JPH06150253A - 薄膜磁気ヘッドとその製造方法 - Google Patents
薄膜磁気ヘッドとその製造方法Info
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- JPH06150253A JPH06150253A JP32614592A JP32614592A JPH06150253A JP H06150253 A JPH06150253 A JP H06150253A JP 32614592 A JP32614592 A JP 32614592A JP 32614592 A JP32614592 A JP 32614592A JP H06150253 A JPH06150253 A JP H06150253A
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Landscapes
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 下部磁極と基板表面との間にできる段差を解
消する新たな手段の提供、段差解消に要する製造工程の
簡素化及び製造時間の短縮を可能にする薄膜磁気ヘッド
の製造方法の提供。 【構成】 基板1上に成膜される下部磁極2以外の基板
1上の所要表面に下部磁極2と同等層高さとなるよう
に、Cuからなる導体コイルと同材料で平坦化金属膜1
0を成膜し、絶縁層14上の導体コイル15の中心部で
絶縁層14を貫通させ平坦化導通膜10と接続させて、
平坦化導通膜10の外周部でリード部16と接続してあ
る。 【効果】 導体コイルと同材質の金属膜を同様成膜方法
で形成でき、高精度の膜厚制御が可能で段差解消効果が
高く、導体コイルの短絡、脱線等の不良を防止でき、導
体コイルのリード部として利用できるため、素子全体の
高さを低くでき、平坦化金属膜による放熱効果がある。
消する新たな手段の提供、段差解消に要する製造工程の
簡素化及び製造時間の短縮を可能にする薄膜磁気ヘッド
の製造方法の提供。 【構成】 基板1上に成膜される下部磁極2以外の基板
1上の所要表面に下部磁極2と同等層高さとなるよう
に、Cuからなる導体コイルと同材料で平坦化金属膜1
0を成膜し、絶縁層14上の導体コイル15の中心部で
絶縁層14を貫通させ平坦化導通膜10と接続させて、
平坦化導通膜10の外周部でリード部16と接続してあ
る。 【効果】 導体コイルと同材質の金属膜を同様成膜方法
で形成でき、高精度の膜厚制御が可能で段差解消効果が
高く、導体コイルの短絡、脱線等の不良を防止でき、導
体コイルのリード部として利用できるため、素子全体の
高さを低くでき、平坦化金属膜による放熱効果がある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、基板上に磁性膜、ギ
ャップ、絶縁層、導体コイル層などを種々の構成で積層
パターン化した磁気回路を有する、面内磁気記録再生又
は垂直磁気記録再生用の薄膜磁気ヘッドの改良に係り、
先に基板上に成膜された下部磁極と基板上にさらに導体
コイルを形成パターン化するに際し、下部磁極と基板表
面との間にできる段差を解消するため、予め導体コイル
と同じ材質の金属膜を下部磁極周囲に同等高さで形成す
ることにより、スループット、生産性の大幅な向上を可
能にした薄膜磁気ヘッドとその製造方法に関する。
ャップ、絶縁層、導体コイル層などを種々の構成で積層
パターン化した磁気回路を有する、面内磁気記録再生又
は垂直磁気記録再生用の薄膜磁気ヘッドの改良に係り、
先に基板上に成膜された下部磁極と基板上にさらに導体
コイルを形成パターン化するに際し、下部磁極と基板表
面との間にできる段差を解消するため、予め導体コイル
と同じ材質の金属膜を下部磁極周囲に同等高さで形成す
ることにより、スループット、生産性の大幅な向上を可
能にした薄膜磁気ヘッドとその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】面内磁気記録再生用薄膜磁気ヘッドの構
成例を図7に基づいて説明すると、1は基板、2は下部
磁極、3はギャップ、4は上部磁極、5は導体コイル、
6はノボラック樹脂で形成された絶縁層である。7、8
は導体コイルの引出しリード部である。
成例を図7に基づいて説明すると、1は基板、2は下部
磁極、3はギャップ、4は上部磁極、5は導体コイル、
6はノボラック樹脂で形成された絶縁層である。7、8
は導体コイルの引出しリード部である。
【0003】上述の導体コイル5は、フォトリソグラフ
ィーと呼ばれる方法で上述の絶縁層上にレジストパター
ンを形成し、電気めっきによりパターン内に金属膜を成
膜することに得られる。導体コイルが形成される絶縁層
の上面は下部磁極付近で段差を生じる。このため、導体
コイルを形成するフォトリソグラフィープロセスにおい
て、段差上面ではレジストパターンが細くなり導体コイ
ルの短絡が発生し、段差下面ではレジスト残りにより導
体コイルの断線が生じる。
ィーと呼ばれる方法で上述の絶縁層上にレジストパター
ンを形成し、電気めっきによりパターン内に金属膜を成
膜することに得られる。導体コイルが形成される絶縁層
の上面は下部磁極付近で段差を生じる。このため、導体
コイルを形成するフォトリソグラフィープロセスにおい
て、段差上面ではレジストパターンが細くなり導体コイ
ルの短絡が発生し、段差下面ではレジスト残りにより導
体コイルの断線が生じる。
【0004】このような問題点を解決するための従来技
術としては、例えば特開昭61−120315号公報
に、基板と下部磁極との間に生じていた段差を有機絶縁
層で埋めるように成膜することにより段差を解消する技
術が開示されている。かかる絶縁層は、例えば、ノボラ
ック樹脂系ポジタイプレジスト膜を塗布した後、ソフト
ベーク化し、現像後に熱処理して硬化させることにより
形成できる。
術としては、例えば特開昭61−120315号公報
に、基板と下部磁極との間に生じていた段差を有機絶縁
層で埋めるように成膜することにより段差を解消する技
術が開示されている。かかる絶縁層は、例えば、ノボラ
ック樹脂系ポジタイプレジスト膜を塗布した後、ソフト
ベーク化し、現像後に熱処理して硬化させることにより
形成できる。
【0005】また、特開昭61−120315号公報に
開示の上記技術は有機絶縁層の得られる平坦度が劣るこ
とから、平坦度の向上を目的に、基板と下部磁極との間
に生じる段差を埋めるために無機絶縁膜をスパッタリン
グ法で成膜し、その後イオンミリング等によって平坦化
する技術が提案(特開平1−144205号公報)され
ている。
開示の上記技術は有機絶縁層の得られる平坦度が劣るこ
とから、平坦度の向上を目的に、基板と下部磁極との間
に生じる段差を埋めるために無機絶縁膜をスパッタリン
グ法で成膜し、その後イオンミリング等によって平坦化
する技術が提案(特開平1−144205号公報)され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した先行技術にお
いては、前者の場合はノボラック樹脂を200℃以上の
程度で焼き固めるため、この作業で12時間以上必要で
あり、また後者の場合は無機絶縁膜を下部磁極薄膜厚以
上にスパッタリングで成膜し、イオンミリングでエッチ
ング平坦化するのに同様に12時間以上の製造時間必要
であることが予想される。以上のように先行技術ではス
ループットが低く、生産に適さない問題があった。
いては、前者の場合はノボラック樹脂を200℃以上の
程度で焼き固めるため、この作業で12時間以上必要で
あり、また後者の場合は無機絶縁膜を下部磁極薄膜厚以
上にスパッタリングで成膜し、イオンミリングでエッチ
ング平坦化するのに同様に12時間以上の製造時間必要
であることが予想される。以上のように先行技術ではス
ループットが低く、生産に適さない問題があった。
【0007】この発明は、基板上に磁性膜、絶縁層、導
体コイル層などを種々の構成で積層パターン化した磁気
回路を有する、面内磁気記録再生又は垂直磁気記録再生
用の薄膜磁気ヘッドにおける、上述の下部磁極と基板表
面との間にできる段差を解消する新たな手段の提供を目
的とし、さらに、かかる段差解消に要する製造工程の簡
素化及び製造時間の短縮を可能にする薄膜磁気ヘッドの
製造方法の提供を目的としている。
体コイル層などを種々の構成で積層パターン化した磁気
回路を有する、面内磁気記録再生又は垂直磁気記録再生
用の薄膜磁気ヘッドにおける、上述の下部磁極と基板表
面との間にできる段差を解消する新たな手段の提供を目
的とし、さらに、かかる段差解消に要する製造工程の簡
素化及び製造時間の短縮を可能にする薄膜磁気ヘッドの
製造方法の提供を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、基板上に磁
性膜、ギャップ、絶縁層、導体コイル層などを積層パタ
ーン化した磁気回路を有する薄膜磁気ヘッドにおいて、
基板上に形成される下部磁極以外の基板上の所要表面に
直接又はギャップを介して下部磁極と同等高さとなした
導体コイル形成用材料と同等材料で成膜した平坦化金属
膜を有することを特徴とする薄膜磁気ヘッドである。
性膜、ギャップ、絶縁層、導体コイル層などを積層パタ
ーン化した磁気回路を有する薄膜磁気ヘッドにおいて、
基板上に形成される下部磁極以外の基板上の所要表面に
直接又はギャップを介して下部磁極と同等高さとなした
導体コイル形成用材料と同等材料で成膜した平坦化金属
膜を有することを特徴とする薄膜磁気ヘッドである。
【0009】この発明は、基板上に磁性膜、ギャップ、
絶縁層、導体コイル層などを積層パターン化した磁気回
路を各層を形成する薄膜磁気ヘッドの製造方法におい
て、基板上に成膜される下部磁極以外の基板上の所要表
面に下部磁極と同等高さとなるように、基板上に直接あ
るいは基板上にギャップを設けた後、導体コイル形成用
材料と同等材料を平坦化金属膜として形成し、この平坦
化金属膜と前記下部磁極上に所要パターンで所要の各層
を形成することを特徴とする薄膜磁気ヘッドの製造方法
である。
絶縁層、導体コイル層などを積層パターン化した磁気回
路を各層を形成する薄膜磁気ヘッドの製造方法におい
て、基板上に成膜される下部磁極以外の基板上の所要表
面に下部磁極と同等高さとなるように、基板上に直接あ
るいは基板上にギャップを設けた後、導体コイル形成用
材料と同等材料を平坦化金属膜として形成し、この平坦
化金属膜と前記下部磁極上に所要パターンで所要の各層
を形成することを特徴とする薄膜磁気ヘッドの製造方法
である。
【0010】この発明において、平坦化金属膜には、実
施例の如く、導体コイルにCu材料を用いる場合に同一
のCu材料を成膜して平坦化金属膜とすることが望まし
いが、例えばCu合金材料あるいはAl合金を用いるな
ど、導体コイル形成用材料と同等の導通性材料であれ
ば、特に限定しない。また、形成方法も薄膜磁気ヘッド
の積層構造等に応じて、公知のスパッタリング法やフォ
トリソグラフィー法等の方法を選定、組み合せて適用す
ればよい。
施例の如く、導体コイルにCu材料を用いる場合に同一
のCu材料を成膜して平坦化金属膜とすることが望まし
いが、例えばCu合金材料あるいはAl合金を用いるな
ど、導体コイル形成用材料と同等の導通性材料であれ
ば、特に限定しない。また、形成方法も薄膜磁気ヘッド
の積層構造等に応じて、公知のスパッタリング法やフォ
トリソグラフィー法等の方法を選定、組み合せて適用す
ればよい。
【0011】また、この発明において、実施例には面内
磁気記録再生用薄膜磁気ヘッドを示すが、単極構造で磁
束リターン部を設ける構成や、基板にフェライトなどの
軟磁性材料を用い上部磁極層を省略した構成など、公知
の種々構成のいずれの垂直磁気記録再生用の薄膜磁気ヘ
ッドであっても、例えば基板に絶縁層を介してから平坦
化金属膜を形成するなどの手法により、この発明による
平坦化金属膜の構成並びにその製造方法は容易に適用で
き、実施例の面内磁気記録再生用薄膜磁気ヘッドと同等
の作用効果を奏する。
磁気記録再生用薄膜磁気ヘッドを示すが、単極構造で磁
束リターン部を設ける構成や、基板にフェライトなどの
軟磁性材料を用い上部磁極層を省略した構成など、公知
の種々構成のいずれの垂直磁気記録再生用の薄膜磁気ヘ
ッドであっても、例えば基板に絶縁層を介してから平坦
化金属膜を形成するなどの手法により、この発明による
平坦化金属膜の構成並びにその製造方法は容易に適用で
き、実施例の面内磁気記録再生用薄膜磁気ヘッドと同等
の作用効果を奏する。
【0012】
【作用】この発明は、例えば、基板上に下部磁極、ギャ
ップ、絶縁層上に形成された導体コイル、上部磁極およ
び保護膜が順次積層された薄膜磁気ヘッドにおいて、前
記下部磁極と前記基板間の段差を埋めて前記導体コイル
の形成面を平坦化する導体コイルと同じ金属膜を平坦化
金属膜として形成することを特徴とし、前記下部磁極と
前記基板間の段差を容易に解消できるだけでなく、導体
コイルと同様の方法で成膜できるため、高精度の膜厚制
御が可能であり、段差解消効果が高く、さらに、導体コ
イルと同じ金属膜を付与することにより、導体コイルの
腐食を防止できる。
ップ、絶縁層上に形成された導体コイル、上部磁極およ
び保護膜が順次積層された薄膜磁気ヘッドにおいて、前
記下部磁極と前記基板間の段差を埋めて前記導体コイル
の形成面を平坦化する導体コイルと同じ金属膜を平坦化
金属膜として形成することを特徴とし、前記下部磁極と
前記基板間の段差を容易に解消できるだけでなく、導体
コイルと同様の方法で成膜できるため、高精度の膜厚制
御が可能であり、段差解消効果が高く、さらに、導体コ
イルと同じ金属膜を付与することにより、導体コイルの
腐食を防止できる。
【0013】
実施例1 以下に実施例に基づいてこの発明を説明する。図1はこ
の発明による薄膜磁気ヘッドの平坦化金属膜を示す上面
説明図であり、図2と図3は図1のA−A位置における
積層状態を説明する縦断説明図である。図1において、
基板1上に成膜される下部磁極2以外の基板1上の所要
表面に下部磁極2と同等層高さとなるように、Cuから
なる導体コイルと同材料で平坦化金属膜10を成膜する
が、基板1上に平坦化金属膜10を直接成膜する場合と
ギャップを介して成膜する場合がある。
の発明による薄膜磁気ヘッドの平坦化金属膜を示す上面
説明図であり、図2と図3は図1のA−A位置における
積層状態を説明する縦断説明図である。図1において、
基板1上に成膜される下部磁極2以外の基板1上の所要
表面に下部磁極2と同等層高さとなるように、Cuから
なる導体コイルと同材料で平坦化金属膜10を成膜する
が、基板1上に平坦化金属膜10を直接成膜する場合と
ギャップを介して成膜する場合がある。
【0014】図2に示す例は、基板10上に平坦化金属
膜13を直接成膜する場合であり、基板10上に3.5
μm厚みに下部磁極11を所要パターンで形成後、平坦
化金属膜の成膜予定面以外をマスキングし、Cuからな
る3.5μm厚みの平坦化金属膜13を設け、さらにア
ルミナからなるギャップ層12をスパッタリング法で約
0.3μm厚みに成膜し、さらに、絶縁層14を設け同
層上にレジストパターンを形成し、電気めっきにより絶
縁層14パターン上に図示しない導体コイルを形成して
あり、この導体コイル層上にさらに絶縁層を設けて絶縁
を完了する。
膜13を直接成膜する場合であり、基板10上に3.5
μm厚みに下部磁極11を所要パターンで形成後、平坦
化金属膜の成膜予定面以外をマスキングし、Cuからな
る3.5μm厚みの平坦化金属膜13を設け、さらにア
ルミナからなるギャップ層12をスパッタリング法で約
0.3μm厚みに成膜し、さらに、絶縁層14を設け同
層上にレジストパターンを形成し、電気めっきにより絶
縁層14パターン上に図示しない導体コイルを形成して
あり、この導体コイル層上にさらに絶縁層を設けて絶縁
を完了する。
【0015】図3に示す例は、基板10上に下部磁極1
1を形成後、ギャップ層12をスパッタリング法で形成
した後、当該平坦化金属膜13を設ける場合で、下地膜
をスパッタリング法で成膜し、その上に当該金属膜と同
じ形状のレジストパターンをフォトリソグラフィー法を
用いて形成し、そのパターンに電気めっき法で導体コイ
ルと同じ銅を成膜した。その後、上記レジストと下地膜
を除去することによって形成してある。
1を形成後、ギャップ層12をスパッタリング法で形成
した後、当該平坦化金属膜13を設ける場合で、下地膜
をスパッタリング法で成膜し、その上に当該金属膜と同
じ形状のレジストパターンをフォトリソグラフィー法を
用いて形成し、そのパターンに電気めっき法で導体コイ
ルと同じ銅を成膜した。その後、上記レジストと下地膜
を除去することによって形成してある。
【0016】実施例2 図4にはこの発明による薄膜磁気ヘッドにおける導体コ
イルとリード部との関係を示すが、実施例1で得られた
薄膜磁気ヘッドにおいて、絶縁層14上の導体コイル1
5の中心部で絶縁層14を貫通させ平坦化金属膜10と
接続させて、平坦化金属膜10の外周部でリード部16
と接続してあり、導体コイル15の外周部も同様に成膜
されたリード部17と接続してある。ここで導体コイル
15と平坦化金属膜10は同材質であるため、電気抵抗
の著しい増加、インダクタンスの増大等の薄膜磁気ヘッ
ドの電磁変換特性を悪化させることが全くない。また、
導体コイルの巻数が奇数回の場合、従来の図7に示す導
体コイル5の中心部から引出されているリード部7は、
電磁変換部の最上部の上を通る構造であるのに対して、
この発明による構成は基板10上の平坦化金属膜10を
利用するため、素子全体の高さを低くできる利点があ
る。
イルとリード部との関係を示すが、実施例1で得られた
薄膜磁気ヘッドにおいて、絶縁層14上の導体コイル1
5の中心部で絶縁層14を貫通させ平坦化金属膜10と
接続させて、平坦化金属膜10の外周部でリード部16
と接続してあり、導体コイル15の外周部も同様に成膜
されたリード部17と接続してある。ここで導体コイル
15と平坦化金属膜10は同材質であるため、電気抵抗
の著しい増加、インダクタンスの増大等の薄膜磁気ヘッ
ドの電磁変換特性を悪化させることが全くない。また、
導体コイルの巻数が奇数回の場合、従来の図7に示す導
体コイル5の中心部から引出されているリード部7は、
電磁変換部の最上部の上を通る構造であるのに対して、
この発明による構成は基板10上の平坦化金属膜10を
利用するため、素子全体の高さを低くできる利点があ
る。
【0017】実施例3 以上の実施例では、導体コイル15が1層の場合を説明
したが、導体コイル15が3層の場合は、当該平坦化金
属膜10を2層の導体コイル間の電磁変換部内での接続
線として利用することができる。すなわち、ギャップ層
12上の絶縁層14上に設けられた1層目の導体コイル
151、その絶縁層20上に設けられた2層目の導体コ
イル152、さらに絶縁層21上に設けられた3層目の
導体コイル153と導体コイルが3層の場合は、絶縁層
14を貫通する1層目の導体コイル151の接続線1
8、並びに絶縁層20と絶縁層14を貫通する1層目の
導体コイル152の接続線19を設けることにより、実
施例2で述べた構成例と同様の作用効果を有することに
なる。さらに、2層目と3層目の接続を行うために、絶
縁層21を貫通する接続線22を設けてある。
したが、導体コイル15が3層の場合は、当該平坦化金
属膜10を2層の導体コイル間の電磁変換部内での接続
線として利用することができる。すなわち、ギャップ層
12上の絶縁層14上に設けられた1層目の導体コイル
151、その絶縁層20上に設けられた2層目の導体コ
イル152、さらに絶縁層21上に設けられた3層目の
導体コイル153と導体コイルが3層の場合は、絶縁層
14を貫通する1層目の導体コイル151の接続線1
8、並びに絶縁層20と絶縁層14を貫通する1層目の
導体コイル152の接続線19を設けることにより、実
施例2で述べた構成例と同様の作用効果を有することに
なる。さらに、2層目と3層目の接続を行うために、絶
縁層21を貫通する接続線22を設けてある。
【0018】実施例4 実施例1〜3には、この発明による平坦化金属膜10を
導体コイル15を電磁変換部を形成する基板10上の全
面に形成した例を示したが、図6に示す如く、かかる段
差による影響が顕著な磁極近傍のみに平坦化金属膜10
を設けることもでき、同様の段差の解消効果を奏する。
導体コイル15を電磁変換部を形成する基板10上の全
面に形成した例を示したが、図6に示す如く、かかる段
差による影響が顕著な磁極近傍のみに平坦化金属膜10
を設けることもでき、同様の段差の解消効果を奏する。
【0019】
【発明の効果】この発明による薄膜磁気ヘッドは、下部
磁極と前記基板間の段差を導体コイルと同材質の金属膜
を導体コイルの成膜方法で平坦化金属膜として成膜する
ため、高精度の膜厚制御が可能で段差解消効果が高く、
導体コイルの短絡、脱線等の不良を防止できる。また、
平坦化金属膜を導体コイルのリード部として利用できる
ため、素子全体の高さを低くできる。さらに、薄膜磁気
ヘッドの記録時中は発熱作用があり、温度上昇による磁
性膜の磁気特性の劣化が懸念されるが、この発明による
下部磁極の周囲に配置する平坦化金属膜にはCuなどの
高熱伝導体材料の使用するため、平坦化金属膜による放
熱効果が期待でき、磁気特性の劣化を防止できる利点が
有る。この発明による薄膜磁気ヘッドの製造方法は、導
体コイルの成膜方法で平坦化金属膜を成膜でき、新たな
製造設備を必要とせず、6時間以内で当該平坦化金属膜
を形成することができ、スループット、生産性を向上さ
せることが可能である。
磁極と前記基板間の段差を導体コイルと同材質の金属膜
を導体コイルの成膜方法で平坦化金属膜として成膜する
ため、高精度の膜厚制御が可能で段差解消効果が高く、
導体コイルの短絡、脱線等の不良を防止できる。また、
平坦化金属膜を導体コイルのリード部として利用できる
ため、素子全体の高さを低くできる。さらに、薄膜磁気
ヘッドの記録時中は発熱作用があり、温度上昇による磁
性膜の磁気特性の劣化が懸念されるが、この発明による
下部磁極の周囲に配置する平坦化金属膜にはCuなどの
高熱伝導体材料の使用するため、平坦化金属膜による放
熱効果が期待でき、磁気特性の劣化を防止できる利点が
有る。この発明による薄膜磁気ヘッドの製造方法は、導
体コイルの成膜方法で平坦化金属膜を成膜でき、新たな
製造設備を必要とせず、6時間以内で当該平坦化金属膜
を形成することができ、スループット、生産性を向上さ
せることが可能である。
【図1】この発明による薄膜磁気ヘッドの平坦化金属膜
を示す上面説明図である。
を示す上面説明図である。
【図2】図1のA−A位置における積層状態を説明する
縦断説明図である。
縦断説明図である。
【図3】図1のA−A位置における他の積層状態例を説
明する縦断説明図である。
明する縦断説明図である。
【図4】この発明による薄膜磁気ヘッドにおける導体コ
イルとリード部との関係を示す縦断斜視説明図である。
イルとリード部との関係を示す縦断斜視説明図である。
【図5】導体コイル層が複数層であるこの発明による薄
膜磁気ヘッドの磁極中央部での縦断説明図である。
膜磁気ヘッドの磁極中央部での縦断説明図である。
【図6】この発明による薄膜磁気ヘッドにおける平坦化
金属膜の配置例を示す上面説明図である。
金属膜の配置例を示す上面説明図である。
【図7】従来の面内磁気記録再生用薄膜磁気ヘッドの構
成例を示す一部破断斜視説明図である。
成例を示す一部破断斜視説明図である。
1,10 基板 2,11 下部磁極 3,12 ギャップ層 4 上部磁極層 5,15,151,152,153 導体コイル 6,14,20,21 絶縁層 7,8 リード部 13 平坦化金属膜 18,19,22 接続線
Claims (2)
- 【請求項1】 基板上に磁性膜、ギャップ、絶縁層、導
体コイル層などを積層パターン化した磁気回路を有する
薄膜磁気ヘッドにおいて、基板上に形成される下部磁極
以外の基板上の所要表面に直接又はギャップを介して下
部磁極と同等高さとなした導体コイル形成用材料と同等
材料で成膜した平坦化金属膜を有することを特徴とする
薄膜磁気ヘッド。 - 【請求項2】 基板上に磁性膜、ギャップ、絶縁層、導
体コイル層などを積層パターン化した磁気回路を各層を
形成する薄膜磁気ヘッドの製造方法において、基板上に
成膜される下部磁極以外の基板上の所要表面に下部磁極
と同等高さとなるように、基板上に直接あるいは基板上
にギャップを設けた後、導体コイル形成用材料と同等材
料を平坦化金属膜として形成し、この平坦化金属膜と前
記下部磁極上に所要パターンで所要の各層を形成するこ
とを特徴とする薄膜磁気ヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32614592A JPH06150253A (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 薄膜磁気ヘッドとその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32614592A JPH06150253A (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 薄膜磁気ヘッドとその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06150253A true JPH06150253A (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=18184558
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32614592A Pending JPH06150253A (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 薄膜磁気ヘッドとその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06150253A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07182625A (ja) * | 1993-11-10 | 1995-07-21 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 書込みヘッドの平坦化およびリード・ルーティングを同時に行うための方法および装置 |
| JPH09320015A (ja) * | 1996-05-29 | 1997-12-12 | Nec Ibaraki Ltd | 薄膜磁気ヘッド |
| WO2002063614A1 (en) * | 2001-02-05 | 2002-08-15 | Fujitsu Limited | Thin film magnetic head, magnetic head assembly, and composite thin film magnetic head |
| GB2391104A (en) * | 2002-07-22 | 2004-01-28 | Alps Electric Co Ltd | Thin film magnetic head |
-
1992
- 1992-11-10 JP JP32614592A patent/JPH06150253A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07182625A (ja) * | 1993-11-10 | 1995-07-21 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 書込みヘッドの平坦化およびリード・ルーティングを同時に行うための方法および装置 |
| JPH09320015A (ja) * | 1996-05-29 | 1997-12-12 | Nec Ibaraki Ltd | 薄膜磁気ヘッド |
| WO2002063614A1 (en) * | 2001-02-05 | 2002-08-15 | Fujitsu Limited | Thin film magnetic head, magnetic head assembly, and composite thin film magnetic head |
| GB2391104A (en) * | 2002-07-22 | 2004-01-28 | Alps Electric Co Ltd | Thin film magnetic head |
| GB2391104B (en) * | 2002-07-22 | 2005-09-21 | Alps Electric Co Ltd | Thin film magnetic head |
| US6963470B2 (en) | 2002-07-22 | 2005-11-08 | Alps Electic Co., Ltd. | Thin film magnetic head having improved heat radiating property |
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