JPH06158498A - 不織布の製造方法 - Google Patents
不織布の製造方法Info
- Publication number
- JPH06158498A JPH06158498A JP4297161A JP29716192A JPH06158498A JP H06158498 A JPH06158498 A JP H06158498A JP 4297161 A JP4297161 A JP 4297161A JP 29716192 A JP29716192 A JP 29716192A JP H06158498 A JPH06158498 A JP H06158498A
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- fibers
- fiber
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 カード工程等のウエブを形成するまでの工程
では工程通過性に優れ、且つ高圧流体流を作用させる工
程では容易に分割フィブリル化でき、ソフトな風合を呈
する不織布が容易に得られる方法を提供すること。 【構成】 互いに非相溶性の成分からなる分割型複合繊
維を用い、カーディングし次いで高圧液体流を作用させ
て分割フィブリル化及び繊維絡合を行い不織布となす方
法において、互いに非相溶性の接触部の面積と複合繊維
の表面積との比が3.0〜7.0の複合繊維を用いる。 【効果】 面積比が3.0以上7.0以下であると、ウ
エブを形成するまでに作用する応力では分割フィブリル
化は殆んど発生しないのでカード通過性は良好であり、
一方高圧液体流により作用する応力では十分分割フィブ
リル化が進行してソフトな風合を呈する不織布が得られ
る。
では工程通過性に優れ、且つ高圧流体流を作用させる工
程では容易に分割フィブリル化でき、ソフトな風合を呈
する不織布が容易に得られる方法を提供すること。 【構成】 互いに非相溶性の成分からなる分割型複合繊
維を用い、カーディングし次いで高圧液体流を作用させ
て分割フィブリル化及び繊維絡合を行い不織布となす方
法において、互いに非相溶性の接触部の面積と複合繊維
の表面積との比が3.0〜7.0の複合繊維を用いる。 【効果】 面積比が3.0以上7.0以下であると、ウ
エブを形成するまでに作用する応力では分割フィブリル
化は殆んど発生しないのでカード通過性は良好であり、
一方高圧液体流により作用する応力では十分分割フィブ
リル化が進行してソフトな風合を呈する不織布が得られ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、柔軟な風合を呈する不
織布の製造方法に関する。さらに詳しくは、分割型複合
繊維を用いた、極細繊維からなる不織布を効率良く製造
することのできる方法に関する。
織布の製造方法に関する。さらに詳しくは、分割型複合
繊維を用いた、極細繊維からなる不織布を効率良く製造
することのできる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に細繊度の繊維を使用した不織布
は、風合がソフト化することは周知のことであり、かか
る極細繊維を得る方法として幾多の提案がなされてきて
いる。最も有用な方法としては、溶解性(溶媒又は酸、
アルカリ溶液に対する)の異なる2種以上のポリマーに
より海島型繊維を形成し、海成分を溶解除去して極細繊
維となす方法が挙げられる。しかし、かかる方法におい
ては溶剤処理工程や溶剤回収工程が必要であり、工程的
に複雑となる欠点があるし、またコスト的にも不利であ
る。
は、風合がソフト化することは周知のことであり、かか
る極細繊維を得る方法として幾多の提案がなされてきて
いる。最も有用な方法としては、溶解性(溶媒又は酸、
アルカリ溶液に対する)の異なる2種以上のポリマーに
より海島型繊維を形成し、海成分を溶解除去して極細繊
維となす方法が挙げられる。しかし、かかる方法におい
ては溶剤処理工程や溶剤回収工程が必要であり、工程的
に複雑となる欠点があるし、またコスト的にも不利であ
る。
【0003】また別の方法としては、互いに親和性のな
いポリマー、例えばポリエステル/ポリアミド、ポリエ
ステル/ポリオレフィン、ポリアミド/ポリオレフィン
などからなる複合繊維を、パフ掛け、ニードルパンチン
グ、高圧水流処理等の機械的衝撃により分割極細繊維化
する方法が、特開昭62―133164号公報、特開昭
62―268861号公報等に提案されている。
いポリマー、例えばポリエステル/ポリアミド、ポリエ
ステル/ポリオレフィン、ポリアミド/ポリオレフィン
などからなる複合繊維を、パフ掛け、ニードルパンチン
グ、高圧水流処理等の機械的衝撃により分割極細繊維化
する方法が、特開昭62―133164号公報、特開昭
62―268861号公報等に提案されている。
【0004】しかしながら、かかる方法により得られる
複合繊維は、ポリマー間の親和性が乏しいため、機械捲
縮を付与する際あるいはカード工程を通過させてウエブ
を形成する際に、成分割れが生じて生産性が著しく低下
するといった問題がある。
複合繊維は、ポリマー間の親和性が乏しいため、機械捲
縮を付与する際あるいはカード工程を通過させてウエブ
を形成する際に、成分割れが生じて生産性が著しく低下
するといった問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題点に鑑みなされたもので、その目的は、機械捲
縮付与工程、カード工程等ウエブを形成するまでは分割
フィブリル化し難く、高圧流体流を作用させて不織布と
なす際には分割フィブリル化及び単繊維のランダムな絡
み合いが容易に達成し得る、柔軟な風合を呈する不織布
の製造方法を提供することにある。
術の問題点に鑑みなされたもので、その目的は、機械捲
縮付与工程、カード工程等ウエブを形成するまでは分割
フィブリル化し難く、高圧流体流を作用させて不織布と
なす際には分割フィブリル化及び単繊維のランダムな絡
み合いが容易に達成し得る、柔軟な風合を呈する不織布
の製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するため鋭意検討した結果、分割型複合繊維の表
面積に対する成分間の接触面積の割合を大きくすること
により、機械捲縮付与時又はカード通過時に複合界面に
作用する単位面積当りの応力は低下し、その結果ウエブ
形成までの工程通過性は良好となること、また前記割合
を一定値以下にすれば高圧液体流による分割フィブリル
化は従来と同様にできることを見い出し本発明に到達し
た。
を達成するため鋭意検討した結果、分割型複合繊維の表
面積に対する成分間の接触面積の割合を大きくすること
により、機械捲縮付与時又はカード通過時に複合界面に
作用する単位面積当りの応力は低下し、その結果ウエブ
形成までの工程通過性は良好となること、また前記割合
を一定値以下にすれば高圧液体流による分割フィブリル
化は従来と同様にできることを見い出し本発明に到達し
た。
【0007】すなわち、本発明によれば、互いに非相溶
性の成分からなり、その少なくとも一つの成分が残りの
成分によって多層に分割配置されてなる分割型複合繊維
をカードにてウエブとした後、高圧液体流を噴射するこ
とにより、繊維の分割フィブリル化を発生させると共に
ランダムな絡み合いを行わせ一体構造とする不織布の製
造方法において、前記複合繊維が下記条件を満足するこ
とを特徴とする不織布の製造方法、 3.0≦R≦7.0 (式中、Rは、複合繊維の表面積S0 と、互いに非相溶
性成分の接触総面積S1との比S1 /S0 を表わす)が
提供される。
性の成分からなり、その少なくとも一つの成分が残りの
成分によって多層に分割配置されてなる分割型複合繊維
をカードにてウエブとした後、高圧液体流を噴射するこ
とにより、繊維の分割フィブリル化を発生させると共に
ランダムな絡み合いを行わせ一体構造とする不織布の製
造方法において、前記複合繊維が下記条件を満足するこ
とを特徴とする不織布の製造方法、 3.0≦R≦7.0 (式中、Rは、複合繊維の表面積S0 と、互いに非相溶
性成分の接触総面積S1との比S1 /S0 を表わす)が
提供される。
【0008】以下に本発明の詳細な説明をする。本発明
における分割型複合繊維の横断面の具体例としては、た
とえば図1に示すように、相互接着性を有しない2種類
(A成分、B成分)あるいはそれ以上の非相溶性の熱可
塑性重合体成分が交互に配列した断面形状のものをいう
が、複数のフィブリルに分割できるものであればこれに
限定するものではない。
における分割型複合繊維の横断面の具体例としては、た
とえば図1に示すように、相互接着性を有しない2種類
(A成分、B成分)あるいはそれ以上の非相溶性の熱可
塑性重合体成分が交互に配列した断面形状のものをいう
が、複数のフィブリルに分割できるものであればこれに
限定するものではない。
【0009】本発明においては、上記の分割型複合繊維
は、その表面積S0 に対する、互いに非相溶性である成
分の接触面積の総和S1 の比(R=S1 /S0 )が、
3.0以上7.0以下であることに最大の特徴を有し、
特に4.0以上6.0以下であることが好ましい。面積
比Rがこの範囲にある場合には、押込み捲縮等による機
械捲縮付与時、及びカード通過時に複合繊維に作用する
応力程度では分割フィブリル化は進行せず、その結果良
好なカード通過性が得られる。一方高圧液体流による処
理時には、複合繊維に作用する応力は充分に大きいので
従来と同様に分割フィブリル化させることが可能で、且
つ繊維間のランダムな絡合いも達成されてソフトな風合
を呈する不織布が得られる。
は、その表面積S0 に対する、互いに非相溶性である成
分の接触面積の総和S1 の比(R=S1 /S0 )が、
3.0以上7.0以下であることに最大の特徴を有し、
特に4.0以上6.0以下であることが好ましい。面積
比Rがこの範囲にある場合には、押込み捲縮等による機
械捲縮付与時、及びカード通過時に複合繊維に作用する
応力程度では分割フィブリル化は進行せず、その結果良
好なカード通過性が得られる。一方高圧液体流による処
理時には、複合繊維に作用する応力は充分に大きいので
従来と同様に分割フィブリル化させることが可能で、且
つ繊維間のランダムな絡合いも達成されてソフトな風合
を呈する不織布が得られる。
【0010】これに対してRが3.0未満の場合には、
互いに非相溶性である成分の接触面積が小さすぎ、複合
繊維に作用する応力の接触単位面積当りの応力が増大し
て分割フィブリル化し易くなり、カード通過性が低下す
る。一方7.0を越える場合には、非相溶性である成分
の接触面積が大きくなりすぎ、高圧流体流を噴射させて
繊維の分割フィブリル化させる際の効率が低下し、得ら
れる不織布の柔軟性が低下するため好ましくない。
互いに非相溶性である成分の接触面積が小さすぎ、複合
繊維に作用する応力の接触単位面積当りの応力が増大し
て分割フィブリル化し易くなり、カード通過性が低下す
る。一方7.0を越える場合には、非相溶性である成分
の接触面積が大きくなりすぎ、高圧流体流を噴射させて
繊維の分割フィブリル化させる際の効率が低下し、得ら
れる不織布の柔軟性が低下するため好ましくない。
【0011】本発明における互いに非相溶性の2種の熱
可塑性重合体成分の組合せとは、たとえばポリエステル
とポリプロピレン、ポリエステルとナイロン、ナイロン
とポリプロピレンのようなものをいう。
可塑性重合体成分の組合せとは、たとえばポリエステル
とポリプロピレン、ポリエステルとナイロン、ナイロン
とポリプロピレンのようなものをいう。
【0012】本発明で用いる分割型複合繊維は、特公昭
39―29636号公報、特開昭50―5650号公報
等で公知の方法によって複合紡糸した未延伸糸を集束し
て延伸後、機械捲縮を付与しながら油剤を付着させ、有
限繊維長に切断して短繊維とすることにより得ることが
できる。また、本発明の不織布を得る上では、分割型複
合繊維を湿熱または乾熱など適当な方法で熱処理して沸
水面積収縮率を20%以下にしておくことが好ましい。
39―29636号公報、特開昭50―5650号公報
等で公知の方法によって複合紡糸した未延伸糸を集束し
て延伸後、機械捲縮を付与しながら油剤を付着させ、有
限繊維長に切断して短繊維とすることにより得ることが
できる。また、本発明の不織布を得る上では、分割型複
合繊維を湿熱または乾熱など適当な方法で熱処理して沸
水面積収縮率を20%以下にしておくことが好ましい。
【0013】分割型複合繊維の太さは1〜20デニール
程度のものが用いられ、分割フィブリル化によって形成
される少なくとも一つの成分からなる分割フィブリル化
単繊維のデニールは0.5デニール以下が好ましく、さ
らに好ましくは0.3デニール以下であり、0.5デニ
ールを超えると肌触りが硬いものとなり、例えば人工皮
革用基布、衛生材料用カバーストック材としての適性が
失われる。
程度のものが用いられ、分割フィブリル化によって形成
される少なくとも一つの成分からなる分割フィブリル化
単繊維のデニールは0.5デニール以下が好ましく、さ
らに好ましくは0.3デニール以下であり、0.5デニ
ールを超えると肌触りが硬いものとなり、例えば人工皮
革用基布、衛生材料用カバーストック材としての適性が
失われる。
【0014】分割型複合繊維の捲縮数は5〜25ケ/イ
ンチの範囲が好ましい。捲縮数が5ケ/インチ未満で
は、繊維同志のからみが弱くなり圧縮回復性も低下す
る。逆に25ケ/インチを超えると開繊し難くなり、ウ
エブにした時の嵩も小さくなる。
ンチの範囲が好ましい。捲縮数が5ケ/インチ未満で
は、繊維同志のからみが弱くなり圧縮回復性も低下す
る。逆に25ケ/インチを超えると開繊し難くなり、ウ
エブにした時の嵩も小さくなる。
【0015】分割型複合短繊維の繊維長は15〜80mm
の範囲が好ましい。繊維長が15mm未満ではカーディン
グ時得られるウエブが綿切れして取扱いが不良となる。
逆に繊維長が80mmを超えるとネップを生じるなど工程
上のトラブルが起り、均一なウエブを得ることが難しく
なる。
の範囲が好ましい。繊維長が15mm未満ではカーディン
グ時得られるウエブが綿切れして取扱いが不良となる。
逆に繊維長が80mmを超えるとネップを生じるなど工程
上のトラブルが起り、均一なウエブを得ることが難しく
なる。
【0016】本発明においては、かかる分割型複合短繊
維を常法によりカードにてウエブを形成させた後、更に
カード上りのウエブ中の分割型複合短繊維の分割フィブ
リル化を促進させランダムな絡み合いを起させるため、
高圧液体流をウエブ表面に衝突させる。
維を常法によりカードにてウエブを形成させた後、更に
カード上りのウエブ中の分割型複合短繊維の分割フィブ
リル化を促進させランダムな絡み合いを起させるため、
高圧液体流をウエブ表面に衝突させる。
【0017】液体流として使用する液体は水または温水
が取扱いの容易さから望ましい。また、液体流の噴射ノ
ズルの孔径は0.05〜1.0mm、好ましくは0.1〜
0.4mmであり、噴射圧力は100〜200kg/cm2 で
あり、噴射孔とウエブの間隔は1〜15cmが好適であ
り、間隔が広くなれば、噴射液体流と空気が混じり合い
分割交絡効果が小さくなる。このようにして不織布の目
付を10〜300g/m 2 の範囲にすれば、ソフトな風
合を呈し、人工皮革用基布、衛生材料用カバーストック
材等として有用な不織布が製造できる。
が取扱いの容易さから望ましい。また、液体流の噴射ノ
ズルの孔径は0.05〜1.0mm、好ましくは0.1〜
0.4mmであり、噴射圧力は100〜200kg/cm2 で
あり、噴射孔とウエブの間隔は1〜15cmが好適であ
り、間隔が広くなれば、噴射液体流と空気が混じり合い
分割交絡効果が小さくなる。このようにして不織布の目
付を10〜300g/m 2 の範囲にすれば、ソフトな風
合を呈し、人工皮革用基布、衛生材料用カバーストック
材等として有用な不織布が製造できる。
【0018】
【作用】以上詳細に説明したように、本発明の不織布の
製造方法においては、互いに非相溶性の成分が接触接合
した面積の総和の、複合繊維表面積に対する比が3.0
以上の複合繊維を用いているので、押込み捲縮付与装置
等の機械捲縮を付与する工程、カーディングしてウエブ
となす工程等において複合繊維に負荷される応力程度で
は、該負荷応力が全接触面に分散されて単位面積当りの
応力が小さくなるためと推定され、複合繊維の分割フィ
ブリル化が進行せず、品質の良好なウエブが安定して得
られるのである。
製造方法においては、互いに非相溶性の成分が接触接合
した面積の総和の、複合繊維表面積に対する比が3.0
以上の複合繊維を用いているので、押込み捲縮付与装置
等の機械捲縮を付与する工程、カーディングしてウエブ
となす工程等において複合繊維に負荷される応力程度で
は、該負荷応力が全接触面に分散されて単位面積当りの
応力が小さくなるためと推定され、複合繊維の分割フィ
ブリル化が進行せず、品質の良好なウエブが安定して得
られるのである。
【0019】一方、同面積比は上限を7.0としている
ので、圧力100kg/cm2 以上といった高速液体流を作
用させる場合の単位接触面積当りの負荷応力は十分大き
くでき、分割フィブリル化及びランダムな絡み合いは従
来と同様にできるのである。
ので、圧力100kg/cm2 以上といった高速液体流を作
用させる場合の単位接触面積当りの負荷応力は十分大き
くでき、分割フィブリル化及びランダムな絡み合いは従
来と同様にできるのである。
【0020】
【発明の効果】したがって、本発明によれば、分割型複
合繊維を用いて効率良くウエブを作成でき、また高速液
体流により効率良く分割フィブリル化及び繊維のランダ
ム絡合ができ、且つ得られた不織布はソフトな風合を呈
し人工皮革用基布、カバーストック材などの衛生材料用
として優れた特性を有するといった特徴を有する。
合繊維を用いて効率良くウエブを作成でき、また高速液
体流により効率良く分割フィブリル化及び繊維のランダ
ム絡合ができ、且つ得られた不織布はソフトな風合を呈
し人工皮革用基布、カバーストック材などの衛生材料用
として優れた特性を有するといった特徴を有する。
【0021】
【実施例】以下実施例により本発明をさらに詳細に説明
する。
する。
【0022】ポリエチレンテレフタレートをA成分と
し、ナイロン6をB成分として、重量比1:1の割合で
溶融複合紡糸し、1000m/分で巻き取って図1〜3
に示されると同様の横断面を有する分割型複合未延伸糸
を得た。この未延伸糸を引き揃えて延伸温度90℃で
3.5倍にローラ延伸し、押し込み捲縮機にて18山/
25mmの機械捲縮を付与した後130℃にて30分間熱
処理を行い、次いで51mmの長さに切断して単繊維繊度
3デニールの短繊維を得た。得られた短繊維をローラー
カードにより60m/分の速度で目付け40g/m2 の
ウエブとした。この段階では繊維の分割フィブリル化は
ほとんど見られずカード通過性も極めて良好であった。
し、ナイロン6をB成分として、重量比1:1の割合で
溶融複合紡糸し、1000m/分で巻き取って図1〜3
に示されると同様の横断面を有する分割型複合未延伸糸
を得た。この未延伸糸を引き揃えて延伸温度90℃で
3.5倍にローラ延伸し、押し込み捲縮機にて18山/
25mmの機械捲縮を付与した後130℃にて30分間熱
処理を行い、次いで51mmの長さに切断して単繊維繊度
3デニールの短繊維を得た。得られた短繊維をローラー
カードにより60m/分の速度で目付け40g/m2 の
ウエブとした。この段階では繊維の分割フィブリル化は
ほとんど見られずカード通過性も極めて良好であった。
【0023】次に、直径0.1mmの孔が0.6mmピッチ
で1列に配置された噴射ノズル群から圧力120kg/cm
2 で柱状水流が噴き当てられる装置を用い、上記ウエブ
を3回繰り返して分割フィブリル化及び絡合させた後、
130℃で20分間熱風乾燥した。得られたシートを顕
微鏡で観察したところ、本発明にかかる不織布では分割
型複合繊維の95%以上が剥離分割されており、極めて
ソフトな風合を呈するものであった。
で1列に配置された噴射ノズル群から圧力120kg/cm
2 で柱状水流が噴き当てられる装置を用い、上記ウエブ
を3回繰り返して分割フィブリル化及び絡合させた後、
130℃で20分間熱風乾燥した。得られたシートを顕
微鏡で観察したところ、本発明にかかる不織布では分割
型複合繊維の95%以上が剥離分割されており、極めて
ソフトな風合を呈するものであった。
【0024】
【表1】
【図1】本発明で使用する分割型複合繊維の横断図の一
例を示す。
例を示す。
【図2】本発明外の分割型複合繊維横断図の一例(Rが
3未満)を示す。
3未満)を示す。
【図3】本発明外の分割型複合繊維横断図の一例(Rが
7を越える)を示す。
7を越える)を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】 互いに非相溶性の成分からなり、その少
なくとも一つの成分が残りの成分によって多層に分割配
置されてなる分割型複合繊維をカードにてウエブとした
後、高圧液体流を噴射することにより、繊維の分割フィ
ブリル化を発生させると共にランダムな絡み合いを行わ
せ一体構造とする不織布の製造方法において、前記複合
繊維が下記条件を満足することを特徴とする不織布の製
造方法。 3.0≦R≦7.0 (式中、Rは、複合繊維の表面積S0 と、互いに非相溶
性成分の接触総面積S1との比S1 /S0 を表わす)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4297161A JPH06158498A (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 不織布の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4297161A JPH06158498A (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 不織布の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06158498A true JPH06158498A (ja) | 1994-06-07 |
Family
ID=17842983
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4297161A Pending JPH06158498A (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 不織布の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06158498A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2845696A1 (fr) * | 2002-10-15 | 2004-04-16 | Elysees Balzac Financiere | Non-tisses microfibreux, complexes les incorporant, preparations |
-
1992
- 1992-11-06 JP JP4297161A patent/JPH06158498A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2845696A1 (fr) * | 2002-10-15 | 2004-04-16 | Elysees Balzac Financiere | Non-tisses microfibreux, complexes les incorporant, preparations |
| EP1420097A1 (fr) * | 2002-10-15 | 2004-05-19 | Financiere Elysees Balzac | Non-tissés microfibreux, complexes les incorporant, préparations |
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