JPH06157673A - エチレンコポリマーの製造方法 - Google Patents

エチレンコポリマーの製造方法

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JPH06157673A
JPH06157673A JP5175476A JP17547693A JPH06157673A JP H06157673 A JPH06157673 A JP H06157673A JP 5175476 A JP5175476 A JP 5175476A JP 17547693 A JP17547693 A JP 17547693A JP H06157673 A JPH06157673 A JP H06157673A
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ethylene
catalyst
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titanium
solid
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JP5175476A
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Max P Mcdaniel
ポール マックダニエル マックス
Elizabeth A Benham
アン ベンハム エリザベス
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Phillips Petroleum Co
Original Assignee
Phillips Petroleum Co
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F210/00Copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • C08F210/16Copolymers of ethene with alpha-alkenes, e.g. EP rubbers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F210/00Copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • C08F210/02Ethene

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 チタン含有触媒を用いて粒状重合で低密度の
エチレンコポリマーを製造すること。 【構成】 粒状重合方法およびチタン含有触媒を用いて
低密度のポリエチレンを製造するために開示されている
方法であって、コモノマー対エチレンの比は少なくとも
1:1であり、そしてチタン含有触媒は有機金属還元剤
で前処理した特別な触媒である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエチレンの重合に関する
ものである。ある局面においては、本発明は約0.93
あるいはそれ以下の密度を有するエチレンコポリマーの
製造方法に関するものである。もう1つの局面において
は、本発明は低密度のコポリマーを製造するエチレンの
スラリー型共重合に関するものである。本発明のさらな
るもう1つの局面は連続ループ型反応器を用いるエチレ
ン共重合に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エチレンを重合するためのさまざまな技
術が公知である。例は高圧フリーラジカル重合、溶液重
合、ガス相重合およびスラリー重合を含み、スラリー重
合は時として粒状重合とも言及される。ポリエチレンの
密度を、重合の間、ある量のより高級なアルファ−オレ
フィンと組合わせることにより変えることができるとい
うことは公知である。高圧フリーラジカル型重合は0.
93およびそれ以下の密度を有するコポリマーを製造す
ることができるが、直鎖の低密度ポリエチレンとして言
及されているエチレンコポリマーもまた適当な触媒の存
在中でエチレンを共重合することにより製造することが
できる。直鎖の低密度ポリエチレンを形成するある技術
にはガス相重合が含まれる。このような方法は、フィル
ムを製造するのに特に望ましい低密度で狭い分子量のポ
リマーを製造するのに特に有用であるということが分か
った。クロム含有触媒とともに粒状の方法を用いること
により、フィルムの製造に有用である低密度ポリマーを
製造することもまた可能であるが、しかしそれらのポリ
マーは一般に幅広い範囲の分子量を有し、ガス相を用い
て触媒的に製造されたものほど完全に透明ではない。チ
タン含有触媒を用いて粒状方法において低密度ポリエチ
レンを製造するために計画を過去に実施したが、しかし
コモノマーの組合せがしばしば望まれるレベルまで密度
を減少させるのに一般的には適さないということが観察
された。一般的には、より低密度のコポリマーを製造す
るために、チタン触媒とともにさらに高いコモノマーレ
ベルを使用することが必要であった。このことによって
より多くのコモノマーをフラッシュあるいは再利用しな
ければならなくなった。1−ヘキセンに関しては、より
高レベルなものもまた粒状重合において毛羽の膨潤およ
び反応器の汚染をまねくということが分かっている。こ
の問題を解消するために、一般にはより低い重合温度を
用いた。しかし、重合温度を低くすることによりコモノ
マーが組み合わされる割合が低くなる。従って、共重合
がより高温度で行なえる方法が必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はチタンベース
の触媒を用いて低密度ポリエチレンを製造するためのエ
チレンの粒状重合方法を提示する。
【0004】本発明はまた最小量の有機アルミニウム助
触媒を用いるけれども低密度ポリエチレンを産生するこ
とができるエチレンの粒状重合も提示する。
【0005】本発明はさらに粒状共重合が反応器の汚染
を減少させ高温で行なうことができる方法を提示してい
る。
【0006】本発明に従って、チタン含有触媒を用いる
粒状重合方法において約0.93あるいはそれ以下の密
度を有するエチレンコポリマーの製造方法を提示する。
本方法は粒状重合条件下で触媒および助触媒とともに液
体希釈剤中でエチレンと少なくとも1種のより高級なア
ルファ−オレフィンを接触させることから成り、助触媒
対エチレンのモル比は少なくとも1:1であり、またチ
タン含有触媒を液体中でチタンアルコキサイドとジハロ
ゲン化マグネシウムを接触させることにより製造し溶液
を得、その溶液と有機アルミニウム化合物から選択した
沈殿剤を接触させ固体を得、その固体とオレフィンを接
触させ予備重合固体を形成し、予備重合固体とテトラク
ロロチタンを接触させ、得られた固体と有機金属還元剤
と接触させ、そしてその得られた固体を炭化水素で洗浄
し可溶物を除去し、そして前記触媒である洗浄済固体が
得られることを特徴とする。
【0007】粒状重合において用いられる一般的な条件
は当業界において公知である。このような方法は、バッ
チあるいは連続的な方法において行なうことができる。
粒状重合を行なうための特に望ましい方法は米国特許
3,152,872および4,424,341に開示さ
れているように連続ループ型反応器の使用を含む。この
ような方法においては、重合条件は触媒の供給速度、温
度、モノマーの供給速度、水素の供給速度などを変化さ
せることにより変えることができる。
【0008】本発明は特別に製造した触媒の使用を必要
とする。触媒の製造はEPC公開出願480,375に
開示されている。触媒はチタンアルコキサイドからなる
反応生成物とジハロゲン化マグネシウムを適当な液体中
で接触させ、溶液を形成することにより製造する。得ら
れた液体を適当な沈殿剤と接触させ、得られた固体をオ
レフィンと接触させ予備重合固体を製造する。予備重合
固体はそれからテトラクロロチタンと接触させ、そして
このように得られた固体を有機金属還元剤と接触させ
る。その段階後に得られた固体は炭化水素で洗浄し可溶
物を除去する。
【0009】本発明は米国特許4,325,837で開
示されているタイプのオレフィンプレポリマーを含むチ
タン含有触媒に適用する際、特に有用である。このよう
な触媒はチタンアルコキサイドとジハロゲン化マグネシ
ウムを適当な液体中で反応させ溶液を形成することによ
り製造する。得られた液体はそれから適当な沈殿剤と接
触させ、得られた固体をオレフィンのプレポリマーを固
体に加える前あるいは後のどちらかにテトラクロロチタ
ンと接触させる。
【0010】チタンアルコキサイドの例は、アルキル基
が1〜約10個の炭素原子をそれぞれ含んでいるチタン
テトラアルコキサイドを含む。いくつかの特別な例に
は、チタンテトラメトキサイド、チタンジメトキサイド
ジエトキサイド、チタンテトラエトキサイド、チタンテ
トラ−n−ブトキサイド、チタンテトラヘキシルオキサ
イド、チタンテトラデシルオキサイド、チタンテトライ
ソプロポキサイド、およびチタンシクロヘキシルオキサ
イドがある。
【0011】ハロゲン化マグネシウムは好ましくは塩化
マグネシウムから選択される。
【0012】チタンアルコキサイドおよびジハロゲン化
マグネシウムは任意の適当な液体中で組みあわせること
ができる。例はn−ペンタン、n−ヘキサン、n−ヘプ
タン、メチルシクロヘキサン、トルエン、キシレンなど
のような無水有機液体を本質的に含む。
【0013】遷移金属化合物対ハロゲン化金属のモル比
は比較的幅広い範囲にわたって選択することができる。
一般的には、そのモル比は約10:1〜約1:10の範
囲内であり、好ましくは約3:1〜約0.5:2の間で
あるが、しかし約2:1〜約1:2の範囲内のモル比が
より頻ぱんに用いられる。
【0014】一般的には、液体混合物を加熱して溶液を
得ることが必要である。一般的には、その成分は約15
℃〜約150℃の範囲の温度で混合される。今後は大気
圧かあるいはより高い圧力で行なうことができる。
【0015】2種の成分を加熱するのに必要な時間は結
果として溶液を得る任意の適当な時間である。一般的に
は、これは約5分〜約10時間の範囲内の時間であろ
う。加熱操作に続いて、得られた液体をろ過し、もし望
むならば任意の非溶解性の物質あるいは無関係な固体を
除去することができる。
【0016】沈殿剤は式Rm AlZ3-m を有する有機ア
ルミニウム化合物から選択される。Rは1〜8個の炭素
原子を有する炭化水素基であり、Zはハロゲン、水素あ
るいは1〜8個の炭素を有する炭化水素基であり、そし
てmは1〜3の範囲の数である。いくつかの特別な例に
は、モノハロゲン化ジヒドロカルビルアルミニウム、セ
スキハロゲン化ヒドロカルビルアルミニウムなどがあ
る。現在好ましい沈殿剤は、例えば、セスキクロロエチ
ルアルミニウムおよびジクロロエチルアルミニウムのよ
うなハロゲン化有機アルミニウムである。
【0017】用いられる沈殿剤の量は、望ましい特別な
活性によって比較的幅広い範囲にわたって選択すること
ができる。一般的には、チタン含有固体成分の遷移金属
対沈殿剤のモル比は約10:1〜約1:10の範囲内
で、より一般的には約2:1〜約1:3の範囲内であ
る。
【0018】特に好ましい具体例においては、触媒は触
媒の粒子径、そして最後には重合反応においてつくられ
るポリマー粒子のサイズを改良するのに十分な量のプレ
ポリマーを含む。
【0019】あるプレポリマーの形成方法は脂肪族モノ
−1−オレフィンの存在下沈殿を行なうことを含む。も
う1つの技術はプレポリマーを形成するのに適当な条件
下沈殿固体と脂肪族モノ−1−オレフィンを接触させる
ことを含む。これは固体をテトラクロロチタンで処理す
る前あるいは後のいずれかに行なうことができる。プレ
ポリマーを形成するために用いることのできるオレフィ
ンの例には、エチレン、プロピレン、1−ブテン、1−
ペンテン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、4−メチル−
1−ペンテン、1−ヘプテン、1−オクテンなどとその
1種またはそれ以上の混合物がある。予備重合した触媒
の総重量に基づいたプレポリマーの重量は一般的には約
1〜約90重量%、より好ましくは約1〜約20重量
%、そしてさらにより好ましくは約1〜約15重量%の
範囲内である。
【0020】テトラクロロチタン対固体の相対比は幅広
い範囲にわたり変化し得るが、しかし一般にテトラクロ
ロチタン対予備重合したあるいは予備重合していない固
体の重量比は一般的には約10:1〜約1:10、より
好ましくは約7:1〜約1:4の範囲内であろう。
【0021】重合層へ触媒を装填てんする前に、有機金
属還元剤でのチタニウム含有触媒の前処理を本質的に向
きの液体、一般的には炭化水素中で好ましくは行なう。
ここで用いた用語、有機金属還元剤とは、遷移金属ベー
スのオレフィン重合触媒系に対して助触媒としてかって
用いられたタイプの有機金属還元剤と一般的に同じタイ
プのもののことを言う。好ましいタイプの還元剤には、
トリエチルアルミニウム、トリメチルアルミニウム、ハ
ロゲン化ジエチルアルミニウム、ジハロゲン化エチルア
ルミニウム、セスキハロゲン化エチルアルミニウム、セ
スキハロゲン化メチルアルミニウム、トリイソプロピル
アルミニウム、ハロゲン化ジメチルアルミニウム、トリ
デシルアルミニウム、トリエイコシルアルミニウム、ト
リシクロヘキシルアルミニウム、トリフェニルアルミニ
ウム、2−メチルペンチルジエチルアルミニウム、トリ
イソプレニルアルミニウム、ジブロモメチルアルミニウ
ム、ジヨウ化エチルアルミニウム、ジクロロイソブチル
アルミニウム、ジブロモドデシルアルミニウム、ブロモ
ジメチルアルミニウム、クロロジイソプロピルアルミニ
ウム、ブロモメチル−n−プロピルアルミニウム、ブロ
モ ジ−n−オクチルアルミニウム、クロロジフェニル
アルミニウム、ブロモジシクロヘキシルアルミニウム、
セスキブロモメチルアルミニウム、セスキヨウ化エチル
アルミニウムなどの有機アルミニウム化合物とその混合
物がある。トチエチルアルミニウムが現在好ましい。
【0022】好ましい条件が全ての触媒製造段階で用い
られ、有害量の酸素および水の存在を最小限にする。チ
タンアルコキサイドおよびハロゲン化マグネシウムから
溶液を形成する間少量の水および/または酸素の存在が
利益をうむ。還元剤と触媒の前駆物質の接触は幅広い範
囲の温度条件で行なうことができる。典型的には、その
接触は約15℃〜約150℃、より典型的には約20℃
〜約100℃の範囲の温度で行なうことができる。接触
後、母液を一般的にデカントし、得られた固体を炭化水
素などの適当な液体溶媒で数回洗浄し、炭化水素可溶物
を除去する。
【0023】用いられる有機金属還元剤の量は幅広い範
囲にわたり変えることができる。余分の有機金属還元剤
を用いることもできる。一般的には、有機金属還元剤
は、還元剤対触媒前駆物質中のチタンのモル比が約0.
01:1〜約10:1、より好ましくは約0.02:1
〜約3:1の範囲であるような量で用いられるであろ
う。
【0024】得られた触媒は、重合段階で用いる前に、
もし望まれるならば、例えばシリカ、シリカ−アルミ
ナ、シリカ−チタニア、ジクロロマグネシウム、酸化マ
グネシウム、ポリエチレン、ポリプロピレンおよびポリ
(硫化フェニレン)などの粒状希釈剤と混合することが
できる。粒状希釈剤対触媒の重量比は幅広い範囲にわた
り変えることができる。典型的には粒状希釈剤対触媒の
重量比は一般的に約100:1〜約1:100の範囲内
であり、約20:1〜約2:1の範囲がより頻ぱんに用
いられる。ヒュームドシリカなどの粒状希釈剤の使用
が、反応器への制御された触媒の装てんを容易にするの
に特に効果的であることが見いだされた。
【0025】任意の適当なコモノマーを用いてエチレン
のコポリマーを形成することができる。典型的には、1
分子あたり3〜10個の炭素原子を有するアルファ−オ
レフィンコモノマーを用いるであろう。特別な例の中に
は、1−ブテン、1−ヘキセン、1−ペンテン、4−メ
チル−1−ペンテンなどがある。好ましくは、コモノマ
ーは4〜10個の炭素原子を有するアルファ−オレフィ
ンのみから本質的になる。より好ましくは、アルファ−
オレフィンは1−ヘキセンのみから本質的になる。一般
に、もしプロピレンをコモノマーとして用いるならば、
ポリマーの重量の少なくとも約1%の量で少なくとも4
個の炭素原子を有する少なくとも1種の他のアルファ−
オレフィンコモノマーを用いることが好ましい。一般
に、反応をコポリマーが少なくとも約80モル%のエチ
レンから成るような条件下で行なうことが望ましい。
【0026】粒状重合においては、温度および圧力条件
は、ポリマーが別々の粒子として回収できるように選択
される。典型的には、これは、温度が約60℃〜約95
℃、より好ましくは約75℃〜約90℃の範囲であるこ
とを含む。連続的ループの粒状方法においては、特に好
ましい具体例は、反応器温度が約80℃〜約85℃、そ
して圧力が約600psi であることを含む。一般に、任
意の適当な液体重合希釈剤を用いることができる。液体
希釈剤として、例えばイソブタンあるいはプロパンなど
の炭化水素を用いることが現在好ましい。好ましくは、
希釈剤はイソブタンのみから本質的に成る。
【0027】コモノマー対エチレンのモル比は、望まし
い特別な結果により、幅広い範囲にわたり変えることが
できる。典型的には、コモノマー対エチレンのモル比は
約1:1〜約2:1、より好ましくは約1.2:1〜約
1.5:1の範囲であろう。連続的なループタインプの
粒状重合においては、エチレン供給の約40〜約70重
量%、さらに好ましくは約45〜約55重量%に等しい
量でコモノマーが用いられることが現在好ましい。この
ような連続的な方法においては、120℃〜175℃の
範囲のフラッシュ温度で、約1.5〜約3モル%のエチ
レン、より好ましくは約2.4〜約2.7モル%のエチ
レンをフラッシュガスが有するように、触媒の添加、温
度などを制御することもまた望ましい。
【0028】過去に同様なチタンベースの触媒とともに
用いられたいくつかの助触媒を用いることができると考
えられているが、現在好ましい助触媒はトリアルキルア
ルミニウム、特にトリエチルアルミニウムである。好ま
しくは、助触媒はトリエチルアルミニウムのみから本質
的に成る。本発明の特に好ましい具体例は約30ppm よ
り少ないトリエチルアルミニウム助触媒を含有する液体
重合希釈剤中で重合を行なうことを含む。
【0029】本発明は低密度および狭い範囲の分子量分
布および同様の助触媒が粒状重合においてクロムベース
の触媒系を用いて製造されるよりも良い透明度を有する
エチレンコポリマーを製造するのに特に有用である。
【0030】本発明およびその目的および利点をより理
解するために以下のような実施例を提示する。
【0031】
【実施例】実施例I いくつかの共重合試験をさまざまなモル比で
1−ヘキセンおよびエチレンを用いて実験工場規模にお
いて行なった。重合液体希釈剤はイソブタンであった。
用いた触媒は液体炭化水素中でチタンテトラエトキサイ
ドとジハロゲン化マグネシウムを接触させることにより
溶液を得、その溶液をジクロロエチルアルミニウムと接
触させることにより固体を得、それからその固体を適当
な条件下でオレフィンと接触させることにより予備重合
固体を形成し、それからその予備重合固体をテトラクロ
ロチタンと接触させ、このように得られた固体をトリエ
チルアルミニウムと接触させ、それからその処理後得ら
れた固体を炭化水素で洗浄することにより可溶物を除去
し、結果として用いられる触媒である洗浄固体を得るこ
とにより製造した。TEA処理した触媒を反応器に供給
する前にCabosilの細かいヒュームドシリカと混
合した。実験工場の重合反応器は87リットル、15.
2cmの直径をもつループ反応器であった。重合変数およ
び得られた結果の要約を表Iに提示する。
【表1】
【0032】表Iにおけるデータは、高いコモノマー対
エチレンの比を用いることによって、0.93より低い
密度を有するコポリマーを得ることが可能であるという
ことを示している。たとえ助触媒レベルが非常に低い、
つまり21.5〜22ppm の範囲であるとしても、触媒
の生産性はまだ商業的に受け入れられる範囲内であっ
た。
【0033】これらの重合中、ポリマーの膨潤は問題で
はなかった。ジェルジュソン体積(Jerjuson
volume)は約65%の固体であった、それはこの
ような粒状重合にとって殆んど標準的である。製造され
たポリマーの毛羽は、細かくもなく粘着性でもなかっ
た。反応器の汚染は問題ではなかった。これは、さらに
より低温でTEA前処理をしていないチタン触媒を用い
て行なったより早い実験工場の重合において得られた結
果と対照的である。
【0034】実施例II 実施例Iの重合試験から製造さ
れた低密度ポリマーを、4インチの外径および0.03
7インチのダイギャップの環状ブローフィルムダイをも
つデイビス標準(Davis Standard)スク
リュー押出機を用いて、それぞれフィルムにした。ブロ
ーアップ比は4:1であった。フロストラインは高さで
14インチで、融点は220〜240℃、そしてスクリ
ュースピードは30〜75rpm の範囲であった。同じ方
法をまた、商業的なガス相直鎖低密度ポリエチレンおよ
びクロム触媒を用いて製造されたクロム粒状直鎖低密度
ポリエチレン生成物からフィルムを形成するために用い
た。樹脂の性質およびフィルムの性質の比較を表IIに示
す。
【表2】
【0035】曇り度は、全てのフィルムに対し同条件
で、Gardner LX211 Hazegard
(登録商標)系で測定した。
【0036】表IIのデータは、発明のコポリマーの衝撃
強さが非常に良好であったことを示している。HLMI
/MIにより表わされているように、分子量分布は、ク
ロムを用いて製造されたポリエチレンコポリマーのそれ
よりもかなり狭い。さらに本発明のコポリマーから得ら
れたフィルムは、クロムを用いて製造したコポリマーよ
り透明であった。発明のポリマーの曇り度は商業的なガ
ス層の直鎖の低密度ポリエチレンと全く等しくはなかっ
たが、その差異は、発明のポリエチレンコポリマーがガ
ス層のコポリマーほど密度が低くなかったという事実に
よるものであろう。
【0037】全ての本発明のコポリマーはたいへんよく
加工された。加工助剤は必要ではなかった。従って、本
発明の樹脂は現在商品化されている他の直鎖の低密度ポ
リエチレンと競争的であると考えられる。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チタン含有触媒を用いて粒状重合で約
    0.93あるいはそれ以下の密度を有するエチレンコポ
    リマーを製造する方法であって、エチレンおよび少なく
    とも1種のより高級なアルファ−オレフィンを液体稀釈
    剤中で前記触媒および助触媒と粒状重合条件下接触させ
    ることから成り、その際そのコモノマー対エチレンのモ
    ル比が少なくとも約1:1であり、前記触媒がチタンア
    ルコキサイドとジハロゲン化マグネシウムを液体中で接
    触させて溶液を得、その溶液を有機アルミニウム化合物
    である沈殿剤と接触させて固体を得、その固体をオレフ
    ィンとの接触の前あるいは後に四塩化チタンと接触させ
    て予備重合触媒前駆体を形成し、得られた予備重合触媒
    前駆体を有機金属還元剤と接触させ、得られた固体を炭
    化水素で洗浄して可溶物を除去することによって製造さ
    れたものであることを特徴とする前記方法。
  2. 【請求項2】 コモノマー対エチレンのモル比が約1:
    1〜約2:1の範囲内である請求項1に従う方法。
  3. 【請求項3】 コモノマー対エチレンのモル比が約1.
    2:1〜約1.5:1の範囲内である請求項2に従う方
    法。
  4. 【請求項4】 前記コモノマーが4〜10個の炭素原子
    を有するアルファ−オレフィンのみから実質的に成る請
    求項1〜3のうち任意の1項に従う方法。
  5. 【請求項5】 前記コモノマーが1−ヘキセンのみから
    実質的に成る請求項4に従う方法。
  6. 【請求項6】 重合希釈剤がイソブタンのみから実質的
    に成る前述の請求項1〜5のうち任意の1項に従う方
    法。
  7. 【請求項7】 前記助触媒がトリエチルアルミニウムの
    みから実質的に成る前述の請求項1〜6のうち任意の1
    項に従う方法。
  8. 【請求項8】 トリエチルアルミニウム助触媒が、希釈
    剤に対するトリエチルアルミニウムのレベルが30ppm
    を越えないような量で存在する請求項7に従う方法。
  9. 【請求項9】 重合が約80℃〜約90℃の範囲内の温
    度で行なわれる前述の請求項1〜8のうち任意の1項に
    従う方法。
  10. 【請求項10】 重合が約80℃〜約85℃の範囲内の
    温度で行なわれる請求項9に従う方法。
  11. 【請求項11】 前記重合が連続ループ反応器中で行な
    われる前述の請求項1〜10のうち任意の1項に従う方
    法。
  12. 【請求項12】 前記チタンアルコキサイドがチタンテ
    トラエトキサイドであり、ジハロゲン化マグネシウムが
    ジクロロマグネシウムであり、前記有機アルミニウム沈
    殿剤がジクロロエチルアルミニウムであり、そして前記
    有機金属還元剤がトリエチルアルミニウムである前述の
    請求項1〜11のうち任意の1項に従う方法。
  13. 【請求項13】 約1.5〜3モル%のエチレンを有す
    るフラッシュガスを製造する様に操作する前述の請求項
    1〜12のうち任意の1項に従う方法。
  14. 【請求項14】 ヘキセンの供給率がエチレンの供給率
    の約40〜70重量%である前述の請求項1〜13のう
    ち任意の1項に従う方法。
  15. 【請求項15】 触媒がヒュームドシリカと組み合わせ
    て用いられる前述の請求項1〜14のうち任意の1項に
    従う方法。
  16. 【請求項16】 このように製造されたエチレンコポリ
    マーが望ましい粒子径の加工可能なふわふわした固まり
    から成る前述の請求項1〜15のうち任意の1項に従う
    方法。
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