JPH06152307A - 表面実装形圧電振動子 - Google Patents
表面実装形圧電振動子Info
- Publication number
- JPH06152307A JPH06152307A JP4300199A JP30019992A JPH06152307A JP H06152307 A JPH06152307 A JP H06152307A JP 4300199 A JP4300199 A JP 4300199A JP 30019992 A JP30019992 A JP 30019992A JP H06152307 A JPH06152307 A JP H06152307A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piezoelectric vibrator
- adhesive
- conductive
- base
- piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims abstract description 70
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims abstract description 70
- KDLHZDBZIXYQEI-UHFFFAOYSA-N Palladium Chemical compound [Pd] KDLHZDBZIXYQEI-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 12
- 238000007747 plating Methods 0.000 claims abstract description 8
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 claims abstract description 5
- 239000000956 alloy Substances 0.000 claims abstract description 5
- 229910052763 palladium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 5
- 239000000945 filler Substances 0.000 claims description 11
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 11
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 11
- 239000004642 Polyimide Substances 0.000 claims description 5
- 239000007769 metal material Substances 0.000 claims description 5
- 229920001721 polyimide Polymers 0.000 claims description 5
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 abstract description 22
- 230000035939 shock Effects 0.000 abstract 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 13
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 9
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 8
- BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N Silver Chemical compound [Ag] BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 229910052709 silver Inorganic materials 0.000 description 6
- 239000004332 silver Substances 0.000 description 6
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 5
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 5
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 5
- 238000000354 decomposition reaction Methods 0.000 description 4
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 4
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 150000003949 imides Chemical class 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000010931 gold Substances 0.000 description 2
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000000977 initiatory effect Effects 0.000 description 2
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 229910001316 Ag alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910001252 Pd alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 239000006258 conductive agent Substances 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 238000004132 cross linking Methods 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 230000002708 enhancing effect Effects 0.000 description 1
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐衝撃性に優れる表面実装形圧電振動子を提
供する。 【構成】 セラミックベース10の底面部に導電性メッ
キ部11を形成するとともに、圧電振動子片を導通保持
するための保持金具基部(図示省略)を破線部位に接着
固定する構造の表面実装形圧電振動子において、導電性
メッキ部11にパラジウムを含む合金を施して酸化膜を
生じさせ、接着力の強化を図る。また、導電性メッキ部
11にスリット11aを形成してセラミック地肌を一部
露出させ、露出した地肌を含んで接着固定するようにし
た。
供する。 【構成】 セラミックベース10の底面部に導電性メッ
キ部11を形成するとともに、圧電振動子片を導通保持
するための保持金具基部(図示省略)を破線部位に接着
固定する構造の表面実装形圧電振動子において、導電性
メッキ部11にパラジウムを含む合金を施して酸化膜を
生じさせ、接着力の強化を図る。また、導電性メッキ部
11にスリット11aを形成してセラミック地肌を一部
露出させ、露出した地肌を含んで接着固定するようにし
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セラミックパッケージ
内に圧電振動子片を保持するとともに、パッケージ基台
とキャップ間を低融点ガラスシールを用いて密封した表
面実装形圧電振動子に関する。
内に圧電振動子片を保持するとともに、パッケージ基台
とキャップ間を低融点ガラスシールを用いて密封した表
面実装形圧電振動子に関する。
【0002】
【従来の技術】水晶やセラミックス圧電体から成る圧電
振動子片をパッケージ内に密封し、表面実装化すること
が広く行われている。図5はこの表面実装化された圧電
振動子の側面図であり、圧電振動子片50の両端を夫々
保持金具たる一対のインナーリード51の自由端にて導
通保持するとともに、各インナーリード51の基部をパ
ッケージ基台たるセラミックベース52の底面部に接着
固定している。また、低融点ガラスシール53にセラミ
ックキャップ54の縁部を当接し、このガラスシール5
3を溶融して硬化させることで両者を封止している。
振動子片をパッケージ内に密封し、表面実装化すること
が広く行われている。図5はこの表面実装化された圧電
振動子の側面図であり、圧電振動子片50の両端を夫々
保持金具たる一対のインナーリード51の自由端にて導
通保持するとともに、各インナーリード51の基部をパ
ッケージ基台たるセラミックベース52の底面部に接着
固定している。また、低融点ガラスシール53にセラミ
ックキャップ54の縁部を当接し、このガラスシール5
3を溶融して硬化させることで両者を封止している。
【0003】セラミックベース52の底面部には、図6
に示すように、圧電振動子片50を回路部品(図示省
略)に導通させるための導電メッキ部55が形成されて
おり、この導電メッキ部55を介しての導通を確保しつ
つセラミックベース52底面部に固定される。
に示すように、圧電振動子片50を回路部品(図示省
略)に導通させるための導電メッキ部55が形成されて
おり、この導電メッキ部55を介しての導通を確保しつ
つセラミックベース52底面部に固定される。
【0004】通常、圧電振動子片50とインナーリード
51の自由端、インナーリード51の基部と導電メッキ
部55、更にインナーリード51の基部とセラミックベ
ース52底面部との接着固定には、ハンダや有機系の導
電性接着剤が用いられるが、図5に示すような低融点ガ
ラス封止による場合には、350〜400℃程度の加熱
が必要になってくるので、ハンダ接合よりも耐熱性の有
機系導電性接着剤に頼らざるを得ない。そのため、従来
は、イミド系の耐熱導電性接着剤56が多く使用されて
いた。
51の自由端、インナーリード51の基部と導電メッキ
部55、更にインナーリード51の基部とセラミックベ
ース52底面部との接着固定には、ハンダや有機系の導
電性接着剤が用いられるが、図5に示すような低融点ガ
ラス封止による場合には、350〜400℃程度の加熱
が必要になってくるので、ハンダ接合よりも耐熱性の有
機系導電性接着剤に頼らざるを得ない。そのため、従来
は、イミド系の耐熱導電性接着剤56が多く使用されて
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、低融点ガ
ラス封止の場合の耐熱性導電接着剤56として、従来、
イミド系のものが使用されているが、このイミド系の接
着剤56も350〜400℃の加熱を施されると樹脂自
身が分解し、加熱減量が5%程度生じる。例えば、現
在、最も多用されているポリイミド系接着剤の場合、1
50℃でまず溶剤が抜け出し、350℃で架橋が進む。
そして360℃で樹脂の分解が始まる。従って、400
℃の加熱を施されると、樹脂の接着力が小さくなる。特
に、導電性をもたせるために銀フィラーを使用する場
合、この銀フィラーがポリイミドに触媒的に作用して分
解開始温度を更に低下させ、接着力の低下を促進してい
た。そのため、各接着固定部が圧電振動子の回路基板等
への自動搭載時に加わる衝撃に耐えられなかったり、あ
るいは各固着部の経時変化により周波数が大きくドリフ
トする問題があった。
ラス封止の場合の耐熱性導電接着剤56として、従来、
イミド系のものが使用されているが、このイミド系の接
着剤56も350〜400℃の加熱を施されると樹脂自
身が分解し、加熱減量が5%程度生じる。例えば、現
在、最も多用されているポリイミド系接着剤の場合、1
50℃でまず溶剤が抜け出し、350℃で架橋が進む。
そして360℃で樹脂の分解が始まる。従って、400
℃の加熱を施されると、樹脂の接着力が小さくなる。特
に、導電性をもたせるために銀フィラーを使用する場
合、この銀フィラーがポリイミドに触媒的に作用して分
解開始温度を更に低下させ、接着力の低下を促進してい
た。そのため、各接着固定部が圧電振動子の回路基板等
への自動搭載時に加わる衝撃に耐えられなかったり、あ
るいは各固着部の経時変化により周波数が大きくドリフ
トする問題があった。
【0006】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、低融点ガラス封止に
よっても充分な耐衝撃性を有する表面実装形圧電振動子
を提供することにある。
もので、その目的とするところは、低融点ガラス封止に
よっても充分な耐衝撃性を有する表面実装形圧電振動子
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】現在の耐熱導電性接着剤
としては、ポリイミド系のものが最も優れている。そこ
で、本発明では、樹脂の分解により接着力が低下しても
十分な耐衝撃性が得られる接着構成とすることで上記目
的達成を図るものである。
としては、ポリイミド系のものが最も優れている。そこ
で、本発明では、樹脂の分解により接着力が低下しても
十分な耐衝撃性が得られる接着構成とすることで上記目
的達成を図るものである。
【0008】具体的には、パッケージベースの底面部に
導電性メッキ部を形成するとともに、圧電振動子片又は
圧電振動子片を導通保持するための保持金具の基部を前
記導電性メッキ部に接着固定してなる表面実装形圧電振
動子において、前記導電性メッキ部を、その表面に酸化
膜が形成される金属材料、例えばパラジウムを含む合金
にて形成した。
導電性メッキ部を形成するとともに、圧電振動子片又は
圧電振動子片を導通保持するための保持金具の基部を前
記導電性メッキ部に接着固定してなる表面実装形圧電振
動子において、前記導電性メッキ部を、その表面に酸化
膜が形成される金属材料、例えばパラジウムを含む合金
にて形成した。
【0009】また、前記導電性メッキ部の前記接着固定
部位にスリットを形成して前記パッケージベースの底面
部を一部露出させ、露出したベース部材及び導電性メッ
キ部に前記圧電振動子片又は保持金具基部を接着固定
し、あるいは、前記圧電振動子片の電極膜にスリットを
形成して圧電振動子片の一部表面を露出させ、露出した
圧電振動子片表面及び電極膜を前記保持金具の自由端又
は導電性メッキ部に接着固定した。
部位にスリットを形成して前記パッケージベースの底面
部を一部露出させ、露出したベース部材及び導電性メッ
キ部に前記圧電振動子片又は保持金具基部を接着固定
し、あるいは、前記圧電振動子片の電極膜にスリットを
形成して圧電振動子片の一部表面を露出させ、露出した
圧電振動子片表面及び電極膜を前記保持金具の自由端又
は導電性メッキ部に接着固定した。
【0010】なお、上記構成において、前記接着固定に
用いる接着剤は、接着部位に塗布される第一の耐熱導電
性接着剤と、この第一の耐熱導電性接着剤を覆う第二の
耐熱導電性接着剤とからなり、第二の耐熱導電性接着剤
は第一の耐熱導電性接着剤よりも高耐熱性のものである
ことを特徴とする。
用いる接着剤は、接着部位に塗布される第一の耐熱導電
性接着剤と、この第一の耐熱導電性接着剤を覆う第二の
耐熱導電性接着剤とからなり、第二の耐熱導電性接着剤
は第一の耐熱導電性接着剤よりも高耐熱性のものである
ことを特徴とする。
【0011】
【作用】導電性メッキ部を例えばパラジウムを含む合金
で形成するとその表面に酸化膜が生じる。この酸化膜上
でインナーベース基部等を接着固定することにより、接
着剤の凝縮力と相俟って接着力が増し、耐衝撃性が向上
する。
で形成するとその表面に酸化膜が生じる。この酸化膜上
でインナーベース基部等を接着固定することにより、接
着剤の凝縮力と相俟って接着力が増し、耐衝撃性が向上
する。
【0012】また、導電メッキ部又は電極膜にスリット
を形成し、一部露出したパッケージベース表面又は圧電
振動子片表面と共に接着固定することで、接着面積が増
し、耐衝撃性が向上する。
を形成し、一部露出したパッケージベース表面又は圧電
振動子片表面と共に接着固定することで、接着面積が増
し、耐衝撃性が向上する。
【0013】更に、接着固定に際して、まず接着部位に
第一の耐熱導電性接着剤を塗布して硬化させた後に、高
耐熱性の第二の耐熱導電性接着剤でこれを覆うことで、
第一の耐熱導電性接着剤の接着力低下を補うことができ
る。
第一の耐熱導電性接着剤を塗布して硬化させた後に、高
耐熱性の第二の耐熱導電性接着剤でこれを覆うことで、
第一の耐熱導電性接着剤の接着力低下を補うことができ
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0015】図1は本発明の一実施例に係る表面実装形
圧電振動子の正面図であり、10はパッケージ基台とな
るセラミックベース、11は導電性メッキ部、12はガ
ラスシールを表す。ガラスシール12は従来品と同一の
ものである。導電性メッキ部11は、その表面に酸化膜
を生じる金属材料、例えば銀とパラジウムとの合金によ
り形成する。そして、導電性メッキ部11表面に生じた
酸化膜上でインナーリード51(図5参照)の基部を接
着固定した。これにより、接着剤自体の凝縮力と相俟っ
て接着力が増し、金等の安定物質を用いた従来の導電性
メッキ部に比べて耐衝撃性が格段に向上した。
圧電振動子の正面図であり、10はパッケージ基台とな
るセラミックベース、11は導電性メッキ部、12はガ
ラスシールを表す。ガラスシール12は従来品と同一の
ものである。導電性メッキ部11は、その表面に酸化膜
を生じる金属材料、例えば銀とパラジウムとの合金によ
り形成する。そして、導電性メッキ部11表面に生じた
酸化膜上でインナーリード51(図5参照)の基部を接
着固定した。これにより、接着剤自体の凝縮力と相俟っ
て接着力が増し、金等の安定物質を用いた従来の導電性
メッキ部に比べて耐衝撃性が格段に向上した。
【0016】本実施例では、また、導電性メッキ部11
にスリット11aを形成し、セラミックベース10の底
面部の一部を露出させた。そして、この露出部を含む図
1の破線にて囲まれた部位にてインナーリード51の基
部を接着固定した。セラミックの地肌は金属表面に比べ
てその凹凸が大きいため、接着面積が増して接着力が従
来に比べて強化され、耐衝撃性が向上した。同様の理由
から、図2に示すように、圧電振動子片20の電極膜2
1にスリット21aを形成して圧電振動子片20の一部
を露出させ、電極膜21及び露出した圧電振動子片20
表面をインナーリード51の自由端に接着固定した。な
お、図1に示す導電性メッキ部11のスリット11aと
図2に示す圧電振動子片20のスリット21aとは併用
が好ましいが、いずれか一方でも耐衝撃性の強化には有
効な手段となり得る。
にスリット11aを形成し、セラミックベース10の底
面部の一部を露出させた。そして、この露出部を含む図
1の破線にて囲まれた部位にてインナーリード51の基
部を接着固定した。セラミックの地肌は金属表面に比べ
てその凹凸が大きいため、接着面積が増して接着力が従
来に比べて強化され、耐衝撃性が向上した。同様の理由
から、図2に示すように、圧電振動子片20の電極膜2
1にスリット21aを形成して圧電振動子片20の一部
を露出させ、電極膜21及び露出した圧電振動子片20
表面をインナーリード51の自由端に接着固定した。な
お、図1に示す導電性メッキ部11のスリット11aと
図2に示す圧電振動子片20のスリット21aとは併用
が好ましいが、いずれか一方でも耐衝撃性の強化には有
効な手段となり得る。
【0017】次に接着固定する耐熱導電性接着剤につい
て説明する。
て説明する。
【0018】図3(a)はセラミックベースとインナー
リード51の基部との接着固定、(b)は圧電振動子片
20とインナーリード51自由端との接着固定の様子を
示す図である。本実施例では、従来と同様、ポリイミド
系の接着剤を用いるが、従来の銀フィラーの接着剤(第
一の耐熱導電性接着剤)に代えてフィラーがアルミニウ
ムのもの(第二の耐熱導電性接着剤)も併用することと
した。アルミニウムをフィラーとする接着剤は、銀のも
のよりも樹脂分解開始温度が460℃と高いため、接着
力を持続することができる。但し、アルミニウムのフィ
ラーは、その体積固有抵抗が1×106[Ω・cm]と大
きいため、図3(a)(b)に示すように、初めに、よ
り高導電率の銀フィラーの接着剤31で導通をとりなが
ら接着させ、その後、アルミニウムフィラーの接着剤3
2を塗布して硬化させた。これにより、低融点ガラス封
止による場合にあっても、熱による接着力低下を第二の
耐熱導電性接着剤で補うことができ、従来の問題点を解
決することができた。
リード51の基部との接着固定、(b)は圧電振動子片
20とインナーリード51自由端との接着固定の様子を
示す図である。本実施例では、従来と同様、ポリイミド
系の接着剤を用いるが、従来の銀フィラーの接着剤(第
一の耐熱導電性接着剤)に代えてフィラーがアルミニウ
ムのもの(第二の耐熱導電性接着剤)も併用することと
した。アルミニウムをフィラーとする接着剤は、銀のも
のよりも樹脂分解開始温度が460℃と高いため、接着
力を持続することができる。但し、アルミニウムのフィ
ラーは、その体積固有抵抗が1×106[Ω・cm]と大
きいため、図3(a)(b)に示すように、初めに、よ
り高導電率の銀フィラーの接着剤31で導通をとりなが
ら接着させ、その後、アルミニウムフィラーの接着剤3
2を塗布して硬化させた。これにより、低融点ガラス封
止による場合にあっても、熱による接着力低下を第二の
耐熱導電性接着剤で補うことができ、従来の問題点を解
決することができた。
【0019】以上はインナーリード51で弾性保持され
た圧電振動子片20をセラミックベース10内に配した
例であるが、圧電振動子片20を直接セラミックベース
に接着固定する場合でも本発明は有効な手段となる。
た圧電振動子片20をセラミックベース10内に配した
例であるが、圧電振動子片20を直接セラミックベース
に接着固定する場合でも本発明は有効な手段となる。
【0020】図4はその実施例を示す表面実装形圧電振
動子のパッケージ断面図であり、その両面に電極膜21
とスリット21aとを形成した上記圧電振動子片20の
一端を、図示のように、セラミックベース40の支持部
41に接着固定している。
動子のパッケージ断面図であり、その両面に電極膜21
とスリット21aとを形成した上記圧電振動子片20の
一端を、図示のように、セラミックベース40の支持部
41に接着固定している。
【0021】この支持部41には導電性メッキを施す
が、前述のように、メッキ部にスリットを形成してセラ
ミックの地肌を一部露出させる。更に、接着剤42とし
て、まず銀フィラーのものを塗布し、その後、アルミニ
ウムフィラーのもので覆う。そして接着剤42が硬化し
た後はガラスシール43を用いてセラミックベース40
とセラミックキャップ44とを封止する。これにより、
耐衝撃性に優れる表面実装形圧電振動子が得られる。な
お、図4はいわゆる片支持の例であるが、圧電振動子片
20の両端支持の場合も同様の効果が得られる。
が、前述のように、メッキ部にスリットを形成してセラ
ミックの地肌を一部露出させる。更に、接着剤42とし
て、まず銀フィラーのものを塗布し、その後、アルミニ
ウムフィラーのもので覆う。そして接着剤42が硬化し
た後はガラスシール43を用いてセラミックベース40
とセラミックキャップ44とを封止する。これにより、
耐衝撃性に優れる表面実装形圧電振動子が得られる。な
お、図4はいわゆる片支持の例であるが、圧電振動子片
20の両端支持の場合も同様の効果が得られる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、圧電
振動子片又は保持金具を接着する導電性メッキ部を、そ
の表面に酸化膜が形成される金属材料、例えばパラジウ
ムを含む合金で形成したので、金等の安定物質でメッキ
する場合に比べて接着剤による接着力が増す効果があ
る。
振動子片又は保持金具を接着する導電性メッキ部を、そ
の表面に酸化膜が形成される金属材料、例えばパラジウ
ムを含む合金で形成したので、金等の安定物質でメッキ
する場合に比べて接着剤による接着力が増す効果があ
る。
【0023】本発明では、また、導電性メッキ部の接着
固定部位又は圧電振動子片の電極膜にスリットを形成し
てパッケージベースの底面部表面又は圧電振動子片表面
を一部露出させ、露出部を含んで接着固定するようにし
たので、メッキ部又は電極膜のみの場合に比べて接着面
積が広くなり、接着力が増す効果がある。
固定部位又は圧電振動子片の電極膜にスリットを形成し
てパッケージベースの底面部表面又は圧電振動子片表面
を一部露出させ、露出部を含んで接着固定するようにし
たので、メッキ部又は電極膜のみの場合に比べて接着面
積が広くなり、接着力が増す効果がある。
【0024】更に、接着固定に際し、まず接着部位に第
一の耐熱導電性接着剤を塗布し、次いでその表面を高耐
熱性の第二の耐熱導電性接着剤で覆うようにしたので、
加熱時の接着力の低下が防止される。
一の耐熱導電性接着剤を塗布し、次いでその表面を高耐
熱性の第二の耐熱導電性接着剤で覆うようにしたので、
加熱時の接着力の低下が防止される。
【0025】これにより、低融点ガラス封止によっても
充分な耐衝撃性を有する表面実装形圧電振動子を提供す
ることができる。
充分な耐衝撃性を有する表面実装形圧電振動子を提供す
ることができる。
【図1】本発明の一実施例に係る表面実装形圧電振動子
の正面図。
の正面図。
【図2】本実施例で用いる圧電振動子片の正面図。
【図3】本実施例による接着固定の説明図であり、
(a)はインナーリードの基部とセラミックベースとの
接着状態、(b)は圧電振動子片とインナーリードの自
由端との接着状態を示す。
(a)はインナーリードの基部とセラミックベースとの
接着状態、(b)は圧電振動子片とインナーリードの自
由端との接着状態を示す。
【図4】本発明の他の実施例に係る表面実装形圧電振動
子の側面断面図。
子の側面断面図。
【図5】低融点ガラス封止による従来の表面実装形圧電
振動子の側面図。
振動子の側面図。
【図6】従来の表面実装形圧電振動子のセラミックベー
スの平面図。
スの平面図。
10,40,52…セラミックベース(パッケージ基
台) 11,55…導電性メッキ部 11a…スリット 20…圧電振動子片 21…電極膜 21a…スリット 31,32…耐熱導電性接着剤 51…インナーリード部(保持金具)
台) 11,55…導電性メッキ部 11a…スリット 20…圧電振動子片 21…電極膜 21a…スリット 31,32…耐熱導電性接着剤 51…インナーリード部(保持金具)
Claims (6)
- 【請求項1】 パッケージ基台の底面部に導電性メッキ
部を形成するとともに、圧電振動子片又は圧電振動子片
を導通保持するための保持金具の基部を前記導電性メッ
キ部に接着固定してなる表面実装形圧電振動子におい
て、 前記導電性メッキ部は、その表面に酸化膜が形成される
金属材料から成ることを特徴とする表面実装形圧電振動
子。 - 【請求項2】 前記金属材料は、パラジウムを含む合金
であることを特徴とする請求項1記載の表面実装形圧電
振動子。 - 【請求項3】 パッケージ基台の底面部に導電性メッキ
部を形成するとともに、圧電振動子片又は圧電振動子片
を導通保持するための保持金具の基部を前記導電性メッ
キ部に接着固定してなる表面実装形圧電振動子におい
て、 前記導電性メッキ部の前記接着固定部位にスリットを形
成して前記パッケージ基台の底面部表面を一部露出さ
せ、露出した基台部材及び導電性メッキ部に前記圧電振
動子片又は保持金具基部を接着固定したことを特徴とす
る表面実装形圧電振動子。 - 【請求項4】 パッケージ基台の底面部に導電性メッキ
部を形成するとともに、圧電振動子片又は圧電振動子片
を導通保持するための保持金具の基部を前記導電性メッ
キ部に接着固定してなる表面実装形圧電振動子におい
て、 前記圧電振動子片の電極膜にスリットを形成して圧電振
動子片の一部表面を露出させ、露出した圧電振動子片表
面及び電極膜を前記保持金具の自由端又は導電性メッキ
部に接着固定したことを特徴とする表面実装形圧電振動
子。 - 【請求項5】 前記接着固定に用いる接着剤は、接着部
位に塗布される第一の耐熱高導電性接着剤と、この第一
の耐熱導電性接着剤を覆う第二の耐熱導電性接着剤とか
らなり、第二の耐熱導電性接着剤は第一の耐熱導電性接
着剤よりも高耐熱性のものであることを特徴とする請求
項1ないし4のいずれかの項記載の表面実装形圧電振動
子。 - 【請求項6】 前記第一及び第二の耐熱導電性接着剤
は、異なる成分のフィラーを含むポリイミド系接着剤で
あることを特徴とする請求項5記載の表面実装形圧電振
動子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4300199A JPH06152307A (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | 表面実装形圧電振動子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4300199A JPH06152307A (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | 表面実装形圧電振動子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06152307A true JPH06152307A (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=17881930
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4300199A Pending JPH06152307A (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | 表面実装形圧電振動子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06152307A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002367427A (ja) * | 2001-06-12 | 2002-12-20 | Murata Mfg Co Ltd | 導電性ぺースト、電子部品 |
| JP2012222537A (ja) * | 2011-04-07 | 2012-11-12 | Seiko Epson Corp | パッケージ、振動子、発振器及び電子機器 |
| US9705069B2 (en) | 2013-10-31 | 2017-07-11 | Seiko Epson Corporation | Sensor device, force detecting device, robot, electronic component conveying apparatus, electronic component inspecting apparatus, and component machining apparatus |
-
1992
- 1992-11-11 JP JP4300199A patent/JPH06152307A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002367427A (ja) * | 2001-06-12 | 2002-12-20 | Murata Mfg Co Ltd | 導電性ぺースト、電子部品 |
| JP2012222537A (ja) * | 2011-04-07 | 2012-11-12 | Seiko Epson Corp | パッケージ、振動子、発振器及び電子機器 |
| US9705069B2 (en) | 2013-10-31 | 2017-07-11 | Seiko Epson Corporation | Sensor device, force detecting device, robot, electronic component conveying apparatus, electronic component inspecting apparatus, and component machining apparatus |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2001177345A (ja) | 圧電発振器 | |
| JP3438711B2 (ja) | 圧電デバイス及びその製造方法 | |
| JPS62202548A (ja) | 半導体装置 | |
| JPH06152307A (ja) | 表面実装形圧電振動子 | |
| JP3236836B2 (ja) | 電子装置 | |
| JPH0451582A (ja) | 混成集積回路装置 | |
| JPH043609A (ja) | 発振器 | |
| JP5026032B2 (ja) | 液晶表示装置とその製造方法 | |
| JPH08237066A (ja) | 圧電共振子およびその製造方法 | |
| JPH04222109A (ja) | 電子部品の接続構造およびその構造を用いた水晶発振器 | |
| JPH0122260Y2 (ja) | ||
| JPS62195137A (ja) | 半導体装置 | |
| JPH0196952A (ja) | 気密封止チツプキヤリア | |
| JP2770664B2 (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
| JPH10340933A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| JPH03190410A (ja) | 水晶振動子の支持構造 | |
| JP3961255B2 (ja) | 水晶デバイス | |
| JPH08162271A (ja) | 表示パネル接続端子部の半田接続方法 | |
| JPS62287647A (ja) | 半導体チツプの接続バンプ | |
| JPH05100238A (ja) | 液晶パネルの実装構造 | |
| JP3961267B2 (ja) | 水晶デバイス | |
| JPH06177701A (ja) | 弾性表面波装置 | |
| JPH04315464A (ja) | 半導体部品 | |
| JP2859036B2 (ja) | 混成集積回路装置 | |
| JPS6231498B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050720 |