知の蛇腹
管や可撓電線管の構造が用いられる。可撓連絡管の両端
には、埋込継手に接続するための接続部を備えておく。
接続部の構造は埋込継手の接続部の構造に合わせて決め
られる。
取付キャップは、柔軟性あるいは弾力変形性のある合成
樹脂やゴム等からなり、埋込継手の開口部を閉塞できる
形状を有し、埋込継手の前記接続部に接続するための接
続部を備えている。この取付キャップの接続部は、前記
した可撓連絡管の接続部と同じ構造のものでよい。但
し、埋込継手の接続部に接続可能であれば、可撓連絡管
と取付キャップの接続部が、構造の異なるものであって
も構わない。
樹脂やゴム等からなり、埋込継手の開口部を閉塞できる
形状を有し、埋込継手の前記接続部に接続するための接
続部を備えている。この取付キャップの接続部は、前記
した可撓連絡管の接続部と同じ構造のものでよい。但
し、埋込継手の接続部に接続可能であれば、可撓連絡管
と取付キャップの接続部が、構造の異なるものであって
も構わない。
取付キャップには、埋込継手に接続された管路部材の内
面に挿入できる筒状部を備えている。この筒状部の外径
は、管路部材の内径と同じ程度に設定される。筒状部の
内側形状、すなわち、埋込継手への接続部の反対面から
みて凹んでいる筒状部裏面の穴形状が、コンクリートパ
ネルの製造用型枠に設置される取付ピンを嵌合自在にな
っている。
面に挿入できる筒状部を備えている。この筒状部の外径
は、管路部材の内径と同じ程度に設定される。筒状部の
内側形状、すなわち、埋込継手への接続部の反対面から
みて凹んでいる筒状部裏面の穴形状が、コンクリートパ
ネルの製造用型枠に設置される取付ピンを嵌合自在にな
っている。
取付ピンは、金属もしくは合成樹脂等からなり、コンク
リートパネルを成形製造する際に使用する型枠の表面か
ら、成形型の内側に向けて突出するように装着され、成
形型内にコンクリートを流し込むときに、この取付ピン
に、取付キャップ、埋込継手、管路部材を取り付け固定
しておくものである。取付ピンを型枠に固定するには、
ボルト、溶接その他の通常の構造部品の取付手段が用い
られる。取付ピンは、型枠に固定されたままであっても
よいし、型枠に着脱自在にしておいて、型枠の表面に配
置した取付キャップや埋込継手および管路部材に対し
て、型枠の裏面側から、型枠に貫通設置された貫通孔を
通して取付ピンを挿し込み、取付ピンを取付キャップの
筒状部に嵌合させて、取付ピンに取付キャップ等を取り
付け固定するようにしておいてもよい。
リートパネルを成形製造する際に使用する型枠の表面か
ら、成形型の内側に向けて突出するように装着され、成
形型内にコンクリートを流し込むときに、この取付ピン
に、取付キャップ、埋込継手、管路部材を取り付け固定
しておくものである。取付ピンを型枠に固定するには、
ボルト、溶接その他の通常の構造部品の取付手段が用い
られる。取付ピンは、型枠に固定されたままであっても
よいし、型枠に着脱自在にしておいて、型枠の表面に配
置した取付キャップや埋込継手および管路部材に対し
て、型枠の裏面側から、型枠に貫通設置された貫通孔を
通して取付ピンを挿し込み、取付ピンを取付キャップの
筒状部に嵌合させて、取付ピンに取付キャップ等を取り
付け固定するようにしておいてもよい。
取付ピンの外径は、取付キャップの筒状部の内径よりも
太く形成されており、取付ピンに取付キャップの筒状部
を嵌合すると、取付キャップの筒状部は外径が大きくな
るように変形させられる。したがって、取付キャップに
埋込継手を接続し、埋込継手に管路部材を接続した状態
では、管路部材の内径よりも大きく変形させられた取付
キャップが管路部材の内面に押圧される。すなわち、取
付ピンが取付キャップの筒状部を介して管路部材の内部
に圧入されるようになっている。
太く形成されており、取付ピンに取付キャップの筒状部
を嵌合すると、取付キャップの筒状部は外径が大きくな
るように変形させられる。したがって、取付キャップに
埋込継手を接続し、埋込継手に管路部材を接続した状態
では、管路部材の内径よりも大きく変形させられた取付
キャップが管路部材の内面に押圧される。すなわち、取
付ピンが取付キャップの筒状部を介して管路部材の内部
に圧入されるようになっている。
まず、コンクリートパネルの製造工程にしたがって説明
する。
する。
埋込継手の一端に管路部材を接続し、他端の接続部に取
付キャップを接続すると、取付キャップの筒状部が埋込
継手の奥まで挿入されて管路部材の内部に挿入される。
管路部材の他端にも埋込継手および取付キャップが取り
付けられる。この状態では、管路部材や埋込継手の内部
にゴミ等は侵入できないので、コンクリートパネルの製
造工程の間、管路部材の内部を良好に密閉しておける。
但し、管路部材と埋込継手の接続部分における密着性は
完全でなく、コンクリートを流し込んだときに圧力が加
わると、内部にコンクリートが侵入する可能性がある。
付キャップを接続すると、取付キャップの筒状部が埋込
継手の奥まで挿入されて管路部材の内部に挿入される。
管路部材の他端にも埋込継手および取付キャップが取り
付けられる。この状態では、管路部材や埋込継手の内部
にゴミ等は侵入できないので、コンクリートパネルの製
造工程の間、管路部材の内部を良好に密閉しておける。
但し、管路部材と埋込継手の接続部分における密着性は
完全でなく、コンクリートを流し込んだときに圧力が加
わると、内部にコンクリートが侵入する可能性がある。
取付キャップを型枠表面に突出する取付ピンに嵌合取り
付けすると、取付ピンが取付キャップの筒状部を介して
管路部材の内部に圧入されるので、管路部材が埋込継手
側に押圧されて強く密着するようになる。その結果、コ
ンクリートを流し込んだときに、管路部材と埋込継手の
接続部分から内部にコンクリートが侵入する問題が解消
される。
付けすると、取付ピンが取付キャップの筒状部を介して
管路部材の内部に圧入されるので、管路部材が埋込継手
側に押圧されて強く密着するようになる。その結果、コ
ンクリートを流し込んだときに、管路部材と埋込継手の
接続部分から内部にコンクリートが侵入する問題が解消
される。
成形されたコンクリートパネルは、成形後の養生工程や
型外し工程、仕上げ工程等を経て、製品が完成する。型
外し工程では、成形されたコンクリートパネルを型枠か
ら取り外し、取付ピンは取付キャップの筒状部から抜き
出す。そうすると、取付ピンによる管路部材の埋込継手
への押圧作用は無くなるが、この段階では、もはやコン
クリートは固まっているので、管路部材と埋込継手の隙
間から管路部材の内部にコンクリートが侵入する心配は
ない。
型外し工程、仕上げ工程等を経て、製品が完成する。型
外し工程では、成形されたコンクリートパネルを型枠か
ら取り外し、取付ピンは取付キャップの筒状部から抜き
出す。そうすると、取付ピンによる管路部材の埋込継手
への押圧作用は無くなるが、この段階では、もはやコン
クリートは固まっているので、管路部材と埋込継手の隙
間から管路部材の内部にコンクリートが侵入する心配は
ない。
完成したコンクリートパネル製品は、建築現場で施工す
るために輸送されたり、一時的に保管しておかれたりす
る。この間、埋込継手の開口部は取付キャップで閉塞さ
れているので、外部から管路部材の内部にゴミや異物が
侵入することが、確実に防止される。
るために輸送されたり、一時的に保管しておかれたりす
る。この間、埋込継手の開口部は取付キャップで閉塞さ
れているので、外部から管路部材の内部にゴミや異物が
侵入することが、確実に防止される。
建築現場でコンクリートパネルを施工するには、コンク
リートパネルを所定の位置に敷設し、埋込継手の開口部
を塞ぐ取付キャップを外した後、隣接するコンクリート
パネルの埋込継手同士を、可撓性連絡管でつなぐ。可撓
連絡管は、その接続部を埋込継手の接続部に接続すれば
よく、接続作業の際には、必要に応じて、可撓連絡管を
伸縮させたり撓ませて曲げたりすれば、コンクリートパ
ネル間の隙間が狭くても、接続作業は簡単に行える。具
体的には、可撓連絡管を一旦縮めた状態で対向する埋込
継手の間に挿入した後、両端が埋込継手との接続位置に
届くまで伸ばせば、可撓連絡管の装着が非常に楽に行え
る。また、コンクリートパネルの隙間を広くあけた状態
で仮に配置し、可撓連絡管を伸ばした状態で両側の埋込
継手に接続した後、コンクリートパネルを所定の位置に
敷設するようにすれば、可撓連絡管は縮んでコンクリー
トパネルの隙間に配置されるようになり、可撓連絡管の
接続作業が行い易くなる。両側のコンクリートパネルの
平行度が悪かったり、埋込継手の位置がずれていても、
可撓連絡管の伸縮あるいは撓みによって吸収できるの
で、接続不良が生じたり、接続不可能になることはな
い。互いに直交する方向を向いた埋込継手同士でも可撓
連絡管を四半円状に撓ませれば接続可能になる。
リートパネルを所定の位置に敷設し、埋込継手の開口部
を塞ぐ取付キャップを外した後、隣接するコンクリート
パネルの埋込継手同士を、可撓性連絡管でつなぐ。可撓
連絡管は、その接続部を埋込継手の接続部に接続すれば
よく、接続作業の際には、必要に応じて、可撓連絡管を
伸縮させたり撓ませて曲げたりすれば、コンクリートパ
ネル間の隙間が狭くても、接続作業は簡単に行える。具
体的には、可撓連絡管を一旦縮めた状態で対向する埋込
継手の間に挿入した後、両端が埋込継手との接続位置に
届くまで伸ばせば、可撓連絡管の装着が非常に楽に行え
る。また、コンクリートパネルの隙間を広くあけた状態
で仮に配置し、可撓連絡管を伸ばした状態で両側の埋込
継手に接続した後、コンクリートパネルを所定の位置に
敷設するようにすれば、可撓連絡管は縮んでコンクリー
トパネルの隙間に配置されるようになり、可撓連絡管の
接続作業が行い易くなる。両側のコンクリートパネルの
平行度が悪かったり、埋込継手の位置がずれていても、
可撓連絡管の伸縮あるいは撓みによって吸収できるの
で、接続不良が生じたり、接続不可能になることはな
い。互いに直交する方向を向いた埋込継手同士でも可撓
連絡管を四半円状に撓ませれば接続可能になる。
ついで、この考案の実施例を図面を参照しながら以下に
説明する。
説明する。
第1図〜第2図は、コンクリートパネルの製造工程を、
管路構造部分について示している。
管路構造部分について示している。
第1図に示すように、コンクリートパネルに埋設する管
路部材10の一端が、合成樹脂成形品からなる概略筒状
の埋込継手20の一端に設けられた嵌合接続部22に嵌
入接続される。埋込継手20の他端には、外周に延びる
フランジ部21が設けられ、フランジ部21の内側端面
に中央に向けて突出する係止部24が形成されている。
路部材10の一端が、合成樹脂成形品からなる概略筒状
の埋込継手20の一端に設けられた嵌合接続部22に嵌
入接続される。埋込継手20の他端には、外周に延びる
フランジ部21が設けられ、フランジ部21の内側端面
に中央に向けて突出する係止部24が形成されている。
埋込継手20の端面には取付キャップ30が接続され
る。取付キャップ30は、第3図に詳しく示すように、
円板状のフランジ部38の片面に、円筒状の外周筒34
が突出し、外周筒34の外側面に周状の係止突起36が
設けられている。外周筒34の中央には、外周筒34よ
りも高い有底円筒状の筒状部32が形成されている。埋
込継手20の一端に挿入された取付キャップ30は、筒
状部32が管路部材10の内部に挿入され、外周筒34
がフランジ部21の内側に挿入され、係止突起36が埋
込継手20の係止部24に係合されて、埋込継手20に
接続固定される。
る。取付キャップ30は、第3図に詳しく示すように、
円板状のフランジ部38の片面に、円筒状の外周筒34
が突出し、外周筒34の外側面に周状の係止突起36が
設けられている。外周筒34の中央には、外周筒34よ
りも高い有底円筒状の筒状部32が形成されている。埋
込継手20の一端に挿入された取付キャップ30は、筒
状部32が管路部材10の内部に挿入され、外周筒34
がフランジ部21の内側に挿入され、係止突起36が埋
込継手20の係止部24に係合されて、埋込継手20に
接続固定される。
取付キャップ30のフランジ部38の背面が、コンクリ
ートパネル製造用の型枠50の内面に当接するように配
置され、型枠50の貫通孔52を通して、型枠50の裏
面から挿入された取付ピン40のテーパー状先端部42
が、取付キャップ30の筒状部32の裏側に構成される
穴33に挿入される。取付ピン40は、先端部42が穴
33の内径よりも太く形成されており、型枠50の裏面
側に突出する軸部44を操作して、取付キャップ30の
筒状部32の穴33に抜き挿しできるようになってい
る。取付ピン40の先端部42が取付キャップ30の筒
状部32の穴33に挿入されると、穴33の径よりも太
い先端部42に押されて、取付キャップ30の筒状部3
2が外周側に膨れようとし、筒状部32が挿入された管
路部材10を埋込継手20の嵌合接続部22内面に強く
押しつけることになる。
ートパネル製造用の型枠50の内面に当接するように配
置され、型枠50の貫通孔52を通して、型枠50の裏
面から挿入された取付ピン40のテーパー状先端部42
が、取付キャップ30の筒状部32の裏側に構成される
穴33に挿入される。取付ピン40は、先端部42が穴
33の内径よりも太く形成されており、型枠50の裏面
側に突出する軸部44を操作して、取付キャップ30の
筒状部32の穴33に抜き挿しできるようになってい
る。取付ピン40の先端部42が取付キャップ30の筒
状部32の穴33に挿入されると、穴33の径よりも太
い先端部42に押されて、取付キャップ30の筒状部3
2が外周側に膨れようとし、筒状部32が挿入された管
路部材10を埋込継手20の嵌合接続部22内面に強く
押しつけることになる。
上記のような状態でセットされた型枠50にコンクリー
ト材料を流し込み、コンクリートパネルを成形する。コ
ンクリートパネルが成形されれば、型枠50および取付
ピン40を取り外す。
ト材料を流し込み、コンクリートパネルを成形する。コ
ンクリートパネルが成形されれば、型枠50および取付
ピン40を取り外す。
第2図に示すように、成形されたコンクリートパネル6
0には、内部に電線管10が埋設されており、コンクリ
ートパネル60の端面には埋込継手20が配置され、埋
込継手20の開口部は取付キャップ30で塞がれてい
る。この状態で、コンクリートパネル60の仕上げ工程
その他の後工程を行い、コンクリートパネル60製品を
完成させる。また、完成したコンクリートパネル60を
輸送保管したりする。
0には、内部に電線管10が埋設されており、コンクリ
ートパネル60の端面には埋込継手20が配置され、埋
込継手20の開口部は取付キャップ30で塞がれてい
る。この状態で、コンクリートパネル60の仕上げ工程
その他の後工程を行い、コンクリートパネル60製品を
完成させる。また、完成したコンクリートパネル60を
輸送保管したりする。
コンクリートパネル60を建築現場に施工する際には、
第3図に示すように、埋込継手20から取付キャップ3
0を取り外す。取付キャップ30は、筒状部32裏面の
穴32やフランジ部38を弾力的に変形させることによ
り、埋込継手20から取り外すことができる。取付キャ
ップ30を取り外すのは、コンクリートパネル60を所
定の施工地に敷設した後でも良く、コンクリートパネル
60同士の隙間が狭くても、取付キャップ30を弾性的
に変形させれば容易に取り出すことができる。
第3図に示すように、埋込継手20から取付キャップ3
0を取り外す。取付キャップ30は、筒状部32裏面の
穴32やフランジ部38を弾力的に変形させることによ
り、埋込継手20から取り外すことができる。取付キャ
ップ30を取り外すのは、コンクリートパネル60を所
定の施工地に敷設した後でも良く、コンクリートパネル
60同士の隙間が狭くても、取付キャップ30を弾性的
に変形させれば容易に取り出すことができる。
つぎに、第4図に示すように、隣接するコンクリートパ
ネル60、60の埋込継手20、20同士が対向してい
る状態で、中間に可撓連絡管70を挿入する。可撓連絡
管70は、中央に伸縮性および可撓性を有する蛇腹部7
2を有し、蛇腹部72の両端に中空円板状のフランジ部
74を設け、フランジ部74の先端には、クサビ状に突
出して円周状に配置された係止部76を備えている。こ
の可撓連絡管70を、蛇腹部72を縮めた状態で、左右
の埋込継手20、20の間に挿入する。
ネル60、60の埋込継手20、20同士が対向してい
る状態で、中間に可撓連絡管70を挿入する。可撓連絡
管70は、中央に伸縮性および可撓性を有する蛇腹部7
2を有し、蛇腹部72の両端に中空円板状のフランジ部
74を設け、フランジ部74の先端には、クサビ状に突
出して円周状に配置された係止部76を備えている。こ
の可撓連絡管70を、蛇腹部72を縮めた状態で、左右
の埋込継手20、20の間に挿入する。
第5図に示すように、可撓連絡管70の係止部76を弾
性的に変形させながら、埋込継手20の開口部に配置さ
れた係止部24の奥まで挿入すれば、フランジ部74が
埋込継手20のフランジ部21に当接し、係止部24と
係止部76が係合して、埋込継手20に可撓連絡管70
が接続固定される。可撓連絡管70は、両端をそれぞれ
埋込継手20に接続固定する。このとき、縮めていた蛇
腹部72を伸ばして、両端の係止部76、76がそれぞ
れの埋込継手20、20に届くようにすればよい。した
がって、可撓連絡管70で、隣接するコンクリートパネ
ル60、60の埋込継手20、20同士を連絡する場
合、コンクリートパネル60、60の間には、蛇腹部7
2を縮めた状態の可撓連絡管70が挿入できる隙間があ
れば良いことになる。
性的に変形させながら、埋込継手20の開口部に配置さ
れた係止部24の奥まで挿入すれば、フランジ部74が
埋込継手20のフランジ部21に当接し、係止部24と
係止部76が係合して、埋込継手20に可撓連絡管70
が接続固定される。可撓連絡管70は、両端をそれぞれ
埋込継手20に接続固定する。このとき、縮めていた蛇
腹部72を伸ばして、両端の係止部76、76がそれぞ
れの埋込継手20、20に届くようにすればよい。した
がって、可撓連絡管70で、隣接するコンクリートパネ
ル60、60の埋込継手20、20同士を連絡する場
合、コンクリートパネル60、60の間には、蛇腹部7
2を縮めた状態の可撓連絡管70が挿入できる隙間があ
れば良いことになる。
上記のようにして、埋込継手20、20を可撓連絡管7
0でつないだ後は、コンクリートパネル60、60の隙
間にモルタル等を打設して可撓連絡管70を埋め込んで
しまえば、建築構造内に管路構造が構築されることにな
る。
0でつないだ後は、コンクリートパネル60、60の隙
間にモルタル等を打設して可撓連絡管70を埋め込んで
しまえば、建築構造内に管路構造が構築されることにな
る。
上記実施例で用いた可撓連絡管70は、埋込継手20、
20同士が対向して配置されている場合だけでなく、第
6図に示すように、埋込継手20、20が互いに直交す
る方向を向いているような場合でも、可撓連絡管70の
蛇腹部72を弧状に湾曲させることによって連絡させる
ことが可能である。
20同士が対向して配置されている場合だけでなく、第
6図に示すように、埋込継手20、20が互いに直交す
る方向を向いているような場合でも、可撓連絡管70の
蛇腹部72を弧状に湾曲させることによって連絡させる
ことが可能である。
以上に述べた、この考案にかかるコンクリートパネルの
管路構造によれば、埋込継手同士を連絡する連絡管とし
て、伸縮性および可撓性を有する可撓連絡管を用いるこ
とにより、コンクリートパネル同士の管路を連絡する作
業が極めて簡単になる。すなわち、可撓連絡管を縮めた
状態でコンクリートパネルの隙間に挿入すれば、狭い隙
間にも容易に挿入でき、埋込継手の位置や姿勢がずれて
いても、可撓連絡管の変形によって吸収できる等、必要
に応じて、可撓連絡管を自由に伸縮させたり撓ませて曲
げたりして、管路の連絡作業を容易かつ能率的に行える
ようになるのである。
管路構造によれば、埋込継手同士を連絡する連絡管とし
て、伸縮性および可撓性を有する可撓連絡管を用いるこ
とにより、コンクリートパネル同士の管路を連絡する作
業が極めて簡単になる。すなわち、可撓連絡管を縮めた
状態でコンクリートパネルの隙間に挿入すれば、狭い隙
間にも容易に挿入でき、埋込継手の位置や姿勢がずれて
いても、可撓連絡管の変形によって吸収できる等、必要
に応じて、可撓連絡管を自由に伸縮させたり撓ませて曲
げたりして、管路の連絡作業を容易かつ能率的に行える
ようになるのである。
つぎに、埋込継手に接続可能な取付キャップを備えてい
ることにより、コンクリートパネルの成形製造が容易に
なる。すなわち、コンクリートパネルの製造工程におい
て、取付キャップの筒状部を埋込継手に接続された管路
部材の内部に挿入した状態で、型枠に装着された取付ピ
ンを取付キャップの筒状部に挿入すれば、取付ピンが取
付キャップを介して管路部材の内部に圧入されて、管路
部材を埋込継手に密着させることができる。その結果、
コンクリート注入時に圧力が加わっても、管路部材と埋
込継手の隙間から内部にコンクリートが侵入することが
ない。また、型枠への埋込継手等の装着あるいは取り外
しは、取付ピンの抜き差しだけで行われるので、型枠の
組み立てあるいは製造されたコンクリートパネルの型外
し作業が極めて簡単になる。取付ピンは、コンクリート
材料と直接には接触しないので、そのままで繰り返し使
用でき、製造コストを削減できる。
ることにより、コンクリートパネルの成形製造が容易に
なる。すなわち、コンクリートパネルの製造工程におい
て、取付キャップの筒状部を埋込継手に接続された管路
部材の内部に挿入した状態で、型枠に装着された取付ピ
ンを取付キャップの筒状部に挿入すれば、取付ピンが取
付キャップを介して管路部材の内部に圧入されて、管路
部材を埋込継手に密着させることができる。その結果、
コンクリート注入時に圧力が加わっても、管路部材と埋
込継手の隙間から内部にコンクリートが侵入することが
ない。また、型枠への埋込継手等の装着あるいは取り外
しは、取付ピンの抜き差しだけで行われるので、型枠の
組み立てあるいは製造されたコンクリートパネルの型外
し作業が極めて簡単になる。取付ピンは、コンクリート
材料と直接には接触しないので、そのままで繰り返し使
用でき、製造コストを削減できる。
さらに、取付キャップは、コンクリートパネルを輸送保
管する際の防塵キャップとしての機能も果たすことがで
き、管路部材の内部に塵や異物が侵入するのを確実に防
げる。すなわち、取付キャップは、前記したコンクリー
トパネルの製造用部材と防塵キャップとの両方の機能を
果たすことになり、いちいち防塵キャップを取り付ける
手間が省けるとともに、製造コストの低減を図れる。
管する際の防塵キャップとしての機能も果たすことがで
き、管路部材の内部に塵や異物が侵入するのを確実に防
げる。すなわち、取付キャップは、前記したコンクリー
トパネルの製造用部材と防塵キャップとの両方の機能を
果たすことになり、いちいち防塵キャップを取り付ける
手間が省けるとともに、製造コストの低減を図れる。
第1図および第3図はこの考案の実施例となるコンクリ
ートパネルの管路構造を備えたコンクリートリートパネ
ルの製造工程を順次示す断面図、第3図〜第5図はコン
クリートパネル同士の管路を連絡する工程を順次示す断
面図、第6図は別の使用状態を示す断面図、第7図は従
来の管路構造を示す斜視図、第8図は型枠の構造を示す
分解斜視図である。 10……管路部材、20……埋込継手、22……嵌合接
続部、24……係止部、30……取付キャップ、32…
…筒状部、36……係止突起、40……取付ピン、50
……型枠、60……コンクリートパネル、70……可撓
連絡管、76……係止部
ートパネルの管路構造を備えたコンクリートリートパネ
ルの製造工程を順次示す断面図、第3図〜第5図はコン
クリートパネル同士の管路を連絡する工程を順次示す断
面図、第6図は別の使用状態を示す断面図、第7図は従
来の管路構造を示す斜視図、第8図は型枠の構造を示す
分解斜視図である。 10……管路部材、20……埋込継手、22……嵌合接
続部、24……係止部、30……取付キャップ、32…
…筒状部、36……係止突起、40……取付ピン、50
……型枠、60……コンクリートパネル、70……可撓
連絡管、76……係止部
Claims (1)
- 【請求項1】コンクリートパネルに埋設された管路部材
に接続されてコンクリートパネルの端面に開口する埋込
継手と、異なるコンクリートパネルの埋込継手間を連絡
する連絡管とを備えたコンクリートパネルの管路構造に
おいて、連絡管が伸縮性および可撓性を有する可撓連絡
管であり、埋込継手の開口部を閉塞自在な取付キャップ
を備え、埋込継手には、取付キャップと可撓連絡管の両
方を選択的に接続可能な接続部を備え、取付キャップに
は、埋込継手に接続可能な接続部と、埋込継手に接続さ
れた管路部材の内部に挿入できるとともに、コンクリー
トパネルの製造用型枠に装着される取付ピンを嵌合自在
な筒状部を備えてなり、取付ピンに取付キャップの筒状
部が嵌合され、取付キャップに埋込継手が接続され、埋
込継手に管路部材が接続された状態で、取付ピンが取付
キャップの筒状部を介して管路部材の内部に圧入される
ようになっていることを特徴とするコンクリートパネル
の管路構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10055590U JPH0614968Y2 (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | コンクリートパネルの管路構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10055590U JPH0614968Y2 (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | コンクリートパネルの管路構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0456815U JPH0456815U (ja) | 1992-05-15 |
| JPH0614968Y2 true JPH0614968Y2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=31843304
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10055590U Expired - Lifetime JPH0614968Y2 (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | コンクリートパネルの管路構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0614968Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-09-25 JP JP10055590U patent/JPH0614968Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0456815U (ja) | 1992-05-15 |
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