JPH06153692A - 茸栽培用培養基 - Google Patents
茸栽培用培養基Info
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- JPH06153692A JPH06153692A JP4137533A JP13753392A JPH06153692A JP H06153692 A JPH06153692 A JP H06153692A JP 4137533 A JP4137533 A JP 4137533A JP 13753392 A JP13753392 A JP 13753392A JP H06153692 A JPH06153692 A JP H06153692A
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Landscapes
- Mushroom Cultivation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 近時、野菜の成形品が販売されるようにった
結果、可食部分が廃棄されるようになった。本発明は本
来は充分に可食性である素材を無駄に廃棄することな
く、これを有効に再利用して他の有用食品に変化させる
ものである。 【構成】 野菜屑をおが粉とほぼ同等の大きさに解砕
し、おが粉の一部に代えて茸の菌床栽培用の培地として
利用する。
結果、可食部分が廃棄されるようになった。本発明は本
来は充分に可食性である素材を無駄に廃棄することな
く、これを有効に再利用して他の有用食品に変化させる
ものである。 【構成】 野菜屑をおが粉とほぼ同等の大きさに解砕
し、おが粉の一部に代えて茸の菌床栽培用の培地として
利用する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大量の野菜を成形処理
することによって発生する大量の野菜屑を、茸栽培用培
養基として有効に再利用する技術に関する。
することによって発生する大量の野菜屑を、茸栽培用培
養基として有効に再利用する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、茸の菌床栽培としては、おが粉を
主成分とし、これにふすま、米ぬか、とうもろこし糠、
栄養源、場合によっては産業上発生する醗酵残渣等を配
合し、水分を調整し、滅菌、冷却後、種菌を接種し、ま
いたけ、しいたけ、なめこなどの各種食用茸を栽培する
方法が広く用いられていた。
主成分とし、これにふすま、米ぬか、とうもろこし糠、
栄養源、場合によっては産業上発生する醗酵残渣等を配
合し、水分を調整し、滅菌、冷却後、種菌を接種し、ま
いたけ、しいたけ、なめこなどの各種食用茸を栽培する
方法が広く用いられていた。
【0003】一方、野菜の大量成形処理が近時広く行わ
れるようになった。すなわち、皮むき、切断などを行わ
ずにすでに用途に合わせて所定の形状に切断した野菜が
広く販売され、飲食店、家庭等末端における料理の手間
を省く傾向が次第に顕著になってきた。このような成形
野菜は業務用として広く飲食店用に使用される他、スー
パーマーケット、食料品販売店等においても生鮮野菜に
占めるその比率が高まりつつある。
れるようになった。すなわち、皮むき、切断などを行わ
ずにすでに用途に合わせて所定の形状に切断した野菜が
広く販売され、飲食店、家庭等末端における料理の手間
を省く傾向が次第に顕著になってきた。このような成形
野菜は業務用として広く飲食店用に使用される他、スー
パーマーケット、食料品販売店等においても生鮮野菜に
占めるその比率が高まりつつある。
【0004】例えば、おでん用大根の場合には同一大き
さ、同一厚さに輪切りにした一定数の大根を袋に入れて
販売されているが、この場合には一箇所で数トンないし
数十トンの大根を処理し、その廃棄率は65%にも達す
る。家庭内で大根を処理する場合には、太さの多少の変
動は無視し、所定の太さに達しない部位は他の用途に使
用することができるが、上記流通機構によって販売する
と、廃棄率が極端に上昇する。
さ、同一厚さに輪切りにした一定数の大根を袋に入れて
販売されているが、この場合には一箇所で数トンないし
数十トンの大根を処理し、その廃棄率は65%にも達す
る。家庭内で大根を処理する場合には、太さの多少の変
動は無視し、所定の太さに達しない部位は他の用途に使
用することができるが、上記流通機構によって販売する
と、廃棄率が極端に上昇する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の理由から、本来
可食部であった部位が大量に廃棄され、これらは産業廃
棄物であるため、投棄費用の負担は成形業者が負うこと
になり、この負担が成形業者の経営を圧迫していた。そ
こで、本来は充分に可食性の素材を無駄に廃棄すること
なく、これを有効に再利用して他の有用食品に変化させ
る技術が求められていた。
可食部であった部位が大量に廃棄され、これらは産業廃
棄物であるため、投棄費用の負担は成形業者が負うこと
になり、この負担が成形業者の経営を圧迫していた。そ
こで、本来は充分に可食性の素材を無駄に廃棄すること
なく、これを有効に再利用して他の有用食品に変化させ
る技術が求められていた。
【0006】
【課題解決の手段】本発明は上記課題を解決することを
目的とし、その構成は、野菜屑をおが粉とほぼ同等の大
きさに解砕し、おが粉の一部に代えて茸の菌床栽培用の
培地として利用することを特徴とする。
目的とし、その構成は、野菜屑をおが粉とほぼ同等の大
きさに解砕し、おが粉の一部に代えて茸の菌床栽培用の
培地として利用することを特徴とする。
【0007】本発明に使用する野菜は、特に限定はない
が、大根、人参、玉葱、ごぼう等が挙げられる。これら
を単独でおが粉に配合してもよいが、2種以上の野菜を
おが粉に配合しても差支えない。
が、大根、人参、玉葱、ごぼう等が挙げられる。これら
を単独でおが粉に配合してもよいが、2種以上の野菜を
おが粉に配合しても差支えない。
【0008】本発明により栽培される茸はまいたけ、し
いたけ、しめじ類、エノキ茸、なめこ、ひらたけ等、菌
床栽培が可能な茸類にはすべて使用できる。
いたけ、しめじ類、エノキ茸、なめこ、ひらたけ等、菌
床栽培が可能な茸類にはすべて使用できる。
【0009】培地の調製にあたっては、野菜類をおが粉
と均質に混合し合う大きさ、すなわち、おが粉とほぼ同
等の大きさにミキサー等の刃物を用いて解砕し、ふす
ま、とうもろこし糠等の栄養源を添加する。培地の水分
は60〜68%が好ましく、おが粉自体に含まれる水分
は約35%程度であるため、野菜の種類に応じて含有さ
れる水分から培地全体の水分が60〜68%の範囲の量
まで野菜解砕物を配合することができる。
と均質に混合し合う大きさ、すなわち、おが粉とほぼ同
等の大きさにミキサー等の刃物を用いて解砕し、ふす
ま、とうもろこし糠等の栄養源を添加する。培地の水分
は60〜68%が好ましく、おが粉自体に含まれる水分
は約35%程度であるため、野菜の種類に応じて含有さ
れる水分から培地全体の水分が60〜68%の範囲の量
まで野菜解砕物を配合することができる。
【0010】培養にあたっては、おが粉と解砕した野菜
屑の配合物にふすまや糠類等の栄養源を加え、水を添加
し、或いは添加することなく、好ましい水分含有量の培
地を形成する。この培地をプラスチック製の袋、培養ビ
ン、その他の培養容器に充填し、容器ごと滅菌処理を行
う。滅菌処理は常圧でも、加圧下で行ってもよい。冷却
後種菌を接種し、茸の種類に応じた培養条件で培養を行
えばよい。
屑の配合物にふすまや糠類等の栄養源を加え、水を添加
し、或いは添加することなく、好ましい水分含有量の培
地を形成する。この培地をプラスチック製の袋、培養ビ
ン、その他の培養容器に充填し、容器ごと滅菌処理を行
う。滅菌処理は常圧でも、加圧下で行ってもよい。冷却
後種菌を接種し、茸の種類に応じた培養条件で培養を行
えばよい。
【0011】
【作用】本発明は野菜成形工場から発生する野菜屑が本
来、可食部位でありながら産業廃棄物として処理される
不合理性に着眼し、これを解砕しておが粉に配合し、茸
の菌床栽培用の培地として使用すれば、従来の方法と同
等若しくはより優れた効果が得られる事実に着目して完
成したものである。本発明によれば、野菜の大量成形処
理という新しい流通過程に起因して発生する新しい産業
廃棄物が、有効な産業上の原料として利用できる。
来、可食部位でありながら産業廃棄物として処理される
不合理性に着眼し、これを解砕しておが粉に配合し、茸
の菌床栽培用の培地として使用すれば、従来の方法と同
等若しくはより優れた効果が得られる事実に着目して完
成したものである。本発明によれば、野菜の大量成形処
理という新しい流通過程に起因して発生する新しい産業
廃棄物が、有効な産業上の原料として利用できる。
【0012】
【実施例】実施例1〜6及び比較例1 広葉樹からなるおが粉(水分約35重量%)、大根の解
砕物(水分約86重量%)、ふすま(水分約12〜13
重量%)及びホミニーフィード(商品名:サニーメイズ
(株)製、とうもろこし糠、水分約15重量%)を、表
1に示す処方で配合し、必要なら水を加えて水分63〜
65重量%の培地を調製し、実施例1〜6とした。
砕物(水分約86重量%)、ふすま(水分約12〜13
重量%)及びホミニーフィード(商品名:サニーメイズ
(株)製、とうもろこし糠、水分約15重量%)を、表
1に示す処方で配合し、必要なら水を加えて水分63〜
65重量%の培地を調製し、実施例1〜6とした。
【0013】厚さ60μm、幅32cmのチューブ状ポリ
プロピレンフィルムをガセットタイプ製袋機により、両
端を6cmずつ折込んで、長さ45cm、仕上がり幅20cm
の袋を製造し、この袋の上部の一方の面に直径約3cmの
穿孔をを設け、この穿孔を雑菌を遮断し、空気を自由に
通過させる微多孔性フィルムで被覆して周囲を融着した
培養袋を設けた。
プロピレンフィルムをガセットタイプ製袋機により、両
端を6cmずつ折込んで、長さ45cm、仕上がり幅20cm
の袋を製造し、この袋の上部の一方の面に直径約3cmの
穿孔をを設け、この穿孔を雑菌を遮断し、空気を自由に
通過させる微多孔性フィルムで被覆して周囲を融着した
培養袋を設けた。
【0014】上記培養袋に、上記培養基約3リットルを
充填し、120℃で60分間滅菌した。冷却後、培地に
まいたけの種菌を接種し、24℃、相対湿度65%の室
内で40〜45日間培養を続け、菌糸が培地全体に蔓延
したとき、18℃、相対湿度95%の部屋に移し子実体
を発生させた。種菌接種後、子実体採集に至るまでの期
間を栽培日数として子実体重量と共に表1に併記した。
充填し、120℃で60分間滅菌した。冷却後、培地に
まいたけの種菌を接種し、24℃、相対湿度65%の室
内で40〜45日間培養を続け、菌糸が培地全体に蔓延
したとき、18℃、相対湿度95%の部屋に移し子実体
を発生させた。種菌接種後、子実体採集に至るまでの期
間を栽培日数として子実体重量と共に表1に併記した。
【0015】別に、比較例1として野菜解砕物を用いな
い以外は実施例1と同様の栽培方法で栽培した場合の培
地組成を子実体重量及び栽培日数と共に表1に併記し
た。なお、実施例、比較例共、サンプル数を20とし、
20の実験で得られた平均値を示した。表1から明らか
なようにおが粉の一部に代えて解砕した野菜屑を用いて
も、通常の野菜解砕物を併用しない方法と比して優ると
も劣らない好ましい結果が得られた。
い以外は実施例1と同様の栽培方法で栽培した場合の培
地組成を子実体重量及び栽培日数と共に表1に併記し
た。なお、実施例、比較例共、サンプル数を20とし、
20の実験で得られた平均値を示した。表1から明らか
なようにおが粉の一部に代えて解砕した野菜屑を用いて
も、通常の野菜解砕物を併用しない方法と比して優ると
も劣らない好ましい結果が得られた。
【0016】
【表1】
【0017】実施例7 野菜として大根と人参を見掛け上等量に配合し、解砕し
た野菜37重量%、おが粉37重量%、ふすま6重量
%、ホミニーフィード2重量%を配合し、水分65%に
調整し、実施例1と同様にしてまいたけの栽培を行っ
た。栽培日数は60日で、得られた子実体重量は480
gであった。
た野菜37重量%、おが粉37重量%、ふすま6重量
%、ホミニーフィード2重量%を配合し、水分65%に
調整し、実施例1と同様にしてまいたけの栽培を行っ
た。栽培日数は60日で、得られた子実体重量は480
gであった。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、流通形態の変動にした
がって、野菜の本来可食部分として利用されるべき部位
が無駄に廃棄されていたが、このような不合理が解消さ
れ、食用茸として有効に利用されるようになった。
がって、野菜の本来可食部分として利用されるべき部位
が無駄に廃棄されていたが、このような不合理が解消さ
れ、食用茸として有効に利用されるようになった。
Claims (1)
- 【請求項1】 茸の菌床栽培に使用される培養基であっ
て、おが粉の一部に代えて野菜解砕物が配合されている
ことを特徴とする茸栽培用培養基。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4137533A JP2507254B2 (ja) | 1992-05-01 | 1992-05-01 | 茸栽培用培養基 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4137533A JP2507254B2 (ja) | 1992-05-01 | 1992-05-01 | 茸栽培用培養基 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06153692A true JPH06153692A (ja) | 1994-06-03 |
| JP2507254B2 JP2507254B2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=15200910
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4137533A Expired - Lifetime JP2507254B2 (ja) | 1992-05-01 | 1992-05-01 | 茸栽培用培養基 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2507254B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007089492A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | キャベツ含有培地による食用きのこの栽培方法 |
| JP2012143170A (ja) * | 2011-01-07 | 2012-08-02 | Niigata Beer Co Ltd | トリュフ栽培用の培地、トリュフ菌糸体、及びトリュフ子実体 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6384450A (ja) * | 1986-09-30 | 1988-04-15 | Yonemi Tanaka | 飼料 |
| JPH03297325A (ja) * | 1990-04-16 | 1991-12-27 | Shigeaki Mori | 食用茸の菌糸を増殖熟成してなる培地食品 |
-
1992
- 1992-05-01 JP JP4137533A patent/JP2507254B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6384450A (ja) * | 1986-09-30 | 1988-04-15 | Yonemi Tanaka | 飼料 |
| JPH03297325A (ja) * | 1990-04-16 | 1991-12-27 | Shigeaki Mori | 食用茸の菌糸を増殖熟成してなる培地食品 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007089492A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | キャベツ含有培地による食用きのこの栽培方法 |
| JP2012143170A (ja) * | 2011-01-07 | 2012-08-02 | Niigata Beer Co Ltd | トリュフ栽培用の培地、トリュフ菌糸体、及びトリュフ子実体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2507254B2 (ja) | 1996-06-12 |
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