JPH0615833A - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
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- JPH0615833A JPH0615833A JP19594692A JP19594692A JPH0615833A JP H0615833 A JPH0615833 A JP H0615833A JP 19594692 A JP19594692 A JP 19594692A JP 19594692 A JP19594692 A JP 19594692A JP H0615833 A JPH0615833 A JP H0615833A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- ink
- recording
- recording head
- ejection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Ink Jet (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】インクジェット記録ヘッド2aの吐出口82を
密封するためのキャップ21をキャップを製造する際の
成形上の無理を無くすことにより検査工数を減少させ、
ゴム状弾性材のキャップ21の弾性を利用して確実かつ
安定した密封状態で取り付けることを可能にすることに
よりキャップの性能を向上させる。 【構成】インクジェット記録ヘッド2aの吐出口82を
密封するためのキャップ21を、断面がおむすび状の輪
状のゴム状弾性材で作り、キャップ取付け部34bの外
周または内周に引張り弾性または圧縮弾性を利用して伸
長状態または潰しぎみに装着する。
密封するためのキャップ21をキャップを製造する際の
成形上の無理を無くすことにより検査工数を減少させ、
ゴム状弾性材のキャップ21の弾性を利用して確実かつ
安定した密封状態で取り付けることを可能にすることに
よりキャップの性能を向上させる。 【構成】インクジェット記録ヘッド2aの吐出口82を
密封するためのキャップ21を、断面がおむすび状の輪
状のゴム状弾性材で作り、キャップ取付け部34bの外
周または内周に引張り弾性または圧縮弾性を利用して伸
長状態または潰しぎみに装着する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録手段から被記録材へ
インクを吐出して記録を行なうインクジェット記録装置
に関する。
インクを吐出して記録を行なうインクジェット記録装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ、複写機、ファクシミリ等の機
能を有する記録装置、あるいはコンピューターやワード
プロセッサ等を含む複合型電子機器やワークステーショ
ンなどの出力機器として用いられる記録装置は、画像情
報(文字情報等を含む)に基づいて用紙やプラスチック
薄板等の被記録材(記録媒体)に画像(文字等を含む)
を記録していくように構成されている。前記記録装置
は、記録方式により、インクジェット式、ワイヤドット
式、サーマル式、レーザービーム式等に分けることがで
きる。
能を有する記録装置、あるいはコンピューターやワード
プロセッサ等を含む複合型電子機器やワークステーショ
ンなどの出力機器として用いられる記録装置は、画像情
報(文字情報等を含む)に基づいて用紙やプラスチック
薄板等の被記録材(記録媒体)に画像(文字等を含む)
を記録していくように構成されている。前記記録装置
は、記録方式により、インクジェット式、ワイヤドット
式、サーマル式、レーザービーム式等に分けることがで
きる。
【0003】被記録材の搬送方向(副走査方向)と交叉
する方向に主走査するシリアルスキャン方式を採るシリ
アルタイプの記録装置においては、被記録材を所定の記
録位置にセットした後、被記録材に沿って移動するキャ
リッジ上に搭載した記録手段(記録ヘッド)によって画
像を記録(主走査)し、1行分の記録を終了した後に所
定量の紙送り(被記録材搬送)を行い、その後に再び停
止した被記録材に対して、次の行の画像を記録(主走
査)するという動作を繰り返すことにより、被記録材全
体の記録が行われる。一方、被記録材の搬送方向の副走
査のみで記録するラインタイプの記録装置においては、
被記録材を所定の記録位置にセットし、一括して1行分
の記録を行ないながら連続的に紙送り(ピッチ送り)を
行い、被記録材全体の記録が行われる。
する方向に主走査するシリアルスキャン方式を採るシリ
アルタイプの記録装置においては、被記録材を所定の記
録位置にセットした後、被記録材に沿って移動するキャ
リッジ上に搭載した記録手段(記録ヘッド)によって画
像を記録(主走査)し、1行分の記録を終了した後に所
定量の紙送り(被記録材搬送)を行い、その後に再び停
止した被記録材に対して、次の行の画像を記録(主走
査)するという動作を繰り返すことにより、被記録材全
体の記録が行われる。一方、被記録材の搬送方向の副走
査のみで記録するラインタイプの記録装置においては、
被記録材を所定の記録位置にセットし、一括して1行分
の記録を行ないながら連続的に紙送り(ピッチ送り)を
行い、被記録材全体の記録が行われる。
【0004】上記記録装置のうち、インクジェット式の
記録装置(インクジェット記録装置)は、画像信号に応
じて記録手段(記録ヘッド)からインクを吐出して被記
録材に記録を行うように構成されており、記録手段のコ
ンパクト化が容易であり、高精細な画像を高速で記録す
ることができ、普通紙に特別の処理を必要とせずに記録
することができ、ランニングコストが安く、ノンインパ
クト方式であるため騒音が少なく、しかも、多色のイン
クを使用してカラー画像を記録するのが容易であるなど
の利点を有している。中でも、紙幅方向に多数の吐出口
を配列したフルマルチタイプの記録手段を用いるライン
型のものは、記録の一層の高速化が可能である。
記録装置(インクジェット記録装置)は、画像信号に応
じて記録手段(記録ヘッド)からインクを吐出して被記
録材に記録を行うように構成されており、記録手段のコ
ンパクト化が容易であり、高精細な画像を高速で記録す
ることができ、普通紙に特別の処理を必要とせずに記録
することができ、ランニングコストが安く、ノンインパ
クト方式であるため騒音が少なく、しかも、多色のイン
クを使用してカラー画像を記録するのが容易であるなど
の利点を有している。中でも、紙幅方向に多数の吐出口
を配列したフルマルチタイプの記録手段を用いるライン
型のものは、記録の一層の高速化が可能である。
【0005】特に、熱エネルギーを利用してインクを吐
出するインクジェット式の記録手段(記録ヘッド)は、
エッチング、蒸着、スパッタリング等の半導体製造プロ
セスを経て、基板上に製膜された電気熱変換体、電極、
液路壁、天板などを形成することにより、高密度の液路
配置(吐出口配置)を有するものを容易に製造すること
ができ、簡単かつコンパクトな構造で、高解像度の画像
を高速で記録することができる。一方、被記録材の材質
に対する要求も様々なものがあり、近年では、通常の被
記録材である普通紙や樹脂薄板(OHP等)などの他
に、薄紙や加工紙(ファイリング用のパンチ孔付き紙や
ミシン目付き紙、任意な形状の紙など)などを使用する
ことが要求されるようになってきた。
出するインクジェット式の記録手段(記録ヘッド)は、
エッチング、蒸着、スパッタリング等の半導体製造プロ
セスを経て、基板上に製膜された電気熱変換体、電極、
液路壁、天板などを形成することにより、高密度の液路
配置(吐出口配置)を有するものを容易に製造すること
ができ、簡単かつコンパクトな構造で、高解像度の画像
を高速で記録することができる。一方、被記録材の材質
に対する要求も様々なものがあり、近年では、通常の被
記録材である普通紙や樹脂薄板(OHP等)などの他
に、薄紙や加工紙(ファイリング用のパンチ孔付き紙や
ミシン目付き紙、任意な形状の紙など)などを使用する
ことが要求されるようになってきた。
【0006】上記インクジェット記録装置においては、
記録ヘッドの吐出口付近に付着した増粘インクや塵埃、
あるいは吐出口内部の気泡などを取り除くことにより、
該記録ヘッドのインク吐出機能を回復させるための回復
手段を設けることが行なわれている。この回復手段は、
記録ヘッドの吐出口のインク乾燥を防ぐとともに吸引回
復動作に際して吐出口付近に負圧を維持するため、該記
録ヘッドの吐出面に密着可能なキャップを備えている。
そして、該回復手段は、前記キャップの他に、キャップ
内に負圧を発生させて吐出口からインクを吸引するため
のポンプユニット、さらに吐出面に付着したインクや塵
埃などの異物を拭き取り除去するためのクリーニング機
構(ワイピングユニット)なども備えている。
記録ヘッドの吐出口付近に付着した増粘インクや塵埃、
あるいは吐出口内部の気泡などを取り除くことにより、
該記録ヘッドのインク吐出機能を回復させるための回復
手段を設けることが行なわれている。この回復手段は、
記録ヘッドの吐出口のインク乾燥を防ぐとともに吸引回
復動作に際して吐出口付近に負圧を維持するため、該記
録ヘッドの吐出面に密着可能なキャップを備えている。
そして、該回復手段は、前記キャップの他に、キャップ
内に負圧を発生させて吐出口からインクを吸引するため
のポンプユニット、さらに吐出面に付着したインクや塵
埃などの異物を拭き取り除去するためのクリーニング機
構(ワイピングユニット)なども備えている。
【0007】前記キャップは、インクにより性状が変化
することがなく、吐出口を確実に密封する機能が要請さ
れ、このような観点から、例えば塩素化ブチルゴム等の
耐インク性に優れたゴム状弾性材で作られている。そし
て、従来のこの種のキャップは、例えば、吐出面に密着
するリブ部、インクを吸引するための吸引口、キャップ
レバー等のシール部が挿入されるチューブ部、キャップ
ホルダーからの脱落防止を防止するためのつば部などを
有する、一体成形のゴム状弾性材の部品で構成されてい
た。このため、従来のキャップは、非常に複雑な形状を
した部品であった。
することがなく、吐出口を確実に密封する機能が要請さ
れ、このような観点から、例えば塩素化ブチルゴム等の
耐インク性に優れたゴム状弾性材で作られている。そし
て、従来のこの種のキャップは、例えば、吐出面に密着
するリブ部、インクを吸引するための吸引口、キャップ
レバー等のシール部が挿入されるチューブ部、キャップ
ホルダーからの脱落防止を防止するためのつば部などを
有する、一体成形のゴム状弾性材の部品で構成されてい
た。このため、従来のキャップは、非常に複雑な形状を
した部品であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のイン
クジェット記録装置においては、キャップと記録ヘッド
の吐出面との密閉度を高くするため、キャップの前記リ
ブ部のキズや打痕等を検査する必要があり、また、キャ
ップの形状が複雑であるため、キャップを成形する際に
無理抜きによる成形となってしまい、その部分に亀裂が
生じ易く、その部分も検査も必要であった。このよう
に、従来のキャップでは、小さな部品であるにも関わら
ず、検査箇所が余りにも多く、非常にコストが掛かる部
品であった。これは材質によるところも大きいが、その
多くは形状に依るものである。
クジェット記録装置においては、キャップと記録ヘッド
の吐出面との密閉度を高くするため、キャップの前記リ
ブ部のキズや打痕等を検査する必要があり、また、キャ
ップの形状が複雑であるため、キャップを成形する際に
無理抜きによる成形となってしまい、その部分に亀裂が
生じ易く、その部分も検査も必要であった。このよう
に、従来のキャップでは、小さな部品であるにも関わら
ず、検査箇所が余りにも多く、非常にコストが掛かる部
品であった。これは材質によるところも大きいが、その
多くは形状に依るものである。
【0009】本発明はこのような技術的課題に鑑みてな
されたものであり、本発明の目的は、キャップを製造す
る際の前述のような検査工程を大幅に削減することが可
能であり、検査工程を省略することによっても充分にキ
ャップの品質管理を行なうことができ、性能に優れたキ
ャップを安価に製造し得るインクジェット記録装置を提
供することである。
されたものであり、本発明の目的は、キャップを製造す
る際の前述のような検査工程を大幅に削減することが可
能であり、検査工程を省略することによっても充分にキ
ャップの品質管理を行なうことができ、性能に優れたキ
ャップを安価に製造し得るインクジェット記録装置を提
供することである。
【0010】
【課題解決のための手段】本発明は、記録手段から被記
録材へインクを吐出して記録を行なうインクジェット記
録装置において、記録手段の吐出口を密封するためのキ
ャップがゴム状弾性材の輪状部材である構成とすること
により、キャップを製造する際の成形上の無理を無くし
て検査項目を減少させることができ、ゴムの弾性を用い
てキャップを確実かつ安定した密封状態で取り付けるこ
とができ、性能に優れたキャップを安価に製造し得るイ
ンクジェット記録装置を提供するものである。
録材へインクを吐出して記録を行なうインクジェット記
録装置において、記録手段の吐出口を密封するためのキ
ャップがゴム状弾性材の輪状部材である構成とすること
により、キャップを製造する際の成形上の無理を無くし
て検査項目を減少させることができ、ゴムの弾性を用い
てキャップを確実かつ安定した密封状態で取り付けるこ
とができ、性能に優れたキャップを安価に製造し得るイ
ンクジェット記録装置を提供するものである。
【0011】別の本発明は、上記構成に加えて、キャッ
プの底面にリブを形成する構成、あるいは、キャップが
キャップ取付け部の内側に潰しぎみに装着される構成と
することにより、一層効率よく、キャップを製造する際
の成形上の無理を無くして検査項目を減少させることが
でき、ゴムの弾性を用いてキャップを確実かつ安定した
密封状態で取り付けることができ、性能に優れたキャッ
プを安価に製造し得るインクジェット記録装置を提供す
るものである。
プの底面にリブを形成する構成、あるいは、キャップが
キャップ取付け部の内側に潰しぎみに装着される構成と
することにより、一層効率よく、キャップを製造する際
の成形上の無理を無くして検査項目を減少させることが
でき、ゴムの弾性を用いてキャップを確実かつ安定した
密封状態で取り付けることができ、性能に優れたキャッ
プを安価に製造し得るインクジェット記録装置を提供す
るものである。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明を適用したキャップを備えたインク
ジェット記録装置の要部の構成例を示す斜視図である。
図1において、キャリッジ1には、記録ヘッド2aとイ
ンクタンク2bとを連結して構成されたインクカートリ
ッジ(ヘッドカートリッジ)2が搭載されている。この
キャリッジ1の記録ヘッド2a側の一端部は、シャーシ
3に回動自在に軸支されたリードスクリュー4と軸方向
摺動可能に嵌合されている。また、該キャリッジ1の他
端部にはガイド(不図示)が設けられている。このガイ
ドは、シャーシ3に前記リードスクリュー4と平行に形
成されたガイドレール3cに摺動自在に係合されてい
る。さらに、該キャリッジ1には、後述するように、前
記リードスクリュー4のリード溝4aと摺動可能に係合
するリードピン6が設けられている。したがって、キャ
リッジ1は、前記リードスクリュー4と前記ガイドレー
ル3cによって常に一定の姿勢で案内支持されるととも
に、該リードスクリュー4の回転に伴ってその軸方向に
往復移動可能となっている。
する。図1は本発明を適用したキャップを備えたインク
ジェット記録装置の要部の構成例を示す斜視図である。
図1において、キャリッジ1には、記録ヘッド2aとイ
ンクタンク2bとを連結して構成されたインクカートリ
ッジ(ヘッドカートリッジ)2が搭載されている。この
キャリッジ1の記録ヘッド2a側の一端部は、シャーシ
3に回動自在に軸支されたリードスクリュー4と軸方向
摺動可能に嵌合されている。また、該キャリッジ1の他
端部にはガイド(不図示)が設けられている。このガイ
ドは、シャーシ3に前記リードスクリュー4と平行に形
成されたガイドレール3cに摺動自在に係合されてい
る。さらに、該キャリッジ1には、後述するように、前
記リードスクリュー4のリード溝4aと摺動可能に係合
するリードピン6が設けられている。したがって、キャ
リッジ1は、前記リードスクリュー4と前記ガイドレー
ル3cによって常に一定の姿勢で案内支持されるととも
に、該リードスクリュー4の回転に伴ってその軸方向に
往復移動可能となっている。
【0013】リードスクリュー4の図示左側の一端に固
着されたリードギヤ4bは、キャリッジモータ5の出力
軸25(図3)に取り付けられたキャリッジモータピニ
オン20と噛み合っている。このため、キャリッジモー
タ5の正逆回転に伴ってリードスクリュー4も正逆回転
する。そして、キャリッジ1に設けられたピン6は、リ
ードスクリュー4に螺旋状に所定のピッチで形成された
リード溝4aに嵌入している。したがって、キャリッジ
1は、キャリッジモータ5の正逆回転により、リードス
クリュー4に沿って往復移動させられる。前記リードピ
ン6は、前記リード溝4aとのがたつきを無くすため、
リードピンバネ7によりリード溝4a内へ付勢されてい
る。また、リード溝4aは、キャリッジ1が図示左端部
のキャッピング位置にきた時には、キャリッジモータピ
ニオン20がリードスクリュー4へ回転力を伝えている
間でも、記録ヘッド2aの吐出面がキャップ21に対向
した位置に停止するような形状に形成されている。
着されたリードギヤ4bは、キャリッジモータ5の出力
軸25(図3)に取り付けられたキャリッジモータピニ
オン20と噛み合っている。このため、キャリッジモー
タ5の正逆回転に伴ってリードスクリュー4も正逆回転
する。そして、キャリッジ1に設けられたピン6は、リ
ードスクリュー4に螺旋状に所定のピッチで形成された
リード溝4aに嵌入している。したがって、キャリッジ
1は、キャリッジモータ5の正逆回転により、リードス
クリュー4に沿って往復移動させられる。前記リードピ
ン6は、前記リード溝4aとのがたつきを無くすため、
リードピンバネ7によりリード溝4a内へ付勢されてい
る。また、リード溝4aは、キャリッジ1が図示左端部
のキャッピング位置にきた時には、キャリッジモータピ
ニオン20がリードスクリュー4へ回転力を伝えている
間でも、記録ヘッド2aの吐出面がキャップ21に対向
した位置に停止するような形状に形成されている。
【0014】記録ヘッド2aの吐出面(図示の例では下
向きの面)に対向する記録用紙等の被記録材8の搬送
は、搬送ローラ9とこれに圧接されるピンチローラ10
によって行なわれる。前記搬送ローラ9は紙送りモータ
11により適宜回転させられる。そして、該紙送りモー
タ11の回転を制御することにより、被記録材8は記録
部を通して必要な量だけ紙送りすることができる。記録
された被記録材8は、拍車12と該拍車12に圧接する
排紙ローラ13により装置外へ排出される。なお、排紙
ローラ13は搬送ローラ9より若干高い周速で、共通の
紙送りモータ11により回転駆動される。すなわち、図
示の例では、紙送りモータ11の駆動力は、該紙送りモ
ータ11の軸に取り付けられた傘歯車(紙送りモータピ
ニオン)14、傘歯車15、ウォームローラ16、搬送
ホイール17、排紙ホイール18を通して、排紙ローラ
駆動軸19へ伝達される。
向きの面)に対向する記録用紙等の被記録材8の搬送
は、搬送ローラ9とこれに圧接されるピンチローラ10
によって行なわれる。前記搬送ローラ9は紙送りモータ
11により適宜回転させられる。そして、該紙送りモー
タ11の回転を制御することにより、被記録材8は記録
部を通して必要な量だけ紙送りすることができる。記録
された被記録材8は、拍車12と該拍車12に圧接する
排紙ローラ13により装置外へ排出される。なお、排紙
ローラ13は搬送ローラ9より若干高い周速で、共通の
紙送りモータ11により回転駆動される。すなわち、図
示の例では、紙送りモータ11の駆動力は、該紙送りモ
ータ11の軸に取り付けられた傘歯車(紙送りモータピ
ニオン)14、傘歯車15、ウォームローラ16、搬送
ホイール17、排紙ホイール18を通して、排紙ローラ
駆動軸19へ伝達される。
【0015】前記紙送りモータピニオン14の回転は、
傘歯車15によって回転方向を直角に変換され、該傘歯
車15の平歯車部からウォームローラ16のつば状部分
16aへ伝達される。このつば状部分16aには渦巻状
の平面ウォーム(不図示)が形成されており、搬送ロー
ラ9の軸に設けられた搬送ホイール17がこの平面ウォ
ームと噛合っている。したがって、ウォームローラ16
と一体の前記つば状部分16aを回転させることによ
り、搬送ローラ9が回転駆動される。一方、ウォームロ
ーラ16の円筒部16bに形成された(不図示)ウォー
ムは、排紙ローラ駆動軸19に取り付けられた排紙ホイ
ール18と噛合っている。したがって、前記つば状部分
16aの回転は、これと一体の円筒部16bを介して、
排紙ホイール18にも伝達される。こうして、排紙ロー
ラ13は、搬送ローラ9と同時に回転駆動されるように
なっている。
傘歯車15によって回転方向を直角に変換され、該傘歯
車15の平歯車部からウォームローラ16のつば状部分
16aへ伝達される。このつば状部分16aには渦巻状
の平面ウォーム(不図示)が形成されており、搬送ロー
ラ9の軸に設けられた搬送ホイール17がこの平面ウォ
ームと噛合っている。したがって、ウォームローラ16
と一体の前記つば状部分16aを回転させることによ
り、搬送ローラ9が回転駆動される。一方、ウォームロ
ーラ16の円筒部16bに形成された(不図示)ウォー
ムは、排紙ローラ駆動軸19に取り付けられた排紙ホイ
ール18と噛合っている。したがって、前記つば状部分
16aの回転は、これと一体の円筒部16bを介して、
排紙ホイール18にも伝達される。こうして、排紙ロー
ラ13は、搬送ローラ9と同時に回転駆動されるように
なっている。
【0016】前記記録ヘッド(記録手段)2aは、熱エ
ネルギーを利用してインクを吐出するインクジェット記
録手段であって、熱エネルギーを発生するための電気熱
変換体を備えたものである。また、前記記録ヘッド2a
は前記電気熱変換体によって印加される熱エネルギーに
より生じる膜沸騰により気泡の成長、収縮によって生じ
る圧力変化を利用して、吐出口よりインクを吐出させ、
記録を行うものである。
ネルギーを利用してインクを吐出するインクジェット記
録手段であって、熱エネルギーを発生するための電気熱
変換体を備えたものである。また、前記記録ヘッド2a
は前記電気熱変換体によって印加される熱エネルギーに
より生じる膜沸騰により気泡の成長、収縮によって生じ
る圧力変化を利用して、吐出口よりインクを吐出させ、
記録を行うものである。
【0017】図2は、前記記録ヘッド2aのインク吐出
部の構造を模式的に示す部分斜視図である。図2におい
て、用紙等の被記録材8と所定の隙間(例えば、約0.5
〜2.0 ミリ程度) をおいて対面する吐出面(吐出口形成
面)81には、所定のピッチで複数の吐出口82が形成
され、共通液室83と各吐出口82とを連通する各液路
84の壁面に沿ってインク吐出用のエネルギーを発生す
るための電気熱変換体(発熱抵抗体など)85が配設さ
れている。本例においては、記録ヘッド2aは、前記吐
出口82がキャリッジ1の走査方向と交叉する方向に並
ぶような位置関係で、該キャリッジ1に搭載されてい
る。こうして、画像信号または吐出信号に基づいて対応
する電気熱変換体85を駆動(通電)して、液路84内
のインクを膜沸騰させ、その時に発生する圧力によって
吐出口82からインクを吐出させる記録ヘッド2aが構
成されている。
部の構造を模式的に示す部分斜視図である。図2におい
て、用紙等の被記録材8と所定の隙間(例えば、約0.5
〜2.0 ミリ程度) をおいて対面する吐出面(吐出口形成
面)81には、所定のピッチで複数の吐出口82が形成
され、共通液室83と各吐出口82とを連通する各液路
84の壁面に沿ってインク吐出用のエネルギーを発生す
るための電気熱変換体(発熱抵抗体など)85が配設さ
れている。本例においては、記録ヘッド2aは、前記吐
出口82がキャリッジ1の走査方向と交叉する方向に並
ぶような位置関係で、該キャリッジ1に搭載されてい
る。こうして、画像信号または吐出信号に基づいて対応
する電気熱変換体85を駆動(通電)して、液路84内
のインクを膜沸騰させ、その時に発生する圧力によって
吐出口82からインクを吐出させる記録ヘッド2aが構
成されている。
【0018】記録ヘッド2aと対向する位置には、記録
部において被記録材8を裏面から案内支持するためのプ
ラテン27が設けられている。このプラテン27の裏側
には、インク吸収体28が収納されている。このインク
吸収体28は、後述する伝動機構部24により駆動され
るポンプユニット23から、廃インク管へ送り出される
廃インクを貯留するためのものである。この廃インク吸
収体28は、例えば、ポリエステル等の綿状材料あるい
はスポンジなどの、インク吸収性およびインク保持性に
優れた材料で形成されている。前記ポンプユニット23
に接続されている廃インク管は、インク吸収体28の内
部へ所定長さだけ挿入されている。また、前記搬送ロー
ラ9の図示左側には、記録ヘッド2aのインク吐出機能
を回復させるための回復手段が設けられている。
部において被記録材8を裏面から案内支持するためのプ
ラテン27が設けられている。このプラテン27の裏側
には、インク吸収体28が収納されている。このインク
吸収体28は、後述する伝動機構部24により駆動され
るポンプユニット23から、廃インク管へ送り出される
廃インクを貯留するためのものである。この廃インク吸
収体28は、例えば、ポリエステル等の綿状材料あるい
はスポンジなどの、インク吸収性およびインク保持性に
優れた材料で形成されている。前記ポンプユニット23
に接続されている廃インク管は、インク吸収体28の内
部へ所定長さだけ挿入されている。また、前記搬送ロー
ラ9の図示左側には、記録ヘッド2aのインク吐出機能
を回復させるための回復手段が設けられている。
【0019】図3は、記録ヘッド2aのインク吐出機能
を維持回復させるための前記回復手段の構成を示す部分
斜視図である。図3において、この回復手段は、キャッ
プ21と、ポンプユニット23と、伝動機構部24とを
備えている。前記キャップ21は、記録ヘッド2aの吐
出面81に密着して吐出口82を密封(キャッピング)
するためのものである。前記ポンプユニット23は、キ
ャップ21の内部を負圧にすることにより吐出口82か
ら強制的にインクを吸引するとともに、吸い出されたイ
ンクを廃インク管31dへ送り出すように動作するもの
である。前記伝動機構部24は、キャップ21を記録ヘ
ッド2aの吐出面81に対して前後移動圧接離反)させ
たり、ポンプユニット23に駆動力を伝達させたりする
ものであり、そのためのカムや歯車機構(タイミングギ
ヤ)などで構成されている。この伝動機構部24を構成
するタイミングギア24は、キャリッジモータピニオン
20を介して、キャリッジモータ5の回転駆動力が伝達
される。
を維持回復させるための前記回復手段の構成を示す部分
斜視図である。図3において、この回復手段は、キャッ
プ21と、ポンプユニット23と、伝動機構部24とを
備えている。前記キャップ21は、記録ヘッド2aの吐
出面81に密着して吐出口82を密封(キャッピング)
するためのものである。前記ポンプユニット23は、キ
ャップ21の内部を負圧にすることにより吐出口82か
ら強制的にインクを吸引するとともに、吸い出されたイ
ンクを廃インク管31dへ送り出すように動作するもの
である。前記伝動機構部24は、キャップ21を記録ヘ
ッド2aの吐出面81に対して前後移動圧接離反)させ
たり、ポンプユニット23に駆動力を伝達させたりする
ものであり、そのためのカムや歯車機構(タイミングギ
ヤ)などで構成されている。この伝動機構部24を構成
するタイミングギア24は、キャリッジモータピニオン
20を介して、キャリッジモータ5の回転駆動力が伝達
される。
【0020】前記キャリッジモータピニオン20は、次
のような構成で、キャリッジモータ5に結合されてい
る。キャリッジモータ5の出力軸25は炭素鋼等の金属
で形成されている。キャリッジモータピニオン20の中
心孔は、キャリッジモータ出力軸25の軸径より若干大
きい径になっている。したがって、キャリッジモータピ
ニオン20は、キャリッジモータ出力軸25の方向に往
復移動することができる。図4は前記キャリッジモータ
ピニオン20の斜視図である。図4において、キャリッ
ジモータピニオン20には、タイミングギア(伝動機構
部)24とリードギア4bとに噛合う歯部20aが形成
されている。そして、歯部20aのうちの一つの歯20
bだけが側方へ突出している。この突出した歯20b
は、タイミングギア24の回転を開始させるトリガとし
て使用される。
のような構成で、キャリッジモータ5に結合されてい
る。キャリッジモータ5の出力軸25は炭素鋼等の金属
で形成されている。キャリッジモータピニオン20の中
心孔は、キャリッジモータ出力軸25の軸径より若干大
きい径になっている。したがって、キャリッジモータピ
ニオン20は、キャリッジモータ出力軸25の方向に往
復移動することができる。図4は前記キャリッジモータ
ピニオン20の斜視図である。図4において、キャリッ
ジモータピニオン20には、タイミングギア(伝動機構
部)24とリードギア4bとに噛合う歯部20aが形成
されている。そして、歯部20aのうちの一つの歯20
bだけが側方へ突出している。この突出した歯20b
は、タイミングギア24の回転を開始させるトリガとし
て使用される。
【0021】図3において、キャリッジモータ出力軸2
5の端部には、キャリッジモータピニオン20が該出力
軸25から抜けることを防止するためのギアストッパ2
6が取り付けられている。記録時には、キャリッジモー
タピニオン20は、板バネ29によりキャリッジ1の方
向へ常に付勢されている。しかし、記録を行なっていな
い待機状態では、キャリッジ1がキャッピング位置にあ
るため、キャリッジモータピニオン20は、キャリッジ
1の押圧部1a(図1)によってキャリッジモータ5の
方へ(図3中の左側へ)に押圧される。すると、キャリ
ッジモータピニオン20が板バネ29の弾発力に抗して
移動し、前述のように、キャリッジモータピニオン20
のトリガ歯20bとタイミングギア24の第1歯とが噛
み合うようになり、該タイミングギア24の回転駆動が
開始され、それによって一連の回復動作が開始される。
5の端部には、キャリッジモータピニオン20が該出力
軸25から抜けることを防止するためのギアストッパ2
6が取り付けられている。記録時には、キャリッジモー
タピニオン20は、板バネ29によりキャリッジ1の方
向へ常に付勢されている。しかし、記録を行なっていな
い待機状態では、キャリッジ1がキャッピング位置にあ
るため、キャリッジモータピニオン20は、キャリッジ
1の押圧部1a(図1)によってキャリッジモータ5の
方へ(図3中の左側へ)に押圧される。すると、キャリ
ッジモータピニオン20が板バネ29の弾発力に抗して
移動し、前述のように、キャリッジモータピニオン20
のトリガ歯20bとタイミングギア24の第1歯とが噛
み合うようになり、該タイミングギア24の回転駆動が
開始され、それによって一連の回復動作が開始される。
【0022】タイミングギア(伝動機構部)24には、
キャップ開閉用カム24aとワイピング動作用カム(不
図示)が設けられている。このタイミングギア24は後
述のプランジャ22を往復移動させるストロークギア3
0と噛合しており、該タイミングギア24が回転するこ
とによりストロークギア30も回転し、プランジャ22
の往復運動が行われる。
キャップ開閉用カム24aとワイピング動作用カム(不
図示)が設けられている。このタイミングギア24は後
述のプランジャ22を往復移動させるストロークギア3
0と噛合しており、該タイミングギア24が回転するこ
とによりストロークギア30も回転し、プランジャ22
の往復運動が行われる。
【0023】図3において、36はHNBR等のゴムで
作られたブレードであり、該ブレード36は後述のブレ
ードスライダ37のブレード取付け溝に一端をスライド
させるように挿入して取り付けてある。ブレード取付け
溝のブレード突出方向の一部には、先端が鋭角になった
ブレード抜け防止用の突起が設けられている。ブレード
36が引き抜かれようとした場合には、この突起によっ
て引き抜かれが阻止される。
作られたブレードであり、該ブレード36は後述のブレ
ードスライダ37のブレード取付け溝に一端をスライド
させるように挿入して取り付けてある。ブレード取付け
溝のブレード突出方向の一部には、先端が鋭角になった
ブレード抜け防止用の突起が設けられている。ブレード
36が引き抜かれようとした場合には、この突起によっ
て引き抜かれが阻止される。
【0024】ブレードスライダ37には、記録ヘッド2
aの吐出面81と平行なスライド軸40に沿って該ブレ
ードスライダを移動可能にするための貫通孔が設けられ
ている。ブレードスライダ37が前記スライド軸40に
沿って往復運動するため、吐出面81のどの位置におい
ても、ブレード36の吐出面81に対する侵入量は常に
一定になる。このブレードスライダ37の往復運動は、
後述のブレードリンク38によって行われる。このブレ
ードリンク38の突起38aは、ブレードスライダの壁
37aを押すことによって上下動する。ブレードリンク
38は、前述のタイミングギア24のカムによってその
動きを制御されており、キャッピング状態では図3中の
矢印A方向の最下点で退避している。
aの吐出面81と平行なスライド軸40に沿って該ブレ
ードスライダを移動可能にするための貫通孔が設けられ
ている。ブレードスライダ37が前記スライド軸40に
沿って往復運動するため、吐出面81のどの位置におい
ても、ブレード36の吐出面81に対する侵入量は常に
一定になる。このブレードスライダ37の往復運動は、
後述のブレードリンク38によって行われる。このブレ
ードリンク38の突起38aは、ブレードスライダの壁
37aを押すことによって上下動する。ブレードリンク
38は、前述のタイミングギア24のカムによってその
動きを制御されており、キャッピング状態では図3中の
矢印A方向の最下点で退避している。
【0025】39は高分子吸収体で作られたブレードク
リーナである。このブレードクリーナ39は、記録ヘッ
ド2aの吐出面81をワイピングした際にブレード36
に付着したインクを転写させることにより、ブレード3
6を常に清浄な状態に維持しておくためのものである。
ワイピング動作により図3中の矢印A方向に動いてきた
ブレード36は、吐出面81を拭き終わった後、このブ
レードクリーナ39にも接触し摺擦する。その際、ブレ
ード36上のインクは、ブレードクリーナ39に吸収さ
れる。その後ブレード36がブレードクリーナ39に常
に触れていると、ゴムのクリープ現象によりブレード3
6が変形してしまい、本来の性能を発揮できなくなるこ
とがある。そこで、ブレードカム41によりブレードス
ライダ37を回転させて、ブレード36を退避させる。
リーナである。このブレードクリーナ39は、記録ヘッ
ド2aの吐出面81をワイピングした際にブレード36
に付着したインクを転写させることにより、ブレード3
6を常に清浄な状態に維持しておくためのものである。
ワイピング動作により図3中の矢印A方向に動いてきた
ブレード36は、吐出面81を拭き終わった後、このブ
レードクリーナ39にも接触し摺擦する。その際、ブレ
ード36上のインクは、ブレードクリーナ39に吸収さ
れる。その後ブレード36がブレードクリーナ39に常
に触れていると、ゴムのクリープ現象によりブレード3
6が変形してしまい、本来の性能を発揮できなくなるこ
とがある。そこで、ブレードカム41によりブレードス
ライダ37を回転させて、ブレード36を退避させる。
【0026】ブレードカム41はブレードスライダ37
のスライド軸40の円周方向の回転運動を制御してお
り、ブレードスライダ37の腕37bはカム面上を接触
しながら移動する。さらに、ブレード36がブレードク
リーナ39に触れてブレード36にインクが逆転写する
ことのないように、切り換え弁等により、ブレードスラ
イダ37の移動経路を往行程と復行程で変えるようにな
っている。
のスライド軸40の円周方向の回転運動を制御してお
り、ブレードスライダ37の腕37bはカム面上を接触
しながら移動する。さらに、ブレード36がブレードク
リーナ39に触れてブレード36にインクが逆転写する
ことのないように、切り換え弁等により、ブレードスラ
イダ37の移動経路を往行程と復行程で変えるようにな
っている。
【0027】図5はポンプユニット23の分解斜視図で
ある。このポンプユニット23はプランジャポンプの構
成を有している。図5において、ポンプシリンダ31
は、円筒状のシリンダ部31aとプランジャ22をガイ
ドするガイド部(不図示)を有している。また、シリン
ダ31には、その一部を切り欠くことにより、軸方向の
インク流路が形成されている。さらに、シリンダ31の
所定位置にはインク吸引口31cが形成されている。3
1dは廃インク管であり、この廃インク管31dはシリ
ンダ31と一体に形成され、その先端部は前記インク吸
収体28(図1)に挿入されている。31eはキャップ
開閉用の突起であり、タイミングギア24のキャップ開
閉用カム24aがこの突起31eを押すことによりシリ
ンダ31が回転し、該シリンダ31の回転によりキャッ
プ21の開閉が行なわれる。
ある。このポンプユニット23はプランジャポンプの構
成を有している。図5において、ポンプシリンダ31
は、円筒状のシリンダ部31aとプランジャ22をガイ
ドするガイド部(不図示)を有している。また、シリン
ダ31には、その一部を切り欠くことにより、軸方向の
インク流路が形成されている。さらに、シリンダ31の
所定位置にはインク吸引口31cが形成されている。3
1dは廃インク管であり、この廃インク管31dはシリ
ンダ31と一体に形成され、その先端部は前記インク吸
収体28(図1)に挿入されている。31eはキャップ
開閉用の突起であり、タイミングギア24のキャップ開
閉用カム24aがこの突起31eを押すことによりシリ
ンダ31が回転し、該シリンダ31の回転によりキャッ
プ21の開閉が行なわれる。
【0028】図5において、プランジャ22には、動作
軸22a、ピストン押さえ22b、ピストン受け22
c、ポンプシール押さえ22dなどが形成されており、
前記動作軸22aにはインク流路となる連続溝22eが
形成されている。この溝22eは、シリンダ31の前記
ガイド部に一部が嵌入しており、プランジャ22の回転
を止めている。動作軸22aにはプランジャ22の往復
運動を制御するリード溝22fが形成されており、スト
ロークギア30の正転逆転によってプランジャ22に所
望のストローク量を与え、所定の負圧を発生させるよう
に構成されている。
軸22a、ピストン押さえ22b、ピストン受け22
c、ポンプシール押さえ22dなどが形成されており、
前記動作軸22aにはインク流路となる連続溝22eが
形成されている。この溝22eは、シリンダ31の前記
ガイド部に一部が嵌入しており、プランジャ22の回転
を止めている。動作軸22aにはプランジャ22の往復
運動を制御するリード溝22fが形成されており、スト
ロークギア30の正転逆転によってプランジャ22に所
望のストローク量を与え、所定の負圧を発生させるよう
に構成されている。
【0029】32はNBR等のゴム材で作られたピスト
ンである。このピストン32はシリンダ31に嵌入され
る。該ピストン32の外径は、所定の圧接力が得られる
ように、シリンダ31の内径より若干大きく設定されて
いる。そして、このピストン32は、プランジャ22の
ポンプシール押さえ22dまたはピストン受け22cに
より押されることにより、シリンダ31内を往復運動す
ることが可能である。また、ピストン32の表面に潤滑
塗装を施すことにより、シリンダ31とピストン32の
摺動抵抗を減少させてもよい。
ンである。このピストン32はシリンダ31に嵌入され
る。該ピストン32の外径は、所定の圧接力が得られる
ように、シリンダ31の内径より若干大きく設定されて
いる。そして、このピストン32は、プランジャ22の
ポンプシール押さえ22dまたはピストン受け22cに
より押されることにより、シリンダ31内を往復運動す
ることが可能である。また、ピストン32の表面に潤滑
塗装を施すことにより、シリンダ31とピストン32の
摺動抵抗を減少させてもよい。
【0030】34はキャップレバーである。このキャッ
プレバー34は、シリンダ31に設けられた前記キャッ
プレバーシール35に回転可能に密封嵌合しており、該
キャップレバーシール35嵌合部には不図示のインクガ
イド(インク流路部材)が設けられている。また、この
キャップレバー34に形成された軸34aは、シリンダ
31に形成された軸支孔31fに回転可能に嵌合し、ス
ナップフィットで取り付けられている。こうして、キャ
ップレバー34は、シリンダ31に、回転自在に取り付
けられている。
プレバー34は、シリンダ31に設けられた前記キャッ
プレバーシール35に回転可能に密封嵌合しており、該
キャップレバーシール35嵌合部には不図示のインクガ
イド(インク流路部材)が設けられている。また、この
キャップレバー34に形成された軸34aは、シリンダ
31に形成された軸支孔31fに回転可能に嵌合し、ス
ナップフィットで取り付けられている。こうして、キャ
ップレバー34は、シリンダ31に、回転自在に取り付
けられている。
【0031】35はキャップレバーシールである。この
キャップレバーシール35には、キャップレバー34の
前記インクガイド(不図示)が圧入されている。また、
このキャップレバーシール35は、シリンダ31のキャ
ップレバー受け31bに圧入されている。
キャップレバーシール35には、キャップレバー34の
前記インクガイド(不図示)が圧入されている。また、
このキャップレバーシール35は、シリンダ31のキャ
ップレバー受け31bに圧入されている。
【0032】図5中の21はキャップである。図6はこ
のキャップ21が装着された状態を示す部分縦断面図で
ある。キャップ21は、輪状(または環状)のゴム状弾
性材で作られている。材質としては、例えば塩素化ブチ
ルゴムなどが使用される。このキャップの断面形状は、
図6に示すように、おむすび状になっている。また、こ
のキャップ21は、図6に示すように、キャップレバー
34のキャップ取付け部34bに取り付けられている。
そして、キャップ21の取付け方法としては、図6に示
すように、ゴム状弾性材の弾性を利用し、該キャップ2
1のおむすび状断面の斜面に倣って先拡がり方向に傾斜
させて形成された取付け周面(キャップ取付け部34b
の周面)に、輪(環)を拡げて緊張状態で装着する方法
が採られている。また、キャップ21は、その底面がキ
ャップ取付け部34bの外周に形成された段差面(端
面)に接触する(前記傾斜外周面と弾性力により自動的
に圧接される方向に付勢されて)状態で装着されてい
る。
のキャップ21が装着された状態を示す部分縦断面図で
ある。キャップ21は、輪状(または環状)のゴム状弾
性材で作られている。材質としては、例えば塩素化ブチ
ルゴムなどが使用される。このキャップの断面形状は、
図6に示すように、おむすび状になっている。また、こ
のキャップ21は、図6に示すように、キャップレバー
34のキャップ取付け部34bに取り付けられている。
そして、キャップ21の取付け方法としては、図6に示
すように、ゴム状弾性材の弾性を利用し、該キャップ2
1のおむすび状断面の斜面に倣って先拡がり方向に傾斜
させて形成された取付け周面(キャップ取付け部34b
の周面)に、輪(環)を拡げて緊張状態で装着する方法
が採られている。また、キャップ21は、その底面がキ
ャップ取付け部34bの外周に形成された段差面(端
面)に接触する(前記傾斜外周面と弾性力により自動的
に圧接される方向に付勢されて)状態で装着されてい
る。
【0033】このような構成および取付け方法によれ
ば、一度装着されたキャップ21が使用によって外れる
ことはなく、確実に装着することができる。また、キャ
ップ21は、おむすび状の斜面と裏面(おむすび状の底
面)が取付け部34bに取付け面に圧接する状態で装着
されるので、取付け部の密封性も充分に確保することが
できる。
ば、一度装着されたキャップ21が使用によって外れる
ことはなく、確実に装着することができる。また、キャ
ップ21は、おむすび状の斜面と裏面(おむすび状の底
面)が取付け部34bに取付け面に圧接する状態で装着
されるので、取付け部の密封性も充分に確保することが
できる。
【0034】図5において、42は予備吐出パッドであ
る。この予備吐出パッド42は、前述のブレードクリー
ナ39(図3)と同様の高分子インク吸収体で作られて
いる。そして、この予備吐出パッド42は、キャップレ
バー34のキャップ取付け部34bの端面開口部の内部
に嵌入状態で装着され、装着状態ではその表面がキャッ
プ21の内部に表れている。前記予備吐出パッド42
は、吐出口82のインク乾燥を防止するために行なわれ
る予備吐出(記録用のインク吐出とは別のインク吐出)
時に吐出されるインクを吸収するためのものである。
る。この予備吐出パッド42は、前述のブレードクリー
ナ39(図3)と同様の高分子インク吸収体で作られて
いる。そして、この予備吐出パッド42は、キャップレ
バー34のキャップ取付け部34bの端面開口部の内部
に嵌入状態で装着され、装着状態ではその表面がキャッ
プ21の内部に表れている。前記予備吐出パッド42
は、吐出口82のインク乾燥を防止するために行なわれ
る予備吐出(記録用のインク吐出とは別のインク吐出)
時に吐出されるインクを吸収するためのものである。
【0035】図7は前記キャップ21およびその取付け
の第2実施例を模式的に示す部分縦断面図である。本実
施例においては、キャップ21の底面(おむすび断面の
底面)に輪状(環状)に連続したリブ21aが形成され
ている。その他の部分では図6の第1実施例の場合と実
質上同じ構成および取付け方法が採られており、それら
の詳細説明は省略する。
の第2実施例を模式的に示す部分縦断面図である。本実
施例においては、キャップ21の底面(おむすび断面の
底面)に輪状(環状)に連続したリブ21aが形成され
ている。その他の部分では図6の第1実施例の場合と実
質上同じ構成および取付け方法が採られており、それら
の詳細説明は省略する。
【0036】図7の第2実施例によれば、記録ヘッド2
aの吐出面81をキャッピング(密閉)した際に、キャ
ップ21の底面とキャップレバー34の取付け面(密着
面)との接触圧を一層高めることができるので、キャッ
プ21取付け部の密封性が向上し、吸引負圧やインクの
リーク(漏れ)を一層確実に無くすことが可能となる。
さらに、リブ21aの断面形状を図示のような丸みのあ
る曲面形状にすることにより、キャップ21自体が傾い
た場合でも、均一な圧接力で全体を確実に密着させるこ
とが可能になり、局部的なリークを一層確実に無くすこ
とができる。
aの吐出面81をキャッピング(密閉)した際に、キャ
ップ21の底面とキャップレバー34の取付け面(密着
面)との接触圧を一層高めることができるので、キャッ
プ21取付け部の密封性が向上し、吸引負圧やインクの
リーク(漏れ)を一層確実に無くすことが可能となる。
さらに、リブ21aの断面形状を図示のような丸みのあ
る曲面形状にすることにより、キャップ21自体が傾い
た場合でも、均一な圧接力で全体を確実に密着させるこ
とが可能になり、局部的なリークを一層確実に無くすこ
とができる。
【0037】図8は前記キャップ21およびその取付け
の第3実施例を模式的に示す部分縦断面図である。前述
の各実施例では、キャップ取付け部34bに対して、キ
ャップ21を拡げて装着したが、本実施例においては、
キャップ取付け部34bの内側斜面に対して、キャップ
21は潰しぎみに(圧縮方向の弾性力を利用して)装着
されている。すなわち、図8の第3実施例においては、
キャップ取付け部34bの内側周面に、キャップ21の
おむすび状断面の斜面に倣って先狭まり方向に傾斜した
取付け内周面(キャップ取付け用の周面)が形成されて
おり、おむすび状断面の輪(環)状のゴム状弾性材から
成るキャップ21は、全周面で内側への弾性圧縮力を受
ける状態(潰しぎみの状態)で前記取付け内周面に嵌入
させて装着されている。また、キャップ21は、その底
面がキャップ取付け部34bの内側に形成された段差面
(端面)に接触する(前記傾斜内周面と弾性力により自
動的に圧接される方向に付勢されて)状態で装着されて
いる。
の第3実施例を模式的に示す部分縦断面図である。前述
の各実施例では、キャップ取付け部34bに対して、キ
ャップ21を拡げて装着したが、本実施例においては、
キャップ取付け部34bの内側斜面に対して、キャップ
21は潰しぎみに(圧縮方向の弾性力を利用して)装着
されている。すなわち、図8の第3実施例においては、
キャップ取付け部34bの内側周面に、キャップ21の
おむすび状断面の斜面に倣って先狭まり方向に傾斜した
取付け内周面(キャップ取付け用の周面)が形成されて
おり、おむすび状断面の輪(環)状のゴム状弾性材から
成るキャップ21は、全周面で内側への弾性圧縮力を受
ける状態(潰しぎみの状態)で前記取付け内周面に嵌入
させて装着されている。また、キャップ21は、その底
面がキャップ取付け部34bの内側に形成された段差面
(端面)に接触する(前記傾斜内周面と弾性力により自
動的に圧接される方向に付勢されて)状態で装着されて
いる。
【0038】図8の第3実施例は、その他の部分では図
6の第1実施例の場合と実質上同じ構成および取付け方
法が採られており、それらの詳細説明は省略する。この
ような構成および取付け方法によれば、第1実施例の場
合と同様、一度装着されたキャップ21が使用によって
外れることはなく、確実に装着することができる。ま
た、キャップ21は、おむすび状の斜面と裏面(おむす
び状の底面)が取付け部34bに取付け面に圧接する状
態で装着されるので、取付け部の密封性も充分に確保す
ることができる。そして、さらに、本実施例によれば、
図8にも示すように、キャップ21の内におけるキャッ
プ取付け部34bとの段差を無くすことができるので、
キャップ21内の残留インクを一層減少させ得るという
効果が得られる。このことは、特に、カラーのインクジ
ェット記録装置などにおいて、一つのキャップで複数色
の吐出面をキャッピングする場合に、インク混色を無く
し得るという点で有効である。
6の第1実施例の場合と実質上同じ構成および取付け方
法が採られており、それらの詳細説明は省略する。この
ような構成および取付け方法によれば、第1実施例の場
合と同様、一度装着されたキャップ21が使用によって
外れることはなく、確実に装着することができる。ま
た、キャップ21は、おむすび状の斜面と裏面(おむす
び状の底面)が取付け部34bに取付け面に圧接する状
態で装着されるので、取付け部の密封性も充分に確保す
ることができる。そして、さらに、本実施例によれば、
図8にも示すように、キャップ21の内におけるキャッ
プ取付け部34bとの段差を無くすことができるので、
キャップ21内の残留インクを一層減少させ得るという
効果が得られる。このことは、特に、カラーのインクジ
ェット記録装置などにおいて、一つのキャップで複数色
の吐出面をキャッピングする場合に、インク混色を無く
し得るという点で有効である。
【0039】なお、前述の実施例では、被記録材8に沿
って記録ヘッド2aを移動させながら記録するシリアル
タイプのインクジェット記録装置を例に挙げて説明した
が、本発明は、被記録材の幅方向の全域または一部をカ
バーする長さのライン型記録ヘッドを用い、副走査だけ
で記録するラインタイプのインクジェット記録装置にお
いても、同様に適用することができ、同様の効果が得ら
れるものである。また、本発明は、記録ヘッドとインク
タンクを一体化する場合、記録ヘッドとインクタンクを
別体にする場合など、記録ヘッドとインクタンクの配置
形態がどのようなものであっても、同様に適用すること
ができ、同様の効果を達成し得るものである。
って記録ヘッド2aを移動させながら記録するシリアル
タイプのインクジェット記録装置を例に挙げて説明した
が、本発明は、被記録材の幅方向の全域または一部をカ
バーする長さのライン型記録ヘッドを用い、副走査だけ
で記録するラインタイプのインクジェット記録装置にお
いても、同様に適用することができ、同様の効果が得ら
れるものである。また、本発明は、記録ヘッドとインク
タンクを一体化する場合、記録ヘッドとインクタンクを
別体にする場合など、記録ヘッドとインクタンクの配置
形態がどのようなものであっても、同様に適用すること
ができ、同様の効果を達成し得るものである。
【0040】さらに、前述の実施例では、1個の記録ヘ
ッドを用いるインクジェット記録装置の場合を例に挙げ
て説明したが、本発明は、異なる色のインクで記録する
複数の記録ヘッドを用いるカラー記録装置、あるいは同
一色彩で濃度の異なるインクで記録する複数の記録ヘッ
ドを用いる階調記録用の記録装置など、記録ヘッドの数
や使用インクがどのような場合にも同様に適用すること
ができ、同様の作用効果を達成し得るものである。
ッドを用いるインクジェット記録装置の場合を例に挙げ
て説明したが、本発明は、異なる色のインクで記録する
複数の記録ヘッドを用いるカラー記録装置、あるいは同
一色彩で濃度の異なるインクで記録する複数の記録ヘッ
ドを用いる階調記録用の記録装置など、記録ヘッドの数
や使用インクがどのような場合にも同様に適用すること
ができ、同様の作用効果を達成し得るものである。
【0041】なお、本発明は、インクジェット記録装置
であれば、例えば、ピエゾ素子等の電気機械変換体等を
用いる記録手段(記録ヘッド)を使用するものに適用で
きるが、中でも、熱エネルギーを利用してインクを吐出
する方式のインクジェット記録装置において優れた効果
をもたらすものである。かかる方式によれば、記録の高
密度化、高精細化が達成できるからである。
であれば、例えば、ピエゾ素子等の電気機械変換体等を
用いる記録手段(記録ヘッド)を使用するものに適用で
きるが、中でも、熱エネルギーを利用してインクを吐出
する方式のインクジェット記録装置において優れた効果
をもたらすものである。かかる方式によれば、記録の高
密度化、高精細化が達成できるからである。
【0042】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行なうのが好ましい。この方式は、所謂オンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録手段(記録ヘッド)の熱作用面に膜
沸騰させて、結果的にこの駆動信号に一対一に対応し液
体(インク)内の気泡を形成出来るので有効である。
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行なうのが好ましい。この方式は、所謂オンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録手段(記録ヘッド)の熱作用面に膜
沸騰させて、結果的にこの駆動信号に一対一に対応し液
体(インク)内の気泡を形成出来るので有効である。
【0043】この気泡の成長、収縮により吐出用開口を
介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも一つの
滴を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即
時適切に気泡の成長収縮が行なわれるので、特に応答性
に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好まし
い。このパルス形状の駆動信号としては、米国特許第4
463359号明細書、同第4345262号明細書に
記載されているようなものが適している。尚、上記熱作
用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第43131
24号明細書に記載されている条件を採用すると、更に
優れた記録を行なうことができる。
介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも一つの
滴を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即
時適切に気泡の成長収縮が行なわれるので、特に応答性
に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好まし
い。このパルス形状の駆動信号としては、米国特許第4
463359号明細書、同第4345262号明細書に
記載されているようなものが適している。尚、上記熱作
用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第43131
24号明細書に記載されている条件を採用すると、更に
優れた記録を行なうことができる。
【0044】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他
に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示
する米国特許第4558333号明細書、米国特許第4
459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれる
ものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59年第123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59年第138461号公報に基づいた
構成としても本発明は有効である。すなわち、記録ヘッ
ドの形態がどのようなものであっても、本発明によれ
ば、記録を確実に効率よく行なうことができるようにな
るからである。
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他
に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示
する米国特許第4558333号明細書、米国特許第4
459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれる
ものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59年第123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59年第138461号公報に基づいた
構成としても本発明は有効である。すなわち、記録ヘッ
ドの形態がどのようなものであっても、本発明によれ
ば、記録を確実に効率よく行なうことができるようにな
るからである。
【0045】さらに、前述のように、記録装置が記録で
きる被記録材(記録媒体)の最大幅に対応した長さを有
するフルラインタイプの記録ヘッドに対しても、本発明
は有効に適用できる。そのような記録ヘッドとしては、
複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満たす
構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとしての
構成のいずれでもよい。加えて、上例のようなシリアル
タイプのものでも、装置本体に固定された記録ヘッド、
あるいは装置本体に装着されることで装置本体との電気
的な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる交
換自在のチップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッ
ド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリッ
ジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効で
ある。
きる被記録材(記録媒体)の最大幅に対応した長さを有
するフルラインタイプの記録ヘッドに対しても、本発明
は有効に適用できる。そのような記録ヘッドとしては、
複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満たす
構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとしての
構成のいずれでもよい。加えて、上例のようなシリアル
タイプのものでも、装置本体に固定された記録ヘッド、
あるいは装置本体に装着されることで装置本体との電気
的な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる交
換自在のチップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッ
ド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリッ
ジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効で
ある。
【0046】また、本発明に記録装置の構成として設け
られる記録ヘッドに対しての回復手段または予備的な補
助手段等を付加することは、本発明の効果を一層安定で
きるので好ましいものである。これらを具体的に挙げれ
ば、記録ヘッドに対しての、キャッピング手段、クリー
ニング手段、加圧或は吸引手段、電気熱変換体或はこれ
とは別の加熱素子或はこれらの組み合わせによる予備加
熱手段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出モードを行
なうことも安定した記録を行なうために有効である。
られる記録ヘッドに対しての回復手段または予備的な補
助手段等を付加することは、本発明の効果を一層安定で
きるので好ましいものである。これらを具体的に挙げれ
ば、記録ヘッドに対しての、キャッピング手段、クリー
ニング手段、加圧或は吸引手段、電気熱変換体或はこれ
とは別の加熱素子或はこれらの組み合わせによる予備加
熱手段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出モードを行
なうことも安定した記録を行なうために有効である。
【0047】また、前述したように、搭載される記録ヘ
ッドの種類ないし個数についても、例えば、単色のイン
クに対応して1個のみが設けられたものの他、記録色や
濃度を異にする複数のインクに対応して複数個数設けら
れるものであってもよい。すなわち、例えば、記録装置
の記録モードとしては、黒色等の主流色のみの記録モー
ドだけではなく、記録ヘッドを一体的に構成するか複数
個の組み合わせによるか、いずれでもよいが、異なる色
の複色カラー又は、混色によるフルカラーの少なくとも
一つを備えた装置にも本発明は極めて有効である。
ッドの種類ないし個数についても、例えば、単色のイン
クに対応して1個のみが設けられたものの他、記録色や
濃度を異にする複数のインクに対応して複数個数設けら
れるものであってもよい。すなわち、例えば、記録装置
の記録モードとしては、黒色等の主流色のみの記録モー
ドだけではなく、記録ヘッドを一体的に構成するか複数
個の組み合わせによるか、いずれでもよいが、異なる色
の複色カラー又は、混色によるフルカラーの少なくとも
一つを備えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0048】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するもの、あるいは、インクジェット方式で
は、インク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度
調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように
温度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付
与時にインクが液状をなすものであればよい。加えて、
積極的に熱エネルギーによる昇温をインクの固形状態か
ら液体状態への状態変化のエネルギーとして使用せしめ
ることで防止するか、または、インクの蒸発防止を目的
として放置状態で固化するインクを用いるかして、いず
れにしても、熱エネルギーの記録信号に応じた付与によ
ってインクが液化し、液状インクが吐出されるものや、
記録媒体に到達する時点ではすでに固化し始めるもの等
のような、熱エネルギーによって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するもの、あるいは、インクジェット方式で
は、インク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度
調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように
温度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付
与時にインクが液状をなすものであればよい。加えて、
積極的に熱エネルギーによる昇温をインクの固形状態か
ら液体状態への状態変化のエネルギーとして使用せしめ
ることで防止するか、または、インクの蒸発防止を目的
として放置状態で固化するインクを用いるかして、いず
れにしても、熱エネルギーの記録信号に応じた付与によ
ってインクが液化し、液状インクが吐出されるものや、
記録媒体に到達する時点ではすでに固化し始めるもの等
のような、熱エネルギーによって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。
【0049】このような場合のインクは、特開昭54−
56847号公報あるいは特開昭60−71260号公
報に記載されるような、多孔質シート凹部または貫通孔
に液状または固形物として保持された状態で、電気熱変
換体に対して対向するような形態としてもよい。本発明
においては、上述した各インクに対して最も有効なもの
は、上述した膜沸騰方式を実行するものである。
56847号公報あるいは特開昭60−71260号公
報に記載されるような、多孔質シート凹部または貫通孔
に液状または固形物として保持された状態で、電気熱変
換体に対して対向するような形態としてもよい。本発明
においては、上述した各インクに対して最も有効なもの
は、上述した膜沸騰方式を実行するものである。
【0050】さらに加えて、本発明によるインクジェッ
ト記録装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理
機器の画像出力端末として用いられるものの他、リーダ
等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有す
るファクシミリ装置の形態を採るもの等であってもよ
い。
ト記録装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理
機器の画像出力端末として用いられるものの他、リーダ
等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有す
るファクシミリ装置の形態を採るもの等であってもよ
い。
【0051】
【発明の効果】以上の説明から明らかなごとく、本発明
によれば、記録手段から被記録材へインクを吐出して記
録を行なうインクジェット記録装置において、記録手段
の吐出口を密封するためのキャップがゴム状弾性材の輪
状部材である構成としたので、キャップを製造する際の
成形上の無理を無くして検査項目を減少させることがで
き、ゴムの弾性を用いてキャップを確実かつ安定した密
封状態で取り付けることができ、性能に優れたキャップ
を安価に製造し得るインクジェット記録装置が提供され
る。
によれば、記録手段から被記録材へインクを吐出して記
録を行なうインクジェット記録装置において、記録手段
の吐出口を密封するためのキャップがゴム状弾性材の輪
状部材である構成としたので、キャップを製造する際の
成形上の無理を無くして検査項目を減少させることがで
き、ゴムの弾性を用いてキャップを確実かつ安定した密
封状態で取り付けることができ、性能に優れたキャップ
を安価に製造し得るインクジェット記録装置が提供され
る。
【0052】別の本発明によれば、上記構成に加えて、
キャップの底面にリブを形成する構成、あるいは、キャ
ップがキャップ取付け部の内側に潰しぎみに装着される
構成としたので、キャップを製造する際の成形上の無理
を無くして検査項目を減少させることができ、ゴムの弾
性を用いてキャップを確実かつ安定した密封状態で取り
付けることができ、性能に優れたキャップを安価に製造
し得るという効果を一層効率よく達成し得るインクジェ
ット記録装置が提供される。
キャップの底面にリブを形成する構成、あるいは、キャ
ップがキャップ取付け部の内側に潰しぎみに装着される
構成としたので、キャップを製造する際の成形上の無理
を無くして検査項目を減少させることができ、ゴムの弾
性を用いてキャップを確実かつ安定した密封状態で取り
付けることができ、性能に優れたキャップを安価に製造
し得るという効果を一層効率よく達成し得るインクジェ
ット記録装置が提供される。
【図1】本発明を適用したキャップおよびその取付け構
造を有するインクジェット記録装置の要部構成を例示す
る斜視図である。
造を有するインクジェット記録装置の要部構成を例示す
る斜視図である。
【図2】図1中の記録手段のインク吐出部の構造を模式
的に示す部分斜視図である。
的に示す部分斜視図である。
【図3】本発明を適用したキャップおよび取付け構造を
有するインクジェット記録装置の回復手段の構成を例示
する斜視図である。
有するインクジェット記録装置の回復手段の構成を例示
する斜視図である。
【図4】図3中のキャリッジモータピニオンの斜視図で
ある。
ある。
【図5】図3中のポンプユニットおよびキャップの分解
斜視図である。
斜視図である。
【図6】本発明を適用したキャップおよびその取付け構
造の第1実施例を模式的に示す部分縦断面図である。
造の第1実施例を模式的に示す部分縦断面図である。
【図7】本発明を適用したキャップおよびその取付け構
造の第2実施例を模式的に示す部分縦断面図である。
造の第2実施例を模式的に示す部分縦断面図である。
【図8】本発明を適用したキャップおよびその取付け構
造の第3実施例を模式的に示す部分縦断面図である。
造の第3実施例を模式的に示す部分縦断面図である。
1 キャリッジ 2a 記録手段(記録ヘッド) 2b インクタンク 4 リードスクリュー 5 キャリッジモータ 8 被記録材 9 搬送ローラ 11 紙送りモータ 13 排紙ローラ 20 キャリッジモータピニオン 21 キャップ 21a リブ 22 プランジャ 23 ポンプユニット 24 伝動機構部(タイミングギア) 24a キャップ開閉カム 27 プラテン 28 インク吸収体 31 シリンダ 31d 廃インク管 32 ピストン 34 キャップレバー 34b キャップ取付け部 36 ブレード 39 ブレードクリーナ 41 ブレードカム 81 吐出面(吐出口形成面) 82 吐出口 84 液路 85 電気熱変換体
Claims (5)
- 【請求項1】 記録手段から被記録材へインクを吐出
して記録を行なうインクジェット記録装置において、記
録手段の吐出口を密封するためのキャップがゴム状弾性
材の輪状部材であることを特徴とするインクジェット記
録装置。 - 【請求項2】 キャップの底面にリブを形成すること
を特徴とする請求項1のインクジェット記録装置。 - 【請求項3】 キャップがキャップ取付け部の内側に
潰しぎみに装着されることを特徴とする請求項1のイン
クジェット記録装置。 - 【請求項4】 記録手段が、インクを吐出するために
利用される熱エネルギーを発生する電気熱変換体を備え
ているインクジェット記録手段であることを特徴とする
請求項1のインクジェット記録装置。 - 【請求項5】 記録手段が、前記電気熱変換体が発生
する熱エネルギーによりインクに生じる膜沸騰を利用し
て、吐出口よりインクを吐出させることを特徴とする請
求項4のインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19594692A JPH0615833A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19594692A JPH0615833A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | インクジェット記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0615833A true JPH0615833A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=16349607
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19594692A Pending JPH0615833A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0615833A (ja) |
-
1992
- 1992-06-30 JP JP19594692A patent/JPH0615833A/ja active Pending
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