JPH0615006Y2 - 押出機におけるコーティングダイ - Google Patents

押出機におけるコーティングダイ

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JPH0615006Y2
JPH0615006Y2 JP1987148600U JP14860087U JPH0615006Y2 JP H0615006 Y2 JPH0615006 Y2 JP H0615006Y2 JP 1987148600 U JP1987148600 U JP 1987148600U JP 14860087 U JP14860087 U JP 14860087U JP H0615006 Y2 JPH0615006 Y2 JP H0615006Y2
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JP
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coating
wide
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隆 池野
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Bando Chemical Industries Ltd
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  • Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば伝動ベルトのベルト本体に埋設される
補強用抗張体としてのコードや、電線等に絶縁機能を付
与すべくその心線に押出機から押し出されたインシュレ
ーションゴムや合成樹脂等の溶融材料をコーティングす
るためのコーティングダイの改良に関する。
(従来の技術) 従来より、このようなコーティングダイとしては、例え
ば実公昭62−29222号公報や実公昭62−332
22号公報等に開示されているように、コーティングに
供せられる線材を貫挿せしめてマニホールドに導く貫通
孔を有するガイド部材(いわゆるマンドレル)が1つの
ダイ本体に対し1個だけ配設されているのが一般的によ
く知られている。このように、1個のガイド部材を有す
るコーティングダイいわゆる1錘ダイを用いるのは、線
材に形成されるコーティング層の層厚を一定に制御する
必要があるからである。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上述の如き1錘ダイを用いて線材にコーティ
ング層を形成するには処理能力に限界がある。このた
め、線材に対するコーティング処理能力の向上を図るた
めには、例えば複数の1錘ダイを配管を介して押出機に
接続することにより複数本の線材を同時にコーティング
するとか、あるいは成形ラインを増設するとかする必要
がある。
しかし、上記前者の方式では、複数の1錘ダイを押出機
に接続するための各々の配管に対する溶融材料の抵抗を
同一に設定するのは非常に困難である。このため、各配
管の途中に圧力調整弁やギヤポンプ等を付設して、溶融
材料を各々の1錘ダイに等しく供給するようにコントロ
ールする必要があり、構造の複雑化およびコストアップ
化を招くという不具合が生ずる。一方、後者の方式にお
いても、成形ラインの増設によりコストアップ化を招く
という不具合が生ずる。
本考案はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、溶融材料が供給されるマニホールド
として幅広のものを採用し、該幅広マニホールドに対
し、該幅広マニホールドに線材を導くガイド部材や、線
材に対する溶融材料コーティング量を規制するノズルを
適切に配置することにより、複数本の線材を1つの幅広
マニホールドに同時に導いて1つのコーティングダイで
上記各線材に対し一度にコーティング処理をなし得、こ
れにより複数本の配管に対する圧力調整弁等の付設や成
形ラインの増設等をなくして構造の簡単化およびコスト
の低減化を図らんとすることにある。
さらには、1つのコーティングダイで複数本の線材に対
しコーティング条件を異ならせた作業を同時進行せんと
することにある。
また、幅広マニホールドの途中で溶融材料の通過量を幅
広マニホールドの幅方向全体に亘って調節することによ
り、幅広マニホールドの下流側の幅方向全体に溶融材料
を過不足なく均一に分配して線材に対するコーティング
に支障をきたさないようにせんとすることにある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本考案は、押出機の先端に
装着され、該押出機から押し出されてダイ本体のマニホ
ールドに供給された溶融材料を線材にコーティングする
ためのコーティングダイを対象とし、次のような解決手
段を講じた。
すなわち、本考案の解決手段は、上記マニホールドとし
て、上記押出機の押出口に接続された溶融材料供給通路
に接続され、該溶融材料供給通路と直交する方向に延び
る帯状に形成された1つの幅広マニホールドを採用す
る。さらに、上記幅広マニホールドの中途部に溶融材料
の供給量を調節するチョーカバーを設け、該チョーカバ
ーの先端を出退移動可能に突出させることにより、通路
幅を幅広マニホールドの幅方向全体に亘って拡張・縮小
するようにする。また、先端側が上記幅広マニホールド
に臨み、線材を貫挿せしめて該幅広マニホールドに導く
貫通孔を有する複数個のガイド部材と、上記線材を通過
せしめる細孔状のランド部を有し、該ランド部を線材が
通過する過程で該線材に対する溶融材料コーティング量
を規制する複数個のノズルとをそれぞれ独立して幅広マ
ニホールドの幅方向に並ぶように上記ダイ本体に設け
る。加えて、上記各ノズルをそのランド部中心線が上記
各ガイド部材の貫通孔中心線に合致するように上記ダイ
本体の各ガイド部材先端側に着脱可能に設けたことを特
徴とする。
(作用) 上記の構成により、本考案では、コーティングに供せら
れる複数本の線材は、ダイ本体に先端側が帯状の1つの
幅広マニホールドに臨むように設けられた複数個のガイ
ド部材の各々の貫通孔にそれぞれ貫挿せしめられて上記
幅広マニホールドに同時に導かれ、ランド部中心線が上
記各ガイド部材の貫通孔中心線に合致するように上記ダ
イ本体の各ガイド部材先端側に幅広マニホールドの幅方
向に並べられて設けられた複数個のノズルの各ランド部
を通過する過程で、押出機から押し出されて上記マニホ
ールドに供給された溶融材料がコーティングされる。
このことから、複数本の配管に対する圧力調整弁等の付
設や成形ラインの増設等の手段を採ることなく上記各線
材に対し一度に同時にコーティング処理をなし得、よっ
て構造の簡単化およびコストの低減化が図られることと
なる。
さらに、上記各ノズルが上記ダイ本体に対し独立して着
脱可能に設けられていることから、各ノズルをそのラン
ド部形状や内径が異なるものに取り替えれば、コーティ
ング層の形状および層厚が各線材毎に個別に変更設定さ
れたり、各線材の引取速度がコーティング層形成条件に
応じて個別に選定されるというメリットがある。
また、上記マニホールドの中途部の通路幅は、チョーカ
バーの突出量を調節することによって拡張・縮小され、
これにより溶融材料の通過量が幅広マニホールドの幅方
向全体に亘って調節され、幅広マニホールドの下流側の
幅方向全体に溶融材料が過不足なく均一に分配される。
したがって、線材に対して溶融材料が適正量供給され、
コーティングに支障をきたさない。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は図示しない押出機の先端に装着された本考案の
実施例に係るコーティングダイ(いわゆるマニホールド
型ダイ)1を示し、該コーティングダイ1は、上流端
(図で下端)が上記押出機の押出口に接続された上下方
向に延びる溶融材料供給通路2と、該溶融材料供給通路
2の下流端(図で上端)に一体に接続され、溶融材料供
給通路2と直交する水平方向(図で紙面表裏方向)に延
びる帯状に形成された1つの幅広マニホールド3とが形
成されたダイ本体4を備えてなる。
該ダイ本体4の上記幅広マニホールド3は、上記溶融材
料供給通路2に対し直交する水平方向(図で紙面表裏方
向)に延びる縦断面略円形の上流側通路5と、該上流側
通路5上端側に幅広マニホールド3の幅方向(図で紙面
表裏方向)に延びる突出部4bにより形成された狭小部
5aと、上記上流側通路5に狭小部5aを介して接続さ
れ、上流側通路5と同様に幅広マニホールド3の幅方向
(図で紙面表裏方向)に延びる下流側通路6とでもって
構成されている。また、該下流側通路6の下流端側は、
第2図に示すように、4つの仕切壁4a,4a,…によ
り5つに分けられて各々ダイ本体4側壁に開口するよう
になされている。
さらに、上記上流側通路5の溶融材料供給通路2に対応
する箇所には、図示しない調節治具によって出退移動可
能に調節されたチョーカバー7がその先端側を上流側通
路5の上記狭小部5a側に所定量だけ突出せしめて配設
され、該チョーカバー7の突出量を調節することによ
り、下流側通路6に対する溶融材料の供給量を自由に設
定し、しかも溶融材料を下流側通路6の幅方向全体に均
一に行き渡らせるようにし、これにより各線材Aにコー
ティング層を精度良く形成するようになされている。
また、上流側通路5両奥部には、第3図に示すように、
溶融材料の滞留を防止してその流れをスムーズに行わし
めるための凹状湾曲面を有する一対のガイドブッシュ
8,8がそれぞれ配置されている。
一方、本考案の特徴として、上記ダイ本体4の幅広マニ
ホールド3の下流側通路6下流端には、内部にテーパ状
のアプローチ部9aと、該アプローチ部9aに連続する
細孔状のランド部9bとからなる複数個(5個)のノズ
ル9,9,…が後述する各ガイド部材10先端に対応す
るよう該各ガイド部材10と独立して幅広マニホールド
3の幅方向に並ぶように配設されている。
また、上記ダイ本体4には、貫通孔10aを有する複数
個(5個)のガイド部材(マンドレル)10,10,…
が、各々の先端側を上記1つのマニホールド3の下流側
通路6にそれぞれ臨ませて配設され、上記各ノズル9
は、そのランド部9b中心線が上記各ガイド部材10の
貫通孔10a中心線に合致するように上記ダイ本体4の
各ガイド部材10先端側に幅広マニホールド3の幅方向
に並ぶように所定間隔をあけて、かつダイ本体4に対し
着脱可能に配設されている。
そして、例えば伝動ベルトのベルト本体に埋設される補
強用抗張体としてのコードや電線等の中実心線、あるい
は中空心線としての5本の線材A,A,…を、上記各ガ
イド部材10の貫通孔10aに貫挿せしめて上記幅広マ
ニホールド3の下流側通路6に導き、上記各ノズル9の
ランド部9bを通過せしめる過程で、押出機から押し出
されて溶融材料供給通路2および上流側通路5を介して
上記下流側通路6に供給されたインシュレーションゴム
や合成樹脂等の溶融材料を上記各ガイド部材10周りに
流動させながらその量を各ノズル9のランド部9bで規
制しつつ上記各線材Aに所定量だけコーティングするよ
うになされている。
なお、図中、11は上記各ガイド部材10をダイ本体4
に固定するための固定板、12は上記各ノズル9の抜止
め用の押え板である。
このように、本実施例では、5個のガイド部材10,1
0,…を各々の先端側を共通(1つ)の幅広マニホール
ド3の下流側通路6に臨ましめてダイ本体4に配設する
とともに、その先端側に所定間隔をあけて5個のノズル
9,9,…を上記各ガイド部材10と独立して着脱可能
に対応配設していることから、上記各ガイド部材10の
貫通孔10aに貫通せしめられて上記下流側通路6に導
かれた各線材Aに対し、押出機から押し出されて溶融材
料供給通路2および上流側通路5を介して下流側通路6
に供給された溶融材料を、上記各ノズル9を通過する過
程で一度に同時にコーティングすることができる。
したがって、複数本の配管に対する圧力調整弁等の付設
や成形ラインの増設等の手段を採ることなく上記各線材
Aに対し一度に同時にコーティング処理をなし得、よっ
て構造の簡単化およびコストの低減化を図ることができ
る。
また、上記実施例では、上述の如く各ノズル9をダイ本
体4に着脱可能に配設していることから、上記各ノズル
9をそのランド部9b形状や内径が異なるものに取り替
えることにより、コーティング層の形状および層厚を各
線材A毎に個別に変更設定することや、各線材Aの引取
速度をコーティング層形成条件に応じて個別に選定する
ことができるというメリットをも有する。
さらに、上記実施例では、幅広マニホールド3の上流側
通路5上端の狭小部5a側にチョーカバー7が出退移動
可能に配設されていることから、該チョーカバー7の突
出量を調節することにより、上記狭小部5aに対応する
上流側の通路幅を拡張・縮小して下流側通路6に対する
溶融材料の供給量を自由に設定し、しかも溶融材料を下
流側通路6の幅方向全体に過不足なく均一に行き渡らせ
ることができ、これにより各線材Aに対してコーティン
グ層を精度良く形成することができる。
なお、上記実施例では、ガイド部材10が5個配設され
たいわゆる5錘ダイである場合を示したが、これに限ら
ないことは勿論である。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、コーティングに
供せられる線材を貫挿せしめて1つの幅広マニホールド
に導く貫通孔を有する複数個のガイド部材をダイ本体に
設け、さらに、上記線材に対する溶融材料コーティング
量を規制する複数個のノズルを上記ダイ本体の各ガイド
部材先端側に所定間隔をあけて、かつダイ本体に対し着
脱可能に設けたので、複数本の線材に対し溶融材料を一
度に同時にコーティングし得、これにより複数本の配管
に対する圧力調整弁等の付設や成形ラインの増設等の手
段を採る必要がなく、よって構造の簡単化およびコスト
の低減化を図ることができる。さらに、上記各ノズルを
そのランド部形状や内径が異なるものに取り替えること
で、コーティング層の形状および層厚を各線材毎に個別
に変更設定したり、各線材の引取速度をコーティング層
形成条件に応じて個別に選定することができるというメ
リットを有する。また、上記幅広マニホールドの上流側
通路上端の狭小部側に設けたチョーカバーの突出量を調
節することにより、下流側通路に対する溶融材料の供給
量を自由に設定し、しかも溶融材料を下流側通路の幅方
向全体に過不足なく均一に行き渡らせることができ、こ
れにより各線材に対してコーティング層を精度良く形成
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は押出機における本考案の実施例に係るコーティ
ングダイを示す縦断面図、第2図および第3図はそれぞ
れ第1図のII−II線およびIII−III線における断面図で
ある。 1……コーティングダイ、2……溶融材料供給通路、3
……幅広マニホールド、4……ダイ本体、7……チョー
カバー、9……ノズル、9b……ランド部、10……ガ
イド部材、10a……貫通孔、A……線材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 31:34 4F

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】押出機の先端に装着され、該押出機から押
    し出されてダイ本体のマニホールドに供給された溶融材
    料を線材にコーティングするためのコーティングダイで
    あって、 上記マニホールドは、上記押出機の押出口に接続された
    溶融材料供給通路に接続され、該溶融材料供給通路と直
    交する方向に延びる帯状に形成された1つの幅広マニホ
    ールドであり、 上記幅広マニホールドの中途部には、溶融材料の供給量
    を調節するチョーカバーが通路幅を幅広マニホールドの
    幅方向全体に亘って拡張・縮小するように出退移動可能
    に先端を突出せしめて設けられ、 上記ダイ本体には、先端側が上記幅広マニホールドに臨
    み、線材を貫挿せしめて該幅広マニホールドに導く貫通
    孔を有する複数個のガイド部材と、 上記線材を通過せしめる細孔状のランド部を有し、該ラ
    ンド部を線材が通過する過程で該線材に対する溶融材料
    コーティング量を規制する複数個のノズルとがそれぞれ
    独立して幅広マニホールドの幅方向に並ぶように設けら
    れ、 上記各ノズルは、そのランド部中心線が上記各ガイド部
    材の貫通孔中心線に合致するように上記ダイ本体の各ガ
    イド部材先端側に着脱可能に設けられていることを特徴
    とする押出機におけるコーティングダイ。
JP1987148600U 1987-09-29 1987-09-29 押出機におけるコーティングダイ Expired - Lifetime JPH0615006Y2 (ja)

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JPS6452725U JPS6452725U (ja) 1989-03-31
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