JPH0615144Y2 - 円筒ばね - Google Patents
円筒ばねInfo
- Publication number
- JPH0615144Y2 JPH0615144Y2 JP1988112146U JP11214688U JPH0615144Y2 JP H0615144 Y2 JPH0615144 Y2 JP H0615144Y2 JP 1988112146 U JP1988112146 U JP 1988112146U JP 11214688 U JP11214688 U JP 11214688U JP H0615144 Y2 JPH0615144 Y2 JP H0615144Y2
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- JP
- Japan
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- slits
- slit
- thin hollow
- width
- cylindrical body
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は円筒ばねに関する。
薄肉中空円筒体の外周面上に薄肉中空円筒体の軸線に対
して点対称に形成された一対の円周方向スリットからな
るスリット群を具備し、このスリット群が薄肉中空円筒
体の軸線方向において互いに等しい間隔を隔てて複数個
形成され、隣接するスリット群のスリットが薄肉中空円
筒体の円周方向において互いに90度ずれており、各ス
リット群のスリットの横巾を全て等しく形成した円筒ば
ねが公知である。
して点対称に形成された一対の円周方向スリットからな
るスリット群を具備し、このスリット群が薄肉中空円筒
体の軸線方向において互いに等しい間隔を隔てて複数個
形成され、隣接するスリット群のスリットが薄肉中空円
筒体の円周方向において互いに90度ずれており、各ス
リット群のスリットの横巾を全て等しく形成した円筒ば
ねが公知である。
しかしながらこのように各スリット群のスリットの横巾
を全て等しくすると薄肉中空円筒体の軸線方向において
最も外側に位置するスリットを形成する薄肉中空円筒体
部分に過大な応力が発生し、円筒ばねが破損するという
問題がある。このことについて第7図を参照しつつ簡単
に説明する。第7図(A)は円筒ばねの一端部を示して
おり、第7図(B)は円筒ばねに軸方向荷重Pを加えた
場合を示している。第7図(A)に示されるように円筒
ばねは薄肉中空円筒体aからなり、薄肉中空円筒体aの
外周面上には一対のスリットbからなるスリット群、一
対のスリットcからなるスリット群、一対のスリット群
dからなるスリット群が形成される。これらの各スリッ
トb,c,dは同じ横巾を有する。円筒ばねに軸方向荷
重Pが加わると各スリットb,dの上壁面および下壁面
が内方に湾曲し、ついには第7図(B)に示すように各
スリットc,dの上壁面中央部と下壁面中央部とが接触
する。ところが円筒ばねに軸方向荷重Pが加わっても最
も外側に位置するスリットbの上壁面は湾曲せず、下壁
面のみが内方に向けて湾曲する。従って各スリットc,
dの上壁面中央部と下壁面中央部が接触してもスリット
bの上壁面中央部と下壁面中央部は接触しない。次いで
更に軸方向荷重Pが増大するとスリットbの上壁面中央
部と下壁面中央部は接触することになるがスリットbの
下壁面を形成する薄肉中空円筒体部分a′の変形量が他
の部分に比べて過度に大きくなり、その結果薄肉中空円
筒体部分a′に過度な応力が発生して破損するという問
題がある。
を全て等しくすると薄肉中空円筒体の軸線方向において
最も外側に位置するスリットを形成する薄肉中空円筒体
部分に過大な応力が発生し、円筒ばねが破損するという
問題がある。このことについて第7図を参照しつつ簡単
に説明する。第7図(A)は円筒ばねの一端部を示して
おり、第7図(B)は円筒ばねに軸方向荷重Pを加えた
場合を示している。第7図(A)に示されるように円筒
ばねは薄肉中空円筒体aからなり、薄肉中空円筒体aの
外周面上には一対のスリットbからなるスリット群、一
対のスリットcからなるスリット群、一対のスリット群
dからなるスリット群が形成される。これらの各スリッ
トb,c,dは同じ横巾を有する。円筒ばねに軸方向荷
重Pが加わると各スリットb,dの上壁面および下壁面
が内方に湾曲し、ついには第7図(B)に示すように各
スリットc,dの上壁面中央部と下壁面中央部とが接触
する。ところが円筒ばねに軸方向荷重Pが加わっても最
も外側に位置するスリットbの上壁面は湾曲せず、下壁
面のみが内方に向けて湾曲する。従って各スリットc,
dの上壁面中央部と下壁面中央部が接触してもスリット
bの上壁面中央部と下壁面中央部は接触しない。次いで
更に軸方向荷重Pが増大するとスリットbの上壁面中央
部と下壁面中央部は接触することになるがスリットbの
下壁面を形成する薄肉中空円筒体部分a′の変形量が他
の部分に比べて過度に大きくなり、その結果薄肉中空円
筒体部分a′に過度な応力が発生して破損するという問
題がある。
そこで従来より薄肉中空円筒体の外周面上に薄肉中空円
筒体の軸線に対して点対称に形成されたN個の円周方向
スリットからなるスリット群を具備し、該スリット群が
薄肉中空円筒体の軸線方向において互いにほぼ等しい間
隔を隔てて複数個形成され、隣接するスリット群のスリ
ットが薄肉中空円筒体の円周方向において互いに180
/N度ずれている円筒ばねにおいて、薄肉中空円筒体の
軸線方向において最も外側に位置するスリット群の各ス
リットの横巾をその他のスリット群のスリットの横巾よ
りも狭くした円筒ばねが公知である。(特開昭50-11685
7号公報および特開昭62-4902号公報参照)。
筒体の軸線に対して点対称に形成されたN個の円周方向
スリットからなるスリット群を具備し、該スリット群が
薄肉中空円筒体の軸線方向において互いにほぼ等しい間
隔を隔てて複数個形成され、隣接するスリット群のスリ
ットが薄肉中空円筒体の円周方向において互いに180
/N度ずれている円筒ばねにおいて、薄肉中空円筒体の
軸線方向において最も外側に位置するスリット群の各ス
リットの横巾をその他のスリット群のスリットの横巾よ
りも狭くした円筒ばねが公知である。(特開昭50-11685
7号公報および特開昭62-4902号公報参照)。
ところでこれらの円筒ばねでは薄肉中空円筒体の軸線方
向において最も外側に位置するスリット群の各スリット
と薄肉中空円筒体の端面との間の薄肉中空円筒体端部は
ばねの機能を果しておらず、従って円筒ばねの全長をで
きるだけ短かくするためにはこの薄肉中空円筒体部分の
巾を強度上許される限りできるだけ短かくすることが必
要である。
向において最も外側に位置するスリット群の各スリット
と薄肉中空円筒体の端面との間の薄肉中空円筒体端部は
ばねの機能を果しておらず、従って円筒ばねの全長をで
きるだけ短かくするためにはこの薄肉中空円筒体部分の
巾を強度上許される限りできるだけ短かくすることが必
要である。
しかしながら上述の公知の円筒ばねではこの薄肉中空円
筒体端部の巾は隣接するスリット群のスリット間の巾と
同じか又は隣接するスリット群のスリット間の巾よりも
大きく形成されている。従ってこれらの円筒ばねでは円
筒ばねの全長が長くなってしまうという問題がある。
筒体端部の巾は隣接するスリット群のスリット間の巾と
同じか又は隣接するスリット群のスリット間の巾よりも
大きく形成されている。従ってこれらの円筒ばねでは円
筒ばねの全長が長くなってしまうという問題がある。
上記問題点を解決するために本考案によれば、薄肉中空
円筒体の外周面上に薄肉中空円筒体の軸線に対して点対
称に形成されたN個(Nは自然数)の円周方向スリット
からなるスリット群を具備し、該スリット群が薄肉中空
円筒体の軸線方向において互いにほぼ等しい間隔を隔て
て複数個形成され、隣接するスリット群のスリットが薄
肉中空円筒体の円周方向において互いに180/N度ず
れており、薄肉中空円筒体の軸線方向において最も外側
に位置するスリット群の各スリットの横巾をその他のス
リット群のスリットの横巾よりも狭くした円筒ばねにお
いて、薄肉中空円筒体の軸線方向において最も外側に位
置するスリット群の各スリットと薄肉中空円筒体の端面
との間の巾を隣接するスリット群のスリット間の巾より
も狭く形成している。
円筒体の外周面上に薄肉中空円筒体の軸線に対して点対
称に形成されたN個(Nは自然数)の円周方向スリット
からなるスリット群を具備し、該スリット群が薄肉中空
円筒体の軸線方向において互いにほぼ等しい間隔を隔て
て複数個形成され、隣接するスリット群のスリットが薄
肉中空円筒体の円周方向において互いに180/N度ず
れており、薄肉中空円筒体の軸線方向において最も外側
に位置するスリット群の各スリットの横巾をその他のス
リット群のスリットの横巾よりも狭くした円筒ばねにお
いて、薄肉中空円筒体の軸線方向において最も外側に位
置するスリット群の各スリットと薄肉中空円筒体の端面
との間の巾を隣接するスリット群のスリット間の巾より
も狭く形成している。
薄肉中空円筒体の軸線方向において最も外側に位置する
スリット群の各スリットと薄肉中空円筒体の端面との間
の隣接するスリット群のスリット間の巾よりも狭く形成
することによって狭くした分だけ円筒ばねの全長が短か
くなる。
スリット群の各スリットと薄肉中空円筒体の端面との間
の隣接するスリット群のスリット間の巾よりも狭く形成
することによって狭くした分だけ円筒ばねの全長が短か
くなる。
第1図および第2図を参照すると、円筒ばね1は薄肉中
空円筒体2からなり、この薄肉中空円筒体2は全長に亘
ってほぼ一様な肉厚を有する。従って薄肉中空円筒体2
は全長に亘って一様な内径と外径とを有する。薄肉中空
円筒体2の外周面上には薄肉中空円筒体2の円周方向に
延びる一対の円周方向スリット3からなるスリット群、
一対の円周方向スリット4からなるスリット群、一対の
円周方向スリット5からなるスリット群、一対の円周方
向スリット6からなるスリット群、一対の円周方向スリ
ット7からなるスリット群、一対の円周方向スリット8
からなるスリット群、一対の円周方向スリット9からな
るスリット群が形成され、各スリット群は薄肉中空円筒
体2の軸線方向においてほぼ等しい間隔を隔てて形成さ
れている。各スリット3,4,5,6,7,8,9は薄
肉中空円筒体2の外周面から内周面まで薄肉中空円筒体
2を貫通して延びており、スリット3間、スリット4
間、スリット5間、スリット6間、スリット7間、スリ
ット8間、スリット9間には夫々橋絡部10,11,12,13,1
4,15,16が形成される。各スリット3,4,5,6,
7,8,9は夫々薄肉中空円筒体2の軸線に対して点対
称に配置されている。従って一対のスリット3、一対の
スリット4、一対のスリット5、一対のスリット6、一
対のスリット7、一対のスリット8および一対のスリッ
ト9は夫々薄肉中空円筒体2の軸線に対して等角度範囲
に亘って延びている。更に、第1図および第2図に示す
実施例では全スリット3,4,5,6,7,8,9の円
周方向長さは等しく、隣接するスリット群のスリットは
薄肉中空円筒体2の円周方向において180度を各スリッ
ト群のスリット数Nで除した角度、即ち180/2=90
度だけ互いにずれている。第1図に示されるように薄肉
中空円筒体2の軸線方向において最も外側に位置するス
リット3,9を除く他のスリット4,5,6,7,8の
横巾はほぼ等しく、最も外側に位置するスリット3,9
の横巾は他のスリット4,5,6,7,8の横巾よりも
狭く形成されている。
空円筒体2からなり、この薄肉中空円筒体2は全長に亘
ってほぼ一様な肉厚を有する。従って薄肉中空円筒体2
は全長に亘って一様な内径と外径とを有する。薄肉中空
円筒体2の外周面上には薄肉中空円筒体2の円周方向に
延びる一対の円周方向スリット3からなるスリット群、
一対の円周方向スリット4からなるスリット群、一対の
円周方向スリット5からなるスリット群、一対の円周方
向スリット6からなるスリット群、一対の円周方向スリ
ット7からなるスリット群、一対の円周方向スリット8
からなるスリット群、一対の円周方向スリット9からな
るスリット群が形成され、各スリット群は薄肉中空円筒
体2の軸線方向においてほぼ等しい間隔を隔てて形成さ
れている。各スリット3,4,5,6,7,8,9は薄
肉中空円筒体2の外周面から内周面まで薄肉中空円筒体
2を貫通して延びており、スリット3間、スリット4
間、スリット5間、スリット6間、スリット7間、スリ
ット8間、スリット9間には夫々橋絡部10,11,12,13,1
4,15,16が形成される。各スリット3,4,5,6,
7,8,9は夫々薄肉中空円筒体2の軸線に対して点対
称に配置されている。従って一対のスリット3、一対の
スリット4、一対のスリット5、一対のスリット6、一
対のスリット7、一対のスリット8および一対のスリッ
ト9は夫々薄肉中空円筒体2の軸線に対して等角度範囲
に亘って延びている。更に、第1図および第2図に示す
実施例では全スリット3,4,5,6,7,8,9の円
周方向長さは等しく、隣接するスリット群のスリットは
薄肉中空円筒体2の円周方向において180度を各スリッ
ト群のスリット数Nで除した角度、即ち180/2=90
度だけ互いにずれている。第1図に示されるように薄肉
中空円筒体2の軸線方向において最も外側に位置するス
リット3,9を除く他のスリット4,5,6,7,8の
横巾はほぼ等しく、最も外側に位置するスリット3,9
の横巾は他のスリット4,5,6,7,8の横巾よりも
狭く形成されている。
即ち、第1図の一部の拡大図を示す第6図(A)に示さ
れるように最も外側に位置するスリット3,9の横巾1
はその他のスリット4,5,6,7,8の横巾mよりも
狭く形成されている。更に、最も外側に位置するスリッ
ト3,9と薄肉中空円筒体2の端面間の巾nは各スリッ
ト3,4,5,6,7,8,9間の巾oよりも狭く形成
されている。スリット3,9の横巾1を狭くすると第6
図(B)に示されるように円筒ばね1に軸方向荷重Pを
加えた場合、各スリット4,5,6,7,8の上壁面中
央部と下壁面中央部が接触したときに最も外側に位置す
るスリット3,9の上壁面中央部と下壁面中央部が接触
することになる。その結果、軸方向荷重Pが更に増大せ
しめられてもスリット3,9を形成する薄肉中空円筒体
部分2aのみが過度に変形することがなく、斯くして円
筒ばね1が破損するのを阻止することができる。なお、
理論的にはスリット3,9の横巾1をスリット4,5,
6,7,8の横巾mの1/2にするとスリット4,5,
6,7,8の上下壁面が接触したときにスリット3,9
の上下壁面が接触することになるがスリット3,9の横
巾1をスリット4,5,6,7,8の横巾mの1/2より
も大きくしても薄肉中空円筒体部分2aの過度な変形を
抑制する効果がある。
れるように最も外側に位置するスリット3,9の横巾1
はその他のスリット4,5,6,7,8の横巾mよりも
狭く形成されている。更に、最も外側に位置するスリッ
ト3,9と薄肉中空円筒体2の端面間の巾nは各スリッ
ト3,4,5,6,7,8,9間の巾oよりも狭く形成
されている。スリット3,9の横巾1を狭くすると第6
図(B)に示されるように円筒ばね1に軸方向荷重Pを
加えた場合、各スリット4,5,6,7,8の上壁面中
央部と下壁面中央部が接触したときに最も外側に位置す
るスリット3,9の上壁面中央部と下壁面中央部が接触
することになる。その結果、軸方向荷重Pが更に増大せ
しめられてもスリット3,9を形成する薄肉中空円筒体
部分2aのみが過度に変形することがなく、斯くして円
筒ばね1が破損するのを阻止することができる。なお、
理論的にはスリット3,9の横巾1をスリット4,5,
6,7,8の横巾mの1/2にするとスリット4,5,
6,7,8の上下壁面が接触したときにスリット3,9
の上下壁面が接触することになるがスリット3,9の横
巾1をスリット4,5,6,7,8の横巾mの1/2より
も大きくしても薄肉中空円筒体部分2aの過度な変形を
抑制する効果がある。
また、第6図(B)に示されるように円筒ばね1に軸方
向荷重Pを加えたときに最も外側に位置するスリット3
の上壁面およびスリット9の下壁面は変形せず、従って
スリット3,9と円筒ばね1の端面間はばねの機能を果
たさない。従って円筒ばね1の全長をできるだけ短くす
るためにはスリット3,9と円筒ばね1の端面間の巾n
に強度上許される限り狭くすることが好ましく、従って
前述したように第1図、第2図および第6図に示す実施
例ではスリット3,9と円筒ばね1の端面間の巾nをス
リット3,4,5,6,7,8,9間の巾oよりも狭く
形成している。また、円筒ばね1の全長をできるだけ短
くするという観点からみるとスリット3,9の横巾1を
狭くすることも円筒ばね1の全長を短くすることに寄与
している。
向荷重Pを加えたときに最も外側に位置するスリット3
の上壁面およびスリット9の下壁面は変形せず、従って
スリット3,9と円筒ばね1の端面間はばねの機能を果
たさない。従って円筒ばね1の全長をできるだけ短くす
るためにはスリット3,9と円筒ばね1の端面間の巾n
に強度上許される限り狭くすることが好ましく、従って
前述したように第1図、第2図および第6図に示す実施
例ではスリット3,9と円筒ばね1の端面間の巾nをス
リット3,4,5,6,7,8,9間の巾oよりも狭く
形成している。また、円筒ばね1の全長をできるだけ短
くするという観点からみるとスリット3,9の横巾1を
狭くすることも円筒ばね1の全長を短くすることに寄与
している。
第3図および第4図に円筒ばねの別の実施例を示す。第
3図および第4図を参照するとこの実施例では薄肉中空
円筒体2の外周面上に薄肉中空円筒体2の円周方向に延
びる3個の円周方向スリット20からなるスリット群、
3個の円周方向スリット21からなるスリット群、3個
の円周方向スリット22からなるスリット群、3個の円
周方向スリット23からなるスリット群、3個の円周方
向スリット24からなるスリット群、3個の円周方向ス
リット25からなるスリット群、3個の円周方向スリッ
ト26からなるスリット群、3個の円周方向スリット2
7からなるスリット群が形成され、各スリット群は薄肉
中空円筒体2の軸線方向においてほぼ等しい間隔を隔て
て形成されている。また、スリット20間、スリット2
1間、スリット22間、スリット23間、スリット24
間、スリット25間、スリット26間、スリット27間
には夫々橋絡部28,29,30,31,32,33,34,35が形成され
る。各スリット20,21,22,23,24,25,26,27は夫々薄肉中
空円筒体2の軸線に対して点対称に配置されている。従
って3個のスリット20、3個のスリット21、3個の
スリット22、3個のスリット23、3個のスリット2
4、3個のスリット25、3個のスリット26および3
個のスリット27は夫々薄肉中空円筒体2の軸線に対し
て等角度範囲に亘って延びている。更に、第3図および
第4図に示す実施例においても全スリット20,21,22,23,
24,25,26,27の円周方向長さは等しく、隣接するスリッ
ト群のスリットは薄肉中空円筒体2の円周方向におい
て、180度を各スリット群のスリット数Nで除した角
度、即ち180/3=60度だけ互いにずれている。第3
図に示されるように薄肉中空円筒体2の軸線方向におい
て最も外側に位置するスリット20,27を除く他のスリッ
ト21,22,23,24,25,26の横巾はほぼ等しく、最も外側に
位置するスリット20,27の横巾は他のスリット21,22,23,
24,25,26の横巾よりも狭く形成されている。この実施例
においても最も外側に位置するスリット20,27の横巾が
狭いために円筒ばね1が破損するのを阻止することがで
きる。
3図および第4図を参照するとこの実施例では薄肉中空
円筒体2の外周面上に薄肉中空円筒体2の円周方向に延
びる3個の円周方向スリット20からなるスリット群、
3個の円周方向スリット21からなるスリット群、3個
の円周方向スリット22からなるスリット群、3個の円
周方向スリット23からなるスリット群、3個の円周方
向スリット24からなるスリット群、3個の円周方向ス
リット25からなるスリット群、3個の円周方向スリッ
ト26からなるスリット群、3個の円周方向スリット2
7からなるスリット群が形成され、各スリット群は薄肉
中空円筒体2の軸線方向においてほぼ等しい間隔を隔て
て形成されている。また、スリット20間、スリット2
1間、スリット22間、スリット23間、スリット24
間、スリット25間、スリット26間、スリット27間
には夫々橋絡部28,29,30,31,32,33,34,35が形成され
る。各スリット20,21,22,23,24,25,26,27は夫々薄肉中
空円筒体2の軸線に対して点対称に配置されている。従
って3個のスリット20、3個のスリット21、3個の
スリット22、3個のスリット23、3個のスリット2
4、3個のスリット25、3個のスリット26および3
個のスリット27は夫々薄肉中空円筒体2の軸線に対し
て等角度範囲に亘って延びている。更に、第3図および
第4図に示す実施例においても全スリット20,21,22,23,
24,25,26,27の円周方向長さは等しく、隣接するスリッ
ト群のスリットは薄肉中空円筒体2の円周方向におい
て、180度を各スリット群のスリット数Nで除した角
度、即ち180/3=60度だけ互いにずれている。第3
図に示されるように薄肉中空円筒体2の軸線方向におい
て最も外側に位置するスリット20,27を除く他のスリッ
ト21,22,23,24,25,26の横巾はほぼ等しく、最も外側に
位置するスリット20,27の横巾は他のスリット21,22,23,
24,25,26の横巾よりも狭く形成されている。この実施例
においても最も外側に位置するスリット20,27の横巾が
狭いために円筒ばね1が破損するのを阻止することがで
きる。
第5図に円筒ばねの更に別の実施例を示す。なお、第5
図において第1図と同様な構成要素はダッシュを付した
同一の符号で示す。この実施例では各スリット3′,
4′,5′,6′,7′,8′,9′の横巾がスリット
中央部で最も広く、スリット両端部に向かうに従って次
第に狭くなる。この実施例では第1図に示す実施例に比
べて各スリット3′,4′,5′,6′,7′,8′,
9′の中央部の横巾を広くすることができるので円筒ば
ね1の変位ストロークを大きくすることができる。
図において第1図と同様な構成要素はダッシュを付した
同一の符号で示す。この実施例では各スリット3′,
4′,5′,6′,7′,8′,9′の横巾がスリット
中央部で最も広く、スリット両端部に向かうに従って次
第に狭くなる。この実施例では第1図に示す実施例に比
べて各スリット3′,4′,5′,6′,7′,8′,
9′の中央部の横巾を広くすることができるので円筒ば
ね1の変位ストロークを大きくすることができる。
第8図は本考案による円筒ばね1を圧電アクチュエータ
に用いた場合を示している。第8図を参照すると、圧電
アクチュエータ40はその内部にピストン孔41を形成
したアクチュエータハウジング42と、ピストン孔41
内に摺動可能に挿入されたピストン43と、アクチュエ
ータハウジング42の頂部を覆う端板44と、端板44
をアクチュエータハウジング42の頂部に固定するため
の端板ホルダ45と、端板44の上端部を覆う合成樹脂
製キャップ46とを具備する。
に用いた場合を示している。第8図を参照すると、圧電
アクチュエータ40はその内部にピストン孔41を形成
したアクチュエータハウジング42と、ピストン孔41
内に摺動可能に挿入されたピストン43と、アクチュエ
ータハウジング42の頂部を覆う端板44と、端板44
をアクチュエータハウジング42の頂部に固定するため
の端板ホルダ45と、端板44の上端部を覆う合成樹脂
製キャップ46とを具備する。
ピストン43と端板44間には多数の圧電素子板を積層
したピエゾ圧電素子47が挿入され、ピストン43下方
のピストン孔41内にはピストン43の下端面によって
画定された可変容積室48が形成される。この可変容積
室48は例えば内燃機関に用いる燃料で満たされてお
り、可変容積室48は燃料通路49を介して例えば燃料
噴射制御用のシリンダ室(図示せず)に連結される。ピ
ストン43とアクチュエータハウジング42間にはピス
トン43を常時上方に向けて付勢する円筒ばね1が挿入
され、この円筒ばね1はピストン43の円周状外周面上
に嵌着される。
したピエゾ圧電素子47が挿入され、ピストン43下方
のピストン孔41内にはピストン43の下端面によって
画定された可変容積室48が形成される。この可変容積
室48は例えば内燃機関に用いる燃料で満たされてお
り、可変容積室48は燃料通路49を介して例えば燃料
噴射制御用のシリンダ室(図示せず)に連結される。ピ
ストン43とアクチュエータハウジング42間にはピス
トン43を常時上方に向けて付勢する円筒ばね1が挿入
され、この円筒ばね1はピストン43の円周状外周面上
に嵌着される。
ピエゾ圧電素子47に電荷をチャージするとピエゾ圧電
素子47は軸方向に伸長し、その結果可変容積室48の
容積が減少する。一方、ピエゾ圧電素子47にチャージ
された電荷をディスチャージするとピエゾ圧電素子47
は軸方向に収縮し、その結果可変容積室48の容積が増
大する。
素子47は軸方向に伸長し、その結果可変容積室48の
容積が減少する。一方、ピエゾ圧電素子47にチャージ
された電荷をディスチャージするとピエゾ圧電素子47
は軸方向に収縮し、その結果可変容積室48の容積が増
大する。
薄肉中空円筒体の軸線方向において最も外側に位置する
スリット群の各スリットと薄肉中空円筒体の端面との間
の巾を隣接するスリット群のスリット間の巾よりも狭く
形成することによって円筒ばねのばね機能に何ら影響を
与えることなく円筒ばねの全長を短かくすることができ
る。
スリット群の各スリットと薄肉中空円筒体の端面との間
の巾を隣接するスリット群のスリット間の巾よりも狭く
形成することによって円筒ばねのばね機能に何ら影響を
与えることなく円筒ばねの全長を短かくすることができ
る。
第1図は円筒ばねの側面図、第2図は第1図のII−II線
に沿ってみた断面図、第3図は円筒ばねの別の実施例の
側面図、第4図は第3図のIV−IV線に沿ってみた断面
図、第5図は円筒ばねの更に別の実施例の側面図、第6
図は第1図の円筒ばねの一部の拡大図、第7図は従来の
円筒ばねの側面図、第8図は圧電アクチュエータの側面
断面図である。 1…円筒ばね、2…薄肉中空円筒体、 3,4,5,6,7,8,9,20,21,22,23,24,25,26,2
7,3′,4′,5′,6′,7′,8′,9′…スリッ
ト、 10,11,12,13,14,15,16,28,29,30,31,32,33,34,35…橋絡
部。
に沿ってみた断面図、第3図は円筒ばねの別の実施例の
側面図、第4図は第3図のIV−IV線に沿ってみた断面
図、第5図は円筒ばねの更に別の実施例の側面図、第6
図は第1図の円筒ばねの一部の拡大図、第7図は従来の
円筒ばねの側面図、第8図は圧電アクチュエータの側面
断面図である。 1…円筒ばね、2…薄肉中空円筒体、 3,4,5,6,7,8,9,20,21,22,23,24,25,26,2
7,3′,4′,5′,6′,7′,8′,9′…スリッ
ト、 10,11,12,13,14,15,16,28,29,30,31,32,33,34,35…橋絡
部。
Claims (1)
- 【請求項1】薄肉中空円筒体の外周面上に薄肉中空円筒
体の軸線に対して点対称に形成されたN個(Nは自然
数)の円周方向スリットからなるスリット群を具備し、
該スリット群が薄肉中空円筒体の軸線方向において互い
にほぼ等しい間隔を隔てて複数個形成され、隣接するス
リット群のスリットが薄肉中空円筒体の円周方向におい
て互いに180/N度ずれており、薄肉中空円筒体の軸
線方向において最も外側に位置するスリット群の各スリ
ットの横巾をその他のスリット群のスリットの横巾より
も狭くした円筒ばねにおいて、薄肉中空円筒体の軸線方
向において最も外側に位置するスリット群の各スリット
と薄肉中空円筒体の端面との間の巾を隣接するスリット
群のスリット間の巾よりも狭く形成した円筒ばね。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988112146U JPH0615144Y2 (ja) | 1988-08-29 | 1988-08-29 | 円筒ばね |
| US07/387,616 US4958101A (en) | 1988-08-29 | 1989-07-28 | Piezoelectric actuator |
| GB8917523A GB2224317B (en) | 1988-08-29 | 1989-08-01 | A piezoelectric actuvator |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988112146U JPH0615144Y2 (ja) | 1988-08-29 | 1988-08-29 | 円筒ばね |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0233940U JPH0233940U (ja) | 1990-03-05 |
| JPH0615144Y2 true JPH0615144Y2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=31350820
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988112146U Expired - Lifetime JPH0615144Y2 (ja) | 1988-08-29 | 1988-08-29 | 円筒ばね |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0615144Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SG125948A1 (en) * | 2003-03-31 | 2006-10-30 | Asml Netherlands Bv | Supporting structure for use in a lithographic apparatus |
| JP4525920B2 (ja) * | 2005-06-07 | 2010-08-18 | 中央発條株式会社 | 筒状ばね |
| DE102007012302A1 (de) * | 2007-03-14 | 2008-09-18 | Robert Bosch Gmbh | Federhülse für Kraftstoffinjektor |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU7709975A (en) * | 1974-01-16 | 1976-07-08 | Saturnini E | Cage-like spring |
| US4690661A (en) * | 1985-08-26 | 1987-09-01 | Rexnord Inc. | Torsional stress distribution flexible coupling |
-
1988
- 1988-08-29 JP JP1988112146U patent/JPH0615144Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0233940U (ja) | 1990-03-05 |
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