JPH06154304A - 機能性外用材 - Google Patents
機能性外用材Info
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- JPH06154304A JPH06154304A JP4223389A JP22338992A JPH06154304A JP H06154304 A JPH06154304 A JP H06154304A JP 4223389 A JP4223389 A JP 4223389A JP 22338992 A JP22338992 A JP 22338992A JP H06154304 A JPH06154304 A JP H06154304A
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- irradiation
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、ポリイソブチレンに、放射線によ
って架橋する架橋型物質を配合することにより、放射線
減菌が可能になり、しかも放射線照射によって特性が低
下しないばかりか、むしろ特性が向上するのであり、し
かも圧迫による糊はみ出しがなく、人の皮膚に貼付した
際、糊残りがない上、滲出液を吸った際もある程度のゲ
ル強度を有し、接着剤組成物が溶解、流出しない機能性
外用材を提供することを目的とする。 【構成】 本発明は、支持体及び接着層よりなる外用材
であって、この接着層が、ゴム系接着剤と少なくとも吸
水性及び/又は水膨潤性のポリマー粒子の混合組成物よ
りなり、上記ゴム系接着剤が、ポリイソブチレンと、放
射線照射によって架橋する架橋型物質よりなり、且つ上
記接着層には放射線照射処理が施されている事を特徴と
するものである。
って架橋する架橋型物質を配合することにより、放射線
減菌が可能になり、しかも放射線照射によって特性が低
下しないばかりか、むしろ特性が向上するのであり、し
かも圧迫による糊はみ出しがなく、人の皮膚に貼付した
際、糊残りがない上、滲出液を吸った際もある程度のゲ
ル強度を有し、接着剤組成物が溶解、流出しない機能性
外用材を提供することを目的とする。 【構成】 本発明は、支持体及び接着層よりなる外用材
であって、この接着層が、ゴム系接着剤と少なくとも吸
水性及び/又は水膨潤性のポリマー粒子の混合組成物よ
りなり、上記ゴム系接着剤が、ポリイソブチレンと、放
射線照射によって架橋する架橋型物質よりなり、且つ上
記接着層には放射線照射処理が施されている事を特徴と
するものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の医療用途、特に
傷用包帯、失禁及び人工肛門治療の分野に用途があり、
特に切傷、擦過傷、手術創、熱傷、潰瘍等の創傷の治療
に特に有効な機能性外用材に関する。
傷用包帯、失禁及び人工肛門治療の分野に用途があり、
特に切傷、擦過傷、手術創、熱傷、潰瘍等の創傷の治療
に特に有効な機能性外用材に関する。
【0002】
【従来の技術】ハイドロコロイド型接着剤組成物は、多
年にわたり公知である。即ち、チェン(Chen)は、米国
特許第3,339,549号公報にポリイソブチレンのよ
うなゴムエラストマー及びペクチン、ゼラチン更にカル
ボキシメチルセルロースの粉末混合物のような1種以上
の水溶性又は水膨潤性のハイドロコロイド型接着剤組成
物を開示している。
年にわたり公知である。即ち、チェン(Chen)は、米国
特許第3,339,549号公報にポリイソブチレンのよ
うなゴムエラストマー及びペクチン、ゼラチン更にカル
ボキシメチルセルロースの粉末混合物のような1種以上
の水溶性又は水膨潤性のハイドロコロイド型接着剤組成
物を開示している。
【0003】このハイドロコロイド型接着剤組成物にお
いては、ゴムエラストマーが接着性を提供し、又、ハイ
ドロコロイド粉末が液体や液状体等の生体液を吸収する
機能を有する。
いては、ゴムエラストマーが接着性を提供し、又、ハイ
ドロコロイド粉末が液体や液状体等の生体液を吸収する
機能を有する。
【0004】このハイドロコロイド型接着剤組成物は、
皮膚の潰瘍、火傷(熱傷)及び他の滲出性傷用の包帯と
して次第に注目されている。このハイドロコロイド型接
着剤組成物は、傷滲出液及び体液等の吸収に伴って膨潤
し、ハイドロコロイド粒子どうしがくっつき、連続相を
形成してなり、一方、体液等吸収前まで連続相を形成し
ていたゴムエラストマー部分が、傷滲出液及び体液等の
吸収に伴って分散して点状態、いわゆる相転移を生ずる
機構となっている。
皮膚の潰瘍、火傷(熱傷)及び他の滲出性傷用の包帯と
して次第に注目されている。このハイドロコロイド型接
着剤組成物は、傷滲出液及び体液等の吸収に伴って膨潤
し、ハイドロコロイド粒子どうしがくっつき、連続相を
形成してなり、一方、体液等吸収前まで連続相を形成し
ていたゴムエラストマー部分が、傷滲出液及び体液等の
吸収に伴って分散して点状態、いわゆる相転移を生ずる
機構となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このハ
イドロコロイド型接着剤組成物は、以下に示すような問
題点を有する。即ち、この接着剤組成物は、創傷面に貼
付するものであり、事前に減菌処理をしておく必要があ
る。減菌方法としては、EOG減菌、湿熱、乾熱、放射
線減菌(γ線、電子線等)等があるが、EOG減菌では、
厚み1〜2mm厚の分厚い材料では、充分に内部まで効力
を示さず、湿熱、乾熱では、それぞれ、水蒸気の影響、
材料の耐熱性等に問題点を有している。従って、減菌方
法としては、放射線減菌、特にγ線減菌に頼らざるをえ
ないところがある。
イドロコロイド型接着剤組成物は、以下に示すような問
題点を有する。即ち、この接着剤組成物は、創傷面に貼
付するものであり、事前に減菌処理をしておく必要があ
る。減菌方法としては、EOG減菌、湿熱、乾熱、放射
線減菌(γ線、電子線等)等があるが、EOG減菌では、
厚み1〜2mm厚の分厚い材料では、充分に内部まで効力
を示さず、湿熱、乾熱では、それぞれ、水蒸気の影響、
材料の耐熱性等に問題点を有している。従って、減菌方
法としては、放射線減菌、特にγ線減菌に頼らざるをえ
ないところがある。
【0006】ところが、γ線減菌においても、以下に述
べる問題点がある。即ち、γ線照射によるハイドロコロ
イド型接着剤組成物の劣化の問題である。特にこの接着
剤組成物に関しては、ゴムエラストマー部分の劣化に関
して顕著である。例えば、γ線照射後のハイドロコロイ
ド型接着剤組成物を人体に貼付し、数日経過後、貼付状
態を観察すると、明らかに、γ線未照射の接着剤組成物
品に比べると、γ線照射品の方に製剤からのはみ出しが
認められる。
べる問題点がある。即ち、γ線照射によるハイドロコロ
イド型接着剤組成物の劣化の問題である。特にこの接着
剤組成物に関しては、ゴムエラストマー部分の劣化に関
して顕著である。例えば、γ線照射後のハイドロコロイ
ド型接着剤組成物を人体に貼付し、数日経過後、貼付状
態を観察すると、明らかに、γ線未照射の接着剤組成物
品に比べると、γ線照射品の方に製剤からのはみ出しが
認められる。
【0007】これはハイドロコロイド型接着剤組成物に
γ線を照射することにより、ポリイソブチレンが、分子
切断され、実際の創傷面に適用した際、体液等により接
着剤組成物が溶解、流出する傾向が大となり、保形性が
低下する為である。
γ線を照射することにより、ポリイソブチレンが、分子
切断され、実際の創傷面に適用した際、体液等により接
着剤組成物が溶解、流出する傾向が大となり、保形性が
低下する為である。
【0008】本発明は、ポリイソブチレンに架橋型物質
を配合することにより、放射線減菌が可能になり、しか
も放射線照射によって特性が低下しないばかりか、むし
ろ特性が向上するのであり、しかも圧迫による糊はみ出
しがなく、人の皮膚に貼付した際、糊残りがない上、滲
出液を吸った際もある程度のゲル強度を有し、接着剤組
成物が溶解、流出しない機能性外用材を提供することを
目的とする。
を配合することにより、放射線減菌が可能になり、しか
も放射線照射によって特性が低下しないばかりか、むし
ろ特性が向上するのであり、しかも圧迫による糊はみ出
しがなく、人の皮膚に貼付した際、糊残りがない上、滲
出液を吸った際もある程度のゲル強度を有し、接着剤組
成物が溶解、流出しない機能性外用材を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の機能性外用材においては、支持体及び接着
層よりなる外用材であって、この接着層が、ゴム系接着
剤と少なくとも吸水性及び/又は水膨潤性のポリマー粒
子の混合組成物よりなり、上記ゴム系接着剤が、ポリイ
ソブチレンと、放射線照射によって架橋する架橋型物質
よりなり、且つ上記接着層には放射線照射処理が施され
ている事を特徴とするものである。
に、本発明の機能性外用材においては、支持体及び接着
層よりなる外用材であって、この接着層が、ゴム系接着
剤と少なくとも吸水性及び/又は水膨潤性のポリマー粒
子の混合組成物よりなり、上記ゴム系接着剤が、ポリイ
ソブチレンと、放射線照射によって架橋する架橋型物質
よりなり、且つ上記接着層には放射線照射処理が施され
ている事を特徴とするものである。
【0010】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
機能性外用材においては、支持体及び接着層よりなる基
本的な構造を有する。そして、この接着層が、ゴム系接
着剤と少なくとも吸水性及び/又は水膨潤性のポリマー
粒子の混合組成物よりなり、上記ゴム系接着剤が特定の
ゴム系接着剤の混合物からなり、且つ上記接着層には放
射線照射処理が施されている事を特徴とするものであ
る。
機能性外用材においては、支持体及び接着層よりなる基
本的な構造を有する。そして、この接着層が、ゴム系接
着剤と少なくとも吸水性及び/又は水膨潤性のポリマー
粒子の混合組成物よりなり、上記ゴム系接着剤が特定の
ゴム系接着剤の混合物からなり、且つ上記接着層には放
射線照射処理が施されている事を特徴とするものであ
る。
【0011】本発明で用いられる支持体としては、特に
限定はないが、透湿性のフィルムが好都合である。これ
らのフィルムは、多孔質にし、透湿性を上げる事もでき
る。これらのフィルムの材質としては、透湿性に優れ、
伸縮性も有するポリウレタンが、好都合である。なお、
この支持体層の厚みとしては、使用感や取扱性等の観点
より、10〜100μm厚、特に20〜80μm厚のフィ
ルム状とするのが望ましい。
限定はないが、透湿性のフィルムが好都合である。これ
らのフィルムは、多孔質にし、透湿性を上げる事もでき
る。これらのフィルムの材質としては、透湿性に優れ、
伸縮性も有するポリウレタンが、好都合である。なお、
この支持体層の厚みとしては、使用感や取扱性等の観点
より、10〜100μm厚、特に20〜80μm厚のフィ
ルム状とするのが望ましい。
【0012】ゴム系接着剤のポリイソブチレンは、粘度
平均分子量が3〜10万程度、特に3.5〜6万程度の
ものが好都合であるが、強度を上げる為、粘度平均分子
量が75〜200万程度の高分子ポリイソブチレンを添
加する事も可能である。
平均分子量が3〜10万程度、特に3.5〜6万程度の
ものが好都合であるが、強度を上げる為、粘度平均分子
量が75〜200万程度の高分子ポリイソブチレンを添
加する事も可能である。
【0013】この場合、この高分子ポリイソブチレンの
配合割合は、糊流れ、剥離時の糊残り、滲出液の吸収性
等の観点より、ポリイソブチレン全体の5〜20重量
%、特に7〜15重量%の範囲とするのが望ましい。
配合割合は、糊流れ、剥離時の糊残り、滲出液の吸収性
等の観点より、ポリイソブチレン全体の5〜20重量
%、特に7〜15重量%の範囲とするのが望ましい。
【0014】本発明においては、ゴム系接着剤が、上記
ポリイソブチレンと、放射線照射によって架橋する架橋
型物質よりなる。
ポリイソブチレンと、放射線照射によって架橋する架橋
型物質よりなる。
【0015】この架橋型物質としては放射線によって架
橋するものであれば特に限定されるものではないが、特
に天然ゴム、ポリイソプレン、ポリブタジエン、ポリエ
チレン又はエチレン−プロピレン共重合体から選ばれた
少なくとも1種からなるものが、接着特性や体液吸収性
更に保形性等の観点より、望ましい。
橋するものであれば特に限定されるものではないが、特
に天然ゴム、ポリイソプレン、ポリブタジエン、ポリエ
チレン又はエチレン−プロピレン共重合体から選ばれた
少なくとも1種からなるものが、接着特性や体液吸収性
更に保形性等の観点より、望ましい。
【0016】そして、本発明で用いられる接着層には放
射線照射処理によって減菌が施されている。この放射線
処理の条件は、一般に医療用具の減菌に使用される範囲
であれば特に限定されるものではないが、一般に、例え
ばコバルト60を線源としたガンマ線(γ線)、減菌線
量として25kGyで行われる。
射線照射処理によって減菌が施されている。この放射線
処理の条件は、一般に医療用具の減菌に使用される範囲
であれば特に限定されるものではないが、一般に、例え
ばコバルト60を線源としたガンマ線(γ線)、減菌線
量として25kGyで行われる。
【0017】ところで、ポリイソブチレンは、(劣化が)
放射線照射に対し崩壊型であり、γ線照射により、極度
にゴム強度が低下し、柔らかくなる。一方、天然ゴム、
ハイシスポリイソプレン、ポリエチレン等は(劣化が)架
橋型であり、硬くなり脆くなる方向に劣化が進行する。
筆者等は、このポリイソブチレンと架橋型物質をブレン
ドする事により、γ線照射後の物性が、低下しないばか
りか、むしろ向上する事を見い出した。
放射線照射に対し崩壊型であり、γ線照射により、極度
にゴム強度が低下し、柔らかくなる。一方、天然ゴム、
ハイシスポリイソプレン、ポリエチレン等は(劣化が)架
橋型であり、硬くなり脆くなる方向に劣化が進行する。
筆者等は、このポリイソブチレンと架橋型物質をブレン
ドする事により、γ線照射後の物性が、低下しないばか
りか、むしろ向上する事を見い出した。
【0018】これらの架橋型物質としては、天然ゴム、
ポリイソプレン、ポリブタジエン、ポリエチレン、エチ
レン−プロピレン共重合体がある。これらのうち、ポリ
イソプレンは、粘度平均分子量が、50万〜150万程
度、特にハイシスポリイソプレンが望ましい。また、ポ
リブタジエンは、ハイシス−1,4−ポリブタジエンが
望ましい。ポリエチレンは、低密度ポリエチレンで、メ
ルトフローインデックス(ASTM D−1238)が2
0〜80のものが望ましい。
ポリイソプレン、ポリブタジエン、ポリエチレン、エチ
レン−プロピレン共重合体がある。これらのうち、ポリ
イソプレンは、粘度平均分子量が、50万〜150万程
度、特にハイシスポリイソプレンが望ましい。また、ポ
リブタジエンは、ハイシス−1,4−ポリブタジエンが
望ましい。ポリエチレンは、低密度ポリエチレンで、メ
ルトフローインデックス(ASTM D−1238)が2
0〜80のものが望ましい。
【0019】この架橋型物質のゴム系接着剤全体(ハイ
ドロコロイド粒子含まず)に対する割合は、糊流れ、剥
離時の糊残り、滲出液の吸収性等の観点より、5〜30
重量%、特に7〜20重量%の範囲とするのが望まし
い。
ドロコロイド粒子含まず)に対する割合は、糊流れ、剥
離時の糊残り、滲出液の吸収性等の観点より、5〜30
重量%、特に7〜20重量%の範囲とするのが望まし
い。
【0020】また、このゴム系接着剤には、接着特性の
改善の為、ロジン系、石油樹脂系等の粘着付与剤、鉱油
等の軟化剤を一般の感圧接着剤組成物と同様に、添加す
ることができる。
改善の為、ロジン系、石油樹脂系等の粘着付与剤、鉱油
等の軟化剤を一般の感圧接着剤組成物と同様に、添加す
ることができる。
【0021】本発明で用いられる吸水性及び/又は水膨
潤性のポリマー粒子(ハイドロコロイド粒子)としては
特に限定されないが、特に生理食塩水に浸した場合、浸
透性が速く、且つ吸液力の大きいポリマーが望ましい。
潤性のポリマー粒子(ハイドロコロイド粒子)としては
特に限定されないが、特に生理食塩水に浸した場合、浸
透性が速く、且つ吸液力の大きいポリマーが望ましい。
【0022】この吸水性及び/又は水膨潤性のポリマー
粒子としては、特に限定されるものではなく、例えば多
糖類としてはカルボキシメチルセルロース(ナトリウム
塩やカルシウム塩を含む)、カラヤゴム、ペクチン、ゼ
ラチン、グアーゴム、ローカストビーンガム、コラーゲ
ン、カラギーナン、アルギン酸ナトリウム、キサンタン
ガム、また、合成ポリマーとしてはポリビニルアルコー
ル、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、
ポリアクリルアミド等から選ばれた少なくとも1種が挙
げられる。
粒子としては、特に限定されるものではなく、例えば多
糖類としてはカルボキシメチルセルロース(ナトリウム
塩やカルシウム塩を含む)、カラヤゴム、ペクチン、ゼ
ラチン、グアーゴム、ローカストビーンガム、コラーゲ
ン、カラギーナン、アルギン酸ナトリウム、キサンタン
ガム、また、合成ポリマーとしてはポリビニルアルコー
ル、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、
ポリアクリルアミド等から選ばれた少なくとも1種が挙
げられる。
【0023】この吸水性及び/又は水膨潤性のポリマー
粒子の配合割合は、接着特性や体液の吸収性更に保形性
等の観点より、ハイドロコロイド型接着剤組成物の全体
(ゴム系接着剤と吸水性及び/又は水膨潤性のポリマー
粒子総重量)に対して20〜75重量%が望ましい。
粒子の配合割合は、接着特性や体液の吸収性更に保形性
等の観点より、ハイドロコロイド型接着剤組成物の全体
(ゴム系接着剤と吸水性及び/又は水膨潤性のポリマー
粒子総重量)に対して20〜75重量%が望ましい。
【0024】また、滲出液を吸った際、生ずるハイドロ
コロイドゲルを補強する架橋剤として、金属酸化物及び
/又は金属塩を配合する事が望ましい。このような金属
酸化物及び/又は金属塩としては特に限定されるもので
はないが、例えば酸化亜鉛、酸化カルシウム、酸化アル
ミニウム、水酸化アルミニウム、シュウ酸カルシウム、
クエン酸カルシウム、カリウムミョウバン、塩化カルシ
ウム、水酸化カルシウム、炭酸カルシウム等が挙げられ
る。
コロイドゲルを補強する架橋剤として、金属酸化物及び
/又は金属塩を配合する事が望ましい。このような金属
酸化物及び/又は金属塩としては特に限定されるもので
はないが、例えば酸化亜鉛、酸化カルシウム、酸化アル
ミニウム、水酸化アルミニウム、シュウ酸カルシウム、
クエン酸カルシウム、カリウムミョウバン、塩化カルシ
ウム、水酸化カルシウム、炭酸カルシウム等が挙げられ
る。
【0025】これらの金属酸化物及び/又は金属塩の含
有量は、保形性や体液の吸収性更に接着特性等の観点よ
り、ハイドロコロイド型接着剤組成物全体の1〜5%と
する事が望ましい。
有量は、保形性や体液の吸収性更に接着特性等の観点よ
り、ハイドロコロイド型接着剤組成物全体の1〜5%と
する事が望ましい。
【0026】この場合において、カチオン系ポリマーと
してキトサンマレエート等キトサンの塩とアニオン系ポ
リマーとの混合物を添加し、ポリイオンコンプレックス
を形成させ得るようにすることも出来る。
してキトサンマレエート等キトサンの塩とアニオン系ポ
リマーとの混合物を添加し、ポリイオンコンプレックス
を形成させ得るようにすることも出来る。
【0027】これらのハイドロコロイド型接着剤の厚さ
としては、一般に50〜3000μm、特に1000〜
2000μmとするのが望ましいが、50〜300μm
の、比較的薄い厚みの範囲では、透明性を有し、症状を
直接、外より観察出来る利点を有する為、場合により使
い分けする事も可能である。
としては、一般に50〜3000μm、特に1000〜
2000μmとするのが望ましいが、50〜300μm
の、比較的薄い厚みの範囲では、透明性を有し、症状を
直接、外より観察出来る利点を有する為、場合により使
い分けする事も可能である。
【0028】
【作用】本発明は、上記構成を有し、ポリイソブチレン
は、放射線照射に対し崩壊型であり、γ線照射により、
分子切断され、実際の創傷面に適用した際、体液等によ
り接着剤組成物が溶解、流出する傾向が大となり、保形
性が低下するが、このポリイソブチレンに、放射線照射
により架橋する架橋型物質をブレンドする事により、放
射線照射後の物性が、低下しないばかりか、むしろ向上
し、至極優れた保形性を発現する作用を有するのであ
る。
は、放射線照射に対し崩壊型であり、γ線照射により、
分子切断され、実際の創傷面に適用した際、体液等によ
り接着剤組成物が溶解、流出する傾向が大となり、保形
性が低下するが、このポリイソブチレンに、放射線照射
により架橋する架橋型物質をブレンドする事により、放
射線照射後の物性が、低下しないばかりか、むしろ向上
し、至極優れた保形性を発現する作用を有するのであ
る。
【0029】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。 実施例1 予め、カルボキシメチルセルロースのナトリウム塩17
g、ペクチン17g、ゼラチン17g、水酸化アルミニウ
ム2gの粉末をよく混合して、吸水性及び/又は水膨潤
性のポリマー粒子(ハイドロコロイド)を得た。
るが、本発明はこれに限定されるものではない。 実施例1 予め、カルボキシメチルセルロースのナトリウム塩17
g、ペクチン17g、ゼラチン17g、水酸化アルミニウ
ム2gの粉末をよく混合して、吸水性及び/又は水膨潤
性のポリマー粒子(ハイドロコロイド)を得た。
【0030】続いて、ポリイソブチレン(粘度平均分子
量5万)38gとハイシスポリイソプレン(粘度平均分子
量90万)4gをニーダーにてよく混練する。これに上述
のハイドロコロイド混合物を添加し、さらに混練する事
により、吸水性及び/又は水膨潤性の接着剤組成物を得
た。
量5万)38gとハイシスポリイソプレン(粘度平均分子
量90万)4gをニーダーにてよく混練する。これに上述
のハイドロコロイド混合物を添加し、さらに混練する事
により、吸水性及び/又は水膨潤性の接着剤組成物を得
た。
【0031】このものを、ヒートプレスにて、1.5mm
厚のシートにし、これを支持体(ポリエーテル系ポリウ
レタンフィルム30μm)上に積層し、更に、この接着層
の露出面にセパレーター層(シリコーン処理剥離紙)を積
層して三層シートを形成し、次いで、この接着層にはγ
線照射を25kGy量行って放射線処理を行い、本発明
の機能性外用材を得た。
厚のシートにし、これを支持体(ポリエーテル系ポリウ
レタンフィルム30μm)上に積層し、更に、この接着層
の露出面にセパレーター層(シリコーン処理剥離紙)を積
層して三層シートを形成し、次いで、この接着層にはγ
線照射を25kGy量行って放射線処理を行い、本発明
の機能性外用材を得た。
【0032】比較例1 実施例1において、γ線照射を行わない以外は、実施例
1と同様にして得たものを用いた。
1と同様にして得たものを用いた。
【0033】比較例2 実施例1と同様に、予め、実施例1と同量のハイドロコ
ロイド粉末をよく混合し、吸水性及び/又は水膨潤性の
ハイドロコロイドを得た。
ロイド粉末をよく混合し、吸水性及び/又は水膨潤性の
ハイドロコロイドを得た。
【0034】続いて、ポリイソブチレン(粘度平均分子
量5万)38gと崩壊型ポリマーである高分子量ポリイソ
ブチレン(粘度平均分子量99万)4gをニーダーにてよ
く混練する。これに上述のハイドロコロイドを添加し、
さらに混練する事により、吸水性及び/又は水膨潤性の
接着剤組成物を得た。
量5万)38gと崩壊型ポリマーである高分子量ポリイソ
ブチレン(粘度平均分子量99万)4gをニーダーにてよ
く混練する。これに上述のハイドロコロイドを添加し、
さらに混練する事により、吸水性及び/又は水膨潤性の
接着剤組成物を得た。
【0035】このものを、ヒートプレスにて、1.5mm
厚のシートにし、これを支持体(ポリエーテル系ポリウ
レタンフィルム30μm)上に積層し、更に、この接着層
の露出面にセパレーター層(シリコーン処理剥離紙)を積
層して三層シートを形成し、次いで、この接着層にはγ
線照射を25kGy量行って放射線処理を行い、比較例
とした。
厚のシートにし、これを支持体(ポリエーテル系ポリウ
レタンフィルム30μm)上に積層し、更に、この接着層
の露出面にセパレーター層(シリコーン処理剥離紙)を積
層して三層シートを形成し、次いで、この接着層にはγ
線照射を25kGy量行って放射線処理を行い、比較例
とした。
【0036】このようにして得られた実施例及び各比較
例の応力−歪曲線を以下の方法で測定した結果を図1に
示す。応力−歪曲線の測定方法は以下の通りである。 応力−歪曲線測定方法 インストロン型引張試験機を用い、サンプルサイズ40
mm(長さ)×10mm(幅)×1.5mm(厚さ)の
サンプルを、チャック間距離10mm、引張速度300
mm/分にて応力を測定、応力−歪曲線を作製した。
例の応力−歪曲線を以下の方法で測定した結果を図1に
示す。応力−歪曲線の測定方法は以下の通りである。 応力−歪曲線測定方法 インストロン型引張試験機を用い、サンプルサイズ40
mm(長さ)×10mm(幅)×1.5mm(厚さ)の
サンプルを、チャック間距離10mm、引張速度300
mm/分にて応力を測定、応力−歪曲線を作製した。
【0037】又、このようにして得られた各実施例及び
比較例1のサンプルを人体背中に貼り、就寝時、圧迫が
加わるようにし、2日後、評価したところ、比較例のも
のは、γ線照射によってポリイソブチレンの分子切断が
生じて流れ出しがひどく衣服を汚す等の問題が生じた。
一方、各実施例については、このような問題が発生しな
いことが認められた。
比較例1のサンプルを人体背中に貼り、就寝時、圧迫が
加わるようにし、2日後、評価したところ、比較例のも
のは、γ線照射によってポリイソブチレンの分子切断が
生じて流れ出しがひどく衣服を汚す等の問題が生じた。
一方、各実施例については、このような問題が発生しな
いことが認められた。
【0038】又、図1に示す結果より、ポリイソブチレ
ンに、ポリイソプレン等の架橋型物質を配合する事によ
り、γ線を照射しても強度低下等の劣化をきたさない事
が認められた。
ンに、ポリイソプレン等の架橋型物質を配合する事によ
り、γ線を照射しても強度低下等の劣化をきたさない事
が認められた。
【0039】更に、ポリイソブチレンに架橋型物質を配
合しないものは、γ線照射によって、滲出液を多量に吸
って、溶解、流出するのに対し、ポリイソブチレンに、
ポリイソプレン等の架橋型物質を配合する事により、γ
線を照射しても、ある程度のゲル強度を有し、保形性を
保つことができる上、また人の皮膚に貼付した場合で
も、ゴム強度がある為、のり残りしない等、種々の面で
好結果が得られることが認められた。
合しないものは、γ線照射によって、滲出液を多量に吸
って、溶解、流出するのに対し、ポリイソブチレンに、
ポリイソプレン等の架橋型物質を配合する事により、γ
線を照射しても、ある程度のゲル強度を有し、保形性を
保つことができる上、また人の皮膚に貼付した場合で
も、ゴム強度がある為、のり残りしない等、種々の面で
好結果が得られることが認められた。
【0040】
【発明の効果】本発明は、上記構成を有し、これによっ
て、放射線減菌が可能になり、しかも放射線照射によっ
て特性が低下しないばかりか、むしろ特性が向上するの
である。そして、圧迫による糊はみ出しがない事、人の
皮膚に貼付した際、糊残りがない事、また、滲出液を吸
った際もある程度のゲル強度を有し、接着剤組成物が溶
解、流出しない等、至極優れた効果を有するのである。
て、放射線減菌が可能になり、しかも放射線照射によっ
て特性が低下しないばかりか、むしろ特性が向上するの
である。そして、圧迫による糊はみ出しがない事、人の
皮膚に貼付した際、糊残りがない事、また、滲出液を吸
った際もある程度のゲル強度を有し、接着剤組成物が溶
解、流出しない等、至極優れた効果を有するのである。
【0041】
【図1】図1は実施例及び各比較例の応力−歪曲線を示
す特性図である。
す特性図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 支持体及び接着層よりなる外用材であっ
て、この接着層が、ゴム系接着剤と少なくとも吸水性及
び/又は水膨潤性のポリマー粒子の混合組成物よりな
り、上記ゴム系接着剤が、ポリイソブチレンと、放射線
照射によって架橋する架橋型物質よりなり、且つ上記接
着層には放射線照射処理が施されている事を特徴とする
機能性外用材。 - 【請求項2】架橋型物質が天然ゴム、ポリイソプレン、
ポリブタジエン、ポリエチレン又はエチレン−プロピレ
ン共重合体から選ばれた少なくとも1種である請求項1
に記載の機能性外用材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4223389A JPH06154304A (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | 機能性外用材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4223389A JPH06154304A (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | 機能性外用材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06154304A true JPH06154304A (ja) | 1994-06-03 |
Family
ID=16797386
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4223389A Pending JPH06154304A (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | 機能性外用材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06154304A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1992
- 1992-07-29 JP JP4223389A patent/JPH06154304A/ja active Pending
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